文化の違いを乗り越えるためのアドバイス
This is Reina Moro's Podcast. 世界のクリエイティブ思考
Hi everyone. This is Reina Moro. 皆さんこんにちは。ニューヨークと東京を拠点にするグローバルリベーションファーム、I&CO、共同創業パートナーのReina Moroです。
この番組では、世界で活躍するトップランナーのクリエイティブ思考に迫り、21世紀を生き抜くヒントを探ります。
今回は、Ask Me Anythingをこの番組のプロデューサー、高村祐久子さんと一緒にお届けします。
高村祐久子さん、よろしくお願いします。
今回、番組にお悩みを寄せてくださったのは、グラフィックデザイナーのアリス・クマガミさんです。
アリスさんは日本で生まれて、ロンドンで育ち、ロンドンのクリエイティブエージェンシーで働いた後、数週間前にONというシューズブランドの日本オフィスに転職しました。
アリスさんとのつながりは、半年以上前にご連絡をいただいたんですが、僕の友人でイギリスに住んでいる人がいるんですけども、
その彼は40代、もう50代になってるかぐらいの立派なおじさんの人なんですが、彼が働いている職場にいたそうなんですね。
僕につなげてくれて、アリスさんがもう辞めるっていう辞表を出してたんですけども、その理由として日本に引っ越すということを決められていたので、相談に乗ってくれないかっていうふうに、
その友達から連絡があって、アリスさんにつなげていただいたという、そういう背景です。
今回はそんなアリスさんからいただいた文化の違いを乗り越えるためには、というご質問にお答えしていこうと思います。
では早速いきましょう。
ご相談されたいことは何ですか?
今日は文化の違いの乗り越え方についてお話を伺いたいと思っています。
私は日本で生まれ、そのも8歳からずっとロンドンで育ちました。
大学を卒業した後は、ロンドンのクリエイティブエージェンシーでデザイナーをしていました。
ただ心の中にいつも、日本人なのに日本をほとんど知らないという葛藤があって、日本で働いてみたいと思うようになったんです。
それで8ヶ月前に日本に来て、今は外資系スニーカーブランドの日本支社で働いています。
ロンドンでは、学校で英語を話し、家で両親と日本語で話していたので、2つの言語を行き来するような生活をしていました。
ステレオタイプかもしれませんが、私には性格的にも日本的な部分があると思っています。
まずせっかちなところ、そして物事をきちんと整理して考えようとするところ、あと細部まで完璧にしたいとこだわるところです。
西洋の文化では全体的なアイデアが重要視されますが、細部へのこだわりは私のデザイナーとしての個性にもなっています。
だから、日本人としてのアイデンティティがデザイナーという仕事にどんな影響を及ぼしているのか、それをもっと知りたくなったんです。
日本での転職はとても大変でした。
日本企業は厳格なルールを持っていて、私のロンドンでのキャリアとは正反対だったので、何度も戸惑いました。
レイさんも同じようなご経験をされましたか?
僕はいつも自分のことを日本人デザイナーだと強く意識してきました。
ヨーロッパの高校に行き、大学はアメリカでしたが、15歳まで日本人デザイナーとして働いていました。
1990年代、日本でインターンをしていた頃は、日系企業の働き方があまりにも過酷で驚きました。
日本人デザイナーの下で働いていたんですが、週に3回も働いていなかったんです。
日本人デザイナーの下で働いていたんですが、週に3回も働いていなかったんです。
1990年代、日本でインターンをしていた頃は、日系企業の働き方があまりにも過酷で驚きました。
日本人デザイナーの下で働いていたんですが、週に3回も徹夜をして、数時間しか寝ることができず、こんな環境では働けないと思いました。
それで、大学卒業後はニューヨークに移って仕事を探したんです。
日本で生まれ育った僕でさえ、日本と欧米の企業文化の違いには、大きなカルチャーショックを受けました。
日本で仕事を探して驚いたことの一つが、プロとしての能力の見極め方です。
ロンドンでは、過去の作品やポートフォリオを見て能力を判断しますが、
プロとしての能力を見極めることは、プロとしての能力を見極めることの一つです。
驚いたことの一つが、プロとしての能力の見極め方です。
ロンドンでは、過去の作品やポートフォリオを見て能力を判断しますが、
日本では、やたらと年齢の話をされました。
私は、ロンドンのエージェンシーでかなり早くシニアになったので、
