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おはようございます、鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
司会やナレーションを通じて、日々感じたことなどを語る声の日記です。 日本の秋田県から毎朝更新しています。
昨日は、第38回日本海洋上花火大会を観覧してきました。 秋田県の百合本城市での打ち上げ花火です。
その他に、昨日は県の北部では第20回港祭野城の花火、 県の南部では第21回横手の全国先行花火大会だったんですね。
日本海洋上花火には、今回初めて行きました。 お昼過ぎまでかなりまとまった雨になったんですが、午後は次第に晴れてきました。
いつか行ってみたいと思っていた花火だったので、ようやく行けて嬉しかったです。 どうしてこれまで行けなかったかと言いますと、
野城の花火が毎年同じ日に行われていたからなんですね。 野城の花火で、私ずっとナビゲーターと解説をしてきましたので、他の花火に行けなかったんですね。
コロナ禍のサプライズ花火期間も合わせて20年間行くことができませんでした。 今年は初めて野城じゃない場所に行けました。
雨も降った時間帯はあったんですけれども、小雨レベルだったんですね。 ですから気になりませんでした。
上下とも私はシャカシャカの運動着を着ていきました。 本格的な雨は降らないだろうなぁと踏んでいたので、ポンチョとかレインパンツは持っても行きませんでした。
ただ折りたたみ傘を持って行ったので、小雨の時間帯は折りたたみ傘を足元に使いました。
上半身は気になる感じではなかったし、帽子をかぶって行ったら全く問題なかったです。 それぐらい小雨だったっていうことなんですね。
ただずっと雨の予報だったんですよね。 多分3日ぐらい前に見た資料でも、やはり
バイオ前線が北上するのに伴って、この辺も雨降っちゃうよなぁとも思っていました。
ただそれが前線は北上はしているんですけれども、ちょっと傾きが変わったんですね。 前線が東西に伸びているんじゃなくて、ちょっと角度がついたんです。
それによって雨が降る、まとまった雨が降る時間帯がずれたんですね。 雨が降ったとしてもそれなりに花火観覧はするんですが、雨は降らない方が嬉しいですよね。
雨が降るってことは雲がありますので、花火が見えづらくなったりすることがあるんですね。
それはやっぱり雨が降らない方がいいし、風は程よく吹いていた方がいいし、というような良い条件って、観覧の良い条件っていうのはもちろんありますので、その方が嬉しいわけですよね。
今回はまあ小雨で ok だったということと、途中ちょっと雲が立ち込めたんですけれども、それもちょっとだけ待っていたら風がいい具合に吹いて、
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見えない花火玉は7号玉1つだけだったと思います。 花火屋さんともご挨拶できました。
打ち上げ前の時間帯っていうのは、やっぱり花火屋さんもナーバスになっていることもありますので、私の方から近づいてはいかなかったんですが、ちょうど観覧席の方に歩いていらっしゃったのでご挨拶ができました。
北日本花火工業の根野社長とは、もう22年来のお付き合いなんですね。 来月は一緒に秋田市の花火でお仕事をしますので、ちょっとだけそのことについてもお話しすることができました。
もちろん実行委員会の方々も含めての打ち合わせっていう場はあるので、その時にちゃんと打ち合わせはするんですけれども、その前にご挨拶ができたのは良かったことです。
さてこの日本海洋上花火ですが、日野駅いわきという場所が会場になっています。まさにそこに海が広がっているという、そんな場所でした。
海に向かって砂浜が観覧席なんです。 海の上で打ち上がる花火は面白いなぁと思いました。
野岡でローカルな雰囲気の花火大会ではありましたが、尺玉の打ち上げが可能なロケーションだというのもとっても嬉しいポイントです。
ものすごくポテンシャルを感じる打ち上げ環境だなと思いました。 尺玉っていうのは十五玉とも言いますけれど、全国花火競技大会の標準玉です。
バスケットボール台の大きさの花火玉で、打ち上がると東京タワーぐらいまで上がります。上空330メートルです。
花火は火薬ですから、水平方向にも安全保安距離って言うんですけれどもね、330メートル離れている必要があるんです。
そこに人がいてはいけません。 ということで市街地ですとそこに人が住んでいたりするわけですから、
330メートルを四方八方に保安距離が確保できるかっていったらできない街が多いんですね。
ですから十五玉が打ち上がる現場ってすっごく嬉しい現場でもあるんですよね。 秋田市でも残念ながら十五玉、尺玉は上がりません。
最高が八五玉なんですね。ちょっとだけ小さいです。 八五でもね、相当大きいんですけどね。
ちなみに東京・墨田川はどうかというと最高で五五玉しか上がりません。
火薬の量は五五玉の場合はおよそ200グラム、尺玉でおよそ1キロですから、火薬量が違いすぎますよね。
全く違うレベルで打ち上げが行われるということなんです。ということは尺玉って音も違いますし、光の量が違うということがわかっていただけるんじゃないかなと思います。
ですから、この尺玉が打ち上げられる現場だということを知って、もう一人ニヤニヤしながら尺玉2発上がったんですけど、それを見ていました。
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まだまだ観覧席に余裕がありましたし、帰りもスムーズに帰ってこられましたし、おすすめな花火大会だなと思いました。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。 ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。