Googleが動画生成AIのLumiere(ルミエール)を公開 / Lumiereの特徴 / Lumiereで出来ること / 現在の動画生成AIのプレイヤー
「耳で学ぶAI、ロボシンク」は生成AIのトレンドや情報を「耳」で学べるポッドキャストです。
AI初心者向けにChatGPTや画像生成AIの可能性をゆるく楽しく解説します。
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👨💻パーソナリティ
矢野哲平
「AIを分かりやすく、楽しく」をコンセプトにポッドキャストやnoteでAI情報を発信。株式会社root c代表取締役。福岡出身。
◎note
◎X: 矢野哲平
◎動画で学べるAI講座(Udemy)
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【リソース】
◎Lumiereプロジェクトページ
https://lumiere-video.github.io/
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◎番組の感想や要望はこちら
https://forms.gle/VMyVYWzHSNKZFu787
【スクリプト】
こんにちは、矢野哲平です。このポッドキャストは無料で学べるAIスキルロボシンクが提供する番組です。耳で学ぶAIをコンセプトに初心者向けにAIのトレンドや可能性を楽しく解説します。今回はGoogleが動画生成AI「Lumiere」を投入したことについて話します。
今日はGoogleがリリースした動画生成AI「Lumiere」について解説します。今収録しているのは1月26日金曜日でちょうど2日前にGoogleの動画生成AIが発表されました。動画生成AIとは指示を出してAIに動画を生成してもらうものです。例えば「砂漠の動画を作って」という指示をするとAIが砂漠の動画を作ります。イメージとしては動画生成ができるチャットGPTのようなものです。
例えばランウェイの「ジェンツー」や「ピカラボのピカ1.0」が有名です。最近リリースされたこれらは動画生成AIで知られています。この領域には今までGoogleは参戦していませんでしたがとうとう動き出しました。
「Lumiere」という言葉はフランス語で光を意味し映画や写真の分野でも使われます。Lumiereの特徴は公式の説明によると既存の動画生成AIが複数枚の画像を生成し繋げる手法を用いていたのに対しLumiereは動画全体の複数枚を一度に生成するため複数枚の繋がりが自然で違和感の少ない動画が可能です。生成できる動画の時間は合計で数分ですがこれは他の動画生成AIと大差ありません。
Lumiereを実際に使ってみたいですが現時点では一般公開されておらず公開時期や費用も未定です。この辺は発表され次第ポッドキャストでお伝えしたいと思います。
今回の情報をまとめるとGoogleが動画生成AIのLumiereを公開しました。Lumiereは既存の動画生成AIと異なるアプローチを取り動画全体の違和感が少なくなっています。Lumiereの公式ページは概要欄に貼っておきますのでぜひご覧ください。
Lumiereでできることにはテキストから動画を生成するテキスト2ビデオ、画像から動画を生成するイメージ2ビデオ、既存の画像のスタイルを参考に動画を生成するスタイライズデンジネレーション、既存の動画を別のスタイルに変更するビデオスタイルデーション、画像の一部が動くシネマグラフ、動画の欠損部分を補うビデオインペインティング、動画の一部を修正する機能などがあります。
現在の動画生成AIのプレイヤーとしてはランウェイの「ジェンツー」やピカ1.0、ステーブルビデオディフュージョンなどがありますが今回のGoogleの参入により2024年の動画生成AI市場はさらに面白くなりそうです。
それでは今日はこの辺で終わります。ありがとうございました
サマリー
Googleはついに動画生成AIのLumiereを公開しています。Lumiereは5秒の動画を生成し、動画全体の違和感が少なく、品質も高いです。