言語とかは使うんだけど、どうしてもやっぱり動物の数とか、さっき言った食料の数とか、交換するみたいな場面が出てくると、どんどん数が必要になってくる。
そうだね、てか数なかったらさ、そもそも足し算とかもできないよね。
もう足し算なんてね、レベル高いよ。
なんかそれまでって、例えばスタドの狩猟最終民族だったら、マンモスとかがいるとするじゃん。
したら、今だったら何人ぐらい行ったら倒せるかなみたいな。
10人ぐらい行けば倒せるかとか考えるけど、昔っていっぱい行けばいいか、ちょっとでいいかっていう、それぐらいの感覚なんで、数字がない世界だと。
すべてが定性的みたいな。
そう、多いか少ないかみたいな。
大変だな。
じゃあ、なんでそんな中、どう数が生まれたのかっていうと、例えば、大昔に牛を飼ってる人がいました。
で、その牛をその柵の中で、ちゃんとみんな管理しなきゃいけないっていう場面だったときに、1頭とか2頭とかいるぐらいだったらさ、パッて見たらわかるじゃん、みんないるなって。
だけど、20頭とか30頭とかになってきたらさ、パッと見てもわかんないじゃん。
わかんない。
その状況で、数字っていう概念がなくて、どうやって牛管理する?
なかったら、地面とかに棒をかきまくる。
その牛の数分、棒をかいて、毎回指でさしながら数を確認するかな。
そうだね。
何かに置きかえるってことをやる。
例えば、石の数とかでもいいんだけど、この牛糸が柵に入ったら、じゃあここに石1個置こうみたいな。
で、どんどんどんどん置いてって、その石の数と牛の数が常に一緒だったら、全員いるなってわかる。
まあ、線画っていうのも一緒だけど。
じゃあ、次、それずっと牛専用みたいなものじゃん、それって。
その当時の人の感覚からすると。
でも、そこから、そこで数えた傷とか石とかを他のものにも使えるって気づくのに、またちょっと一ステップあるんだよね。
別に他の動物を数えるのに使ってもいいし、人の数を数えるのに使ってもいいし、っていうのにまず気づくっていう。
数字がない世界だったら、それ気づくのすら難しいんか。
そうそうそう。だって、1、2、3って数えられないわけだからね。
想像ができないね、ちょっと。
できない。
で、そこからそれまでの人たちって、別に日にち数えてないよね。
なんか朝来て、夜来てっていうのを繰り返してるっていう状態なんだけど、
この石とか、傷とかを使えば、たとえば一回日が落ちて登ってきたら、それを石一つってカウントできるなみたいな。
で、牛はこの日にちを数えてった時に、石が何十個分になったら大体大人になるなとか。
そう。
えー、わかんない。もうそういうもんだと思った。
ああ、なるほどね。
で、6だったらさ、5-1みたいな感じで、Vに1個2個って立ち行くじゃん。
うん。
あれも縦棒が多すぎたら、もう訳わかんなくなっちゃうから。
そうだよね。
っていうことなんだと思う。
それはそうだよね。
7もVに縦棒2つだよね。
そう。
で、8になるとちょっと違うんだっけ?なんかXみたいな。
いや、8もVで3本だけど、
あ、そっか。
10になるとXになる。
10、9はなんだっけじゃあ?
