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2020-10-19 41:51

第十五回 「H.A.Bノ冊子フェス」楽しかったなあ!

十月十八日、柿内も参加させていただいた「H.A.Bノ冊子フェス」の散会後、興奮冷めやらぬまま録音した打ち上げのような回。

衆人環視のもとするおしゃべりが好き/いきなり本題でいいんじゃない?/実在しないダサい顧客を想定しない/名乗れさえすればいい/肩書きじゃなくて自分の話してよ/オンラインは音と光の交換しかできない/みなさんと直接お会いしたい!/視覚優位?聴覚優位?/えらいのは受け手の方/意思伝達はslack がいい/「はいよくできました」/沈黙へのスタンスのちがい

00:04
ポイエティーク
ポイエティーク
ポイエティークRADIOです。
お相手は、私、柿内正午と
僕さんです。
よろしくお願いします。
今日は、たくさん
いや、たくさん喋ったら僕じゃないんだけど
たくさん人の話を聞いて楽しかったです。
今、これが10月の18日日曜日の
8時53分に始めているんですけど
ちょうど1時間くらいの間でね
H.A.Bノ冊子フェスという
まさに僕のためにあるんじゃないかっていうような
フェスが開催されていて
H.A.Bノ冊子という
H.A.ブックストアで本買うと付いてくる冊子に
書いている寄稿者の人たちがみんなこう
一堂に返して
ワイワイおしゃべりをするという
夢のような企画があって
これ先週も話したんですよね。
まあ、それをこう
僕も出させていただきつつ
普通にこう
1冊子ファンとしてめちゃくちゃ楽しく聞いてたっていう
のがさっき終わって
で、なんか、なんだろうな
リアルの弁当だとね
きっとこの後ちょっとご飯デモみたいなのが
あるんだろうなって思いつつも
オンラインだとね、こう
終わってすぐ
死んでなんか
ちょっとそれがやっぱりどうしても物足りなさって
終わった瞬間に夕飯を出されたね
奥さんがもともとね
その7時までの予定だったの
で、なんかなんだけど
10分もともと押してたんだけど
僕の時点でね
僕の時間
僕のところで10分押すって
もともとそこで決まってたんだけど
奥さんがね、7時に
ご飯ができるような形で作ってもらった
ちょっとね
10分伸ばしましょうって話を聞いてたのにね
そうそう、分かってたのにね
分かってたんだけど
終わった瞬間にご飯を食べて
ある意味では打ち上げ的というかね
このシンってなる
オンラインイベント終わりの
寂しい感じが緩和されたから
むしろ良かったなって
一緒にして最善にみたいな
あれでもすごく美味しかった
鳥のコンフィ
鳥のコンフィを
ニンニクとオリーブで
チャッてして
パスタ茹でて
混ぜてレモンドバーってかけた
あれなんかクリームっぽかったけど
あれはね
炒めたところに
麺入れて
03:01
そこで茹でてるから
めちゃめちゃ乳化してるっていう
なるほど、そういうことか
乳化めちゃくちゃ上手ってことか
絶対失敗しないけど
あんなにトロトロにしたいかっていう
なるほどね
やっぱり名古屋人のアンカケスパの国から
来た人間としては美味しかったね
なるほど
なんだけども
早速だせんしょって
なんの話?って言ってたんだけど
あ、だからそうだ
サッシーフェスっていうのに出してもらって
そこで僕も青木さんと
話してたんだけど
そこで話してる内容としてね
一から説明したがり
っていう話をちょっとしてたんだけど
今もまさにね
先週もこのサッシーフェスの
宣伝すごいしてたじゃん
みたいなのを
言いつつも一からもう一回説明しちゃうっていう
感じが出てるなと
思うんだけど
やっぱりね、こういうイベントなんとなく
打ち上げありきじゃないけどさ
むしろ終わってからのほうが
喋りたいことというか
そういうのもきっと
あるじゃない
まあ大体言いそびれちゃったんですけど
って言って
面白い
なんでそれを本番で言わないの?
