皆さん、こんにちは。矢野 哲平です。このポッドキャストは、無料で学べるAIスキル、ロボシンクが運営する番組です。
耳で学ぶAIをコンセプトに、初心者向けにAIのトレンドや可能性を深掘りしていきます。
今回のテーマは、耳だけで理解するChatGPTについて話していきます。
はい、ということで、今日はChatGPTを耳だけで理解するというポッドキャストのエピソードを配信していきたいと思います。
私、ロボシンクというAIスキルを学べるオンラインスクールを運営しているんですけども、
先日、受講生の方からChatGPTを初心者向けに理解できるようなポッドキャストを配信してほしいということを言われまして、
耳だけでパソコン使わずにChatGPTを勉強できるのかなぁってちょっと思ったんですけど、試みとしては面白いなと思って意見を採用してですね、
耳だけで理解するChatGPTということで、今日はエピソードを配信していきたいと思います。
対象になるのは、ChatGPTをまだ触ったことがない人や、触り始めたけどちょっとよく使い方わからないなぁという方向けに配信していきたいと思います。
忙しいビジネスパーソンの方、忙しくてもですね、通勤中や移動中など耳が空いてると思うんですけど、耳で学ぶChatGPTということでお送りしていきたいと思います。
そもそもですね、ChatGPTっていうのは何なのかっていうことをお話しすると、シンプルに言うとですね、会話系の生成AIに分類されます。
世の中にはですね、いろんな生成AIがあるんですね。画像生成AIであったり、動画生成AIであったり、それこそポッドキャストの音声をAIに作ってもらうような音声系のAIもあります。
そのいろいろあるジャンルの中でChatGPTは会話系の生成AIということで、AIと人間が会話をしながらやり取りを進めていけるようなサービスですね。
有名なのがChatGPTで、これはですね、2022年の11月に日本でリリースされました。
アメリカとイギリスではそれよりももっと早かったんですけど、2022年の11月にリリースされたサービスとなります。
で、ChatGPTで何ができるのかという事例を挙げると、例えばですね、取引先の方からメールをいただいて、そのメールをChatGPTに投げて返信文を考えてくださいというふうに指示をすると、
ChatGPTがそのメールの文章を理解して返信文を作成してくれるというような、こういったこともできます。
それ以外にも、例えばですね、生成AIに関する文章を作成して2000文字以内で、なんていう指示をするとですね、
ChatGPTがその指示に沿った文章を考えてくれるというような内容になります。
ChatGPTの仕組みを簡単に言うと、高性能な連想ゲームというふうによく言われています。
今からですね、私がある文章、言葉を発するので、その後に続く言葉を連想してみてください。
いきますね。
昔々ですね。昔々あるところに、このように多くの方はイメージすると思います。
これと同じような仕組みで、ChatGPT、いわゆる生成AIですね。
生成AIは前の単語の後ろに続く最適な言葉というのを導き出しているというのが仕組みなんですね。
これを聞くとですね、「なんだそんな簡単なことか?」というふうに思う方もいらっしゃると思うんですけど、
その回答の元となる知識のベースというのが、世界中のウェブサイトの情報や論文ですね。
そういったものを学習しているので、その後に続く言葉っていうこの確率の候補がものすごいんですね。
その中から最適なものを選んでいるので、さも人間と会話をしているかのようなやり取りが可能になっています。
ChatGPTの得意なことを3つ挙げると、要約、翻訳、あとはテキスト生成ですね。
これらのことが得意です。
例えばですね、要約なんかが非常に使いやすいんですけど、1万文字の会議資料をChatGPTに投げて、
この文章を要約してくださいというと、GPTがその重要な部分ですね、を抜粋してわかりやすく要約をしてくれたり、
あとはこれに翻訳を組み合わせると、例えば海外のですね、論文などを要約をして、
そしてそれを日本語に翻訳してくれるといった使い方も可能です。
今までこういったツールっていうのはなかなか触れる機会がなかったので、実際にこう使ってみると便利だなぁと感じるんですけど、
やっぱり情報収集の仕方というのが格段に効率が良くなったと感じています。
例えばですね、私なんかはAIの情報をよく収集するんですけど、
AIの情報も海外のサイトにアクセス、論文などにアクセスをして、それを要約をして翻訳をChatGPTにお願いすると、
