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2024-07-07 15:29

【#182】噺ノ目線6 次世代自作新作の会 24/7/6

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#弁財亭和泉 #林家きよ彦 #神田桜子 #鈴々舎美馬 #桂文りん
女性落語家の新作落語がこうしてムーブメントになっていくのは、ほんとに嬉しいです。円丈師匠もお喜びでしょう。白鳥師匠も。
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はい、シェアする落語のシケです。 7月6日土曜日。この会に私はね、前から行きたかったんですけど、やっと行くことができました。噺ノ目線。
弁財亭和泉師匠が主催されている企画で、今回は噺ノ目線祭りということで、中央屋なんですけども、私は昼の方に行ってきまして、まあこれはね、分かっていくが辛いですよ。
で、これをね、仕切っているのが弁財亭和泉師匠ですから、まあ和泉師匠がですね、和泉師匠にシェアする落語に2回出ていただきましたけども、和泉師匠が若手を引っ張っているというところを見るのはね、なんか感慨深くて嬉しいですね。本当にいいなと思います。
オープニングトークはその和泉師匠とこちらもシェアする落語にご登場いただいております。林家きよ彦さんのトーク。面白かったですね。なんか2人がなんか示し合わせたのか、もうしっかり合わせたのか似たような感じのね、お洋服で出てきてね。
あの、和泉師匠の楽屋の中のですね、こういう感じのバトルなんじゃないかみたいなですね。実際はみんなで楽しくキャッキャッとやってたらしいんですけど、そこにバトルが現れるみたいなですね、妄想をぶわーっと喋ってましたけど、まるきり『落語の仮面』でしたね。
いやいや、そんな感じでね。面白い。やっぱり女性だけでやるっていう。今回は女性だけですよ、昼の部は。女性だけのやる時の女性のなんかちょっとこの開放感みたいなのってあるんですね。そんな感じがしまして。まあね、きよ彦さんがとにかく和泉師匠をすごく尊敬してますし、和泉師匠もきよ彦さんすごい可愛がってるんで。
あの、その2人のね、会話を聞いてるだけでね、両方とも好きな僕としてはね、非常に楽しかったです。でですね、トップバッターがなんと上方から、えー、かつらふみりんさん。これあのですね、新日本の話芸ポッドキャストを聞いてる人だとぷりん亭めりんっていう名前を覚えてるかもしれないんですけど。
学生落語で、その英語を交えた、あの学生落語ですごい大当たりを取った人なんですよね。で、文枝師匠のとこに弟子入りして桂文りん。文枝師匠22番目の弟子だったかな。はい。でまだね、年季明けてない。だからこっちで言うと前座の身分なんですけど、まあ達者ですよね。で、もちろんここは新作なんですが。
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えー、なんというかね、この寿限無いじり。寿限無いじりを交えつつ、弟子入りというですね、落語の世界の一部をこうスパッと切り取った『弟子インターナショナル』というですね。
でなんかこの落語を作るにあたっては、まあ兄弟子にあたるんですね。桂三輝さん。三輝師匠と言ったほうがいいんですかね。ブロードウェイで落語を成功させた人ですよ。カナダ人ですね。
アイディアがすごくいい。ボケの手数が多くて、いいですね。
二人目がですね、今もうすごい人気があるみたいですよね。鈴々舎美馬さん。
あのですね、なんて言うんだろうな、一生懸命やってる感じが好感を呼ぶ、爽やかな感じが人気に繋がってるのかなというところでしたね。
で、その今回のネタ『マッチングアプリ』という噺は、昨日から今日にかけて3回やってるっていうですね、3回聞いてる人がいるっていうお客さんに甘いまくってる感じなんですけど、
まあまあそれもいいんじゃないかなっていうところと、なんかこう文枝師匠と小朝師匠の会の開口一番に呼んでもらって、小朝師匠にアドバイスを受けてちょっと変えたっていうですね、
なかなかに豪華なアドバイスを受けているということで、すごいですね。で、話もね、これもやっぱりね、アイディアと毒っていうほどじゃないんだけど、
そうですね、毒なのかな、ちょっとこう鋭いところが入ってくるんですけど、本人が本話かとしてるんで、そこはもう丸く聞けちゃうというところで、
えー、
なんていうのかな、あのマッチングアプリという非常に現代的な道具立ても非常にうまく作用してるし、サゲも綺麗でしたね。
でもなんかこう話全体をグルーヴしていくような工夫がもっとできるようになってくると、ますます面白くなるかなというふうに思います。
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ちょっと長い目で見たいかなというふうに思います。で、3人目がですね、なんと講談師、しかも芸協から神田桜子さんですよ。
この方、面白いのはですね、桜前線上昇中という春風亭昇輔さんとですね、やっているラジオが僕は実は結構好きで、時々聞いてるんですけど、
普通の講談というのは要するに歴史上の人物扱った講談もお上手ですし、もっともっと先がある、期待できる方なんですけども、
いやこういうことをやってるんだっていう感じでしたね。 演目がですね『チキチキ曜日猛レース』。
あのね、何だろう、これネタを割らないで説明するのがすごく難しいんですけど、
まずこれはやっぱり僕の好きなタイプの話で、コントでやっても絶対面白くないっていうタイプですよね。
偽人化を使った話なんですけど、人じゃないものを人として見出している話なんですけども、
人じゃないどころか、物でもない、動物でもないみたいなですね、ある抽象的な概念が7つありまして、
何だこの苦しい説明は、それ同士が争うっていうところに細かい昭和っぽいネタがちょこちょこちょこちょこ入ってくるっていうですね、
