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2024-11-29 06:11

【0910】2024/11/29 くもりのち晴れの集い

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2024/11/29

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おはようございます。花火鑑賞師、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
今日も最後までお付き合いください。 昨日は、秋田県内の気象予報士の会がありました。
現在、秋田県内の気象予報士は64名います。 男女比は公表されてないんですが、気象庁のサイト上で64という数字が公表されています。
ちなみに現在、全体数としては1万2771名の気象予報士がいます。 そのうち男性が1万919名、女性が1852名です。
圧倒的に男性が多いです。 気象予報士とは何かと言いますと、簡単に言いますとね、専門知識を使って天気予報を行う資格を持つ人のことなんです。
この資格は国家資格ですから、資格を持っていない人は天気予報を行うことができないです。
そりゃそうですよね。いたずらに天気を、例えばすごい雨が降るよとか言っちゃうと、いろんな混乱が出てきちゃいますから、そこはやっぱり専門的な人が行うということが必要になってきます。
ちゃんと法律としても気象業務法という法律があって、その法律に基づいて認定されているんです。
気象庁のデータを使って天気予報を行ったりとか、災害が発生しそうな時にはそのリスクを伝えるというのが主な役割となっています。
伝えると言ってもイコールキャスターということではありません。資格を生かして仕事をしようということになれば、気象業務会社に就職するという形になると思います。
気象業務会社は何をしているかというと、行政だったり企業だったりに対して、降水の有無だったり、風の様子、波の様子を提示していきます。
風であれば、例えば工事現場で今日は工事ができるだろうかとか、気温に対しては今日熱中症はどうなんだろうかとか、波の様子であれば今日船が出せるんだろうかとか、
そういう情報を出していくのが気象業務会社だったりするんですね。そこに就職しているっていうことが気象予報士の資格を一番活かせる場所ということになるんだろうと思います。
なので一緒に働いている人でもなければ、気象予報士有資格者ということで言うと何もつながりがないんですね。
横のつながりは全くなくて、現在秋田県には64名の気象予報士がいるというデータはありながら全く知らないんです。
今回なぜ声がかかったのかと言いますと、私が3時間半のラジオの生放送をやっていた時代に共演した気象予報士さんがいたからなんです。
その方から声がかかりました。3時間半の生放送の中で2回気象情報のコーナーがあって、そのコーナーでは気象予報士に電話をつないで気象解説をしてもらう、そういうコーナーだったんです。
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電話越しですから私もお顔は知らなかったんですけど、その後私自身が気象予報士になった時に気象会社に訪ねていって、ちゃんと面と向かってご挨拶をさせてもらった。
そこからスタートして、今回こういう会が実現しました。今回はあまり人数は多くなかったんですが、皆さん気象予報士の資格を生かしたお仕事をなさっていらっしゃる方ばかりでした。
現役のキャスターもいましたし、気象業務会社の社長さんもいたし、防災関連の役所の方もいました。
私は今気象業務に携わっているわけではないですし、担当しているラジオ番組で気象解説をするわけではないので、ちゃんと気象予報士の資格で収入を得ている人たちの話ってすっごく面白かったです。
そして昨日行ったお店っていうのがすごく面白くて、秋田市内にあるお店なんですけど、くもりのち晴れっていうお店でした。
かんじさんの話によると、かんじさんも行ったことがないお店だったようなんですが、このお店の名前で決めたと言ってました。
気象予報士が集うにはとてもいい名前ですよね。そしてこの名前、どうしてこの名前なんですかってお話を聞きましたら、お店の方はこう言ってました。
もしもこのお店に入ってくる時に心が沈んでいて曇り空だったとしても、ここで美味しいものを食べて、そしてお帰りになる時には晴れていてほしい。そんな願いを込めたんですってお話をしていました。
お料理も本当に美味しかったです。私が気象予報士になろうと思ったきっかけっていうのは、やっぱりラジオをやっていたからということなんです。
ラジオでニュースや天気、交通情報などをお伝えして、報道職の強い番組をしていたんですけど、爆弾低気圧だったりとか、東日本大震災だったりとか、あと大雪だったりとか、そこを伝えてくる中で、私が気象予報士だっていうその資格を持っていると、もっと皆さんに説得力のある形でお伝えできるだろうなって思ったからなんです。
現在その立場にはありませんので、気象解説をする場面は残念ながら自分は持ち合わせてないんですが、だからこそ動画を作ってるっていうことでもあるんですけどね。
その気象予報士を取得をしようと思ったきっかけから考えると、台風とか大雨とか大雪とか、天気図を見て予想を立てて情報を提供していくことで、命を守る役割を担いたいという気持ちだったなと。
そういう自分の気持ちを確認できるような回になったなと。そんな時間だったなって思います。
これをきっかけにまた繋がりができましたので、さらに情報交換をして、私も自分自身のスキルアップにつなげていきたいなと思いました。
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この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。ではまた明日。
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