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2022-02-01 19:56

022:渦中にいると「失敗」の兆しに気づけない話

00:00
ちょっと少し前のツイートなんですけれども
さきさんのブラックペリーって知ってますか?
はい、知ってます
使ってました?
使ってたとまでも言えないかもしれないレベルで
ちょっとの間使ったことがあります
他これまだ使ったことない
まだというか使ったことないんですけど
いわゆるですね
スマホの下の部分がキーボードが付いてる
なんていうんですかこれは
うーんとね
これ、こういうやつ
ブラックペリーって言ってたんですよね僕はもう
これを
だから当時はそうは呼ばれてなかったけど
キーボードが付いたスマホってことですよね
そうですね
だから
うーんと
そうですね
親指で打つっていう
はいはいはい
そうですね
これ両手で両親指でね
アメリカ人みたいな大きな手でこんな小さいのをよく打つかなって思ってたんですけど
結構いけるんだけど
結構難しいんですよね
だってこれ物理キーボードですよね
物理キーボードです
それこれ物理じゃないと到底無理ですね
これはだいぶ昔からあったデバイスなんですけど
だいぶ昔っていうと
1984年に設立されたカナダの会社が作った
カナダなんだ
97年に初めてインタラクティブペイジャーというのをローンチしたと
テキストメッセージを送れるペイジャー
ペイジャーってあのポケベルのことですよね
キーボード付きで675ドルぐらい
107、8万ぐらいかな
多くの経営者にこのまで98年に上場した時には
20ミリオンだらだったと
売上は99年にメールも送れるようになったと
ちょっとこの概要欄にツイート貼っとくんですけども
なんかこういうデバイスがあったんだなって感じですよね
あまり日本では使われなかったんじゃないかな
そうですね
まあそうだろうなっていう感じのものではありますね
2002年に音声対応
逆に言うとそれまでは携帯じゃなかったんですね
なんだかこうね
非常に高機能のポケベルみたいなね
不思議なものではありましたね
そうですか、メールが先だったんですもんね逆に言うと
オバマ大統領も持ってましたからね
僕も非常にこの種のものに過剰な期待をかけていた時代が長くありましたね
日本ではクリエですよね
クリエは僕長らく使いました
相当時間使ってる気がします
僕ツイート使わなかったんですけど
クリエ文字があったじゃないですか
クリエ文字ありました
あれを覚えろっていうのかと思って
僕なんかねメモにクリエ文字書いちゃう時代がありました
すごいなそれは
しまったとか思って人に当てたもののAが
中身の棒がないAとかを書いちゃうんですよね
なるほどすごいな新しい言語を見つけた感じですね
9とかねそういうのがなんかこう
数字の9みたいな9を書いたりしてるんですよね
03:01
考えてみれば9を書く理由って
あとKは九みたいなんですよね
ひらがなの九みたいな
あーなるほどね
もう今でもそう今みたいに覚えてますもんね
それは逆に即帰する時に便利なんじゃないですか
いや自分…っていうかね
あれ認識してもらえるからいいのであって
ダメなんですよねあれを書いても
自分じゃよくわかんないんですよ
つまりこのクリエ文字が書かれてても読み取れないんですか
読み取れないんですよ自分では
見えないわけだからね
そうですよね
ジェスチャーって書はみたいなもんですもんね
そうなんです
そんな風に発展してきたところで
2007年にiPhoneが登場して
登場した時はキーボードついてないじゃんと
ということでさんざんケチョンケチョンに言われてたんですよね
そうですねあれ入力が
なんていうのかな
この種のデバイスって実はあんまりそんなに語られないけども
入力が問題なんですよね
入力がスムーズにできると思われるかどうかで
結構決まってくるような気がします
昔ザウルスとかは手書きで漢字も認識できる
というところまで行っててあそこが受けてたんだけど
やっぱりあそこがネックになった気もするんですよね
ネックとは
あそこがあれがスムーズにできるイメージが
もたれなかったような気がするんですよ
あれに比べるとフリッカーって決して簡単じゃないんだけど
フリックで高速に入力できるっていうことが
なんかねYouTubeとかで僕
高速にフリック入力している人の姿をよく見た気がするんですよ
iPhone3GSが出た頃
そんな早くに
あれを見た時になんかね仕様目が変わったと言いますか
これできるんだって思えたんですよね
思えてから少し練習してできるようになってみると
使えるなって感じがしたんですよね
それまでは使えるイメージがはっきり持てなかった気がします
