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はい、シェアする落語のshikeです。
久しぶりの外録音ですね。
神田のお子様向けの公園で、ちょっと録音などをしております。
神田連邑邸のワンコイン予選
今日はですね、神田連邑邸、今日は6月の18日、
神田連邑邸のワンコイン予選。
11時半から12時半まで、お三方で徹底500円という、
とってもお得なですね、枠なんですけど、
こちら行って参りました。
トップバッターは正福邸キコウさん。
今日キコウさんを聞きたくて、来てみたわけなんですけど、
キコウさんがですね、今日この神田連邑邸に出た後で、
国立園芸場の正福邸鶴子師匠、自分の師匠さんですね、
正福邸鶴子師匠の芝居に出て、
それからまた自分の独演会にも行っちゃうという、
トリプルヘッダーというですね、すごいですね、
お仕事充実という感じですが、
それですね、キコウさんの今日は茶屋迎えですね。
東京で言うと不幸者という話で、
この話は前に僕は新宿向かいの、
キコウの学校で聞かせていただいたことがありますが、
本当にあれですね、キコウさんの持っている確かな腕、
笑わせるとこはちゃんと笑わせておいて、
笑わせるキャラはちゃんと綺麗に笑わせるように描いておいて、
ここで言うとバントウさんとかね、描いておいて、
結構いろんな人出てくるんだな、そういうな。
その辺が綺麗に描き分けながら、しっとりと大人の色気みたいなものを
ちゃんと描くというところがいいですね。
ただの色気ではなくて、どっかしらこのほろ苦さ、
大人の男と女の再会ですから、どっかしらこのほろ苦い感じがあるんですよね。
その辺のこの大人のキビみたいなものをですね、
本当にわずかな書作であるとか、わずかなセリフで、
色気と共に描いてくれるあたりがですね、
満足と高いな、やっぱりこの人上手いなという感じでございます。
キコウさん、滝川理秀さん、旬風邸正介さんの出演
お二人目がですね、滝川理秀さんですね。
恋に船で理秀さんですけど、私は初めてだと思いますね。
彦さんが急ぎだと言っている割には結構たっぷりやったみたいな話をですね、
しながらスッともうあんまり枕も振らずに、
彦さんが結構長かったのかな?
あんまり枕も振らずにですね、あくびしな。
僕が全然見たことない方で、多分昔からある方なんでしょうね。
そんな感じもしましたけども、
あのしなに役の人のなんかこう、威張った感じがいいですよね。
しなに役の先生だかあくびしな先生の威張ったというか、
威厳を持たせた喋り方がもう全部無駄になっちゃうあたりのですね、
雰囲気がとってもいいなという感じがしました。
またこの人も聞いてみたい感じですね。
で、三席目がですね、旬風邸正介さん。
僕は多分三度目になるのかな?
前ワンダーマジックって話がすごい面白かったんですけど、
今回コールドスリープというですね、完全にSFですね。
ドタバタSF、博士が出てくるドタバタSFって一つの方だと思うんですけど、
これね、やっぱすごいよくできてます。
普通にドタバタSFとして筋がよくできてるし、
でも喋り、その会話のまとめ方であるとか展開はもう完全に落語なんですよね。
落語でしか書けない。
そういう世界になっていて、非常に僕好きですね。
ちょっとね、ほんのちょっと滝川小八師匠のことを思い出したりもしますが、
これはもう正介さん、正介さんの個性で走ってるなっていう感じがいたしました。
ということで、この三世紀500円はあんまりにも安いでしょう。
皆さんもぜひですね、このワンコイン寄せ、いろんな二つ目さん出てますんで、
ぜひチェックしてみてはいかがかなというふうに思います。
本日この後ですね、もう一個落語界に行ってまいりますので、またお会いしましょう。
シェアする落語のしけでした。ではまた。
