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2024-03-23 04:56

【0659】2024/03/23 準備が整ったらやる 一生やらない

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2024/03/23

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おはようございます、鶴岡慶子です。 この配信では花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
司会やナレーションを通じて日々感じたことなどを語る声の日記です。 日本の秋田県から毎朝更新しています。昨日、こんな電話がかかってきました。
そのプロジェクトはぜひやりたい。だけど、体制を整えてから始めたい。 なので予定を延期したい。
こんな電話だったんです。 私の回答はこうです。予定は延期しません。
準備は始めながらやっていく。こんなふうに回答しました。 準備万端になってから動き出すという、こういう思考のほとんどの場合はうまくいきません。
こういうのは思い立ったら吉日で、とにかくやるとなればすぐにやってしまった方がいいんですよね。
やりたいというふうに思っているんだったら、やるべきなんです。 やるかやらないかではなく、やるかすぐやるかどちらかだと思うんです。
やっていけば準備も急速に進んでいきますし、もっと言うと、どんな準備が必要なのかも、やりだして初めてわかることの方が実は多いようにも思います。
準備が整う、体制が整うというのは、なんともまやかしワードだと私は思います。 やらない言い訳として最もらしくないですか。
この場合、何をもって準備が整った、体制が整ったと判断するのか。 そして、いつになったら準備は整うんでしょうか。体制はいつになったら整うんでしょうか。
そう思ったら、そんな日は一生来ない気がします。
そのやりたいとなったプロジェクト、本格指導するためには、今、会社としてのルーティンを変えたりとか、部署の編成を変えたりとか、大がかりになりそうだなぁということは漠然とわかっているんです。
なので、準備するのもまた怖いと思うんですよ。たくさんやることがあるような気がする。
そうやって構想だけ立てていても何にも生まれませんし、例えばですよ、アマゾンで買い物してみたいというふうに思ったんだったら、まずはアカウント、IDを作ってしまうんです。
まず作るところ、やってみませんかっていうことなんですよね。
似ている言葉に、行けたら行きますっていうのもあります。よく言いませんか。よく聞きませんかっていうことですかね。
何かを約束するときに、行けたら行きますっていう人。これもまやかしワードだと私は思います。似てるんじゃないでしょうか。
行けたらって、これ行けるようにはなりませんよね。
もっとも私、総議士会をしていますので、前日の夕方まで予定が立たないっていうこともあります。
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そういう時はちゃんとそういうふうに言っています。行けたら行くじゃなくて、前日の夕方に改めて返事をしますとか、最終決定をしますとかですね。
準備が整ったらやる。体制が整ったらやる。
整う日は一生やってこないというお話なんですけれども、準備がダメだと言っているわけではありません。
私が司会の仕事をするときには、準備を十分にすることをとても大事にしています。
この配信の中でも何度かお話をしていることではあるんですけど、事前準備でそのイベントが成功するかどうかって大きく変わりますので、準備は大事です。
段取り8部、仕事2部とも言いますよね。
準備がダメなんじゃなくて、準備ができたらやる、体制が整ったらやると言っているその思考がNGなんです。
準備ができないとやらないことを案に正当化しているとも思います。
無意識にやらない言い訳をしているんじゃないかなっていう気もします。
ちょっと強い言葉で言いますが、こうやってやらない言い訳をする人たちは一体いつやるんでしょうか。
いつになってもやりません。
永遠に準備をしていては一生成果にたどり着くことはありません。
やりたいなと思ったこと、それからやった方がいいよなって思ったこと、それはいつかやろうではなく、今すぐ小さく始めるというそんな考え方に切り替えたいものだなと思います。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。
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