このフリック入力とクリエの
グラフィティっていう入力方式でしたね
そうそうグラフィティ
それでちょっとツイートに戻りますけど
AppleはiPhoneをローンチする時にAT&Tを提携したが
それまでキャリア等の関係性がなかったと
ブラックペリーはVerizon等の関係性が良かったので
自社のスマホをローンチする際はVerizonと一緒に行ったが
それも失敗したと
2011年に5000万台以上販売していたけれども
それがピークで
Appleが2011年に初めてこのブラックペリーに
販売台数が超えたと
2011年ですよ
そうでしょうねだから3GSその次あたりから
ブラックペリーの方が一番人気が高い
というのが出てきた記憶があります
同時にSNSが流行り始めた感じがあります
不思議な話でブラックペリーだって
できるはずなんですけど
Twitterをブラックペリーの人がブラックペリーから
ツイートしているイメージってないんですよね
06:00
していた人はいるでしょうけどね
いるでしょうねもちろんね
全く分かないんですよ
結局ブラックペリーは2016年に開発をやめたと
そうなんだ
確かにiPhoneのせいだろうなと思いますね
ブラックペリーの成功と次の世代を見取れなかった
失敗は売上見ると明らかって書いてあるんですけど
このツイートについて僕は思うのは
これ後から見ればね
iPhoneが登場した時に
確かにないよというふうに
重要に見なかったと
でもそれがもしね
今登場しているiPhoneが石鹸してきますよということが分かっていたら
もっと警戒すると思うんですけど
そんなの分かんないわけじゃないですかね
今やね売上が毎年上がっていたわけだから
いやいやなんかうちらのブラックペリーはガンガン上がっているぞと
なんやiPhoneというふうに思いますよね
僕がちょっと思うのは日本というのは結構侮れないな
というのはこういう時に思うんですよね
iPhoneって結構日本進出が激しいじゃないですか
でも本当のところこの漢字変換というのはあんまり嬉しくないと思うんですよ
この種のツールを作る
今ではなんてことないですけど
多分当時は結構大変だったと思うんですよね
最初の頃3GSとか
僕はフリック入力していても
漢字のところでもたつくって感じ
いつも思ってたんですよね
ブラックペリーみたいなのはここで入ってきたくないっていうのはあると思うんですよ
普通はダイレクトで英語打てば済む話じゃないですか
下のキーボードから
あれすごい早いんですよ
あれを変換するとなるとね
多分結構もたつくんじゃないかなと思うんですよね
ああいう機種の場合は
いつもここのところでネックになって
昔ソニーエリっていうのがあったじゃないですか
僕あれすごい好きだったんですけどね
ソニーエリクソンで
あれすごい便利に変換できるのにすぐ消えちゃったんだけど
ああいう変換からスムーズに入力するっていうのが
今じゃもうなんか
iPhoneで当たり前みたいにやってますけど
あれで相当10何年くらいはあれで頑張ってた記憶があるんですよね
Aトックでやるとか
なんとかだったら連想変換できるとか
いろんなこと喋ってたような記憶があるんですよ
ブラックウィリーではついぞね
僕普通に日本語が打てるようになったって記憶がないんですよね
こんな5000万台も出たっていう割には
どうやって変換するのっていうのは
大事なんだと思うんですよ
スペースキーを押してから
あれどうするんだろうっていつも気になるんですよね
あそこ簡単に乗り越えてきた
というのもiPhoneは強かったような気がちょっとします
もともとブラックウィリーは
09:00
日本語事情なんて考えてなく
作られていたと思うんでね
普通はそうしちゃいますよね
だから結構その苦労することになるのかなっていうのがちょっとあるんですよね
だって日本人の人口が多いわけじゃないから
少なくともアメリカ人に比べると
そんなにそこを考えないかなと思うんですけど
でも日本人でこういうの買い出すと熱心に買う人って結構いるから
そこはどう考えるかは大事かなってちょっと思ったりもします
さっきの連携してやるキャリアですよね
キャリアをどうするんだっていうのも結構
iPhoneも最初問題だったじゃないですか
ソフトバンクしかやらないみたいな話ありましたよね
どっかでやるときに
ソフトバンクしかやらないみたいな話ありましたよね
ドコモが入ってくるのはいつになるって話あったんだけれども
やっぱりアメリカの会社で仲が良くて
上手くいってる会社がキャリアであると
それだって入っていくのも非常に大変なんじゃないかな
っていうのも感じます
このツイートというかこのエピソードから分かることは
なかなかそのカチューにおいてはね
