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2024-11-05 14:47

【介護321】安全を最優先する介護、役割や楽しみを優先する介護

#介護 #ケアマネ #介護施設
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どうも、ボブです。今日は介護の話をしたいんですけれども、
僕が介護のケアマネージャーの仕事をしながら、最近思うことなんですが、
今、施設の職員さんとか、介護士さん、看護師さんからいろいろ連絡が来てですね、
秋山根さん、福祉用具の車いすを入れた方がいいんじゃないかとか、
朝本人が着替えとかするのが大変だから、朝のお手伝いの支援を入れた方がいいんじゃないか、
そういう風な依頼があったりするんです。
本人とか家族からではなく、事業所さんから依頼があることだってあるんですよね。
そこで、「あ、わかりました。施設でいつも普段介護されている方がそういうのであれば、
その方がいいかもしれないですね。現場見に行って、その方向で動きましょう。」
っていう場合もあるかもしれないけど、
でも、え?ついこの間まで普通に自分でね、動き、歩いたりとかしてた。
自分で着替えたりとか、ちょっと前までしてたのに、
なんでできなくなっているのか、なんでなの?ってそこに疑問を持つかどうかですよね。
で、あと、支援をね、ずっと何かしら施設で見守りがありながら、
それでもどんどんどんどん体の状態が落ちてきた。
ということは、今までの支援のやり方がちょっと良くなかったのか。
もしかしたら、今まで通りやってても、これからもっともっと体の機能が落ちていく可能性がある。
そういう部分を考える必要があるんだろうなって思うんですよね。
で、最近ね、こういったことがよくあってですね。
施設が悪いじゃないです。施設がどうこうじゃないんですけれども、
やっぱり人手不足だったりとか、あと怪我をさせてはいけない。
施設がね、やっぱり責任を負ってはいけないので、なるべく動かないでと。
コール、ナースコールを押して、それまで待っててっていう風にね、言われることもある。
そういう方も稀におられるわけですよね。
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で、どっちかというと、その福祉用具、車椅子を入れてくださいとか、朝のお手伝いを入れてくださいっていう場合に、
ちょっとよくね、聞いていかないといけないのは、本当に本人の能力が落ちてそうなっているのか、
施設が、施設の人員不足だったりとかマンパワー不足、そっちが原因で、本人がね、危ない危ない、今動いちゃいけないよっていうことでの車椅子。
そういう意味での朝のお着替えのお手伝い。
そういうね、どっちなのかなっていうのを、やっぱりね、見ていかないといけないなと思うんですよね。
で、その中でリハビリをして立ち上がりとか、歩いたりとかしてる時に職員さんも、
え、この人は歩けるんだって言ってる人もいたわけですよね。
で、ついつい施設ではコールをして、普段は、その方の場合は車椅子で移動してるんだけども、
本当はリハビリで、自分で歩いたりとかする能力がある。
そこで、生活リハビリみたいな、生活の中でそのリハビリが活かせればいいんだけれども、なかなかそれができない状況も実際あるようなんですよね。
理想的には、リハでやったことを職員さんに伝達して、職員さんもみんなでできる限りのお手伝いしようよってできるかもしれないんだけど、
有料老人ホームっていうのは、ある支援の時間しかヘルパーさんが入れないんですね。
それ以外の時間は何もタッチができないんですね。
そうなってくると、やっぱりリハビリを常に入れようと思ったら、それに合わせて金額も高くなるし、
介護保険の単位も限られてるんですね。
ある一定の介護度によって単位の幅が決まってるので、それ以上は使えなかったりするんです。
それ以上超える場合は、ある施設によっては、目薬をちょっとするだけでも慈悲の金額がかかりますよっていう風になったりするんですよね。
でもふとこういう時に思うんです。
もしこの方が施設に入らずに自宅にいたら、もう何が何でも動かないといけない状況で動くわけですよね。
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でもそれでも転倒して結局入院になるとか、そんなリスクもある。どうしたらいいんだろうなーって。
でもやっぱり思うんです。
この危ないから何もしないでって言ったら、悪い意味で言ったら、そう言ってるのと同じですよね。
僕、子供にそういうようなことを言うことってやっぱりあるんですよ。反省してますけど。
皆さんも子育てした方は、危ないよ!ダメ!って言ったことありませんか?
