1. Podcast総研
  2. #19 信頼できる同業者の間で仕..
2022-04-22 14:03

#19 信頼できる同業者の間で仕事が回っていく話

制作者として音声コンテンツにどっぷり浸かっている、Podcast Studio Chronicle代表の野村高文と、あたらしい経済編集長の設楽悠介が、おもしろい音声コンテンツや、音声ビジネスの可能性について、あれこれ語っていく番組です。毎週火曜・金曜配信。

【出演】

野村高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表) twitter.com/nmrtkfm

設楽悠介(幻冬舎「あたらしい経済」編集長/幻冬舎コンテンツビジネス局局長) twitter.com/ysksdr

【関連リンク】

・Voicy「風呂敷畳み人ラジオ」 : https://voicy.jp/channel/607

・Audible「みんなのメンタールーム」公式情報 : https://www.audible.co.jp/pd/B09PWM1R7Z

・Podcast「News Connect」https://open.spotify.com/show/1EiRggj17tBgkoZHpv34Cn

・Podcast「あたらしい経済ニュース」https://open.spotify.com/show/4vN7EuZftQIDGoKIkoWQsX

00:01
Podcast総研。この番組は、Podcastスタジオクロニクル代表の野村高文と、新しい経済編集長の志田良佑介が、面白い音声コンテンツや音声ビジネスの可能性について、あれこれ語っていく番組です。
こんにちは、野村高文です。 志田良佑介です。
Podcast総研第19回始まりました。よろしくお願いします。
今日は音声に限った話ではないんですけど、割と製作者の内側の話をしたいなと思いまして、私この立場になってすごい思ったのが、やっぱり仕事っていうのは信頼関係でできてるなと思ったんですよ。
当たり前ですよね。
本当そうですよ。
今まで言った情報に、情報量はほぼない話なんで、何を当たり前の話をしてるんだっていう感じなんですけど。
何でそんなことを思ったかというと、この音声コンテンツの制作とか、ニュースフィックス時代にやっていたテキスト編集の仕事とかって、大体の仕事が口コミで回ってるんですよね。
なるほどね。
クライアントというか、それはメディアさんがお金の出し手になる場合もあるんですけど、そういうところから案件をいただく場合も、大体案件を発注する前に、私のレファレンスチェックをされているはずで。
そうですね。
多分私の知ってる人に、野村さんってどんな人なんですかって聞いて、野村さんちゃんとやってくれますよっていう評判が立って、話が来ると思うんですよね。
私も逆に同じで、例えば何かいただくじゃないですか、案件を。面白そうなんだけど、ちょっと今はキャパ的に受けられないなってなった時には、やっぱり自分が信頼する同業者に話持ってくるんですよね。
で、割と収益性が高い、ひらと言うと利益率が高い美味しい案件の場合は、できるだけ自分の頭の中で、信頼できる人をリストアップして、この人だったらそういう話を持っていって、全部やってくれそうだなっていう人に紹介するんですよね。
興味ありますみたいな感じで。っていう風に考えると、やっぱりこの制作者の世界って、どの世界もそうなのかもしれないですけど、やっぱり同業者間でちゃんとしっかりと繋がっておいて、その中で信頼関係を築いておくっていうことがすごく大事だなという、そういう話です。
いやでも本当そうですよね。だから具体的に言うと、たとえば野村さんのところにある企業さんが、野村さんポッドキャスト番組作ってくださいと。ちょっと急ぎで、もう来月には出したいんですけど、こういうテーマでみたいなのが来て、でも野村さんがちょうどその1ヶ月仮に別件でもう完全に埋まってて、出れませんと。出れませんし編集もできませんってときに、じゃあしだらっていうのがいるんで、みたいなことがすごい起こってるってことですよね。
03:11
しだらを紹介しましょう。しだらも一応ポッドキャストをやってて、編集もできるんで、みたいなのに紹介してあげるみたいな。
で、やっぱりそこですごい思ったのは、自分と属性が似てるタイプの人って、ある意味こうやっぱりライバル関係にもなりがちなんだけど、でもちゃんと信頼関係を結んでおけば、ライバルではなくてむしろウインウインというか、そういう関係になれるんじゃないかなと思っていて。
たとえばじゃあ私の場合は、ビジネス教養経済系で聞きて、モデレーターができるんですよね。そういう仕事が来たりするんですけど、同じような関係性のいい人が隣というか近くにいれば、その人は別にライバル認定するわけじゃなくて、ちょっと私は今は受けられないんですけど、こういう人いますよっていうふうに、そっちに紹介ができるなと思っていて。