ちょっと音が同じややこしいですけど
言葉があるじゃないですか
これは当然触ったら厚い栗なんですけど
要するにこのカチューの栗っていう話は
自分じゃなくて誰かにそれを拾いに行かせるみたいな
そういう話ですよね
だけどカチューにおいてはですね
自分で自ら厚い栗を拾いに行ってしまうわけですよね
これはどんどん売れてるからどんどん投資しようっていう風に
勢いついてしまって
カチューの栗であるかもしれないのに気づかずに拾いに行って
しかも良くないことにその火傷のダメージがですね
その時は熱くないんですよ
いわゆるアドレナリンが出てると痛さを忘れるってあるじゃないですか
それに見ていてね
あとねあれが心配だったんだっていう風に
焦げてる手を見て気づくというね
だからあとは
iPhoneはカッコよかったってことかなっていう気はちょっとしますね
これを今しげしげと見ていると
僕はこれを見ると結構こう
そそられるんだけど大概そうじゃないんだろうなっていうのが感じますね
だからiPhoneが出てくるという時になっても
これを投入するっていうのは
投資者としては当然なんでしょうけど
僕と似たような視点を持ってるんでしょうね
そういう人々というのはね
あとは急には止まれないっていうのもあるんですよね
もちろん急には止まれないんでしょうね
イケイケで言っているからこそそういう風になっているんだろうから
急には止まれないんでしょうね
だからやるならやっぱり日本語もやるとか徹底的にやった方がいいんじゃないですかね
今の話と逆みたいになりますけどね
でもねその投資者からはね
いやいやそんな日本の人口なんて少ないし
そんなリソース持たないやんっていうふうに思うでしょうね
うん思うでしょうねだからAppleが勝ったんでしょうね
でも逆にAppleがこうやって今カチューにいるわけじゃないですか
12:00
そうですね
そうなるとまたブラックベリーのようになっていく可能性もあるわけですよね
うんもちろんそうでしょうねそういうもんだと思いますけどね
だからこれを見てね誰しもがいつ足を救われるかわかんないなと
ということを恐れてしまうわけですよ
いや僕それで不思議なんですよね
そのお話を伺っていると
東橋さんがその足元を救われるっていう表現をよく使われるんだけど
だったらこういうことをしなければいいんじゃないかと
むしろ思うんですけれども
こういうことというのは
つまりこれっていうのは起業して大きくしようっていう話ですよね
あそうですね
そういう欲求がなければそもそも足元を救われる心配って
しなくていいんじゃないかと思うんですけどね
もうその時にあったすずましく生きると
そこはそれも東橋さんはわりとよくお話になるんだけれども
それがねよくわからないんだけど
つまり東橋さんの中には
そういう拡張欲求みたいなのがそもそもあるんじゃないかなって
時々思うんですよ
僕ないんでこれが身の丈に合ってるとかって考えないんですよ別に
今のままでいいということを
身の丈に合ってるというふうには認識はしてない
してないですね
そこには何か何らかの形でつつましくとか
そういうところには一定の
ブレーキをかけるっていう意識を感じるんですよ
僕自分にブレーキをかけてる気は全くしないんで
ということは僕には
大橋さんが持ってるかもしれないような拡張欲求がないんだなって感じがするんですよね
だから
いい気になってると足元を救われるっていうのは
前へ進もうという意志があって初めて
その恐れが出るんだと思うんだよね
僕はそういう気がそもそもないから
別にいい気持ちになってるからって足元が救われる心配ってないんですよね
なるほど
人が例えば
会社を辞めて起業しますという人がいた時に
大体初年度はうまくいくものなんですよ
そうなんだ
要するにご主義売り上げみたいなね
ご主義発注みたいなのがあったりして
俺結構いけんじゃねとかって思ったりするわけですよ
そこでうまくいく人も当然いるんですけど
2年目になったらパタッと売り上げをした時に
そういう風に感じるんじゃないかなと思うんですよね
調子に乗ったのかなとかね
会社員にもらってよかったのかなとかね
それも旗で聞くからわからなくなってくるんだけれども
会社というのはそもそも
誰かが起業してくれてるわけですよね
そうですね
そこにいるということのリスクというのは
起業するリスクに比べて圧倒的に低いと考えるのは
おかしいような気がちょっとする
特に今みたいな時代は
だって社長がどう思ってるかなんてわからないわけだから
さっきのその話みたいに調子に乗ってると足元を救われるなら
15:00
社長が調子に乗ったら
一緒に足元を救われなきゃなんなくなるじゃないですか
ある意味それって危険極まりないんじゃないかと
時々思うんだけどね
