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2021-10-09 10:54

【心理】非暴力コミュニケーション(NVC)とは?

ボブです。

非暴力コミュニケーション

ガンジーさんですか?
いえ、臨床心理学者マーシャルBローゼンバーグ博士により提唱されました。

①観察
②感情
③ニーズ
④リクエスト

四つの要素に注目して自分と相手を尊重するコミュニケーション技法です。アドラー心理学にも似てるなと個人的には思いました。

#心理学#NVC
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どうも、ボブです。
今日は、ちょっと心理学のような話。
NVCってご存知でしょうか?
Nonviolent Communication。
日本語で言うと、非暴力コミュニケーションですね。
非暴力。
これ、最初見たときですね、
あら、なんか、ガンジーですか?みたいな。
非暴力不服従みたいなですね。
なんか、すごいコミュニケーションの方法なのかな?
提唱者はガンジーですか?っていう感じですけど、違いました。
1970年代のアメリカの臨床心理学者、
マーシャル・B・ローゼンバーグ博士によって提唱された手法のようですね。
名前の通り、非暴力ですよね。
お前が悪いんだ。お前のせいだ。みたいな言い合い。
言葉の暴力。
誤解や偏見、思い込み、そういったものを超えて、
自分と相手を尊重したコミュニケーションをしましょうよ。
そういう考え方。
僕ももうただちょっとかじっただけなんで全然わかってないんですけど、
ポイントがわかりやすいんです。4つなんですね。
何か会話している時にイラッとした時とかですね。
この順序で考えてみましょうということなんです。
まず一つ目が観察。
この観察っていうのは、
何か会話の中でそのイラッとした時に、
まずそのイラッとした感情と事実をきれいにまず分けることですね。
分けて事実の部分をよく観察してくださいよっていうことです。
感情は置いといて、相手はまず何を言ったか、
そこをしっかり把握してください。
そして2つ目が感情ですね。
じゃあそれで自分は一体どんな感情を持ったのか。
自分は今喜んでいるのか、
怒っているのか、
さあどういう感情なのかな。
3番目はニーズ。
これはその感情のその先を考えるということですね。
例えば今自分は感情を見た時にイラッとした。
けどもそのイラッとしたのは、
この感情の先に本当の本当は自分が求めているものって一体何なのかなっていうのをしっかり考えるんです。
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そうなった時に例えば、
この怒りの先は実は自分に怒っているのかな。
自分が情けないっていう気持ちが強いのかな。
相手に言われたことで自分の奥深くにあるコンプレックス、
これをつつかれたことが悲しいのかな。
4番目はリクエスト、要求ですね。
まず1番目に事実と感情を分けて、
どんな感情を持っているかな。
そしてその奥には自分はどういうことを望んでたんだろうかなっていうのを確認した上で、
その望んでいることに対して相手にリクエスト、要求するわけですね。
ちょっと注意点があるんですけど、
何々しないでくださいっていうような要求の仕方は良くないようです。
こうしてもらえないだろうか。こうしてもらったら助かる。
そういったような伝え方をしたほうがいいようですね。
これはまだかじっただけの僕なので、ちゃんと分かってないところはありますけど、
これもやっぱりアドラシー理学に似てるなと自分は思いました。
最初の感情の部分もですね、事実と感情を切り離す。
ここはもうまさに課題の分離だなって思ったんですね。
これは誰の課題かをちゃんと明確に分ける。
その上でニーズですね。ニーズを捉えるっていうのは、
その人の目的は何かを考えなさいとアドラシー理学では言ってます。
それと同じ、この感情の目的は一体何なのかっていうのをアドラーでは考えるんですね。
言ってることはもしかしたら同じなのかもしれない。
その上でリクエストですね。
ここも何かこう、何々しないでとかいう上からの言い方ではなくて、
対等な立場での伝え方をするのが大事なんだろうと思うんですね。
これこそアドラシー理学でいう、横の関係を作った勇気づけのアプローチ。
そういったのと共通してるなと思うんですね。
今日もですね、新人教育してる中で何回も何回も同じ間違いをしちゃう方がいるんですね。
もう3ヶ月目だからここまではできるようにしましょうねと、
先月からずっと言ってたことがあったんですけれども、
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それでもやろうとした時にメモすら見ない。
えーっとえーっとって言いながらこう、自分の記憶を頼りに考えてるんですね。
横でじっと見守りながら、おいおいおいおい、散々今まで言ってきただろうがメモはどうした。
メモを自分の記憶に頼るな。
メモを見て、それであそうだったって思い出すようにすればいいんだから。
という本人はえーっとえーっと何だったかなーって言いながらですね、考えてるわけです。
さあそんな時NVC出番です。
僕としては何回も丁寧に優しく伝え、教えて、何回もやらせてみてやってきたわけですよね。
時間をこれたくさん取って、何回言ったらわかるんだーと。
メモ見ろ!
えーっとなんだったっけなーじゃないんだよ。
言いたくなります。
ちょっとこのイライラの感情が出てきました。
まず1の観察。感情は一旦切り離して、本人が言ってたこと、今の事実は何か。
今まで4回教えてたことができていない。何回も実践もしたけれどもできていない。
メモを見ない。
メモがどこにあるかわからない。
本人の言葉に真剣さがない。
はい、そういった部分でしょうかね。
感情。
あーイライラです。
じゃあ感情の奥には何があるの?ニーズですね。3番目。
ニーズは今まで忙しい中自分も仕事をこなしていきつつ、新人教育をしているわけですよね。
自分のニーズ、何か。
必死にやっていることが報われたい。
自分もそろそろ楽になりたい。
例えばこういうことでしょうかね。
そしてリクエスト。
どういう要求をしたかというと、
新人さんと
僕もですね、何回も4回は伝えましたよと。
正直35件の自分の担当を持ちながら、今一生懸命時間を作って教えてます。
この基本的な部分を今月マスターしてもらわないと、
他のお客さんに迷惑がかかってしまうかもしれない。
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だから次絶対に間違えないように、
自分で工夫して考えてほしいんです。
間違えないようにするにはどうしたらいいと思いますか?
こういう形で今までもずっと伝えてはいました。
悲しいことに非暴力っていうのは、
瞬発性がないんですよね。
じわじわじわじわなんでしょう。
でも怒ってイラーッとしてわーって言うよりも、
自分の本当に伝えたいことはちゃんと伝えられる気がします。
伝えたとしても瞬発性ないから、本人すぐに変わってくれないんでですね。
結局そういうモヤモヤは出てくるかもしれないけど、
でも向こうにはちゃんと伝わりました。
ボーンと言ったら向こうもボーンと返してきて、
結局もうお互いですね、
結局イライラするだけで終わって何の身にもならない。
それよりはもうわざわざ争ったりせずに、
暴力的にならずにイライラせずに、
相手を尊重した形で伝えていきましょうというコミュニケーション方法。
これがNVCというやつですね。
まだまだ僕も未熟者なので、色々実践しながらお伝えしていきたいと思います。
ご視聴ありがとうございました。
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