1. 【建設業を持ち上げる】立入禁止の向こう側
  2. #521 ◇一気に改革を進めてはい..
2023-08-02 14:37

#521 ◇一気に改革を進めてはいけない理由5選

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こんにちは!17年の現場監督を経て起業し、3年目を迎えた【現場ラボ】のたけだです。
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サマリー

ライトプラのTAKEDAさんは、現場ラボアカデミーのメンバーたちと一緒に建設業界の職人さんたちを応援するために商品を販売しています。ただし、手違いがあったために完成まで時間がかかりましたが、ついに商品が届きました。段ボールには現場で頑張っている方々に感謝の気持ちと虎の模様が描かれており、SNSでキャンペーンを行い、プレゼントする予定です。 改革を一気に進めてはいけない理由については、5つの理由が紹介されています。1つ目の理由としては、個別の最適化を見つけていく必要がある点が挙げられています。2つ目の理由では、一気に導入した大規模な改革がうまくいかなかった場合に生じる反発や挫折について言及されています。

商品の完成と配送の準備
はい、みなさんこんにちは。ライトプラのTAKEDAと申します。
本日は、2023年8月2日水曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界へ、現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
ということで、いよいよ届きましたね。
現場お疲れ、ノンアルコール塩レモンサワーということで、
僕が運営している現場ラボアカデミーのメンバーたちで集まってですね、
建設業界の職人さんたちを何とか盛り上げる方法はないかと、
休憩中に笑顔になってもらう試作はないか、みたいなことを考えた結果、
生み出された商品になるので、今販売中になるんですけども、
こちらの、いろいろと手違いがございまして、段ボールが2風味があって、
結局作り直すような形になったわけですが、
それがようやく完成しまして、届きました。
長かった。
これからね、今日8月2日なので、
今日から皆さんの手元に段ボールもちゃんとした、
印字された段ボールに詰め込んだものが、皆さんのお手元に届けられるというような、
その準備がここでようやく整ったという格好になっております。
なかなか長い戦いでしたが、もともとはね、8月の末にお届けだったんですけども、
何とか7月末にできないのかという声をいただいて、
じゃあ頑張りますかということでやったんですが、
やっぱり急いだ、その付けが来たのかわかりませんが、
ちょっと不備が発覚して、
やむを得ず無事のね、何も絵のない段ボールでお届けするということにもなってしまったんですが、
ここにようやく8月の頭になりますが、
それでも1ヶ月ぐらい早まってはいるんですけども、
それでも何とかここで到着することになりました。
手元にですね、この段ボールが届きまして、
実際組み立ててみましたが、
うん、素晴らしい。
僕の気持ちの中では感無量というところになるんですけども、
若干気に入らないのはやっぱりバーコードがどうしても印字されていることという部分になるんですけど、
これではしょうがないのかなというふうに思っておりますが、
それでもしっかりといい感じに虎模様がついておりますし、
現場お疲れって書いてありますし、
素晴らしい出来だというふうにまずは自負させていただきます。
あとは皆さんに届いた時にどういうリアクションをしていただけるのかというのをね、
皆さんからぜひ声を届けていただけますと、
僕らの励みにもせっかく作ってきた、
僕らのね、やってきた回もありますので、
ぜひそちらの方もね、SNSだとかでシェアしていただけますとありがたいなというふうに思っております。
キャンペーンの開始
今ですね、同時に届いた方の空き瓶だとか、
現場お疲れってせっかくね、こういう珍しいラベルになっておりますので、
それを使ってなんかキャンペーンできないかなということで、
今始まっているのはその現場お疲れの瓶と、
自分のねぎらってあげたい相棒ですね。
