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2024-01-26 41:21

第549回 2033年問題と2月の天文現象 byそんない理科の時間B

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■オープニング・2月と言えば節分や旧正月があります・2033年から2034年にかけて旧暦の月が決まらない・今年は2/10が旧正月です・24節気は、太陽の動きで決まります(太陽暦)・閏月の基本・ここへ行ってきた ■2月の天...

サマリー

2月の天文現象と2033年問題についての話がされています。天文現象では、新月や満月、各惑星の動きや星座に関して説明されています。また、2033年問題では、日本の太陰太陽暦のカレンダーについて話されています。この問題は、太陽と地球の光転軌道のずれによって中間の間隔が変わることで、2つの中間が含まれる月や含まれない月が生じる問題です。現在の旧暦では、どの月がうるう月になるかを決めるルールが存在しないため、2033年には特に問題が生じることがわかっています。一方、中国では小読みの決め方がシンプルで問題が起きていないようです。2033年問題は、旧暦のルールに反する年がやってくることで問題となっており、また、誰も責任を取らないことも問題となっています。190年ぶりに2033年問題が発生しましたが、3つのアイディアを解決策として提案しています。

旧正月と立春節分
よしやす
理科っぽい視点で、身の回りのことを見てみませんか。
そんない理科の時間B、第549回、そんない理科の時間B、お送りいたしますのは、よしやすと、
かおり
かおりです。
よしやす
よろしくお願いします。
かおり
よろしくお願いします。
よしやす
今日は、2月の天文現象と、あと、以前メールをいただいた2033年問題の話をします。
かおり
2月といえば2033年問題ですか。
よしやす
2月といえば、だいたい旧正月があるんだよね。
かおり
旧正月。
そう。
よしやす
オールド正月。
トラディショナル正月ですかね。
かおり
そうですか。
よしやす
え、なんで?
かおり
いや、ちがうな。なんか、オールドってちょっと違うかなと思ったら、
なんか、的確な言葉をあっさり言われちゃったなと思って、なんか、ちょっと、てれてれって感じ。
よしやす
で、立春とか節分もあるんだよね、2月といえば。
かおり
そうね。立春節分は季節だし、歴は単なる暦だから別か。
よしやす
旧正月っていうのがどうやって決まるかも含めて、今日はちょっと話をできるといいかなと思っていて、
で、旧正月がどう決まるかって話があると、2033年問題の話が明らかになるわけですよ。
かおり
つながる。
よしやす
そう。
かおり
2033年って言うと、あと9年後?
そうです。
9年後に何があるんですか?
よしやす
9年後に、旧歴が決まらない。
2034年は決まるの?
かおり
決まらなかった年以降決まらなくなるの?それとも2034年は2034年で決まるの?
よしやす
えっとね、2033年の7月ぐらいから2034年の2月ぐらいまでが旧歴が決まりにくいですよ。
2033年問題の説明
かおり
で、その前もその後もほぼ平気。
じゃあその半年間だけちょっと暗黒の旧歴になるわけね。
よしやす
そこがね、どんな旧歴になるかがよくわからないっていう。
かおり
誰も責任を取りたがらない。
よしやす
責任を取る部署がないっていうのが問題なんですよ、今。
そうそうそう。そんな話をしようと思っています。
かおり
はい。
よしやす
なんですが、いつもね、星空案内の回はオープニングと本編のバランスが良くないので、2033年問題は本編の方でおしゃべりをしようと思っています。
かおり
いつもってどういうバランスなんですか?
よしやす
えっと、オープニングが短めで本編が長めって言うんですけど、天文現象の時だけオープニングが長めで本編が短めになっちゃうんで。
かおり
じゃあ、え?えっと、オープニングを短くすればいいってこと?