これによって情報収集の効率が格段に良くなったので、かなり重宝しています。
あとはそれ以外にも知識の情報にアクセスも可能で、例えばですね、行動経済学、すごく私興味があるんですけど、
行動経済学の理論を挙げてくださいなんて指示をするとですね、ChatGPTが行動経済学にはこういった理論があります。
どれどれどれとこう挙げてくれて、そこからさらに、じゃあこの理論を詳しく説明してくださいなんていうと、
ChatGPTがその理論を詳しく説明してくれたりします。
イメージとしてはですね、人類が持っている知識や情報ですね、それにアクセスできるツールというようなイメージも穴がち間違いじゃないのかなと思ったりしています。
ChatGPTは誰でも無料で利用することができます。メールアドレスの登録なんかですね、簡単に登録をして利用することができます。
ただしですね、ChatGPTには無料プランと有料プランの2つがあるんですね。
先にお伝えすると無料プランでも十分利用できます。
是非も試したことがない方は試してみてください。
無料プランと有料プランどんな違いがあるんですかっていうふうによく質問を受けるんですけど、そうですね、面白いデータがあるんですけど、
ChatGPTの無料版ユーザーほど満足度が低くて、有料版のユーザーほど満足度が高いというデータというかアンケートがあるんですね。
なので無料でも全然利用はできるんですけど、有料版に行くと様々な機能が開放されるので、もっとAIを便利に使うことができます。
ちなみに有料版の金額で言うと最低のプランですね、最低の有料版のプランで月額20ドルですね。
1ドル145円ぐらいと考えると月額約2900円、約3000円ぐらいですね。
サブスクリプションの金額としては結構高い方ですよね。
有料プランになるとどういったことができるのかっていうと、結構いろんな機能が開放されるんですけど、
2つに絞って紹介するとファイルの操作機能と、あとはGPTsという新機能ですね。
無料版のChatGPTではファイルの取り扱いというのができないんですけど、有料版になるとファイルをAIに投げることができます。
例えばPDFをAIに渡してその内容を理解してもらって、例えばその海外の論文のPDF資料を渡して翻訳と要約をしてもらう、そういった使い方もできるようになります。
もう一つGPTsという最近追加された機能、これがものすごく便利と感じます。
GPTsを言葉で説明するとちょっと難しいんですけど、
iPhoneにアプリストアっていうのがありますよね。
スマートフォンのiPhone。それに普段いろいろなアプリを皆さんダウンロードしてるんですけど、Googleの方はGoogleのプレイストアですかね。
してるんですけどもGPTsのイメージはそんな感じですね。会社や個人が様々なアプリを作成してアプリストアに載せてますよね。
ユーザーはその中から自分が欲しい機能、例えばインスタグラムであったりとか電卓とか家計簿つけるアプリとかですね、そういったものをダウンロードして使う。
これと同じようなイメージなのがGPTsですね。人間がAIに支持する内容というのがプロンプトというふうに言われるんですけど、このプロンプトの良し悪しでAIの回答の性能というのが変わってきます。
例えば、結婚式のスピーチを考えてというプロンプトを書いたとします。でもそのプロンプトの品質によってもっと良いスピーチが返ってくることがあるんですね。
世界中の人間というのがプロンプトの中で、これ僕が作ったプロンプトだよと試してみてくれないかという形で公開しているのがGPTsですね。
ちょっと分かりにくいですかね。一例を挙げると、例えばそうですね、チャットGPT上でロゴを作ってくれるGPTsであったりとか、あとはマインドマップやチャートの図を作ってくれるGPTsとかですね。
初めてチャットGPTを触る方なんか特にですね、そういった指示ってどういうふうに出せばいいのかって分からないですよね。
例えばチャットGPTでロゴを作るプロンプトを作成してくださいっていうふうに言われても、ちょっと何を書いたらいいのか分からない、指示したらいいのか分からないっていうふうになると思うんですけど、
そういった誰かがもう既に作ってくれてるアプリ、GPTsですね。それを自分の環境にインストールすることで誰でも様々なGPTs、プロンプトを試すことができるというものになります。
その他にもダリ3という画像生成AIがあるんですけど、これもチャットGPT上で使えるようになります。