9は10-1。
9は10-1。
ああ。
だから、1書いてXで9。
1Xか。
そう。
なるほどね。
わかりにくいんだが、わかりやすいんだが、よくわかんない。
それに使い慣れてたら、逆に1,2,3,4,5,6,7,8,9って全部あるのは、めんどくさいってなるかもしれないね。
そうそう。
全部覚えなきゃいけないのかってなるかも。
そう。
だけどさ、最初のヒエログリフみたいに1個1個さ、カエルの絵書いてみたいなさ、わけわかんないやつやるよりは、
難しすぎでしょ。
法則性もあるし、割と覚えやすい。
そんなさ、カエルの絵なんてさ、人によって描き方違うよね。
ちゃんと描いてたんじゃないかな。
みんな同じ描き方のカエルだったらまあ。
これさ、画力の差出るよね。
絶対出る。
ちなみにこれね。
むず。
結構ちゃんとカエルの絵なんだよね。100万だと人の絵だしさ。
あ、でもポーズはもう決まってるんだ、たぶん。
カエルを左から見たやつと、人間はなんかよくわからないポーズして座ってる。
そうそうそう。
みたいのがあって、それに比べるとやっぱさっきのローマ数字とかって、結構シンプルにはなってきてはいるね。
だけど、これも頑張ったら計算はできるんだけど、
たとえばもう3桁と3桁の足し算とか、計算しようってなったら結構難しいんだよね。
でもややこしいじゃん。XXXVなんちゃらみたいな書いてるやつでさ、パッて見てわかるの結構慣れが必要というか、読みにくい。
たしかに3桁になると、じゃあなんかさっきの漢字と同じような問題生じそうだよね。
だってさ、71ってしたかったらさ、71なのか、8なのかわかんないみたいな問題ができそうだよね。
そうそうそうそう。
ちょっと話して書かなきゃいけないかじゃん。
そう、だからスペースの問題になってくるのかわかんないけど、結構難しいんだよね、だから。
この当時って多分、言語も集団の数、やっぱり言語の種類ってあったし、数字もやっぱり地域によって全然違う数字がいっぱい出てくる。
じゃあ今の数字のルーツなんなんっていうとこなんだけど、これ最初にアラビア数字って言ったやつで、正式にはインドアラビア数字。
インドなんだ。
そう、だけどアラビアって言ってるけど、アラブ出身じゃないんだけど、こいつインド出身なんすよ。
えー、それインドの人ってさ、インド数字って知ってほしいね、じゃあ。
これね、今から2300年前くらいのインドで生まれてて、
じゃあなんでアラビア数字って言うのっていうのなんだけど、結構ややこしくて、インドでできて、それがアラブに伝わって、そこからヨーロッパに伝わったから、ヨーロッパの人から見たらアラブから来た数字ってこと?
それはインドの人侵害だな。
インド抜けちゃってる。本当のルーツはインドなんだけど、アラブは経由地っちゃ経由地みたいな。確かに広がってはいるんだけど。
だから逆に今アラブの国からしたら、アラビア数字ってインド数字って言うらしい。
えー、そうなんだ。
インドから来てるから。
インドは?インドは?
インド、インドなんて言ってるんだろう。インドは普通に数字なんじゃないか。
えー、聞いてみよう、今度友達に。そんな自分たちのところの数字をあえてインド数字とか言うのもあれだね。
言わなそうだけど、他の地域から来たからこういう名前がついてる。
なるほどね。
で、そもそもだから、この数字とかあとは、ゼロとかできるのはもうちょっと先のお話で別なんだけど、それできるのもインドだし。
結構数字のルーツはインドがだいぶでかい。
えー、じゃあインドがやっぱり数学強かったの?
インドはもう数学強いですよ、めちゃめちゃ。
いや、でも意外とさ、2300年前なんだね。
あー、そうだね。
結構最近じゃない?だって数字の概念が生まれたのが5000年前。
でも、5000年前から2300年前の間は、いろんなのが混雑したってことか。
そうそうそうそう。別にね、インドで生まれたって言っても、今の形とはまだ全然違う。
あ、そうなの?
なんかもうちょっとね、ふにゃふにゃの記号みたいな感じ。
で、これね、グーグルでね、今のアラビア数字、起源とか検索したら、絶対出てくる説があって、
数字、なんでこの形なのかっていうのは、数字にある角度の数だっていう説がめちゃくちゃ出てくんだよね、ググったら。
1だったら、1の上のさ、ぴょこっていうところを入れて、そこに角度が1個あるじゃん。
だから、1。で、2はZみたいに書いたら、角度が2個で、2。
あー、なるほどね。
で、3もジグザグに書いたら、角3つあるじゃん。だから、3。
だから、この角度の数なんだよね。で、4からは、けっこう無理矢理で、4も確かに4つだって、数えようと思った。
いっぱいあるでしょ。1、2、3、4、5、6、6個ぐらいない?
でも、角度って何を角度と言うんだろうね。
だからもう、角よ。
だってさ、Zだってさ、逆のさ、角度考えたら2個じゃん。
それは1個、A角の数って考える。
A角だけ?
うん。で、4は、4で囲まれた場所を三角形になるじゃん。