よしやす
はい。なので、オープニングでは旧正月立春節分の話だけして、2033年問題は本編で話します。
かおり
はーい。
よしやす
はい。で、今年2024年の旧正月。旧正月っていうぐらいで、太陽帯印歴ね、明治5年まで使われていたタイプの日程の決め方でいくと、
お正月は必ず新月だよね。お正月とか1月1日は。
かおり
うん。
よしやす
月の運行で1日が決まるから。
で、今年は2月の10日の新月が旧正月になります。なので1年が始まります。
だから旧の正月を祝わせるところは、2月の10日前後がおめでたい感じになると思います。
かおり
はい。
よしやす
で、この旧歴は月の運行で1ヶ月が決まるんで、今みんなが使っているカレンダーと比べると前後することがあります。
かおり
はい。
よしやす
一方で、立春とか節分っていうのもだいたい2月にありまして、で、立春は2月の4日。
かおり
今年はね。
よしやす
はい。で、立春の日の前の日が節分っていう日なので、節分は2月の3日です。
かおり
はい。
よしやす
で、立春っていうのはどんな日かっていう話がありまして、
太陽と地球との関係で、地球の地軸は高天面に対して垂直じゃなくて傾いているっていう話があります。
かおり
23.4度。
よしやす
そう、23.45かな。あ、違う、23.4いくつの角度で傾いているので、季節があるんだよね、日本ではね。
はい。
で、その傾きが太陽の方向から見て、普段は太陽の方に北極が向いていたり、逆に南極の方が太陽の方に向いていたりってなるんだけど、
春分の日っていうときにはまっすぐになるんですよ、それが。
まあ横向きだけど、北極も南極も太陽から見て見える感じのタイミングがあります。
その日が春分ね。で、その日の地球の方向を0度として、地球が太陽の周りを一周ぐるぐるって回る360度の中を15度ずつ区切っていくと、24分割できるんですよ。
で、立春っていうのは315度になったときが立春です。いいですか?
ん?
24世紀っていうのがあって、
かおり
進むから、逆に0度から始まるけど、0イコール360でどんどんそこから数字が減っていくってことね。
太陰太陽暦と季節のずれ
よしやす
いやいや、春分から、春分から上がっていく。春分が0度で、立春は、
かおり
春、春。
よしやす
春分は3月の20日ぐらいね、だいたい。
かおり
あ、あ、あ、あ、あ、春分。
よしやす
春分と立春間違いないよね。
春分の日っていうのは3月の20日ぐらいで、そこが0度。そっから、24世紀っていうのがあって、
生命、国、物、立下みたいなぐるぐるぐるって回って、途中に下死があって、終分があって、当時があってっていうのに回っていきます。
うん。
えっと、春分から90度いくと下死。つまり、地球の傾きが一番、北極側が太陽に傾いてる感じね。
うん。
で、あと90度回ると終分。春分と太陽から見て、逆向き。太陽挟んで逆向きのところが終分。
ここも、地球は太陽に向かって、北極と南極が両方見える感じになって、また90度いくと当時。
ここは南極が太陽から一番見えて、北極が見えない感じね。
うん。
で、そこまでいくと270度。で、小寒、大寒、立春ってあって、立春は春分から数えると315度進んだところになります。
かおり
はい。
よしやす
っていうのが立春で、一応ね、立春から立夏の前までが春。で、立夏から立秋までが夏。で、立秋から立冬までが冬。
立冬から立春までが冬っていう感じで、暦の上では立春が来ると春になったっていう言い方します。
はい。
これ、暦の言い方だけなんで、はい。
かおり
ねえ、そうだよね。最近はさ、春と秋が少ない?
まあ、春はそれなりにあるか、秋が短い。
よしやす
秋が短いっていうか、秋っぽい日が少ないね。
という感じで、えーと、これはまさに太陽暦じゃないですか。だから、
かおり
そうね、太陽の動きだもんね。
そうそう。
太陽の動きというか、まあ、地球の太陽に対する動き。
よしやす
そうです。なので、江戸時代までのカレンダーは、太陰太陽暦つって、
かおり
太陰暦月の満ち欠けて、新月が1日っていう、まあでも月はそれですよね。
よしやす
必ず新月の日が毎月1日になります。
うん。
でも、それで。
かおり
どこに太陽暦が加わってくる?
よしやす
で、新月だけで計算してくと、えーと、1年が355日ぐらいになっちゃうのよ。
かおり
ちょっと10日前後。
よしやす
11日短くなるのね、だいたいね。
なので、えーと、それをずっと使ってると季節が変わっちゃうわけ。
かおり
うんうんうん。
よしやす
1月なのに暑いぞってなっちゃうわけなんで。
あのー、クリスマスにサンタクロースがサーフィンしてやってくる感じね。
うーんと、江戸時代だからないと思いますけど、えーと、そういうふうになっちゃうと困るんで、
季節に合わせるために、この二十四節記をもとにして、えー、カレンダーを、年間カレンダーを作ってあげようっていうのを合わせるんで、
太陰太陽暦っていう言い方をします。
うんうんうん。
かおり
どっかでじゃあ、辻褄合わせて、その、一月がだいたい、二十、ん?