要は道具たちですよ。
職人さんといえば道具ですよねっていうところもありますので、
この道具と現場お疲れと一緒に、
ハッシュタグなんだっけな、
忘れちゃった、ごめんなさい。
いつもの相棒にお疲れモンサワーだったかな。
なんかそういうふうなハッシュタグがあるんですけど、
そのハッシュタグをつけて、
SNSをTwitterとInstagramに投稿していただければ、
それを僕らが吸い上げて対象を決めさせていただき、
そして最終的に現場お疲れの箱をプレゼントしたり、
8本くらいプレゼントしたりっていうのを
皆さんにやらせていただきたいというふうに思いますので、
ぜひこのキャンペーンに参加していただいて、
レモンサワーを手に入れましょうというところで終わりたいと思います。
はい、ということでちょっとシドロモドルで申し訳ありませんが、
本日もスタートしていきましょう。
準備の方はよろしいでしょうか。
それでは今日も立入禁止の向こう側へ行ってみましょう。
一気に改革を進めてはいけない理由
皆さんこんにちは。ライズプラの竹田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、
YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
現場ラボというサイトでは若手の育成、
働き方改革のサポートをしたりしております。
ということで本日も進めていきましょう。
今日の本題は何かと言いますと、
一気に改革をしてはいけない理由5選ということで
お話をさせていただきたいと思います。
2024年の残業規制に向けて、
いろいろ試作を打っている会社もいますが、
全然進んでいかないんだよねという会社さんも
たくさん見受けられるというような状況でございます。
そんな人たちが、世の中でこんなことをやった、
あんなことをやったというニュースが出てきておりますが、
それを一気に取り入れてしまおうと、
今までの時間を一気に半分にしてしまおうみたいな、
そういうような考え方で、
大きな変革を狙って一気に逆転をしてしまおう
というような考え方を進めている方も、
ちらほらと耳に入ってくるようになりました。
こういう人たちに対して、僕はですね、
いやいや、待つ、待ってくださいと。
まずは地道に小さなことから積み上げなければいけないんです。
まずは業務を削減するという、
無駄なところないかなというところから始まっていて、
そこから一個ずつ進めていきましょうという話をさせていただいているんです。
結局ですね、一気に進めると、
必ずうまくいかなくなってきます。
結局は元に戻るという力が働いてしまうことになるんですよ。
今日はですね、なぜ一気にこの改革を業務効率化の施策というものを、
一気にドーンとやってしまえということが、
なぜダメなのか、そこについて五つにまとめてみましたので、
ぜひ参考にしていただきたいというふうに思います。
結局何が言いたいのかというと、
改革は地道に積み上げなければ意味がないですからねという話なので、
そういうつもりで聞いていただければというふうに思います。
それではまず一つ目からいきましょう。
一気に変革をしてはいけない理由その1、負担が大きいからです。
これはなんとなくわかりますよね。
何かを変えるということは、
新たに何かを学ばなければいけないということになります。
それって単純に心理的にも、
今まで現状維持バイアスというものが人間には備わっておりますので、
結局面倒くさいとか、
なんで俺らがそんなことをやらなきゃ、
今まで通りでいいんじゃないかという気持ちがどうしても出てしまいます。
なおかつ、新しいことを始めるということは、
つまり新しいやり方を一回覚えなきゃいけないですよね。
つまりは今までの業務にプラスして何かを覚えなきゃいけないということになるので、
単純な話、負担が大きくなってしまうんです。
だから負担が大きくなってしまって、
結局反発が強くなってしまうよねというところから、
一気に変革をするんじゃなくて、
じわじわいきましょうねというところが一つ目の理由ということになります。
そして二つ目、必ず足を引っ張る人がいるからというところになります。
会社の負担は経営者の人たちから始まって、
こういうのをやらなきゃいけないよね、
それを各部署が受け取って、
