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はい、ということで今日はですね、心理的なお悩みというか、ご相談というか、トークテーマというか、お送りいただきましたが、今回はスポティファイのコメント機能からお呼びいただき ました。ありがとうございます。これまではね、マシュマロからお送りいただいたんですけどもね、スポティファイにコメント機能が付きましたので、こちらからね、質問とかご相談とかお送りいただいても全然大丈夫ですのでね、ぜひ皆さんもご利用ください。ということで、読んでいきたいと思います。ラジオネイル部、みゆきさんからのご相談です。
こんにちは。いつも楽しみにしています。初めてメッセージします。不安を打ち消す回を聞いて、私も良き不安があるのでは、と思いました。この服を着たら悪いことが起こるのではないか、と思うことがあります。ある服を着た時に、その時たまたま嫌なことが起こると、また同じ格好をしたら嫌なことがあるのでは、と思って着られなくなることがあります。関係ないとは分かっていますが、関連づけてしまいます。
5年ほど愛用していたメガネのレンズが傷ついているので、昨年新しいものを買ったのですが、新調したメガネに変えるタイミングを見失っています。新しいメガネをかけた時に、ちょっとした嫌なことが重なったからです。新しいメガネをかけると、また嫌なことがあるのでは、という思いにとらわれてしまい、新しいメガネに移行する分切りがつかず、未だに傷ついた古いメガネをかけています。
関係ないとは分かっているのですが、関連づけてしまいます。この真理はどういうことなのでしょうか。どうすれば新しいメガネを気持ちよく愛用することができるのでしょうか。自分でもこだわらないと思いますが、取り上げてくださると嬉しいです。よろしくお願いします。ということで、ありがとうございます。
【森】何回かにわたって、不安に関すること。先週、第836回と第837回の2回にわたって、自分の不安とどう付き合うかとか、不安があまり浮かばないようにするにはどうしたらいいか、みたいな考え方についてお伝えしたので、
それを聞いてのさらなるご質問ということで、ありがとうございます。今日はこれについて、ちょっと考え方のヒントをお伝えしていきたいと思います。ということで、始まりましたおしゃれの呪いとくラジオ、今回で841回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いを回さわず届いていきます。服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、公認心理師のヒサン・ノリシャです。本日もよろしくお願いいたします。
はい、ということでね、
ありますよね、こういうのね。
皆さん。
はい、その話をしてきたんですが、先にちょっとお知らせを
しておきたいんですけれども、
私がノードのメンバーシップとしてやっている服装心理ラボですね。
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こちらでね、月1回音声配信、音声収録したものを配信してまして、こちらの配信がね、先日終了しましたので、今、音声が聞ける状態になっています。
今月のテーマは、以前このポッドキャストでも少しお伝えした、心理療法の中の文章完成法というですね、ワークを取り入れて、おしゃれについての、それこそ自分の呪いを明らかにするためのワークをご紹介しつつ、
実際にね、うちの一緒に運営しているスターレスト2名に、そのワークに取り掛かってもらって、その潜在意識を実際に音声配信の中で分析して丸裸にしていくという、そんな回でございます。
なかなかね、自分にかかった呪いって、おしゃれジャンルだけではないんですけど、自分でわかんないものなんですよね。どういう思い込みにとらわれているかって、自分で分析するのは結構難しいので、あの今回のね、配信では、おしゃれに関してやってみましたけど、このやり方を知れば、他のジャンルに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自
自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関しては、自分の思い込みに関
する部分に戻りたいと思うんですけども、こういうね、この服を着たらまた悪いことが来るんじゃないか、この眼鏡をかけたらまた悪いことが来るんじゃないか、みたいなことで、
ある何か特定の行動ができなくなってしまったり、逆に特定の行動をせずにはいられなくなっちゃうもの。
これがひどくなってくると、脅迫性障害なんて言われたりします。
例えばですね、よくすごくよくあるのが、手を洗わずにいられない。ちょっとどっか触っただけですごく手が汚れたように感じてしまって、もう手荒れがひどくなるぐらいまで
頻繁に、そして日常生活が起こるのに困難を生じるぐらいにまで、頻繁に手を洗うようになってしまったりとか、あとは
