1. 文学ラジオ空飛び猫たち
  2. 番外編 第22回 スペシャルイン..
2022-05-30 52:50

番外編 第22回 スペシャルインタビュー吉田育未さん(「星のせいにして」訳者) 〜翻訳の仕事と翻訳家になるまで〜(前編)

spotify

番外編となり作品紹介のない回になっております。

今回は特別ゲストをお迎えしての配信となります!

エマ・ドナヒュー「星のせいにして」(河出書房新社)を翻訳された吉田育未さんをお迎えしての特別ゲスト回になっております。

前後編に分かれていまして、前編である今回は吉田育未さんが、なぜ翻訳家になられたのか、

どのような経緯があったのかお聞きしております。

想像以上にパワフルなお方で、きっと聞けば勇気や元気が出ること間違いなし!

翻訳に興味がある方はもちろん、今を生きるすべての人に聞いてもらいたい内容です。

是非お聞きください!


※文学ラジオ空飛び猫たちで「星のせいにして」を紹介した回は以下になります。

https://anchor.fm/lajv6cf1ikg/episodes/73-e1fsudl


【番組内で紹介したトピック】

■本屋lighthouse 「lighthouse文学ゼミ」(課題本「星のせいにして」、ゲスト:吉田育未さん)

https://books-lighthouse.com/portfolio/literary-criticism/

■『星のせいにして』エマ・ドナヒュー著、吉田育未訳 河出書房新社

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309208411/

■『痩せる脂肪』マリエッタ・ボン/リーズベス・ファン・ロッサム著 ローリングホフ育未訳 クロスメディアパブリッシング

https://www.cm-publishing.co.jp/9784295406334/

■『ブランドストーリーのつくりかた』ミリ・ロドリゲス著  ローリングホフ育未訳 CCCメディアハウス

http://books.cccmh.co.jp/list/detail/2381/


【文学ラジオ空飛び猫たちを初めて聞く人向けのnote記事】

声で届ける文学!Podcast番組「文学ラジオ空飛び猫たち」おすすめエピソード特集

https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35


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【文学ラジオ空飛び猫たちとは】

硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。

案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ

京都の祇園で本の話ができるカフェを運営する「羊をめぐるカフェ」のミエ

文学のプロではない二人ですが、 お互いに好きな作品を東京と京都を繋ぎ、

読書会のようなテイストで、それぞれの視点で紹介していきます!

毎週月曜日朝7時に配信しています。

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#本 #小説 #読書 #読書会 #文学 #海外文学 #ブック

