東京桃スタンドの発見
みなさまこんにちは、如月サラです。
今日はすっかり夕方になってしまったと言いますか、もう真っ暗ですね。18時過ぎ。
夏だとまだね、18時というのは明るい時間帯だったと思うんですが、季節が進んでいくのっていうのは本当に早いですね。
ずっと暑かったので、夏がずっと続いているような気持ちがしていましたけれども、
涼しくなってみたら、日もこんなに短くなって、だんだん冬が近づいてきているなぁという感じを持っています。
今日は3連休1日目の土曜日。何の話をしようかなぁと思ってたんですが、
最近私が気に入っているお店にランチに行ったので、その話をしたいと思います。
すごく変わった店なんですよ。
名前はね、Tokyo Momo Stand。モモって何だろう。
まずここをモモって聞いてパッと皆さんが思いつくのは、ミヒャエル・エンデのモモっていう物語かもしれませんね。
でもこの場合の桃というのは、ネパール料理のモモのことなんです。
ネパール料理で、餃子にすごく似たモモという食べ物があるんですよね。
皮の中にお肉とか野菜とかを詰めて茹でて、ソースをかけたり、何かにつけて食べたりする食べ物なんですが、
私結構エスニック料理って言っていいのかな。
エスニック料理が好きで、いろんなエスニックな感じの食べ物、いろいろ食べ歩いてたんですよ。昔から。
その中でもネパール料理ってなんとなく優しくて辛くないし、好きだなぁと思って。
でもね、東京には割とネパール料理いっぱいあるんですけど、ネパール料理全国で見ると食べられない街とかも結構あると思います。
優しい感じの料理なんですよ。
そのネパール料理の桃だけを出す店なんです、Tokyo Momo Standって。
それをナチュラルワインで飲みながらモモを食べます。
もともと西麻布の名店のフレンチにお勤めだった方が独立をして、ネパールの方と一緒にネパールの方がネパールで食べられてる、本当に本場のって言い方は私あんまり好きじゃないんですけれども、
ネパールで食べられてるレシピのモモを作って、ソムリエの方がワインに合わせてくださるという、Tokyo Momo Standね。
ネパール料理の桃
ここは何月だったかな、8月とか7月にオープンしたんだったと思うんですけれど、どうして私がここに行ってるかというと、たまたま通りかかったんですよ。
たまたま通りかかった時に、胡蝶蘭がたくさん出てる場所があって、私はそこはコロナ前までお寿司屋さんだったってことを覚えてたんですね。
お寿司屋さんが20何年間ずっと営業されていて、コロナ禍の影響だったかどうかはわからないんですけれども、そこでお店を畳みますという張り紙が出て、
座宅とかそういうのを安く譲りますよなんて書いてあったりしたのを覚えてて、何度か通ったことがあるのでね。
ある日そこに胡蝶蘭が出て、すごく感じのいいカウンターのお店がガラスの向こうに見えるわけですよ。
私はもともと雑誌の編集者で、グルメ系の雑誌をやってたことも長かったので、そういうお店には一目散に入っていくわけです。
そこをガラッと開けて、「いつオープンするんですか?」って聞いたら、「明日です。」っておっしゃったんですね。
で、「何を出すお店ですか?」って言ったら、「モモとナチュラルワインです。」って言われて、「いやー、そんなお店聞いたことないわー。」って言って、すぐにオープンして1週間後ぐらいに行くことができました。
モモもいろんな種類があって、例えばベジタブルのモモとか、あとシグネチャーっていうのはそのお店の特徴的な力を入れている料理ってことなんですが、
シグネチャーは豚肉のポークのモモなんですけれども、それにちょっとカレー、このモモ、ご飯にかけるとカレーとして食べられるなーみたいなソースがかかって出てきたりするんですよね。
それを何種類くらいあったっけな、レギュラーが4種類、そして季節のモモが1種類。
