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はい、シェアする落語のshikeです。もう1週間前になっちゃいましたね。
12月4日にですね、私が主催するシェアする落語、なんと10周年、そして30回目という記念の会をですね、開催させていただきました。
ご出演いただくたのはですね、三雄亭ワンジョウさんです。やっぱりこういうですね、節目の回にですね、
やっぱりなんていうのかな、あの実力があってかつ花がある、そういう人誰がいいかなって思った時に、ワンジョウさんだなあっていうですね、風に僕は思ったわけでございます。
いつものようにダラッとしたですね、前説を僕が喋りました。あとワンジョウさん登場で、やっぱワンジョウさんもすごい意気に感じられているというかですね、このシェアする落語というのをすごく大切に思っていただいている方なので、
ちょっとですね、大切に感じられすぎちゃってですね、すごく珍しく枕で話がちょっとぐるぐる回りましたね。あまり探っているうちにずっと探っている感じになってですね、
一回降りましょうかというセリフまで飛び出すと。ここでですね、主催の死刑いじりを挟み笑いを取り、さらに家族絡みの話ですごい爆笑を取るというですね、あたりからちゃんと元のワンジョウさんに戻りまして、これはもうワンジョウさんの代表作じゃないですかね。
大見発刑ですね。どうだろう、これは米朝賞ファンとかではもうすでにお馴染みの話かというふうに思いますが、なかなかよそで聞けない楽しい話でした。またやってくれてよかったなという感じでございます。
で、一回下がりまして、この下がられてまた上がるっていうパターンを最近やってなかったのでちょっと出前しが遅れたりとかですね。私どもの方もちょっとフワフワしてたんですが、2席目はですね、今ワンジョウさんが決勝進出を決めている香水強敗かな。
新しく始まった若手ラクオカ選手権の決勝に進んだ時のネタですね。予選を勝ち抜いた時のネタ、オイランの野望という話ですが、よくできてますね。話の構成がめちゃくちゃよくできてるのと、一個一個のギャグの入り方、入ってくるタイミング、中身がもうバッチリでございますね。
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そしてね、このワンジョウさんがちょっとわがままでチャーミングな女性を描くのが本当に上手くて、代表作やっぱりお見立てだと思いますけど、何でしょうね。でも多分ね、ああいう女性のことワンジョウさんあんま好きじゃないと思うんですよね。これはただの勘ですけど。
でもね、演じるのがね、だからこそか、演じるのが本当に上手いですね。いやー、オイランにあんな仕事をやらせてしまうっていう発想がもうとてつもなくですね、素敵でお客さんも大喜びの大爆笑でございました。
で、トークを挟みまして3席目がですね、ここでまた新作ですね。で、モフモフ。このモフモフという話はもともと違う演目がついていたんですが、それはちょっとネタバレになっちゃうんじゃないかということでですね、モフモフというですね、名前にしました。
このモフモフっていうのはキャバクラの名前なんですね。私はちょっとあんま詳しくないんですけど、イメージキャバクラっていうのがあるらしくて、秋葉原のメイド喫茶みたいな感じなんですかね。メイド喫茶も行ったことないんですけど、なんかこうコンセプトがある。コンセプトキャバクラみたいなのがあって、それの名前がモフモフ。
で、それがどんなキャバクラなのかを言ってしまうとですね、もうここでそれこそネタバレになっちゃうんですけど、またね、よく見つけたなっていう感じの話で、すごく珍しいのはワンジョさんご本人がこう出ているというあたりが、ちょっとかなり珍しい感じですかね。ほぼ主役ですね。
基本的にはその奇想天外なキャバクラに入って、そのキャバクラのキャバ嬢、とてもキャバ嬢に見えないですけど、キャバ嬢とのやりとりですね。
で、これがね、ワンジョさんが後輩をキャバクラに連れて行く話なんですけど、後輩がね、なんかかわいいですね。後輩のラグオカに対する目線の温かさっていうのがワンジョさんのこのスタンドFMの中でよく展開されてるなと僕は思ってるんですけども、
