アートプロジェクトの紹介
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
毎朝更新している、声の日記です。今日も最後までお付き合いください。
本題の前に、昨日は夕方、花火の音が聞こえたので、どこで鳴っているのかなと思って見渡したら、近くの高校でした。
ちょっとローカルネタになりますが、金橋農業高校の学校祭の前夜祭だそうです。
ということで、今日が学校祭、本番ということなんでしょうね。
私は花火鑑賞士なので、つい、「わあ、きれいだなあ。」じゃなくて、
この花火は、どこの花火屋さんがあげているのかな、というのをまずチェックして、
あとは、何号玉が中心にあがっているのかな、ということも見たりします。
昨日は2.5号玉が中心、まあ住宅街だからしょうがないですよね。
あと、業者はおそらくですけれども、北日本花火工業だったんじゃないかなと思います。
さて、本題なんですが、昨日はアートプロジェクトを見に行ってきました。
テレビとラジオの取材が入っていて、テレビについてはネットニュースにもなっていますので、概要欄にリンクを貼っておきます。
ぜひご覧ください。
そのリンクについては、おそらく早々に切れてしまうと思うので、ぜひお早めにご覧いただければと思います。
秋田県はどんどん人口が減っていて、特に児童生徒の数は年々減っています。
並行になる学校、今年6校あるそうです。
そのうちの1校、片上市の東湖小学校に昨日は行ってきました。
来月は儀式として並行式が行われますが、それに先立って子どもたちとアートプロジェクトを進めてきていました。
学校のシンボルはきばなコスモスで、学校の周辺にはきばなが咲き誇っているんですが、
先月は秋田杉の天井板の廃材にその絵を描くというそういうプロジェクトがありました。
卒業生や地域の方々も参加して、たくさんのアートが生まれました。
その天井板のアート、それを使ってきばなストリートを学校に作るという壮大なプロジェクトでして、
先月皆さんが絵を描いていたそれが一体どんな風になっているんだろうということも見に行きたかったですし、
今回は6年生がペンキアートに取り組んだんです。
学校の外の壁面だったので天気も心配したんですけど、天気は本当に恵まれました。
このアート全般を監修したのが、私のいとこのマキ・カホリ、グラフィックアーティストとアートディレクター、セットデザイナーのミナミ・シホさんです。
子どもたちの成長
ということで私はお仕事ではないんですけれども、勝手に2人の記録係として出かけていって、それも学校に許可をしていただいて、
そして2人の姿をずっと撮るっていうことを中心にやってきました。
それは先月の時もそうだったんですけど、全部彼女たちの2人の様子をずっと撮ったんですね。
第1戦で活躍している彼女たちですけれども、本当に物越し柔らかで、それが一流っていう姿なのかなとも思うんですけれども、子どもたちもすぐに打ち解けてました。
全部で3時間ぐらいアートをやったんですけど、その間1回乾かす時間があったんですね。
40分ぐらい時間をとったでしょうか。その40分の間に子どもたちがゆっくりしてるんですけれども、ゆっくりする中で子どもたち同士、
ああいうふうに進めていったらいいんじゃないかとか、こういうふうなのはダメだと思うよというような自発的な話し合いが行われたみたいなんですね。
結果休憩を挟んだ後半のアートは、何ていうかチームで動いている感じがあるんですよ。
前半は自分と筆とペンキと壁みたいな、その関係性だけでアートをやっていたんですけど、もちろんそれもそれで一つだとは思いますけれども、後半は、
なんか黄色の人をちょっと黄色どこにあるとか、青ちょっと持ってきてとか、みんなで声を掛け合ってなんか一つのものを作ろうみたいな、そういう流れになっていったのが本当に素敵で、
これは卒業しても、そして学校が閉校になっても、この経験ってかけがえのないものになるだろうなって思いました。
ニュースはこんなふうに結ばれています。
この学校で過ごせるのもあと半年足らず。
また一つ思い出を増やしました。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。