2022-07-13 12:10

【介護168】HIV/AIDS 「偏見」をなくすには「知識」が必要だね。

ボブです。
研修を受けて感じたことをお伝えします。
「死に至る病」→「慢性感染症」と捉えられるくらい薬が進歩していたんだ!知らなかった!

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どうもボブです。今日はですね、介護の話というか、医療のことでですね、
HIV、AIDSのことの研修をちょっと前に受けたんですよ。それが僕全然知らなくてですね、これ普通の方も知ってて欲しいなって思ったんです。
で、その話を今日はですね、しようと思うんですけど、 病院のですね、相談員さんが困ってました。
もう今までね、在宅での生活をしてもらおうと思って、病院に退院してですね、
じゃあデイサービスお願いしますとか、訪問看護お願いしますって言っても断られるそうです。
なんとなくちょっとやっぱり怖いから職員に任せられませんとかですね、
もし咳が出たらどうするんですか?痰が出た時って大丈夫ですか?いろいろね、やっぱり事業所さん側が知識がないことで断られるケースが多いそうです。
以前もデイサービス一つお願いするのに30箇所も電話して全部断られた。そんなこともあるそうなんですね。
なのでしっかり皆さんにもね、知識を入れてて欲しいっていう強い意思が病院の方もあってですね、研修を受けてきたんですよ。
あんまり馴染みはないんですよね。なかったんです、僕。今まで身近な人でAIDSに感染したっていう方とかいなかったもんで、
なんとなくね、でもかかったら大変だよなっていう、もうそれだけ。以前よりは治療とかお薬も発達してるんだろうなっていうのは思ってはいたんですけど、
実際僕も無症状なんだけれども今、HIVの感染してますよっていう方が担当になってるんですね。そういったこともあって勉強したんです。
簡単になんですけどね、ちょっとお伝えしたいなと思います。
まずですね、HIVとAIDSの違いっていうかですね、これってちょっと違うんだよっていうことをですね、僕なんかもう一緒みたいな、なんかね、なんかようわからんけどHIVもAIDSもとりあえず同じことでしょって思ってたんですよ。
これですね、まずHIVに感染をしましたと、そうしたらですね、免疫が壊されてしまうんです。
CD4っていうですね、リンパ球。このリンパ球が壊れることで、体の中にですね、もともとあった感染症が目を覚ます。
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それによってAIDSが発症しますよっていうことなんです。
なので、もともとHIVのウイルスが体に入ってきましたと、そうしたら自分の免疫が崩されていくんですね。
自分の免疫力が落ちてしまって、で、もともと体の中でですね、そのもともとあった発症しなかったウイルスっていうのがいろいろ体の中にあるんですね。
それが目を覚ます。そして症状が出たものがAIDSとされる、そういうことなんですね。
じゃあ、どうやったらHIV感染しちゃうの?っていうことなんですけど、90%のリスクが高い。
リスクで言うとですね、輸血が一番リスクが高い90%だそうです。
で、あとその次が母子感染ですね。これが20%で、その後性交渉これは2%だそうです。
なのでHIVに感染するリスクとしては輸血、性交渉、母子感染ということなので、例えば介護とかの現場で感染する機会ってほとんどないと思っていいんですよっていうことなんですね。
で、じゃあ実際感染をするとですね、どうなるか?最初の1ヶ月ぐらい、2週間から4週間ぐらいの間はインフルエンザみたいな症状が出るそうですね。
ちょっとなんかあの熱が出て、だるいとかですね、倦怠感、そういった症状が出るそうなんです。
で、それが一旦落ち着いて、何にも症状が出ない期間が5年とか10年とか続く無症状の期間があるそうです。
でもですね、その間にじわじわこのHIVのウイルスって、この免疫、先ほど言ったCD4っていうですね、リンパ球をどんどん壊していくそうです。
徐々に徐々に免疫力を低下させていくことで、ある時バッとHIV発症するということなんですね。
じゃあ例えば無症状が5年続いたとして、その後抵抗力が落ちてエイズ発症しますとなった時に、その23疾患あるそうです。
一応エイズと指定されているですね、病気が23種類あるそうですね。
で、その中で、神経ですね、肝臓だ、こういったのも一つあるということなんですけど、他にもたくさんあるんですが、乳もシスティス肺炎とかですね、サイトメガロウイルスとかもいろいろあるんですけど、
