00:05
もしもし、聞こえてますか?
はい、はい、聞こえました、聞こえました。
はい、こんばんは。
こんばんは。
ぼちぼち入っていきましょうかね。
はい。
さあ、今日は、文豪です。
ね。
芥川龍之介ですよ。
ですよ。
本名ですね、この人ね。
本名なんですね。
本名らしいです。
すごいペンネームっぽい本名ですね。
そうそうそうそう。
お母さん側のおじさん、弟さんかお兄さんかわからないですけど、
に引き取られてるんですよね。
そこが芥川生で、
家族さんか何かの地を引いてる、
でもここもお金持ちさんですよ。
まあでも、賢は賢ですよね、たぶんね。
めっちゃ頭いい。
そうですね。
灯台ですもんね。
ね。
灯台なんて、そんな外から眺めるもんですよ。
眺めたこともないですけど。
行ったことあります?
見たことだけあります。
ほんとですか?見たことないわ。
これが赤門かーって通り過ぎた覚えがあります。
なるほどね。赤門。
まあまあ、そんな優秀な芥川さんなんですが、
短編が有名ですよね。
そうですね。
結構ね、いろいろ名前だけで言うと、かなり有名な作品がね、
羅正門、花とか。
地獄編とかね。
うん、地獄編とか。
なんかちょっとこう、昔の、あれ、何でしたっけ?
古い物語かな?古い物語の書き、焼き直しとか、その分の一部とか。
ね、蜘蛛の糸なんかもね、中国の中ね、そういう話。
そうですね。
都市集とかですか?
そういう意味ではね。
そうですね、都市集とか、何でしょうね。
なんかこう、オリジナルというわけではないのが多いのかな?
そうね、どちらかというと、オリジナルというよりも、
そういう書き直しとか、何かにインスピレーションを受けて、みたいなお話が多いかな。
僕なんかすごい、よく分かってですね、ゼロから1を生み出すのって、すごい難しいじゃないですか。
でも、この芥川隆之介みたいな感じで、今まであんまり知られてないとか、
ちょっと聞いたことあるけど、どんな話だっけ?みたいなのを、その時風に、
書き直すというか、アレンジして。
そういう能力って、また新しく作るのと別の能力だなと思う。
03:01
そうですよね、発展させる。
でも日本人って割とこういうのが上手な人が多いのかなって気がしますけどね。
文系というか、機械とかもそうですもんね、何か。
そうそうそうそう。
どっかの技術を大きく発展させるとかね。
そうそうそう。だから、すごい極めて日本人的な作家さんなのかなっていう気もしますね。
ですね。長編もいくつか書いてるみたいなんですけど、あんまり有名じゃないというか、売れなかったみたいですもんね。
ねー。
そんな中で、今日は、これは完全オリジナルなのかな?ですよね。
そうですね。
うん。やぶの中。
はい。
はい。
いやー。
いや、ほんとこれね。真相はやぶの中って、この話から来てるんですよね。
そうみたいですね。
ね。
僕もちょっと知らなかったんですけど、確かに読んだらやぶの中でしたね。
やぶの中でしたね。
これは、どうご紹介していきましょうかね。
うーんと、なんでしょう。やぶの中っていう一つの話なんですけども、
いろんな視点の話というか、いろんな視点の人の話がいくつか合わさってるんですよね。
そうですね。
そうですね。
何か一つ事件があったらしいんですけれども、それをいろんな人の目線で、一つずつ語られていくという形式で進んでいくんですけども。
そうですね。裁判の尋問みたいな、なんでしょう。
そうですね。ケピーシーっていうね、昔の警察ですよね。
ケピーシーは、警察というか、ほんとに裁判官みたいな人ですよね。
その裁判官が関係者から聞き取りをしていく。
そうそうそう。そんな感じの話の組み立てで、全部で7人出てくるんですね。
そうですね。
とある殺人事件。
で、その殺された人の例まで含めて7人。
最後ね、口寄せまでするんかい。
そうそうそうそう。
それ、一人ずつ追っかけてみましょうか。
そうですね。
まず最初は、ケピーシー。
一人目は、いわゆる第一発見者ですね。
そうですね。第一発見者。
なるほど、ほんとだ。
死体を発見した木こり。
この木こりが言うには、矢部の中に死骸があったと。
で、これ場所が山品なんですよね。山品って京都と死骸の間ぐらい。
京都なんですかね、山品はね。
京都ですね。
そうそうそう。琵琶湖からちょっと京都に入ったとこですもんね。
06:02
だから、当時で言ったら、もう落害ですよね。都の外。
都に向かってる途中だったっけね。
というような話でしたっけね。
それもよくわからなくなってくるんですよね。
で、その矢部の中に、死骸がありましたと。
男の死骸が仰向けに倒れてて、胸にひと刺し、刺し傷があったと。
そこに何が残ってたかというと、縄がひとつ。
縄と櫛って言ってなかったっけ?