じゃあこういう施策をやっていこうかという話になったとしても、
必ず会社の中には、
いやいやそんなもん俺以外のやつがやってくれよだとかね、
なんで俺がそんなことをっていうふうに思うような人がたくさんいるんです。
そういうものだというふうに思ってください。
だからこそ、そういう人たちにも変革をしていく、改革をしていく、
要は残業を減らしていくことが、
なぜ必要なのかというところを分かっていただかなければいけないですし、
変わってくるんだなという実感が伴わないと納得することなんてできないんですよ。
だからまずはそういう人たちがいるんだという前提に立って、
成功事例というものが必要なんです。
たくさんのものじゃなくていいんです。
ちょっとやってみたら、
確かにこれやらなくていいんだったら楽になったよなという実感があって、
じゃあ次にという意欲につなげていかなければいけないんです。
なので、一気に何かをドンと変えるのではなくて、
まずはそういう小さな成功体験みたいな成功事例というのを積み上げて、
ちょっとずつちょっとずつ進めていかなければいけないんだということになります。
はい、次。3個目。
3つ目の理由になりますが、
どうせ失敗するからです。
新たな挑戦なんです。
今までの文化を壊してしまって、
新たな挑戦をしていくということになりますよね。
つまり、今まで皆さん経験したことがないですし、
業界各社、みんな手探りの状態で進めているということになるんですよ。
そんなやったこともないような挑戦をするのに、
100%うまくいくなんてことはありえないんですよ。
当然、緻密にいろいろ考えて想定して、
こういう反発もあるだろう、だからこうしていきますかというふうに、
事前に協議すること自体はすごく大事なことだとは思うんです。
ただ、そもそもやったことのない挑戦なんです。
だから、うまくいくはずだというふうに進めていくと、
結局、とんざしてしまう可能性が高いんです。
そして、その挑戦が大きいものであればあるほど、
結局、戻らなきゃいけないところのダメージというのも大きくなってしまいます。
どうせ失敗するということを前提に考えていけば、
まずは小さい挑戦をやってみて、
うまくいかないな、じゃあこっちの方法を試してみるかというふうに、
ちょっとずつ切り替えながら、
最適化の発見と反発の影響
自分たちの中での最適化を見つけていかなければいけないということになります。
ドンって導入したのに、結局うまくいかなかったといったら、
その時の反発もすごいですから、
なんだ、だから言っただろう、みたいなことになってしまうんですが、
ちょっとまずこれやってみますか、ぐらいの感覚でいくと、
うまくいかなかったね、じゃあ次というふうに、次に進む、
まだね、やる気、気力というものも生まれてくるんじゃないのかなというふうに思ったりしております。
これが3つ目の理由ですね。
そして4つ目の理由です。
引くに引けなくなるから。
これが4つ目の理由なんですよ。
なんとなくわかると思いますが、多額のお金をかけて、
例えば山のようにiPadを導入しましたとかね、
すごい大きなツールを会社全社的に導入します、
ってなった時、実際にやってみるとね、
あれ、全然これうちの会社とマッチしないなということだって十分にあり得るんです。
だから、検証段階をしっかりやらずに、
一気にお金をどんどんかけてしまうという状況になったり、
一気に全量しやれっていう話になったりすると、
まあでもな、確かにあまり効果なさそうだけど、
こんだけお金かけちゃったしなとか、
計画の検証と失敗のリスク
あとはここまでなんか進めちゃったしなということで、
結局意味のないような方法をずるずるずるずると今後やっていって、
結局マイナス方向に進めていくということもあり得るわけです。
要は、やっちゃったからもう引けないよねっていう状態にならないようにするためにも、
やっぱり簡単に引き返せるぐらいの距離感の小さな挑戦というものを一個ずつ積み上げて、
あ、これは大丈夫そうだね、じゃあ次。
あ、これも大丈夫そうだね、じゃあ次。
あ、ちょっとこれ失敗したな。
じゃあ違うの乗せてみますかみたいな感じで一個ずつ積み上げていくのが大事だということになるわけです。
はい、そしてここからこれが最後の項目になりますが、
