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  2. 【介護50】技術に「心を込める」
2021-02-10 06:11

【介護50】技術に「心を込める」

ボブです。

最初介護をはじめたときに教えられたことでした。

とにかく怖い上司でしたが、
今でも心に残っています。

片手で介護してると、
「あんた患者さんを片手間で扱ってんの!?」
と怒られたり、
シーツ交換のときは、
「あんたそれで患者さん快適に寝れるの!?」
といつも怒られてました。

スキルと心を合わせることの大事さを教わりました。

#介護
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どうも、ボブです。今回で、介護の内容は50回目になりました。全部の放送は81回ですね。
こんな発展途上の僕の話を皆さん聞いていただいて、本当にありがとうございます。
今日は原点に帰って、最初に、私が介護を始めた時に、よく注意されたことをお話しします。
介護の技術に心を込めなさい、と言われました。
僕が最初に働いたのは、病院の看護助手という仕事で、看護師さんのお手伝いという形で、サポートでおむつ交換だったり、シーツ交換とかですね、あと食事解除だったり、お掃除だったり、そういったことを任されていました。
そこで、介護の基本を学んだんですけれども、教育係のYさんが一番怖い人だったんです。
この人に教えられたら辞めるよって言われるような感じで、泣いて帰る人もいたような、今までの話で聞いてたんですけど。
とってもビシビシ言ってくれるんですけど、愛があるなぁと思いながら、ありがたく、いや、今となってはありがたく、当時は本当に怖いだけでしたね。
ただ、その時言われてたのは、今でも覚えてます。シーツ交換をしていた時もですね、不器用なもんですから、パッパッパッとしようとしても、どうしてもシワが寄ったり、一発でうまくいかなかったりするんです。
焦っていたんですけれども、ちょっと待ちなさいと言われました。
何考えてやってる?シーツ交換してるその先に、利用者さんの快適な寝心地、考えてるって言われたんです。
看護助手、スピードが求められるんですけど、なかなかこういうこと言う方っていないんじゃないかなと思うんですね。
言い方はこれの100倍怖いです。
もうスピーディーにやってる中なので、それも一瞬の出来事で、バッバッバッとその後も動かないといけなかったんですね。
後々、夜考えたりした時に、ワイ先生、かっこいいこと言ってるわと思ったりしてたんですけど、
他にも利用者さんの体拭いたりとかを2人でやってたりする時に、ちょっとあなた足支えててって言ってたんですね。
その時も、介護の基本としては、上からガシッと足を掴んで上に上げるってことは絶対しないんですよね。
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下から手を添えて足を上に上げるっていうようなことをするんですけど、その時も僕、足1本ちょっと上に上げるだけだったので、片手で上げてたんですね。
ちょっと待ちなさいと。
あなた患者さんの体を片手まで扱ってるの?と言われたんです。
両手あるにも関わらず、そして他の片方の手は何も使ってないにも関わらず、片手で利用者さんの足を上げるとは何事だと。
あなた、介護を片手までやってるの?ってめちゃくちゃ怒られました。
確かにそうだなと。片手よりも両手の方が安定してるし、本人にとっても安心感もあるし、もしかしたら負担感もないかもしれない。
でもその時は、他の看護婦さんとかもめっちゃやってるけどね、なんで僕だけ怒られるのかなって思ったりしてましたね。
特にこの片手間って言葉よく言われてました。
技術っていうのは、学べば学ぶほど、あと経験すればスピードも速くなったりするものですけど、
いかに常日頃から細かく心をそこに持っていけるか。
自然と両手が添えられるか。自然とおむつ交換した後の快適さや、来てる最中の不快がないような配慮、心がけができるのか。
技術は経験や勉強をしていけばついていくものですけど、心に関しては、そこは意識しないとできないことなんですよね。
バタバタ仕事をしている中、その意識が薄れてきてしまうのを、最初の段階から教えてくれたのは、このY先生でした。
介護って面白いな、奥が深いなって思ったのは、このY先生のおかげだと思ってます。本当にありがとうございます。
ケアマネになってからは、特に言葉を技術として使うので、その言葉を一つ一つに心を込めて伝えていかないといけないなと思っているところです。
今日の内容は、初心にかえって技術に心を添えるということでお届けしました。ご視聴ありがとうございます。
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