意思決定とタイムマネジメント
おはようございます。コーチングオフィスのしろうずあつしです。この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、さらにプロコーチや講師として独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
はい、えーっとね、連休も終わって、なんかいきなりね、秋っぽくなってきた感じがするんですけど、いかがでしょうかね。はい。
今日僕は福岡にいるんですけど、明らかにね、朝のランニングの空気が涼しくなってて、すごく気持ちいい感じでした。
先週はね、意思決定についてお話ししたんですけど、これはもともとタイムマネジメントから来る話なんですよ。
つまり、タスク管理とかね、タイムマネジメントを考えていくと、結局何をやって何をやらないかを決めないといけないっていうふうなことになるわけですよ。
もうそれはね、絶対そうなるわけですね。24時間という中でどうするかということなんで。
だけど、ということだから、何をやって何をやらないか、つまり意思決定についてね、ちゃんと理解しておかないとタイムマネジメントっていうことはね、話になりませんよっていうふうな話だったわけです。
その意思決定っていうのは、何かを選ぶっていうんじゃなくて選択肢を作ると。つまり仮説を立てることが重要ですっていうふうなお話でした。
仮説っていうのはね、うまくいくのはこうするべきではないかっていうので、それを実行するにはね、戦略が必要なわけですよ。
仮説を立ててそれをやってみると。やってみた結果、うまくいけばそれを元に戦略を立てる。うまくいかなければ別の仮説を立てて戦略を立てるというふうなことになるわけです。
つまりね、タイムマネジメントっていうのは、意思決定、それから仮説を立てる、戦略を立てるんですよね。さらにそこから戦術的な得意不得意っていうふうなものもあるわけです。
これ詳しく話していくと各事象の話になるんですけど、もうすごく簡単に言うとね、例えばYouTubeでね、コーチングの動画をアップして集客しようというふうな戦略を立てたとしますよね。つまりそういう作戦ですよね。
YouTubeから新しいお客さんを取ろうと。あまりいい戦略じゃないですけどね。仮にそうだとして、そこに実際に戦術的なことがそこにいろいろ乗っかってくるわけですよ。
例えば、自分は話が上手だと。話の上手さではまあまあいいとこ行くなとか。あと見た目も悪くないから結構いけるんじゃないかとかね。話はあまり上手じゃないんだけど、でもコンテンツは面白いもの作れるかなみたいな。
だから話が上手だからYouTubeをやろうとか、コンテンツが面白いものが自分はたくさんあるんでYouTubeをやろうとか言うのって、それ戦術的な話なんでね。一つ一つ個別な話なわけですよ。でもその大きなそれをやるにあたっての戦略っていうのがないと全然意味がないわけですよ。
こういうのを考えた上でやっと効果的なタイムマネジメントの話になったわけです。つまりタイムマネジメントってタスク管理とか時間管理の問題じゃないと思うんですよね、僕はね。だからタイムマネジメントを考えるその前の段階として、戦略っていうのが一番核になるんじゃないかなっていうふうには僕は思います。
仮説検証の重要性
戦略って言うと難しいですけど、要は作戦ですね。何でもいいですよ。例えば集客をしましょうって思った時に、あなたの作戦ってどんな作戦ですかって考えるわけですよ。もっと別のことでもいいです。
例えばブログを書いて、そのブログをバズらせようと。わかりました。じゃあその作戦はどんな作戦ですか?みたいなことを言うわけですけど、それね、ほとんどの人はね、この作戦聞くと驚くほど作戦がないんですよ。こうするとうまくいくと聞いたとか。
いやいや、それね、それ仮説ですよ、あくまで。まだそれね、わからないですよ。それ作戦じゃないですよ。それを作戦にしていいかどうか考えないといけないわけですよ。だからね、よく聞くと結局作戦ってのはないんですよね。だからうまくいったらいいなと思ってるだけですね。
じゃあ集客をしましょうみたいな話をした時に、じゃあどういう作戦ですかって言われた時に、こうしたらいいと思うんですって話は出るんですけど、それはその段階ではそれまだ仮説なんですよ。だからその仮説を検証して、それでそれがこれがうまくいくぞということがわかったら本格的にやるわけです。
つまり仮説っていうのはあくまでプレ着手であって、本格着手の作戦を実行する、つまり戦略を実行するっていうのはもっと後なんですよね。だけどね、結構ね、結構な人がお金とか時間とかかけて、ここにカフェをオープンすればうまくいきそうと思ったんで、オープンしてみましたみたいな。
まだ仮説検証の段階なので、いきなりそのまま作戦を実行して失敗したりとかいうふうなことになってるわけです。そういうのをたくさん見てて、なんでこういうふうになるんだろうなっていうふうにいつも思ってたんですけど、大きな理由は一つはやり方を知らないっていうことと、あと面倒くさいからなんじゃないかなと思うんですね。
面倒くさいとかっていうのって、これは僕はね、慣れの問題じゃないかなというふうに僕は思っています。つまり、仮説立てて検証してね、戦略作って行動するというのって、もうこれ慣れなんですよ。だからね、何回もやってるともうこれ以外ね、もうやりたくなくなっていきますよ、普通に。
だから、そうしてなくてね、さっきみたいに、ここでカフェ開くとうまくいくと思ったんで、ここで居酒屋開くと売れると思ったんで、開きましたとかいうふうに見ると、ああ、この人うまくいかないだろうなっていうふうに思うんです。
カフェがたまさかうまくいったとしますよね。でも、そもそもその意思決定の方法、つまり仮説を立てない、仮説をね、そのまま戦略にしてしまうっていうふうな形で、お店を開くとか、何かやるっていうふうなことをね、決めてしまう思考があれば、当然その人って、仮説を検証するっていう習慣がないわけですよ。
だから何でもかんでも、仮説がそのまま作戦になってしまう。それはね、カフェはうまくいくかもしれないです。たまさかね、一発やでね。居酒屋はうまくいくかもしれない。
だけど、その考え方をやっている限り、何回も大きな失敗を結局してしまうので、後々ね、うまくいかないっていうのはね、もう本当に手に取るようにわかります。
この仮説、つまりね、試しにやってみるっていうやり方をね、知ってるのと知らないのとはね、うまくいく確率はね、本当に運命の差になります。
だからこの試しにやってみる、つまり仮説を立てて、プレ着手をやってみるっていうのはね、めちゃくちゃ重要ですよっていうふうなね、お話でした。
はい、今日はですね、失敗する原因は試さないからって話でした。いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。では、いってらっしゃい。