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2024-02-01 1:23:46

第百四十六回:Tak.さんと「自分なりの名づけ」について

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サマリー

第146回の「うちあわせCast」では、読書プロジェクトや自作ツール作りについて話されています。さらに、名づけについての記事も紹介され、自分自身で名づけることの重要性が指摘されています。名前を自由に変えることは勇気が必要ですが、それによって構造や意味も変わっていきます。言葉を自由に変えることの重要性や、それが自分自身の言葉となるための探求が考察されています。また、名前の付け方や自由な使い方についても話されています。名前を付けることには運用の問題も含まれており、言葉のニュアンスや感覚によってリストが異なるため、語彙のバリエーションが重要です。また、アウトラインを作成する際には、個々の要素と全体的な構造の対応関係も重要ですが、自分自身の問題意識を持ち、違和感を見つけることも大切です。私はホーム画面方式でやっていますが、構造を自由に作ることができるタイプなので、ワークフローリと似ていると思います。しかし、自分自身が使いやすいようにホーム画面を作ると、ワークフローリとは全然違う形になりますね。このエピソードでは、自分自身で名づけることについて話されています。名づけの作法を考える必要があり、近づきやすくなるためにも重要だと言われています。これまで「ノウハウ」というものは静止的にエステイティックに語られてきた流れがありましたが、試行錯誤があり、その変化を示せるのがポッドキャストのリアルタイム進行の特徴ではないかと思います。

読書プロジェクトと自作ツール作り
スピーカー 1
うちあわせCast、第百四十六回ということで、今回もゲストにたくさんお迎えしております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ライフハックニュースからなのですが、僕のセルフプロデュースプロジェクトというか、第二回単独プロジェクトというのが、
今日から始める予定でして、思考のエンジンという本をみんなで読んでいこうというところで、
前の、人を賢くする道具は結構分厚い本だったんで、10ヶ月かけて読んだんですけど、
思考のエンジンはそれほどのボリュームある本ではないので、もう少しペースアップして半年ぐらいで読めたらなとは思っております。
一応、募集をどれくらいパブリックにしようかなと考えていたんですけども、
第1回、第2回はまだ方向性の模索というところがありまして、
よくわからない状態で始めているので、よくわからない人が入ってくれると、両方とも混乱するかなと思ったので、
一応、僕のメルマガと、僕課題リストの有料メンバーの方だけにリンクを紹介させていただいております。
第3回以降、もうちょっと固まってきたら一般募集しようかなというところです。
結構難しいですね、どう運営するのかというのが。
スピーカー 2
そうですよね。僕、ブック課題リストで思考のエンジンの話させてもらったことありました。
スピーカー 1
だから、興味を持っている人も多分おられるんでしょうけど、
今回の読解は思考のエンジンの元となっている現代思想の要項とかを、
できるだけ僕が注語を入れながら、読んでいけたらいいかなというようなイメージを持っていますね。
スピーカー 2
ありがたいじゃないですか、それは。
スピーカー 1
そういうシーンと、掴み切れないところ。
スピーカー 2
でも単に結局、用語の問題で、それで実際以上に難しく見えちゃっているということは。
スピーカー 1
ということはありますね。
だから、テキストって言ったらいいだけのことがいろんなパラフレーズされているので、
そういうことを吸収しながら、
そこから現代思想に入って学んでいくというルートもあるでしょうから、
そういう深みのある読み方ができたらいいかなと思っております。
あと、細かい話ですけど、これもセルフプロジェクトで、
自作ツール作りウィキっていうのをスクラップボックスプロジェクトで新しく作りまして、
要するに僕がテキストボックスでやっているようなことを、
JavaScript、HTML、CSSなどを使って、
自分なりのツールを作ってみようというときに、
おそらく引っかかるであろうポイントとか、
必要になる知識っていうのをスクラップボックスでまとめていこうというウィキでして、
これは概要欄にリンク貼ってまして、誰でも参加できるので、
もし似たような野望を持っている方がいらっしゃれば、
質問とかもそこに書いてもらえば、なるべく極力返答しますので、
参加いただければなと。
名づけの重要性
スピーカー 1
今までは、僕と野良鉄さんという方が、
2人ぐらいしか僕の観測範囲には入っていなかったんですけど、
MOさんという方も最近始められたらしく、
3人もいればプロジェクトを始めてもいいだろうなと思って始めた次第ですね。
あと、ニュース的なことで、
クリックアップというタスク管理ツールとざっくり言ってしまえばそうなんですが、
いわゆるプロダクティビティ向上系のツールがあるんですけど、
それがハイパーカル、カレンダーツールを買収したというニュースがありまして、
だいぶ前にNotionがカレンダーアプリを買って、
Heyがカレンダー機能をつけて、
クリックアップがカレンダーを買収したということで、
カレンダーを統合する勢いがあり、
これはおそらくもっと言うと、
ハイパープラットフォームを目指す傾向にあるんだなというのを、
ちょっと流れとしては感じますね。
一つのツールで、
一人のユーザーの情報整理的なものを全部一気に引き受けちゃおうぜというような野望を感じます。
それは現状のGoogleの支配体制に対するアンチなんですけど、
しかし逆に言うと、
その新しい代替わりをしようとしているツールにロックされてしまうということもあるので、
僕的にはいろんなツールがあって、
そこからいろいろ選んで、
自分なりの組み合わせでというのが一番好ましいかなと思うんですけど、
どうも方向性的には一つのツールが何でもござれの方向にちょっと向かっているのかなという印象ですね。
難しいですよね。
スピーカー 2
タスク管理アプリって、
よく考えたらカレンダー機能を持っているのが自然だと言えば自然ではあるんですよね。
それを自分自前で持つのが他のものとつなぐのかというところですけど。
スピーカー 1
本来というか、このマシンはそれぞれのツールがあって、
APIでただ連携しているだけという状況が、
ユーザーのかゆいところに手が届くというシステムにはしやすいとは思いますが、
それを面倒だと言う声もあるでしょうから、なかなか難しいんですけど、
カレンダーの次に、
ノーションとかクリックアップが次どう向かうのかみたいなところは、
ライフ用アウトラインと名づけ
スピーカー 1
ちょっと興味がありますね。
あと、ポッドキャスト仲間ではないんですが、
Knowledge Stackというニュースレターがありまして、
今まではニュースレター、
メールだけだったんですけど、
最近ポッドキャストを2週間に1回ぐらいのペースで配信され始めまして、
主催者のホストであるゴリゴさんがゲストを招きして、
このポッドキャストでやっているようなことですね。
その人がどういうツールを使っているのかというのは、
中心となるのはオブシリアンをどう使っているのかですけど、
だいたい話を脱線していろんな方向に広がっていくという
ポッドキャストが配信されているので、
このジャスキャストが好みの方は、
多分、Knowledge Stackポッドキャストの方が
Knowledge Stackポッドキャストもおそらく好きだろうなと思われるので、
チェックしていただいたらいいんですけど、
現状3回聞いたんですけど、どの回も面白いんですね、これがまた。
それぞれの人が一緒にゴリゴさんにオブシリアンの使い方を教えてもらって、
という定義で話をするんですけど、
みんなゴリゴさんと同じになってないというか、
ちょっと違う人もいれば、全然違う人もいて、
そういう風というか、それぞれが違うやり方をやっているよという、
あるいは現場のリアルというものがあっきり見えてくるという点が、
こういう、ある種そのポッドキャスト、
スピーカー 2
草の音ポッドキャストの一番いい味が出ているんじゃないかなというふうには感じますね。
スピーカー 1
なんかこう、すごい業績を上げた人とか。
スピーカー 2
ゴリゴさんって人の話引き出すの。
スピーカー 1
うまいですね。
面白い考えを見つけるのがうまい方で、聞いてても非常に面白いですし、
非常に、時々ものすごくマニアックな話に入り込むんですけど、
それもまたマスメディアではないポッドキャストの面白いところで、
やっぱりすごい人の成功法というよりは、
そういう人たちのやり方から学べたらいいなというスタンスで、
聞くこともできるので、
知的生産の技術っていうのは、
多分こういうところから発展というか、
研究開発というかな、
そういうのが進んでいくんではないかなと思うんですけど、
第3回がね、
ワードをめちゃくちゃ使ってる人の話なんですよ。
たくさんが聞かれたかどうかわからないですけど、