00:01
文学ラジオ空飛び猫たち
どうもみなさんこんにちは、文学ラジオ空飛び猫たちです。
この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人がゆるーくトークするラジオ番組です。
お相手は、私小説が好きな回のダイチと羊を巡るカフェのミエの二人でお送りします。
文学のプロではない二人ですが、東京と京都をつないでお互いに好きな作品をそれぞれの視点で紹介していく番組です。
番組概要欄に詳細情報を記載しているので、初めてお気になる方などそちらを見ていただけるとありがたいです。
本日は番外編となっておりまして、作品紹介のない回になっております。
今回はですね、あのすごく我々にとって特別なゲストに来ていただいておりまして、今年に入ってから紹介させていただいたエマドナヒューの星のせいにしてを翻訳された吉田一久美さんに来ていただいております。
吉田一久美さんよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
吉田一久美です。
よろしくお願いします。
今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回の企画のちょっとお話しさせていただきたいと思います。
今回はですね、吉田一久美さんに来ていただいて、翻訳の仕事、また吉田さんがどのように翻訳者となったかをちょっとお聞きしたいと思っております。
前編後編に分けてまして、後編はですね、翻訳された星のせいにしてをどのように出会って、どのように翻訳に至ったかというところをちょっとお聞きしていきたいと思っております。
もう事前にちょっと聞いてるところだと、星のせいにしてはですね、吉田さんの持ち込み企画だと聞いておりまして、そのあたりもいろいろ聞けるんじゃないかなと思っております。
また翻訳された吉田さんからですね、作品の良さとか特徴なんかもお伺いしようかなと思っているので、読まれた方も、まだ読まれてない方も楽しめるような内容になるんじゃないかなと思ってますので、よろしくお願いします。
で、ちょっと簡単にですね、今回、もうなんでこんな我々のような弱小ポッドキャストにですね、翻訳者の方が来ていただけたかっていうあたりをちょっとお話しさせていただきますと、
このエマドナヒューの星のせいにして、ラジオで紹介させていただきまして、その時SNS上で吉田さんの方からちょっと反応をいただきまして、そこからちょっとやりとりが始まって、ちょっと三重さんと話ですね、
これもしかしたら出てもらえるんじゃないかみたいな、淡い期待がちょっと膨らみ出して、お話を図々しくもですね、いらしさせていただいたら、本当に心よく開拓していただいて、出演ということになりました。本当にありがとうございます。
こちらこそありがとうございます。
ありがとうございます。ですね、吉田さんが翻訳をされた星のせいにしてという作品の簡単なあらすじを説明しますと、
舞台は918年、アイルランドノブリンになります。スペイン風が猛威を振る戦事家の妊婦さんのための病棟で国軍奮闘する看護師の主人公の視点から語られる物語になります。
帯に書かれていたのが、今を突き刺す数説で強靭なパンデミックケアギバー小説の近似党ということで、今の時代にも通じる、そういった小説になっています。
03:11
こちらの星のせいにしては、過去に配信していますので、今回せっかくこの番外編を聞いていただける方は、ぜひ過去の配信を聞いていただけたらなと思います。
それを踏まえて、今回の特に後編の方を聞きいただけると非常に楽しめるんじゃないかなと思います。
じゃあ、具体的に今回前編はですね、翻訳者の仕事、どうして翻訳者になられたのかというのをお聞きしていきたいと思います。よろしくお願いします。
お願いします。
まず、いくみさん、簡単な自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
吉田いくみと申します。先ほど紹介があった、川手処方針尺が刊行されている、エマドナヒュー、星のせいにしての翻訳をしました。
今回、このポッドキャストに呼んでいただいて、とても嬉しく思っています。
星のせいにしてを紹介していただいた時に、やっぱり海外文学ってあまり知らない人が多いので、こういう風に話していただけること自体とても嬉しかったし、
あと、私、ポッドキャスト自体とても好きで、やっぱり育児とか家事とかしていると、両手が空く時間って、忙しい日常で家事していると、両手は使っているけど耳が空いているみたいな状態があって、
そういう時にすごい気軽に聞けるし、だからポッドキャスト自体がとても好きだったので、今回こういう形でこの番組と出会えて、三枝さんと大地さんとお話しできるのがすごく嬉しいです。よろしくお願いします。
本当に今日を楽しみにしておりました。
そうですね、本当にすごい嬉しい出来事で、ちなみに三枝さんはこういった話す機会っていうのはこれまでにも終わりだったんでしょうか?
すいません、私、タメ口とかサーガ弁とかがすぐ出るので、聞きにくかったので、すいません。
話す機会は、エマドナヒューの星のせいにしてについては、この前千葉にある本屋のライトハウスさんで文学ゼミというのがあって、それで話すことができたんですけど、
もともとなんかポッドキャスト昔やってて、今もちょっとやってるんですよ、本当は。
そうなんですね。
国際電話みたいな使い方してるんです。私20代の時ずっとカナダに住んでて、2年前に東京に引っ越してきたんですけど、
その時コロナで外出れないから、東京引っ越してきても友達作れなくて、で、カナダにいる友達と話したいんだけど、時差があるじゃないですか。
で、お互い話してるから、その時差が合う時間は子供がいてしゃべれない。
だからゆっくりしゃべるために、私が起きてる時間にポッドキャストに入れて、向こうが起きてる時間に聞いてくれて、向こうがポッドキャストを入れるっていう、往復でやってる。
でもすごくたわいもないことをぶつぶつしゃべってるんで、あんまり全然一人はやってないんですけど、で、今はそれを一人でただやってるっていう、いろんな国に友達がいるので、聞いてもらうためにやってたので、
06:08
だからそれもあってね、ポッドキャストを2人で続けられてる、長い間すごく続けられてて、回を重ねてるっていうこと自体がすごくて、私はそれがすごいなと思って、
それもあって、聞かせていただいています。
確かに継続は力なりですが、我々もなんか、ただ毎週配信してるだけなんですけど、自分たちでも多分びっくりしてますね。
すごいですね。
確かに相手がいるから続けられてるっていうのが本当に。
そうですね、我々の場合は。
そうですね。