みたいなこと
僕らもね、録音もね
これ話そうとか言って
その場でテーマ決めて
そこで話し出しちゃって
そこで大体面白いとこ全部終わるみたいな
ずっとやってるんだけど
やっぱりなんかね
今日の感想としては
やっぱりそのね
囚人監視の元をおしゃべりするの
僕好きみたいななって思って
なんかね
それこそ青木さんたちの山賀くんの
とん中に書かれてるんだけど
囚人のお二人で
喋ってる回とか
っていうのは
二人で喋って録ってるんだけど
やっぱり普段の会話とはやっぱり違う
かといって
目の前に誰かがいてその人に向かって
喋ってるわけでもないから
架空の第三者に向けて
今の僕たちの会話みたいな感じでさ
普段のおしゃべりと比べると
僕がいきなりよそいきテンションにはなってる
みたいなさ
とこあるじゃない
普段の会話でもないし
かといって
わかりやすいトークイベントみたいなさ
いろんな人の前で喋るみたいなのとも
ちょっと違うぐらいのさ
淡いのテンションで喋るじゃない
そうじゃなくて
ああいう囚人監視の元だとね
やっぱりなんかちょっと
目の前にいる人って言うとちょっと
今聞いてくださってる人たちに
ちょっとでも気に入られたいみたいな
すけべ心がね
出てくるから
それによって
何かしらのギアが入って
喋るなって
単純に顔がかわいくなるよね
それはあるかもね
今ね
普段の撮ってるときと
なんか
06:00
フィルターが違う
今日はかわいいってこと?
今日はかわいさを引きずってる
毎回そういうのね
今誰にコビ打ってるんだろうって
気持ちになる
それは奥さんに打ってるんじゃない?
いやいや
よそで打って人コビを引きずってるなって
なんか
よその匂いがする
よその匂いがする
僕のかわいさはどんなの?奥さんとして
かわいいの?
いやかわいいけど
別に私にクリティカルはない
まあそうだね
奥さんにとってのかわいさは
どっちかというと
関係ないところにあるから
でどうだった?
今日の社交的な僕は
社交?
話し始めたら思ったほど
社交的じゃないというか
いやなんていうか
探りがない分さ
最初からジャブ打っていくの
表面的な社交とは
別のものじゃん
うん
返してくれるだろうという信用のもと
繰り出される
そうだね
言葉というのは
初めましてとか不特定多数に向けて
うるこびとはちょっと違うものじゃん
そうだね
だからなんていうか
聞いていった時の方が
顔は良かったよね
顔が良かった
顔の話?
内容の話
トークショーって難しいなって
結構思うんだけどさ
特に
本にまつわるトークショーの
ハズレの
一番のハズレパターンって
本に書いてあることしか
喋らなかったなってなること
じゃない?
あれ読み方わかんないけど
森田真央?
数学の贈り物とか
書いている
数学者の
森田さんっていう人がいるんだけど
その人のトークに
一回行った時すごい感動したの
もう
めっちゃ早口でずっと喋り続けてるんだけど
迷う気一切ないの
いきなり
数学におけるなんとかの
これはですねみたいな
ブワーって喋り始めて
途中でごめんなさいアイスブレイクとか
自己紹介とか
無理なんですよ
一気に本題行きますね
本題行きますけどって言って
ブワーって喋りだすんだけど
あれが一番面白かった
トークショーとして
知名度の違いとか
その人めがけて
言ってるかどうかの違いとかあるから
今日の僕は
もうちょっと丁寧に
あっための時間があったほうが
よかったかもしれないなと思うんだけど
割と最初から本題に入ってる
みたいな
聞いてる側からすると楽しいよね
別に多分
09:02
今日のトークの中でも
うちで言う
架空のダサい
読者の話をしてたじゃない
想定顧客として
下に下に見積もるみたいな
結局
それと同じことなわけじゃん
いきなり本題から入らないとか
これはわかるでしょう
っていうところを
補研かけてめっちゃ説明するとか
それはしなくていいんじゃないですか
そのくせ一から説明したがるんだよね
でも自分にとって面白いなって思うのが
何を一から説明したくて
何をわし説明しなくていいか
ってところの
その区別の仕方っていうのは
多分面白いところなんだろうなって
思っていて
一番面白い
今日わかったのが
素人の話をしてたんだけど
僕の素人的な部分の
一番大きいところは
僕は自分が興味あることに関しては
一からめっちゃ説明したがるんだけど
自分のことを一から説明する必要を