話で、これはなかなかな発想が面白かったですね。 ただこれはやっぱり二ツ目らしいなと思うのは、アイディアが豊富でアイディアがどんどん詰め込まれているんですけど、
噺全体でグルーヴしてるかっていうと、まだちょっと先がありそうな感じがします。 特に後半の猛レースは、もっと講談っぽくというか古舘伊知郎っぽくやるとますます面白いんじゃないかなっていうこともちょっと考えました。
でも桜子さんってやっぱりいろんなことをやれる人なんだなっていうところでですね、 ますます面白いなといいなというふうに思いましたね。
中入り入りまして、なんとここでですね、食いつきが和泉師匠です。
要するにトリをきよ彦さんに任せるというですね、この辺りもプロデューサー、弁沙亭泉が冴えてるなというふうに思いますね。
で、ここまでの流れみたいなものがもう自分としてはもう素晴らしいみたいなですね。 プロデューサーとして自画自賛、あんまり自画自賛する人はないんで、いいなというふうに思いましたけども。
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で、お話はですね、もともと名前がスイカだけにですね、和泉師匠夏の傑作多いんですけども『夏の顔色』ですよ。
まあ本当素晴らしい。で、とにかくね、新作を描けると聴いたことない人が、 客席のうちの何割かに必ずいるわけじゃないですか。
その人たちがもう驚きながら笑ってる感じがもう本当素晴らしいのと、 あとこれ出てくる人たちね、3世代いるんですよ。
つまりおじいちゃんおばあちゃんとお父さんお母さんと孫の噺なので、 3世代を演じ分けなければいけなくて、それも極めて現代風に演じ分けなきゃいけないって結構
難しいところなんですよね。 そこをね、本当にね、何の違和感もなく綺麗にやるっていうですね、ところがね。
本当素晴らしいですね。 やっぱりあの、古典落語って良くも悪くも、そのおじいさんって言ったらみんなが思い浮かべるおじいさんなんですよ。
それは今生きているおじいさんとは全然違うんですよ。 だっておじいさんって50代でもなれるし下手すりゃ40代だってなれるし、
40代でも孫いる人いますからね。
田舎に住んでいる老人っていうのをプロトタイプで捉えてしまった方が、 落語っていうものをやる上ではやりやすいと思うんですが、そこをよりリアルな方向に持っていくとこんなに面白いのかっていうところが
やっぱ和泉師匠すげーなっていう、もうこの噺、僕何回も聞いてるんですけど、 好きですねー
大好き。 改めてやっぱり弁財亭和泉に外れなしようですね。
実感してしまいました。 そして取りネタがですね、林家きよ彦さん。
やっぱりこのきよ彦さんがね、またね、安定してるんですよね。 無駄なこと言わない。口から出てくる言葉が全部面白い。
特にまくらがね、見事でしたね。 小団治師匠に稽古をつけてもらう。
この話はね、ほんと面白い。 まあちょっとね、落語業界詳しくないと、
わかんないネタかもしれませんけども、まあでもそれを本当に面白く、 面白そうに楽しそうに喋っているきよ彦さんは本当にチャーミングで楽しい。
もう完璧なまくら。 2つ目ってやっぱりあんまりまくらうまい人っていないんですけど、きよ彦さんがちゃんと作り込んできた
まくらはもう本当面白いですね。 で、そこから入ったネタというのが
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『代行サービス』って言うですね。 今の退職代行サービスはね、いろいろと話題になっていますけども、
ある代行をしてくれるサービスということ。 なんでこれも本当にネタ割らないでこの話をするのはすげー難しい。
やっぱそういうね、その現代のどこに食いつくかっていうところと、それをどうやって落語に持っていくかっていうですね。
この辺が今やっぱり新作落語家で元気な人はすごくうまいなっていうふうに思いますよね。
あの箪笥職人の師匠と弟子の話なんですけども、
いややっぱちょっとこれ以上喋りたくないな。 やっぱりちゃんと落語であり、落語であるっていうのはどういうことかっていうとそういうのあるよね
っていう言えるところがあり、
この話の場合軽くほろっとさせるのかなっていうところまで持っていくっていうあたりですね。
あの本当見事だと思います。 やっぱり僕は和泉師匠ときよ彦さんが好きだな。
きよ彦さんね、やっぱね人気もやっぱすごくて。 今日客はみんな美馬目立てだ、みたいなことをね言ってましたけど
きよ彦さんが出てきた時の方がね、歓声でかかったですね。 待ってましたとかたっぷりとか声がバンバン飛んでましたね。
できよ彦さんと美馬さんで組んでおピーナッツっていうね、お祭りユニットを組んで
なんか橘蓮ニさんが喜んでいっぱい写真撮っちゃったみたいなね 話をオープニングでしてましたけども
おピーナッツで目立って独演会のお客さんが増えるかなと思ったらだいたいいつもと同じ ようなメンバーだったっていうその話が面白かったですね
あの柳家小ゑん師匠の会に来てそうな人って言う なるほどみたいなですね
感じが面白かったですまあそうじてですね あの
とにかくこの まあ所々歩きずりなところは若手にはありましたけども
非常に楽しい女性新作落語 大会ですよ落語祭り女性し女性
落語か新作落語祭大会 これがねうん
いいですねあの 炎上賞にカスあの3有定スイカだった頃炎上賞に誰かもう一人いないのかと
できあの2人いるとこうムーブメントになるんだよって話をしてましたけど今完全に この女性新作ムーブメントがもう立ち上がりつつあるなという
ところですよね あのお客さんやっぱりおじさんの方が多かったですけど
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女性の人にねもっとこれを聴いていただきたいなぁというふうに思いますね 。うん。
いやー楽しかったあの和泉師匠のプロデュース力 そしてもう
もう貫禄すら感じさせる夏の顔色良かったです ということでいい落語会でしたシェアする落語の四家でしたではまた
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