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2023-03-13 1:29:31

第百四十一回 『浜へ行く』を巡ってのお喋り! ゲスト:蟹の親子さん

第百三十四回に続き、ふたたび蟹の親子さんをゲストに迎え、日記本『浜へ行く』についてあれこれお話しします。表紙のじゃがいもの正体、動くこと、思い出すことについて──日記をめぐる雑談はいつまでも続けられそう。冒頭、4月9日(日)に下北沢BONUS TRACK で開催される日記祭のお知らせもあります。■日記祭については→ https://tsukihi.stores.jp/news/63dcd0c339da5f4067d8f3b0
00:14
ありがとうございます。
はい。
じゃあ、どうしましょうか。このまま流れで。
そうですね。一応、蟹の親子で。
そうですね。そこだけちゃんとやります。
はい。
はい、こんにちは。ポイエティークRADIOです。お相手は、私、柿内正午と、本日はゲストで、この方です。
蟹の親子です。こんばんは。
こんばんは。よろしくお願いします。
お願いします。
はい。ということで、今日は、蟹の親子さんの浜へ行くの観光記念、前回が観光直前。
あ、そうですね。
イベントとして、イベントというか、記念で録音させていただいて、今回は観光して、ちょっとしばらくお時間が経っているので、
僕も実際にそれを読ませていただいて、2回目の録音ということでやらせていただくんですが、
この録音しているのがですね、この3月の9日の木曜日で、日記祭りのね、情報解禁日で、
僕もあれこれと告知をして回って、それでひたすら気貌しくひひ言っているうちに、
っていうような流れなので、僕自身がちょっと今、そわそわとしている部分があるかもしれませんが、
ちょっとそういったところも含めて、
そうですね。
お届けできればと思っています。
そうですね、もうなんか半分日記祭の告知みたいに、
なりそうな気もするし、書けないその話、新刊の話も聞きたいんで、
そうですね。
はい、でもいろいろお話できたら嬉しいです。
今いきなり雑選であれですけど、日記祭なんですね。日記祭りじゃなくて。
そうなんです、なんかでもちょっとその、なんて言うんですかね、日記祭を日記祭とおっしゃられたり、
月日祭ってそもそも言われたり、月日祭とか、
なんかいろいろごっちゃになるみたいで、
なるほど。
なんか違うよみたいな訂正もできないし、
別に違くもないんで、そのままねーみたいな感じでよく話してるんですけど、
なるほど。
はい、日記祭と言っていまして。
そうか、じゃあこれからは日記祭って言いますね。
ですか、全然でも祭りなんで、日記祭でもいいですし、
最初にどういう名前にしようかって話した時にも、
なんか日記祭りじゃないかっていう案が出て、
03:02
その後祭って読もうかみたいな感じになってたんで、
なるほど、なるほど。
はい、そりゃそんなこともあるよなっていう感じですね。
いや、でも読み方難しいですよね。
あ、あのですね。
TwitterとかだとRuby触れないし。
さあ、確かにRuby機能。
私も書きない人のこと、最初は柿内さんだと思ってて。
そうそう、みなさんそうなんですよ。
柿内さんっていう名字は多分実在するんですけど、
書きないっていう名字は多分実在しないので、
なんか元々いろんな名字をご存知の方はみんな柿内さんって。
ああ、なるほど。
そうそう、だからなんか僕もそうやって読み間違いがあって、
まあそうだよなって思うことが多いので、
日記祭に関してもこれからはちゃんと正しい方で読んでいきたいなっていう風に思います。
ありがとうございます。どうもです。
で、どうしようかな。
初めに。
何でしょう。
ちょっと音がもしかしたらずれてるかもしれない。
あ。
もしかしたら。
今どうですか。
今ちょっと直りました。
確かに。
なので、もしかしたらごめんなさい。
今もダメかも。
なんか相手の発言を食っちゃってるかも。
これってどうやって確認したらいいんですかね。
どうしたらいいんだろうな。
今こっちの回線が不安定ですみたいなのがさっき言ってたから、
なるほど。
これが落ち着いたらどうなるかな。
どうするのがいいんだ。
今はどうなんですかね。
今は、今、柿野親子さんが今どうなんですかねって言ったタイミングから話し出してるんですが、どうでしょう。
じゃあ大丈夫じゃないですか。
分かりました。
今、かって言ってから、あっておっしゃられましたよね。きっと。
あ、そうですそうです。
あ、ですよね。じゃあ大丈夫です。はい。
あ、よかった。じゃあ。
はい。
で、えっと、先に告知をしてしまって、
そこからこのハンマー駅の話をがっつりする方がなんか落ち着いてお話ができるかしらっていう気もするので、
先にちょっと日記祭のお知らせだったりを済ませちゃいましょうか。
いや、ぜひお願いします。お願いしますってか、どっちがするんだって話ですよね。
06:02
どうしようか。
立場的に、はい。
じゃあ一旦、えっと、僕の方が自分の告知だけするので、
イベントの概要だったりのところをちょっと補足いただけたら、
分かりました。
えっと、来る4月9日の日曜日、12時から、かな?
12時から夕方の5時まで。
11時。
あ、ここからすでに。11時か。
はい。
早速Googleの予定表が間違ってるっていう。
11時ですね。失礼しました。
11時から夕方5時まで。
千本北沢のボーナストラックという場所で、
日記本のお祭り、日記祭が、もう第3回かな?開催されまして、
その場で、えっと、僕の日記の本を、新しいものを、
初めてのお披露目ということで準備しようと思って、
今、いろいろと準備しております。
祭と重複というタイトルで、
5番、総ページ数780ページ。
2021年と2022年の日記が丸ごと読めるという、
大変かさばる本になっておりますので、
よろしければ、ぜひぜひ、
千本北沢にお隣のお近くの方、
層内に何か用事がある方は、
千本北沢まで会いに来てくださると、
とても嬉しいなと思っております。
おお。
おおじゃないよ。
こんな感じですね。
ありがとうございます。
どうしようかな。だから日記祭の、なんで僕、
あれ毎回これどうしてるか忘れちゃうんだけど、
カニの親子さん?
カニの親子さんって呼ぶのがもうあれだな。
まあいいや。
全然いいですよ。
ひさきミスっていう感じで出てきて、
後でカニの親子ってなるんで大丈夫。
分かりました。
一旦じゃあ、月日のひさきさんとしてお話をすると、
ひさきさんの方で、
今も企画をされて、
ご準備をされているお祭りだと思うんですが、
今回また第3回で、
ちょっと暖かくなってくる時期に開催ということで、
今回僕はゲストワークっていう形で、
お呼ばれして、
出演させていただくんですけど、
他のゲストの方々の、
めいめいの豪華さに、今もものすごい震えております。
09:07
そうですね、他のゲストの方、
そうですね、何名かいらっしゃいます。
出展者、一般でご応募いただいた枠の中にも、
この方知っているっていう方もいるんじゃないかなと思うんですけど、
そうですね。
他には、上本さん、上本一子さんと、
滝口優勝さんと、神奈川慎吾さんのお三組で、
合同作の日記本ですとか、
あくつたかちさんの読書の日記シリーズの新刊が、
2冊同時に出るとか、
そういうワイワイした感じもありますね。
あとは、委託販売の方では、
しなだゆうさん、
ラヴィンチェ・オソレザンという名前で、
ご活動もされているしなだゆうさんが、
委託本として、今作っていただいていたりとかも、
なんかわちゃわちゃしてますし、
あと音楽ライブも今回はありますし、
読書なんかもあるので、
ちょっと盛りだくさんにしてあります、
という感じでしょうかね。
そうですね。
全体を通しても、やっぱり日記、
面白がろうよみたいな、そういう日なので、
いろんな角度で面白かったり、
面白く思ったりとか、
あとなんか、ちょっと今回は思い出すとか、
生活のものと結びつけてみるとか、
音楽ライブはそういう側面があるんですけれども、
そういう場になってますね。
すごい。音楽ライブも楽しみですね。
東郷さんが多分出られますよね。
はい、あとVさん。
Vさん?