で、別にこれって貸し借りの関係、貸し借りって厳密にやらなくてもいいんですけど、ひょっとしたらその人がキャッパがいっぱいの時に、こっちに案件が来るかもしれないじゃないですか。だからそういう人をいっぱい作っておくと、この仕事はいいなーっていうふうに思ったんですよね。
まさにそうですね。 だからあれですね、なんかわかんないですけど、私が出れない役の時に、ちなみにしだらさんっていうすごい喋れる人がいるんで、このゲストどうですかみたいな、そういう。
お願いしますよ。まだまだ僕は動きますんで。
でもね、なんかね、本当にこれすごく大事なポイントで、いろんなケースがあるでしょうけど、これって面白いのがやっぱり、まだまだポッドキャスト市場が盛り上がってる時期だっていうことの現れのような気がするんですよね。この状況感って。
はいはいはい。 で本来的にもう市場が成熟してしまうと、むしろ特な情報とか技術とか仕事の依頼とかって深い混んだ人が勝つし、できるだけ外に出さない方がいいわけですよ。
はいはい。 グーグルの中の仕組み全部こうですって言わないわけですよ。 絶対言わないですね。特に流線ですからね、それは。 そうそうそう。で、なんだけど、まだ多分それこそインターネット始まった頃には、多分グーグルの創業者とか、いろんなアマゾンの創業者たちもコミュニケーションすごいしてるんですよね。スタートアップって。
で、まずは市場がないから、クラウドがないからみたいな。で、今僕がやってるWeb3とかの業界もそうで、もちろんライバルなんだけど、みんなでこれボトム上げていかないと誰も儲かんないよねっていう状況があると。で、日本のポッドキャスト業界もまだその段階だと思うので、今はだからそれは楽しいしそういう状況においては野村さんみたいなマインドの方が、でも本当に僕らもポッドキャストを開始するポッドキャストを始めたのは、どちらかというと後発じゃないですか。
06:10
なんだけど、やっぱりいろんな方に先輩方に受け入れてもらえてる感想とかもらえたりもしてて。で、だってコンさんなんかもある意味ライバルですよ、めちゃくちゃ。ゲストに出ていただいて。野村さんともガチライバルですよ。ポッドキャストプロデューサーだから。なんだけど、そういう状況があるのも素敵だなぁと思うので、なんかうちの番組がこのぼっちチャットストーリーがそういう場所になっていけばいいなと思ってるし。
今閉じこもる方が損な気がするんですよね。 いやそう思いますよね。 ノウハウを隠す方が。 だからちょっと抽象化した話をすると、たぶん新しい産業の勃興期って、大金少ないからそういう雰囲気があるってことですよね。 そうそういうことですそういうこと。
そういうことですよね。で、なんかそっちにいた方が楽しいなって感じがするんですよね。 楽しいな。文化祭みたいじゃんちょっと。 そう、文化祭みたいですよね。なんかまぁ全員なんか死ぬかもしんないんだけど、ダメでしたねこの業界みたいな風になるかもしんないんだけど、ひょっとしたら全員なんか跳ねるかもしんないっていう。
もうお金ないけど楽しいっていうやつですよ。 そうなんですよね。で、なんていうか、まぁもちろんお金も取りに行くんですよ。ビジネス的に成功するように頑張るんですけど、なんだろうな、もうすでに型ができていて、もう相手も型ができていて、そことのつばぜり合いをしてるとかってなんかやっぱちょっと精神的にもしんどいなって感じがしていて。
だからまぁこういう時期の業界に身を投じるっていうのが、いい人間関係も作れるし、なんかその精神的に自分が健康な状態であるってことなのかもなって思いました。分かんないですよ、仮にこの後ポッドキャストがすごい跳ねて日本の中で、でもう大企業さんとかが続々と参入してきて、でなんか分かんないけどクロニクルもなんかすごい大きい書体になって。
いやもうほんとですよ、なんかねスポーティファイカー買ってるかもしれないからね、もう。 分かんないですよ、これ滅多なことは言えないですけど。でもね、であの分かんないけどその競合のなんとかの前にやっぱ戦わなきゃいけないみたいな状況になったらやっぱしんどいと思うんですよね。
いやでもそういう未来もあるかもしれないですよ。野村さんはこっちの資本が入ってるから、深井さんとちょっともう競営NGですみたいなところが起こるかもしれないよね、古典と競営の。 例えばね、そう、例えばそういうことですね。 そういうことになってくってことだよね、将来は。 そうなんですよ、はい。でまあそうするとね、まあそのなんていうかそれは産業として成熟したってことなんでしょうけど、やっぱちょっとあの精神的には大変だなって感じがするんで、まあその時にはまた別のところに行くんだろうなっていう感じも。
本当にそうかもしれない。そういう手段もあるかもしれないし。ただなんかね、その状況感があるし、やっぱりちゃんとだからあの見てる、野村さんの周りの人々を見てると、なんかギバーを与えた人が、なんか結局テイカーにもなれるような上手いエコシステムがなんかあるなっていうのは感じてるので、すごい素敵だなっていう、要はみんなでそういうふうに回し合ってるという状況っていうのはいいですよね。