全く感じてないみたいなところがある
と思っていて
私が書きなしおごと申しまして
こういうものでございますみたいなところを
あの場でやってもしょうがない
あの場で僕は青木さんと素人の話をしたから
素人ってこういうことですよね
っていうところから始めるでいいと思って
最悪僕が何者なのか
最後までわかんなくても別にいいじゃん
っていう気がしてて
それは一つ商品を売り込む
ものとしてのプロというか
自分を売り込むものとしてのプロ
みたいなものと
の対局にある態度というか
僕は僕の好きなこととか
僕のしたい話しますね
僕が何者かどうかとかそういうことは正直
どうでもよくて面白い話しましょう
っていうところだけで
済ませちゃうっていうのは結構素人的な
態度なのかな
っていうことをね
思って
なんでそれがその素人的態度かっていうと
自分のことをいつか売り込むっていうのはさ
ある意味その
親切じゃないその書いてとしてはね
なんだけど
ある意味そこの
僕がどういう人かとかそういうことは別に
勝手に調べてくださいっていうのはさ
一番その何ていうの売り買いの世界においては
一番意味分かんない態度じゃん
なんかまず名を
名乗れみたいな
でも逆に言うと
名を名乗れさえすれば
あとはその場で
喋ってることのほうが大事なんじゃない
そっかじゃあいっか
じゃあ今のは分かんない
今あんまりしようという話じゃないかもしれない
いやなんか
いきなりめっちゃ自分の話にするけど
私名乗らないバンドめっちゃ嫌いじゃん
あーそうだね
でも逆にちゃんと最初に聞き取れる声量で
聞き取りやすく
自分たちが
なんてバンドなのか
言ってくれればもうあとは
喋んなくていいの
なんかその喋んない
12:00
名乗るだけ名乗って
喋んないで延々と曲やってありがとうございました
で帰ってくる別に全然よくて
最悪なのは
名乗らないでめっちゃ内輪の話を
して
なんか
こう
しかもなんか大した尺ないのに
2回MCして
去ってく
バンドとか
いや誰だし
いやお前の事情知らんし
そうだ奥さん
すごいなんかね面白いなって思ったのは
奥さんが好きなバンドが出てる
台版のライブとか
行くとだいたい
奥さんは私の好きなバンドは
みんな自己紹介ができて偉いな
って言って
あそこなんだって思って結構ね
最初の方すごく面白かったんだけど
そっからずっとねちゃんと名乗るか名乗らないか
僕もすごい気にするようになっちゃって
面白いよね
だって私が好きなバンドって全部SEに
入場SEに
自己紹介が組み込まれてるからね
そうだね
すごい
なんかねある日気づいたの
なんでこんなに
さあ曲が好きとか嫌いとかさ
大してないよ
大してないのになんでこいつこんなに
ムカつくんだろうって思った時に
名乗らないんだよね
でもだからあれだよね
今日のあおきさんの話と
山岳ノートの中に
有名
新聞社の方がなんか出てきて
ご存知○○新聞の
何々ですがって言って
当然話聞いてくれるよね
だってこっちはご存知これなんだからみたいな態度って
ある意味その名乗らないバンドっぽさ
とさ近いものなんだよね
でもなんかその
なんていうのかな
それと
今日その肩書きで
物を言うみたいな話もちょっとしてたけど
名前だけ言うのはさ
ちょっと別だもんね
ご存知○○ですとさ
じゃなくてさ○○ですって
言ってさ急に自分の話始めるのはさ
全然違う話じゃない
だから○○ですが
言わばその営業さんで言ったら
営業さんの個人名なわけじゃん
だからそのご存知○○しの
って言ってるのはさ
自分の事務所だっけ
あーエイビックスですけど
そういうことじゃん
は?って
別にだからそのこう
こう
法人格しか宿してないようなさ
抽象物とこっちは話してるんじゃなくてさ
人格のあるあなたと
話してるんですけどっていうところ
はあるよね
まあてかその
自分の人格を出してこない人間も
こっちの人格をも考えて
喋ってない
という風に多分
反射的に思うよね
なんかだからなんか
それこそなんだろ
僕はまだアオキさんとは3回目だけれども
なんとなくもう
なんていうの話すトーンというかさ
温度合わせは
15:00
なんとなく
できてる気でいるというか
でもこれ難しくて多分ね対面でやってたらまた
もうちょっと違うんだろうなって思うんだけど
オンラインだとそれこそある意味
音のやり取りというかさ
音と光のやり取りしかできないから
ある意味微生物の交換とかさ