はい、Vさんが出ます。
いやもう、全部楽しそう。
だから出展者の方がちょっと外しておりますみたいな。
どこまで聞けるかとか。
そういうのもあるんですが、
大変、本当に一参加者としても楽しみというか、
あれもこれも買わないとっていう風に。
いやちょっとね、本当に。
そう、日記祭りは本当にその、なんだろうな、
日記本、僕は第1回の時にも出させていただいて、
その時、自分のその、なんていうのかな、
直接手売りで売るようなイベントでの売り上げというか、
一番良かったんですよ、振りよりは。
おっしゃってましたよね。
だから日記本を作るようなことを、
これからやろうかなと思っている方だったり、
その日記本がお好きな方にとっては、
本当に夢のようなイベントであるなという風に思いますし、
なんかぶんふりだけじゃなくて、
こういう場でも十分ある意味、
12:03
制作側としても成り立つような場としても、
盛り上がっていく感じがしていますので、
今作っている方も、これから作ろうと思っている方も、
ぜひ様子を見に来ていただけると良いんじゃないかと思っています。
ありがとうございます。まとめていただいて。
いやいや、でもちょっと本当にこの場でね、
僕がちゃんとある程度存在感をアピールできるように。
いやー、告知の時点で、
一番最初に初詠を出されていたのが、
かきなえさんだったんで、
あ、これは、え?みたいな結構、
なんかもうすごい、自分もなんかソワソワしちゃいましたね。
これが、みたいな。
非常に重たい本なので、
持って帰るには大変かなっていうのもあるんですけど、
僕自身も持って帰るの大変だから、
できるだけみんな買ってほしいなって。
確かに。
確かに。そりゃそうだ。
でも事前に送りいただいたりとかしていただいて、
事務的なお手続きを別途、
ぜひぜひよろしくお願いします。
お願いします。
そのぐらいかな、今の告知でできるところとして。
それこそこの浜へ行くは日記祭でも、
手に取れるんですか?
いやー、どうすかね。
月日の現行に在庫があればなんですけど、
もうちょっと少なくなってきていて、
自分の手元には在庫がないので、
そうかそうか。
そうなんですよね。
なくなっちゃいました。
すごい。
あんなに迷ってた。
でも結構釣られてた。
350にしましたって言って、
けなさんが400でもいけるんじゃないですかって言って、
いやーみたいなやりすぎだって言った気がする。
そうですね、結局ちょっと増殺もすることにしまして。
そうなんですね。
そうなんですよ。
でもちょっとね、どこまで釣れるのかっていう感じですね。
いやいや、悩みますよね、また。
あんな価格で。
そう、あんな価格にしちゃうと、
だって次も350くらい釣らないと、
電化割れちゃうんですよ。
そうなんです。
でも確定申告で少し戻ってくるんですよね。
だからちょっとそれは当てようかなみたいな。
どういうことなんだみたいなことをやってますね、相変わらず。
いやいや、いいですね、なるほど。
15:11
今なんか告知の際にこれも言っとかなきゃって、
一瞬思ったはずなのに。
なんですか?
忘れちゃった。
けなさんのご自身のことですか?
あ、いや。
あれかな、あくちさんの読者の日記の件か、違うかな。
なんだっけな、ちょっとまた思い出したら。
本当ですか。
じゃあ私ももう一つちょっと付け足すと、
今回のそのあくちさんの読者の日記の続編をちょっと編集、
初めて編集者として入ったっていう経緯が、
奥づけに自分の名前が乗るのが嬉しいなっていう気持ちですみたいな。
そうか、奥づけに乗ってくるんですね、楽しそう。
いいですね、嬉しいですね。
嬉しいですね、でもまだ最後の積量っていうのが終わってないので、
ちょっとまだ気は抜け、何も安心してないんですけど、
そういうことも日記の本に携われるっていうのはちょっと、
またなんか自分で自主制作本を作るのとは全然違う、
当たり前なんですけど、
違うなっていうのもこの数ヶ月ずっと感じてましたね。
なるほど、あくちさんの日記もすごい構成とか大変。
そうなんですよ。
長いから。
そもそもね、でも皆さんそうかもしれないけど、
日記に構成をどれぐらいするのか。
そう、悩みますよね。
それこそ、ハマーイクにも刊末に成語表がついてますけど、
どうするつもりの際にはこれ直すんですか?
その箇所は直さずに、
その成語表をちょっと更新するような形にしようかなと思っています。
なるほど、なるほど。
友達から数件ここがあったよっていうのを連絡もらっただけで、
あと他の、一応メアドとかも載せてるんですけど、
知らない人からのここ間違ってたよっていう連絡が何もないので、
なんかその間違いみたいなものも、
何ですかね、そんなに他の小説とか論文とかを比べると、
あんまりそういう引っかかりはないのかなとか思ったりして。
そうですね、日記の場合なんか誤字もそのまま、
誤字とか間違いもこのまま残しておくみたいなのも全然ありですね。
ありって、そうですね。
なんか僕も今回の日記も今最後の構成してるんですけど、
すごい腹立つんですよ。
18:00
自分に対して。
明らかな誤字とかタイトルの間違いがあるんですけど、
一回直すんですよ。
直して、その3日後ぐらいの日記に、
あの時間違えてこう書いちゃったてへみたいなのを書いてあったりするんですよ。
だから、直しちゃいけなかったみたいな。
ありますね、そういうのはね。
だからもう本当にやめてほしいって思いながら、
また間違ってる方に修正してみたいな。
そうだよな。
やっているので、一層何にも直さない方がいいなみたいな。
なんかね、そういうのはあります。
思ってきますね。
即有ですね、それは。
そうなんです。
思い出しました?さっきなんか。
お、なんでしょう。
あの、私は思い出すもん。
日記祭りに。日記祭り、また日記祭り言っちゃった。
日記祭りに。
もういい。
あの、トークショーとして。
トークショーの方で、そうかそうか。
そうなんですよ。
私は思い出すの観光元である、
アハーさんっていうところの、
松本あつしさんという方と、
月日の、私と栗本さんかな。
2人でちょっとお聞き手として、
お話しする時間を設ける予定でございます。
そういうことなんですね。
気になってました?
気になってます。
まだ買ってないんですけど、
ここにこの機械かなっていうのをすごい。
めっちゃ、すごいいい本ですね。
すごく、そうですよね。
しかも単なる日記じゃなくて、
日記から書き漏れたものを、
またインタビューで再構成してるみたいな話を
しらっと聞いたので、
その辺りもすごい、
今自分が関心を持っているところと、
かなり響きそうなところがあるので。
その本、私は思い出すにつながる考え方の一つに、
松本さんがおっしゃられてたことっていうと、
他者の経験を自分の経験と重ねるにはというような、
どうしたってその人の経験って、
自分も経験することはできないけれど、
ではどうやってその人の経験を知ったりとか、
するのかっていうところに着目をされているので、
そういうプロジェクトの一つというか、
日記文化とつながる部分もすごく多くて。
なるほど。
いやー楽しみだな、これ。
自分でお見せ版してるとなかなかそこにしちゃうけど。
確かに。
一応インスタのスペースに落としたやつとかを、
21:04
多分会場で流せたらいいのかなみたいなことも、
でもそうか、かきなさんギャラリーでやるから、
スペースをこう、
わかんないけど。
インスタライブを最悪片耳聞きながら。
ちょっとなんか、そうですね。
なんか確かに。
なんかやるよう考えた。
ありがとうございます。
楽しみだ。
そういうことで、
今日の告知はこのぐらいに。
ごめんなさい、もう一個あった。
日記祭り。
全部話しましょう。
日記祭りがそんな形で、
4月の9日にあるんですが、
これもしかしたら言っちゃダメだったら、
この配信の時にはカットするか、
もしくは聞いた方は聞かなかったことにして、
情報解禁日も待ってほしいんですけど、
前日のですね、
4月の8日、
土曜日に、
双子のライオン堂さんで、
宮崎智幸さんと和歌書文庫さんが、
今企画されている、
随筆解剖教室っていう、
随筆復興っていうのをテーマに掲げて、
