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ここからは、地元の様々な方をゲストにお迎えして、お話を聞いていきます。
本日は、オリジナル絵本を制作されました、いせさき地にお住まいの高柳康子さんにお越しいただいています。高柳さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回、高柳さん、オリジナルの絵本を制作されたということですが、何かきっかけがあったのでしょうか。
年齢的なもので、ちょうど70歳になって、いろいろ自分が描いた童話を本にするというのは考えなかったのですが、
知っている人に聞いたところ、ある程度年齢になってそういうのをまとめる人がいるというお話を聞いたので、
あとは孫たちが若干成長して、それで少し自分の時間ができたということも大きな原因かなと思います。
小説というわけではなく、絵本を作ったというのが、お孫さんの存在だということですか。
そうですね。童話というのが基本になっているので、童話というのを作ってみて、話とかそういうのを孫とか小さい子どもに読んであげたいなと思っていて、
その童話が元ですね。絵本ではなかったんですね、最初。
なるほど。ではどのような内容なのか、タイトルとあらすじなど教えていただけますか。
タイトルは森のリック。あらすじというのは、天敵の多いコリスが1年間、春、夏、秋、冬と生き抜いていく様子を書いてみましたね。
リックが貢献する様子、季節ごととありましたけれども、中は細かいお話がたくさん集約されているのですか。
はい、そうなんですね。やっぱり最初は長かったんですけれども、私としては子どもさんに読んでもらいたいという気持ちもあったので、あまり長いと子どもだから飽きてしまうかなと思って短くしたんですね。
結局最終的には絵をたくさん書いてみて、絵本になったんですけど、最初は童話だったんですね。
なるほどね。1冊の中にどのくらいの話数入っているんですかね。
10です。10個です。
そうなんですね。ちょうど読み方なんかにも読み方しやすい長さのものと。
そうですね。
ありがとうございます。先ほど絵が入っているとおっしゃいましたけれども、絵本ということでたくさんの冊子がありますね。どなたが担当されているんですか。
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それは私です。
ご自身で描かれたんですね。どんなところが大変でしたか。
そうですね。最初はいろいろな表情とか、表情というか動き、それが絵に合わせるために、そういう絵がなかなかないけれども、やっぱりスマホで検索して、自分なりにちょっと創作、もちろんそれはそうなんですけど、創作してそれに近づけるのがちょっと大変でしたね。
なるほど。登場人物がリックがリスですよね。他にも登場人物が。
そうですね。やっぱりキツネですか。キツネ、あとはクマ、あとはタカですね。大体リスの天敵を登場させたんですね。それとそれぐらいかな。
いわば水彩画がメインなんですか。
そうですね。水彩で描いてみて、それでやっぱり孫のためによく色鉛筆とか、あとはカラーボールペンとか、そういう色鉛筆は主にあったんですね。
水彩も孫と絵を描いたりしてたまたまあって、水彩だと自分の思う色が出たので、ただ輪郭とかはカラーボールペン使ったり、あと塗り残しですね。塗り残しはやっぱり色鉛筆がすごく楽なんですね。
それで目はどうしても印象が強くなった方がいいので、サインペンの一番細いサインペンで目だけは全部そこ入れたんですね。そうじゃないとすごくあまりインパクトないんですよ。視線のインパクトがないんですね。
全体的にわーっとした色なんだけど、目だけはやっぱりサインペンのインクを入れてあげないと、やっぱりちょっと訴えるものがないかなと思って。絵全体がちょっとぼやけてしまった。
なるほど、形状を目で表すという。そうですね。ありがとうございます。ではお話の中で田間美さんのおすすめはどういったところでしょうか。これは本当に私が進めたいのは最初の枝渡りのところです。
はい。リスの場合、生まれて少し少し動けるようになったら、まず枝から枝に渡る練習をすごくするんですね。それがやっぱりリスのすごい特徴だと思うんですよ。多分リスはそうやって枝を渡っていかないと自分の餌を取れないから、それをお母さんがすごく教えるんですね。
それはだから、私は書いたつもりなんです。そこはちょっと読んでもらえて、ピンと来ないと思うんですけどね。そこはやっぱり私のおすすめです。なるほど。突き抜くために一番必要なところということですね。そうですね。こうやってね、取りに行かなきゃいけないから。なるほど。ありがとうございます。さて、オリジナル絵本森のりく、英語版でも出版されたと聞きました。はい。こちらご自身で翻訳されたんですか。
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そうですね。ほとんどスマホのグーグル翻訳のウェブページっていうのを娘に送ってもらって、それで日本語を入力して、そして変換すると英語が出てくるんです。ほぼ9割、そのグーグル翻訳のお力を借りてやりました。ご自身でされたんですね。
そうですね。
日本語版と英語版というのは現在販売されているんですか。
はい。販売しています。1冊1000円で。
申し込みについてはどうすればいいでしょうか。
そうですね。私の携帯番号の方に直接お電話くだされば、お近くの方ならお届けしますし、もし遠くの方ならば郵送して、代金は現金かきとめていただいてます。いただいたら領収書また別方でお送りです。そういうシステムにしています。
わかりました。図書館などでも読むことができるんですか。
できます。県立図書館と伊勢崎市立図書館に貸し出し用としてあります。
わかりました。皆さんぜひご覧になってみてください。
そうですね。
では絵本を通してどんなことを伝えたいですか。
そうですね。生き抜くことっていうのがやっぱりすごく難しい。あとものすごく食べ物の大事さ。
なるほど。
それをやっぱりすごく伝えたいですね。
そうですね。小さいお子さんにとって最低限のところと言いますか、必要なこと。
そうですね。まだわかんないと思いますけど、今世の中豊かなのでわからないと思うけれども、やっぱりそれが一番大事かなと思いますね。食べ物。
食べ物ですね。
これを見て食べ物を大事にするとか、完食するとか、食べた後のお皿をきれいにしようかなということにつながってくれたらすごくいいですよね。
そうですよね。
ありがとうございます。さあでは今後もオリジナル絵本を制作する予定というのはあるのでしょうか。
あります。
どのような内容かはもう決まっているんですか。
もうできているんですけども、森の陸の中でお猿さんをちょっと悪い猿登場させちゃったんで。
そうなんですね。悪い猿。
その猿の汚名を注ぐために今度は猿山のモンタという心優しい男の小猿を主人公に描いてみました。
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そうなんですね。ここまでたくさんのお話を伺ってまいりました。最後になりますから次の場合の皆さんにメッセージをお願いします。
人間も動物も生き抜くことは難しいという大前提のもとで、その日その日にできることをしてほしいという気持ちですね。
大前提が要するに生き抜くことは難しいという大前提があって簡単なことではない。
人間は天敵とはいないけど、病気になったり交通事故になったり、いつも死に直面しているわけです。
だからそこらへん、その日その日毎日毎日できることをやるというのが大事かなと思って。漠然としたことですけれども。
そういうことですね。
本日はオリジナル絵本を贅沢されました一作家にお住まいの高谷中康子さんにお話を伺いました。どうもありがとうございました。
ありがとうございました。