僕の場合僕が思うにこれは人の気持ちの問題なのかな
僕は社長が調子に乗ってるから失敗するとか
そういうことはきっと起こらなくて
結局これは外的要因で決まるんじゃないかなという風に
思うんだけれども
足元を救われるというのってやっぱり
すごい勢いで走りたいという要求と
セットなんじゃないんですかね
そういう気がちょっとしますけどね
会社に勤めてる人はそういう要求は多分持ってない人が多いんでしょうね
会社に勤めてる人は確かに俺が調子に乗って
受注を急いでから失敗したんだとかあんまり思わないですよね
そこまでワクワクして
受注を急がないですよね多分社員の人はね
そうしたからといって自分の給料が倍になったりは
なかなかしないでしょうから
フルコミッションとかの場合は違いますけどね
フルコミッションまで行くとほぼ企業ですからね
なるほどね
だからやっぱりそういう一つのパーソナリティなのかなって
今聞いててちょっと思いました
大橋さんには企業精神みたいなのが依然として
あるんじゃないんだろうかという気がちょっとします
そうですねだから止まったら死んでしまうみたいな
そういう何か誤差ではあるのかもしれないですね
あんまり走りまくると危ないみたいな
そうどうしたらいいんだって感じですよね
だからそこが企業家のあれなんじゃないですかね
そのパーソナリティでそれができる人がつまり
勝つのかなわからんけど
あの勝とうと思うから
負けることがあるわけで
勝とうと思わなければ負けることもないみたいな
そういう何だろ全問答みたいな話になります
なるほどね
まあでもこのお気持ちはわかりますつまり
このブラックベリーみたいなものを拡張していけるっていう
意識は僕はこういうの好きなんで
わかる気がしますだからやっぱりこういう人たちは
あまり考えすぎずに日本とかに
入ってきてほしいなとも思うんですけどね
いやーなかなか
こういう風にすればいいっていう風にこの唯一の答えが
出る問題ではないですね
大きくなればなるほどそうだと思うんですけどiPhoneとかもそうですが
あれ絶対かっこいいから受けたって面があると思うんですよ
要するにギャズムを超えてる世界だと思うんですよね
そういう世界の観点から見ると
つまり今聞いててようやくわかってきたんですけど
確かにこれかっこよくはないかもっていう
僕はねそういうことに気づかないんですよ
やっぱりこのキーボードに
引っ張られてしまってかっこいいかどうかは見えなくなっちゃうんですよね
でも5000万台だ1億台だとか言い出すと
確かにギャズムを超えなきゃいけないから
ただかっこいいから欲しいっていうところに
18:00
訴求しなきゃいけないとなるとこういう機種って
弱いかもなーって確かに思います
でもそれやっぱりこのiPhoneを見に来てきたから
こそそういうことに気づくこともあるんじゃないですか
でもね僕これは昔から思ってたんだけどやっぱり
Appleのブースって特殊だなとは思ってましたね
もう毎日のように
ビッグカメラとか行ってた時代もあるんですけどやっぱあそこ行くと
確かにかっこいいなんだかよくわかんないけれども
何もかもがかっこよく見えちゃう
だからその前回もお話しあったようなAirPods Maxみたいな
ああいうものすらかっこよく見える
そういうのってある意味変だよなって思うんですよ
やっぱり僕のような人間からすればね
かっこよくて買ってるわけじゃないつもりだから
なのにここまでそういうので訴求されてしまうっていうのがやっぱり
iPhoneとこういうものの
差かなっていう風にちょっと
これをかっこよくどう作ればいいのかイメージできないですけれども
大事なんだろうなとは思いますね
はい、まあ結論はありませんが
ここまで大きくなったことがないですしね
まあ夢中になってやってる時は夢中になっていいんじゃないかということで
やってみてくださいって感じですね
無責任だ
だってやっぱり僕はブラックベリー持ちたいと思ってた時代は
7年ありましたもん、5、6年はありました
1回も日本語の版が出てこなかったっていう残念さは
とにかくどういうつもりであったにせよありますからね
だからこの話を聞いてですね
自分でも気づかないうちに価値の送りを
拾いに行ってしまう具は避けたいなと思っている方もいると思うんですけど
そういう方に対しては先ほど何ていうアドバイスをすればいいですか
いや取りに行きましょうって感じですね
逆に? そうですね、だって人生1回なんですから
なるほど、臆せず取りに行きましょうということですね
そうです、僕だったらブラックベリー絶対買ってましたよって話です
日本語版出てればね
19:56

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