それを人生の大先輩に言ってるわけですよね。
でもその方も自分のできることもどんどんなくなっていって、昔はバリバリだったけど今はもう逆らわずに大人しく施設で過ごされてるわけですよね。
自分の今の状況を受け入れながら。
そんな中で何もしないでっていうこと、危ないから転ばないようにしなさいっていうことで、何が楽しいだろう。
残りの人生、ここでただ命が尽きるまでただただ生きるだけ。
これがどれだけ意欲とか、意欲って言葉も違うな、生きてる感じするだろうかって思うんですよね。
施設って決してこういうとこばっかりじゃなくて、いろんなところがあるんですよね。
どこも人材不足、どこもマンパワー不足。
だけどコンセプトがあったり、いろんなとこあります。
どうにかこの人のその人らしさを出して引き出していく。
転ぶ可能性もあるけれども、それはどこにいたって同じ。
自宅にいたって、家族と住んでたって、どこにいても転ぶ可能性はある。
虐待とかは別ですけど、不良の事故で転んでしまったっていうこと。
それにも怯えすぎて、何もできない職員が。
それもおかしな話なわけですよね。
それも家族とかお客様側がここも意識変わっていかないと、
介護自体良くなっていかないぞって思うんですよね。
子育ても同じだと思うんです。
何でもモンスターペアレンスがいるわけだから、そこも防いでいかないといけない。
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そこに合わせすぎたら、結局回り回って自分たちの首を絞めることになると思うんですよね。
いろんなコンセプトのところがあるとは思うんですけど、
どこの施設が良い悪いじゃないんですが、役割があるかないか。
自分のそこにいて、自分の役割や自分の責任を持ってやることとか、
そういったのが、モップでただやりたくもない掃除するわけじゃなくて、
何かやりたいって思えるもの、なかなかないんですよ。
なかなか自分で今から何かやろうなんて、むしろもうやりたくないっていう方の方が大半だと思うんですが、
そこもその人自身、本当に今何もやりたいこともなく、
ただ日々命が尽きるのを待っていくような、待つだけ、そういう人生を歩もうとすれば、
それこそ、じゃあ何にも役割ないんだったら役割与えてやるよということで、
認知症だったり病気というものが、その人の役割として出てきてしまうような、そんな印象があるんです。
そうじゃなくて、どこにいたとしても、一人暮らししてても、施設にいたとしても、
何か残りの人生で自分の命を全うするっていうね、ちょっと大げさな表現をするとそうなんですけど、
何か自分のまだまだ今できる最高の幸せの状態をどんな状態でも作れるっていう風に思って、
今のベストを最高の状態を作るには何をしたらいいのか、これは誰かが決めることじゃないんですよね。
本人が自分の人生だから、そこは考えないといけない。
そのお手伝いをするのが本当はケアマネージャーなんだろうと思うんです。
できてないなぁと思いながら、施設のいいなりになってしまってるなぁとか、そう思ってる部分もありますけど、
中にはお花の水やりを毎回日課にしたらどうかなとか、いいねということでやろうかってしてる方もいます。
誰か施設に体験に来た方、そういった方に案内役みたいな、そういう施設のドンみたいな利用者さんがいてですね、
その方がいろいろ説明してくれたり、ここいいよって盛り上げてくれたり、そういう役割持ってる方もいますし、
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縫い物、針が危ないからって言って危ないことさせないじゃなくて、昔縫い物が得意だったからもうスイスイできちゃうわけですよね。
そういうのをやってもらってお願いしますとか。
僕の担当じゃないけど、ある施設ではキャンバ、キャンバって今ありますよね、パワーポイントみたいなやつ。
それを初めて、昔パソコンが得意だったということで、施設の知らしを作ってくださいって利用者さんにお願いをして、キャンバで作ってもらうなんていうこともやってるところあるんですよね。
考えたらもっともっといろいろあるんだろうなと思って、そういう楽しさを持ちながらケアプランっていうのを作ってみたら面白いんだろうなって思ったので、
最近ちょっと意識を変えて今までの業務をやっていこうと思ってるところです。
ただただ待ってるだけの人いますよね。
本当ですか?本当に自分の体、自分の心、自分の本当の自分っていうのはそれを求めてるんだろうか?
いや、そんなことないはずだよ。だから今病気っていう形で今表面に現れてるじゃない。
そういうふうに言いませんけど、本人には。
そういう可能性もあるよっていうふうに思ってます。
なので本当の自分と一致したときにもっともっとどんなに障害があってもどんなに年老いててもできることってあるはず、役割、その人の世界のピースの一つなんですよね。
何か役割がある家族にとっての役割、家族が大変な思いをしてるならそれはそれでそういう大変な思いをさせてあげる経験をしてるんですよね。
決して誰一人無駄な命はないんだろうと思います。
ケアプラン、もっともっと深掘りして自分自身もっとやっていきたいなと思っています。
以上です。ご視聴ありがとうございます。
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