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はい、おはようございまーす。本日の放送は2024年の2月17日、土曜日です。
本日は第720回目のお話となりまーす。 このチャンネルは福島県高麗馬市在住の特撮アニメ、漫画大好きおやじのピョン吉が響きになったことを
だだらと話をしていくという番組です。 そんな親父の一言をお決めまして、もしもあなたの心の何かが残ってしまったら
ごめんなさい。悪意はなかったんです。この番組を今日持ってしまったら、ぜひ今後もご悲劇のほどよろしくお願いいたします。
自分が学生時代ですね、とあるVHSビデオが発売されましてね、アニメファンの間で話題になったんですね。
その作品はですね、太陽の王子ホルスの大冒険です。 太陽の王子ホルスの大冒険。あの1968年ですね、
東映動画でね、制作されて公開された作品です。 監督がですね、高畑勲監督なんですね。
ホタルの墓、邪輪小知恵などを作るですね、監督のね、初監督作品なんですよ。 当時はね、監督という言葉がなかったんで、演出という言葉になってるんですけどね。
宮崎駿監督もね、このアニメ映画にね、深く関わっているんですね。 そんな劇場用アニメなんですよ。
これがね、スタジオジブリを作るきっかけになった映画の一つなんですね。 当時ですね、東洋のディズニーを目指してね、東映動画はですね、
アニメ制作していましてね、劇場用アニメをよく作っていたんですね。 ところがですね、鉄腕アトムから始まるテレビアニメが台頭してきた時にですね、3年の苦労をしてね、作ったのがこの作品なんですね。
アイヌのね、民話を元にした話と北欧神話を合わせたようなストーリーでしたよね。 元はですね、アイヌの物語だったものをですね、
まあ上層部の判断で、これでは売れないと判断しましたね。 北欧神話にしたらしいんですね。
78年、9年頃からですね、雑誌のアニメージュではですね、 かつて日本で作られたアニメの名作をですね、再評価する活動があったんですよ。
その中でね、この作品が素晴らしいというね、高くですね、評価された作品の一つなんですね。
当時ですね、まあ東映動画って最高のアニメーターが集まっていたところです。 そこによるですね、非常にクオリティの高いアニメだったんですね。
また主人公ホルスがですね、海を渡るシーンだとかね、怪物と戦うシーンだとかですね、 宮崎駿監督がね、後にですね、未来少年コナンのね、
そこに盛り込んだって感じでありましてね、 未来少年コナンの原型になった作品だろうって言われていましたね。
そういうわけで本当にですね、主人公ホルスの躍動感、それは見るところがあったんですね。 またですね、ヒロインヒルダっていうのがですね、女の子なんですかね。
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人間でありながらですね、悪魔グルーンワルドの妹っていうね、設定でしてね、 当時としては珍しくですね、悩む女性、それを描いていたんですね。
人間性がね、描かれた女性のキャラっていうのはアニメではね、非常に珍しかったんですね。
ですけどね、当時の自分、これ見たときですね、VHSで見たときですね、正直ですね、 ちょっと退屈な感じしたんですね。
確かにホルスが動くシーンは素晴らしい。 しかしですね、テンポが悪い感じしましたね。
まあこれは興行的にお客が読めなかったので納得だなと思ったんですね。 1968年頃ですね、そんなにね、お客さん入らなかったみたいなんですね。
内容がですね、高校生、大学生向けぐらいのレベルなんですかね。 ところがですね、その宣伝したのはですね、手がかりの人たち、そういう要望としたんですね。
そこのところでね、お客さんが入らなかったとですね。 また当時ですね、高校生、大学生、アニメで映画を観に行く習慣もない時代ですからね。
ですから、翌年ですね、公開されました劇場アニメのね、 空を飛ぶ幽霊船のそちらの方がですね、子供にはね、OKしたっていう記憶がありましたのでね。
だからそっちの方がね、人気だったなぁと思いましたね。 まあその空飛ぶ幽霊船はね、それもまた優れていましたんで、多分庵野監督とかね、かなり影響を受けたんじゃないかと思うんですね、この作品でね。
ですがも、あの素晴らしい作品には違いないんですよ。 太陽の王子ホルスって作品ね。
ちなみにそのヒロインのね、ヒルダの声はですね、漫画日本昔話あるいはですね、 活躍が見たのね、市原恵都子さんだったんですね。
そして悪魔グルーンワルドの声はですね、平道次郎さんなんですよ。 そして主人公ホルスの声はと言いますと、元気な少年っぽい声だったんですが、どなたかと言いますと、