月だ、一月だといったのか、二十八ぐらい?
よしやす
えーと、新月から新月まではだいたい、えー、29.5日。
かおり
29.5日の一月プラス、十一日あるけど、十一日を、一年の中でどっかで消費しなきゃいけないってことですよね。
よしやす
三年に一月分ぐらいずれるんで、えーと、売る月っていうのを入れて調整をします。
かおり
あーじゃあ、毎月毎月の調整じゃないわけね。
よしやす
必ず、新月の日が、一日なのは決まってるから。
かおり
うん。
十三月が増える感じね。十三月がある月、ある年があると。
よしやす
その辺がね、えーと、十三月を入れると、季節がずれるから、なるべく季節がずれないように、えーと、おまけの月を入れるっていうコツがありますっていう話を本編でやります。
はーい。
かおり
はい。
おー、まだオープニング。
よしやす
はい。で、えーと、天文元書の時には、
かおり
うん。
よしやす
えーと、私の方で、ここへ行ってきたのをお話をすることになっていて、
かおり
はい、コーナー名をお願いします。よしやすの?
よしやす
ここへ行ってきました。
かおり
じゃがじゃん。
よしやす
そんなに盛り上げなくていいです。
かおり
いいじゃない、一月に一回の報告会だもの。
よしやす
えーと、
かおり
じゃがじゃん。
よしやす
この一ヶ月で行ったところ、
はい。
えーとですね、箱根調律ジオミュージアム、大枠谷にあります。
かおり
おー、あの辺りが、
入場料100円。
ジオミュージアム、え?建物があるの?
それとも、そこら辺の自然を見に行くの?
よしやす
えーとですね、このジオミュージアムは、黒卵館の一角を曲がりして、
えー、博物館になっています。
入場料100円かな。
かおり
じゃあ、建物の中ね。
はい。
えー、黒卵館なんていうのがあるんだ。
よしやす
たしか。
かおり
へー。
よしやす
そう、で、箱根の山とかね、足の子が、
かおり
天下の剣。
よしやす
そう、足の子ができた経緯みたいな話とか、
どうやってこう、温泉が湧いてるかみたいなのの展示があります。
かおり
どうやって気持ちよく温泉に入れるか。
よしやす
それはないです。
かおり
あれ?
よしやす
はーい。
はい、で、次が、総水広博物館大掃除っていうのに参加しました。
ん?え?え?
かおり
参加したの?大掃除してきたってこと?
よしやす
大掃除をお手伝いしました。
かおり
へー、そんなイベントが。
よしやす
お正月明けに、アルカ神社、近所の神社ね。
はい。
で、その後、上野動物園、東京国立博物館、
国立科学博物館、国立西洋美術館とかに行きました。
かおり
超ハードスケジュール?
よしやす
いやいや、一日じゃないですよ。
かおり
あー、なんだなんだなんだ。
一体どんだけ行ったんだ、ぐらい。
よしやす
東京国立博物館は、1月というかお正月に、
長谷川東博の松林、小林寺廟。
かおり
毎年行ってるんだっけ?
吉田さんは、それを見ないと年が明けた感じがしないという。
よしやす
ちょっとね、自分的にはお正月っぽい感じがするんで、
東京国立博物館の長谷川東博を見に行くついでに、
ちょっと上野動物園も寄ってみたっていう感じですね。
かおり
あれ?もうパンダがいなくなったんだっけ?
よしやす
パンダいますよ。
あれ?
パンダ親子でいるんじゃないかな、まだ。
あ、そう。
で、子供の方がすげー混んでたんで、
親の方だけちょろっと見て、みたいな感じで通り抜ける感じ。
かおり
別なの?
よしやす
えっとね、別でした。
かおり
実はね、パンダ見たことないんだ。
よしやす
あら、そうですか。
パンダといえば、
かおり
コアラはたくさん見たことあるけど。
リンリン、シャンシャン。
よしやす
シャンシャンっていたっけ?あ、いるか。
かおり
わかんない。
よしやす
カンカンランランって言うと古いって言われるんだよね。
で、国立科学博物館は和食店、やっと見に行ってきました。
かおり
おー、美味しかったですか?
よしやす
まあ、食べるところはないんですけど、
すーごい混んでた。
かおり
へー。
それは日程的にちょっと良い日だったの?