ちなみにこの、星のせいにしては初めて訳された本なんでしょうか。
そうですね、星のせいにしてが私の訳書、初めての訳書ですね。
その前は、日英の翻訳、日本語から英語への翻訳はやっていて、
カナダ10年ぐらい住んでたんですけど、やっぱりカナダは日本語のコンテンツを英語で消費するっていう需要の方が大きいので、
必然的に日本語のものを英語に訳するという作業の方が多かったですね。
なるほど、じゃあこれからちょっと色々聞いていきたいと思います。
まずちょっと個人的な話になるかもしれないですけど、好きな本とか作家でどのような方がいらっしゃるのかお聞きしてもいいですか。
エマ・ドナヒューは好きですね。
ドナヒューは好きで持ち込んでるのもあるので、
ただ、さっきも言ったみたいに、私はカナダに移住してたんですよね。
留学とかじゃなくて、移民としてカナダに10年間住んでて、
その一番最初にカナダに引っ越した時に、ギリの母がマーガレットアートの
ジャーナル・オブ・スザナムーディーっていう詩集をプレゼントしてくれて、
昨日調べたらちゃんと翻訳が出てて、
北文社からスザナムーディーの日記、
スザナムーディーの日記っていうのが出てて、その一節がすごく心に響いて、
これもスザナムーディーっていう、一番最初にカナダがイギリスの植民地だった時に、
入職してきた女性の日記があるんですよ、もともと。
それもお母さんからプレゼントしてもらったんですけど、
その方の日記を元にアトウットが詩を書いた。
だからイギリスからカナダっていう、すごい大自然のところに来た女性が
移民としての生活を綴っていくっていう詩集を、
日本からカナダに送ってきた私に、だからギリの娘にギリの母がしてくれて、
それを読んだ時に、すごいなって感動して、
そこからカナダの作家をよく読むようになりました。
カナダに住んでいる作家だから、
マイケル・オンダンチェとか、アリス・モーノとか、ガレッタとか、
カナダの作家を結構読んでいって、
09:00
あとは、その前にアメリカに留学したことがあるんですけど、
その時にネイティブ・アメリカンと言われる人のラコタネーションの保留区っていうところに行くことができて、
そこで先住民族の文学を解き合って、そちらも好きですね。
もともと大学の時は米文学を勉強していました。
いくみさんが役が素晴らしいと思っている本とか、婚約者の方とかいらっしゃいますか?
20代の時はずっとカナダに住んでいたので、
婚約書を読んでいたのは大学生の時まで、
その後はずっと原書を読んでいて、2年前に帰ってきてまた婚約書を読み始めたっていう感じなんですけど、
やっぱり大学生の時とかに一番読んでいたのは柴田本幸さんの役された作品が多かったですね。
柴田さんの役は原書を読みたくなる役というか、
本を読んだらこの人の作品をもっと読みたいと思って、
原書をいろいろ探してみたくなる役だなというふうに思います。
こちらに戻ってきてから、あんまりお気に入りは作らないようにはしてるんですけど、
小澤美和子さんの役、これも河出処方針社から、
ジェニー・ザーンさんが書いたサワーハートとか、
あとエット・セトラブックスから出てる彼女の体とその他の断片、
カルメン・マリア・マチャドさんの断片集とかが訳されてるんですけど、
訳される本のテーマもすごく面白いし、
訳文自体が作品によって全然違うんですよね。
小澤さんはルビーの振り方もすごく面白くて、
例えばジェニー・ザーンのサワーハートだったら、
サワーハートって、訳せば酸っぱい心とかそういうのだと思うんですけど、
そのサワーっていう英語の単語に色々な意味が入ってくるので、
酸っぱいのもそうだし、果実がまだ売れていないっていうのもそうだし、
サワーハートっていうのはあまり聞かないけど、
向こうではよく恋人のこととか、スイートハートって呼ぶんですよね。
愛しい人とか、愛しい人とかいう意味で。
だからそことの対比もあるから、
それを小澤さんはルビーで残すんですよ、いつも。
ルビーでサワーハートって振りながら、
ルビーを振られている単語を書いていくっていう、
結構そういうことをされるので、
なんか面白い。
楽文読んでてすごく面白いなと思いますね。
あとは高橋理子さんはノンフィクションですけど、
アダム・サミスの夕食を作ったのは誰だとか、
今度あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれないとか、
そういう本を訳されていますが、
この本がとても読みやすいし、
あとがきが難しいことを言っているのに読みやすい。
なんか、ヘイ、誰もがわかるように書いているっていうので、
とても尊敬している。
あと村上香代さんは、
私カナダで、どれだったかな、
セブン・フォーリン・フェザーズっていう本、これだな、
12:00
谷谷太良さんの命を落とした七つの羽っていう本を
カナダで読んでて、
この本すっごい面白いけど、
絶対日本では役所でないだろうなって思ってたら、
出たんですよ。
で、お話聞いてたら、これ村上さんの持ち込みらしくて、
やっぱりすごく社会問題とか、
この社会が良くなるようにとか、
いろいろな哲学や思想などを勉強しながら、
そこからどういうものを役したいのかっていうのを考えられている、
そういう姿勢を尊敬している役者さんがすごくたくさんいて、
この2年間、日本帰ってきてから、
とても勇気づけられている存在ですね。
小沢さんの役では、ルビーが面白いっていうのも、
翻訳本を読まれても、そういうのはすぐに気づけるものなのか、
それともやはり原書と照らし合わせて読んだときに、
これは面白いっていう、
後で気づけるものなのかっていうところでは、
生海さんはそういう面白いっていうのは、
どの段階でわかるものなんでしょうか。
読んでて、ルビーを見たときに、
やっぱりなんでルビーを振るんだろうって思うんですよね。
どうしてルビーを振りたかったのかな、ここはっていうのがわかる、
わかるというか思うので、やっぱりルビーを振った、
私すごいルビーパニアじゃないんですけど、
ルビーのところに付箋を貼っていって、
ルビーを研究するみたいなのを結構やるんですよね。
岸本幸子さんのルビーとか、
オノマトペじゃないけど、
サワサワとかザワザワとか、
ゾワゾワとか、そういう言葉って、
直訳では英語からはないと思うんですよね。
でも、その言葉を見つけるときに、
ワクワクするっていうのかな。
この訳語はどういう訳語なんだろう。
で、そのサワーハートとかは、
すごく好きなファイストの歌に、
スイートハート、ビターハートっていう歌詞があって、
だから心っていうものを形容するときに、
味を使うっていうのが結構あったので、
ビターは苦いじゃなくて、
スイートハートは優しいとか、
