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2022-04-05 11:35

447.最近ECサイトで「予約商品」が多い理由 from Radiotalk

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最近ECサイトでお買い物をしていると気づくこと・・・それは、「予約商品」の割合が増えていることです。なぜ増えているのか?そして予約商品の方が通常商品よりコスパがよい理由は?元メーカー企画の久野が、そのからくりを教えます!

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
00:04
はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いを解くラジオ。本日で447回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師のヒサノリサです。今週もよろしくお願いいたします。
さあ、よく聴いているラジオで言っていたので、あ、そうかと思ったんですけど、
4月から新生活になって、生活リズムが変わって、
ポッドキャストを聴き始めるようになった人も多いのかもしれないですね。
そうすると、このラジオも初めていろいろポッドキャストをあれこれ試してみて、聴いてみたという方もいらっしゃるかもしれませんね。
初めまして、ヒサノです。よろしくお願いします。
ぜひ登録をポチッと押していただけると嬉しいなと思いますけれどもね。
ファッションとかね、私がスタイリストでかつ国家資格である公認心理師でもあるという、ちょっと変わった2つの顔を持っていますので、
服装心理学ということで、ファッションに関係する心理学の話なんかもよくしているのが、このラジオのちょっと珍しいところかなと。
思いますのでね、よろしければ聴いていただければと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
さあ4月ということでね、私がやっているオンラインサロンの服装心理ラブも月が変わって、
今月のメールレッスンのテーマは、適正な服飾費の考え方ということで、結構ちょっと今回は珍しく固めのテーマでお届けしているんですけど、
意外とね、洋服にかけるお金ってどれくらいがいいのかとか、どう管理していくべきかって、あんまりちゃんと教えてくれるところないじゃないですか。
私はずっとアパレルメーカーでマーチャンダイザーと言って、それこそお金を管理する、
アパレルのブランドの経営者的な仕事ですけど、お金を管理する仕事をやったので、結構そういうことが得意だったりするんですよね。
なので、それを個人レベルに応用して、どういう風に服飾費を考えていった方がいいかっていう話を、3週にわたってメールレッスンでお届けしていくという形なんですけれども、
メールレッスンは毎週火曜日にお届けしていますので、ちょうど今日の朝に1回目が配信されまして、
1回目は適正な服飾費を考えるためには、まずは年間予算を組もうと。
仕事みたいですよね。年間予算を組もうと。
なんでこれ月別じゃなくて年間で組むべきなのかとか、あとは自分の手取りの年収からの年間予算の目安。
手取りの年収の何パーセントぐらいがいいのかとかね。
あとは年間予算で組んだらシーズンベースに割り振らなくてはいけないので、割り振りの考え方みたいなお話をしました。
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この辺で早速このメールレッスンに備えて、前年の自分が洋服にどれくらいお金かけたかみたいなのを計算して待っててくださった会員さんもいらしたみたいで、
年間でもっと使ってたとかね。結構反応を早速いただけて。
そうやって見返すことが大事ですよね。
なかなか機会がないとやらないことなんですけど、見返すとよりそれを効率よく使う方法なんかも見えてくるので、
見返すためのきっかけっていうのが大事で、やっぱり一歩踏み出すのが大事なのでね。
本当に見返していただいただけでもすごくいいんじゃないかなと思うんですけど、
こういった内容は来月の10日前後に行うライブ配信でも、前の月のメールレッスン内容をおさらいして、
さらにその内容を掘り下げるライブ講義も行っていきますので、まだ気になる方は間に合うので、
もしかしたら数字の話なので、メールで読むよりも私が直接声で説明するのを聞いた方が分かりやすいという方も多いテーマかなと思いますので、
まだ全然間に合うので気になる方はぜひ今からでもご入会いただければと思うんですけど。
来週は年間予算を組んだら、今度はその服1万円あたりどれくらいかけていくべきかっていうのも同時に考えなきゃいけないので、
その辺の考え方をお伝えしていくんですけど、やっぱり1万円あたりいくらかけるかってことを考える上では、
同じ例えば1万円あたり5000円かけるのでも、5000円問ずるべきアイテムなのかどうか、つまりその目利きが欠かせないですよね。
どういうものが同じ5000円かけるのでもリターンが大きいか、よくコスパがいい買い物ができるか。
この辺はやっぱりアパレルメーカーの仕組みとか裏側とかが分かっていると、より賢い買い物の仕方があれこれ見つかってくるわけですよ。
その辺もかつて私のメーカーでマーチャンダイザーとして企画してましたので、その辺のノウハウなんかもお伝えできるかなと思って来週お伝えしようと思うんですけど、
なんせメールレッスンでメールの分量も限られてますので、なかなかお伝えしきれないこと、これはちょっと余談になっちゃうかなみたいなこともあるんですけど、
これは今からお話しすることはすごい伝えたかったんですけど、ちょっと本筋から外れるかなということで、書けなそうなのでここでちょっとお話ししようかと思うんですけど、