よしやす
いやー、そんなことないと思うんだけどな。
雨の降ってる寒い日で、
この日だったら平気かなと思って行ったら、
かおり
みんな同じこと考えた。
へー、何気になんだろう。
例えば、子供たちが食らいつくような恐竜でもないし、
大人大好き、宇宙とかそういう、
正直、いろんな人の心をわしづかみにするテーマではないと思ってたんだけど、
案外みんな異様をつかまれた感じ?
よしやす
いや、わかんないんですけど、もちろん展示は良かったんですけど。
かおり
展示が悪い気はしないんだけど、
ぱっと見行く人をすごく選ぶというような感じがするけどね。
よしやす
家族連れも多かったし、
2月25日までです、家食店ね。
壁にたくさん物が貼ってあったり、
パネルがあったりするじゃないですか。
壁の手前に展示用ケースというか、
ありますよね、だいたい感じとして。
でも、展示用ケースに近づくのが大変。
かおり
みんながビタッと貼り付いてる感じ?
よしやす
そうそう。私はそこそこ背が高いんで、
壁の展示というか、パネルは見えるのよ。
これだけは見ておきたいって人をかき分けて前まで行って、
なるほど、なるほどって言って戻ってみたいな感じで、
とっても大変でした。
かおり
私は比較的小さいのでね、小さなスペースを見つけて
ひょひょいって前に行ってみるタイプなんだけどね。
よしやす
私、前にいると邪魔らしいんで。
かおり
そうね、パネルが見えなくなるからね、後ろの人。
よしやす
というわけで、和食店行ってきました。
あと、国立西洋美術館でキュビズムというのをやってまして、
恒例がね、28日までかな。1月28日で終わっちゃうというので、
ちょっと急いで行ってきました。
これは良かったです。
これは思いのほうが混んでなかったです。
かおり
キュビズムって誰?
よしやす
ピカソとブラックっていう人が有名ですね。
かおり
ブラックって知らない。
よしやす
私、ブラックさんの絵が見たくて行ったんですけど、
かおり
何色だった?
よしやす
ブラックはね、つづりが違うんですよ。
で、ブラックの絵ハガキが見つからなくて、ちょっと悲しいんですけど、
で、一番最近行ったのが、日本科学未来館にまた行ってみました。
ほら、年パス買っちゃったからね。
日本科学未来館はですね、都内で人間ドッグを受けまして、
人間ドッグね、1年に1ぺん。
かおり
誰の話?
よしやす
私。
かおり
お釈迦さんが人間ドッグを受けたね。
よしやす
そうそう。で、イカメラとか飲むと結構疲れるので、
何回かはその後、職場に行くっていうのをやってたんですよ。
その日にってこと?
そうそう、午後にね。
なんだけど、なんか今年は休暇入れちゃえって言って休暇を入れて、
その上、いつもよりも早い時間に人間ドッグ入ったら、
午前11時半ぐらいに、はい、もういいですよ、さようならってなっちゃって。
かおり
暇になっちゃったわけね、半日。
よしやす
で、日本科学未来館に寄り道したっていう感じで、
かおり
年パスあるし。
よしやす
そう、年パスあるし。
っていうので行ってきました。っていうのが、今月ここへ行ってきたでした。
じゃじゃーん。
ということで、本編では、
みんなはどこに行ったかな?
みんなはどこに行ったかな?メールで教えてくださいね。
本編では、2月の天文現象と、
オープニングでちょっと種をまいた2033年問題の話をします。
かおり
よろしくお願いします。
2月の天文現象
よしやす
では、2月の天文現象をお話をしていきます。
実はそんなにネタはないです。
新月が2月の10日です。
ここは旧正月ね。
何ムーンだっけな?違う。何ムーンは満月だ。
満月が2月24日ですね。
スノームーンだそうです。
かおり
スノームーン、そうね。
2月だ。
1月年末からね、年始めはすごい雪が少なかったけど、
そこから雪が降り始め、今結構降ってますね。
降っているみたいですね。
よしやす
みんなスーパームーンは騒ぐのに、
かおり
この2月の満月が今年一番小さな満月です。
スーパーの反対はコンビニかな?
よしやす
わかんないです。
月刊星ナビの案内では、本年最小の満月と書いてあります。
最初の最小の満月ね。
かおり
2月なんで2回目です、満月はね。
よしやす
残念。
惑星の動きです。
彗星は2月27日に外号って言って、
地球から見て太陽の向こう側に行きます。
なのでその前後は太陽に近すぎて見えません。
この外号を過ぎると、どっちからどっちに行くんだ?