甘いとかそういうので、
で、今回サワーハートだから、
それを見たとき、
で、しかもルビーも振ってあるから、
何か糸があるんだろうなっていうのを考えるのが好きです。
糸が何であるかはやっぱ分からないんだけど、
勝手に振るのが好きですね。
この話だけでどんどん膨らんでっちゃいそうなんで、
もうちょっと繋がると思うんですけど、
ちょっと翻訳者の仕事っていうところに、
ちょっと話を移していきたいと思います。
今回ちょっと我々と吉田育美さんを出会わせてくれた、
本は星野誠一にしてになりますけれども、
文芸作以外も多分翻訳されていると思うので、
どのような翻訳をされているのか、
ちょっとお聞きしてもいいですか。
はい、私は一番最初に翻訳を始めたのは、
カナダのときで、
先ほど言ったみたいに日本語から英語に翻訳する。
大体映像作品が多かったんですね。
15:02
ドキュメンタリー番組とか、
ドラマとか、
映画とかの日本語のセリフを英語に訳すっていうのと、
あと学術論文とかもあったんですけど、
で、日本に帰ってきて、
カナダから引き継いでいる、
映画脚本の訳。
でもやっぱ日本に来るとね、
今度は英語から日本語っていうお仕事が多くて、
実用書は今まで痩せる志望っていう、
なんか志望についてのガイドブックみたいなやつで、
私結構訳しているときに、
訳書のこと実践するので、
痩せる志望ってダイエット本ではないんですけど、
痩せるために体を知って、
痩せるためじゃないな、
自分の体調を良くするために、
体を良くするために、
いろいろ志望のことを知って、
その人に合った体型になれるように、
どういう方法があるかみたいなのをやるんですけど、
それだったら10キロぐらい痩せて、
こんなに痩せるんだ、
それが痩せる志望っていう本で、
で、もう一つが、
CCCメディアハウスから出ている、
ブランドストーリーの作り方っていう、
あの二人の本ですいません、
読んでいただいて、
読ませておりました。
ありがとうございます。
それはブランドストーリーがね、
企業が伝えるストーリーに、
いかに一貫性を持たせて、
これからの世代の、
スマートなお客の心を、
いかに使うかみたいな話で、
それ読んだらね、
今、ゲラをたくさんの方に読んでいただいて、
感想をっていうのも、
一つの、
スマートなお客を取り込んだマーケティングなんだな、
とか、
いろいろ考えながらね、
考えることができたり、
実用書と、
今はお休むことについての本も翻訳していて、
そんな感じですかね。
冒頭でも保証性にしては、
持ち込みだった、
その辺りも詳しく聞きたいと思っているんですけど、
その訳される本っていうのは、
文芸作品と実用書あると思うんですけど、
実用書は結構依頼が来る感じですか?
それともやっぱり、
自分でこれちょっと紹介したい、
みたいな形なんですか?
実用書は依頼が来るというか、
やっぱり、
まずはステを作って、
出版社やエージェンシーの方と、
コネクションがないと、
仕事が来ない。
私はわからないんですよね、
その辺がね。
ちょっと戻って説明してもいいですか?
大丈夫です。
日本に来た時に、
自分は特に何の手もなく、
出版翻訳をしようとも
あまり考えていなかったんですね。
で、コロナになって、
どこにも行けない、
子供も預けられないっていう時に、
自分はずっと翻訳は、
心の支えみたいな感じで、
夜の時間に、
仕事じゃなくても、
一人で、
これはこうやったら面白いな、
これはこっちにしたら楽しいな、
とかやっているような人間だったんですね。
だから、
18:01
コロナになって、
お家にいなきゃいけない、
子供たちは昼間うるさいから何もできない、
で、夜、自分の時間になった時に、
一冊すごく訳したい本があって、
好きなとこから訳そうと思ったら、
うっかり全部訳しちゃったから、
だから、
それを誰かに読んでもらいたいなと思って、
どうやったら読んでもらえるんだろうって、
考えたところからが、
始まりだったんですよね。
で、その時に、
いろんな方にお話を聞かせていただいたら、
情報が錯綜してて、
10年修行しなきゃいけないとか、
10冊訳書を出さなきゃいけないとか、
いろいろなことを言われて、
正直よくわからなかったんですよね。
で、
その時に、
正直よくわからなかったんですよね。
道筋が見えなかった。
で、だけど、
私はここの2本に入れるのが、
3年間だろうっていうことがわかってたので、
じゃあ3年間で、
この一冊を出すためには、
どうしたらいいのかなって、
いうふうに考えて、
そしたら10年間修行するのはまだ無理。
だから、
そしたらね、役者の前輩の方が、
まず訳書を一冊出したら、
それが名刺代わりになるから、
持ち込みをする時に、
いいんじゃないかと言われて、
その役者の一冊をまず作ろう、
と思ったんです。
何でもいいから一冊まず出してみようと思って、
そしたらやっぱり地点がないじゃないですか。
ずっとカナダに住んでるから。
だから、アメリアっていう、
翻訳者ネットワークみたいな、
プラットフォームがあるんですよ。
アメリアっていう会員限定の。
お金はいるんですけど、年会費が。
で、その時ちょうど入会費が無料で、
入ったら、
コンテストがあるんですよね。
出版翻訳の、
この原稿を訳して、
もしよかったら、
採用しますっていうコンテストがあって、
ちょっとそれにダメ元で応募しようと思って、
応募したら、そこで採用していただいて、
役所が一冊、
それまだ出てないんですけど。
でもね、それと同時進行で、
10冊訳さなきゃ、
自分のものは持ち込めないって聞いてたので、
まずじゃあ10冊やろうと思って、
いろんなところにお声掛けをして、
そこでその実用書の仕事は、
いただいたっていう経緯ですね。
なるほど、すごい経緯が。
長いんですよ、すいませんね。
翻訳者の方って、
正直どうなるんだろうってのが、
私も気にはなってた。
あれなんですよ、確かに、
リスナー聞いてる方々からイメージしやすい形で言うと、
省立課とかになるには、
結構省があるじゃないですか、
新人省みたいなのが。
新人翻訳省みたいなのないですもんね。
道筋がよくわからなくて、
だから多分、
先生について、
ずっと勉強して、
そこからっていう方もいらっしゃいますし、
学校にずっと通って、
そこからっていう方もいらっしゃるので、
多分いろいろな道があるけど、
21:01
私はその3年っていう、
タイムリミットがあるっていうことが、
あらかじめ分かっていたので、
そこから最短距離で、
最初の一冊を出せるには、
どうすればいいんだろうっていうところから、
道を探っていったという感じ。
じゃあ、星野生にしては、
どのようにして持ち込んでいったんですか、