エッセイだったり随筆っていうものを、
今もっと盛り上げていくには、
どんなことを考えていけばいいのかな、
みたいなことを、
ワイワイ話し合うっていうような、
イベントを定期的に開催されているんですが、
そこにちょっとゲストでお呼ばれしておりますので、
日記祭りの前日には、
赤坂の双子のライオン堂さんで、
僕が一生懸命、
日記の良さであったり、
日記から派生するエッセイについて、
いろいろあれこれ語りながら、
翌日は日記祭に来てねっていうことを、
アピールする予定で、
もしよろしければね、
これ聞いている方で、
随筆だったりエッセイだったり、
日記に興味があるよっていう方が、
いらっしゃいましたら、
こちらも合わせて、
ご検討いただけたらなと思っております。
おー。
素晴らしいですね。
ちょっと流れが。
4月のね、
この週だけ、
なぜかめちゃくちゃ忙しいっていう。
いやー、なんかそれにね、
本が出来上がってきた、
そのあれやこれやもあるから。
そうなんですよ。
あ、そうか。
でもなんか、
わかんないですけど、
柿内さんはそれでちょっと、
元気になるんじゃないかって、
私は勝手になんか思っているし、
そう。
なんか動き回っている時の柿内さんってちょっと、
なんか元気そうって勝手に、
思ってしまっているんですけど、
なんか、
そういうわけではないんですかね。
そうですね。
あ、でもそれは、
それこそちょっとこのままぬるっと、
浜絵区のお話の方に、
映っていければと思うんですけど、
浜絵区も、
まさにそういう、
本だったなって、
思って、
なんていうのかな、
24:00
その今回、
ここから蟹の親子さんパートになりますが、
蟹の親子さんが、
はい。
前回その、
今回ちょっと元気がいい、
というか元気があるから、
ちょっと日記も長くなっている、
みたいな話をされてたんですけど、
実際とか、
外によく出られているんですよね。
で、外出かけられると、
やっぱりその分日記が動き出して、
なんか、
元気が良くなっていくみたいなところが、
すごいこう感じられて、
なんか僕も基本的にできるだけ、
家でゴロゴロしていたいと思っているはずなんですけど、
やっぱり動物なので、
動いてないと、
あまり調子良くないんだなっていうのも、
いい加減分かってきたというか、
そんなところも、
感じる本だったなっていう風に、
思っていて、
だからやっぱりなんだかんだで、
自分で、
自分のことに用事作ってあげた方が、
いいんだなっていうのは、
思いますね。
そうですね、用事。
用事はなんかいいですね。
ちょっと、
用事があってんだなっていうのは、
確かに思いましたね。
むしろそれがないと、
多分出ないんだなっていうか、
きっかけを失うので、
そうですね。
よしよしですけど、
意外と行きたくないなみたいなことでも、
一歩外に出ると、
あれなんか、
良かったみたいな、
本当に今更なんですけど、
そういうことを知っていくっていう、
確かに時期だったなと、
思いますね。
ハンマーウィークはね。
いや本当に、
今日は色々と脱線しながらになっちゃうと思うんですけど、
僕もつい最近、
用事があった方がいいんだって思ってたって、
気づいたと思ってたんですけど、
日記本の作業してたら、
2021年の夏頃の日記ですでに、
なんか僕は、
家が好きなんじゃなくて、
外に出かけていって、
早く帰りたいって思ってるのが好きなんじゃないかって書いてあって、
それその通りだなって思ったんですよね。
おもしろい。
家が好きだけど、
それはなんか家にいちゃ良くなくて、
外で早く帰りたいなって思ってる時の家が一番好きなんだなって。
それはすごいなんか、
どういう状態なんですかね。
何だろう。
家庭が好きなんですかね。
そういうわけかな。
ご飯でしょうね。
でもやっぱり近くにある物ってあんまり大事にしづらいじゃないですか。
だけどちょっと距離があると、
なんかありがてえみたいな気持ちが増してくるみたいなところが、
27:00
僕は特にあって、
ちょっと何かしら、
距離をとってあれはいいなみたいな風に思ってる時間が一番好きなのかなっていう。
なるほどな。
気はしましたが、
ちょっとこれは本当に余談です。
そうですか。
本当にちょっとこの浜へ行くを全体を通して、
通勤電車の中でちょっとずつ読みながら読んでたんですけど、
今回の日記が僕が一番好きでした。
やっぱり元気があるなって。
元気がないと良くないってわけでも全然ないんですけど、
なんかこれまで何冊か読んでくる中で、
読んできた人が元気がだんだん出てくるっていうのは、
なんか嬉しいなって思いながら、
読んでいました。
で、前回ね、
この表紙のこのジャガイモみたいなやつって言ってた謎は、
読んだら確かに解けましたね。
これ、今日この場で答え合わせするかどうかすごい悩むんですけど、
そういうことだったのかって思いました。
そういうことだったのかって、
かきなえさんが思うようなことを書いてたかどうかは、
なんか危ういんですけど。
あれ、これもしかしたら違うかな。
あれ、でもなんかそれが違っても面白いし、
聞きたいです。
何だと思いましたかね。
僕はこれ、
あ、でも違うかも。
違っても。
これ、あれだと思いました。
湖だと思いました。
おー、当たりです。
よかった。
そうです、琵琶湖を。
琵琶湖ですよね。
そうです。
よく分かりました。
今、自信はあまりないでしょうって言う前に、
一応、琵琶湖の形を調べようと思って調べたら、
微妙にちょっとこう、
違うかもしれないって一瞬自信が揺らいだんですけど。
くびれがありましたもんね、なんか琵琶湖。
そうです、一応。
あんなジャガイモみたいなんですけど。
本物の形とは全然違うんですけど。
トポロジー的には一緒ですからね。
まじなりでいくみたいな感じで。
そう、だから浜ってその浜だったのかと思って。
すごいなんか嬉しい。
すごいわーってなりました。
本当ですか、よかった。
なんかやっぱりこの表紙だったり、何でもいいんですけど、
読み終わった後に見えるものが変わってくるみたいなので、
やっぱり一番本読んでてグッとくるところなんですけど、
この浜っていう言葉であったり、
この表紙のこのちょっと凹みのある円形の図形が、
何なら抽象的なものじゃなくて、
30:00
具体的にその浜でその形なんだみたいなのが見えてくるっていうのが、
また全然表紙の印象が変わってくるので、
良いタイトルと良い表紙だなっていうのがわかりました。
ありがとうございます。
なんかタイトル難しいですよね。
タイトル難しいですよね。
けど今回はなんかタイトルに動作をつけたいなっていうのが一つあって、
動詞っていうか動いてる感じをそのままタイトルにしてみたいなと思ったんで、
1年通して何をしてる時に自分が動いてる感じがするのかなって思った時に、
やっぱなんか浜へ行ってる自分っていうのは好きだったっていうか、
そういうのはありましたかね。
それで多分これはいいと思ってつけたんですけど。
すごく良いタイトルだと思います。浜へ行く。
確かに象徴的な動作がいろいろ出てきますよね。
本当にここに。
猫を名付けるとかですね。
そうかそういうこと、確かに。
なんだろう、なんか昨日ふと道を歩きながら思ってたんですけど、
ミニマルな行為、何て言うんですかね、繰り返しみたいなことでも、
なんか絶対毎日同じことってないなっていうか、
当たり前なんですけど、なんかよく淡々とした日々とか、
なんかそういう、同じような日々でも中に幸せがあるみたいな、
そういう言い方って多いと思うんですけど、
それあんま自分しっくりこなくて、
なんか別に毎日全然違うみたいなことはあるし、
何もないとか言うけどなんかあるしみたいなことを、
日記つけながら思ってる自分がいるというか。
そうなんですよね。
日記つけてるとまずそれはすごい思いますよね。
なんかすごいある意味陳腐ではあるんですけど、
なんか同じ日はないなみたいな。
本当そうですね、本当でもシンプルにそうだと思うっていうか、
だからこそ書いてて面白がれるのかなとか思ったり。
そう、だから特に今回、カニの親子さんの日記としては、
丸一年がパッケージされてるのって、丸一年自体はあるのかな?