そういう視線がね、すごく話にも出ちゃってるなっていう感じがですね、個人的にはすごく興味深いです。で、さっき後回しにしたのはトークのコーナーがありまして、我々のラグオカイではシェアタイムという言い方をしてまして、シェアしてもらおうと写真を撮ってソーシャルメディアでシェアしてくれるとワンジョさんのことがもっと広がるよねっていう、そういうコンセプトのラグオカイなんですが、
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写真をですね、パチパチ撮られながら、パチパチって言い方が昭和ですね、ワンジョさんといろんなお話をしました。ワンジョさん2回目のご登場ということで、だいたい1回目に登場されるときは、どうやってラグオカになったかみたいな話をですね、中心にたどっていくんですけども、
今回2回目ということで、いくつかテーマをね作って、フリップにもまとめておいたんですが、割と取り留めもない展開にしまして、本当はその延長ショー、亡くなられた延長ショーと亡くなられた延楽ショーの話を聞きたかったんですが、これを一人ずつやっても一晩かかっても不思議じゃないくらいエピソードがある。
特に延長ショーについてはね、本当に自分の主張ですから、エピソードがあるお話なので、ちょっとどこから切り出していいかよくわからなくて、非常に漠然としたフリをしてしまったのは、ちょっと僕としては申し訳ない、認めなかったなというふうに思いますけど、もちろんね、ワンジョさんですから、そこら辺の僕の不敵側はくるっと丸めていただいて、とっても充実した対談コーナーになったかというふうに思います。
おかげさまで、いろんな方から面白かったねというふうに言っていただきました。
そんなこんなでですね、ちょっとバタバタしたなという反省もあるんですが、2012年11月から続けておりますこのシェアする落語10周年30回をですね、お客様とスタッフ、ボランティアスタッフ、そして三友邸ワンジョさんと楽しく送らせていただくことができました。
本当に皆さんありがとうございました。
そして、第31回来年3月11日、リュウテイしがらきさんをやっぱり呼んじゃいます。
スタンドFMの中で僕は何度もしがらきさん超面白いというお話をさせていただいておりましたが、いやこんだけ面白いんで、ぜひ聴いていただきたいと。
春にはですね、来年3月にはシェアする落語に出て、その後来年夏にはですね、なんと新日本の和芸のシリーズのスピンオフ企画にしがらきさんゲスト出演されるみたいですよ。
もうこれ来ちゃってますよね。完全に来ちゃってますこの方。今のうちに目をつけとく耳つけとく必要があります。
現在女性ファンの方がちょっと多いです。男性の方にもぜひ聞いていただきたい。ワンジョさんも褒めてました。今来てる彼はというふうに言ってました。
とはいえですね、ワンジョさんの方がもうぐっと来てるのは誰の目にも明らかでございまして、新人落語大賞、惜しくも2位。
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惜しくも2位で、普通の都市なら優勝しててもおかしくない、惜しくも2位で、今度は先ほど申し上げた香水協輩というですね、共同通信社主催の会で決勝進出を決めております。
これ決勝ね、3人なんですよ。3人で1人がなんと立川吉祥さん、NHK新人落語大賞で優勝された方ですね。
そのうちの会にも出ていただいております。吉祥さん、ワンジョさんの対決というのがここでもう一度再現されるというワクワクの展開で、
3人目がですね、まだ決まってません。3人目を決める予選が今度ありまして、この3人が集まって来年の2月に決勝が開かれるということでございますので、
こちらの方もですね、期待したいところでございます。3人有邸ワンジョさん、今来ております。今来てる方をお呼びして、
10年目、30回目という会がですね、開くことができたということを重ねて、ワンジョさんと関係の皆様方に感謝申し上げます。
お礼申し上げました上で、今日はこれまででございます。シェアする落語のしけでした。ではまた。