そこがすごく気になります。
一番最初に、
うっかり訳してしまったものが、
それを絶対に、
読んでもらいたいなって思って、
一冊自分の訳書が、
出てはないんですけど、
一冊そのきっかけを使ったので、
ダメ元で、
編集士さんにアプローチしてみようと、
思ったんですね。
その時もいろいろ噂を聞いて、
6ヶ月間戻ってこないとか、
やっても誰も返してくれないとか、
いろいろ聞いてはいたんですけど、
別に失うものは何もないので、
誰にも訳本を見てもらったこともなかったし、
もし編集者さんが、
自分の訳本を読んでくれるだけでも、
自分にとってはすごく
プラスになるんじゃないかなと思って、
読んでくれそうな方、
というか、
まず出版社に持ち込もうと思って、
出版社をいろいろ調べたんですよね。
出版社のホームページとかから、
メッセージを送ったんですけど、
あまり詳しいお返しがもらえなかったので、
持ち込みを受け付けて、
そういうので、
そしたら、
出版社の中にいるのは人間というか、
人がやっていることなので、
働いている人に、
本を作っている人に直接話をしてみようと思って、
編集者さん。
直接つながれる方法って考えたら、
SNSがあったので、
SNSの中から、
編集者さんの中で、
自分が持ち込みたい本が好きそうな人を
読んで、
読んで、
好きそうな人を探して、
リサッシュ探して、
川崎初報新社の石川周さんという編集者さん。
これは前に出していいと、
許可をいただいていますので。
わかりました。
メッセージして、
こういうのがあるんですけど、
どうですかって聞いて、
絶対返事は返ってこないだろうなって思ってて、
そしたらすぐ返してくれて、
すぐ返してくれたから、
担当されている本を、
ちゃんと読もうと思って読んで、
読んでいるうちに、
その中で、
Call Me By No Nameという小説があるんですけど、
それを読んだ時に、
テーマ的にエマ・ドナヒューは
いいんじゃないかなって思って、
もし1冊目の作品が
ダメだったら、
エマ・ドナヒューの作品を
紹介したいなという風に
思ったんですね。
星野生にしては、
その前か読んだ時からすごく
感動したので、
あらかじめエマ・ドナヒューさんに
連絡を取って、
感想を伝えるためにね、
まずは連絡を。
これを私、自分の母や
24:01
姉妹と話したい、
話したいからにしたいんだけど、
そういう話はありますか?
というメッセージを送って、
今のところ覚えていませんという返事はもらっていたので、
石川さんにそのまま
ご紹介させていただいたという形ですね。
いやー、ちょっと今の
お話を聞いて、
すごいポイントがいくつかあって、
すごいパワーを感じました。
ありがとうございます。
伊久美さん、最初の方で
失うものは何もないって
おっしゃったと思うんですけど、
ものすごい時間をかけられているとは思うので、
どこにも行けなかったしね、
ロックダウンで。
とはいえ、
三重さん、これちょっとすごいですよね。
SNSで繋がったってすごく
面白いなと思って。
ツールは何でしょうか?
ツイッターですか?
そうですね、ツイッターのDMですね。
それ言うと結構
そんなのはダメだよって
言う方もいらっしゃるんですよね。
なんとなくいろんな考えがあるんだろうな
っていうのはわかります。
私がこういう風にやっている、
こういう風に持ち込んで、
学校にも行ってないし、
先生にもついていないっていうことを、
あまりよく思っていない方もいらっしゃるんだろうな
っていうような空気は
正直ありますね。
なるほど。
なかなかそういう話を聞くと、
みんな人間だと思うので、
いろんな自分のやり方に対して
いろんな感情を持っていらっしゃって
っていうところで、確かにそういう
摩擦みたいなもしかしたら、
持ちたくないけど持ってしまう感情なんだろうなとは、
持っている側は、持っている側というか
持たれている人も多分あるんだろうなと
いろんなことにも拮抗することですが、
本当その、今お話聞いてて、
パワフルだと思ったんですけど、
ちょっともう、
正直、みえさんも聞いたことが
たくさんあると思うんですけど、
私のおかげから聞かせていただきたいのは、
パワーの源泉、モチベーションの源泉、
そこは、いくみさんの中に
どういうところがあるんですか?
時間はあるとはいえ、
私だって絶対できないですし、
情熱のもとっていうところはどこにあるのかな
っていうのがすごく気になりました。
そうですね。
不思議ですね。
なんでかって、
面白いんですよっていう感じじゃないですかね。
やっぱその、一番最初に訳した本は、
本当に面白いんですよ。
感動してやったっていうのと、
あとはね、やっぱり
私自身、キャリアを積む
っていうことがとても難しい
状況にあって、
引っ越しも多いし、
育児、家事、
家事は別に、
家事はね、私言っちゃいけない、
言っちゃいけないっていうか、やってるんだけど、
家事だと本当にゴブゴブなので、
そんなになんかすごい家事負担がある
というわけではないんですけど、
まゆくんにもそうですけど、
ただやっぱり女性として、
妊娠っていう経験をしたときに、
やっぱ座りとか、いろいろな症状で、
それまで映像関係の仕事って
走り回ってるみたいな、
自分でドキュメンタリーフィルムを撮ります
27:01
みたいな、そういう動き方が
できなくなったときに、
じゃあ私何ができるんだろうみたいな、
私って何してるんだろう
っていうときに、翻訳とか
書くことっていうのが、
すごく支えになっている
っていうのが一つあって、
やっぱ日本に来て、3年間しか
いれないってなったときに、
じゃあ3年間私ここにいたんだよって、
自分が後悔しない過ごし方が
できるためにはどうしたらいいのかな
っていうのを多分考えたのが
最初で、
でもその、やっぱり欲が出るんですよね。
この物語を石川さんが
読んでくれたっていう、
私が面白いよって思う物語を
面白いですね、読んでみましょう
っていう人がいるっていうのが分かったときに、
じゃあこっちも面白いんだよって
言ったら、読んでくれる人が
いるかもしれないって思うと、
伝えたいなっていう気持ちが
強くなったっていうのはあるのかもしれないですね。
ありがとうございます。
お話聞いて、いくみさんにとって
翻訳というところはやっぱり
おそらく自分を守ってくれるものでもあるのかなと
ちょっとお聞きして感じたので、
今回正直星のせいにして読んで
すごく私お姉さんも感動しましたし、
こういうすごい
翻訳の本を
ちゃんとこう
出発点が、たぶんちょっといくみさん
この人とは違うっていうところを感じられてるかもしれないけど、
すごくこの作品
できてて、我々
感動してて、ちょっと前に