聞かれると多分非常に面白いと思いますね。
スピーカー 2
僕がワードを好きだというのとは、
全く違う意味の使い方が面白いですよね。
スピーカー 1
ほとんどデータベース、
ナレッジベースというか、
データベース的にマクロをバリバリ使って、
何でもワードでやるっていう、
その知識を僕もEvernoteでやってましたけど、
そういう追求されている方で、
話の半分ぐらいはワードで、
後半がOCDANなんですけど、
そういう職人的なこだわりというのが、
各々のツールで、
意味嫌われているワードも、
ここまで使い込んでいる人がいるんだと、
知れるのも一つの発見ではありますね。
スピーカー 2
そうですね。
こういう人ね、
こういう人とは言い方ですけど、
いたんですよね、結構。
スピーカー 1
昔は。
スピーカー 2
昔はっていうか、
まるでこう、
Emacsでやるかのごとくワードを作る人。
スピーカー 1
そうですね、そんな感じですね。
スピーカー 2
やろうと思えば何でもできちゃう、
みたいなところがあるんですけど、
やっぱりいろんな専用ツールが普及してくると、
だんだんそういう人もいなくなってきたっていうのと、
そもそもワードでそこまでできるということを
夢にも思わない人も増えちゃった、
みたいなところもあるし。
いろいろやるならExcelでやる。
スピーカー 1
そうですね、Excelプラス関数でっていうのは、
わりかし多い状況ね。
VBAプラスマクロを使うだけでも、
かなりのことができるんだな。
でもこういうのもやっぱりパーソナルコンピューティング
という感じはしますけどね。
いや、いいですね。
そう、なんかそういう、
こういうのを聞くことでしか得られない
栄養分みたいなのがあって。
本当そうですよね。
周りが尺子定規に仕事をしている中で、
こういう日々の工夫ですよね。
いわゆる来伯的なものを発揮している人がいるというのは、
嬉しい話ですし、楽しい話ですし、
もっと言うと学びみたいなのが、
自分でワードを使わなくても、
得られる学びみたいなのはあるんだろうな、
とは思うんですね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
それに関連する形で本編なんですけども、
いくつかの記事を紹介しつつ、
簡単に言うと、
自分が使っているもの、
概念、手法みたいなのに、
自分で名前を付けるというような話ができたらいいんですけど、
僕は結構前から、
例えば、スベノという本でも、
技法を紹介しながらも、
技法の名前がない項目を作り、
それを呼んだ人が勝手に名前を付けてくださいという、
ちょっと茶話題をひっくり返すようなことをしているんですけど、
それはもう、常々やっぱり名前を付けることに
慣れる必要があると人は言うことを思っていて、
その練習というか、一回お試しでということで、
そういう項目を設けていたんですけど、
やっぱりその僕の直感は、
おそらく正しいんだろうなというのが、
いくつかの記事を読んで思ったんですけど、
雨のち晴れさん、
これは静かなインターネットの記事で、
これも概要欄に貼っておくので、後でリンクを見てください。
やりたかったことという分類という記事があって、
ごく簡単に言うと、
いわゆるタクスク管理とか情報整理の文脈において、
やりたかったことという分類が、
今まで自分の中には足りていなかったけど、
それを作ってみたことで、
結構シュッと収まったというような概要で言うと。
すごく解像度を荒くすると、
やりたかったことはそれ、
例えばサムデイリストじゃないのかみたいなことを
言えてしまうわけですけど、
それは違う意味なんですね。
例えばある人にとったらサムデイリストって、
いつかやるか、いつかやることリストっていうのを作って、
その人にとってそれがやりたかったことを含められる場合もありますけども、
このち晴れさんの場合はそうではなかった。
いつかやることっていう書いたリストには、
やりたかったことというものを含めることができなかった。
どういう経緯でこの名前を思いついたのかは、
ちょっと短い記事なのでわからないですけど、
ピッとそういう言ったら、
リストのラベルを張り替えただけで、
ある程度うまく使えるようになったということが書かれていると。
もう少し長めの記事で、
さっき出たラザエチさんが、
RPG的ライフアウトラインということで、
これも記事自体が面白くて、
たくさん紹介しているライフ用のアウトラインっていうものを、
真似しようと思ったけど、
早速名前が違うというところから始まるんですが、
これちょっと記事自体は、
おどけた感じというか、
笑いを誘うような感じで書かれているんですけど、
これも一番真っ当な始め方だとちょっと思ったんですよね。
先ほど出た記事もそうなんですけど、
ここの項目に、
名前を変える勇気
スピーカー 1
自分がしっくりくる名前を与えるところから始めるべき、
できたらいいかな。
そうなっているのが、
たぶん一番ノウハウを使うということであり、
真似するっていうのはたぶんこういうことだと思うんですよね。
対応していくと、
Do Daysが日々という感じで日に重ねるですね。
Do Allが地図という。
LifeのBが内省で、
LifeのAsが外交と、
日々地図内省外交というこの4つの項目が並んでいると。
内省と外交はBとAs、
対応しているか確かめっこうビビっているんですけど、
流度自体は内省と外交は揃っていますよね。
でも日々と地図というのは内省と外交に比べると、
ちょっとカテゴリー違いみたいな感じで並んでいて、
カテゴリーの視線で見ると整っていないなと思うんですけど、
野良崎さんが見たらまさにこれが一番しっくりくる名前になっているだろうし、
僕も地図というのは多分いいネーミングで採用したいなと思うんですけど、
こういうことができたらいいんですけど、
なぜできるのか、なぜできないのか、できない場合に、
できないとしたらなぜできないのかっていうのが、
僕はずっと気になってますね。
しばらくYouTubeとかでナレッジマネジメント系の紹介動画を見てたんですけど、
フレームを紹介してくれると、最上位概念の、
なんでもいいんですけど、適当に頭のアルファベットを上に取ると、
綺麗にまとまっているフレームワークを紹介してくれるんですけど、
そこに書いてあるネーミングが、自分にとってしっくりくるかどうかっていうのが、
少なくとも僕は最初に気になるんですよね。
一つの現象を表す言葉はいくらでもあるわけですけど、
例えば地図っていうのも、俯瞰図とか別にいろいろ呼び方はあるわけですが、
そういう名前で使おうと思っても、
中身のイメージと言葉のイメージが一致しない場合って、
どうしても使いにくい気がするんですよね。
でも、その手のノウハウは、
名前を好きに変えましょうってまず言わないんですよ。
名前を変えてしまうと、頭文字が綺麗に揃っているのが、
崩れてしまうかどうかは知りませんけど、
コンセプトとして好きな名前をつけるってことになってないんですね。
おそらくは。
それが運用的に硬いか柔らかいかで言うと、
多分硬い方向になってしまうんですけど、
その硬さが多分問題で、
例えばですけど、タクさんがこの記事を読んだときに、
別に不快な感じは覚えないですよね。
勝手に変えながってみたいなことは。
スピーカー 2
覚えないです。
そうそう、それだよって感じですよね。
スピーカー 1
そういうことを想定してたんですよっていう感じですね。
言葉の重要性
スピーカー 1
ノウハウを使うっていうのはまさにこういうことですよね、おそらくは。
ノウハウの精神性を受けて、
だから構造主義的に言うとそこにある構造を引き受けて、
自分なりに表現するっていうことをすると、
主にこうなりますよね。
こうなるし、こうならざるを得ないし、
こうなったら使いやすいっていうことだと思うんですよ。
GTDとかでもいくつかリストを作りましょうって言って、
有名な分岐のリストがありますけど、
あれ綺麗に分岐できればできるほど、
あの分岐に入らないものが扱えなくなるみたいなことは、
このチェスゲストにもだいぶ言ってきましたけど、
やっぱりアレンジ性というか拡張性というか、
エディタブルじゃないというか、
そういうのがやっぱり全般的にあって、
それはノウハウ側の問題というか、
ノウハウが抱える構造なのか、
使い手側の精神性にあるのか、
あるいは両方が相互対しているのか、
ちょっと理由は分からないですけど、
でも何かしらあるんだろうな、
そういうもの、固定化をつくってしまうものがあるんだろうなと。
話がまた続くんですけど、
例えば何話か忘れたんですけど、
例えば僕らが知的生産の技術系のことを
何か新しくしろうと思ったときに、
調べようとか研究しようとは多分、
術語を使うんですけど、
勉強しようとは多分言わないんですね。
スピーカー 1
言わないですね。
アウトライナーについて調べようとは言いますけど、
あるいはアウトラインプロセッシングについて調べようとは言いますけど、
アウトラインプロセッシングを勉強しようとは、
僕の術語からは出てこないんですよね。
そこが多分、さっき言った名前が変えるとか、
拡張性の差として出てくるんじゃないかなと思ってて、
勉強しようという姿勢だと変わらない。
アレンジしようというコンセプトが生まれてきにくいんじゃないかなと、