そういうのが多いから。
でも、こんなにちゃんと一年っていうのは本当初めて。
そうですよね、なんかその、
33:01
素朴に厚みとかっていうだけじゃなくて、
日々がちゃんと積み重なっている感じが一番はっきりしてる日記だと思って。
本の中だけで文脈があるんですよね。
Tの体重の増減だとか、
あとは夢を見る頻度とか、
あとはそれこそ猫具に会えるか会えないかとかっていうところで、
単純にその反復ではなくて、
ちゃんと何かしら日々が積み重なっているんだって思うような要素が、
いくつも読んでるうちに出来上がっていって、
それがそれぞれなかったことにならないまま、
ちゃんと引き連れて書かれていくっていう感じがあって、
それがやっぱりすごい読んでいて、
これが一個の日記の醍醐味だなというか。
それは確かにそうかも。
ありました。
なんか日記で文脈が出来てしまうと、
置いてけぼりになる感みたいなのは、
医学科の人も読んでているのかもしれないんですけど、
割と自分が好きだなって思い切って、
その文脈って、ここでまたこの絵が出てきたとか、
あの人ここに出てるみたいなのが結構好きなんだなっていうのを再確認して、
多分意識的に野良猫の件とかもそうですし、
なんかやってますね。
そうですよね。
それがやっぱりすごい面白かった。
あとやっぱり素朴に、
関西の地理感覚ってやっぱり面白いなって思って、
なんか僕、前に神戸か何かに遊びに行った時に、
京都と大阪、どっちかな、
京都と大阪に職場と家とかがあって、
いつもそこを往復してるみたいな方が、
仕事終わりに家に帰るついで、
みたいな形で神戸まで遊びに来てくれた、
会いに来てくれたみたいなことがあって、
その辺りってそんな気軽に行き来できる距離、
すごい初めてでびっくりしたんですけど、
この浜尾絵医科を読んでいても、
その琵琶湖エリアから京都であったり大阪であったり、
あたりまでのフットワークの軽さが、
結構最初わかんなくてびっくりするんですよね。
これは旅行じゃないんだ、みたいな。
京阪神は多分アクセス便はいいと思うんですけど、
正直そんな、私の住んでるエリアは、
36:02
京都までは早いので多分20分とかで着くんですけど、
でも大阪神戸まで行くのはやっぱりちょっと、
お出かけ感はもちろん出るんですけど、
東京にいた時間が長いので、
東京に住んでると電車でどこまでも行くじゃないですか、
その感じでずっと乗ってしまってるって言って、
周りは車社会だからびっくりされるみたいなことが起きたりとか。
そうそう、自転車屋さんのところでそういう話が出て。
そうそう、そういうのがあるなっていうか。
でも意外と電車もたくさんあるので、
意外と気軽さはありますね。
なるほど。
いやー、そうすごい。
それもよかった。
本当に積み重なっていくリズムみたいなものもすごいあって、
結構それは元から自覚的な、
自覚が強いところがおそらく蟹野彩子さんは元からある感じがするんですけど、
すごいなんかその、
僕も割と一気に意識的に書くんですけど、
その天気だったり日々の体調みたいなものとの意識だったりとか、
なんかその気分の上がり下がりみたいなところも含めて、
割となんかそれが、なんていうのかな、
全体を通して読んでいくと割と一定のリズムになってくるというか、
なんか上がって下がって上がって下がってで、
なんかまあちょうどいいところってあんまないよねみたいなのを、
自分は日記を、人の日記を読んでても自分の日記を読んでても結構諦めがつくんですけど、
なんかすごいそのこう、
なんか天気悪いとつらいなみたいなところも含めて、
すごいこう、何かのリズムがそこにできていて、
これも読んでいて面白かったですね。
あとはそれこそその、なんだろうな、
結構日記もその、僕は今日もなんか人とやりとりしてて、
僕は日記めちゃくちゃ書いてるけど、
結局この人が何しててどんな人なのかが全然わかんないって言っていただけて、
僕それ結構嬉しいんですけど、
日記に対してなんかその、
全部書くというか、何でもかんでも書けばいいってわけではあまりないと思っていて、
なんかちょっと煙に巻く部分があった方が面白いと思うんですけど、
すごいその、この浜へ行くも、
なんか名前で書かれる人と、
イニシャルで書かれる人と、
39:00
あとは全く書かれない人だったり、
ディティールまで書き込まれる出来事と、
なんか気配だけほのめかして書かないことみたいなのが、
すごいこう絶妙な塩梅で混ざって、
例えばパートに出るところとかは、
おそらくこんな仕事なんだろうなっていうのは、
全体通して読んでいくとある程度推測がついたりするんですけど、
でも本当のところを確信は持てないみたいな、
すごい絶妙な情報の隠し方と表し方との具合があって、
僕そういうのがすごい好きなんですよね。
なるほど、確かにな。
それは多分意図的ですね。
そうそう。
なんか単純に、なんかこれ書くと具体的すぎるっていうか、
なんて言うんでしょうね。
別に何でも書いていいと思うんですけど、
どうして書かなくてもいいと思ってるんですけど、
なんですかね、これ書くとちょっと何だろう、
近すぎるんですよね。
自分のクラスとそのパートの感じっていうのが、
なんかね、多分、なんだか知らないけど近いと思ってるんでしょうね。
月木の仕事とかの方がやってることとしてはかなりなんか、
深部っていうか、すごい近いっていう、
気持ち的にはすごい近いんですけど、
土地的な距離があるからなんか書けちゃうのかなとか、
なんかわかんない。
そうかもです。
こんなにベラベラ喋るのも野望な気がするんですけど。
いやいや、録音はね、野望な方がいいですよ。
本当ですか、野望で。
かもですね、意識が働いてるなっていうのは、
自分でも読み返しって思いますね。
なるほど、そうか。
いや本当になんか、なんていうのかな、
結構その、読んでて、
ちょっと、
フィクションっぽくなるって言うとなんかちょっと違うんですけど、
なんていうのかな、
なんかその、日記のモードから、
視点のあり方とかが、
ちょっと小説の方に寄っていくみたいな瞬間がいくつかあって、
僕は今回のこの日記の中で、
それこそ例えばカニの親子さんが、
台所に立つたびに、
なんかグッと来てたんですよ。
台所に立つたびにっていうのは、
なんか果物を抜いてたり、
あとカニの親子さんがカニと対決するシーンがあって、
ありましたね。
あのあたりのそのカニの親子さんが、
おそらくナイフだったり包丁を手にしているシーンの書かれ方が、
すごい絶妙にちょっと不穏なんですよ。
42:00
その不穏っていうのはなんか、
暴力の匂いがするとかそういうような話ではなくて、
なんかその、視点の置き方だったり、
それに対しての描写の仕方が、
なんかちょっと、
ただならぬ感じを覚えるような書き方になっている気がして、
なんかすごいそこがかなり好きでした。
なるほど。
ありがとうございます。
昨日ちょうど大阪の淡路のタラマラに行ってきたんですけど、
そこで天守の土居さんにも浜アイの感想をもらったんですけど、
なんか時々すごいぎょっとする、
うん、そういうこと、不穏な、
不穏っていうかなんかぎょっとするみたいなことを、
書いてますねって言われて、
でもそうですね、
あのハムスターのところがなんか、
自分は好きでしたと教えてもらって、
確かにあのハムスターのところも、
ハムスターっていうかあの、
土の塊を掘り起こす、
ああいうところもなんか、
読む人からしたらちょっとぎょっとするのかなっていうのとかは、
ちょっとその後思ったりして、
なんか、そうですね、
時々そういう感想をいただきますね。
そうか。
しかもそれのある意味、
これは本当に日記なんだろうかって、
まあこれかなり大げさに言ってますけど、
本当なんだろうかみたいな気持ちにさせるのの準備として、
基本的にカニのおよこさんの日記って、
夢の話の後にあんまり改良が入んないんですよ。
同じ段落の中で目を覚まして以降の行為も描写されることが多いので、
なんか無意識にまだ夢が続いてるみたいな、
どこからが現実なんだっけみたいな境が結構こう、
パラッと読んでると見失うような作りなので、
そこが結構僕は、
これ真似しようって思った。
本当ですか。
ぜひ境へまかすってちょっと面白い感じはありますよね、確かに。
だから日記の中に出てくる夢の話の流れで、
そのまま一日がぬるっと始まっていくみたいな印象を持っていると、
割とその後、段落が切れていたとしても、
なんかちょっとドキッとするような一文があったときに、
ただ人の日記として読むんじゃなくて、
本当にその一文としての説得力じゃないですけど、
なんか迫ってくるものの具合がちょっと強まる感じがしたんですよね。