翻訳大使館の読書会もしたんですけど、
その時にやっぱりこの作品
読まれてる方多かったし、
気に入ってらっしゃる方多かったんで、
こういうものを届けられてるっていうのが、
たぶん尊いことなんだろうなと
思いました。
本当にすごく気持ちいいで、
本当に面白いものを
訳されてると思いましたので、
ちなみにですけども、
いくみさんの中で本当にこれは
面白かったと、これから訳したいと思うような本というのは
まだ何冊ぐらい
あったりするものなんでしょうか。
いっぱいあるんですけど、常に絞って
10冊は持っていこうと
思って、
読んで、全部が全部
紹介したわけではないんですけど、やっぱり
これは自分がやりたいなって
思う、自分じゃなくても
いいけど、読んでもらいたいなって
思える本は、
10冊ぐらいはリストにして
常に持っているようには
してますね。
持ち込みってすごいエネルギーが
いるんですよね。
これいいですよって出した手を
そのまま出しているような感じなんですよ。
握ってもらえるかわからない
じゃないですか。
どういうふうに握ってもらえるかわからないんですよね。
それはパシッとされるかもしれないし、
掴んでくれるかもしれないし、
みんながみんな石川さんみたいに
ギュッて掴んでくれるわけじゃないんですよね。
無視されたりするので、
だからそういう時に
掴んでくれた人に
きちんとしたものを
ご紹介できる。
もう一つがダメなら
もう一つっていうところまで
行けたら一番いいのかな
っていうふうに思っているので、
やっぱり何冊かは常に
30:01
持っておくようにしたいなとは思ってますね。
なるほど。
常に引き出しに10冊入っているような状態で。
そうですね。
本当にエネルギーがいるから。
そうですね。
身の足を踏んでしまうようなところがあります。
ここからですね、
皆さんがどうして翻訳者になろうと思われたのかですね。
ちょっとそのきっかけであったり
聞けたらと思いまして、
翻訳者になろうと思ったのは
どうしてだったんでしょうか。
翻訳者になろうって
思ったことがないんですよね。
そうなんですか。
翻訳者になろうって思ったことは
あまりなくて、
なりゆきで翻訳っていう
仕事に携わるようになった
っていうのが
一つありますね。
先ほども言ったみたいに
日本語から英語
していて、
その前から翻訳自体は
先ほど大地さんも言われたんですけど
自分を守ってくれるものじゃないけど
そういう実験で
自分は母子家庭で育って
高校の時それこそ今言う
ヤングケアラーみたいな感じだった。
やっぱり辛い時に
何をしていたかっていうと
洋楽の歌詞を書き写して
訳をするっていう。
ジョニー・ミッチェルとか
ミシェル・ブランチとか
好きな人のね、ずっと書いて訳す。
あと映画も大好きで
うち近所に
花のつく日にレンタルが100円になる
ビデオレンタル
その日に行って
お小遣い分全部
ビデオではなかったよ
なんかもうDVDを借りて
好きなセリフをまた書き写す
っていうのをやってたり
あとね、イングリッシュジャーナル
っていう雑誌がアルクから出てるんですけど
その中のジョニーデップのインタビューを
それも書き写して
聞いて、訳してみたいな
ずっとやってるっていうのが
癒しだったんですよね。
大学生になっても
それやってて
留学した時に
結構アメリカに行った時にね
つるんでいたのがアートパンクシーンの
コロナとの人たちで
すごい人顔を描く人たちで
そういう人たちの血を
また訳してとかいうのが
生活の中に翻訳があるみたいな感じで
お金をもらわなくても
結局翻訳していたので
移民した後に
必要に迫られて翻訳を
お仕事としてするようになったわけですが
でもそれをやりながらも
夜は詩とかね
自分が好きな詩とか
それこそあのモンキー
千葉タムの
モンキーの、あれ結構
タイ訳を載せて
それを読んで
自分の訳と比べたりとか
そういうのをこそこそニヤニヤやる
タイプで
今回も
翻訳者になろうと思って持ち込んだわけではなくて
この本が本当に面白いんだよ
33:00
と思って
翻訳したいと思った
という感じですね
すごいですね
本当に好きなものであったり
もしくは日常のほうで
ずっとされていた
そうですね
さっきも言ったみたいに
台風ステージで
人生って
思い通りにいかないことって
多いじゃないですか
どんなに頑張っても
実らなかったり
どんなに頑張っても体調が悪かったり
するとやっぱり
気がめいりというか
私って何なの?みたいな時あるじゃないですか
そういう時でも
日本にいてもカナダにいてもアメリカにいても
翻訳っていうものは
変わらないっていう
一本自分の中に
苗木を育てているみたいな
そういう感覚のものが
私にとっては翻訳かなって思いますね
最初
本当に幼い頃から
歌詞を映したりというのは
そこにすごい厳選があると
厳選というか一番最初の
きっかけみたいなところだと思うんですけど
私からするとなぜ
そういうことが続けられるんだろう
っていうのはすごく気にはなってしまいました
そうですね
言葉が好きなんだと思いますね
高校生の時の
レモチョとか見てると
英単語あったら
それを分解みたいにしてるんですよね
窃盗語が何とか何とかで
ラテン語危険でどのコーナー
そういう言葉自体が
多分好き
興味関心があったんですね
そうそうなのかな
あと書くことが好きなので
言葉の使い方だったり
翻訳って結構
たどるのでその人が書いてるものも
勉強になるなっていう
感じもありますね
面白い
やっぱり英語に親しんだから
英米文の方に行かれたっていう
それがねちょっとね
あ、なんかあるんですね
うち母子家庭だったので
絶対お金稼ぎたいと思って
あーなるほど
私は法律家になるって思ったんです
最初
先端試験のね
あれなんですよ
マークを間違えたんです
科目を間違えたの
問題の塗り間違えとかじゃなくて
1個ずらしたとかじゃなくて
選択科目を間違えたんです
選択科目を塗るじゃないですか
あそこの科目の
選択を間違えたんですね
意味わかんないですよね
それってどうなっちゃうんですか
受けられない
その科目がないとこしか受けられない
法律学部じゃなくて
お金の勉強をしたので
経済学部に行ったんですけど
はい
でもね経済学部やってたら
やっぱどうしても
本の勉強がしたいって感じ
で天文試験
を受けて
米文が
36:00
移り
なるほど
最初は
思った通りに本当にいかないものなんですね
私多分ね
考えが浅いのかな
いやどうなんですかね
マークね
トライアンドエラーの人
あと
自分に嘘をつけない
自分に対しても
嘘をつけないし
ごまかして
会社員やってるとどうしてもごまかさなきゃいけない
ありまして
そういうのが
なかなか多分