女性の櫛ですかね。
だけが落ちてましたと。他に武器らしいものはなかったですよって言ってるんですよね。
この二つ切りでございます。
一面が竹の葉とかが落ちてて、一面踏み荒らされていましたよーってことを言ってるので、
この木こり曰く、何か手痛い働きでも致したのに違いございませんと。
手痛い働きって。
殺される前に何か。
ちょっと暴れたんじゃないか。
違いになったんじゃないかと、現代風に言うとそうですよね。
そんな感じですよね。
これが大事発見者ですね。
で、次が旅の奉仕。旅奉仕。
この人は、生きてる状態を見てる人ですよね。
そうですね。いわゆる現場に行くまでの関係者がどういう様子でしたよっていうのをよく見ている人の話。
昨日の昼頃、関山から山品へって、やっぱ同じ辺りですね。
その時に、その殺されてた男は、馬に乗った女と一緒にいましたよと。
はい。
で、女性は、これ平安時代ですかね。
そうですね。
顔のところに、傘から布が割ってかかって、無視をたれておりましたからってね。
顔は分からないですって。
はぎ重ねらしい。いいですね、これ。秋の季節はね、はぎ重ねっていう着物の色ですね。
なるほど。
はぎ重ねってね、たぶんね、紫っぽい色を重ねて着る。
昔は、色が透けて見えるのがおしゃれだったんで。
はぎ重ねっていう、重ね目の色があるんですよ。
09:05
秋の。
なるほど。
まぁまぁまぁ、秋の。
そうそうそう、着布の色。
で、馬は月毛のほうし髪。
ほうし髪がね、分からなかったですよ。
そう、僕もちょっと分からなくて。
縦髪を剃ったみたいなことを書いてあったんだけど、馬の縦髪剃る?とか思って。
えー、でもなんか、スポーツ狩りみたいな。
そう、いや、馬が、馬が。
馬がね。
月毛、月毛、クリームっぽい色ですかね、ちょっと薄い色の馬。
丈は4、4毛ってどのくらいか分かんないですけど、まぁ馬のサイズでしょうね。
はい。
で、その時に見た男は、太刀、カタカナですよね、太刀を持っていて、弓矢も持ってて、
結構重装備ですよね。
ね。
で、弓を刺してる、も20分ぐらい刺してたと。
なかなか重装備で。
物々しい格好ですよね、なかなか。
女性を連れてるとはいえ、護衛みたいにも見えますけど。
まぁなんか、そんな危ないことを予感してるわけではないでしょうが、その時には持ってたよと。
で、3人目が、ほうめん。
ほうめんっていうのは、無罪ほうめんのほうめんなんですけど、これ捕まえた人のことですよね。
本当に警察官ですか、これは。
そうですね、あの時代劇でいうと、このおかっぴきみたいな感じですかね。
あははは、江戸時代の。
警備士が警察官だとすると、ほうめんが警察官とか、そんな感じのイメージだったら。
はいはいはい。
私がからめとった男っていうので始まってるので、捕まえた。
いいですね、この言い方が。
からめとったって、からんでますけどね。
お縄にしたんですけど。
そうですよね、お縄ですよね。
その捕まえたほうめんが言うには、たじょうまるっていう有名な盗人、泥棒ですと。
ね。
で、私がからめとった時には、馬から落ちたのでございましょうっていうことなので、さっきの。
月毛の。
月毛の、おそらく盗んだんでしょう。
だと思うんですけどね。
馬から落ち。
石橋の上で、馬から落ちて苦しんでたと。
苦しんでたと、その時に見つけたとね。
これは昨夜の初行頃なので、お昼は生きてて、昼過ぎに死体が見つかって、夕方って感じですかね。
12:06
そうですね。
見つかった時には、紺のスイカンに打ち出しの太刀を履いておりましたと。
スイカンね。
スイカン。
その時に着てるのは、スイカンというお洋服のかたちですよ。
で、それ以外に、実は弓矢を持ってましたと。
そうですね。
これは、その死骸になった男が持ってたやつではないかっていうのが、ここで出てきますね。
黒塗りのエピラとかね。
で、矢が17本になってるんですよね。
20あまりって、さっき言ってたね。
でも、20あまり、ちゃんと数えることないでしょ。
ちらって見たのにね。
だいたいあってるぐらい。
大幅には減ってなさそうって感じですね。
で、この太刀丸の説明がちょっと出てくるんですけど、
とっても女好きで、今までもなんか悪さをしてるんじゃないかと。
ひどいやつですよ、こいつは。
ひどいやつです、ほんとに。
おそらく、一緒にいた女、なんかやってんじゃないかな、みたいな言い方をしてますね。
ほうめんも、たぶん、お手柄になればなるほど、ほうびをもらえると思うんですよね。
だから、こいつはこんなに悪いやつなんですぜ、みたいな感じの言い方にも見えるんです。
それを、私が捕まえました、みたいな。
いや、あいつが殺してるに違いない、みたいな感じですかね。
すごい、そういう感じに読み取れるなと思って。
そういうほうめん、警察官が出てき、
次がオーナー、おばあさんですね。
おばあさんと言いながら、一緒にいた女性のお母さんですね。
手前の娘が片付いた男が、死んでましたと。
若さの国、福井ですね。
ということは、京都を通って、福井に行く途中って感じなんですかね。