ちょっと思ってまして、
この辺の話題をしばらくずっと想定法的に考えてたんですけど、
うまいこと言っている人たちの話を見かけて、
やっぱりそうだよなと。
これまた記事なんですけど、
トンネルチャンネルというニュースレターで、
メガニーさんが自分の言葉とは何かと言うんで、
自分の言葉、
テッテルカステルとかあの手のやつでは、
カードを自分の言葉で書くっていうことが重視されてるんですけど、
自分の言葉とは何かっていうことを考察されてるんですが、
借り物でないっていうことはもちろんわかるんですけど、
借り物でなかったら自分の言葉かって言うと多分そうじゃなくて、
自分のある種の感覚、知覚みたいなのを、
できるだけそれに沿うような形で言葉選びをするときに、
それが自分の言葉と言えるんじゃないのかというのは僕は思うんですけど、
そういう自分の感覚の探求を経て、
ツールとかそこを使ってるノウハウとか項目名に名前を付けると、
自分の言葉で名付けられたツール、
もっと略すと自分のノウハウみたいなものになっていくんじゃないかなと、
すごいまとめてだいぶ大量の話しましたけど、
そういうことをちょっと考えてますね。
スピーカー 2
結構、現代的に重要な話なんじゃないかなと。
スピーカー 1
そうですね。
この情報化社会というか、探せば情報が与えられてしまう中で、
自分の言葉を作るに対して自分の言葉で与えていくっていうスタイルの
重要性ってことですね。
スピーカー 2
そうですね。
構造と名前の相互影響
スピーカー 2
いろんな話がありましたけど、
今紹介した3つの記事はみんな非常に良い記事だったんですよね。
たとえばここでも何回か話題が出てると思うんですけど、
たとえばライフアウトラインの話でいうと、
たまにセミナー的なことをやらせてもらうことがあったり、
何回かやったことがあるんですけど、
そこに来てくださった人がいて、
やっぱり本に書いた通りにやらなきゃいけないという感覚を持たれてる人が、
中には結構比率としては多いかなと思っていて、
出だしはその通りに使いながらどんどん変えていくことを想定してるんですよ、
みたいな話をすることがあったんですね。
やっぱりそのアウトライナーの上、
要するに専用のたとえばタスク管理ツールじゃなくて、
アウトライナーの上にアウトラインを作ってその役割をさせるっていうことは、
自分で変えられる、
構造も言葉も全部自分で変えられるんで、
そこが汎用ツールを使う最大の利点なので、
っていう話をするんですけど、
逆にたとえば本を書くときにもっと緩く、
たとえば僕は結構ガチガチに自分で作り込んだアウトラインを紹介してるわけですよね。
やっぱりそれがそういう印象を与えてるんじゃないかという気がすることもあるんですよ。
あるんですけど、
たとえばやり方だけお話をして、
あとはここは好きに言葉を入れてくださいっていう方法でいいのかというと、
なんかそうでもないような気がしていて。
そうですね、難しいところです。
動画がすごく難しいなというか、紹介する立場として難しいなって思うことがあるんですけど、
たとえば僕が作った通りのアウトラインから始めたとしても、
しっくりしないところ、もしくは普通に実用しているうちにアウトラインは変わっていくはずだという思いがあるし、
素直にアウトライナーを使えば勝手に変わるはずだと思うんですよね。
スピーカー 1
特にプロセス型の場合はそうなりやすいと思いますね。
スピーカー 2
下に何を書くかによって上の言葉が変わっていく。
だから僕の紹介しているアウトライン自体も、
アウトラインプロセッシングライフっていう本で書いたときとちょっと変わってるんですよね。
言葉も変わってるし、運用の仕方も実は変わってるんですけど、
それは使っているうちに自然に変わっていったんですよね。
だからそれと同じように、使っているうちに変わるだろう。
レベルアップして、下に自分の生活の中で必要な言葉を書いているうちに、
それを括るべき上の階層も変わっていくんじゃないかっていうところもあるし。
逆に野田さんがやったみたいに、最初に構造は変えてないんだけど、
言葉を先に変えるっていうのも多分あるんですよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
で、その言葉を変えると、その変えた言葉によって今度構造が変わっていく可能性もあるんですよね。
スピーカー 1
そうですね。ありますね。
スピーカー 2
だからそういう上からも下からも変わる可能性があって、
それで願望としては1年ぐらいやっていると、
完全にその人の全く僕が本で書いたのとは違うライフアウトラインになっているというようなことが起こるといいなみたいなところがあるんですよね。
気持ちの中では。
スピーカー 1
はい、わかります。
スピーカー 2
ただ逆にそのまんま使ってすごい役に立てるという場合もあり得なくはないので、
それはそれで全然いいことなんですけど。
スピーカー 1
まあでも原理的に、この構造がたくさんにフィットすればするほど、
よほどたくさんに似ている人でない限りは完全にフィットすることはないでしょうね、おそらくは。
スピーカー 2
ないですよね、きっと。
スピーカー 1
おそらくそれはそうやと思いますね。
スピーカー 2
たぶんないと思うんですよね。
それほど言葉ってたぶん大事ですね。
で、やっぱりライフアウトラインはライフを考えるためのアウトラインなので、
考えるというのは言葉で考えるわけなので、
どんな言葉を使っているかがたぶん考えている中身にまで影響してくるはずですよね。
そうですね。
スピーカー 1
特に言葉っていうものをどう言ったらいいのかな、
どういった生成的というか道具的というか、
書き換えていいと思っている人と思っていない人が、
例えばプロセス型アウトラインを使うようにしてもどういったらいいのかな。
最初にDo Allみたいな項目を作るじゃないですか。
やっぱりDo Allの項目には、
Do Allにそぐうものしか入れないという謎の規範性を発揮させた場合に、
それはたぶんレベルアップの要素が生まれにくいですよね、
阻害していくわけですから。
スピーカー 2
そうでしょうね。
スピーカー 1
だからその緩さ、なんかうっかり入れちゃったものが、
上のものを変えていくという経験をしたことがある人、
あるいはそういうことが間違ったことではないと思っている人やったら、
おそらく沢山がイメージされているプロセスを経たことで、
自分なりの形に行き着くと思うんですけど、
そこの境界を越えない場合、
ひたすら我慢させられて使ってるみたいな感じになって、
たぶんちょっと嫌になってくる。
かといって、何の型も与えない場合は始まらないわけで。
スピーカー 2
そうです、そうなんですね。
スピーカー 1
だから型みたいなのはいるにしても、
だから構造、これ僕は思うんですけど、
構造を変えるより名前を変える方が難しいんじゃないですかね。
スピーカー 2
かもしれない、そうですね。
スピーカー 1
なんか僕は、もちろん構造と名前は相互に影響して変わっていくから、
片方が変われば片方が変わるわけですけど、
もっと原始的なレベルで言うと、
アウトライン上で項目のアップダウン、
どっかに親項目を下項目に変えるみたいな
ドラッグ操作に比べると、
例えば、日々って、
Do all, do thisって書いてある項目を、
日々に置き換える、
何やろうな、知的ジャンプ力というか、
勇気と言ってもいいと思うんですけど、
が結構いるんじゃないかなと思いますね、これ。
スピーカー 2
だからそこの勇気っていうのが、
なぜ勇気がいるのかっていうのが問題ですよね。
名付けと変更可能性
スピーカー 2
例えば僕が監視してて、
何お前言葉変えてんだって言うわけじゃないじゃないですか。
でもそれは結局、
スピーカー 1
セミナーに参加された方が、
変えたくないというよりは、
変えてはいけないと思っているというような
規範性の形で表現されましたけど、
結局、風光の権力論と一緒で、
内面化されてるんですよね、おそらくは。
書き換えてはいけないというものが。
で、その結局、おそらく日本の
幼少期の教育とかによるんじゃないですか、やっぱり。
数学でも、
例えば変数ってXとYってよくわかりますけど、
あれ別に何でもいいんですよね、本来は。
変数をカタカナのAとOにしてもいいし、
アイコンで置いてもいいんですけど。
でも、一般的に学ぶと、
Xと置かなければならないみたいな感じを、
やっぱり学習するとか内面化してしまうんじゃないですかね。
結局それは教科書からの逸脱ができないとか、
教えられた方法以外はバツとされてしまうっていう
環境に長年置かれていると、
たとえノウハウであっても、
改訂、改編みたいなのが、
やっぱり自発的には起こりにくいし、
抑制されがちなのではないかなと。
だから難しい。
肩を与えて書き換えられるようになってもらうのが
一番好ましいわけですけど、
前回も紹介しましたけど、
トランジッションノート術っていうのをノートで紹介したら、
1000ライクぐらいもらえまして、
コメントがやっぱり、
こういうので良かったとかいいよねっていう声が多くて、
やっぱり自分でノートをどう使おうか、
勝手なわけじゃないですから、
さっきも言われたように、