最近気づいたんですよ。そのメーカーの仕組みとか賢い買い物の方にまつわる話でね。最近、ECサイトって予約商品増えてませんか?
気づいた方います?予約商品。前から季節始めには通常ポチって押せばすぐ届く商品と、ポチって押しても今で言うと4月下旬に届きますっていう商品と、
シーズン始めて予約商品っていう割合が比較的多くはあるんですけど、ここ1,2年特に増えたと思うんですよ。
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例えばゾドタウンなんかで言うと、もうほとんど予約でしか物を売ってないね、このブランドっていうブランドが出てきたぐらいですよ。すごく多い。
少し前からどんどん増えてきてるなって感じてたけど、特にここ1,2年増えた。ここ1,2年はあんまり予約商品これまでやってなかったブランドでも結構予約の割合が増えていて、
これはと結構考える節がありまして、まずここ1,2年ってことは確実にコロナ不況なわけですよね、アパレルはね。なので多分これは利益を上げるためだろうということなんですよね。
これどういうことかっていうと、アパレルメーカーってもともとはほとんどの割合の商品を予約を受け付けずにこれぐらい入れるかなっていう予測の下に商品を作って売ってるわけですよ。私なんかはリーバーしてたらこれどれくらい入れるかなっていう予測重さにやってた仕事なんですけどね。
いろんな前年のデータとか市場の動向とか見ながらこれぐらい入れるかなって考えて、まあ賭けですよ。博打ですよ。博打で作るわけですよね。これ作ってももちろん当たり前のことですが、全部売り切れるとは限らないわけですよね。
で、作っても残ってしまうと利益が減っちゃうわけですよね。その分だってまるまるお金かけて作ったのに売り上げが入ってこないわけですから利益が減っちゃう。そうするとこれ作ってどれくらい売れるかっていうのを消化率って言うんですけど、食べ物の消化と同じですけど消化率って言うんですけどね。
消化率がなかなか上げられないとやっぱり利益がどんどん減ってしまうので、その結果生き残っていくためにどうしなきゃいけないかっていうと減価率を下げなきゃいけなくなるでしょ。1点あたりの儲けを多めに乗っけておかないとロスの分カバーできなくなっちゃうので下げなきゃいけない。
ということは、消化率が高いブランドの方が減価率を上げてもいけるってことになるので、例えば5000円の商品の中に含まれている減価率が3000円だったら同じ5000円の商品で減価率2000円のものよりも単純に考えたらコスパ良さそうですよね。
って考えると、予約商品っていうのはその消化率を究極に上げる方法なんですよ。本当に予約が入った点数しか作らなければ、消化率100%も夢ではないわけで、これだけ売れるって格約を持ってものが作れれば非常に減価率を上げられる。つまりかなりお金をかけた商品が作れるってことになるわけです。
なのでそういう意味では予約商品が多いアパレルの方が、メーカーの方が利益の構造的には健全かもなということが言えるわけですよね。そうなってくると消費者目線で言うと予約商品買っておいた方がコスパの良い買い物ができるという考え方もできるわけです。
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ただこの辺は良いことばっかりではないわけで、トレードオフで、通販で言うと予約商品の場合にはズドタウンなんかは予約はキャンセルは確かに時間制限があって、24時間だったかな?24時間以内はキャンセルできるけどそれ以降はキャンセルできない。だから通常商品のように取り寄せて試着してみて返品するっていうことができないわけなんですよ。
だから消費者としてはそのリスクとのトレードオフですよね。返品はできないけど利益構造が健全なコスパが良い商品かもしれないっていうトレードオフなので、そこをどう考えるかっていうことですよね。
だからすごくお気に入りのブランドでサイズ感も分かっていて、よく買うようなブランドであれば予約商品が増えてきたら応援する意味合いでもそれを買ってあげるというのはすごく良いことなんじゃないかなと思うんですよね。
あと最近SDGsって言葉もありますけど、やっぱりロス廃棄を減らすためにも予約商品を今後受注した分だけ生産していくっていうのも業界の流れとしては必要だと思うので、そういう意味でも持続可能なアパレルメーカーの取り組みを応援するっていう意味でも予約商品を買っていって、
予約っていう制限がある購入方法でもみんな買ってくれるんだなってメーカーに思ってもらえるように応援していくっていうのもSDGsの観点からもいい応援の仕方なのかなというふうには思いますね。
ということでこれ以外でも予約商品はもしかしたらコスパ良いかもよっていうことを今日話しましたが、これ以外でもコスパが良い買い物の仕方なんていうのも次週火曜日に副葬審議ダムの方ではメールをお届けしますので、会員の方はどうぞお楽しみにお待ちいただければと思います。
それ以外の方は番組概要欄にラボのリンクありますので、気になる方は今月だけ入会とかもできますので、ぜひ試しに入会していただけると嬉しいです。
あとこういうアパレルの裏側とか色々聞きたいというリクエストがありましたら色々お話できるかと思いますので、その日のリクエストも番組概要欄にありますマシュマロでお待ちしております。
アパレルの裏側以外でもこういうテーマで話してほしいとか、あといつも通りお悩みとかご質問とかファッション審議のことなんでも結構ですのでお待ちしております。
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ぜひぜひ登録フォローの方よろしくお願いします。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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