なるほど。
そこはすっごい上手かったなと思いました。
なんかちょっと日記をただただつけているのも好きなんですけど、
45:02
確かに去年とかはなんかちょっと、
なんだろう、普通に純粋に文章もうちょっと上手くなりたいという風に思って、
だからなんかちょっとね日記の、自分が普段一番書く文章って、
なんか日記っていうか、日記だなって思っていて、
そこでなんかちょっと、なんでしょうね、なんかやってるんでしょうね、
そういう修練じゃないですけど。
なるほど。
最後の日記論の中にちょっと出てきたのか、文中に出てきたのか、
ちょっと今ふわっとしちゃってるんですけど、
それこそ全部書き尽くしたいけどそれは無理だみたいなことが、
どこかで何度か言及されていて、
なんかすごいそれがなんか全体のトーンを今回、
一個正確づけているのかなっていうのは読んでて感じて、
やっぱりなんか外に出て動いていたり、
なんか電車、新幹線特にですけど、
車窓からちょっと先にいる距離の人の動きを書くみたいな時に、
やっぱり一番こういいなっていう文章が現れてきて、
やっぱりなんかそういうその外に出て、
外で何かの動きをそのまま書きたい、
できればそれを全部本当は書きたいけど、
しか選択しなきゃいけないみたいなことが、
一個立ち上がってから多分書くモードとしても、
なんかこう大きく変わっていくんだろうなっていう感じがあって、
本当にちょっと今日のこの浜井くんの話の一番初めに、
やっぱり動いて用事があって出かけていった方がいいよねっていう話は、
本当に結構この浜井くんにおいてはかなり大きいというか、
なんかやっぱり外に出ていて人の動きだったり、
外に向かって何かを書いていくみたいなところがこう強くなっていくと、
日記として具合が良くなるっていう。
具合が。
なんか体現されてる感じがありましたね。
なるほど。
本当に好き勝手ない、読者のあれですけど。
いやもう好き勝手言っていただいて、
書きなりさんの日記もでも結構、
全部やっぱ結構全部でもないですよね。
なんかやっぱポイントポイントでこう絞ってあるというか、
その絞り込んですごい深み深くまで書くみたいなイメージが勝手に持ってるんですけど、
例えばちーかわとかだったらちーかわにこう狙いを定めていくわと。
48:04
そうですね。
書くみたいなのが面白い。
面白いっていうかなんか、
それは多分書きなりさんは自分で自分のことを面白がるみたいなことを今どこでおっしゃってるので、
そうなんだろうなって思いながら読んでるんですけど。
そうですね。
そうですね。
やっぱり僕は日記読むときに、
道ですれ違うような人たちが普段どんなことを考えてるんだろうかっていうところに興味があって、
読むところがあるので、
考えてるパートを意識的に増やすっていうのを多分やっている感じがあって。
えやこさんはそれこそ思いすぎっていうような書かれてるじゃないですか。
はいはいはい。
あんまり思うっていうところよりも本当に外側の行為であったり、
それこそフジ日記のような具体の方に関心を持って日記を書かれてる感じがあるのかなっていうのは、
読んでいてもやっぱり感じるところですね。
そうです。
なんかやっぱ何も続かないとか、日記の最初の方はちょっと思いすぎてる自分がいるっていうか、
ちょっと思いすぎて体調悪くなってるっていうのがあるんで、
なんかそこからちょっと抜けていきたいっていうのもあって、
今振り返ると。
でもなんかしょっちゅう思った思った思ったとか書きまくってるんで、
それもでも面白くてはいる気がしますね。
自分なんか思いすぎだろみたいなことを思いながら書くみたいなのは、
楽しいなーっていうのは結局あるんで。
なるほど。
いいですね。
面白いな。
やっぱり本当に今回は車窓から見る知らない人と浜の周辺の猫たちみたいなところをやったりとか、
基本的になんかその残る部分が割と外の描写にこう集中している感じがあって、
なんかそれがやっぱり一個風通しの良さとして出てくるんだろうなーっていうのはすごい思いましたね。
それはなんか僕が苦手な部分なので、
苦手って自分で書くのが?
51:01
人のこと書くというか外のこと書くの苦手なんですよね。
でもそれ何日か前のあれに書かれてましたよね。
書いてたかもしれない。
自分のこと、他者のことを書くときのなんていうか心づもりというか、
そのことについて書いて出したなと思って。
人のことは、自分のことだったらいくらでも書けるんだけど。
なるほど。
人のことがおかしいなっていうのが。
でも。
別に書いちゃうときは書いちゃうんですけど。
日記なんでね、何でも別に書いていい。
そうそう書いていいし。
結局それに行き着くんかっていう感じですけど。
そうなんですね。
それはだからやっぱりなんだろう、
でもそれはなんか今回ハマイク読んでいて、
なんか別に書いてもいいんだよなというか、
なんか書いた方がいいかもなみたいなのは。
ちょっと思いました。
なんか別にその人のことを書くことが、
別にその人を侵害することになるとは限らないんだよなみたいなことを思ったというか。
なるほど、確かに。
僕はちょっとそこを怖がりすぎてる感じがありますね。
最近はでも結構その、
今回はだから今までは全部イニシャル、
その名前で活動されてる方とか、
すでに知られてる方はその方の名前を出してたんですけど、
結構人の名前も出したりとかするようになってて。
そうですね。
そうなんですよね。
なんかそういうこともやって、
何て言おうかな。
何言おうとしたんだかな。
なんかちょっとね、
それをやってみようと思ったんですよね、きっと。
思い出した。
だからその人、
この人には多分誤解されていいやっていう気持ちがだんだん生まれてきたというか。
なるほど。
そうですね。
この人になんか多分嫌われていようが、
なんか誤解されようが、
それでも別になんかいいのかなっていうような関係性が保てている方は、
なんか多分出してるのかなっていう気持ちが結構あるなと。
なるほど。
ですかね。
でもそれこそ、
ちょろっとだけ僕の名前も出てくるじゃないですか。
はいはいはい。
結構嬉しいなって思いました。
それはかまいくの中でも久木さんも書かれてましたけど、
54:00
人のお日記に出てくるとちょっと嬉しいみたいなのが、
実質としてわかる感じが嬉しかったです。
確かになんかね、嬉しいですよね、なんやかんや。
そうそうそう。
人のお日記に出るの嬉しいなって。
どんな出方でもなんか、
あ、自分だって思う感じが。
なんかね、あれなんですよ、
自分の多分その欲望ってどっから来てるのかなっていうのを、
もう一回、時間が結構経ってますね。
全然大丈夫ですよ。
学生時代、中高とかにホームページの文化が流行ってて、
みんなね、HTML書いて、
そんな大損なものじゃないけど、
みんな自分の日記のページ持ったりとか、
リアルタイムみたいなの持ってたりとかしてたんですけど、
なんかそれ読んでても、
自分が出てこない寂しさみたいなの結構、
なんか仲良しグループはここなんだなみたいなのとか、
結構内輪のネタが多かったりする日記を読んだりしてると、
なんかここには自分はもう一生出てくることなんてないんだろうみたいな、
そういうなんていうんですか、
もう簡単に言うと壮大感ですよね。
別にそんな大したことじゃないんだけど、
それって結構傷つくっていうか、
気にしてたんだなっていうのがあって、
なんかそこにいない自分っていうのが、
より可視化されるのがそういうなんだろう、
SNSとかもそうだと思うんですけど、
ホームページ文化で味わったことの一つだったんで、
なんか引っかかってる感じがいまだにあるんですよね。
なるほど、確かにそれはちょっとわかりますね。
それこそその1回目の日記祭で、
あくつさんとトークしたときに、
それこそ内輪感の話は出てましたもんね。
なんかあんまりそこを出してもなーって。
そうそう。
なんか塩梅だなーって思うんですけど。
でも本当に難しいですよね、そこ。
なんかだからといって人の話しか書かないと、
それはそれでなんか自閉してる感じにも見えちゃうんですかね。
そうなんですよね、そうそうそう。
難しいんだよなーって。
難しいですよね。
でもなんかいっときそれをなんか、
こじくるなんてこともないから、
ねじれ曲がりすぎて、
なんか不在の罪だみたいな、
いないことで存在感をさらに出しているのだみたいな気持ちになって、
言う時期もあって、
なんて痛いらしい奴なんだって今考えてる。
いやいやいや。
でもいろいろ試してみたくなります。
いろいろ試してるんだなっていうのがありますよね、なんか。
そんなんみたいな。
57:01
なるほどな。面白い。
まだ大丈夫ですか?