誰かに採点されるわけでもないけど、
心の中で綺麗に使うべき、
整って使うべき、統一的に使うべきっていうものが、
知らない間に心の中に染み込んでしまっている方が
現代ではやっぱり多いんだろうなと。
そこから逸脱のための名付けですし、
逸脱できた証拠でもあり、
チャレンジでもあるんでしょうね、
この名付けっていうのは。
スピーカー 2
あともう一つ、
逆にこういう話をすると逆に逸脱しなきゃいけないっていう、
スピーカー 1
新しい感覚がありますね。
スピーカー 2
そう、新しい感覚じゃなく、
それこそノート術でも、
別にトランジッションノート術っていう、
固定した使い方があるわけじゃないじゃないですか。
スピーカー 1
ないですね、はい。
スピーカー 2
だけどノートを使っていると、
途中で何となく使い方が変わってきたりする。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
あるいは適当に使っていたのが、
だんだん使い方が固定したりするっていう、
そういうことの蓄積ですよね、多分。
そうです、そうです。
だからその、なんていうか、
変えられるものは変わってもいいというか、
はい、そうですね。
物事が変わっていく、
その力というか契機というか、
そういうものが自分の中から出てきたときに、
ああ、これはダメだ、ダメだって、
それを否定するんじゃなくて、
自然にそれを受け入れるっていう、
そういうことなんじゃないかなと思うんですよね。
だから逆に変える必要も別になくて。
スピーカー 1
そうですね、別に。
スピーカー 2
それでいけるなら別に変える必要はない。
スピーカー 1
違和感がないんやったらそのまま使い続ければいいし、
違和感が出たら変えたり。
だからまず第一に、
自分の違和感に気づくっていうことが、
まず一つ必要ですよね、これは。
で、案外それを無視するというか、
なかったことにする人も多分多いと思いますね、これは。
ある意味で、
自己中心的というか、
主体を自分に置いて、
使いにくかったら変えるっていうのは、
自己中心的と言ってもいいと思うんですけど、
それを肯定しないと、
やっぱりカスタマイズっていうのは多分できないでしょうね、これは。
スピーカー 2
でもこれ、僕今この話をしながら思い出したんですけど、
昔、
マンダラートの
今泉博明さんの本を読んでいてですね、
同じことを書いてたんですよ、今泉さん。
マンダラは自由に使っていいんだと。
だけど、僕すごいね、
今泉さんが本で書いたとおりに使おうとしてたんですよね。
だから今泉さんは、
もう自由に
好きなように使っていいんだよって言うんですけど、
そうしたくないんですよ。
前泉さんのように使いたい。
憧れのような気持ちが。
スピーカー 1
憧れ要素が強くて。
なるほどね。
スピーカー 2
で、それが
最初そうだったのが、
この何年か使っていて、
このマンダラートを使いたいんだっていう気持ちが
薄れてきて、
ノート術のフレームワーク
スピーカー 2
だんだん実用品として、
特別なものじゃなくなってきたときに、
初めて、
自然に書いていけるようになった、
みたいなところがありました。
社会学的に言うと、
スピーカー 1
晴れから、
晴れから、
気に移ったわけですよね。
スピーカー 2
そういうことですね。
伝うこと自体が祝祭。
スピーカー 1
そういうことだと思いますよ。
おそらく。
入り口って絶対そうじゃないですかね。
でも、使うときにモチベーションになるから。
間違いないですね。
例えば、
内容自体がロジカルになってたとしても、
梅沢忠夫という人物が、
あの知的精査の技術を書かなかったら、
あこまで読まれなかったのは間違いないでしょうから。
そういうものに惹かれる、
憧れる気持ちが動員する。
しかも、
例えば、
マンダラードなり何なりを
使ったときにどんなメリットがあるのか、
どんな効能があるのかは事前には
知覚されないわけですから。
ある種の合理性では動かない部分があって、
それは心情的なものが
人を動員するのは良くて、
でも、
何年かその通りにやろうとして、
できなかったり、
実用品にシフトする。
そのシフトが
起きたら、
万事オッケーで、
起きないと、
我慢して使い続けるか、
内緒は完全に切断されてしまう。
という状況が
避けられればベスト。
だから入口に
憧れとかマネするときに、
最初から自分のネーミングで
行ってもいいですし、
その与えられたネーミングで行ってもいいんですけど、
変更可能性、定性可能性、
定性可能性がそこに
含まれているかどうかが
ポイントで、
情報を受け取る人が
みんな定性可能性を持っていると
前提できるのであれば、
著者はすごく楽に、
私はこれをやってます。どうぞ!
というだけで済むんですけど、
昨今の環境でいうと、
割合的にそんなに高くない気がするので、
著者からもう一歩何か
提出しないと、
ノウハウに
自分からしばらに行ってしまうような
場合が生まれるんじゃないかなと。
でも、今回紹介した
記事を見ると、
変更し得る人はやっぱり、
知性に
たくさん
いらっしゃるでしょうし、
変えることでやっぱり使いやすくなるということは、
ほとんど間違いのないについてだと思うので、
そういう変化を
どう引き起こしているのかな
というのを
考えていきたいですね。
スピーカー 2
難しいですよね。
こっちの決めた通りに
やれというのが
全然違うし、逆に
変えなきゃダメだっていうのも違うし。
スピーカー 1
完全に自由に
やってくださいというのでは、
逆に自由が発揮されない
ことになってしまうし。
スピーカー 2
そもそも
導入に向けた
モチベーションなのかな。
ぜひこの方法を
試してみたいと
思わないかもしれないですよね。
出し目ごとが少なすぎると。
そうですね。
スピーカー 1
トランジッションノート術って
ノート術って言ってますけど、
全然ノート術じゃないんですよ。
あれ結局。
でも、ノート術っていう名前を
与えることによって初めて認識されて
やろうと思えるようになるというところがあって、
空っぽのフレームワークなんですけど、
最終的に自由に使いましょうって
言いたいだけの話なのであれは。
でも、自由に使いましょうというのは
ノウハウとして認識されないから
あの名前をつけているわけですけども。
だからやっぱり
中身がどれくらい詰まってるかは別にして、
フレームとか型っていう
形で提出しないと
受け取ってもらいにくいだろうなとは
ちょっと思いますね。
ノウハウの伝え方と変化
スピーカー 2
要するにそうですよね。
方法ではないものに
すごいかっこいい
名前がついているっていう。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
面白いですね。
スピーカー 1
その型のないものをどう伝えるか
っていうところで
中身が
ヌルな型っていうものを
作ることで
逆説的に自由に
使ってもらおうみたいな考えが
そこにはあるわけですけど。
で、
新刊の
思考を疑わすノート術は
全然違うアプローチで
方法を構成している
部分だけを伝えることで
あれとあれを
組み合わせたらっていう
レゴブロック遊び的に
結果的に自分のノウハウに
辿り着けていったらいいな
という思いで書いてて
実際
こうしましょうがないから
やっぱりスタートは切りにくいと思うんですよ。
でも思うんですけど
例えばC言語入門
みたいなの読むじゃないですか
C言語の文法規則を一通り学んで
コーディングはできるようだとして
じゃあどんな
コードをプログラムを書くのかは
そのC言語入門を読んだだけでは
得られないわけですよね
そこは自分が
何をしたいかのマッチングによって
こうしたいときに
あのノート術使えるな、あのプログラミング言語
使えるなっていう
構造で情報
知識が使われる形になっていく
ノート術の部分的紹介は
あたかもプログラミング言語であるかのように
ノート術を学ぶみたいな感じで
確かにあれを読んだだけでは
始まらないかもしれないけど
何かやりたいこと
欲してるものがあったときに
こういう知識の
組み合わせとか
セットで使えるんじゃないかなっていう形で
提示している
だからノート術っていうもののアプローチが
そのノートの記事と
その本で全然違うことを
やってるわけですけど
だからやっぱりいろいろあると思うんですね
そのノウハウの伝え方というか
人がノウハウを作っていくのを
助ける方法っていうのは多分
いろいろあって
既存の
10年前ぐらいのノウハウ書は
あんまりその辺は意識されてなかったかな
とはちょっと思いますね
スピーカー 2
たしかにそういう
ノウハウ書の傾向が
ちょっと
何年かスパンで変わっていくっていうのはありますよね
スピーカー 1
昨今はやっぱり変な話
押しつけがましいノウハウがあんまり
見えなくなってきたというか
逆に非常に無難な
ノウハウ多いと言うとも言えますけども
あの
いわゆる社会的成功
あるいは経済的成功
っていうのをバックグラウンドして
このやり方に従いなさいというものが
あんまり
幅を利かせなくなってきた傾向は
ちょっとあるかなと思いますね
スピーカー 2
社会全体が成功してないからじゃないですか
スピーカー 1
いや
成功できるという期待を
抱きにくいんじゃないですか
あるいは失礼講なんかしたくないという