家のその日のもととか閉じまりをしなかったんじゃないかっていう意識に苛まれてしまって、
何回も何回も出かけたのに、駅まで行く間にまた家に戻って確認しちゃったりとか、という感じでなかなか出かけられないとかね。
そういう何か特定の思いに囚われてしまう。何か特定の行動を何回もしちゃったり、あるいは特定の行動ができたくなっちゃったりするってことですよね。
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この囚われる思いのことを侵入思考って言ったりします。恥になっちゃうんじゃないか。手に汚い梅菌がついたんじゃないかとかね。
あるいは今回のみゆきさんの例でいうと、この服を着たらまた嫌なことが起こっちゃうんじゃないかみたいな。
その思考を打ち消すように様々な行為を何回もしちゃったり、あるいはある行為ができなかったりしちゃうっていうことなんですね。
この侵入思考って実は全然特別なことじゃないんですよ。
頭に侵入してくるような考え方のことですけど、怖い考えですよね。
これって実はある調べによっては、健常者っていう方がどうかわからないですけど、別に強迫性障害で診断されなかった人でも、だいたい8割はこういう思考を感じたことがあるっていうデータもあるぐらい。
本当によくあることなんですね。
ただそれが日常生活を営むのに不具合を生じるまでの障害になってしまうっていうとまた人数が減ってくるんですけども、そこまでの障害にならないとしても、そういう怖いことを何か自分の身に反して考えちゃうみたいな経験がある人は、8割ぐらいはいるんだよっていうデータもあるぐらい、本当によくあることです。
私も全然あります。
私の場合一番多いのが、料理するときに包丁を持ってたときに、私が今土地狂って、この包丁を家族に向けて振り下ろしちゃったらどうしようっていう恐怖感です。
これね、ちゃんと名前が付いてて加害恐怖って言うんですけど、包丁のみならず、何か危ないものを持ったとき、危ないものは持たないけどね、日常生活では。
でも私の仕事がアイロン持ったときとかも、今これをアシスタントの手に落としたら、アシスタントの手を火傷させてしまうとか、そういうことは結構思うんですよ。
ただ、そう思ったからといって、今何か変なこと浮かんだな、怖い怖いって思っただけですぐその思考は消えて、元通りの行動に戻ることができるので、ただそれだけで障害になってないだけで、
自分の学生障害を持っている人と同じような思考は全然浮かんでいるということなんですよね。
みゆきさんもね、これですごく日常生活が制限されているわけではなければ、障害ではないけれども、そういう侵入思考があるっていうことですよね。
でもそれで普通のことです。
ただ嫌ですよね、やっぱり。
いくら日常生活が著しく不便になっていないとはいえ、特定の服が着れないとか、新しい目にかけられないとか、それはちょっと不便ですよね。
ということで、じゃあどうするかなんですけど、脅迫性障害の場合、治療方法としては、このラジオでも何回もご説明している認知行動療法というのが一番一般的なんですね。
その脅迫行為って呼ばれるんですけど、例えば手を洗わなければならないとか、何回も閉じまりを確認しなければならないみたいな、そういう行為をしないで。
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あるいはみゆきさんの例で言うと、例えばこの服を着たら悪いことがまた起こっちゃうかもっていう服をあえて着るとか、
この新しいメガネをかけたときに嫌なことが起こったんだよなって思うメガネをあえてかけるみたいに、避けていた行為をする、あるいは繰り返ししてしまう行為をやめるっていうことを無理やりやる。
やってみて、悪いことは起こらなかったじゃんっていう経験を積むことによって、逆に手を何回も洗うとか、そういった行動をすることで、私は今日一日安全だったんだっていう間違った成功体験を積ませないっていうね。
行動を変えることで自分の認知も変えていくっていう、そういう治療方法が一般的です。
ただ、その両方はすごく本人にとっては怖さを伴うものなので、もちろんやる順番もあるし、いきなりやるというよりはスモールステップで徐々に取り組んでいくものなので、やっぱりカウンセラーとか専門家とちゃんと二三脚でやらなきゃいけないんだけど、
みゆきさんはそこまでの症状の強さではないと思うので、そうなってくると、認知行動両方までやらなくても、自分の行為、ある服を着たときに嫌なことが起こったから、ついその服を着たくなくなってしまうとか、新しい眼鏡をかけられなくなってしまうとか、
そういった行為の向こう側にある真理を知るだけで、よくなるというか、その囚われを手放せる可能性は十分にあるんです。
そういった脅迫的な思考をしてしまう人、結構正確に共通性があるということが分かっていて、それは責任感の強さがあるということが知られているんですね。
何かというと、両方悪いことは防がなければならないという考えが後ろに走っているんですよ、システムとして。