そういうのないわけじゃない
大気とかね
飛沫とかそういう
バクテリアとか
今だからあんまり交換してはいけないとされている
物たちとの交換がないから
そういうのがある時はなんとなくさ
相手の体調とかさ
それこそ体温とかも含めてさ
そこの情報をまず取捨選択するための
アイスブレイクって必ず必要だと思うんだけど
音と光だけの場合って
あんまりそこも1回やれたら
大丈夫だなって勝手に思ってるから
勝手に思ってるから
すごい勝手に始めちゃったなって
思ってて
でもなんかその
今対面じゃないですか
対面だと
右膝をめっちゃ貧乏ゆすりしてたの
貧乏ゆすりが止められないから
今引っ掛かえたなとか
そういうのが入ってくれたんだから
こう
ちょっと浮き足立ってる
今すごいテンションが上がってる
その同じ人間でもさ
こう
無段階にこう
調子がいい時悪い時
集中力がない時っていうのでさ
それぞれこっちの対応を変えよう
みたいなのがさ
いろいろチェンジに行われてるじゃん
でも画面越しだとさ
ある程度
安定した人格だと思って
喋るよね
っていう
ある意味それはしょうがない
というか
そうで済むというところもあってさ
今の僕のこのそわそわした体の
動きとかってさ
オンライン上だと別に
伝わりようがあんまりないというかさ
圧にならないじゃん
でもさ
クリアな状態でやっぱり
思考だけはできるみたいなところがあるから
そうな
対面のほうがやりとりしてるものは
多いんだけど
考えの交換だけで言うと
対面じゃないほうが
効率いいって言うと
あんまり良くないけど
そのほうが適してるコミュニケーションも
あるだろうなって思う
とはいえでもやっぱり会って喋りたいな
僕の話はね
みんなに話して
それこそね小野寺さんとかはね
普通に会社員としての
新労働と
バンドだったり表現活動と
みたいなところとの
自分の中で往復するときのさ
折り合いの付け方みたいな
ところとかもっとめっちゃ聞きたいな
と思って
そういう話とかしたいな
と思って
普通にだからなんか
すごい飲みに行きたいみたいな
気持ちになったんだけど
でもやっぱり
そこで飲みに行きたいって思うのは
別に飲むじゃなくてもいいんだけど
18:00
やっぱり直接会って話してみたい
みたいな
やっぱり無くなりようはないよな
っていうのは思ったね
だからでもなんか
それを思えるだけでも良かったな
みんな話が面白いな
何コナミ感だよ
でもなんだろう
人が話してるの
みんなすごい整理されてるとか
理路整然としてるように
聞いてる側は思っちゃうんだけど
僕なんか自分でしきょう喋ってて
なんかね
もともとそうするつもりだったから
って思うんだけど
すげーとちらかってるというか
何話してたんだろうなって思って
なんか
別にね
聞いてる側として
確にその理屈をつけて聞いてくれるからさ
聞いてる側としての成功性は
取れてるのかもしれないけど
自分としてはいつも以上に
何喋ってるかよくわからなかった
のはちょっとわからなかった
でもそれは
結構楽しかったっていうのと
ほぼイコールというか
楽しい時何話してるか覚えないからね
だから
なんか楽しかったなって思ってるんだけど
取りにくい玉でも
とりあえずラリーを続けることに
喜びを感じてるみたいな
印象でしたね
青木さんが言ってて面白かったのは
僕もそうだけど青木さんのほうも
青木さんのほうで
二人ともどこにこの話を着手するのか
すごい分かってなさそうなのが良かった
さすがに疲れが見える
そうだね5時間目だったから
そう
でも
なんか
しかも
ここで
最後がさ
だって初めまして
って言ったわけでしょ
ファリと飲めないもんね
だからこう
ちょうど気が抜けるタイミングだったんだろうなって
そうだね
まあでもそういうね
時間になったのは良かったなと思った
あと
面白かったのは
あれだね
僕らと話してたときの
視覚優位聴覚優位の話
あれは僕らと話してたときにちょっと出てきたんだっけ
なんか聴覚が
あれは僕のお便りを読まれてた
文字か聴覚かみたいな話をしてた
あれだね
あの
こないだポイエティックに出てくれたときに
そのときか
マスクさんが耳が良すぎる
って話をしてて
さっきそのテストを早速調べてね
奥さんと僕がやってみたんだけど
奥さんが
文字情報優位
めっちゃ言語だったね
言語優位だったね
すごい言語以外平均に届かなかったけど
言語だけ届いてる感じだった?