夕方見えていたのが朝方になるのか、感じとしてはね。
金星、今年は結構明けの病状の時期が長いです。
明け方の太陽の近くに見えますが、南東になるかな?
低く見えます。
火星はですね、
火星も太陽の方角と近い方向にあるんで、
明け方の南東、とっても太陽に近いところにあるので、
見えるっちゃ見える感じかな。
次が木星。
木星は太陽から見て90度ぐらい離れたところに、
1月中になりましたので、
夕方に太陽が沈むと南の空に見えるというのが木星になります。
結構明るいのでわかりやすいと思います。
かおり
今の時期の一番星的な感じに感じるけど。
よしやす
そうですね。夕方、日が沈んだと一番星は木星に。
かおり
とりあえずポッと夕方ぐらいに上の方を見て、
あ、星って言うと木星な気がする。
よしやす
そうですね。
土星はですね、太陽にだんだん近づいてきているんですが、
夕方、日が沈むと西の空に見えるのが、
ごめんなさい、土星ですね。
土星は太陽にだんだん近づいてきていて、
夕方の日が沈んだ後、西の空、
今だから少し南よりですね、
南西方向に土星が見えます。
かおり
はい。
よしやす
これが惑星の動きです。
で、水星も金星も火星も太陽に近いんで、
月に近づいても見えはしないんですけど、
一応月に近づくのが2月の8日に、
月と金星、月と火星が近いです。
ってことはどういうことかというと、
2月の8日は火星と金星も近いってことですね。
はい。
で、水星が月に近づくのは2月の9日、
で、2月の10日が新月。
で、2月の11日に土星と月が近くて、
上限に近い2月の15日に月と木星が近づくに見えます。
はい、そんな感じ。
で、金星と火星ね、ずっと近いんですけど、
一応一番近くなる日は2月の22日だそうです。
かおり
にゃんにゃんにゃんの日だ。
よしやす
は、火星と金星が近い。
ただね、見るの大変なんで、
見たい人は頑張って、
夜明け直前ぐらいに東の空で探してみてください。
はい。
というのが惑星の動きでした。
あとですね、一等星が月に隠れるというのが、
2月の5日にあります。
アンタレスという星が月に隠れます。
なんですが、
日本で見られるところは実は少なくて、
日本の多くのところでは霞めるかなぐらいで、
あまり隠れません。
で、もう一つこれが発生するのはですね、
10時とか11時、昼間なので、
一等星でも目では見えません。
かおり
はい。
なので、
心の中で見ましょう。
よしやす
とか、しっかりした天体望遠鏡があると実は見えます。
天体望遠鏡があるとね、
ちゃんと探せると見えるんですが、
目で見て導入といってその星を探すのはほとんどできないので、
しっかりしたアンタレスがここだよというのが探せる望遠鏡じゃないと
確認ができないということをお伝えしておきますが、
一等星が月に隠れるという珍しい現象なので、
皆さんにお伝えしておきます。
多分見えません。
はい。
あとですね、
木星と月の接近
よしやす
木星が2月の15日に金星と近づくというお話をしたんじゃないかと思いますが、
木星と月が近づくのが2月の15日ね。
かおり
木星と近づくね。
よしやす
2月はね、目ぼしい天文現象がないのでこれもご紹介しておきます。
2月の15日の良い日が沈んだ後、木星と月が違うのでぜひチェックしてみてください。
かおり
はい。
よしやす
望遠鏡があるような人はせっかくなので木星の衛星とかも確認するといいんじゃないかと思います。
はい。
あと星空は冬の星空ですね。
日が沈むと8時ぐらいだとまさにオリオン座が真南に見えて、
その下にオーイヌ座、シリウスとかが見えて、
明るい星がキラキラキラキラしているのがたくさん見えるという時期になってきました。
かおり
はい。
よしやす
あと有名どころだとオリオン座、オーイヌ座、
西にオウシ座とかかな。
だからスバル星とかも見えたりします。
かおり
はい。
よしやす
北の空はどっちだ。
東側にオオグマ座というか北部都市勢が見えて、
西側にカシオペア座が見えるという感じですかね。
はい。そんな感じの星空になっています。
太平洋側は晴れている日が多いので、ぜひ見るといいんじゃないかと思います。
日本海側は曇っている日が多いかもしれませんけれども、晴れ間を探して星を見てみてください。
2033年問題
かおり
はい。
よしやす
はい。ではですね、2033年問題の話をします。
オープニングでもお話ししましたけれども、
