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ここからは、いせたまボイスのコーナー。地元の様々な方をゲストにお迎えしまして、お話を聞いていきます。
本日は、いせさきの実行委員会会長の斎藤さんと同じく、いせさきの実行委員会事務局長の勅使川原さんにお越しいただきました。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いいたします。
本日は、いせさき市誕生20周年記念事業「第十六回いせさき能 新春のつどい」についてお話を伺いたいと思います。
まず、今回の講演の概要について、事務局長の勅使川原さん、お願いいたします。
先ほど、いせさき市誕生20周年記念ということがありましたが、実は、いせさき能実行委員会も、新市誕生の合併がきっかけとなりまして、
「伊勢崎でお能を」ということで結成されました。
第一回のお能の上演は、合併の翌年、平成18年1月から始まったんです。
能は敷居が高いとかわからないという方が多くいらっしゃるかと思いますが、
いせさき能では、優しい学習会、わかりやすい鑑賞会というテーマで、
初めての方でもわかりやすいように事前学習会や丁寧な解説を取り組んでおります。
能の上演をして、そういった形で16回を数えました。
はい、ありがとうございます。
本当にもう、能を身近に感じてもらおうということで行われたということで、
そして20周年、いせさき誕生といせさき能20周年ということで、
その20周年が重なって行われるということですね。
はい、ありがとうございます。
では続いてなんですけど、こちら行われる会場と日時を教えてください。
はい、会場は人材派遣ワイズコーポレーション境総合文化センターの大ホールです。
日時は2025年、令和7年1月5日日曜日午後1時30分開演となります。
はい、ありがとうございます。
では続いてなんですけども、上演される作品の内容を教えてください。
まず神歌ですが、とても神聖な曲です。
能にして能にあらずと言われるくらいで、天下泰平、国土安穏という平和とか、
五穀豊穣とかそういった祈りの歌いです。
「シテ」と言われる翁の歌いをする方なんですが、
梅若志長さんという方で、梅若万三郎さんのお孫さんにあたる方です。
まだ20代なんですが、とても将来が期待される方です。
またこの梅若志長さんが「高砂」を謡ってみようというコーナーも披露していただけます。
このおめでたい高砂という曲を皆さんと一緒に歌って新年をことほぎましょう。
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次の仕舞「高砂」ですが、梅若泰志さんが舞います。
松のめでたさと永遠の幸福をことほぐ曲で、昔は結婚式でもよく歌われました。
次の姉妹「新皇将門」ですが、令和5年10月に第15回いせさき能で上演された新作、新しいお能です。
歴史上の人物、平将門が群馬の総社神社の巫女によって新皇という位を授かり、
赤城山の大沼の竜神が出てきて将門を祝福するとともに、伊勢崎の倭文明神とともに群馬で養蚕を盛んにするように桑の葉と繭を与えるところを舞います。
また、狂言の「昆布売」ですが、大名と通りすがりの昆布売、昆布を売る人の立場が逆転するという面白い曲です。
奥津健太郎さん、健一郎さんの親子の共演です。
能「二人静」は1月7日の七草がゆって、よくやりますよね。
その神事を奈良県の吉野の勝手神社の神託を受けた女性、里女に源義経の愛人静御前の霊が取り付いて静の舞を舞うというものです。
加藤眞悟先生がこのシテを舞いますが、加藤先生は伊勢崎教育アンバサダーで、長年、伊勢崎市内の小中学校のお子さんたちに能を教えている先生です。
また、ツレのお役をします梅若紀佳さんですが、梅若万三郎さんのお孫さんで、20代の若い女性ですが、その若い女流能楽師とベテランの加藤先生のお二人が舞いを舞います。
脇は安田登さんという方ですが、「NHKの100分で名著」の講師でも有名な方です。
ありがとうございます。内容盛りだくさんの上演でございますね。
そして本当に群馬県にゆかりのある方々、そして群馬県を舞台にした講演が行われるということですね。
では続いてなんですけども、いせさき能実行委員会会長の斎藤さんにお聞きしたいと思います。
今回の見どころを教えてください。
盛りだくさんで楽しみでございます。
でも聞いたことがないこと、この若い後継ぎの志長さんが歌ってくださる神歌、これは神聖でありながら大変おめでたい歌で、あまり一般的には聞かれないものなのです。
なのでそれがすごく楽しみです。
それから新春にふさわしい「高砂」を謡ってみよう。
これはね皆さんの参加型です。皆さんが歌っていただくんですね。
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これも楽しみです。
それから「新皇将門」の、これは新作能なんですが、今回の伊勢崎のが初上演です。
この仕舞を加藤先生が待っていただきます。
これもゆかりのあるものなのでお楽しみください。
はいありがとうございます。
続いてなんですけど、観覧にあたっての注意点などありましたら、では手柄さん教えてください。
はい、能は静かに上演されるものです。
携帯電話の着信音ですかね。
あとスマートフォンのピッピーとかそういった電子機器は、電源を切りいただくかマナーモードにしていただきたいですね。
周りのお客様にご迷惑となってしまいますので、くれぐれもよろしくお願いいたします。
はいわかりました。ありがとうございます。
ではそれでは最後になってしまうんですけども、ラジオをお聴きの皆様にメッセージをお願いいたします。
会長の斎藤さんお願いします。
はい、新しい年を迎えて新しいことに挑戦。
伊勢崎の新春の集いを見ていただき、心豊かな1年にしましょう。
どうぞお出かけくださいませ。
はいありがとうございます。
それでは本日はですね、伊勢崎市誕生20周年記念事業「第十六回 いせさき能 新春の集い」について、
伊勢崎の実行委員会会長の斎藤さんと同じく伊勢崎の実行委員会事務局長の勅使川原さんにお話をお伺いしました。
ありがとうございました。
どうもありがとうございました。