全然大丈夫です。
あとそれこそ僕これ読みながら、
今回ですね、日記祭に出すための日記本を準備していて、
今告知のためにこれサンプルすったんですよ。
サンプルすったってことは、
これ録音で言ったのか、
前回の録音の後に喋ってたのか忘れちゃったんですけど、
この浜江駅のどこで製本してますかっていう話で、
教えていただいた印刷所に今回お願いしていて、
そこでそのサンプル印刷してもらったんですね。
だからこの、
金子彩子さんがずっとそこの印刷所でお世話になってるみたいな話を聞いてたので、
読み始めて最初の方で日記を作りたいんです。
日記のデータを入稿してから、
サンプルの納品まで何日かなみたいなのを、
日付がついてるから、
すごい参照できたんですよ。
大体本当に5日ぐらいかかるんだとか、
日記のデータを入稿してからどのぐらいのリードタイムで印刷されるのかみたいなのが分かって、
すごい個人的にはすごい自分で日記を作りながら、
日記本を作りながら、
人が日記本を作っているところを日記本で読むっていう感じでしていて、
しかも日付がついてるから、
大体このぐらいだみたいなスケジュールを参考にできたりして、
すごいなんか、
これはなんか自分で作るからこそのお得感だなっていう。
すごいなんか。
それは確かに。
やっぱり人が何か作っているところが書いてある日記。
すごい楽しいし、
僕の場合めちゃくちゃそれが参考になったなっていうので。
本当ですか。
そうそうそう。
すごい、じゃあこの日までに入稿しなきゃみたいな。
そうなんですよね。
時々、時々っていうか、
あの印刷所さんって早いときめっちゃ早いんですよね。
1回多分預けてあるデータ1回多分作ると、
なんか次からめっちゃ早かったりして、
なんでこんななんだろうって、
多分好き混雑状況とかにもよるみたいなんですけど、
その自分の在庫がなくなったときに、
なんかもう1回すろうかなと思ってサイトを見たら、
今なんかスピンの受付停止中って書いてあって、
これは何でだと思ってこうお問い合わせフォームから聞いたら、
すごい今なんか注文が殺到していて、
なんか混んでるっていうので、
それで停止していると。
スピンをつけるときはまた別のライン、
1回全部そのラインをスピン用にしなきゃいけないらしくて、
そういうのがあるっていうのをメールで教えてもらって、
なるほどなーみたいな。
1:00:01
なるほど。
みたいなそんなのがあるのかな。
そういうのがあった。
なるほど、面白いですね。
なんかそのやりとり、そういう製本してくださるところとのやりとりって、
基本そんななんかないっていうか、
ないですね。
なんか本当に必要なことしかやりとりしないんですけど、
たまにそういうなんか、
蚕の役さんいつもなんか使ってくれてるので、
なんかもし本当に急ぎだったらちょっと連絡くださいみたいなことも書いてくれてて、
ちょっと絆って気持ち悪いですけど、
なんかちょっと嬉しいって思ってしまった。
でも本当にメールのやりとりとかもすごいシンプルなんですけど、
今もなんか割とその中の人がいる、
変な言い方が。
なんか中の人がいる感じはすごいあって、
これまで最初にお願いしてたところとか、
すごいもう塗り足しが足りてませんよとかも全然言ってくれないまま、
釣ってきてとかいっていうことがあったりもして、
割と毎回印刷するたびに具合悪くなるんですけど、
今回は結構なんかいろいろやりとりさせていただけたので、
なんかそこはすごい。
なんかいいですよね、そういうところ。
これも面白いですよね。
なんか蚕の親子さんに教えてもらったから安心だみたいな、
多分僕の方の思い込みもあるんですよね。
怖い。
なんかそのこれまでのところだと、
なんか遠慮してあんまりそもそもツッコめなかったけど、
なんかちゃんとお問い合わせしても大丈夫なんだって思って、
いろいろ最初から聞いてみるとか、
なんかそういう態度も僕の方に最初からあったんだろうなっていうのも思って。
なるほど。
でもだからすごいバカみたいな話なんですけど、
やっぱりなんか人から教えてもらうのって、
いろんな意味で大事だなっていうのは。
いやほんとそうですよね。
人の言うことを聞いておくもんだなっていう、
なんかほんとその経験ばっかりっていうか。
サンプル出してくれるのすごい嬉しい。
これまで一冊でとりあえず出してたんですよ。
だから原価2、3000円くらい使って、
一冊だけ作ってもらって、
それでチェックして大丈夫そうだったら、
すぐするみたいなことやってたんですけど、
今回ちゃんとこう一冊確認ができるので、
だから告知もね、このタイミングで間に合う感じでできたしっていう。
いや、なんか面白いですね。
面白いですね。
そうなんですよね。
最近まだほんと余談なんですけど、
その中の人の感じっていうのに興味があるっていうか、
なんかその人たちに自分が直接何かお礼を言いたいみたいな気持ちが、
すごい今すごくてブームっていうか、
何なんでしょうね。
なんかこの間もそのデパートでちょっとお菓子を買った時に、
そこの店員さんの接客の感じがすっごい良くて、
なんかこんなに良いんだみたいな、
1:03:01
そんなちょっとびっくりもしたんですけど、
それでなんかそこの百貨店のお問い合わせフォームに、
何時何分にこの方に接客してもらってめっちゃ良かったですみたいなことを書いて、
送るみたいなこととか、
なんかしてしまう自分がいて。
いやでもすごい良いですね。
なんか電話かかわってきて、
おそろおそろ出たらそこの百貨店さんからで、
たびはなんかそんなお声をくださってありがとうございますとか嬉しくて、
お返事のご連絡だけなんですけどみたいなことがかかってきて。
なんか良いですね。
そうなんですね。
なんか人間をやりたいなって思ったっていうか、
その感じ。
いやすごい大事ですね。
何か言って。
いやいやすごいそこ広げ、
どこまで広げていいのかってあれですけど、
日記本の良いところもそこな気がしていて、
なんか人間を忘れずに済むんじゃないかなって、
それはちょっと僕の経験からすると、
半分はそうなんですけど、
たまにそうでもないっていうのはあるんですけど、
とはいえなんか日記を本にしてる、
しかもそれが自主政策であると、
割とそこに対してなんていうのかな、
人間が作ってるんだっていう、
すごい素朴な気持ちを、
割と多くの人が持ってくださる感じがある気がして、
なんかちょっともろはの剣じゃないけど、
日記だからそれをなんか褒めるにしてもけなすにしても、
人格に対しての評価みたいになっちゃいがちみたいな、
なんかそういう難しさは別であるんですけど、
あんまりそこと関係なしに、
素朴になんか人が一人で書いて作ってるものなんだな、
みたいなところに、
どうしても本だったり文字がそれ自体で持ってしまいがちな、
なんか知りやすさだったりとか、
意味がある感じみたいなのを、
なんかちょうどよく和らげてくれる感じがあるなっていうのは、
ちょっと個人的に思っていて、
なんか偉そうな日記本ってないじゃないですか。
あんまりそうですね、よっぽどっていうか、
そうですね。
なんかあの、おいしんぼのね、
こだわりのおじさんの名前が出てくるんですよね。
なんかあの、あの人か。
髪がちょっと長い人ですか?
そうです、そうです。
ああいう人が書いた日記とかだと、
普通にもしかしたら偉そうですよね。
それは偉そうですよね。
でも普通に書いてる文には、
多分どうやったってちょっとしょぼいというか、
それは全然けなす意味ではなくて、
1:06:00
なんかある意味ちょうどよく大したことないものになれる感じが、
日本すごい好きなんですけど、
なんかそれは本当に人と人との、
なんか本を作ってそれを売ることと、
それを見つけて買ってくれることっていうのは、
全然対等のやりとりなんだよなというか。
うん。
そこをすごい感じるので、
いいよなっていうのは、
うん、思いますね。
そうですね。
あとそうですね、日記本作ったりとか、
日記のそういうことで携わってて、
なんかいいなって思うのは、
ちょっと日記に対しての感想が言いづらい分、
なんかその人が思い出したことを代わりに言ってくれたりとか、
なんかそういうことに結びつきやすいので、
なんかこっちとしても、
あ、そんなことを思い出したんだとか、
さらにその話を聞いて自分が思い出すことがあるとか、
なんかどんどん記憶が、なんて言うんでしょうね、
分厚くなっていく感じっていうのが、
すごい楽しいというか、
なんかなんやかんやいいなって思っているか、
そういうのはありますね。
ありますよね。
そう、なんかやっぱり、
なんか僕は人と話してて一番楽しいなって思うときって、
お互いあんまり相手の話聞いてないときなんですよね。
それはなんていうのかな、
ただ言いたいこと喋ってるってわけじゃなくて、
なんかその思い出とか思いつきみたいなものを一人が話すと、
それに触発されて、
なんかずっと忘れてたけどこんなことがあったとか、
こんなことをあのとき本当は思ってたんだみたいなことが出てくるときって、
たぶん文字に書き起こしてみると、
好き勝手喋ってるのしか見えないんだけど、
やっぱりそこってなんかお互いに触発されてる時間が流れてるはずで、
なんかやっぱり日記本読んでてあれこれと思い出す、
今日も僕何回か脱線しましたけど、
なんかそういうのってやっぱりいいなって思いながら。
いいですよね。
めっちゃいい。
もう本当に時間が許せばいつまでも自分は雑談してるんじゃないかっていう人間なんで、
なんか本当にもう芋づるし気にっていうか、
もう出てくる出てくるみたいな感じで、
なんでこんな覚えてるんだろうみたいなことにもね興味がありますし。
そうですよね。
本当になんか書いたり喋ったりしてると、
なんかあれこれ思い出せますよね。
いや本当にそうなんですよ。
そうだ、なんかそれちょっと聞きたかったんですけど、
はいはい。
割と元から覚えてる方ですか?