アンチなカウンターカルチャー的なものも
あるかもしれませんけども
で問題はそうなったときに
大体となるものがあんまり出てないという
気がする
つまり一つの成功に向かって
皆が同じ方法論で
切磋琢磨し合うということじゃなくて
例えば多様性の中でどう生きていくかっていう
名前の付け方の問題
スピーカー 1
観点から見たときと
ノウハウっていうのがあんまり
与えられてない論じられてない
そもそも論じにくいということはあるんですけども
それはそれとしても
あんまりない気がしますね
これは難しい問題で
名前を付けるというのは
中身をどう運用していくのかっていう
運用の問題とセットですし
本当に
些細な話なんですけど
例えば自分が
これからやろうとしていることを
ここのリストに書こうっていったときに
そこにどんな名前を付けるのか
to doリストの場合もあれば
やることリストの場合もあって
タスクリストの場合もあるわけじゃないですか
一見すると
全部一緒ですけどこれやっぱり違うんですね
みんな違いますね
本人が例えば
to doっていうのはどう認識しているか
タスクっていうのはどう知覚しているかによって
そのリストがどのように見えるのか
とかどのように運用して
いくものだと思うのかが
違ってくるんで
構造と語彙の関係
スピーカー 1
一つは
吟味してほしいですし
だからこそ語彙が重要というか
つまりto doしかしてなかったら
to doしか書けないわけですから
だからやっぱりいろんな
ノウハウに触れることの
意味って
同じものが違うようにとか表現されてて
こういう表現であればさっき言ったら
地図っていうのはすごくいいなと思うんですけど
そういう語彙のバリエーションが増えると
自分の
情報整理の項目も
変わりますし
もっと言うとタスクをどんな名前にするのか
っていうことも
表現の問題でして
前田さんが言った
項目を次元式にするっていう
2024年ネタ帳みたいな
名付けの問題で
大体名付けの問題に
返ってくるんですねこの辺の話は
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
うまい名前を付ける
っていうのは
キャッチコピー的なものじゃなくて
自分の自覚しているもの
感覚とそこにある
言葉のニュアンスをどう
接近させるかさせられるかどうかということで
違和感を見つける重要性
スピーカー 1
これはだから
ちょっと文芸的なのかもしれませんね
スピーカー 2
もしかしたら
それはそうだと思うんです
だから
文芸的プログラミングに
なぞられて
文芸的スケジューリングとか文芸的
タスク
マネジメントみたいな
話が出たことはありますけど
まさに
だから文章で書くってそういうことを
スピーカー 1
確かにそうですね
スピーカー 2
だから
言葉は大事だし
話しながら思ったんですけど
さっき自分が言ったことと
スピーカー 1
基準すること言っていいですか
スピーカー 2
はいどうぞ
例えばライブアウトラインって
あの構造と
あの言葉がものすごい強固に
スピーカー 1
結びついてるんですよね
スピーカー 2
しかもどういうプロセスで
あの言葉が生まれてきたのかまで
本に書いてあるわけですよね
だから
読者の
自分を読者の立場に置いてみたときに
あれ変えるの結構難しいかもしれない
って僕今思ったんですよ
逆に言えば
あの言葉を変えるということは
要するに
あの
アウトライン自体をもう作り直す
ということになるんですよね
だからその前に
スピーカー 1
試しに
スピーカー 2
試しにこのやり方して
見てくださいね
っていうところは確かに
スピーカー 1
自分の中にあるかもしれない
スピーカー 2
だけど
それを本当にその
自分のそのライフの中で
実用していると
多分変わってくるはずだというのも
あって
だから矛盾するっていうのは
最初からあれを
変えようとすることは結構難しいかもしれない
あまりにも深く結びついちゃって
スピーカー 1
そうですね
やっぱりその
言葉通り構造がそこにあるわけで
その構造っていうのは
独立した要素が
あるんじゃなくて
どういう点かな
そこの4つが構造を
作っているという
バラバラな4つが集まっているわけじゃなくて
その全体的な構造と
そこにある個々の要素が対応しているからこそ
それを構造と呼べるんです
ですから
言葉が構造を作ってるんでしょ
だからライフB
ってなってた時に
次のやつはもうライフAZ
ってこの対応関係を
片方だけ崩すことはまず無理ですからね
スピーカー 2
そうそう
そうだけど
それに相当する何か別のもの
スピーカー 1
っていう考え方はできる
スピーカー 2
だから逆に言えば
Bを変えるなら
スピーカー 1
AZも変えなきゃいけない
スピーカー 2
逆に2つある
必要もないんですよね
AZとBに相当するものが
スピーカー 1
3つでもいいわけだし
スピーカー 2
3つでもいいですね逆にね
3つでもいいです
矛盾ですね
スピーカー 1
矛盾がありますよ
そうですね
矛盾というか
途中経過じゃないですか
おそらくは
たくさんがプロセスを経て
作ってきたこの構造がありますと
一応本では
こういう構造を作れるようになりましょう
というようなステップがあって
ファーストステップで
セカンドステップとしては
この構造を
あなたなりに変えていくための
新たな方法を提示する
そんなことは
まず無理な気がするんですけど
無理な気がするんですけど
前にも紹介した
リサーチの始め方という本がありまして
これは研究の前の
自分なりの問題をどう見つけるのか
というようなことを語っている本なんですけど
自分なりの
自分なりの問題意識というのは
それぞれの人が違った形になっているわけですから
いわゆる
チェックシート式に
イエス・ノーを分岐していったら
あなたなりの方法です
みたいなのはないわけですけど
その本で言っていることは
やっぱり
ある疑問とか
問題とか問いみたいなのを見たときに
まず自分の心が動くかどうかを
まず観察しなさいと
動くことがわかったとしたら
その疑問文の形を
少し変えなさいと
日本国内の歴史についての話だったら
日本というのは多分
世界に変えたときに
自分の興味は動くだろうか
あるいは日本というのはもっと小さくして
京都とか関西に変えたときに
動くだろうか
その辺によって
文を構成している変数を少しずつ変えることで
自分の中の問いに近づいていくことができる
というある種のプロセスを紹介しているわけですね
この改変のプロセス
例えば違和感に気づくとか
言葉を入れ替えてみる
っていう
そういうプロセスが
次のステップ
ライフのアウトラインを学んだ後の
次のステップとして
じゃあこれを使っていく中で
違和感の見つけ方みたいなのを
提示できたら
おそらくいいと思うんですよ
それは
多分教えてもらってない
我が国では
僕の先入観ですけど
自分が違和感を感じたら
自分を抑えなさいという
この国の教育スタイルなので
おそらくは
スピーカー 2
もちろん
スピーカー 1
社会で生きていく以上
そういうのを合わせなきゃいけないのは
必要ですけど
違和感を理解した上で合わせるのと
違和感がなかったことにしてしまうのは
別のアプローチなので
多分だから
アウトラインを作るっていう
ある種の情報ツール上だけの話
ですけど
自分の違和感と付き合うっていう
練習上としては
一番いいんじゃないですかね
これどんだけやってても別に誰かに怒られるわけではないですから
やっぱり使っていくと
自分の中にある見えない規範性
っていうのを気づける場でもあると思うので
スピーカー 2
それはありますね
スピーカー 1
だからやっぱり
構造を一つの完成品として
得たとしたら
その次のステップもあれば
多分ベストなんじゃないですかね
この場合は
変えていきましょうということすらも
促してしまうっていう
スピーカー 2
まあでも結局
あれって
単純な
今日やることのアウトラインが
作ろうとしているうちに
ああいう大きなアウトラインで変わっていくっていう
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
今日やることを決めるということは
どういうことなのかっていうのを
アウトライン上に表現していくうちに
ああいう構造ができましたよっていう
流れになってるわけですよね
はいはいはい
でそれは
自分が
僕が
今日やることを決めるためには
こういうことが必要だよなっていうことを
アウトラインにしていくうちに
ああいう風になったっていう話なので
同じことを違う人がやると
違うアウトラインになっても全くおかしくはない
もしくは同じようなアウトラインになっても
違う名前になるはず
だと思うんで
だからその
まあ要するにそれを例
その例ですよね
そうですね例ですね
でただ結果的には
それなりに完成度の
実用品として完成度の高い
アウトラインになっているので
そのまま
使っても
それが実用品として使える場合も
多分あるだろうと
だけど
実用品として使っていれば
必ず変わっていくはずなんじゃないかな
っていう
っていうのが多分正確なところですね
だからこう
スピーカー 1
読者にスタートラインとして
日々
今日やることの管理ってある程度
汎用的でしょうから
日々やることの管理から始めてみましょうと