ルート的には、そう考えるんですね。
そういうことかね。
名前が、金澤の竹博、26歳。
とっても優しい人なんで、そんな恨まれることはないですよと。
娘は、名前が増子さん、年は19歳。
15:01
意外とね、お母さんにしては、おもしろいですね。
男にも劣らぬくらい、家畜の女でございますって言ってるね、お母さんがね。
お母さんが言うぐらいから、相当やと思う。
そうそう、相当やと思います。
しかも、色の浅黒い、左の目尻にほくるのある、小さい売りざね顔。
売りざね顔だったら、当時やったら美人ですよね。
美人やと思います。ただ、色が浅黒いっていうのは、当時はそんなに美人のあれではない気がするんですね。
やっぱり、色白で売りざね顔でっていうのが、美人の話かなって思うんでね。
ここで出てますね、「若さへ旅立ったのでございますか?」って。
なので、おそらく、若さへ旅立つ。
京都から出て、滋賀を通って、上に上がるってことかな。
じゃあ、わかんないな。
わかんない。
なんという、因果でしょうって言ってるんですけど、
娘を探してほしいって言ってることは、娘の行方が今、わかっていない状態なんですね。
遺体が見つかってるのが、男。竹広さん。
竹広、義理の息子というか、向子ですよね。
娘はまだ見つかってない。なので、娘を探してくださいと。
なかなか非常ですけど、向子のことをあきらめましても、これだけは心配でなりませんって。
それはね、自分の子供と、やっぱり向子の違いでしょうね。
遺体が見つかってるわけではないんだったら、娘はっていうことでしょうね。
ここまでが、関係者なんですけど、
このあと出てくる3人が、事件の、自分が犯人だって言ってる3人なんですよね。
当事者3人が。
当事者3人が、そろって、私が殺したと言ってるっていう。
ここからですよね。
ここからですよね。謎が深まった。
ここからね、まず、捕まった多丈丸ですね。
最初に、あの男を殺したのは、私ですと。
でも、女は殺しはしませんと。
っていうことは、政子さんは、どこかで生きてるのかなと。
で、それは分からんと。
で、その状況を話すんですけど、
昨日の昼過ぎ、夫婦に出会いました。
女を馬に乗せてっていうのがあったんで。
政子さんは馬に乗り、竹広さんは歩いて、その近くを通ったんでしょうね。
18:08
で、その時に、かぶってた虫の布がひらってなった時に、
可愛かったんでしょうね。19歳の女の子は。
チラッと見えたと。
で、チラッとしか見えてないから、ものすごくいい感じに見えたんだと思うんですよ。
そこでやめときゃいいのにね。
だから、それを奪ってやろうというふうに決心をしたと。
で、「殺しても殺さなくてもいいんですよ、男は。」みたいなことを言ってるんですよね、この人はね。
そう言ってるけど、私は殺しましたと。
ここから結構、取り調べをしてるけび石に対して、すごい挑戦的な口調になりますよね。
そうですよね。
あなた方は、みたいな話が出てくるんですけど、
私ちょっとでも、わざわざそれを出したのは何でだろう?とか思ったり。
そうなんですよ。ちょっとなんか不思議な感じですよね、ここから。
それこそ、芥川龍之介自身が何かを思って書いたのかなとか、ちょっと考えてたんですけど。
なんかこう、嫌な思いをしたことがあったのかなって。
あったんでしょうかね。なんかこう、社会に物申すぐらいの感じで。
急にね、このヌストがいきなり捕まったことをきっかけにね、
私は人を太刀で殺したけど、あなた方は権力で殺せやろう、みたいな感じで。
なんかね、ちょっと急にどうした?っていう感じで、皮肉が入ってたりするんですけどね。
で、女性を奪おうと思ったんだけれども、じゃあ道綿でね、奪うわけにはいかないので、
どうするかっていうと、矢部の中に引き込むっていう嘘をつくんですよね。
この嘘が、古塚を暴くと宝物が出てきたと。
で、その宝物たくさん出たんで、ちょっとそこに隠してるんだけど、
一緒にどう?って誘うんですよね、これね。
よかったらこれ、安くちょっと売るから持ってかない?みたいな。
これ、どうなんですか?騙されます?これで。
これはどうなんでしょうね。こう、難しいですよね。
ちょっと今、そこですごいお宝埋まってんだけど、一緒にどう?みたいな感じですね。
そうそうそうそう。
難しいですね。
たじょう丸っていうのは、悪いことを今までしてきたやつなんで、
口あっちょ手あっちょで、いろいろ騙すこともしてきたんでしょうから、
21:00
その辺は、いろいろと経験から、工夫があったんでしょうか。
それに、ご主人のほうは乗っかってしまって、矢部の中に入っていくんですけど、
相当矢部なんでしょうね。
そので、女性のほうは、馬に乗ったまま、そこに待ってると。
これは、女性をつれてこうと思ってるけど、旦那さんだけがついてきちゃった。
でも、それも読みどおりなんです、みたいな話をしてるんですけど、
このたじょう丸はたじょう丸で、やっぱりこう、すごい泥棒だ、みたいなことを言いたいんだろうなと思って、
うまいこと言ったんですよ、これが。っていう感じでね、話をしてる気もしますけどね。