僕は全然覚えてないんですよ。
あーなるほど。
なんかそれこそ面白かったのが、
ふずくえで会話のない読書会っていうのが定期的にされていて、
1:09:00
で僕は滝口雄生さんの小説、長い1日だったかな、
何かの読書会に行った時に、
そのふずくえの店員さんとして滝口さんがいらっしゃって、
なんかご自分でこう注文取りに来てくださるみたいなことがあったんですよ。
ありましたね。
すごい素敵な1日だったんですけど、
それを忘れてたんですよ。
別の機会にそれこそなんか文振りか何かで滝口さんとお会いして、
なんか好きでよく読んでますみたいな、
当たり障りのないご挨拶をしてたら、
なんかふずくえに来てくださってましたよねって、
お声掛けいただいて、
でも僕そんなこと言ったから、その瞬間何の話だっけって思って、
その場ではなんかニコニコしながら、
当たり障りなく時間終わって、
後で自分の日記を検索して読み返したら、
こんなめちゃくちゃいいことがあって、
読むと思い出すんですよ。
確かにあった。
そしてそれは素晴らしい1夜だった。
でもあの瞬間ご本人を前にして、
僕は何も思い出せなかったっていうのが結構衝撃を受けて。
そうか。
だから日記を読み返さない限り、
僕は自分の記憶さえ思い出せないんですけど、
割とそのあたりって、
どうですか?覚えてますか?
そうですね、覚えてる方かなという気がしますね。
細かいこと。
でも、抜けてることは本当に抜けてるかな。
それこそ、たぶん日記の中にも、
何だっけ、ウォンバットのぬいぐるみ、
それ書いてないのか、書いてたかな。
母親から、あなたが中学生の時に〇〇さんに
ありました、ありました。
ウォンバットのぬいぐるみだよって写真が来たけど、
何にもその記憶なくてみたいな、
そういうことはないから、
その時期っていうのが嫌なことだらけだったから、
本当に抹消してるんだろうなっていう。
なるほど、なるほど。
やっぱり幸せだったなぁみたいな、
そういういいなぁみたいな時は、
覚えていることが多いかもしれないですね。
そうか、そうか。
だから僕は本当に書いたり、
喋ったりしてないと何も思い出せないので、
思い出すために書いてるところがちょっとあるなと。
それはありますね。
最近はでもそうかもしれない。
ここに書いておけば忘れても、
後から自分がふとした時に見返せば、
何か思い出すだろうみたいな気持ちは、
何かあるかもしれない。
それこそね、このハマイクの表、
えーと、これは何て言うんだっけ、
後ろの表紙の方には、
それこそその、
あの時あんなことがあったけど、
ここには書かなかったみたいなことがあったって、
自分の記憶をかけていくわけではないと思えると、
安心するっていう、
1:12:00
5月の日記が抜粋されていて、
これすごい日記の効能の一つというか、
書かなくてもいいんですよね。
割とその日書いたこと、書かれたことを読むと、
自分の場合は書かれなかったことも含めて、
ちゃんと思い出せるんだっていうのは、
割とほっとするところがあって、
なぜか人の日記を読んでもあるんですよね。
だから割とこのハマイクを読んでても、
何かあれこれ思い出して、
やっぱりそれが良かったですね。
何思い出したのか、
今とっさには思ってこないんですけど。
そうですよね。
またでも読んだ時に、
また何か別のことが立ち上がってきたりとか。
そうそう。
でもやっぱりハマイクところで、
僕の場合は名古屋が実家で、
横浜に祖父母の家があるんですけど、
高速道路で行く時に、
途中に浜名湖があるんですね。
浜名湖。
すぐその浜名湖のサービスエリアで、
じゃがベーコンとか食べるのが、
いいですね。
好きだったなーみたいなこととか、
本当になんか些細なことなんですけど、
そういうのを思い出したり。
あと多分琵琶湖の方にもサービスエリアがいくつかある。
そうですね。
多分名古屋の方からこっちに来る途中で、
京都まで目指そうとすると、
何かどっかで多分ね。
そうですよね。
どっか通るんで。
なんか子供の頃なぜか、
父親と二人で京都に行ったことがあるはずで、
その時多分琵琶湖であたり、
琵琶湖を望むサービスエリアで、
たこ焼きを食べて口の中に火傷したなっていうのを、
これ読んでて思い出したんですけど、
本当にこれが本当にあった記憶かどうかも怪しいっていうところも少ないので。
はいはい。
あったな。
そうですね。
その子、同じような思い出す経験を、
多分最初にしたのって写真な気がするんですよね。
自分の場合は。
はいはいはい。
面白いですね。
自分が小学生ぐらいになった時に、
ちょっと小さい頃、2、3歳とか、
0歳の時とかの自分の写真とか見て、
あ、なんかこの景色なんか覚えてるとか、
あれ、この洋服棚自分よく開けていたずらしてたとか、
なんかそれから始まった記憶があって、
なんか写真はだからすごい、
なんかバカみたいなこと言ってますけど、
写真すごいって思ってますね。
なんか本当に。
あ、でも。
面白い。
そう。
どうですか?
なんか、
1:15:00
いや全然、ただその自分の撮った写真よりも、
人の撮った写真の方がなんかその効果っていうか、
なんか見え方が、
なんかより自分の記憶に響いてくるような感じが、
なんかどうもあるっていうのが最近なんだろうなと思って。
面白い。
それは自分が写ってるとかは関係ないんですか?
関係ないですね。
このおじさん誰だっけみたいな、そういう感じとかも。
なるほど。
面白いとか、
あれ、ここの家って見たことある?って言ったことある?とか、
そういう感じですかね。
なるほど、なるほど。
面白い。
すごいなんか。
でもなんかやっぱり、
本読む時も、本じゃなくて本当にあらゆる作品と触れ合う時も、
喜びの一つに、
なんか自分にも連続性というか、
なんか積み重ねてきたものがあったんだっていうのを、
なんか思い出す瞬間、
てかその媒介としてなんかその対象があるときに、
結構それを感じる、なんだろうな、
いいなって感じることが多い気がするので、
確かに写真と日記は、
誰かが撮った写真で自分の記憶を思い出すのと、
誰かの日記を読んで何かを思い出すのは、
ちょっと通じるところがあるような気もしますね。
ちょっとこじつけすぎかもしれない。
そうね、でも、
どんな媒体も結局何を残すか、
こっちは選択しているので、
なんかやっぱどれもそうなんだなっていう気持ちがあるなと。
そうですね。
前向きな気持ちになります、なぜか。
どれを撮っても多分全部は残せないんだっていう、
ちょっと諦めでもちょっと嬉しいみたいな気持ちっていうのが、
今の自分には結構あるというか。
なるほど。
それ面白いですね。
なんだろう。
そうか。
結構その、
かなりまた今長くなっちゃってるから、
またの機会でもいいんですけど、
書き尽くす、書き尽くせないみたいな心に対してのスタンスのお話は、
すごいなんか面白いなというか、
いろいろ聞いてみたいなと思うところですね。
そうですね。
全部書けたとしても、
なんかそれで自分を満足するのかっていう、
なんかありますよね。
ありますあります。
なんかね、多分その日々あるかも。
そう、なんかそれこそその、なんだろうな、
友達間でしか、地元の友達の間でしか通用しない語彙とかあるじゃないですか。
家の親戚の中だけでとかでも。
1:18:00
ありますあります。
本来の辞書的な意味で言うと明らかな語彙なんだけど、
この家の中ではそれで通じちゃうみたいな言葉があったときに、
本来であれば自分としてはその一言で、
なんかあらゆる文脈を、
なんか凝縮したものとして使えるんだけど、
特定多数の人に読ませようと思ったら、
それに対してもう何行も何行も費やさなきゃいけないみたいなこともあったりすると、
誰に通用する言葉として書き尽くすのかみたいなのも、
結構日記だと大きい気がしていて。
確かに。
それを本にして売ってるって誰に書いてるんだみたいな。
そうそうそうそう。
どんどん拡大していきますよね。
なんかそれこそ今回のこのハマーエクだと、
多分そのハムスターって言葉が出てこないんじゃないかな。
僕が読み飛ばしてるかな。
いやでもなんかクマオとか。
確かそうそう。
あの固有名だけが出てきて、
前の作品を読んでると、
あのハムスターが出てくるのがわかるけれども、
そうじゃないような書き方に多分なっていた気がして、
それも一つちょっとよっとする感があるというか、
何かわからないものが今掘り出されてるみたいな、
そういうちょっとフラフリにもなってるところもあるかもしれないんですけど、
でもなんかそれが結構豊かな書き方だと思うんですよ。
その際に昔買っていたハムスターとか、
なんかそういう最大公約数的に説明が入ってしまったら、
その瞬間に結構しらけちゃう気がしてて、