有料プランに加入するとですね、こういった意味で様々なAIの機能が開放されるので、有料プランというのは高いですけど、検討の余地はあるのかなと思います。
月額3000円、1日100円、考えると決して高くはないのかなぁとは思います。
1日100円でかなり業務の効率化が図れるので、一つの考え方として参考にしてもらえればと思います。
次に実際にどのような場面でAIを使っているかという、私自身の体験談をお話しさせていただくと、まず一つが情報収集ですね。
海外のニュースレター、AIやテクノロジーに関するニュースレターを登録してるんですけど、ニュースレターに届いた内容を自動でチャットGPTにようやく翻訳する仕組みというのを
社内で構築しています。これで情報収集、今まで手作業でやってた情報収集というのがかなり効率が良くなりましたね。
これが一つ恩恵を受けている内容ですね。 それ以外で言うとコンテンツ制作のサポートにもチャットGPTを使っています。
具体的に言うと自社サイトでオウンドメディアもやってるんですけど、そのオウンドメディアで作成した記事の構成を主にチャットGPTにお願いしています。
作成した記事をそのままチャットGPTに投げて、誤字脱字をあれば教えてくださいとか、あとはこの記事の中で足りない部分があれば提案してください、こういったような使い方をしています。
あとは開発でもチャットGPTを使用しています。 私ですね、ロボシンクというAIスキルを学べるオンラインスクールを運営してるんですけど、そのウェブサービスはチャットGPTを使って開発しました。
一応ですね、パイソンの開発経験というのは少しあるんですけど、そのロボシンクではJavaScriptにNext.jsというフレームワークを使って開発をしました。
ちなみにですね、JavaScriptとそのNext.jsというのは私触ったことなかったんですけど、チャットGPTを使ってJavaScriptの勉強をして、そしてNext.jsで開発をしたという経緯があります。
私はプログラミングは独学なんですね。 独学でもチャットGPTを使えばうまく活用することで他のウェブサービスも開発できるっていうのは非常に良い経験だったと思います。
あとは経験談で言うと、あとはポッドキャストですかね。 ポッドキャスト、最近始めたんですけど、そのポッドキャストを始めるにあたってどういったことを注意すればいいかとか、あとは構成ですね。
そういったこともチャットGPTで情報収集をして、まだ勉強中なんですけど、あとは文字起こし、音声で話した内容を文字起こしをしてテキストベースのメディアにも載せたりしているんですけど、その文字起こしもAIを使ってやっています。
具体的にはチャットGPTの会社がウィスパーというサービス、文字起こしのサービスを開発しているんですけど、そのウィスパーに音声を投げて、ウィスパーが文字起こした内容をチャットGPTに投げて、そこで聖書をしてもらうという、これは非常にポッドキャストを使っていく上で役立つなとは思っています。
ちなみにロボシンクという名前なんですけど、これはチャットGPTに考えてもらった名前なんですね。チャットGPTに自分がこういったサービスをやりたいというのを投げて、名前の候補を挙げてくださいというふうに伝えて、そのいろんな上がってきた候補の中でロボシンク、これいいなと思って採用した経緯があります。
反対にAIを使ってない部分についてお話をすると、そうですね、コンテンツの構成ではAIは使ってないですね。コンテンツというのはオウンドメディアのブログ記事であったり、あとはポッドキャストのエピソードの内容の構成ですね。
過去にも構成作ってくださいという形でAIにお願いをしてみたんですけど、ちょっと上がってくる内容がですね、ありきたりというか、ちょっと面白みに欠けるかなと思ったので、コンテンツの構成は現状使ってないです。全部人間で考えています。
あとは戦略に関する部分ですね。例えばですね、私そのロボシンクというサービスをやってて、どうやって集客をすればいいですかとか、ユーザー数を増やせばいいですかっていうふうにAIに質問をするわけですけど、やっぱりその帰ってくる戦略っていうのも結構ありきたりな内容なんですね。
なので現状は戦略に関する部分もAIの意見というのはあまり採用してないというような形になります。 最後にAIは人間の仕事を奪うのかという賛否両論ある意見ですね。
この話をさせていただくと、ちなみに皆さんどう思われてますか? AIは人間の仕事を奪うと思いますか?