矢部の中に、しかも埋めてあるって言ってるんで、おそらく女の人はわざわざ堀には来ないやろうっていう算段もあったんやと思うんですよね。
だから、女性と男を引き離して、それで殺すなり、縛りつけるなりして、適当に言い訳をして、女性だけをかっさらう。
つれていこうと。
悪いやつですね、今。
ママというかね、いきなり相手を後ろからわっと襲い、杉の根型、杉の木にくくりつけて、
たまたま泥棒なんて縄持ってましたよって感じで、持ってた縄で縛りつけたと。
いつ兵を越えるかわかりませんから、ちゃんと閉じつけていたんですって。
良い習得。
口に竹の落ち葉を詰めて、しゃべれないようにして、助けを呼べないようにして、女性のところへ戻ったと。
女性も、でもその矢部の中に、結局つれていくんですよね。
そうなんですよね。ここがまたいいんだところで。
でも、あれ手ごめにしたかったんですよ。道端だと目立つから、やっぱり矢部の中につれていきたかったんでしょうね。
で、それが男が急病を起こしたらしいから見に来てくれと。
ご主人がご暴れそうなんで、来てくださいよって感じでね。矢部の中につれていくと。
で、行ってみると、ご主人は縛られててと。
24:03
ここで一応、応戦しようと、小刀、さすがって書いてありますけど、小刀を太刀刀ですよね。
を出して、女性のほうが応戦しようと思ったんだけど、そこは身をかわしましたよと。
私も多情丸ですからって自分で。
ですね。どうにかこうにか。しかもね、女相手なんで、太刀も抜かずにって、小刀を打ち落としましたと。
ここで気象の激しい女っていうね、お母さんが言ってた気象の激しいところが出てくるんですけど、
そうやって小刀、唯一の武器である小刀を落としたので、泣き伏した女を。
でもあれですよね。男の命は取らずともなので、悪いことしたんでしょうね。女を手に入れた。
で、泣いてる女を後に、矢部の外へ逃げようとすると、ここですよね。
女は突然、私の腕、きちがいのようにすがりつきましたと。
で、わーわーわーめーくのをよく聞いてみると、あなたか夫かどっちか死んでくれと。
恥ずかしい目を受けたわけですからね。
それを、どうなんでしょうね。どっちか死んでくれないと、私はもう生きていけないと。
で、生き残った男に連れ添いたいと言ったと。
で、その時に、田上丸は男は殺さなくていいと思ってたけど、急に殺したくなりましたと。
こんなこと言われたらって、みたいなね。
そうそうですね。隠蔽なる興奮って書かれてますけどね。
なかなかの変態ですね、こいつも。
そうそうですね。大足って。
その時にね、女性の瞳が非常に美しく見えたと。
この女を妻にしたいと思ったと。
なんで、殺すとするんですけど。
これね、卑怯な殺し方はしたくありません。
急にここに来て、いきなり胸を張って物言いをした。
いや、俺も男だからさ、ぐらいの感じですよね。
さっきまでお前何しとったよって。
急に男の縄を解いて、立ち打ちをしろと。戦えよと。
急にね、バトル漫画になるんですよね。
そうなんですよね。
27:00
またこの、要を数えてますよね、23号目に。
私も三国志を散々読んでたら、100号目にとか出てきたんで。
みんな数えてるんや、とか思ったんですけど。
打ち合いやね、23回打ち合って、相手の胸を貫きましたと。
しかも、私と25を切り結んだのは、天下にあの男一人だけですから。
だから、まだ俺にかなうやつはいないけどね、あいつもすごかったよぐらいのね。
これもまたね、どうも多情丸ですみたいな感じ。
なんで自慢なん、ここでって。
で、その男性が倒れると、はって振り返ったら、あら、まさこちゃんいないと。
これもね、どう言ったんでしょうね。
そうなんですよね。
で、助けを誰か呼ぶために逃げたのかもしれない。
そら、23号打ち合ってたら、逃げるよね。
逃げますよね。
まあまあまあ、そこにいてもしょうがないし、女を追ってもしょうがないので、弓矢を奪って。
でたら、馬がいたから、その馬に乗って逃げましたよと。
で、最後、どうせ一度は、これなんですかね。
おうち。
おうちって首かけるなんかですか。
キーですかね。
キーの名前ですかね。
機嫌なんで、たぶんキーでしょうね。
そう、キーでしょうね。
で、どうかご機嫌にあわせてください。
まあまあ、もう死んでもしゃあないわって。
殺されても、死刑になってもしょうがないわって感じですね。
これがいわゆる、被疑者の供述ですね。
そうですよ、被疑者。犯人らしき人の供述ですね。
で、次がですよ。
そうなんですよね。ここで終われば、ただの。
ここで終われば、田丁丸が殺したやん。
田丁丸の話で終わったんですけど、ここから先が。
実は、まさごちゃんなんですが、無事に逃げ切ってまして、
京都清水寺に逃げ込んだと。
逃げ込んだというか、懺悔なので、たぶんお寺に行って、懺悔をしようと。
このまさごちゃんの話なんですが、今度、炊飯を来た男。また、田丁丸ですね。
手ごめんにした後、縛られた夫を眺めながら、あざけるように笑いました。
30:02
夫としては、無念ですよね。目の前で奥さんがってことなんでね。
