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おはようございます。コーチングオフィスのしろうずあつしです。この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、さらにプロコーチや講師として独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
はい、今日もですね、台風の影響が残る沖縄からお送りしております。はい、今日ぐらいまでちょっとね、影響が残りそうな感じですね。
明日にはね、まあまあ晴れてくると思うんですけどね。さて、今日はですね、人材の採用についてね、ちょっとお話ししたいなというふうに思います。
今日お話ししたいのはね、結論なんですけど、制度とかね、募集の方法を変えても人は集まりませんよっていうからね、そういうお話です。
人材育成って、明らかにこの5年ぐらいだと思うんですよね。この5年ぐらいで変化してて、その一番の原因というのはね、人手不足なんですよ。
これはね、長く続くわけですから、人材育成のトレンドっていうかね、やり方っていうのはね、5年前とは全然違います。
一番大きいのはね、個人のスキルアップみたいなものって、個人の責任になってきてるってことなんですよ。
以前は、会社の中で個人のスキルアップみたいなものをね、主導だったり、あるいは管理したりして、
彼は今後どういうキャリアを積んだらいいのかみたいなことね、会社とかね、上司とかが考えてあげるみたいなね、そういう傾向ってすごくあったんですけど、
今はそういうことをあんまり考えることはないんですよね。
どっちかというと、もう個人の責任みたいな色合いがやっぱりすごく強くなっている気がします。
実際その会社がね、スキルアップをサポートすることはあるんですけど、個人でなんかいろいろね、学んで成果出す人の方が、
結局のところ、成果出したり、やっぱりポスト取れたりするんで、会社としては最低限はやるけど、後は自分でやってね、みたいな感じがやっぱり多くなりましたね。
残業とかね、すごく以前に比べて減ったので、その分スキルアップは自分の責任でね、時間外でやってね、みたいな、そんなイメージだと思います。
実際転職なんかも多いですから、個人にスキルアップの責任が紐づくっていうのはね、健全な姿かなというふうには思いますね。
そういう中でね、よく言われるのが、人材っていうのはコストなのか投資なのかっていうね、そういう話です。
もちろんね、投資だっていうふうにみんな言いたいわけですけど、現実のところね、コストになっているところもあるわけですよ。
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そうするとね、会社とか経営者とか問題だ、みたいな話になるんですけどね。
確かに会社とか経営者は問題なんですけど、ちょっと考えないといけないことがあるんですよ。
会社とか経営者の意識っていうよりもね、別のところに問題があるんですね。
今日のキーワードね、人材は投資かコストかですね。
例えば、優秀な人材を投入したらね、ビジネスが拡大したりとか売り上げが上がったりするビジネスモデルがあるとするじゃないですか。
例えば、優秀なエンジニアがいるとビジネスが拡大する。
優秀な営業マンがいると売り上げが上がるとかね。
こういうビジネスでは、人を投資するとビジネスが伸びるっていう場合ですよね。
これはね、やっぱり当然、投資って考えられるわけですよ。
一方ね、誰がやっても同じような単純労働ってあるじゃないですか。
これね、現実は実際ちょっと違うんですけど、パッと思いつく感じで言うと、工場のライン労働者みたいなね。
これ、念のため言いますけど、工場のライン工っていうのもちゃんと技術が必要な職場もありますから、一概には言いませんけど。
でもそういうね、誰がやっても同じような単純労働のビジネスモデルではですね、やっぱり人はコストって考えられるわけですよ。
つまり、人を投入してビジネスが拡大するっていうビジネスモデルでは投資って思われるんですけど、
誰がやっても同じで、人を投入しても伸ばす余地がないようなビジネスモデルではコストって考える。
つまり、人を投入してビジネスが拡大する場合は投資って考えられるし、人を投入しても伸ばす余地がないビジネスモデルではコストって考える。
つまり、投資かコストかってビジネスモデルの違いなんですよ。
当然ね、求人とかって基本的に投資って思っている会社に優秀な人は集まるわけです。
コストって考えている会社はね、コストって基本的には低ければ低いほどいいので、給料とかなかなか上がらないわけですよ。
当然人は集まらないんですよね。
その投資かコストかっていうふうなものって、みんな口に出すというか意識はしてないかもしれないけど、
なんとなくそのビジネスモデルがわかるから、やっぱり求職者は見抜くわけですよ。
だから、コストって思っているようなビジネスモデルの会社にはやっぱり優秀な人は集まりにくいし、
投資っていうふうなビジネスモデルを持っている会社には優秀な人は当然集まるわけです。
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だからね、人を採用するにはビジネスモデルを変えないといけないんですよ。
人が集まらないのは、実はビジネスモデルが人をコストとして扱うモデルになっているということなんです。
だから、優秀な人が来るとビジネスが拡大するようなモデルに変えないといけないんですよ。
そうしないと、やっぱり集まらないんですよ。
具体的な方法はいろんな方法があるんですけど、
制度とか募集みたいなものをちょこちょこと手を入れても、
やっぱり求職者、つまり仕事を求めている人っていうのは、
制度とか募集の方法だけが変わったんだなっていうのは見抜くんですよ。
それじゃ集まらないです。
だから、ビジネスモデル自体を変えないと、やっぱり人って集まらないですよっていう話です。
だから、結構踏み込んだところまで変えないといけないので、
結局のところ、募集とか制度とかだったら担当者レベルでもできるかもしれないんですけど、
それでもちょっと限界があるんですよね。
採用担当の人がいくら頑張っても、ビジネスモデル自体が人をコストとして扱うようなビジネスモデルだったら、
なかなか人集まらないです。
だからね、結局のところ、やっぱり経営者レベルとか、
少なくとも部門長レベルとかが関与しないと、やっぱり人ってなかなか集めるのは難しいと。
そういう状況が続くでしょうねってことです。
先ほどちょっと人手不足みたいなお話しましたけど、
この状況っていうのは長く続くのは間違いないので、
ということは、やっぱり早めにビジネスモデルを見直して、
人を投資と思えるようなビジネスモデルに変える必要があると。
そういうお話です。
今日はですね、「人材が採用できない理由とは?」って話でした。
いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。
では、いってらっしゃい。