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2023-03-21 06:01

【0291】2023/03/21 掃除のちから

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2023/03/21
▶︎上甲晃「志のみ持参」
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おはようございます、鶴岡慶子です。
この配信では、司会やナレーションを通じて日々感じたことなどをお話ししています。
日本の秋田県から毎朝発信しています。
お彼岸の入りだった3月18日、秋田県では、昼の長さが夜の長さよりも長くなりました。
春分の日が昼と夜の長さがちょうど同じくらいになる頃ということで、24世紀の一つではあるんですが、
細かく見ていきますと、秋田の場合は、18日の時点で昼の長さが12時間1分54秒となりました。
ということで、昼の長さが夜の長さよりも長くなったのが18日であったということです。
うちでは、19日にお墓参りに行ってきました。
かつて実家だったところは、昨年手放したので、もう私たちのものではないんですけれど、
お墓はそこの近くにあるんですね。
今住んでいるところとはちょっと遠いところにあります。
もうそこになかなか足を踏み入れることがないんですけれど、
といっても年に1回のそこの花火大会の司会はしているんですけれど、
それはゴールデンウィークなので、まもなく準備が始まろうかというところです。
それはそれとして、この春彼岸、そしてもう1個前の秋彼岸の時から、
実家が私たちのものじゃない状態でお墓参りがスタートしました。
そこに実家があった時には、そこにすべての墓参の道具があったんです。
例えば水桶であるとか、ろうそくであるとか、線香であるとか、そこにあったんですけれども、
今は全部持参していくんですよね。
その時にやっぱり水桶に水をたっぷんたっぷんっていうわけにいきませんので、
結局ペットボトル2リットルを2本持っていくっていう感じになっています。
そこに実家がもうありませんので、気持ちもちょっと離れたんですよね。
お墓参りに行って、お墓参りに行って、お墓参りに行って、お墓参りに行って、
お墓参りに行くのに、ちょっと心のハードルがあります。
気合を入れないと、なかなか行くっていう感じにならないんです。
ただ、行かないでいるのも気になるので、結局天気のいい日、
そして私の葬儀の司会が入らないという時に、
見計らって、じゃあ今日だっていうので、19日行ってきました。
葉っぱがいっぱい散らばっていて、それをお掃除するんですけれど、
お掃除して本当にきれいになった時には、
心がスッとするんですよね。
掃除の力って、ものすごく心も掃除されるんだなって思いました。
体の中を爽やかな風がスッと通り抜けていくような、スッとした気持ちになるのって、
これ初めての感覚じゃないんですよね。
やっぱり掃除をして、拭き掃除をして、窓をガッと開けて、
掃除をした後っていうのは、こういう気持ちになるよなっていう、
この感覚って何度も味わってきたなって思うんです。
掃除って、雑用と言えば雑用と言えるかもしれないんですが、
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これをなさなければ、次の仕事に向かえないっていうことも、またあると思うんです。
まさに、雑用という用はないということなんです。
雑用という用はない。
これ、松下成形塾の初代学長だった、
上甲明さんの講演を聞きに行った時に、おっしゃってたことなんですけれど、
雑用という用はない。
これ、大きな文字でメモをしたのを、
覚えています。
昨日は、私が月に1回、勉強会の講師で出かけていく会社で、
講義をしてきたんですけれども、
とにかく会社が綺麗なんですよね。
そして、みんなが靴がピカピカなんです。
こういう細かいところにこそ、また仕事の魂が宿るなって思います。
また、こういう人たちって信頼できるなっていう風に、
見ていて思うんです。
今、我が家は、掃除のほとんどを、
ロボットにお願いしていますが、
ロボットにやってもらったとしても、
この清々しい気持ちって、
同じような感覚があるんですよね。
雑用という用はない、
という言葉に深く感銘を受けながら、
雑用をやらせてるじゃないか、
っていうことも、
また一方で言えるかもしれませんが、
やってもらったとて、
これ、気持ち同じになるんです。
清々しい気持ちって、
同じなんですよね。
辺りがちゃんと綺麗になっている、
整っているっていうことが、
とても大事だなって思うんです。
それは贅沢品じゃないかって、
おっしゃる方も多いと思うんですが、
私はそうだとは思っていなくて、
この整っている感覚を、
ずっと持ちながら仕事ができることって、
とても大事だなと思いますし、
何より、
その掃除をロボットに任せたことで、
浮いた時間というのがありますよね。
その浮いた時間で、
例えば本を読むっていう時間に、
当てたとするならば、
自分に知恵がつきますよね。
知恵を蓄える時間が、
生み出せるということでもあります。
これ1日に換算して、
例えば10分ですっていうことになると、
3650分が年間生み出されるわけです。
そこで読める本って何冊あるんだろうって思ったら、
生産性が高まるんですよね。
知恵が蓄えられるって思ったら、
これは贅沢品じゃないと思います。
そのついた知恵で、
利益を生む自分になって、
生まれているとすれば、
それは下世話な言い方になるかもしれませんけれども、
元を取っていくということにつながると思うんです。
1日で浮く時間は、
ほんのちょっとではありますが、
それが1年で換算すると、
大きな時間を生み出すことになりますし、
そこで得られたものは、
大きく育っていくように思います。
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鶴岡恵子でした。
06:01

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