私は
そうだね
言語映像言語抽象が
両方とも
21:00
高くて
30点
超えてて
3次元映像だけ
35とか
まさかの言語能力が
20もいってないんだよね
平均が25?
平均が25なのかな
面白いなと思った
あれだよね
芝居の演出やってて
3次元映像が苦手ってことないもんね
自己規定としてもともと
僕はね
学生時代にお芝居をやってて
演劇の演出みたいなことを
やっていたから
人がどういうところから
どういう姿勢で
現れてどんな
音量で声を発するか
音を出すかみたいなところ
にすごい興味が
あったからね
文字を読むときも
自然的に
読んでる
映像として見てるっていうより
空間としての把握の方が
大きいんだろうな
それはさっきの話にも繋がるんだけど
オンラインでのやり取りだと
受け取る情報としては
言語によるというか
言語か資格によっちゃうんだけど
やっぱりそこで足りてない
飛沫であったり
霊物も含めての
光の反射具合とかも含めての
空間を
共有していることによる
効果みたいなところに対して
僕は割と
自分で思ってるより敏感なのかな
っていうのを
いろいろとオンラインで
やり取りしたりとか
してる中で思うなと思って
全然違うかもしれないけど
僕はフズクエすごい好きなのも
似てると思ってて
本を読むっていうのは
文字を目で追うっていうのは
資格余裕の行為に
見えがちだけど
実はそうではなくて
やっぱり本の手触りとかもそうだし
周りの環境
音とか光の入り具合とか
人の気配の具合とか
匂いとかそういうのも含めて
読書のコンディションだなと思って
プルストはやっぱり
通勤時間に電車に揺られながらの
ガタンゴトンっていう中で
クタクタした文章読んでるのが
やっぱり面白かったし
やっぱり青木さんたちの
新しい
山岳の
親指に擦れる感じとか
っていうのも
やっぱり昼に読むのと
夜に布団の中で読むのと
親指のくすぐったさって
違ってくるわけじゃない
空間含めて
本だなっていうのが
あるなって
いう風に思って
最初はピンと来なかったんだけど
24:00
確かにそういう意味で
三次元的な捉え方なのかも
っていうところで
今こじつけようとしてるところ
そうだね
すごい
なんだろうね
予言の自己成就じゃないけどさ
占い聞くとさ
なんかそんな気がしてきたってなる
占いもだからね
偉いのは占う人じゃなくて
その占いを自分にこじつけられる
受け手の方だよね
それはちょっと分かんない
前回のこの録音が
そもそも火曜日だったのもあるんだけど
すごいぐずぐずで
お互いにすごいしょんぼりしたじゃない
あの時に奥さんが言ってたのは
私は面白い話ができなかったけって
あなたの話もあんまり面白くなかった
って言った後にさ
でもあなたの話が面白くなかったのは
それを面白く聞けなかった
私の問題かもしれないみたいな感じでさ
負のループにハマってったじゃない
負のループにハマってってるから
話半分に聞けばいい話ではあるんだけどさ
でも一定の心理があるというかね
やっぱりだから
受け手側の偉さっていうのもね
あるよね
それは謙虚さだよね
あるよね
ある意味
どうなのね
でもなんだろうな
僕が青木さんに対して
なんとなく安心して脱線しちゃう感じとさ
奥さんに対して
なんとなくこう
話してる時に脱線する感じってのは
ちょっと微妙に経路が違うじゃない
全然違うと思う
全然違う?