これは賛否両論分かれるので、それぞれ皆さんお考えがあると思うんですけど、もともとですね、その2022年の11月に日本でChatGPTがリリースされて、今でも覚えてるんですけど、結構当時Twitterですかね、熱狂がすごかったんですね。
自分が見ている観測では、AIに仕事が奪われるとか、人間修了のお知らせとかっていうですね、結構論調が多くて、それを見て、ヤバい、ちょっとAI使わないとって焦ったのが私なんですけど、実際にAIを使ってみるとですね、
うーん、そうなのかなっていうふうに思うようになったんですね。 確かにすごいテクノロジーだと、人間と会話をしているかのように機械とAIと話をできて、
帰ってくる情報というのも、その世界中のウェブの情報なんかをベースにしているので、かなり内容というのも幅広い、カバーできる内容がもうほぼほぼインターネット上に転がっている内容はもう全部カバーしてますみたいな。
すごいなぁと思ったんですけど、じゃあすぐにAIが人間に代わって人間の仕事全部奪われますかっていうと、それはちょっとないんじゃないのかなぁって思ったんですね。
そういう考えがこうもやもやしている中で、自分の中で腹落ちした意見というか話がありまして、それがNVIDIAというのはパソコンの中のチップを開発している会社なんですけど、
NVIDIAのCEOが言った言葉が自分の中でものすごく腹落ちしてですね、言葉を紹介すると、人間の仕事を奪うのはAIではない。
AIに精通した人間が仕事を奪うのだ。この言葉にものすごく腹落ちしてですね、そうだ確かに人間の仕事を奪うのはAIじゃないと、それはあるかもしれないけどまだ先の話だろうと。
なぜなら、AIを実際に触ってみるとやっぱり物足りない部分、ビジネスにおいて核となるような部分、これはまだまだAIよりも人間の方がクリエイティブな部分ですね、優れているだろうというふうに感じていました。
AIよりも警戒しないといけないのは、やっぱりそのAIを使うようになった人間、これがかなり脅威になってくるだろうなというのを自分は感じました。
AIを全く使わない人間と、これからAIを使っている人間の業務の開きというのはどんどんどんどん開いていくのかなというふうに心配しています。
そういった経緯もあって、AIを学べるスクールを作ろうと思ってロボシンクを開発したんですね。
AIは賛否両論あるテクノロジーなので、会社によってはAI禁止っていう会社も多いと思うんですけど、
例えばちょっと想像していただきたいのが、もし自分が所属する組織、会社がエクセルやパソコンを使ってなかったらどうなると思いますか。
エクセルやパソコンを使わずに、全部紙ベースで仕事を進めるような組織ですね。
メールの送信とかもなくて、全部紙で切って貼って手書きの封筒で発注書とかも送るというような。
これは極端な意見なんですけど、もしそういう組織があればですね、かなり他の企業との競争力っていうのはかなり低いですよね。
そういったことがAIでも起こるんじゃないのかなっていうのを心配しています。
AIを使う人、使う組織と使わない人や組織が差がどんどんこれから開いていくのではないのかなというふうに危惧をしています。
もちろん、AIを導入するには色々超えていかないといけないハードルがあるのはもう重々承知しているので、
なかなかその導入に踏み切れない企業や個人というのももちろんわかります。
なので、AIを使わないという選択をした人の意見ももちろん尊重したいですし、
ただ、その中でちょっとAIをこれからのことを考えて使ってみたいという人もいらっしゃるので、
そういった人のために何かAIのスキルや知識を提供できたらいいなと思って、ロボシンクやPodcastでこういった情報を発信している次第です。
2022年の11月にChatGPTがリリースされて、最初はAIが仕事を奪うという意見が大半だったんですけど、
そこからちょっと論調が変わって、今はそのAIが仕事を奪うんじゃなくて、AIを使うようになった人間が仕事を奪うんだというような論調に変わってきたのをちょっと肌で感じています。
今日はこの辺ということで、本日も聞いていただきありがとうございました。
このPodcastでは毎週AIの情報を発信しています。ぜひフォローお願いします。
ロボシンクの公式サイトではChatGPTや画像生成AIを動画で学べるコースも提供しています。
興味のある方はカタカナでロボシンクと検索してみてください。概要欄にも記載しておきます。
それでは今日もありがとうございました。また次の配信でお会いしましょう。