これもすごくいい意味で言ってるんですけど
できない方なんだなと思って
どうしてもやっぱり言葉とか
文学に触れたいと思ったからそういう
天文っていうこともなったと思う
天文するのって多分相当
めっちゃパワーいると思うんですよ
試験受けましたね
どのタイミングでするかにもよると思うんですけど
その1年2年
勉強したことを転換することになると思うので
パワーのいることだなと思ったので
すごいと思いましたその話も
無駄が多いんですよね
だからね
いろんなとこ行って
こういう感じで来てるんです
難しいですよね
私も多分すごく無駄の多い
人間だと思ってまして
だからこそ
いろんなことを感じれてる気は
でも感じられないことも
多いんですけど
気持ちを分からないなって思う瞬間もあるんですけど
いろんなとこ行くと
いろんなことが分かるんじゃないかなと
個人的には思って
無駄もいいなと思ってます
ちょっと
学生生活に話を戻しますと
もともと
法律家になりたいと思っていた
ところが
学部に入られて英文学に進まれて
英文学
進まれた後は何か
目標と言いますか
そういったのは終わりだったんでしょうか
そうですとにかくね
家がつらかったので
アメリカ行きたいって思ってたんですよ
でも留学って
お金かかるんですよ
やっぱり母子家庭だし
本当に自分の学費払うのだって
ずっと何個も
バイト掛け持ちして
いくちゃんはいつ寝てるのみたいな
生活するぐらい
感じだったんですよね
これでも留学絶対したいから
どうすればいいんだろうって
考えたら
ロータリー国際新前小学生
っていうのがあって
年間その当時250万円くらい
いただけたんですよね
返還しなくていい
小学生になったので
見つけた瞬間それを持って
先生のとこ行って
これに応募させてください
先生が応募するのはいいけど
TOEFLのテストがあって
スコアがめちゃめちゃいるって
勉強します
間に合わせますみたいな感じで
勉強してそれが次の目標でした
留学
で留学
39:00
して
留学はできたんですね
そうですね
すごいでもその当時は
勉強するか働くかだったので
本当に遊べなくて
本当悲しくて
遊べなかったから
でもその代わり本当支えてくれた先生とかが
この講義室の行くみが
ずっと使っていいよみたいな
行くみの部屋って呼んでくれて
すごい
様子見に来てくれたりして
やっぱ母とかね
母の友人の方とかも
すごい助けてくれて
本当に助けていただいて
フォロワーと行って
留学した後は
めちゃくちゃ遊びました
アメリカで
めちゃめちゃ遊びましたね
じゃあここからがアメリカ生活
そうですね
ちなみにいらっしゃった
ずっと地元と
大学も佐賀県のほうで
ずっと佐賀
生まれてからアメリカ行くまで
ずっと佐賀、九州出たこともないぐらい
だから最初の一人暮らしが
アメリカっていう
アメリカ行かれたのは何歳の時になるんですか
20歳の時かな
すごい激労ですね
すごい
でもそこまではずっと佐賀だから
特に激労でもないんですけど
天文の話から考えると
でも本当に
私佐賀大学なんですけど
本当にいい英語のプログラムがあって
本当に
助けてもらいましたね
等育とか受験して
一番の講座受けてから
最初に受験したら975とか
それぐらいまで
上げていただいて
本当にいいプログラムのある大学で
幸運だったなって思いますね
そうですね
アメリカちょっと先ほど
実際に留学をされて
先住民族の
実情といいますか
そういうのを知られて
そこにも影響を受けられたと思うんですけど
留学されてからは
どうでしたでしょうか
アメリカというところは
初めアメリカに
着いたときに
ロータリー祭壇で行かせていただいてたので
最初はホストファーさんが迎えに来てくれるんです
別にホストファミリーに
ステイするわけではないんですけど
一応決まっていて
そしたら急にハグされて
アメリカだと思って
連れて行かれたところに
ペットの牛とかがいてね
なんかアメリカだなって思って
すごい綺麗なんですよ
いいんですけどそれはそれで
学生生活を始めてから
講義とか出て
世界文学の講義とか受けて
すごい覚えているのが
世界文学でいろいろ
ヴォルペアとか三国誌とかに紹介されていて
日本から紹介されたのが
三島由紀夫の
ゆうこくうれうに国って書いている
42:02
すごい壮絶な
お話なんですよね
それについて
日本はこんなの?
いやいやそんなことないですよ
みたいな感じで
日本代表みたいな感じで
お話を聞かれるっていうのが
すごい初めてで
それすごい楽しかったなって思えていて
あとはエスニックスタディっていう
クラスを取ってたんですけど
そこで先生が
3年生以上の上級生を
パインリッジリザベーションっていう
先住民族の人のコミュニティに
行きますって言って
そこに行く時に
注意事項みたいなのも言われたんですよね
トイレがないからトイレとか
持っていきなさいとか
おそらくレストランとかもないので
リンゴとかシリアルバーとか
自分で食べれるもの持っていきなさいとか
いうのを聞いてね
私は上級生ではなかったんですけど
行きたかったからこんなチャンスないと思って
先生のところに行って
行かせてくださいっていう風にお願いして
それで先生と面接して
連れて行っていただいたんですよね
その時自分はアメリカっていうと
アメリカらしいことをしたいと思って
すごい勝手なイメージで
先住民族の方こそ
アメリカみたいなイメージで
リザベーションっていうところに行ったんですけど
そこで目の当たりにした
貧しさだったり
その人たちの苦しみだったり
っていうのを見て
自分の無知さに気づかされ
あそこですごく自分の人生が
変わった感じがしますね
普段自分の
知っている
聞いているもので
情報自体をきちんと
規範的に見なければ
届いてこないものがあるんだなっていうのを
その時に体験して
夜にキャンプファイアを
作ってくれて
コミュニティの人たちが
その時にコミュニティのエルダーの人が
私に
エド・アヤン・クラウドという方なんですけど
日本の原爆のことを話されて
ネイティブ・アメリカンコミュニティと
日本の人には
シェアド・ペインがあるよね
分かち合った痛みがあるよね
っていう風に言われて
その時はネイティブ・アメリカンのコミュニティに
ウラニウムマインがあったり
原爆の実験の時に
ネイティブ・アメリカンの人たちのコミュニティが
被害にあったっていうことを私知らなくて
言われた時意味が分からないと思ってたんだけど
そういうことを
言われた時に
もっと知りたい
せっかく言ってくれてるのに
全然私には分からないなっていうのがあって
そこを勉強したいと
思ったっていうのが
自分の今までのコアになっているな
っていう気はしますね
だから留学して
行き当たりばったりの