日本で使っていた退院対応歴っていうのは、
毎月必ず新月の日を1日にするっていうカレンダーです。
で、1年を12ヶ月にしちゃうとだんだんずれていってしまうので、
季節に合わせてその月を配置するっていうのをしなければいけません。
かおり
はい。
よしやす
なので、どういうふうにするかっていうと、
24世紀っていうのは、さっきオープニングでもお話ししましたけど、
地球の傾きと太陽との関係なんで、
必ず季節と合っているのが24世紀ね。
なので、江戸時代の農家の人たちは日々の暮らしは退院歴。
この日が1日、この日が15日、この日が月末っていうふうに暮らしていたんだけど、
農作業をするときには何月何日にするっていうとずれちゃうことがあるわけ。
田植えが2週間とかずれちゃうことがあるわけよね。
なので、春分とか秋分とか、88夜とか210日みたいな、
その24世紀をベースにした日付で農作業をするっていうのをやってた。
退院対応歴も、この24世紀をもとにして月を並べればいいんだっていうのが基本的な考え方です。
で、24世紀っていうのは24個あるので、とりあえず12個ピックアップしましょう。
そうすると、24世紀の中から12個ピックアップすると、
24世紀は順番に、冬時とか、下旬とか春分とか秋分を含む偶数版のグループを中期と言います。
または中。
で、立春とか立夏とか、立秋とか立冬とかを含むのを奇数版目として、これを節と言います。
節期と中期、または節と中と言います。
いいですか?
かおり
はい。
よしやす
ここまではいい?
たぶん。
で、なので、中っていうのが12個ある。
で、この中があるものを月に割り振ると便利なわけです。
中期というのを使うんですけれども、中期はどこからいくのがいいのかな。
わかりやすいのは春分ね。
春分の日っていうのが、だいたい3月20日とか21日にあるじゃないですか。
で、春分が入っている月、必ず1ヶ月は新月から新月、29.5日ぐらいね。
うん。
それで、春分が入っている、いわゆる3月21日を含む月を2月にしましょう。
いいですか?
はい。
で、下旬が入っている6月21日ぐらいは5月にしましょう、旧暦のね。
とかって割り振るっていうのをやっていくとうまくいくっていう風になったわけ。
うん。
で、この中期っていうのは、1年を24等分数からだいたい30.5日とか31日ぐらいね。
365をだいたい12個に割るから、そのくらいが中期が順番にやってくるタイミングだから、
たまに29.5日の新月から新月の中に中期が入ってないときが訪れるわけ。
わかります?
中期と中期は29.5から31日ぐらいの幅で変わるんですけど、平均すると30.5日。
で、月の満ち欠けは29.5日だから、この中期っていうだいたい30.5日ごとに来るやつが入ってる入ってないってやると、
たまに中期と中期の間にポコッと新月から新月が入ってしまうことがあって、
お、ここは割り当てがないからこの月をうるう月にしましょうっていう風に決めていくわけ。
いいですか?
かおり
はぁ、はぁ、はい。
よしやす
なので、
かおり
とりあえず決まりました。
よしやす
この1月が入っているのを代官が入っているのが12月、
うすいが入っているのが正月、
春分が入っているのが2月、
国府が入っているのが3月、
正満が入っているのが4月、
下士が入っているのが5月、
大将が入っているのが6月とかってこう割り振っていくわけ。
そうすると12月がしっかり分けられて、
なおかつ隙間があるとそこをうるう月にしちゃえてできる。
ここまではいいですか?
かおり
はい。
よしやす
うまくいきそうだよね。
かおり
うん、なんとかね。
よしやす
なんとかうまくいきそうでしょ?
うん。
なんですが、いくつか問題がありまして。
かおり
そう簡単にはうまくはいかない。
よしやす
そう、24世紀をどう決めるかっていう話があって。
かおり
そもそも、結局、太陽に対する地球の動きを、
今の説明、何度何度って上から俯瞰しているような感じよね?
そうそうそう。
でも、そもそもこのやつっていつぐらいにできているの?旧歴って。
よしやす
日本に伝わってきたのは、西暦っていうと600年ぐらいじゃないですか。
かおり
当然それ少しずつ変わってはいるけど、
そのくらいから、俯瞰した状態を考えていたの?
よしやす
あ、というか、別に。
かおり
それとも単に日の長さとかそういう。
違います。
よしやす
あの、ん?