でこれをここにあるのは
私の例ですというスタイルなのか
あの
まあ結構これある程度は
使えるようにして提示して
まあ好きに変えてもらってもいいよね
っていう提示の仕方の
2つが多分あって
でその提示の仕方そのものに
合う人と合わない人がおそらくいて
そうですね
2系統なし3系統みたいなのが
あるといいのかなこの場合は
いやだからやっぱその
難しい難しい
自分のやつを自分の方法を作ってくださいって
口で言うのは簡単ですけど
それをアシストするのって
ものすごく難しいですよね
スピーカー 2
うん
でもだからアシストするのがね
スピーカー 1
ツールなんですよね
スピーカー 2
あーなるほどね
それがアウトライナーであったり
マンダラートであったり
もしかしたらオブジディアンとかスクラップボックス
かもしれないし
うーん
そうですね
スピーカー 1
まあでもどうやろうな
ツールを使うときは
方角列に何かしらのフレームと
セットになってることが多い
フレームを知ったらそのフレームが
このツールで使われてたみたいな出会い方が多くて
スピーカー 2
スピーカー 1
擦り込みみたいなことが必ず
起こるわけで
だからやっぱ
そこにある構造を解体
構築
解体して構築する
えー
えー
雑構築していく
何か考え方というかな
姿勢っていうものが
うーん
あればいい
がするな
確かにそのツールがアシストするとはいえ
とはいえ
充電かというとそれもたぶん充電ではなく
そこら辺がね
いろいろ気になりますね
あと
最近ログシーク使ってるんですけど
ちょいちょいと
ログシークって2つ使い方があって
日誌方式とホーム方式
ってのがありまして
日誌方式を選ぶと毎日
開いたらその日のデイリーページが開くと
それを機能オフにすると
ワークフローリとホーム画面
スピーカー 1
自分が指定したホーム画面が毎回表示されると
僕はホーム画面方式でやってるんですけど
基本的に
いくらでも構造を作っていけて
リンクでつながっていけるタイプなので
ワークフローリと似てるんですね
基本的にプロセス型の運用ができるという意味では
でも素直に
僕のさっき言った
自分の
使いやすいように
ホームページ
ホームの画面を作ると
ワークフローリと全然違う形になるんですよね
似たようなツールなのに
似たようなツールって
似てないからなんですけど
似てないんですね
似てないんですよ
結局ワークフローリは一つのアウトラインしかなくて
それが全体なんですね
はい
だから全体をきれいに表せてないと
気持ちが悪い
ログシークの場合は
似たように全体を入れることもできるんですけど
リンクベースの
考え方なので
トップページには
ページへのリンクを置いておく
使い方がしやすいし
ログシークっぽい
運用になるんですけど
あの
1.2.3.4.5.6
7.8.9.10
11項
11項の最上位項目
今最上位項目って言いますけど
最上位項目じゃないんですね
これは結局
リンクが置いてあるだけ
リンクが置いてあるだけだと
最上位項目であるべしみたいな
規範性から
解き放たれて
いわゆるインデックスとして使えると
でも
ワークロレバーそうはいかないんですね
そうはいかないっていうのは
僕の気持ちの問題なんですけど
そういうふうには使えないんですね
だから
似たような感じ
雰囲気を受けるアウトライン
特にプロセス型のアウトラインとして
使えるとしても
そのツールが持ってるコンセプトに
使い方が影響を受けると
今まで僕ログシークを
ワークフローリっぽく使おうとずっとしてたんですよ
ログシークの特徴
スピーカー 1
でなんか上手いこといかなかったんですけど
それは上手くいかないなっていうのを
最近学びましたね
スピーカー 2
ログシーク
そうですね
難しいですよねログシークって
スピーカー 1
ログシークのほうが難しいですね
スピーカー 2
うん
なんていうかこう
枠がはまってないようで
はまってるし
はまってるようで
はまってないというか
なんて言うんでしょうね
スピーカー 1
だからやっぱり
全体の構造がないっていうところですね
要するに
ワークフローリは全体の構造が全部なんですけど
ログシークは
いわゆるネットワーク型なので
構造というものがなくて
ある種プレキシブルではあるんですけど
そこを捕まえ損ねると
何やら
ようわからんみたいなことには
なるでしょうね
そういうプレキシブルな
ウェブサイトとかを作ったことがある方は
スピーカー 2
おそらくログシークは馴染むと思いますね
そうなんですね
ネットワークなんだけどアウトラインなんですよね
スピーカー 1
っていうその奇妙な
うん
でやっぱり
例えばワークフローリを使うと
アウトライン構造が
ストラクチャーそのものという感じじゃないですか
ログシークはあくまで
エディター部分がアウトライナーになってると
スピーカー 2
考えたほうがいいですね
スピーカー 1
コインスタだからネットワークなんですよね
そうそう
そこは僕はちょっと今まで
どっちかっていうとワークフローリ寄りで
理解してしまったんで
なんとなく釈然としてなかったんですけど
例えば今たくさんだけしか
構造とツールの相互関係
スピーカー 1
見てないんですけど
一番上に今12クエスチョンつって
クエスチョンが
自分の大きな疑問みたいなのが12個あるんですけど
昔使ってたときは
こうしてたんですよね
貼り付けられてない
最上位項目の
最上位項目として使ってた
スピーカー 2
今は
これ自体がアウトラインになってた
スピーカー 1
っていう使い方をしたんですけど
今はもう普通にリンクが貼ってあるだけ
だからこれはある種
ログシークの
どこでもアウトラインを使えるっていう
機能をちょっと殺してるわけですけど
でもむしろこっちのが
はるかに使いやすいですね
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
フォームの項目に
何かを変えてしまうと
ここから動かなくなるんですよね
この項目が
だから常にフォームを経由することは
いいんですけど
ページの独立性そのものが損なわれてしまうと
だったら普通にページとして
切り離したほうがいいというような
理解をして
これで別に使いやすいよなと
要するに
自分で順番が決められる
奥順番が決められるリンク型の装置
そして使えば
これで便利だなという感じで
だからやっぱり似てても違うし
やっぱりその使うツールによって
使い方も
動きますし
それがマッチしてないとちょっと
うまいこといかへんっていうパターンも
スピーカー 2
あるんでしょうねこれは
ロームリサーチもそうでしたけど
そうなんですよね
ここの
ここの開いたページが
アウトライナー
スピーカー 1
なんですよね
エディター部分がアウトライン構造になってる
ということで
ページとページを
アウトライン構造でつないでいく
という考えると
ちょっと混乱してきますねこれは
だから運用の
仕方がやっぱり違うという
このツール問題の
難しいところで
プロセス型と仮にクプレートとしてもやっぱり
違いますし見かけが似ていたとしても
だから
デジタルツールはやっぱりこの辺が難しいな
とは思いますね
例えばだから
ログシークをたくさんが
真剣に使い込んだ場合
出来上がる構造もさっきの4つじゃなくなってる
可能性があるんですねこれ結局は
スピーカー 2
ならないでしょうね
要するに
まずデイズという概念はなくなりますよね
そうです確かに
スピーカー 1
そりゃそうや
スピーカー 2
個別のアウトラインとして
オールとアズとビーを
作るのか
作らないのか
スピーカー 1
だからもうそういうの無しで
ただ下の項目だけがあるみたいなことも
あり得るでしょうし
だからやっぱりコンセプトそのものが結構
変わっていく
だから
その人と
ツールの
相互関係の中で構造っていうのが
生まれてくる
だからやっぱり構造っていうのある人も
なんやろうなどう言ったらいい
ダイナミックなものというか
スティックじゃないと捉えた方が
理解しやすいでしょうね
りかいしやすいと思います
スピーカー 2
理解しやすいというか
そうでないと多分
どこかでやっぱり行き詰まっちゃうような
気がしますね
スピーカー 1
そうなんだよな
だから名前を付けるっていうことも
同的さの一つの指標というか
変えられるっていうこと自体が
ダイナミックっていうことですし
だから
そういうコンセプトが
全体にわたって
いりますよね
そうやな
あと適切な名前を付けることの難しさ
これはやっぱり
練習が必要ですね
おそらくは
スピーカー 2
そうですね
でもやっぱり
オールとチーズは確かに違いますよね
スピーカー 1
違いますねやっぱり
スピーカー 2
だから当然書かれる
内容というか
書かれ方も変わってくる
スピーカー 1
変わるでしょうねおそらく
日付の情報を言える場所を
例えばスケジュールにするか
カレンダーにするかで
5分くらい悩みましたからね
そんなんどっちでも一緒やという
気がしますし別に
見間違うことはないですけど
でも僕の中で
リスト型でスケジュールが並んでるものは
スケジュールという感じがしますね
カレンダーはやっぱり標型になってないと
カレンダーと呼びがたいというところがあって
スピーカー 2
僕の感覚だとカレンダーというのは
日付が並んでいて