それ相応の給与と肩書きを求めていましたが、
日本のリクルーターからは、
なんでそんなに若いのに高い給与を求めるんだ、と何度も聞かれたんです。
ロンドンでは、こんな経験をしたことはなかったのでショックでした。
日本に年交除列のシステムがあるとは聞いていましたが、
プロとしての能力を実力以外のことで判断しているのには驚きました。
幸運にも、最終的にはスイスに本社があるスニーカーブランドに就職することができました。
この会社では、ルールに従うことよりも、
クリエイティブな仕事に集中することが重要視されているので、とても良かったです。
同僚も日本人とアメリカ人のハーフや海外経験のある人ばかりで、自由な雰囲気です。
同じような仲間が見つかってよかったですね。
僕がニューヨークに引っ越して仕事を探していた時は、周りに日本人はほとんどいなかったので、
アメリカの仲間とは異なる雰囲気でした。
その時、日本人の仲間とは違った雰囲気で、
日本の仲間とは異なる雰囲気で、
僕がニューヨークに引っ越して仕事を探していた時は、周りに日本人はほとんどいなかったので、
アメリカ社会に溶け込もうと日本人なしさを抑えていたように思います。
言語の壁もありました。
アメリカに5年住んでいたので、英語自体は喋ることができましたが、
洗練された会話ができるレベルではなかったので、気遅れしたこともありました。
20代の頃は、周りにメンターとなる人もいなかったので、
外国人であることのハンデを自分で何とかして乗り越えなければなりませんでした。
ただ、会社で様々な国の人をまとめるようなポジションになって、気がついたことがあるんです。
それは、文化的な違いを受け入れることの重要性です。
20代は、日本人なしさを抑えてアメリカ社会に溶け込もうと必死でしたが、
30代になって、文化的な違いこそが出発点で、
お互いの文化を受け入れていくことで、よりリーダーシップを発揮できるようになりました。
周りにメンターを見つけられるかどうかは重要だと思っています。
日本人デザイナーとしてのアイデンティティ
デザイン業界には女性デザイナーが少ないので、私は女性で、
その上、夕食人種という二重の判例を抱えていました。
でも、ロンドンで働いていた時に、素敵な二人の女性に出会ったことで、
とても視野が広がりました。
自分の生まれ持った文化や伝統が職業に関係するというのは、
とても興味深い考え方だと思います。
ただ、世間からステレオタイプに見られることのマイナス面も考慮しておくことも重要です。
日本人デザイナーだから優れているわけではなく、
どんな文化を持っているかに関わらず、
自分が優れたデザイナーだと周りに認めさせなければいけません。
ここまでお送りしてきました、レイナモトの世界のクリエイティブ思考。
今回はリスナーの質問に広く答える、Ask Me Anythingをお送りしました。
今回、アリスさんからのお悩みを聞いてみて、レイさんいかがでしたか?
実は彼女とは一回事前に話してはいて、
でもそれでも8ヶ月ぐらい前だったので、しばらく時間が経っていて、
その時はまだ日本に来る前、職務なく、まずとりあえず行ってみるということだったんですね。
時間が経って日本に来られて、またしばらくしてから連絡が来て、
このAsk Me Anythingのコーナーで話したいということだったんですけども、
その間に就職が決まり、そして新しい職場で働き始めたということだったので、
じゃあもう僕のアドバイスなんかいらないんじゃないかなというふうに最初は思ったぐらいだったんですけども、
でもその8ヶ月という、ある程度時間は経ってますけども、
でもそこまで長い時間でもないじゃないですか。
なんだけど、そういうふうに行動に起こしていたりとか、
その8ヶ月の間での彼女なりの気づきだったりとか、
共有していただいた彼女の印象だったりとかを話しているうちに、
アリスさんの気づき
3つの気づきがあったんですね。
これまとめますと、まず1つは、文化の違いを乗り越えるためにはということで、
実はすごく深いような課題で、
実はシンプルなマインドセットさえあれば大丈夫なことがあるんだなと、
まず1つ思ったのがそこ。
2つ目に、これもアリスさんとの話で、
彼女は日本人であり、日本語も英語も、
彼女はずっとイギリスで育っていたので、英語のほうが得意ではあるんですけども、
日本人の家庭で育って日本語がしゃべれるので、
ある意味日本への明記っていうのが備わっている方だとは思うんですね。
そんな方が日本企業とたくさん面接をして、