09:08
そうですね、まだね、今はこの音声業界はそんな感じだなっていうふうにも思いますね。あのですね、人間関係ができた時って一体いつなんだろうなってことをやっぱ思うと、なんかね、やっぱ型が決まりきってからの人間関係よりも、そのそこに集まってる集団が、なんか全員やっぱ野心を持って、これを伸ばすためっていうかここで勝つために、
頑張るぞって言ってる時がやっぱ人間関係ができてる時だなと思うんですよ。
なるほどなるほど。
すごい、この編集者の中での一番典型的なパターンは、それこそ若手作家と若手編集者ですよね。
いやーそうだね、ほんとにそうだね。
だから25歳ぐらいの二人が組んで、でもう大ヒットを飛ばすぞと。
いやーいいね、うん。
いやいいじゃないですか。
いやめちゃくちゃいいよ。
めちゃくちゃいいですよね。
涙出てくるよほんとにその話とか。
もう戻らない。
そうもう戻れない。
ほんとにそうあるよそれ。
でももう戻れないって今言いましたけど、しざらさんは例えばweb3で私は音声なんで、今まさにその青春を体験してると思うんですよ。
体験してるしてる確かにそうだ。
そうそうそう、しざらさんはweb3の中で若いエンジニアとかとも交流して、でこの中でどう日本、もしくは世界ですねインパクトを与えるかみたいなことをやってるわけじゃないですか。
やってるやってる。
で私もそのプラットフォーマーの方々とか同業者と付き合いながら、どういうふうにこうポッドキャストをもっとブレイクさせるのかみたいな話をしてるわけですよね。
でやっぱそういう時期が一番やっぱその後々まで続く人間関係ができるなと。
いや確かに。
思ってるんですよね。
戦友かななんとなくね。
そうっすね戦友。
うーん。
で多分ね色々あるんですよ、心が折れて去っていく仲間も多分いるでしょうし。
いやそうなのよ。
はい。でまぁ後はもしくは裏切りとかそういうこともあるでしょうし。
あるあるある。
ね。色々あのもちろん一枚はじゃないんですけど、でもなんかね後々振り返ってあのやっぱそういうふうに記憶に残ったり人間関係できるのはやっぱこういう時期だなと思うんですよね。
でいいですね。なんかだから僕本当にそれが実はweb3とかクリプトの世界と僕も重ねちゃうんですよ今の話。
はいはいはい。
僕が約5年前から僕が参入したその業界は、まさにこの5年ぐらいで2017年ぐらいからすごい色んなことがあったんですよ。
で多くの人が入ってきて出ていったと。で野村さんがそう言った通り入ってくる人もいればすぐ出てくる人もいるし残る人もいると。
でなんか今すごい産業としてガーッと世界中に注目されてるのでまた人が今ガーッと入ってきてるわけですよ。
でもそんな中でやっぱり僕この4,5年耐えてきた人たちとはちょっとなんかねいる時の感覚が違うんですよ。
でなんかお互いが久しぶりに海外から帰ってみないといや本当に昔からやってたことを確認するみたいな。
12:04
あの頃はあれでしたけどみたいな。でなんかねその状況がまた深い人間関係を生んでるなっていう気はする。
だから今の関係がまた時間を減ることでよりもちろん老害化していってはダメなんだけれどもなんかとはいえすごく僕はいい関係になってるというか。
そうですよね。だから昔は良かっただけじゃダメで一緒に乗り越えてきたんだけど今もやっぱ未来に向かってこうなんかプレイしてるっていうのが大事ですよね。
そうでそこでやっぱりこの4年間例えばweb3の場合だったら僕はこの4,5年価格が下がったりいろんな規制があったりとかあったけど
あの要はここに残ってるってことはこいつは諦めなかったから信頼できるってことになる。
だからそれがさっき冒頭に言った信頼と繋がってくるような話になるのでよりそこの関係っていうのはこれが時間がより知らんを強くしていくんだろうなっていう気がする。
そうですね。いやでもねそうだと思いますよ本当に。ということでごめんなさい今日同業者で仕事を回す話っていうところから
例名機の業界は人間関係が作りやすいって話に発展しちゃいましたけど最後は。
まあでもねあのこういう雰囲気なんで。面白いよポッドキャスト業界ね。
本当に恐れずに新しい業界に入ってきていただけると嬉しいかなと思いました。
今回もお聞きいただきましてありがとうございました。
ちなみにこの番組はしだらのむなが音声プラットフォームボイシーで配信している風呂敷タタミニンラジオにもアップロードしていきます。
タタミニンラジオでは音声コンテンツの話だけではなくビジネスやキャリアの話もしていますのでぜひお聞きください。
またオーディブルではみんなのメンタールームというリスナーの皆さんのお悩みにお答えしていく番組も配信していますのでそちらも併せてお聞きください。
番組への感想はハッシュタグポッドキャスト総研。ポッドキャストは英語、総研は漢字で投稿いただけると嬉しいです。
それではまたポッドキャストでお会いしましょう。さよなら。
14:03

コメント

スクロール