勉強会の概要と参加者
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。毎朝更新している声の日記です。今日も最後までお付き合いください。
昨日は、気象防災アドバイザー推進ネットワークの勉強会でした。
気象防災アドバイザー推進ネットワークというものがどうやら気象庁の中にできたらしいということで、今回はその最初の勉強会でした。
私は気象防災アドバイザーの2期生なんです。平成29年に最初の気象防災アドバイザーが生まれました。
その後ずーっと募集がなくって、令和4年に久しぶりに募集が行われたんです。
その時はコロナを経てオンラインでも受講できるようになりました。
私はその令和4年組の一人です。平成29年の時は気象庁でのみリアルで講座が行われましたので、首都圏の方が中心だったんですけど、
その他には地方からは、例えば北海道だったり九州だったりからは毎週通って気象庁で講座を受けていたということでした。
令和4年以降はもうオンラインで行われていて、令和5年組、そして今年度、令和6年組もこの後誕生します。
令和7年もどうやら募集が行われるということで、気象庁としては気象防災アドバイザーをたくさん生み出しているという状況になっています。
気象防災アドバイザーは気象も防災も体系的に学んだ人ということで、気象予報士あるいは気象庁のOBが一定の要件を満たして移植を受けるというもので、
例えば大雨が降った時にどのタイミングで避難を指示するのか、避難情報をどうするのかについて天気を読むことができる、
気象についてわかるということで避難情報のタイミングも含めてアドバイスができる人のことなんです。
第一期生が平成29年ですからまだ10年経っていないんですね。
そして間が空いて3年目ということなのでまだまだ周知されていないんですね。
というわけでこの推進ネットワークの勉強会ではこれまでどういう活動をしてきたのかというような意見交換が行われました。
現在気象防災アドバイザーは気象予報士と気象庁のOB合わせて273名おります。
そのうちの昨日は81名が参加しました。
さらに各地方気象台が傍聴しているということで人数的にはズーム101名という数字が出ていました。
防災気象情報の整理
意見交換もそうなんですが気象庁からの防災気象情報に関する最新の情報も聞くことができました。
それは気象関係もそうですし地震火山についても情報がありました。
最新の防災気象情報については去年の6月19日747回の放送の中でもお話をしています。
気象関係についてはそのままだったのでそんなに私には新しい情報はなかったんですけど
地震火山については気象とはちょっと違うこと地震のことなんですけれども
それについてもお話を聞くことができてまた防災講座なんかにも活かしていけるなって思いました。
747回の少しおさらいをしますとこれまで防災気象情報っていうのは何か大きな災害がありますと
その都度こういう情報を出したらいいんじゃないかああいう情報を出したらいいんじゃないかといって
次はぎ次はぎで情報が発表されてきたところがあるんですね。
なので名前がバラバラなんですよ。
顕著な大雨に関する気象情報記録的短時間大雨情報
竜巻注意情報土砂災害警戒情報指定河川洪水予報水位到達情報
これが例えばこういう情報出されましたよって言っても何のことやらってわからないですよねパッとは。
これが相当シンプルに整理されます。
大きく速報と解説の2つに分かれます。
これだけまずは覚えておけばいいと思います。
2つしかないんですよ。
速報こうなってるよこうなるよっていうこと。
それから解説については具体的にこういう状況になってますよというそういう内容になります。
運用は令和8年と言っていたので来年のことなんですけどね。
なかなか法律って改正するのに時間がかかるものだなと思います。
この後気象庁や国土交通省が最終的な調整を行うんだと思うんですけど早く切り替わってほしいなって思います。
いずれ今回こうやって勉強会が全体で行われたっていうのは非常にいい機会でした。
同期以外の方のお顔が見られたっていうことだったりあとはグループで意見交換をしたんですけど
その時やっぱり東北のグループで意見交換をしたのでとってもいい機会になりました。
秋田には私が令和4年組で令和5年組が3人いるんですね。
全体で4名いるんですけど昨日は私も含めて3人が出席しました。
初めてお目にかかる方もいたのでそれは本当にいい機会だったなと思います。
これから横のつながりも大切にしながら活動をしていきたいなと思います。
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それではまた明日。