で、その夫の顔が、彼女にはすごく怖かったというか、何とも言いようのない。
いぶるい言ってずにはいられませんと。
口にはね、竹の葉が突っ込まれてるので、何も言えないけれども、
これも、まさごちゃんの思い込みやったのか、本当やったのか、分からないですけど。
分からないですけどね。
この旦那さんの目線が、自分を呪われたりしてるわけでもなく、
ただ、まさごさんを下げ進むような目で見ていたように、まさごさんを見たんですよね。
感じたんですね。
で、その目の色を見て、われ知らず何か叫んだぎりってことは、
なんか、気を失う前に、ちょっとさくらんした感じですかね。
さくらんして、気を失ってしまったと。
そりゃあね、自分がひどい目にあったのに、自分を気遣ってくれるであろう旦那さんがそんな目をしてたら、
ちょっとつらいですもんね。
つらいですね。
つらいですし、何だろうな、自分でも嫌だったんだと思うんですよ。
夫に合わせる顔がないというか。
気象の激しいっていう話が、ここにもきてくるかなっていう感じなんですけど。
で、気がつくと、このスイカの男はどっかに行ってたと。
そこには夫が縛られたままで。
そうなんすよね。
ということは、田上丸はもう、その場で旦那も殺さずに立ち去ってしまってるんですか。
立ち去ってるんですよ。戦ってないんですよ。
田上丸ですからね。どこ行ったって。
そうなんですよ。戦ってないんですよ。この話だとね。
冷たい目で見られたので、こうなった上は、一緒に死にましょうと。
真銃しちゃいましょうと。じゃないと、私は恥ずかしくて生きていけないと。
で、夫の太刀を探したけど、その太刀は見つからずってことは、持ってかれてるんですよね。武器は全部持ってかれてると。
弓矢さえも盗まれてる。
さっきもね、田上丸は自分で持って行ったって言ってたんで、ここは合ってるんですよね。
ただ、最初に撃ち落とされた小刀だけは足元に落ちてたと。
33:01
なので、その小刀で、まさごちゃん的には、一緒にもう生きていけないので、死んでくれと。
お命をいただかせてくださいと。私もすごと申しますと。
という感じで、ぐさりと。
へー。
ね。
となると、これ犯人がまさごちゃんになってしまう。
そうなんですよ。
あれ、いいですね。
田上丸じゃないですよ。あれ、いいですよね。
あれ、さっき田上丸が23号目で、そうなんですよね。
で、刺して、この時、気を失ってしまったんですって。
で、まみまわした時には、まだ縛られてて、ただ息は絶えてたので、その時に縄を解き捨てましたと。
そして、どうなったかっていうのが、分かんないままなんですね。この人ね。
なんかしら逃げちゃってるっていう。
まあ、でも、死にきる気がなかったので、小刀をのどに当てたりとか、山の裾の池へミンを投げて、
いや、ミン投げてる?って思いながら、死にきれずに清水寺まで逃げる。
ね。
うーん。
まあまあまあ、気持ちは分かりますよね。
そう、逃げ切らない。
で、どうすればいいのでしょう?と言って、ちょっと情緒不安定ですよね。
ちょっと微笑があったり、突然激しきすすり泣きがあったりとか。
だから、正子さんの話を信じるんやったら、ごめんにされた後に、田上丸は逃げていきましたよと。
そうそう。
で、夫に下げ詰まるために見られたので、夫をひとつき刺しまして。
で、殺したのは正子さんと。
私ですと。
そうなんです。
あれー?ですよね。
あれー?ですよ、あれー?ですよ。
ここで、容疑者2人になりました。
そうですね。
では、被害者から聞いてみましょうかね。
亡くなったんですが、巫女の口を借りたる資料の物語ということで、口寄せ犯。
こんなことしてたんですかね。まあ、平安時代、やってそうはやってそうですね。
ねえ、やってそうですけど、これをまた話の最後に入れてくるあたりがね。
そうですね。
しかも、それを見ていないのに、ここまで詳しく話せてるのは、やっぱすごいなって思ったんですけど。
巫女さんのね、素晴らしい感じが。
36:05
で、その巫女の口を借りた資料。
竹広さんですね。
竹広さんですね。ご主人のほうですね。
で、彼が言うには、結人は妻を手紙にすると、そこへ腰を下ろしたまま、妻を慰め出したと。
意外と、女性には優しかったんですね。この感じだとね、竹広さん。
まあまあまあ、自分の手に入ってしまおうと優しかったのかもしれないですね。
そうですね。
それを見てると、ネタましくなって。
で、そいつのことを信じるなって、心では思ってるけど、なんと妻はうっとりと顔をもたげる。
これはつらいですよ。
つらいですね。
で、盗人、多情丸に向けて向いてる妻が、非常に美しく見えたと。
しかも、連れて行こうとする多情丸に、どこでも連れてってくれと、妻が言ってると。
これはもう、耐えられへんでしょうね。
耐えられへんでしょうね。目の前でね、そんなイチャイチャされてね。
そう言って、矢文の外に2人で行くのを見てると、妻が突然、あの人を殺してくださいと。
あの人が生きていては、あなたと一緒にいられません。
一緒にいられません。
