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どうも、ボブです。今日は介護の話をしたいんですけども、お薬をですね、毎日ちゃんと飲めるように管理をする方法っていうことで、
ケアマネジャーはですね、どうやったら認知症の方とかも、ちゃんとお薬飲めるようにできるかっていろいろ考えたりするんですね。
自分でケアプランを立てて整えていくっていうことをやっているんですけれども、ちょっと一般的な話とは違う話になってくるかと思うんですが、
お薬、基本的には先生から処方されて、それをちゃんと飲めるように整えてくださいよって先生からケアマネジャーも言われることもあるんです。
それがあんたたちの仕事でしょっていうふうにね、言われたりするんです。
ただ生活状況いろいろなので、先生が1日3回朝昼晩でお薬出しているとしても、今の生活状況こういう状況なんです。
1日3回はとてもとても、施設にいたらまた誰かがいるからいいんだけど、一人暮らしの度胸で1日3回全部飲むって難しいんです。
1日1回とかせめて2回とかに何か変えることでできませんかとか、そういった相談とかはケアマネジャーから先生にしたり、薬局の方にしたりすることがあります。
今回ですね、一人暮らしで認知症の方に対してですね、こういうお薬を毎日飲めるように整えましょうっていうふうなプランを作ったんです。
その時に、もともとはですね、お薬も嫌い、病院も嫌い、そういう方。なかなか病院に定期的に受診をするっていうのが、なかなかしてくれない方だったんです。
ただ自分の腰の痛みとか不調があるときはたまに病院に行って、その時はお薬飲んで、その時にお薬の内容が血圧の薬なんですね。
血圧の薬ってちゃんと毎回飲んでいかないと飲んだり飲まなかったりが一番危ないですよね。なのでいざ飲むんだったらちゃんと毎回毎日飲めるように整えていかないといけない。これがまた難しいんですよ。
これ皆さん知らない方も多いかもしれないので、介護保険上でですね、ヘルパーさんがお薬を飲ませるためだけに毎日入るってできないんですよ。
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これできるって思ってる方多いかもしれないです。介護保険ではやっぱりお薬を飲ませるとかいうのは基本的には看護師さんとかの役割だったりするし、ヘルパーさんではですね、もしお手伝いするとしたら普通よりもちょっと金額の高い身体介護っていう形でやるんですけども、
ただお薬飲ませるのってほんの数分の話ですよね。もう行ってもう2、3分で終わっちゃうような、そんな支援そのためだけに入るってできないんですよ。
何かプラスアルファお部屋のお掃除だったりとか、何かいろんな支援で入るっていうのはできるんだけども、本当に純粋にそれだけで入るっていうのが介護保険上は認められない。
だから何か別のいろんな用事を含めて入れるっていうことはあるんですが、本当に毎日お掃除が必要かとか、毎日お買い物が必要かとか、決してそうじゃないんですよね。
どっかで集の中でまとめて買い物するとかお掃除するとか、そういったことは十分ありえるんだけども、厳密に言うと毎日、もう本当に寝たきりとかそういった方だったら別なんだけども、
割と自立ある程度していて、いくら認知症でもね、自分で買い物できちゃったりとか、そういった方に毎日入るっていうことが基本的にはできないので、毎日お薬を飲ませるためだけの支援というのは実質なかなか難しい。
そういう時に頼りになるのはデイサービスですね。週5回この方は、他のちゃんとデイサービスに行く必要性もあって、デイサービスに行くようになってるんですけど、そこでちゃんと週5回はお薬飲む管理ができるんです。
残り2日は家でお薬を飲むっていう風にしないといけないので、残り2日をお家にケースを作って、ここから飲んでくださいよっていう風にやっていっているんですよね。
それもね、飲んだり飲まんかったりとか忘れてたりとか、やっぱりどうしてもしてしまう。100%の管理はできないので、どうしても飲んでない時があったらあったで、その経過をちゃんとね、この時飲んでない。
その後にデイサービス行って血圧がどうだったかとか、そういう確認経過を把握していくっていうのがまた大事になってくるんだろうなと思うんですね。
ただ今回お薬飲みましょうってなったのは、血圧がずっと高いのが続いてたんですね。190とか200近くの数値が、上の数値がね、そのくらいあった。
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で、普段の食生活も乱れていて、夜はお酒ばっかり飲んでるとか、そんな状況だったんですね。本当はその食生活だったり、お酒とかそういった部分を整えるのが本当は先決なんだけれども、
もう高齢者の読挙の生活、全部をこれ整えていこうなんていうのは、なかなか難しいことがあって、本人も認知症があるので、いろいろ話をしてその時は分かっても、やっぱりいつもの習慣には勝てないんですよね。
だから、こういう場合はやっぱりお薬で整えていくしかないのかもしれないな。ただ、デイサービスをひょこってこの人は休んだりする時もあるわけです。そういう時にじゃあ、デイサービスでですね、この方はいつもお薬を預かって管理してるんです。