スケジュールっていうのは
要するに
何もやることがない日付も並んでるのが
カレンダーで
スケジュールっていうのは
やることというか
予定が書いてあるものが
スケジュールという感じがしますね
あと多分
スピーカー 1
アルファベットでスケジュールと書くのと
カタカナでスケジュールと書くのも
人によって違いが
ありますね
だからやっぱりね
しっくりくるかどうかっていう
メーターを自分の中に持つことが
非常に大切で
使い始める前は
メーターが動かないから
当然与えられた名前を
使うしかないんですけど
使ってるうちに何か違うなと思えるかどうかが
やっぱり一番
重要ですよね
言葉に敏感になることも
重要ですけど
だから
to doやったらto doって書いときゃいいだろう
という割り切り方ももちろんあるわけですけども
でもやっぱり
僕はいろいろ試した結果
to doって書くのが一番しっくりくるということが
わかりましたね
スピーカー 2
たすくじよりも
スピーカー 1
なんか特に
to doの中に何を書くかってことなんですけど
to の
ちょっとすべきっていう
ニファンスが
僕はちょっとあったほうがいい
あの
to doは別にすることなんですけど
すべきことのニュアンスがちょっと感じられる
スピーカー 2
だから
スピーカー 1
やってもやらなくてもいいことよりは
やるべき感が
ちょっと強いものが
含まれますね
スピーカー 2
to doって書くと
そうですね
スピーカー 1
たすくやったらもうちょっと
僕の場合はフラットな感じがする
アクションに近い感じかな
ただ行為だけが並んでいるという感じがして
だから
そういうやることのリストを書く場合
やることリストがto doって書いたほうが
なんとなくしっくりきますね
これはあれなんかな
変な話ですけど
例えばプログラミングするときも名前結構付けるわけですよ
関数とか変数とかに
特に最近は関数はちゃんと
長い名前を付けることが結構流行というか
定説が
さっきも読んだら
それが何するか分かるっていう
当然そこでは
ファンクションは動作するんで
だいたい動詞が使われるんですよね
その動作
自分がやりたい動作と
マッチするアルファベットを
まとめてくれている
プログラミング補助のためにまとめてくれる
ページとかサイトとかがあるわけですけど
それと似たように
やることを表すのに
こういう語彙がありますよっていう
リストみたいなのがあると
ちょっとその人のボキャブラリーが増えるかもしれませんね
スピーカー 2
これは
うーん
例えば
スピーカー 1
例えば
スピーカー 2
どんなことある
スピーカー 1
例えばさっき言ったスケジュールカレンダーと
予定もそうですよね
だから日本語の場合アルファベット漢字カタカナが
全部あるからでto doも
to doタスクやることすべきこと
とか何でもいいんですけど
一般的によく使われているものを
名づけの作法
スピーカー 1
ページして結局また同じことで
好きなものを選びましょうみたいな
好きなものを選ぶ人じゃないな
一番しっくりくるものを選びましょうかな
使ってみてっていうことを
繰り返していくと
なんか近づきやすいんじゃないですかね
あの
フレーズになるとさすがに対応できませんけど
単語レベルであれば
ある程度リストアップはできるでしょうし
項目名とかノート名とかは
ノートブック名とかは
だいたい単語
一単語か二単語の組み合わせぐらいで
生成されるので
そういうリストが
漢字とかにあると
ちょっとアレンジしやすくなるの
やもしれないですね
やもしれないぐらいですけど
やっぱ
プログラミングで関数の
名前つけるのってめちゃくちゃ難しいし
スピーカー 2
あれ
スピーカー 1
ついつい
なんかパッて
思いついたことをしてしまうんですよ
それだと後から見たとき分からない
これ多分ダスク管理とか
情報成立多分あると思うんですよ
追考しないで
つけてしまう
追考しろって教えてもらわないですからね
名前つけるときに
名付けの作法みたいな
情報成立ツールを論じて
使い方を紹介する上で
名付けの作法みたいな項目は
多分あったほうがいいでしょうね
スピーカー 2
さっきの話で言うと
あるんですよね
サムデイっていうのは
サムデイリストっていうのは
デビッド・アレンが考えた名前であって
本当はサムデイ
スピーカー 1
サムデイ・メイビー
スピーカー 2
もしかしたらやるかもね
言語選択と意味性
スピーカー 2
っていうニュアンスじゃないですか
それでいいのかどうかですよね
できればやりたい
けど今できない
っていう
ニュアンスの方がいい人もいるだろうし
雨野さんみたいに
やりたかったこと
スピーカー 1
がいい人もいるだろうし
そうですね
人によっては
両方とか
思いつく複数が必要な人もいるでしょうし
一つだけあって
他は別に管理しないみたいな
やり方もあるでしょうから
だから
細かいニュアンスの違い
として今まで聞き捨てられてきたけども
実はたとえば
語感が
いつかやることリストって日本語で言うと
英語の
サムデイ・メイビーのニュアンスが
すごい増える
スピーカー 1
やんなきゃいけない感じがしています
そうですね
そういう感じが
英語のメイビー感が
しなわれる感じがしますね
スピーカー 1
やれたらいいなことですよね
スピーカー 2
だからもうちょっと言うと
そうですね
もしくは
スピーカー 1
今じゃないです
今じゃないリストはいいですね こういうパラフレーズすること
によって そこの概念に近づけて いく行為っていう面倒なことを
やるかやらないかで 情報整理ツール との親近感というか 使いやすさ
が変わってくる 当然 名前を考え れば 構造もそこの後からついて
くるわけですから 必然的に構造 もできていくし 名前が先か構造
が先かは その卵か鳥か問題では あるんですけど でも 僕らが多分
スピーカー 2
真っ先に意識したほうがいいのは 多分 名前のほうですね きっと
そうですね やっぱり完璧な名前 が最初からできるとは限らない
スピーカー 1
んで
むしろ 無理でしょうね
スピーカー 2
そう だから いくらでも変える つもりでつけるっていうことですよ
スピーカー 1
そうですね 変えていい だから 自分でつけたものも変えていい
し 誰かがつけた名前も変えていい っていう そういう変更可能性っていう
ものが前提として使っていきまして それができるのが いわゆるソフトウェア
デジタルソフトウェアの最大の 魅力であるわけですから そういう
編集性を最大限に生かしていき たいなというようなノウハウ論
がいいですねというところですね 適切に名前をつける行為を続けて
いくと 構造も変わってくるしという ところがあって でも 本当に概念
に名前をつける訓練って ほんまに しませんからね これは
そういう場面自体がないんですね そもそも
そうですね 明らかにこれは技能 なんで 技術というか技能 訓練
が間違いなく必要で だから やっぱり 僕 普段から自分がやってるノウハウ
になんちゃってネーミングをよく するわけですけども あれは練習
ですよね 要するに一環としての ね
スピーカー 2
あと そこで英語を使いたい人と 日本語にしたい人
スピーカー 1
ノラセスさんは多分日本語の人 ですね きっとね 僕はカッコつけて
英語 カッコつけてるだけじゃなくて むしろ意味性を弱めたいんじゃない
スピーカー 2
そうなんです 生々しさを減らす効果 があるんですよね
そういうことね
例えば DとAZと内製外交って ずいぶん違うんですよね
スピーカー 1
僕は英語感がないんで 特にBとAZ っていう二文字ずっと見たときに
ほぼ知覚される感覚は何もない ですね ライフはちょっとあります
けど でも内製と外交 もちろん すごく知覚される感覚があります
スピーカー 2
そうですね BとAZっていうのはどっち も欲望なんですよね
スピーカー 1
はい
スピーカー 2
Aって言ってしまえば欲望で B っていうのは内的な欲望で
はい
で AZっていうのは外に向けた欲望 というか 要するに自分がどう見
られたいかとか 要するに自己 見地欲的なこととか 非常に そういう
意味ではすごく英語が詰まれている というか それをそのまま日本語
にすると なんか非常に生々しい ところもあるっていう意味で英語
になってるっていうところもあるん ですよね
スピーカー 1
なるほどね なるほど
スピーカー 2
だけど 逆に欲望要素を排除しよう とするから 要するに 普通にタスク
って言って書いてると 結局 欲望 要素が排除されてしまうことで 結果
的に自分自身が何がしろになる というタスクリストを作ってしまう
っていうことを防ぐためのもの なので 結果的に生々しくならざる
を得ないっていうのを 多少見た目 上 中和するために見とらせられる
という
スピーカー 1
でも その時点で たくさんの関心 に あの人の自己 自信 自信のあり
よっていうのが結構 中心になっている ことが分かりますけど 内政党
外交の場合は もっとアクション そのものに注意が向いてるという
感じがしますよね これは
スピーカー 2
そうですね だから 多分 書かれる 内容も変わってくるみたいな
ノウハウの共有と作成
スピーカー 1
変わってくると思います それは 間違いなく ただ その関心の目の
