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2024-04-15 06:06

【0682】2024/04/15 木のスプーンが食事を最上級にする

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2024/04/15

🟣木のスプーンTOUGEI

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おはようございます、鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
司会やナレーションを通じて、日々感じたことなどを語る声の日記です。
日本の秋田県から毎朝更新しています。
今日は、どうやら夏日になるところが多いようです。
朝晩と日中の気温の差が大きいようですから、
服装でうまく調節しながら、今日一日を乗り切りたいものです。
さて、昨日はですね、私は同業者の方のお宅に招かれて出かけていきました。
具体的には、司会のお仲間なんですが、夕食にはタイ風カレーを、
そしてデザートにはプリンを作ってくれて待っていてくれました。
タイ風カレーは、タイカレーじゃなくてタイ風カレーなんですね。
カレーペーストもココナッツミルクも使うことなく、
なんとキムチと豆乳を使って作っていました。
でもちゃんとタイカレーの味わいだったので、本当にびっくりしました。
タイカレー私大好きなんですよ。
でもカレーペーストとココナッツミルクを揃えるっていうのはちょっと手間だなと思って、
もううちでは久しく作ったことがなかったんですが、
キムチと豆乳で代用できるなんて言ったら本当に驚きました。
そして具はチキンと、あとはオクラが入っていました。
これもなんか新しいなって思ったんですね。
オクラは日本では季節ではありませんから、これは本当にタイ産のものを使っているということでした。
そして器がまた素敵だったんですよ。
正方形の木のプレート、木製のプレートでした。
そしてプリンです。
牛乳と卵だけじゃなくてちょっと生クリームを入れてくれていて、リッチな味わいだったんですね。
瓶に作って冷やしていてくれたので、その瓶ごと食べていくんですけど、
さらに出てきたのがデザートスプーンなんですよ。
デザートを食べるのに適した形を追求した木製のスプーンだそうです。
材質は木なんですね。
これがもう最大の特徴なんです。
金属とかガラスとかよりも軽いですし、
あとやっぱり木って優しい感じがするんですよね。
じゃあどうしてデザートに適しているのかっていうと、
熱が伝わりにくいので冷たいものもOKなんですね。
もちろん暑いものもOKです。
あとなんとも言えない曲線が美しいですね。
スクー部分ってありますよね。スプーンのスクー部分が本当に薄いんですよ。
薄いですから、口からぴゅっと抜いたときにスプーンの上に食品が残りにくい。
もう美しくいただけるんですよ。
それから薄いっていうことは、スプーンを口から抜くときのなんとも気持ちのいい口の感じっていうか、
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分かりますかね?なんか抜け感っていうか、そういうのもすごく良かったですね。
なんとも感じたことのない感覚でした。
さっきも言ったんですけど、食品残りにくいですから洗いやすさもあります。
なんか手に馴染む形なのも、贅沢な時間の演出にひと役買ってくれている気がしました。
熱が伝わりにくいので、暑いものもOKなんですよね。
そうであれば赤ちゃんの離乳食だとか、子供用のスプーンもいいですし、
あと私は猫舌なんですけど、お粥もいいなって思います。
お粥をうっかり金属のスプーンで食べたら大変なことになるんですよ。
でも木のスプーンならいいですよね。
この木のスプーンのメーカー、木の陶芸のサイトで書かれていた言葉をご紹介します。
始まりは一本の木のスプーンからでした。
陶芸の木製食器は創設者の一本の木のスプーンに対する探求心からスタートしました。
それはおよそ40年ほど前のこと、旅先で購入したプラスティックのスプーンを
自宅でカレーライスを食べるのに使用した時のことです。
子供たちがいつも以上においしく食べたと言います。
もともと生物学を生業としていたこともあり、
これが木であれば、もっともっとおいしく楽しい食事の時間となるのではないかと考え始めました。
研究が進みようやくできた木のスプーンの試作でも、
金属独特の味や歯に当たった時の感触などない、
口当たりのいい自然な滑らかさとぬくもり、
幸せな気持ちをより一層感じることができる食事の時間を楽しむことができることを実感したのです。
その当時からわずかながら木のスプーンはありましたが、
手作りの工芸品や高級品であり普及はしていませんでしたから、
これを何としても気軽に家族分を用意できるような存在に押し上げ、
一人でも多くの人にこの感動を味わっていただき、
幸せな食事の時間を過ごしてもらうという思いに突き動かされ、
今日の陶芸があります。
私たち陶芸は創設者よりその思いを受け継ぎ、
より良い製品作りとその普及に努めてまいります。
と言うんですね。本当にこのスプーンでいただいて明らかに味が違う気がしました。
今まではスプーンに味を邪魔されていたんだなって、そんな風にも思えてきます。
美しさと素朴さと、なんていうのか、あとぬくもりみたいなものを感じながらいただくっていうと、
食事も本当に美味しかったし、会話も弾みました。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
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ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。
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