相手との関係性
云々とかより前に
この人はどういうところだったら
受け取ってくれるだろうかみたいなところがね
割とこうなんていうの
面白いなというか
やっぱりだから受け手によって話してる側って
僕はそんなにあんまり意識してないの
変わってる感じ
すげえ変わってるんだろうなと思うんだよね
まず前提としてリラックス具合が違うっていうのは
大きいんだけどね
まあね奥さんと話す時にはね
だってこの間だって
お布団で寝転がりながら喋ってたよ
お互いだからそもそも声出てないって
今はねちゃんと立てに
立てになってる
重力にちゃんと逆らって喋ってるからね
前よりもちゃんとしてるんだけど
っていう感じだね
また何の話してるかわからなくなってきた
何の話してるかわからなくなってきちゃうの
すごいよね
でも私ずっとそうよ
ずっとっていうのは
もうなんか
小学生ぐらいの
小学生の時は
人と会話がなかったから
あんまりよく分かってなかったんだけど
すごかったのは
高校生になって
彼氏と喧嘩するじゃん
3行前に
27:00
センテンス的に3つぐらい前に
相手が言ってたこと何も覚えてないから
だからこういうところ直してほしい
みたいなこと言われると
だからって言ったけど何言ってたっけ
だからの接続が
うまくいかない
すごい切実に
どうにかしてほしいみたいなこと
言われてるのは分かるんだけど
何か言ってんなーってなっちゃって
覚えてられない
なるほどね
真剣に話を聞けないって言われちゃったら
それまでなんだけど
なんか基本的に
やっぱり耳が弱いのかもね
だからそれこそメールで
お金だけで送ってくれればいいのに
みたいなところある?
そうだよね
面白いよね
奥さんと大事な話するとき
引越しの相談とかお金の相談って
だいたいスラックであるじゃない
スラックだし
なんか
ちょっと複雑になると
私がエクセル作れるじゃない
スラックっていうのは
チャットツール
ログが残るからね
後にスレッド作れる便利なやつなんだけど
結婚する前からだよね
同居してるぐらい
いや
なんだっけね
なんかのきっかけで導入してね
だってあなたがLINE嫌いだし
ガラケーだから
今はねスマホに役になったけどね
奥さんとの
実は意思決定のやり取りって
だいたいログが残る形でしてる
でもそれは別に
ビジネスライク運営とかさ
リアリティ最高とかいう話じゃなくてさ
多分単純にお互いに文字ベースの方が
意思決定に向いてるっていうさ
話じゃない
面白いなって思うのが
会社でねチャットとかで仕事してると
すっげえ下手なの
みんな
こいつこんなに文字読めねえんだと思うし
読めないからやっぱ書けないよねって思うような
悪文ばっかりが飛び交うわけよ
でなんか
さっさと電話すると
それまでも自分の中で信用価値に落ちてたような
相手の知性みたいなものが
一気に復活するわけ
ここまで理解してたんだぐらい
割となんかね
文字ベースでのやり取りが
やっぱ苦手な人っていうのは
相当苦手なんだろうなっていう風に思うんだけど
奥さんと喋ってるときは
逆の現象が起きるというか
前日の夜とかにグダグダ喋ってて
なんか微妙に緊約なモードになるぐらい
すれ違ったことを
翌日スラッグで書くと
なんかサクッと了解しましたみたいな感じで
すげえサクッとはまったみたいなことがあるから
なんかやっぱりね
人と何かを一気にすり合わせていくみたいなときに
文字にするか
声にするかって結構
相性があるなと思ってて
多分
僕がこんだけ喋ってるから奥さんは
僕の最初の話も忘れちゃってるじゃん
なんだけど
忘れちゃってるから何話してるんだっけ
って多分今も思いながら聞いてるんだけど
でもこれ全部さ文字にしてたらさ
ブワって文字になってたら奥さんはちゃんと
30:00
それ読んでさ
理解してさらにブロックごとでもう一回
切り出してとかしてさ
完璧に理解できるわけじゃん
だから
今思ったの
バーって喋られたじゃん
バーって喋られた
浴びてるときに
この話しようって思ったの
今もう一押し喋られたじゃん
忘れた
だからね
単純にね
僕は
インポットしながら
喋ることを用意するのができなくて
私は
高校の時さ
洗濯授業でクラスが分かれたんだけど
美術クラスだったの
ずっと
美術クラスの女子って変な子しかいないわけ
でなんか結構
懲り性だからある日なんか
同級生の子が
気になるって言って
喋ることを頭の中で
用意してるかを