これでも、多情丸が矯図した中にも、ちょっと似たようなことは言ってましたよね。
そうですね。もうどっちか死んでくれっていう。
どっちか死んでくれっていうね。
ちょっと反狂乱な感じの、妻、あの人を殺してくださいっていう言葉が、自分に来て、
そのときにもう、呆然実質というか、
突然、はばかるごとき、嘲笑って言うんですけど、もうなんか、わけわかんなくなって、笑っちゃうって感じですかね。
これ、口寄せなんで、この、はばかるごとき、嘲笑してるのは、巫女の顔なんですよね。
そうそう。ヤッハッハッとか、笑ってるんでしょうね。
ちょっと狂気じみた感じも、ありそうな気はしますけど。
しかも、その言葉を聞いた、このヌスと多情丸も、びっくりするくらいのことをやったんですよね。
え?殺すの?みたいな感じで。
そもそも、多情丸は殺す気ないっていうところが、ありましたからね。
そうですよね。3人の話で2回言ってるのは、やっぱ多情丸殺すつもりは最初なかったんですよ。
なかった。
39:00
で、多情丸が、この竹広さんに、あの女はどうするつもりだ。殺すか。それとも助けてやるか。
返事はただ、うなずけばよい。殺すか。
で、これは、多情丸的には、奥さんの方ですよね。殺すかって言ってるのはね。
そうですね。だから、おそらくね、あの人を殺してくださいって言われたときに、多情丸もびっくりしたって書いてるじゃないですか。
多情丸的にも、ちょっとこう、何でしょう、許せないというか、何か超えてはいけないラインを、多情丸ラインを超えてしまった。
多情丸ライン。
ちょっとこの女の人、やばいぞ、ぐらいの感じもあったね。
それを聞いて、このね、縛られてる旦那の方に、あの女を殺すかどうするかっていうね、聞くんですけど、
それを聞いた旦那の方は、俺はこの言葉だけでも、ヌストの罪は許してやりたいっていう。
許してやりたいって。
そうそう、ここで急にね、男2人、ちょっと、いやって思って。
あれ、雅子やばくね?みたいになって。
そうそうそうそう。
ちょっとね。
で、まあ、躊躇ってるうちに、何か一声叫ぶが早いか、たちまち矢布の奥へ走り出したっていうね。
ちょっとこう、雅子ちゃん、やっぱちょっと反響覧になって、わかなくなってる感じはありますよね。
そうですね。
で、田上丸も追っかけたんだけれども、捕まらず。
捕まらず。
要は、お嫁さんだけが逃げたと。
雅子ちゃんだけ逃げると。
はい。
で、ヌストはどうしたかっていうと、妻が逃げ去った後に、たちとか弓矢を取り上げて、
うん。
1カ所だけ俺の縄を切った。
田上丸が縄を切ったっていうのは、それっぽいですね。
そうですよね。
なんかこう、男同士通じ合うものがちょっとあって。
そうそう、ちょっとあって。
まあ、武士の情けじゃないわ。武士じゃないからあれだけど。
お前もちょっと大変やったよね。
そうそうそうそう。
で、まあ、盗むだけ盗んで、今度は俺の身の上。
これを一言もちょっと、なかなか。
うん。
今度は俺の身の上だ。
まあ、俺が捕まるのもあれだから、とりあえず逃げるわって感じですかね。
ねえ。
まあ、これ多分ね、この俺は身の上だっていうのが、
まあ、確かに自分が捕まるかもしれないから、さっさと逃げるわっていうのと、
このまま政子の相手をしてると、今度自分がその旦那の立場になるかもしれない。
ああ、そういう。
ちょっと余儀ったんじゃないかなと思う。
ああ、このまま行くとやばいから、俺はちょっと遠慮しとくわって感じ?
42:03
そうそうそう。
なんか、そうとも読み取れたんじゃないかな。
ああ。
なんか。
まあ、うーん、そうね、ちょっと政子ちゃんやばい感じがここで出てきましたね。
そうなんですよね。しかもこの旦那側の視点でやばさが出てるっていうのはちょっとね。
そうそうそうそう、ちょっとね。
これが多情丸とかの話やったら、またまたそんなもってみたいな感じでわかるんですけど。
うーん。
旦那さんの話としてこれが出てくるっていうところがちょっとなんか、
ちょっと。
信憑性がまた出る。
そうそうそうそう。ちょっとね、心痛くなる感じがね。
うーん。で、えー、じっと耳を澄ませてると、誰かが泣いてる。
自分が泣いてたわって感じでね。
そのあと、ここまでまだ生きてるんですよね、この人ね。
そうなんですよね。
で、杉野根から体を起こすと、目の前にさすが小刀が一つ光ってると。
それを手に取って、これ自分で己の胸へグサッと。
また犯人変わりましたよ。
そうですよね。これ犯人というか、もう自殺ですよね。
自殺ですね。
で、何か生臭い塊、要は胸をしっかりさすとね、こみ上げてくる。
でも苦しみは少しもないと。
で、ここからちょっとね、謎のことが起こるんです。
これ怖いですよね。
怖いね、最後ね。
最後、静かな矢部の中に、一人胸をグサッとさしている男なんですけど、
その静けさの中に、誰かが忍び足に、俺のそばへ来たものがあると。
そちらを見ようとしたけど、薄闇が立ち込めてる。
まあ、夕方だったからね、そのまま日が暮れたんでしょう。
で、その誰かは見えない手に、そっと胸の小刀が抜かれたと。
これ、めっちゃ怖いですよね。何で抜いたん?