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その中でも血核、血核もその一つになるんです。
で、よくですね、昔、近づいたらダメよとか、エイズ感染している人に近づいちゃダメみたいな、そんなことを言ってた時代。
これは主にエイズ、HIVというよりも血核の罹患の恐れがありますよっていうことだったんですね。
それ以外はほとんど何か触れてしまってとか、近くに寄ったから感染するっていうことってほとんどないっていうことなんですね。
で、病院の先生もなかなか、こう、心筋、肝臓だとかもですね、よくあることなので、見分けがつかないそうなんですね。
でも、若い方でですね、心筋に感染しているので、なかなか抵抗力が落ちないとこういうのってないんですね。
高齢者とかは結構心筋、肝臓、感染することあるんですけど、若い方でこういうことがあったっていう場合は、ちょっと気をつけてますって言ってましたね。
ただですね、今、あの薬が、活気的な薬が発明されてですね、で、この無症状のですね、無症状の期間、その時にお薬でちゃんとコントロールできれば、
感染リスクはなくなると、ゼロパーセントにできるって言ってるんです。
なので、お薬のコントロールがしっかりすれば、性交渉をしても何にも問題ないという状態にまでなる、そういうことなんですね。
で、このお薬というのは、HIVのウイルスの増殖を抑えるっていう薬なんですね。
それによって増殖を抑えることができれば、体の防御反応、CD4というリンパ球ですね、これが徐々に徐々に増えていく。
つまり、体の免疫力がですね、回復していくということなんです。
なので、20年前はこれは死に至る病だったのが、現在は慢性感染症という扱いになっているということなんですね。
定期的に通院をしてお薬での治療をちゃんとやっていけば、慢性的な感染症の一つと考えていいですよ、そういう状態なんです。
医療の進歩ってすごいですね。
ただ、高齢化によって、今まで30代40代の方とかも感染している方が多いんですが、どんどんそれがスライドしていってですね、高齢者にそういった方たちがこれからなっていくわけです。
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そういった時に、爆発的にスライドしていったことでですね、これからデイサービスが必要な方、看護が必要な方がたくさん出てくるんです。
よく施設とか、デイでもね、お風呂入れますよね。私たちお風呂入れないといけないから、ちょっとお断りします。
いやいやいや、お風呂で感染することありません。
もちろん、エイズの症状の23項目の中で、血核に感染している場合は、血核の対応が必要になってきますね。
小器から小器というかですね、咳が出たとか、そういった唾液とかからの感染とか注意しないといけないかもしれない。
それ以外の発症の場合もたくさんあるわけですよね。そういった場合は、もうそれこそ患児だなら患児だの対応になってくるので、必ずしもみんな何かこう近くに寄ったり触れたりしたらダメっていうことではないんですよ、ということなんですね。
なのでやっぱりエイズということの病気のイメージの偏見が未だに多くある。
ドクターも看護師も結構知らないことが多くて、みんなちょっと遠ざけてしまう傾向があるということですね。
もう一つですね、こういう方って感染する最初の経路として性交渉、バイセクシャルの方が多いということなんですね。
バイセクシャル?セクシャルマイノリティって言ったらいいんでしょうかね。そういった方が多いわけですよ。
その人たちも自分がそうだということを知られたくないとかですね。そういった生活を今までしている方もいるそうです。
なのでエイズの偏見とそういった性的マイノリティの偏見、この二重区をこういう方々は感じている。そういう人が多いんです、ということなんですね。
なので私たちもぜひですね、この偏見をなくすためにはやっぱりちゃんとした知識を得るということが必要なのかなと思いました。
イメージだけで遠ざけてしまうっていうのはちょっとね、これからもう少しずつ変えていかないといけないなと思いました。
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ではではご視聴ありがとうございます。
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