クラス内でアンケート取ってて
面白いね
2チャンみたいな感じで
ログで
言うこと準備してるっていう人と
なんか
図像
絵とか映像の
形でこのタイミングで
これよって思ってるみたいなことを
言ってる人がいるな
そこでだいたい半々なところで
私ともう一人だけ
何も考えてない
なるほど
もう一人はね
毎回真心の
こもったレッスンをする子だから
気持ちで答えてるんだね
って言われる私は
だからかみたいなこと言われて
あーって
言われて
なんだこの体温の差は
それは別にね
関係ないんだけど
奥さんはどう
奥さんがそろそろ喋れなさそう
って思った時に
まだ出てきちゃったから
奥さんがまた忘れちゃったなって思って
ごめんねって思ったんだけど
なんかその
喋って
聞いてる時も
喋ってても分かんなくなる
そうなんかね
いやだからでもね
それはねある意味あなたへの信頼
というかね
着地点を
綺麗に
頭に戻さなくても
だいたい察して
あーだからそういうことだよねみたいな感じで
適当なところで
言ってくれると思ってる
あーなるほどね
自分は覚えてなくてもいいや
相手がちゃんとまとめてくれるから
なるほど
やっぱりだからねそういうことだよね
ちょっとだけ端的に
喋ろうとするっていうのはさ
ある意味だから相手への信頼なさなわけじゃない
あー
うん
よくあるさ10秒で話せみたいなさ
33:00
くだらないビジネスランじゃない
あんまりくだらないとこ読んでないから言っちゃいけないから
読んでから悪口言うけどちゃんと
10秒で話せみたいなやつ
っていうのはさ
端的に必要な情報だけ相手に渡せ
っていう話じゃない
それってやっぱりだからそのさ
伝達の方法としては
当たり前にあってるっちゃあってるんだけど
面白くない
というかさ
大事なのってそういうことなんだっけみたいな
ところあるというかね
ちょっとね
なんていうのかな
穂坂和志の小説にも出てくる
異名の闘争っていう本の中に
喋ってる側っていうのは
自分もよくわかんないから喋ってるんだけど
聞いてる側っていうのは案外そこで
あ要するにこういうことだねって言って
簡単にまとめることができると
その簡単にまとめることができたとき
その簡単にまとめることが
できたことによって
コミュニケーションがうまくいったって
思うのは確かにコミュニケーション
うまくいってるんだけれども
コミュニケーションしかうまくいってないと
大事なのはむしろ
要するにこうでしょっていうようなことに
対してずっとぐだぐだ
言葉を尽くしていたとか
一緒の時間を過ごしたっていう
その体験それ自体が
それ自体として
あるのだから
それをわざわざ要せたからといって
それはなんかはいよくできましたと
しか言えないようなことであって
むしろその一つのことに対して
どれだけの時間を
費やしてどういうやり取りを
二人でしたかっていうこと
しかないじゃんっていうことを
坂口は小説の中で書いていて
なんかそういうことだよなって
今これをそういうことだよなの一言で
まとめようとするところに
すごいこうはいよくできました
感があるんだけど
でも割となんか
ぐだぐだ喋るっていうのは
やっぱりうだうだ喋ることしかできない
でしかできないことを
してるよねっていう
でも私はあなたの話を
うまく要せるとすごい快感があるよ
でもそれはいいの
なんていうの
僕のうだうだを全部聞いた上でさ
要するわけじゃん
途中でさ要するにこうでしょって
要件は何みたいなことを聞かれると
多分もう終わるじゃん
全てが
そうじゃなくてこっちがうだうだうだうだ
って一日中ずっと喋ってるようなことに対して
なんか要するに
こうってことでしょって言って
あーそれだーみたいになるのはさ
全然違う話というか
やっぱりそれは僕がうだうだ喋ったからこそ
それが奥さんの中に蓄積されて
奥さんがそれをいろいろ
ノイズを忘れたりなんだったりしながら
もうなんとなくこう
言いたいことはこういうことなんだろうな
残るからこそポッと出てくる
っていう話だから
なんかそれは全然
なんか違うよね
なんかブドウ糖だけ食べてればいいとかそういうわけじゃなくて
いろんな食事をした上で
出てくるものがいいわけじゃない
っていうことかなって
思ったよね
多分私がさっき
36:00
言おうとして忘れたのはね
私電話が死ぬほど苦手
って話
電話が苦手なの?そういうことか
どういう電話?