経験させていただいたけど
そこからすごく自分の基盤を
作ってくれたような感じで
そこで一緒に行っていた
友達と
するようになって
ファンクとか大好きな人たちで
一緒に遊んで
愚痴にいろいろ
45:00
自分のことを表現してもいいんだなとか
自分の好きなことを好きって言っていいんだなとか
そういう自由になったような
感じがありますね
アメリカ留学で
すごく濃い経験
たくさん留学されていた
留学自体は何ヶ月期間
どのくらい?
1年
1年間
インに行ってるので
留学されて
戻られてまたカナダに
アメリカから戻って
戻った時に
近くの酒場
酒場って言うんですよね
88円ジョッキビールの日が
あったんですよ
そこから帰って
すごい寂しくて
友達と一緒に88円ビール
飲みに行った時に
今のパートナーになって
結婚中ぐらいあるけど
と出会って
その方が
そのパートナーが
すごい本好きで
本の話して
しかも先人民族の文学
すごく知っていて
図書館で結構会うようになって
結局結婚して
カナダに行ったんですね
学生結婚でした
すごいですね
1年後から戻ってきて
時系列がすごいことになってる
すごいそうですよね
考えたらそうですね
みんなにすごい言われましたね
謝ってない?
すごい言われました
でも謝ってはないと思っていたので
佐賀でカナダの方と
また先住民の
文学というか
物で繋がればできるというのは
ドラマみたいな
すごいだって
カナダ移住されたのは
パートナーの方の
お仕事で移住された?
仕事ではなかったんですけど
2人で一緒に住みたいよね
って話になって
そしたらカナダか日本
どっちがいいかなって
考えたら
カナダ住んだことないから
カナダ住んでみたいなと思って
カナダに
実際住まれて
何をされてらっしゃったんですか?
最初住んで
イミグレーションの
移民の書類が
揃わず
仕事もできなくて
学校にも行けなくて
ぶらぶらしてたんですよね
ボランティアなんかできると思って
面接受けに行ったりしたら
カナディアンエクスペリエンスは何ですか?
ってよく聞かれて
私カナダに来たばっかりって言ってんのに
カナディアンエクスペリエンス
カナダ的経験は何ですか?
って言われても
こんなもんあるかと思って
48:00
泣かばやけくそで
スケートだ!アイススケートやろ!
完璧じゃないかなと思って
アイススケートを
屋外にただのアイススケート場があったんですよ
だから
スケートグッズを買って
アイススケートリンクに立ったら
滑れないじゃないですか
初めてだし
立ってたら
ジャックっていう韓国からの
移民のおじいちゃんが来てくれて
ペンギンみたいに歩いたらいいんだよって
教えてくれて
ペンギンみたいに歩いてたら
いろんな方が声かけてくれて
平日だったので
平日が一番リンクが空いてるから
平日に練習しに行ってたんですけど
移民のおばあちゃんとかが
結構声かけてくれて
仲良くなったんですよね
みんな仲良くいるのに
喋らないんですよ英語を
パタコトの英語で
でも英語喋りたいんだって
言われて
何したいのって聞いたら
ティムホートンズっていうカナダのカフェがあるんですけど
そこでアイスカプチーノを
注文したいって
美味しそうだけど
みんな飲んで美味しそうなのに
自分は飲めないからそれを注文したいって言われて
あ、じゃあ難民とか移民の
高齢者の方に英語を
教えることができないかな
と思ってボランティアを
そこで始めて
やっていくうちに
面白いなと思って
大学院で勉強したいと思って
大学院に入ることにしました
今のカナダっていうの
経験みたいなところから
こんな深い話が
アイスケートが広がるの
思ってなかったんですけど
大学院に行ったら途中で
ドキュメンタリーの映画の
バイトがあったので
そちらに行って
今度は日本に行く
クルーを探してるみたいになって
面接受けて
そこから映像関係の仕事に
入る感じになって
はい、じゃあちょっと色々
お聞きしてきて正直ですね
私もすごい
やってるときからパワーは感じたんですけど
こんなにパワーのある方だとは
思ってなかったので
すごくびっくりしたところと
あと私は正直
すごくお話聞いてて
勇気というかやる気みたいなのが
湧いてくるような話がたくさん聞けたので
すごく楽しかったです
イクミさんの情熱が
結晶したというか
エマドノヒューの作品ですけど
これを日本に紹介してくれたっていうのが
イクミさんの情熱から
すごく感じたので
次週はこのまま星のせいにして
のあたりの話を深掘っていこうと
思っておりますので
ぜひ次週もよろしくお願いいたします
じゃあちょっと告知があるということで
吉田さんお願いします
星のせいにしてを読んで
もっとこれが知りたいなとか
裏話聞きたいなと思われる方
これネタバレがあるので
読まないと
結構なんだろうって思うかもしれないけど
千葉にある本屋ライトハウスさんが
51:00
文学ゼミという企画で
課題本に星のせいにしてを
選んでいただいています
第1回目はもう収録されていて
アーカイブ配信があります
今度6月5日日曜日の
12時から1時半まで
第2回目があります
これは第1回目に参加された方が
星のせいにしての
書評というかな
批評文を書いてくださって
私も書く予定です
それを発表してあれこれ
書評文を書いてくださった方が
本屋ライトハウスの
文学ゼミに
ぜひご参加ください
よろしくお願いします
おだしょー ありがとうございます
これ確かオンラインで
ズームでも配信するんで
別に幕張に行かなくても
見れるってことですよね
それ重要ポイントです
私とみーさん
実は1回目のアーカイブ
見させていただきまして
皆さんもぜひご興味あれば
見てみてください
もしくはいつか参加されてみても
いいんじゃないかなと思います
では次回お送りさせていただきたいと思います
次回はですね
吉田ゆくみさんのゲスト回
後編になります
星のせいにしていろいろ深掘っていきたいと思ってますので
お楽しみに
番組の最後になりますがサポーターというものを募集しております
こちら詳細内容は番組概要欄をご覧ください
番組の感想やリクエスト
またこのラジオを聞いて紹介された本を
読み返ししましたのでございましたら
ハッシュタグ空飛び猫たちをつけて
教えていただけると大変嬉しいです
ツイッターのインスタやDM
投稿などでお待ちしております
メッセージフォームも番組概要欄に載せておりますので
チェックしていただいても大丈夫です
この番組気に入っていただけましたら
積極的に拡散共有していただけると助かります
ではまた来週お楽しみに
ありがとうございました
52:50

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