怖い。何で抜いたん?
で、その抜いたことで、血潮がぶわっとあふれて、
そのままね、亡くなっていく。
闇の中へ沈んでいったと。
これで終わりなんですが、
この竹色さんを殺したという犯人が、3人出てきて。
1人目はね。
田丁丸。
田丁丸。2人目は奥さんの政子。
政子。
3人目は自殺。
自分自身。
自殺か、最後に小刀を抜いた人とも言えなくはないですけど。
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そのまま、自分で刺したのは刺した。
3人の教術が合致しないまま、真相は闇の中。
闇の中。本当に。
言ってることがちょっと微妙に違うんだけど、
これは、誰だと思います?
これ、みんなそれぞれあるかな。
これね。
でも、何でしょう。
本来であれば、殺された人の話が聞けるっていう話も、何かおかしな話なんですけど。
まあまあ、そうなんですよね。
この口寄せの話を信じるんやったら、この殺された旦那さん、竹色さんの話っていうのが一番信ずるに足りると思うんですよね。
でも、口寄せだよって。
そこがね、また絶妙なバランスで怪しくしてるんですよね。
そうなんですよ。
それもあるし、私は、最後小刀を抜いたのは、これね、結局、政子さんが持ってる気がするんですよ。
だって、その後、心中しようと思って、自分の首に小刀を立てたりっていうのが出てくる。
なので、刺したのは、どっちかわからん。
けど、抜いたのは、政子さんやな。
なるほど。
で、この人、ちょいちょい錯乱して、倒れて、わかんないって言ってるから、一番怪しいのは、政子さんかな。
なるほどね。
ってなると、覚えてないけど、証言的には、もしかして一番正しいかも。
気を失ったっていう間に、何が起こったかは知らないけど。
あー、なるほど。
これね、僕も見てて思ったんですけども、僕はね、たぶん、政子さんが刺してるんじゃないかなと。
じゃないかなと、そう。
で、政子さん、すごい一番ひどい目にあってるんですよね。
ひどい目にあってますし。
おそらく、被害妄想っていうか、その時はおそらくそう見えたんでしょうけど、旦那さんからも見放されたような目で見えたっていうのも、たぶん、本人からしたら確かやと思うんですよ。
そういうのがね、人間って重なると、
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ミュンヒハウゼン症候群って言うんですけど、
いわゆる、自分がすごいひどい目にあってると、
それを、自分がかわいそうなんですよっていうのを周りにアピールするために虚偽というか、嘘を含めた話をするんですよね。
だから、周りに嘘を含めた話をしてるんやとすると、政子さんの話の中に嘘が含まれてるんじゃないかなと。
そうなると、やっぱり、政子さんが最大限、自分がかわいそうなんですよっていう話になってるんやと思うんですよ。
そうですね。
だから、竹広さんの話を信じると、政子さん結構やばいじゃないですか。
やばいですよ。
田上丸の話でも、どっちか死んでくれって言ってるぐらい、自分は自分で逃げてるっていう。
その言葉はあったんじゃないかなと思うんですよね。
どっちか死んでくれなのか、ご主人を殺してくれって言ったのかっていうのは、間違いなく言ってそうなんですよね、この人ね。
そうなんですよ。
これがだから、そういう心理状態にあったからっていう教術なのかなっていう気はすごいするんですけども。
それでもやっぱりね、確たる証拠が何一つないんですよ。
ないない、そうですね。
辛うじて、小刀を政子さんが持ってたっていう、さっきね、和矢さっき言ったみたいに、最後抜いたのが政子さんやったんじゃないかみたいなところに来ると思うんですけど。
わからん。
わからん。
全然わからん。
でも、田上丸じゃない気がする。
田上丸はやっぱりこう、田上丸盛りすぎやろみたいな。
そうそうそうそう。
俺だからね、ぐらいの感じで言ってる気がする。
これは野宮のおっさんぐらい信用ならんんですよ、この話は。
でもね、すっととして有名というか、名を馳せたぐらいなんで、まあまあ強かったし、そこそこ頭の回るやつだったのかもしれないですけどね。
さあ、こんなお話でしたが、みなさんいかがでしたでしょうかっていう。
これでもめずらしい形の小説ですよね。
そうですよね。犯人を見つけるバージョンで、こういうのあるじゃないですか、たまに。
ミステリーとかね。
いろんな関係者の話ね。
そうそう、関係者の話。で、結局、あ、こいつなんだ、みたいなのがあるけど、これね、誰だっけさっき、田中さんだっけ、言ってたのは、
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全員私がやりましたって言ってて、あいつに殺されたんだとは言ってないっていう。
私もそれ思ったんですよ。みんな犯人になりたがってるのって、すごいおもしろいなって思って。
確かに、私がやりました、私がやりました。
そうそうそうそう。
田中クラブじゃないですからね、ほんとに。
そう、そんな感じ。
それちょっと新しい、新しいというか、おもしろいなって思いましたね。
確かにそうですね。