じゃあ、ひょこっとお休みしてしまったら、その日の分のお薬はデイサービスにあるんですね。で、休んじゃったらその日飲めないんです、お薬が。
そのためだけにデイサービスの送迎の車でお薬を届けに行くっていうのも、それもね、もうやってしまってたら、毎回デイも限界が出てくると思うし、毎回休むたびにケアマネージャーが届けに行くっていうのも、やっぱりそれも限界がある。
どうしたらいいかなーってなるんですけど、今日はですね、僕は届けに行ったんです。ですけど、それも毎回はできない。こういう時に家族と本人と先生、薬剤師さん、みんな含めてちょっと意見交換をね、こういう場合はした方がいいかなーって思います。
本当にお薬、独居の生活の中でお薬を飲んでいくっていうことをどこまでガチっとしていくか。お薬飲まなかった時の血圧がどのくらい悪化するかとか、そういった経過をちょっと見た上で、
もうその時はもう仕方ないよねっていう風にするか、ちゃんと家族の了承も得た上で、このイレギュラーな時をどうするかっていうのはやっぱり考えていかないといけないなーとは思うんですね。
事業所の中でみんなだったらどうするっていう話をしたんですけども、そもそもやっぱりお薬に頼る生活っていうのかな、これを今まではたまに病院に行ってお薬飲んで、でも特に本人は不調とかなかったんです。
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目前がするとか血圧による不調はなかった。だけども、デイサービスで血圧が高いっていうことが分かったもんだから先生にも報告をして、先生も190とか200ってなったらやっぱりお薬飲みましょうっていう判断にどうしてもなってしまいますよね。
それで支援者側の意見でお薬を飲むことがほぼほぼ強制的にスタートになったわけです。本人とか家族から飲ませてくださいっていう話になったわけじゃなかったんですよね。
だからここのスタートがね、僕としてもちゃんと意見を聞いてお伝えはしたんですね。お伝えはして、先生もケアマネさんたちもそう言うんだったら分かりましたみたいな感じでスタートになったんだけども。
本当にその血圧をどう考えるか。もしかしたらこの方、他の体調、肝臓も腎臓もバッチリで血液検査の結果アルブミンとかタンパクとかそういったのもちゃんと正常なんです。
何にも健康診断で悪い部分ないんですよ。こういう状態で本当に本当に血圧を下げる薬って必要なのかな。もしかしたら必要があって血圧が高くなっていたっていう場合もあるわけ。
だいたい皆さん自立神経、体がちゃんと整えてくれて、あえて血圧が高くなっている。その血圧が高くなって原因にアプローチすることが大事だったりするんですけど、無理やり下げたことで、
例えば今まで血管にこびりついてた油ぎとぎとの黒ファージみたいなのが血圧によって流されてたのが、血圧がグッと下がることで血管の中にこびりつきが出てしまって、
また血圧が高い時が出てくるとそのこびりついたのが剥がれて血栓となって脳梗塞になるなんていう例もあるそうなんですね。だから安易に血圧をガンと下げる。
管理がなかなか難しいのにこれをやってしまうって、なかなかリスクが高いことだと思ってやっていかないといけないんだろうなって思うんですよね。
それを今回、やっぱり先生の意見も聞いたんだけれども、家族とか本人のちゃんとした意思なくスタートしてしまったことで、また結局問題を増やしてしまったなって反省しているところなんですけどね。
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だから、数値を見てただ高い。じゃあ薬。この判断で本当に良かったんだろうかっていうふうに自分でも疑問を感じてしまっているところです。
どう生きたいか、どういうふうに、血圧高いなら高いで別にいいんだ、長生きしたいんだっていうね、そういう気持ちがあってお薬に頼りたいそういう方もいるんです。
そういう気持ちなのか、いやいやもうね、その時はその時よ。だからもうね、もう変に人がたくさん来てお薬ばっかり飲ませてってそれは望んでないわ、そういう方もいるかもしれない。そこは両方とも本人の人生で本人が決めていいことかもしれないです。
ちゃんとリスクは伝えた上で最終的に決めるのは本人。医療側からすれば、いやいやこれで本当にね、脳梗塞になって倒れたら取り返しつかないんだよって言うかもしれないんだけども、
全部が全部ね、もうそれで本当に救われるかどうかってわかんない。血圧の管理が逆に難しくなってそれがリスクになるかとだってあるから、その責任は取れるのかって言ったらどうなんでしょうっていうことなんです。どっちも結局リスクがあるんだっていうことなんですよね。
だからそれを決めるのはやっぱり本人であって、医療側支援者側が恐れをね、こうなったらこうなりますよ危ないですよって言って選択肢をもう片方だけに絞って進めてしまうっていうのはやっぱり良くないんじゃないかなって改めて思いました。
なのでお薬の管理の注意点ってやっぱりあるなぁと思いました。ということでちょっと反省の反省会でございました。今後もね、なんかこういい解決策とかこうやったら良かったねーっていうのがあったらまた共有したいと思います。ご視聴ありがとうございました。