そういうことを話していらっしゃったのを聞いて、
課題っていうのが、
3つ目に、最初にご相談をいただいたときから、
1年までは経っていないですけども、8ヶ月くらい時間が経って、
彼女が今後どうしていきたいかって聞いたときに、
彼女なりの答えがあったんですけども、
その行動かビジョンかっていうところなんですが、
その行動の大切さっていうのを、
彼女が今後どうしていきたいかって聞いたときに、
その行動かビジョンかっていうところなんですが、
その行動の大切さっていうことが、
逆に僕が気づかせてもらったっていうところが最後にありました。
はい。
文化の違いを乗り越える
1つ目の文化の違いをどう乗り越えるかっていうところなんですけども、
さっきもお伝えしたみたいに、
これって実は簡単なことではないんですが、
考え方によってはすごくシンプルなことで、
これは人との違いを受け入れるっていうことに尽きると思うんですね。
もちろんこれは文化の違いだったりとか、育ちの違いだったりとか、
同じ例えば似たような文化の中で育ったとしても、
例えば日本という国の中で育ったとしても、
やっぱりその中でも全然違う家庭の環境だったりとか、
やっぱりどうしても人間だと違うところが出てくると思うんですよね。
その違いを受け入れられないと、
それがフラストレーションになり、それが摩擦になっちゃって、
いろいろうまくいかないことがあると思うんですが、
特に他の国で働く、もしくは他の環境、他の国の人たちと働くっていうときに、
まず前提として、そして心構えとして、マインドセットとして持っておくと、
すごく楽になるのが、まずは自分と相手は違うっていうところを大前提にして、
そして相手が思いもよらない行動とか言動したときに、
それが間違ってるって思う前に、もう違うんだなっていうことを受け入れると、
気持ちも楽になりますし、その後の仕事の進め方だったりとかも、
だいぶスムーズになると思うんですね。
人間って似てる方がうまくいくんじゃないかとかって思っちゃいがちなところってあるんですかね。
なんか全然違うなっていうのをネガティブに捉えちゃうっていうことってあるのかななんて思って。
それはあって、やっぱりアメリカ、特にニューヨークみたいな大多数の人がいて、
いろんな民族がいると、もう見かけから全然違う人たちがたくさんいるわけじゃないですか。
そういう環境の中で、僕も高校からずっとそういうところで育ってきてはいたんですけど、
やっぱり日本人同士だと日本人同士が居心地がいい。
もしくは日本人がいないとアジア人同士とか、そういう共通点があったほうが馴染みやすいですし、
分かり合える部分が、少なくとも例えば食べ物みたいなところだったりとか、音楽とか、見てきた動画とかテレビとかっていうのも、
似たようなもの、共通の言葉だけじゃなくても共通の文化がある程度あるので、
そこはその分ハードルが高いし、全然異国の人たち、違う文化の人たちだと分からないところが多すぎて、
それは距離を置いちゃうと思うんですよね。
少なくとも最初のその安心感というところで言えば、その共通点があると掴みどころがあるというか。
なるほど。
何かその意見交換だったりとか仕事をしている時に食い違った時には、やっぱり違うっていうことを受け入れておくと、
その後の対応の仕方がだいぶ楽になると思うんですよね。
なので、この違いを受け入れるっていうところが、その文化の違いを乗り越えるまず第一歩で、
結構これに僕は尽きるんじゃないかなっていうふうに思います。
これがまず一つ目。
日本企業の課題
二つ目はですね、このアリスさんとの会話の中から気づいた、改めて気づいた日本企業の課題なんですが、
彼女が今回のお話の中でおっしゃっていたのは、
日本に8ヶ月くらい前から来ていて、日本に来てから自分の履歴書だったりとかを送って就職活動をされ始めたらしいんですが、
最終的には落ち着いたのが、オンといういわゆる外資系の企業で、
日本の企業もいろいろ面接インタビューをしたらしいんですけども、
なんかしっくりこなかったと。
自分は日本人なんだけど日本人じゃないし、こういう環境で働いたこともないし、
どうしてもなんかちょっと馴染めないところで、やっぱりその上に行けば行くほどいる人たちは男性ばっか、おじさんばっかですよね。
だし、やっぱりこの上下関係っていうのが日本にはまだまだあったりとかの年功序列とか、
そういういわゆる日本らしい式たりが企業の中にいっぱいあるわけじゃないですか。