あとは、あ、たくやさんが、方面は悪いことして捕まったけど、おかっぺきをして、許されてる。
なるほど。ということは、時代劇に出てくる密定みたいな感じですね。
かもしれないですね。
一度捕まって、方面されてる。
だけど、方面されてるってことね。
じゃあ、警察官ではないってことですね。
およがされてる人、みたいな感じですかね。
なるほど。
りんごさんは、怖いけど、なんかかっこいい作品って。
あ、でもね、芥川隆之介って、こういう書き方しますよね。
かっこいいっていうか、なんて言うんだろうな。
悪く言えば、かっこつけな感じが。
そうそう、ちょっとかっこつけな作品が多い気がしますよ。
なんか、ぽいなって思います。
文体とかもね。
しかも、教術っていうか、話を聞いてる体で書いてるんで、
話のところどころで、かっこで笑い出したりとか、どや顔したりとか、
いろんなのが入ってくるんですよね。
それが、小説というよりも、話の聞き書きを集めましたみたいな。
でも、ドラマになりやすいですよね。
それがセリフというか。
すごい珍しいというか、この時代にこういう小説があったんや、みたいな。
今でも通用する。
今でもこういう形で、面白いじゃないですか。
面白いし、文体も軽快ですよね。
もうちょい短いから、飽きさせるって感じはないんだけど、
どうなったんやろうって、どんどん読んじゃう感じ。
これ読んだ時に、ふとよぎったのが、
オンダ・リックさんっていう作家さんが、
6番目のサヨコトが書いてある。
書いてあるQ&Aっていう小説があるんですよ。
これがね、ショッピングモールかなんかで、大規模な事故が起きるんですけども、
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それの目撃者の話をどんどん集めていく。
でも、ことごとく食い違ってるんですよ。
っていうのがずっと続いていって、最後、え?何これ?みたいなので終わるんですけど、
まさにこのタイプですよね。
やぶの中スタイルで。
結局、わかんないけど、目撃者はいっぱいって感じ。
そう、どんどん不穏な話まで出てきてですね。
結局、なんなの?っていうような話があるんですけど。
そういう現代的な舞台装置にしても、そういう話に持っていけるっていう。
そうですよね。
いやいや、なかなかオシャレだと思います。
そうですね、オシャレですよね。
オシャレな感じだと思います。
やぶの中っていうタイトルもね、オシャレだなって思いました。
だから、犯人を明確に掲示しないというか、何があったのかを明確にわからないというか、
人の話だけで構築してるんで、
やっぱり読んでる人の想像力というかね、こうだったんじゃないか。
かけたたえられますよね。
そういうすごい、なんでしょう、独特の話やなと。
これは面白いですね。
面白かったですね。
まあ、そんな感じで1時間ぐらい語りましたよ。
すばらしいですね。またぴったり1時間じゃないですか。
ぴったり1時間です。
どんな体内動機をしてあるんですか?
いやいやいや。
まあ、みなさんも楽しく読んでいただけたら嬉しいなと思います。
Kindleで無料でネットに入ります。
読めますし、と思います。
で、次をどうしましょう、だったんですが。
次、どうしましょう。
何が候補に出てたんでしたっけ?
言ってた、運の十座と、
あと、夏目漱石の夢十夜とかもいいかなと。
あれもよくわけわからん話なんですよ。
十個あるっていう。わけわからん話が好きですね。
あとは、なんだしてたっけ、ゴーゴリがね、結構面白いんですよ。
ゴーゴリね。
ロシア文学って硬そうなんだけど、ゴーゴリいいなと思ったり。
あとは、江戸川乱歩。
江戸川乱歩のほうでもいいし、江戸川乱歩のほうでもいいしって思ったり。
どっちもね、短いお話が得意。
どうしましょうか。
どうしましょうかね。
海外文学も面白そうですね。
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海外文学も意外と面白いですよ。
アランポー、黒猫、これもまたいいですね。
黒猫もいいですね。
私も黒猫は子供のころに読んで衝撃だったんで。
なかなかトラウマ話やったんですよ。
そうそう、トラウマ話。
そっかそっか。
どっちかいきましょうか、ゴーゴリかアランポーか。
いいですね。みんなどっちがいいですか。
ニコライゴーゴリの街頭か、江戸川乱歩の黒猫か。
街頭面白いですよ。
アンケートでもしてみましょうか。
アンケート機能、じゃあこれ終わったらアンケート立てて、それで決めましょうかね。
そうですね。
そういうのもありかなって。
了解です。
じゃあ後でアンケート立てるので、よかったらソロしてもらって。
みなさん起きてます?ちゃんと起きてました?
さくらさん起きてる。
さくらさんよかった、寝ます?って言って。
ニコさんも楽しかったです。海外ね、読むことないよねあんまり。
しかも短編集ってなかなか知らない人多いかもしれないので。
そうですね。
じゃあ後ほどアンケートを取ろうと思います。
じゃあ遅い時間ですが、土曜日ゆっくり休んでくださいね。
じゃあまた来月。
来月ありがとうございました。
ありがとうございました。おやすみなさい。