全部だよ
友達との電話?
友達との電話ほとんどしたことないね
電話する友達がいなかったからか
だからほんとに
電話マンの友達が一人いて
その人としか
ほとんど電話をしたことがなかった
なるほどね
あなたともさ
数えるぐらいしかしたことないじゃん
いまだに僕の携帯の
母親が一番大きい
そうなんだ
母親が奥さんの4倍ぐらいあった
前のガラケーのときの
最後に見たらね
奥さんと40回ぐらいしかしてなかった
一緒に住んでるからさ
それもあれけど
住む前からずっとあれ使ってるじゃない
付き合うというか
いい感じになってるときからずっと使ってるのに
一緒に住む前一回ぐらいしか
電話したことなかった
だいたいメールだった
そう言っちゃった
どうしたら
喋って答えるみたい
でもやっぱり
テレビ2は別かもね
今日みたいな
イベントとか
相手の顔見えない状態で
耳元だけでの情報だと
結構厳しい
いいのか
私思ったのは
間が苦手なのかもしれない
思って
間にすごいネガティブな
意味を勝手に受け取りがち
だからさ
スラックだと
意思決定に
ちょっとコストがかかることも
自分が
かけたいだけの時間をかけてさ
了解したら了解しますし
向こうが時間かかってても
なんか
LINEの記録が結構嫌いなのは
記録が長いと
意外と
悪い想像をするっていう
のあるじゃん
その間が
無理だし
しかも生身で隣にいて
全部記録になるわけ
もう記録で
うーんって
だから
あの
最近ないけどさ
賢悪な雰囲気になるときにさ
大体その
沈黙で私がすごい
ズーンってなっててさ
でなんか
その沈黙は何なの?みたいな
沈黙を
槍玉に上げ始めてさ
考え中なら
考え中とかローディング中です
って言ってくんない?みたいなこと
言い始めるじゃん
それぐらい他人の
だんまりがね
自分が不機嫌になると
だんまり決め込むところがあるから
だから
他人もそうだと思ってるんだと思う
39:00
だから
奥さんにとって黙るというのが
そういう不機嫌の表情なんだよね
拒絶だから
なんか
そこまでのこと言ってないのに拒絶された?
みたいな風に
思って
めっちゃノイズが入る
面白いよね
なんか面白いよね
スラックだとそれがないから
要件だけで
整理がつく
なるほどね
だからこの録音とかもさ
正直別に
間空いてもいいやというか
そんなに一生懸命喋ってなくても
お互いが
うーんみたいな感じで
黙っちゃう時間があっても
全然いいなと思って録音してて
一人で喋る時とかは結構ね
黙ってる時間
あるんじゃないかなと思ってるんだけど
奥さんと喋ると
大体こう
すごいこうちゃんと
黙る
そういう
黙が苦手っていう
大きな違いね
ということでね
今日もちょっと最終的に
サッシュフェスの話ではないところを
出すだけ
おしゃべりって不思議だね
そうだね
無意にまとめずしなくても
いいんだろうね
とにかく今日は楽しかったな
っていうことで
良かったね
一応反省会という
名目で始めたけど
反省すべきところは
特に無かった
楽しそうで良かったねっていう
ちゃんと
ちゃんとバンド名が言えれば
それで
90点は取れる
分かった分かった
ちゃんと挨拶もできたし
ちょっとまたね
トイレ行くラジオの方に
出てもらえても
ラジオの方に
出させてもらえてもね
またおしゃべり
奥さんも含めてね
出来るといいなと
思っているので
多分これもきっと
聞いてるときに
ぜひぜひと
いうところで
今日のところ
おしまいにしようと思います
では
ファインテークラジオ
柿内翔太
奥さんでした
ありがとうございました
ありがとうございました
41:51

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