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2024-05-16 04:58

2024年5月16日 Vol.1〜タケロボが多言語に特化した専用AIシステムを使いやすいパッケージで製品化、SEQSENSEが東京都庁第二本庁舎に警備ロボットを本導入開始 ほか

■生成AIの誤出力の発生を発見可能に オルツがLLMハルシネーションの自動評価エンジンを開発 

■NTTがデジカメの画像で自動的に鋼材の腐食を検出・深さを推定する画像認識技術を確立 維持管理コストの縮減に 

■デンソー、欧州向けに房取りミニトマトの全自動収穫ロボット「Artemy」の受注を開始 人手不足の解消と重作業の大幅低減に貢献 

■17ヵ国語以上に対応!タケロボ、多言語に特化した専用AIシステムを使いやすいパッケージで製品化 

■神奈川県が橋本駅近隣に「ロボット企業交流拠点」をオープン 利用企業の募集を開始 

■SEQSENSEが東京都庁第二本庁舎に警備ロボットを本導入開始 警備の水準向上と効率化に向けた取り組み

サマリー

株式会社オルツは、大規模言語モデルLLMにおけるハルシネーションをスコアリングする手法の開発に成功しています。NTTは画像認識技術を用いて、光材の腐食を検出し、腐食の深さを推定する技術を確立しています。

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ロボスタへようこそ。この番組は、ロボットスタートによる、ロボット、AI、音声業界のニュースをお届けする番組です。
株式会社オルツのハルシネーション判定技術
パーソナル人工知能をはじめ、AIクローン技術で作り出すパーソナルAIの開発及び実用化を行う株式会社オルツは、
以前から独自の大規模言語モデルを開発・提供しており、この開発の経験を生かし、
大規模言語モデルLLMにおけるハルシネーションをスコアリングする手法の開発に成功したことを、5月9日に発表しました。
同社は、ハルシネーションが発生するか否かを判定し、その発生確率を自動的に評価できる手法を独自に発明したことより、
ハルシネーション自動評価エンジンを開発。
J.Commonsense QAデータセットから作成した擬似評価セットにおいて、72%の正解率でハルシネーションの判定を実現しました。
NTTは、デジタルカメラを用いてインフラ設備を撮影した画像から、自動的に光材の腐食を検出し、腐食の深さを推定する画像認識技術を確立。
高性能管路設備を用いた検証の結果、誤差0.44mmの精度で光材断面の欠損量を推定できることを確認しました。
今回確立した技術により、画像から自動的に設備の腐食箇所とその箇所における残損する光材の厚さを把握できるようになるため、
設備の耐久性能や耐荷性能を高精度に評価することができ、適切な時期と方法で補修を実施できるようになるため、
維持管理コストの縮減が可能となります。
デンソーとグループ会社でオランダ日本社を置くセルトンは、フサトリミニトマトの全自動収穫ロボットアーテミーの受注を、
2024年5月14日から欧州地域にて開始すると明らかにしました。
今後、デンソーとセルトンはアーテミーを皮切りに、様々な作業や多品種に対応した小人化機器やデータソリューションを開発していくとしており、
農業用ハウスとパッケージされた無人化栽培システムを開発し、
共にグローバルに展開していくことで、世界中で持続可能な農業の実現に貢献するとしています。
AIロボットの開発・提供を手掛けるタケロボ株式会社は、
簡単に登録・操作が可能な多言語AIシステムとして、
ロボットタイプ、パネルタイプ、タブレットタイプの3タイプを製品化し、提供を開始しました。
日本語で登録・管理・システム側で自動的に多言語化する同製品は、
誰でも簡単にAI登録・各種操作ができる管理者機能が備わっており、
様々な国からの観光客向けに、多言語での案内や給営対応をするほか、
外国人スタッフや社員へ、多言語での質疑応答対応が行えます。
すでに提供実績のある言語は17言語ですが、その他の言語も対応可能です。
神奈川県では、相模ロボット産業特区の取り組みなどを通じて、
生活支援ロボットの実用化や普及・活用を推進しています。
こうした中、2023年11月に、神奈川県・相模原市・JR東海の間で、
相模ロボット産業特区におけるイノベーションの創出促進に係る連携協定を締結しました。
これを受け、JR東海が橋本駅近隣で運営するファンテックラボ内にロボット企業交流拠点を、
2024年5月13日に設置、利用企業の募集を開始しました。
シークセンスは、提携の協力運用の下、4月1日より、東京都庁第2本庁舎に、
自立移動型警備ロボットSQ-2の本導入を開始しました。
東京都では、さらなる警備水準の向上と効率的な警備の実現に向けた取り組みの一環として、
2022年から2回にわたり、警備ロボット活用に向けた検証を進めており、
SQ-2はこれらの取り組みに参加し、その優れた性能を評価され、今回の本導入に至りました。
今回のニュースは以上です。
もっと詳しい情報を知りたい場合、ロボスタで検索してみてください。
ではまたお会いしましょう。
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