実を言いますとですね、福島県福島市出身の女優の大方久子さんなんです。 大方久子さん。
名前はね、ちょっとね、記憶が無くてもですね、顔を見るとね、「あ、見たことがある!」と思う方が多いと思います。
様々なテレビドラマ、映画に出演されている女優の方です。 自分はですね、金髪先生のシリーズに出ていたところだったね。
あといわゆるNHKの朝の連続ドラマシリーズだとかね、 太陽のドラマに出ていたね。そんなところでね、見てたっていう記憶がありますね。
おばあちゃんの役の大方ですね。 大方さんですね、小さい頃ですね、芝居映画好きだったらしいんですね。
小学校4年生の時ですね、先生がですね、宮沢賢治の作品をね、朝に朗読してくださるとね、それを見たそうなんですね。
それを見て、表現するってことにね、非常に憧れたそうなんですね。 そして福島県立福島女子高等学校、現在のね、福島県立橘高等学校ですね。
そちらの方に進学しましたね。そして演劇部に入りまして、そして演劇のコンテストに出た時にですね、それで県の一位をもらったそうなんですよ。
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その時にね、すでにですね、おばあちゃん役だったそうなんですよ。 18歳からおばあちゃん役ね。
そして高校卒業後のですね、上京しましたね。 劇団俳優座付属養成所、そちらの方に合格しましたね。3年間ね、俳優の勉強をいたします。
その後ですね、劇団青年座に所属しましてね、活動していたこともあるそうです。 青年座と言いますとね、西田敏行さん。うちに入ってくる西田敏行さんだとかね、マリバロンのね、高畑敦子さんなどのね、いらっしゃいますかね、その先輩にあたる方ですね。
ですけども、西田さんもそうですよね。ナマリ音を消してね、標準に話すことにかなりね、大方さんね、苦労されたみたいです。
この太陽の王子ホルスの大冒険はですね、3年かけたっていうことなんですよね。 かなりアニメの初期からですね、大方さんが関わっていったそうなんですね。
まずオーディションを受ける時にはですね、大方さんはね、少年の声っていうね、自分の声はね、高すぎると思いましてね、主役の前日にタバコを吸ってみましてね、声をかすらせたそうなんですね。
それでなんとかね、オーディションを合格。でも本番の時にね、タバコは吸わなかったそうです。
そして内原悦子さん、平幹二郎さんと一緒にですね、集められましてね、まずはラジオドラマのようなものを作ったらしいんですね。
そしてアニメの人たちはそういう絵を作りましてね、今度は絵ができた時にですね、また集められましてね、その絵の前にまた声をね、話をするって形にしましてね、
それを数回繰り返して、そして収録となったそうなんですね。それに3年かけたってことですよ。俳優の声はね、アニメの元になりましてね、アニメ映画を作っていくっていうね、今だとね、すごい信じられないね、贅沢な作り方してたんですね、当時ね。
その後ですね、岡田さんはですね、声優さんとしても活躍されまして、明日の女王とかね、母を訪ねて三千二だとかね、燃えろアーサー、白馬の王子だとかね、愛の若草物語とかね、そういった作品などにね、声優として活躍されています。
最近だとね、ディズニー映画のね、リメンバーミーっていうアニメありましたよね。
あれに出てくるママココっていう90歳のおばあちゃんの役、あれもね、やってられましてね、あのママココがね、歌うシーンもありますよね。
かなりですね、年取ったようにね、90歳の声で歌うようにですね、苦労されたみたいですね。
自分、未だに見ていませんけどね、映画の方ではね、現在公開中の映画ゴールデンカムイ、そこでですね、アリシパの祖母の役、フチの役でですね、出演されてそうなんですね。
ホルスの大冒険がね、愛の神話が元になっていたって話しましたよね。今回ね、愛の祖母の役っていうので、なんか愛の神話にも関係するのかなって感じますね。
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というわけでですね、アニメなので非常に有名な、太陽の王子ホルスの大冒険、そこにですね、福島市出身の大方さんがですね、主人公、アニメの主人公の声をされていたんだよっていう話でした。
いろいろとね、アニメだとか声優の話とかね、いろいろお話聞きたいことが沢山ありますね。福島県に来ること、結構あるでしょうかね。
はい、それではまた次回よろしく。ペンキシンオタクの話をお付き合いくださいね。本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。