先月行ったときは季節のモモは、おすましのスープにきのこの入った、いわゆるザ・和食みたいなスープのかかったやつで、モモという料理をちゃんとネパールのレシピでも作りながら、そういういろんな味に変化させていくっていうようなことにチャレンジしていらっしゃるお店なんですね。
そこからもう何回くらい行ったんでしょう、私多分5回くらい行ってます。
ランチも始められて、ランチはダルバートと言いまして、豆のカレーとアチャールというのがネパールの食べ物の前菜のことなんですけど、2種類のアチャールがついて、もう一つお料理がついてご飯という感じのダルバートっていうランチが食べられます。
これは限定9食ぐらいしか出ない、9人分ということですね。
今日お昼はそこのダルバートを食べてきたわけです。
もちろんお昼からモモも食べられまして、一回閉まるんですよ。
ランチの時間の後一回閉まって、また夜オープンするんですけれども、お昼にモモとワインを食べたり飲んだりした人はそれでもOKなんですが、
私は今日戻ってきて、夕方6時まで今までずっと仕事をしてましたので、今日はちょっとワインは無理だなって思いながらダルバートだけ食べてきました。
ここが、友達を何人か連れて行って何回か友達にも紹介したんですけど、皆さん本当に喜んでくださるというか、
最初モモを一個ずつ盛り合わせてもらって、ワインとかネパールビールなんかもあってね、それと合わせて1時間ぐらいでさっと友達と出て行ったりとかそういう風にしてたんですけれど、
この間友達と行った時はね、一個ずつモモを出してもらってコース料理みたいにして、ワインで食べて、長居をしましたね。
ずっとお喋りしてて、ちょっとしたメニューに載ってない裏メニューで今日麺ありますよっておっしゃっていただいて、麺を食べたんですけれども、
お店の成長と未来
その麺はネパールのカップヌードルみたいなものがあるらしくて、その麺だけを利用して、あとはスープと中身はこっちで自分たちで作ってるというようなお話で、
パクチーもいっぱい入った私好みのエスニックな味でね、この一口最後に麺をいただくっていうのがなかなかの至福だったんです。
こういう行きつけの店が成長していくっていうのを見守るっていうのもなかなか面白いことでして、
今も来週はどこどこが取材に来るんですよ、どこどこも取材に来たんですよなんてお話を今日も伺ってきたんですけれど、
どんどんいろんな方に知っていただいて、すごく真面目にやってらっしゃるので、ぜひいろんな方がモモとワインっていう組み合わせを楽しんでくれたらいいなと思って、勝手に私は応援しているんですよ。
そう喋ってるとね、今夕方ですからちょっと出かけてモモを食べたいなぁなんて思うんですけれども、
今日はねちょっと明日の用事があるんで、夜はお出かけはやめとこうかなと思うんですけれどね。
Tokyo Momo Stand。まだね多分今Makuakeでやってらっしゃると思います。
このクラファンはメニューにないコース料理と一緒にペアリングをします。ペアリングのワインをつけてもちろんその中にモモも入っているんですけれども、
そういったものが食べられますよっていうようなクラファンをやってらっしゃったと思いますので、もし皆さんねご興味でたら見ていただくといいかもしれません。
8席、9席ぐらいしかない小さいカウンターのお店なんですね。
いろんな方いらっしゃってどんな方がお客さんに多いですかって聞いたら、まだねご近所の方が何度も顔出してくださいますよーなんてことをおっしゃってたんですけれど、
どんどん大きくなって、大きくなってというか大変だな。どんどんいろんな方に知っていただいて、この美味しさ楽しさっていうのを知っていただくといいなというふうに思っています。
今日はコロナ系でなかなか食べ歩きってやっぱりこの3年半ぐらいやってなかったので、またこうやっていろんなお店に顔を出してね、
頑張ってらっしゃるのを見るとか、私も未知の味に出会うとかそういうのは本当に楽しいことだなと思って、今日は私のお気に入りのお店のことを話させていただきました。
それでは皆様、今日も良い一日を。