しらけちゃうし書こうとしてたことがむしろそれを書くことで、
なんか損なわれちゃう感じがすごいある気がしていて、
なんかその書き尽くすっていうのの難しさって、
なんでもかんでも全部書けばいいわけじゃないっていうのも含めて、
すごいこうなんかめちゃくちゃ難しいですよねっていうのは。
そうですね。
いっそ自分のために書いてるって言い切ったらいいのかっていうと、
なんかでも自分は他の人が確かに動いてたことも、
なんか残したいんだよなって部分があったり、
でもそれ結局自分のためなんじゃないかとか、
いろいろなんか悶々としたりしてるんですけど。
なんかいやらしくはしたくないなっていうのは、
なんか最後の意地としてあるんですよね。
なんかやっぱその内輪感とか、
なんかこれが分かってない自分が置いていかれる感じみたいなのは、
なんか日記を読んでてそんな気持ちになるのは、
なんかつまんないなっていうのはあるんで。
そうなんですよ。
確かにそうです。
クマ音しか出てきてないかもしれないですね。
一回なんのこっちゃですね、途中から読む人。
でもそれがすごい良かったと思う。
でもなんか確かに、
1:21:01
でもそうかそうか、すごいずっと喋ってるけどな。
すいません。
いや大丈夫ですよ。
なんか全くわけのわからないことを読んだとしても、
絶対何か思い出すっていう、
なんかそこにたぶんちょっと望みがあるのかもしれないですね、自分の中に。
そうですね。
あとちょっと違うかもしれないんですけど、
なんか僕あんまり小説読まないから、
あんまり知ったこと言えないですけど、
僕が小説を読んだり、
その批評とか含めてわりと読むときに感じるのは、
なんかわかんなくてもいいんですよ。
なんか僕自身の、
なんか理解力だったり、
知識が足りてなくて歯が立たないみたいな文章を、
僕はわりと平気で読んだんですけど、
なんか、
えーと、
なんていうのかな、
固形動詞で難しそうに書いてる文章はわかるんですよね、やっぱり。
読んでてってことですね。
読んでて、内容がわかるかわかんないかと別で、
なんかその書かれていることに内在的な必然性があるかというか、
なんていうのかな、
その書き手にとって、
筋が一本通ってるかどうか、
その言葉に体重が乗ってるかどうかって、
なんかバレるんですよね。
あー、なるほど。
それがやっぱり僕は面白くて、
何書いてあるか全然わかんないけど、
この人はすげー真剣に書いてるって思わされたら、
わりと難解と言われている小説でも面白く読めちゃうんですよ。
あー、なるほど。
日記は、日記本のいいところは、
わりとそこに、
偽行なしで、
その難解な小説と同じような凄みを出せるところだと思うんですよね。
あー。
なぜなら、そこに本人にとって必然性のあることじゃ書かれてないから、
今の熊尾の例だと、
熊尾が何かをわからなかったとしても、
何かとても大切なもの、存在であったってことは、
読めばわかるんですよ。
それがわかれば正直十分なんですよね。
なんかみたいな、
人の日記を読むときの僕の面白さとかって、
わかんない。
これは一体何のことを言ってるんだって思ったときに、
わかんないけど、
この人にとっての、
この言葉をここにこういう形で置かなきゃいけなかった、
であろうということは、
なぜかわかるっていう。
なるほど、なるほど。
そこでなんかやっぱり、わー日記っていいなって思う。
なるほど、なるほど。
ですよね。
あー、いや、
いやでもそういう、
そうですね、
わかんなさっていうのが、
わかんなくていいんだよっていう感じとか、
わかんないなりに何か出てくるみたいなのって、
すごいなんか、
いいことっていうか、
なんだろう、
自分にとって結構いいなって思うことで、
だからこそなんか、
それぞれ生きてる感じがありますよね。
だってどうしたって分かり合えないから、
その本当のところが。
1:24:00
だってわかんないなりに一緒に生きていくにはっていうところが、
すごくやっぱ、
あるとすると、
うん、確かに。
だから本当、
自分が喋ってる言葉とか、
普段こう文章に書きつける言葉って、
本当自分の言葉でしかないなみたいな気持ちになりますね。
そうなんですよね。
でもね、前ですね、
ずっとなんかちょっと、
なんか喋りすぎてる気がする。
大丈夫かな?
頭がなんかあれですね、
多分、
頭っていうか、
大丈夫ですか?
大丈夫です。
脳がなんか回転してんだろうなって感じがする。
今、
人と話すと結構楽しくなってしまう。
わかります。
僕も今すごい、
はい、はい、はい、
おしゃべりはいになってます。
おしゃべりはいになってますね。
すみません。
いやいや、
でも本当に、
そういうおしゃべりをする場として、
設けております。
嬉しいです。
いやいや、
ありがとう。
でもそっか、
あれですね、
1時間半ぐらいなのかな?
そうですね、
なんかちょうどよくでも、
そうですね、
いろいろ話せた気がする。
いいお話が、
いろいろできた気がする。
あ、そうだ、
またスペースもやられるんですか?
そうなんです、
でも、
そうなんです、
なんか日記本について、
なんか話してみたいなと思ったんですけど、
でもなんか、
何話そうかなって、
アンケート取ったくせに、
具体的に何を話したら皆さん面白いのかなって、
全然わかんなくて、
そういう雑談でもいいのかなとか思ってるうちに、
なんかどんどん日が経っているっていう。
なるほど、なるほど。
でも、
なんかちょっとやってみたさもあるし、
なんだろうですか、
日記本の何を話すのが面白いのかな?
そうですね。
なんだろうなーって。
そうか、
スペースはなんか飛び入りとかもできるから、
確かに。
1回やってみて、
日記本について話したい人が入ってくるみたいな。
適当にもう、
皆さん見てくださいみたいな感じがいいのかな。
それも楽しいかもしれない。
確かに。
なんか淡々とおしゃべりするのが苦手ですね、やっぱり。
でもそれはすごいわかりますね。
なんか、
自分で言ったことに対して、
自分で笑うみたいな時間ができると、
なんかちょっと、
今の取り消したいみたいな気持ちになるんですけど、
はいはいはい。
言わないなみたいな。
いやでも本当に、
多分日記についてのお話はいないし、
人によって全然スタンスも違うでしょうから。
いや、本当そうですよね。
で、これちょっとまた、
何の機会でなくても、
1:27:00
ちょっとまた2回の親子3回とかを開催したら、
嬉しいなと思っております。
全然なんか本当に、
いつでも言ってください。
なぜ役に立ってるかわかんないですけど。
それこそ、
はいはい。
どうぞどうぞ。
私雑談とか本当好きなんですよね。
ぜひ日記のお話を一つもせずにとかでも全然いい。
全然なんか、
ひたすら思い出したことを話すとかでも面白いかなと。
それいいですね。
どこまで記憶を芋連れ式に連想できるかみたいなのとか、
やってみたいな。
やってみたいですね。
ちょっとまたそれもやりましょう。
はい、ぜひまたお願いします。
またぜひ。
はい。
じゃあ一旦というところで、
動作の出来上がりとかってタイミング決まってるんですか?
一応4月以降かなというところですね。
なんかそこでちょっとすって各書店さんと、
そうですね、自分のサイトにちょっと立つかどうかはどうなんだろうなみたいな気持ちがあったりします。
なるほど。
でも一応増冊はします。
はい。
なのでこれ聞いてまた興味を持った方はちょっと4月に入ってからまたいろいろチェックをしていただけると、
ありがとうございます。
いいんじゃなかろうかと思います。
はい。
はい。
ということで、次はたぶん日記祭でお会い。
そうですね。
はい。
ぜひまた。
晴れますように。
晴れますように。
本当に晴れるといいですね。
あんまり晴れすぎないのがいいな。
そうですね。
暑かったからな1回目は。
そうなんですよね。めちゃめちゃ暑かった。
めちゃめちゃ暑かった。
はい。
もうみんなゆでたこみたいになってましたから。
ほんとそうでした。
いやいや、程よくいい天気になりますね。
そうですね。
はい。
ぜひブースに僕は基本的にいるつもりなので、もしホイールティックラジオ聞いてる方がいたら聞いてますって言ってくれると僕がはしゃぎます。
なんかシールがなんかお渡しできたら渡すつもりです。
すごいラジオ感がありますね、シール。
はい。
というところでこのぐらいにしておきましょう。
ホイールティックラジオお相手は私、かきねんしょうごと。
かきねんしょう、ごめんなさい。
かにのうやくでした。
どうもありがとうございました。
ありがとうございます。
さようなら。
01:29:31

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