5つ目の理由、それはそんな特効薬ないからです。
わかりますかね。
そもそもですが、働き方改革が実際に施行されたのって、
2019年今から約4年ぐらい前の話なんです。
そこから実際に24年になって、
5年後の段階で建設業も医療業界も運送業界も一気にここで労働時間の上限規制が入るわけですね。
その時までにいろいろ試した会社もあるんです。
ところがどっこりなかなかうまくいかないという話ってたくさん聞きますよね。
つまりたくさんの会社がやっていてもなかなかうまくいかないぐらい悩んでいるという状態なんです。
つまりはうまくいかない可能性が非常に高いという状況で進めているにもかかわらず、
なぜ自分たちはこれをやったら一気に変えられるはずだというものが生まれると思っているのかが、
ちょっとですね、よくわからないですね、という形になってしまうんです。
要するに結局はちっちゃいことを積み上げていかなければいけません。
一つやってみてうまくいったという事例をどんどんどんどん積み上げていって、
5分減った、5分減った、5分減った、15分減ったよね、ではなくて、
5分減った、5分減った、5分減った、これができるってことは、
これとこれの掛け合わせでこっちを減らせるんじゃないという風な形で、
どんどんどん小さな当選を積み上げていくことによって、
掛け算式に業務効率というのは上がっていくことになるんです。
一気に何かを導入したからといって、いきなりドーンと革命のように変わりました、
なんていう特効薬はこの世には存在しません。
地道に積み上げない限り、改革というものは基本的には進まないという風に理解していただいて、
自分たちができる身の丈に合った方法を選んでいくということが何よりも重要なんです。
ということで、ここまでで一気に改革をすると失敗してしまう理由について、
5つ紹介させていただきました。
何度も言っておりますが、結局は積み上げるしかないんですよ。
5分の改革でいいんです。
そもそも5分ぐらい減ったって変わらないじゃないかと言っている会社さんは、
基本的に失敗していきます。
そうではなくて、5分ぐらいの改革をするのであれば、
そんなに労力かかんないよね。
じゃあちょっとやってみるかという風に、
とりあえず5分をバカにせずに地道にやった会社さんというのが、
きちんとクリーンな会社になっていっているというのが、
僕の実感として存在しておりますので、
少なくとも改革、変革を進めるのに特効薬なんてものは存在しないですし、
負担が大きいことにもなりますし、
足を引っ張る人も出てきますし、
どうせ失敗しますし、
引くに引けない状態になっちゃったら困るでしょう。
だからこそ、一気に変革をしてはいけないんです。
地道に積み上げる努力をしていかなければいけません。
確かにね、もう残り時間がだいぶ限られてきている状況にはなっておりますが、
だけど、だからといって焦って何かをボーンとお金をかけて導入したところで、
うまくいきませんから。
大丈夫です。絶対にうまくいけません。
そうではなくて、今から始めるんだったとしても、
やっぱりコツをつかみながら進まなければいけませんから、
5分減らす施策、10分減らす施策というものを、
どんどんどんどんみんなで出し合って、
みんなで進めていって、
ちょっとずつうまくいった、うまくいかなかった、
じゃあなぜなんだというのを、
改造じゃなくて、改造度をどんどん高くして修正しながら進めていくのが、
結局は一番早いというふうに思いますので、
ぜひぜひ参考にしてみていただければなというふうに思っております。
はい、ということでこのようにですね、
この番組では建設業界の有意義になるようなそういう配信だとか、
皆さんのためになるものだったりね、
いろんなことについてお話をさせていただいておりますので、
もし今後も聞きたいと思えば、
ぜひチャンネル登録フォローしていただければなというふうに思っております。
またいいねボタンだったりね、
コメントだとかも書いていただけますと、
僕の励みにもなりますので、
そちらの方もぜひよろしくお願いいたします。
はい、ということで本日の放送は以上にさせていただきます。
それでは全国の建設事業の皆様、
本日もご安全に。
14:37

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