そういうのを面接をしているうちに、まだ日本の企業の中では働かなかったので絶対っていうふうにおっしゃってなかったと思うんですけども、
面接をしているうちに日本人である、少なくとも見かけと自分に流れているうちのところでいえば日本人である、
そして日本語も少しはしゃべれる彼女から見たときに、これは自分は馴染めないなっていうふうに思って、
そんなときにこのオンっていう会社と出会って、ここだったら日本にある会社だけども、
いわゆる外資系の会社で、自分のような人たちがここにはいっぱいいるんじゃないかということで、そこに決められたそうなんですね。
外資系の会社に入ったっていうときに、ある意味8ヶ月以上前に話して、これまでの間でまず仕事ないままで日本に来てて、
それもでもちゃんと無事に就職ができてるっていうのがすごく嬉しかったというか、
その一方を日本企業と面接をして、ここでは働けないなっていうふうに思わせちゃったっていうのが残念だったと思うんですよね。
彼女はね、さっきも言ったみたいに日本に対してのある程度の免疫があったんですけども、
結局彼女も馴染めないから、この外資系のところに行こうっていうふうに思ったのは全然妥当だと思うんですが、
ただ今後日本企業がアリスさんみたいな日系人である人さえも受け入れられる。
そしてそういう人たちが、いわゆるそのマイノリティと言われている人たちが、女性もその日本でいうと含めてなんですが、
活躍できる職場にしていかないと、日本企業ちょっと雲行き怪しいなっていうのは正直思いましたね。
そうですね。日本企業に多様性があるかというと、まだまだすごく同じような感じの人が同じような服を着て、
同じような感じで働いてるっていうのが強いと思うので、全然多様じゃない職場で、
逆に会社のカラーに合わせてくださいなんて言われちゃったりすると、やっぱり今まで全然違うバックグラウンドを背負ってやってきた人にとっては、ちょっと辛いだろうなっていうのはありますよね。
いやー辛いと思いますよ。だから彼女も一応日本国籍で日本人ではあるんですが、でも日本文化には全く馴染んでなくて、
そういう方たちも、もちろん日本人も含めて日本文化がどうのこうのっていう前に、いわゆる弱者だったりとか、いわゆる日本の男性社会と言われるところ、もしくは体育会系みたいなことも言葉としてあるじゃないですか。
そのままだと、今後の日本の特にその企業っていう枠の中で言うと、そこをちょっと男尊女卑だったりとか、年功序列っていう文化を打破していく。
そうですね。そこを打破して、多様な人たちが生き生きと働いているような職場になってくれると、面接に行った時に、将来こういうふうになりたいなみたいなロールモデルが見つかったりするんじゃないかななんて思うんですよね。
ビジョンよりも行動
だから、それで言うと、いくつか僕の周りでの話で聞くのは、アリさんの場合は外国人が日本に来て、その文化の違いをどう乗り越えるかとか、日本企業の中でどう働いていけるかっていう話ではあるんですけど、別にその外国人ないとしても、
例えば、僕の妻は、某大企業、日本の特にエリート集団の企業に新卒で女性として入って、15年ぐらいいたんですけど、やっぱりその20代前半でやる気満々で入ってくる女性の人たちとかって、そこだけじゃなくて、いわゆる大企業、一流企業の中には最初はそこそこいるらしいんですね。
でも、そういう人たちが20代後半とか30代になってくると、もうやる気がすごく減っちゃうと、どんどんどんどんやる気がなくなっちゃうと。
残念ですね。でも、なんかちょっとわかる気がするのが悲しいところですけど、なんかイメージできます。
どうしてかっていうと、結局その20代後半30代ぐらいになっていて、結婚とか出産とかっていう流れもあるんですけども、結局その上を見たときに、もう40代50代の人たちがほとんどおじさまたちばかりで、女性で活躍してる人たちがすごく少ない、そのロールモデルがいないと。
だから20代30代になるとやる気がもう、私がどんだけ頑張ってもダメだし、頑張ったとしても、それこそ昭和時代のおじさまたちに育てられてきた、今の平成令和の中年の人たちの働き方なんて、絶対やりたくないしっていうふうにやる気もなくしちゃうんですって。
長時間労働をしないと成り立たないライフワークバランスを押し付けられても、やっぱり家庭を持ちたいとかそう思ったときに、女性がじゃあ同じ働き方をしながら家庭もうまく回せるかって言ったら厳しいものがありますよね。
だからこの日本企業の課題の大きな一つに、昭和時代の男性の、もう24時間戦いますかではないですけども、
絶対やだ。