俯瞰はしなくていいんです。
天球の中を太陽がどれだけずれていくかを観測すればいいだけで。
じゃあ西洋で行くと、今、太陽は何座にありますねっていうのがあるじゃないですか。
うん。
あれと同じですよ。
ほう。
かおり
ん?俯瞰はしない、天球の中で太陽がずれていく。
よしやす
そう、一年で一緒です。
かおり
観察、観察をして。
よしやす
そう。
かおり
で、特定の日が来たら、そこは春、ここは夏って決まるわけね。
よしやす
で、この二十四節記の決め方っていうのがありまして、
平気法っていう決め方があって。
平気法。
平たい木で、平気だよの平気なんですけど。
平気法っていうのは、一年の長さを365日、それを十に等分して二十四節記を決める。
だから、一年の長さじゃないや、一つの中期と中期の間は30.4日なんですよ、必ず。
この平気法ってやつはね。
これを使ってる間は問題は起きないんです。
必ず中期の間隔のほうが長いんで。
29.5日の月の満ち欠けに比べて、30.4日の中期と中期の間のほうが長いから問題ないです。
だから、二千三十三年問題はこれだったら起きないんですが、
なんと、日本の最後に使っていた天保暦以降の小読みでは、
これを平気法ではなくて定気法、正しいじゃないや。
定める木の法と書いて定気法って言うんですけど、
これはさっき言った角度で決めるね、ちゃんと観測して。
春分の日は必ず真横。
下地の日は必ず地軸が太陽に一番北極側が傾いた日で決めていくってことはどういうことが起こるかっていうと、
地球の光転軌道が深円だったらいいんですけど、実は楕円なので、
この15度、中期から中期までの間隔が季節によって変わるんです。
いいですか。
なので、中期と中期の間が平均すると30.4日なんだけど、
長い時には31.5日で、短い時には実は29.5日になっちゃうことがあるんです。
特に冬の頃に太陽と地球が近いんで、その時に角度が進むのが早い。
なので、中期と中期の間が短くなります。
夏は中期と中期の間が長くなるってのがあります。
つまり、29.5日ごとに新月がやってきて、
だいたい30.5日ぐらい、30.4日ぐらいで中期がやってくるっていうののずれで、
この中期が入っていたら、旬分が入っていたら2月にしましょうとかっていうルールを作っていって、
だいたいうまくいってたわけ。
なんだけど、2033年は大変なことが起こるんです。
なんでかっていうと、中期の間が短いとなると、
1個の新月から新月の間に中期が2個入っちゃうとか、
中期が入らない月っていうのが1年に3個存在するってことが起きるのが2033年なんです。
これまでは、なんだかんだ言っても中期が入らない月は1年の中で1個ぐらいしかなかった。
その時をうるう月にすればいいっていうルールで、
実はね、もう1回だけ昔あったらしいんだけど、その時には特例でなんとかしたんですけど、
2033年は何が大変かっていうと、中期が2個入る月が2回も生じて、
中期が入らない月が3個存在するのです。
なので、地球の光転軌道が楕円なので、
20世紀の中期と中期の間が短くなったり長くなったりするというのが生じます。
で、太陰太陽暦は中期っていうのが入っていたらその月を何月って決めるっていう話と、
中期が入ってなかったらうるう月ってするっていうルールで基本的にやってきてるんだけど、
これまではだいたい12回または13回で中期が入らない月は1個ぐらいしかないっていうのが基本だったのが、
2033年は太陽と月のずれで中期が2個入る月、
つまり1ヶ月の月の運行の中に中期が2個入っちゃうっていうのと、
2033年問題と旧暦
よしやす
中期が入らない月が生じるっていうのが、
2つ入る月が2個、中期の入らない月が3個存在するっていう問題なのが2033年に起こるというのがあるんですけど、
これはルールに入っていないので、こんな年にはどうやってうるう月を決めたらいいかっていうルールがない。
で、天保暦を導入したときには江戸幕府に天文型っていう人たちがいて、
そういう人たちが計算して2033年問題だって言ったときに、
自分たちの責任でここを何月にしようっていうのを決めればよかったんですけど、
天保暦廃止しまして旧暦っていうのはご参考なわけね、今ね。
つまり誰も責任を取らないで、天保暦の理屈でいくと、
ここが旧正月で、ここが旧暦の何月でっていうのが決まっていて、
ここが旧暦のうるう何月っていうのが決まるっていうのがあったんだけど、責任を持ってる人がいないわけ。
なので2033年は、今のところ2033年7月26日が新月です。
で、ここから始まる月には書書っていう中期が入ってます。
なのでここは7月って決まります。いいですか。