例えば、新しい服を着たときに嫌なことが起こった。
ということは、この服を着たらまた嫌なことが起こってしまうかもしれない。
それを私は防がなければいけないと思っている。
悪いことは防がなければいけないという思考がある。
そういう考え方になりやすいのは、やっぱり責任感が強い人だということなんですね。
良くないことが起きるのは、全部自分のせいなんだ。
ミスとか悪いことが事前に予期できるのであれば、それは全て防がなければいけない。
だから自分にできることは全部やらなければ。
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こういう考え方でまさに責任感じゃないですか。
強い責任感ですよね。
これがいわゆる私みたいなあちゃらんぽな人間だったら、
例えば、新しくしたメガネをかけて、
嫌なことが起こったんだ、また嫌なことが起こったら嫌だな、
まあいいか、でも私のせいじゃないし、と思ってかけるんですよ。
この服を着て、嫌なことがあったんだよな、
またこの服を着て、嫌なことがあったんだよな、嫌だな、
まあでもしょうがないよな、私のせいじゃないし、って済むんですよ。
私のせいじゃないから、起こったってしょうがない、嫌だけどね、
悪いことが起こるのは嫌だけど、でも私のせいじゃないからね、っていう。
まあそういう、いわゆる多責思考ですよね。
多責思考もよく悪いことの文脈で使われることが多いんですけど、
全部が全部自責思考にしたら大変ですよ。
だって実際に自分の責任じゃないことなんてたくさんあるんだもん。
プラスですよ。
悪いことはある程度防げないんですよ。
残念ながらね、全部防げればいいですよね。
悪いこと、事前に。
でもね、残念ながら防げない悪いことは、ある程度はこむっちゃう。
でね、これ、責任感もあるんだけど、
やっぱり悪いことを防げるっていう方が楽ですよね。
楽っていうか、やっぱり、
自分のこれから起こるかもしれない悪いことが全部防げたら、
こんなに幸せなことはないですよね。
だから、防げるって思ったほうが、気持ち的には楽なんですよね。
なので、責任感もあるし、
この服を着たら悪いことが起こるかもって考えはつらいかもしれないけど、
でもそれは逆に言えば、この服をまた着なければ悪いことは起こらないと思えるっていう安心感でもある。
それがメッセージだと思う。
それが安心感でもある。
それがメリットになってしまって、
結城さんはその服を着られないし、その眼鏡をつけられないんですよね。
そう、気持ち的にはその方が実は楽な面もあるんです。
でも残念ながら悪いことは防げない。
その眼鏡をかけなくても、その服を着なくても一定程度、どれくらいの程度かすらわからない。
予測できないけれども、悪いことは起こってしまう。
その眼鏡を着ても、あ、眼鏡は着ない。
その眼鏡を着けても、その服を着ても一定程度、いいことも起こる。
それは誰にも操作できないんですよね。
私、人事を尽くして天命を待つって言葉がすごく好きで、
できることはできる限りはするんだけど、
でも一定程度、天命っていうか、自分にどうにもできないことはあって、
それは挫して待つしかないんですよね。
受け入れるしかないんですよね。
体を放り投げて、ああもうここまでしたら来るもの来いって思うしかないんですよ。
だからそのあたりの、何て言うんだろうな、責任感。
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悪いことは事前に全部防ぎたいと思ってしまう気持ちを手放して、
悪いことって一定程度起こるよね。
起こったら起こったでしょうがねえやっていう諦め。
この二つを手に入れることができれば、ちょっと改善するかななんて気がします。
諦めってすごい素晴らしいことですよね、諦め。
やることはやるんだよ。やることはやるけど、
だってできることであってさ、その上で悪いこと起こったらしょうがないでしょうっていう気持ち。
それはあなたのせいでは絶対ないよっていう、
そういう気持ちはすごく大事だと思うので、そういう気持ちを持てているかなっていうね。
その辺をちょっと考えていただければいいんじゃないかななんていうふうに思います。
ということでね、何かの助けになればいいんですけど、
今日の回答がご参考にしていただければ嬉しいです。
さあそんな感じでSpotifyのコメント機能も使って、
でSpotifyじゃないApple Podcastなどでお聞きの方はですね、
番組概要欄のマシュマロからお気軽にお悩みご質問お寄せいただければと思います。
お待ちしております。そしてね、冒頭にご紹介しましたノートのメンバーシップ、
服装心理ラボの方でもですね、コメントで直接私に質問できたりしますので、
より近い距離でお話ができるかと思いますので、ぜひぜひこちらの方のご入会もご検討いただけると嬉しいです。
ということでまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。