それって、ちょっともう本当真剣に考え直さないと、今後の日本企業の未来、そして日本の未来は厳しくなるので。
3つ目はですね、これは話の最後の方に出てきたんですけども、ビジョン、計画よりも行動っていうことなんですね。
話の最後に、アリさんは5年後何してないんですかっていうふうに聞いたら、そのことなんですけど、実はあんまり考えてないんですよねっていうふうにさらっと言って、
ビジョンと行動
どうしたかっていうと、今まで大学に行った時も、大学を卒業して仕事をし始めた時も、最初はこれこれこういうことをやりたいとか、5年後にこうなってたみたいなビジョンを自分なりに持って、そこに突き進んでいこうと思ってはいたんですが、
でも実際その行動に動かしてみると、それとちょっと違う方向にどんどんどんどんしょっちゅうずれると。
でも別にアンハッピーなわけじゃないし、逆にハッピーで、そういう道を歩んできたことが自分の経験にもなっているので、
あまりそのガチガチにその5年後何やってないかっていうビジョンを今持ってなくても、もういいところにちゃんといいものを見つけていって、いい場所、いい環境に身を置いていけばいいことができるっていうのは、
お若い年ですけども、結構その辺は何かわかってらっしゃって、でも彼女が偉いなと思ったのは、やっぱりさっき言ったみたいに最初に相談を受けた時には、まだ日本に来てなくて、就職先も全く見つかってなくて、どうなるかわかんない。
一応日本語はしゃべれるけども、自分は外国人だし、職が見つかるかわかんない。でもとりあえず行ってみようっていう、あえてこの精神的なハードルを下げて、ビジョンがどうのこうの、計画がどうのこうのっていうことを考えすぎる前に行動に移してる。
その行動に移したからこそ、今こういう職務を見つかって、日本で仕事をしていける、環境に身を置けるっていうことができてるので、頭では全然僕わかってはいたんですけども、その5年後に何やっていきたいんですかっていう質問って、僕結構いろんな人に聞くんですね。
僕もよく聞かれて、答えなきゃっていうのも思いますし、考えてはいるんですけども、でも彼女は、いや考えてませんっていうふうにすごくしれっと言ってたのが新鮮で、でもあの辺のその行動力があるところと、もちろん先のことは考えてるんだけども、考えすぎないっていうのも非常に大切なんじゃないかなと。
なんか時代も変わっていきますしね。もう5年も経ったらだいぶいろんなことが変わっちゃうっていう、今の時代っていうのもあるかもしれないですね。
そうですね。だからあまりにも変化が著しい世の中に我々は生きていて、今となってはAI、AIと騒がれてますけども、5年どころか2年前はなかった世界じゃないですか。
本当そう思います。
5年前に今のこの状況が想像できてたか、10年前にこの想像ができてたかって考えると、全然想像できていなかったところの方が圧倒的に多いので、もちろん自分のビジョンだったりとかを描くのは大切だと思うんですが、それに縛られて行動ができなくなっちゃうっていうと、それはそれで良くないので。
いやー、なんか今回のお悩み相談は聞いてる方にもすごく、あまり悩んでばかりいないで動いてみましょうっていう意味でいいメッセージになったかもしれないですね。
はい、本当そうだと思います。なので今回このアリスさんとの話の3つのキーテーカウェイ、まとめは、まず1つはその文化の違いを乗り越えるためには、違いを受け入れるところから始める。それが1つ。
はい。
文化の違いと多様性
2つ目は日本企業の今後の課題として、多様性を持った文化になっていくことが必要。
そして3つ目は、もちろん未来の計画を立てること、ビジョンを持つことは大切なんですが、結局行動しないことには何も起こらないので、ビジョン、計画よりも行動、この3つになります。
はい、レイさんありがとうございました。皆さんもぜひ、ちょっとキャリアに悩んだときに、この言葉を思い出してみてください。
ぜひぜひ。
このAsk Me Anythingのコーナーでは、皆さんからの質問も募集しています。番組の詳細欄にあるリンク、また、XQ Twitterからも受け付けています。
はい、皆さんからのご質問をお待ちしています。世界のグループ志向、お相手はリーナモトと
竹村幸子でした。
デジタルガレージは、危険な海に最初に飛び込むファーストペンギンスピリットを、創業以来大事にし続けています。
これからくるWeb3、オープンソース時代を見据えた、テクノロジーで新たなビジネスを生み出す仲間を募集しています。
番組詳細欄にあるリンクより、ぜひご覧ください。
デジタルガレージ