2034年の3月20日、春分の日です。
ここが新月で春分の日なんで、ここは2月って決まります。
なんですが、さっき言った7月から3月までの間の2033年8月には中期がありません。
なので、ここをうるう7月にするかどうかって話と、
その後も中期がない大印暦の月と中期が2個入ってる月が行ったり来たりしちゃうんで、
どうしたらいいんだろうってなってるのが2033年問題です。
中国の小読みの決め方
よしやす
で、中国でも定期法っていう、20世紀の中期の間が伸び縮みするタイプのやつを使っていて、旧暦も使ってるんだけど、
実はここは問題にならなくて。
なんでかっていうと、日本の決め方はうるう月の入れ方っていうのが、
さっき言った中期がないところをうるう月にしましょうっていうふうにしたんだけど、
中国の小読みの決め方は、当時よから順番に月を振ってって、
次の当時までに13個あるときには一番最初に中期が入らないところをうるう月にするっていうシンプルな決め方なんで、
なので、このパターンだと2033年はうるう11月っていうのが生じて終わりっていうシンプルな約束なんだけど、
結構季節感をしっかりするっていうので、季節がずれないようにって頑張った天邦暦っていう決め方だと、
このルールに反している年がやってきてしまうので問題になってるっていうのが2033年問題です。
なんと公的期間は誰も保証していないので、でもまあ旧暦だからいいんじゃないのっていうのもあるんですが、
旧暦が決まんないと六曜が決まりません。
かおり
はい。
よしやす
で、中秋の明月が1ヶ月ずれます。
うん。
みたいなところでですね、なかなか難しい問題でございます。
これが2033年問題ね。
かおり
はい。
よしやす
よくわかったかな?
あの、言葉の説明だけじゃわからないかな?
まあ肝は、新月が必ず1日っていうルール。季節をずれないようにうるう月を入れるっていうルール。
大体うまくいくルールにしていったら、実は合わない年がやってきましたっていうのが2033年問題です。
はい。
で、なおかつ誰も責任を取らないっていうのが問題です。
だって旧暦なんて誰も決めてないんだもーんっていう。
かおり
うん。
よしやす
そうなんです。
で、転法歴っていうのがありまして、これはね、えっと、いつだっけな?
転法の頃に決めた小読みで、これが最後に日本で公式に認められた大余歴で、えっと、転法7年かな?
1836年に決めたやつで、この転法歴始まって、えっと、190年ぐらい。
違う。あ、そうね。190年ぐらい経ったときに、この問題の2033年問題っていうのが生じましたということですね。
かおり
はい。
よしやす
はい。ということでですね、えっと、なかなかこう、しっかりと太陽とか月の動きを調べると理屈に合わないというか、
2033年問題の解決策
よしやす
ルールに合わないタイミングが出てきてしまって面倒くさいということがわかっていただけましたでしょうか。
で、いろんな考え方があって、今はアイディアが3案あります。
どの月をウルーズ期にするか。
案1は11月をウルーズ期にするタイプ。案2はウルーズ期を7月にするタイプ。案3は翌年の1月をウルーズ期に入れるタイプというのがあって、
要は中期がない、えっと、新月から新月までの間の1ヶ月というのがその3回生じるんで、どこにウルーズ期を入れるかっていうのがポイントになります。
かおり
はい。
よしやす
はい。皆さんもね、自分でもう1回調べてみてみてください。
はい。ということで、今日は2月の天文現象と2033年問題、旧暦の話をしてきました。
うん。
まあ、旧暦なんていいじゃないかというのもあるかもしれませんけれども、そうね、中秋の明月が変わるぐらいかな。
あとは、六曜が変わるぐらいかな。他はね、7月は同じで2月が同じなんで、途中の8、9、10、11、12、1がどっちにずれるかっていう話ですね。
はい。こんな感じでございました。
ということで、今日はこの辺にしたいと思います。
はい。
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そちらにも遊びに来てみてください。よろしくお願いします。
かおり
よろしくお願いします。
よしやす
ということで、そんないりかの時間、第549回2月の天文現象の回をここまでにしたいと思います。
お送りいたしましたのは、よしやすと。
かおり
かおりでした。
よしやす
それでは、次回の配信でまたお会いしましょう。さようなら。
かおり
ごきげんよう。
41:21

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