向け方が内側と外側の二つある よという構造そのものは引き継い
でるという感じですね
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
だから 例えば この変な話 Life B っていうだけがあると あるいは
Life Asみたいな いわゆるLife Outline だけが提示されると そうすると
やっぱり人っていうのは逸脱しにくいん ですよ でも こういうふうに二つ
並んでると 不思議なことに変えて いいんやって思うんですね 人間
一人目のフォロワーがいると 二人 目のフォロワーが生まれやすい
みたいな感じで だから 変えて いいんだと思うと 多分 変えやすい
だから 変な話 たくさんがこれを 自分の紹介した後に この野良さん
の紹介すると もっと呼んだ人は 変えていいんやって思いやすく
なるってことですね
スピーカー 2
そうですね それはそうだと思います
スピーカー 1
たった一事例があるかないかだけで さっき言った あくまでこれは
一つの例なんだと思いやすくなる というか どれだけ文章を隠して
おくか これは一つの例でしかありません って言ったところで 認知の変化
ってあんまり訪れないんですよね 二つ目の例がされることのインパクト
に比べると だから 非常に変な話で 有益な記事 広い意味で有益な
記事だったかなと思いますね
そうですね
このようにノウハウを使っていただける そういうこと自体が幸せなわけ
ですが 呼んだ人も多分 だから それぞれのアウトラインを始め
やすくなるというところかな
スピーカー 2
逆にこれを例えば1、2ヶ月使って いや 全然ライフアウトライン合わない
やってっていうことになれば 全く違う 結論になっても全然いいわけ
で そうなんですよ すべては自由 なんですよ
スピーカー 1
そう だから その結論を言うと ノウハウそのものが意味がなかった
というか 真剣に聞いてもらえなくなる わけで
スピーカー 2
そうなんですよ
スピーカー 1
究極的にはどうやってもいいっていう のが結論なんですけど
だから
スピーカー 2
結局に聞き手は これが究極の方法 であるかの如く書かなきゃいけない
スピーカー 1
んですね
そうですよね そういう あの種の ロールプレイをしてるわけですね
これは
スピーカー 2
最初からこれじゃなくてもいいん ですけどねって言って書くと 非常
スピーカー 1
に迫力のない感じになってしまう
ね そうだよな だから 変な話でも 迫力がない書き方ももしかしたら
現代以降は受け入れるかもしれない ですね
こういうって変わってきたし これからも変わっていくよという
ようなプロセスの提示で強い主張 しないほうが むしろ共感を受ける
スピーカー 2
こともあるかもしれないですね
それはあると思いますよ
スピーカー 1
ある種 ちょっとある種マッチョ な時代が終わりつつあるとは感じる
ので そういうふうな自由度に開かれた ものに許容されるというか むしろ
逆のマッチョなものが拒否される っていうことは起こるんじゃない
か 起こってくれたらいいなという 感じの希望的観測が含まれてます
けども
スピーカー 2
そうですね マッチョもしくはエモーショナル なものでないもののほうがいいっていう
考えもあるでしょうしね
スピーカー 1
ありますね きっとね
だから マッチョじゃないからとい って ただノウハウを淡々と示して
終わりということだけが解放じゃなくて それこそ大した成果も上げてません
けど 自分なりに人生の満足度が 高まっていますよというノウハウ
の提示の仕方は 味付けが濃くない という意味で 意味やさしい
ノウハウになるんじゃないかな だから それで憧れが生じるかどうか
いや でも どうなんやろな
スピーカー 2
生じる必要がない
スピーカー 1
があるんですよね 結局 憧れじゃない 力度でやりたい気持ちが刺激されたら
いいわけですからね 別に
スピーカー 2
そうですね 憧れさせることが目的 ではないので
スピーカー 1
目的ではないですね 行動を促したら 人との会で でも 例えば 変な話
僕がテキストボックスっていう ツールについて語っていると
やりたいっていう人が増えるらしいん ですけど あれも別にマッチョという
よりは 僕が面白がってるのが面白い というだけの話だと思うので そういう
意味でのある種の興味のインフルエンス みたいなのが広がり方っていう
のは多分あるでしょうね
スピーカー 2
あるでしょうね そのインクルエンス 力の高いお示し方というか
あり方がやっぱり変わってくる ところもあるんでしょうね
スピーカー 1
うん 確かに 確かに
スピーカー 2
そういう意味では 例えば 僕の 書き方はちょっとエモーショナル
すぎて ちょっとお腹いっぱいになる よっていう人がいるであろうことは
想像がつきますね
スピーカー 1
そうでしょうね でも そうですね やっぱり ノウハウとかについて
考えている人ほどそうなる サラッと は書きにくいっていうことは
多分あるでしょうし それも一つの 味付けですからね
スピーカー 2
うん だから それは僕が好きな 書き方ですね
スピーカー 1
うん はい そうですね
スピーカー 2
でも 多分 そうじゃないのが好きな 人がいるであろうことは当然なので
スピーカー 1
そうですね そういうふうに アッサリ としてるけど むしろ 個人的な
プロセスを追いかけるような 途中の試行錯誤とかも含めての
プロセスを開示していくと 自分の ノウハウっていう作ることの手助け
になるんじゃないかな やっぱり 特に2010年頃は 完成品としての
プロセスの重要性と失われつつあるもの
スピーカー 1
ノウハウっていうのが静止的に エステイティックに語られてきた
流れがあったので でも 実際そんな わけはなく 試行錯誤があり ある
時点からもう変わっていくっていう 言ってみれば当たり前のことが
隠蔽されてきた感じがあるんで その辺が変わっていく 打ち合わせ
キャストなんかも特にそうですけど 本当に変わりますからね そのやり方
スピーカー 2
変わりますね 言ってることも 変わるんですよね
スピーカー 1
変わりますね 2週間前とやってる ことと言ってること 全然逆やん
普通に あるということを示せる のが ポッドキャスト的なリアルタイム
進行の何かではないかなと思います ね
スピーカー 2
そうですね 今日 この時間しゃべ ってる間に 最初の頃に言ってた
のが いや なんかちょっと違う かもしれないやつとか思います
よね
スピーカー 1
いや でも 逆に言うとしゃべり続ける からこそ 自分のミステイクという
か 整合性の無さに気づけるんで あって 変化っていうのは継続の
中にしかないとは思うんで だから ある種のプロセスが提示されてる
ということが多分重要で 皆さんも プロセスしていこうということ
なんですけど
スピーカー 2
大きなプロセスですよ
スピーカー 1
プロセスですね 結局 プロセス は時間性ということで 何か歴史性
ということで コスパとか速攻性 の世界観という 一番最初に失われて
しまうものなんですけど プロセス なきところになるな 成果なしって
言うのはちょっと大げさですけど それに近いことは言えるんじゃない
スピーカー 2
ですかね
いや そうでしょ そうだと思います ね 宝くじみたいに成果が先にやって
くると プロセスが後からくるん ですよ
スピーカー 1
しかも 好ましくないプロセスが くるんですね
プロセスって言ったら後からくる そうなんですよ
だから 日本語でいうと過程です けど プロセス的なもの プロセス
っていうことはダイナミックって ことですから そういうものがインターネット
と高速社会によって失われつつ あるというところを どう反抗して
いくのかっていうところが 一番 大きなイメージのテーマでしょう
ね これはね
スピーカー 2
そうですね
名づけの難しさと項目の意味
スピーカー 1
おだしょー 難しい話ではあるんです が でも 本当に名付けって難しい
ですけど 面白いですし ぴったり はまると 何かしてやった感がある
ので 情勢ツールを使うときって 結構 カレンダーとか 先ほどトゥルルル
とかっていうところも ちょっと こだわってみるとよろしかろう
と こだわっていくと どういうこと だって その項目って何なんだろう
って考えるっていうことなんですね 自分にとって何なんだろうって考える
癖をつけておくと たとえ最初に 与えられたものがあったとしても
やっぱり違和感に気づきやすく なるんじゃないかなとは思います
ね そんなところかな というわけで 自分の項目の名付け
でこれベストやろうっていうのが あれば 明日 打ち合わせキャスト
をひたがなで打ち合わせアルファベット キャストまでいただければ 明日
はチェックしたいと思います 何か たくさんお連絡したいこととか
ございますでしょうか
スピーカー 2
おだしょー 大丈夫です
スピーカー 1
おだしょー 僕も多分ないかな というわけで 今回はこれまでに
したいと思います お疲れさまでした
スピーカー 2
おだしょー お疲れさまでした
01:23:46

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