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2024-09-27 29:30

04-01-吉村ジョナサンの高校古典講義

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高校古典のトピックスを紹介するポッドキャストです。古文や漢文の、高校で勉強する内容を学ぶのに最適です。古典について語るフリートーク回もあります。

【Official Site】https://sites.google.com/yoshimuraart.com/home

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"Day4トップバッターの高校古典講義は、源氏物語の「20」番目のお話、「朝顔」の内容を読み味わいます。

光源氏の愛する紫の上が、朝顔の君の出現に心が落ち着かない様子。そして、亡くなった藤壺が夢うつつの中に現れる。そんな場面をお話しします。

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高校古典講義では、毎回様々な作品を紹介しています。

https://podcastranking.jp/1648016560

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また、吉村ジョナサンは他にもPodcast番組を公開しています。

・「吉村ジョナサンのAI物語集」

・「鬼の目に木琴」

・「王様の耳はロバの耳」

・「眠る前に」

リンクは公式サイトにありますので、ぜひご試聴ください。

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サマリー

ポッドキャストの20周年を記念して、吉村ジョナサンが高校古典講義を通じて『源氏物語』を紹介します。特に今回は、平安時代の著作である『源氏物語』の20番目の話『朝顔』に焦点を当て、その登場人物やストーリーの背景について説明しています。このエピソードでは、「源氏物語」に登場する光源氏と紫の上、藤坪の複雑な恋愛関係が描かれています。光源氏が自身の父親の妻に恋をする一方で、紫の上とのつながりを深める様子が語られています。また、藤坪の宮と紫の上との関係についても詳しく解説されています。さらに、古典文学の魅力を理解するためのアプローチも提案されています。

ポッドキャスト20周年の企画
ポッドキャスト20周年 セブンデイズ配信リレー
こんにちは、吉村ジョナサンと申します。
ポッドキャスト20周年セブンデイズ配信リレーということで、日本ポッドキャスト協会の企画、本日はDay4、4日目となっております。
本日のテーマは、ビジネス、お仕事、知識を深める経営ということになっております。
本日のラインナップを簡単にご紹介しておきましょう。
まず最初の時間が、私、吉村ジョナサンによる、吉村ジョナサンの高校古典講義。
続きまして、クスケンラジオ、薬と健康についてのラジオ。
次が、山太郎ファームの福利講生。
次が、土上医ラジオ。
土上医というのが、土上、土の土上ですね。
医というのがお医者さんの医です。土上医ラジオ。
次が、人生のヒント。
次が、酒ノート。
次が、課長と係長のノミニケーション。
そして、ものづくりのラジオ。
さらに、理系団健康論。
最後が、天下五面の映画話というラインナップになっております。
そうですね、全体的に教養系のポッドキャストもありつつって感じですかね。
クスケンラジオさんとか、薬学系の話だとか、
あとは、山太郎ファームの福利講生さんと土上医ラジオさんは、農系ポッドキャストに近い感じですかね。
あとは、人生のヒントさんとか、酒ノートさん、お酒にまつわることですとかね。
あと、ノミニケーションさんとか、このあたりも何て言うんでしょう、トピックスとしていろんなトピックスがありつつ、
ビジネスのこととか、人生のことだとか、そういうことについて様々なテーマがあるということですね。
あとは、ものづくりのラジオさん、ものづくり系のお話もありつつ、理系団健康論さんのように健康にある、健康という意味ではクスケンラジオさんということとも通じるところあるかと思いますけれども、
だいたい内容的にはそうですね、少し理系の内容というか、自然科学系の内容が多い印象ですかね。
あとはビジネス系の話ですかね。
最後が映画話ということで、映画についてのお話なんかもありますね。
非常にこのお仕事、知識系ということで、それぞれの個性が光るような、そんなラインナップになっていますね。
ポッドキャストの魅力にはこういった、他の人には、なかなか身近な人には伝えにくいかもしれないけど、きっとどこかにはこの話に興味を持ってもらえるんじゃないかということがあったりだとか、
あとは逆にリスナー側からすると、もっとこういうことを知りたいんだけれども、なかなか身近で勉強することができない、なんていうことをギブアンドテイクできるような、それがポッドキャストの一つの面白みでもありますよね。
ということで、本日はそのようなラインナップの回となっております。
源氏物語のテーマ
最初にやっていくのが、この吉村ジョナさんの高校古典講義ということなんですけれども、
高校古典講義とありますけれども、内容としてはですね、古典文学について一緒に、それこそ古文を一緒に読んだり、漢文も少しやるんですけれども、多くは古文についてそれを一緒に読んでいくっていうような、そういう番組になっております。
実際にはテキストというか、本文があればそれを見ていただいてもいいですし、なくても聞き流していただく中で、なんとなくへーとかふーんとか、そういうふうにも楽しんでいただけるようにはしているつもりでございます。
高校っていう名前をつけてるんですけれど、決してその高校生にだけっていうよりは、大体高校レベルくらい、高校生が触れるくらいのものをスポットとしているというか、決して大学でめちゃくちゃ専門で勉強している人とか、本当にマニアックに勉強したい人向けっていうよりは、もうちょっと高校生で勉強するかなくらい。
ただもちろん、高校で勉強するって言ってもいろんなものがあるので、その中で言ったら結構充実した内容というか、かなり深い内容もやっていくことになっております。
大体1回につきの放送が、ほんと短いと10分くらいで、長くても30分はかからないくらいですかね。
基本的には20分くらい、20分前後が多いかと思います。
大体1つのお話とか、1つのまとまり、文章まとまりをご紹介して終わるということで、時間に合わせてっていうよりは、その内容に応じて時間が変わるという感じですかね。
ですから本当に、自分がちょっとでも興味を持った作品とか、なんか気になるなっていう回だけでも聞いていただいて、全然聞けるようになっております。
今回はどんな話をやっていこうかなと思うんですけれども、今回はですね、源氏物語をご紹介したいと思います。
今回のポッドキャストの配信ディレイの中で、テーマが一応3種類指定されていたんですけれども、その中に20というものがありました。
これはポッドキャスト20周年ということですね。
これはいわゆる、世界的なポッドキャストの記念日として国際ポッドキャストデイということで、それが20周年を迎えるということなんですよね。
それで20っていうテーマだと思うんですけれども、私の方では源氏物語について、源氏物語というのはですね、紫式部という方が書いた平安時代の書物なんですけれども、
これは物語なんですけれども、非常に長い物語なんですね。
で、その非常に長い物語は、いくつかに分けることができるんですね。
なんか内容に応じていくつかに分けられます。
で、その一つのまとまりのことを錠とか、あとは薪と言ったりするんですね。
源氏物語自体には54の錠、薪があるんです。
で、その54の中の20番目のお話。
その20番目の話をせっかくなので今回はご紹介していきたいと思っております。
一応源氏物語もですね、ちょっとずつご紹介はしているんです。
本編というか、普通紹介でもやっているんですけれども。
何分長いのでね、全然ちょっとずつしか進んでいないので、
20錠までいくのにはだいぶ先になる予定ですので、
朝顔の物語
普段お聞きの方も楽しみいただけるんじゃないかなと思っております。
では20番目のお話、こちらにタイトルがついております。
タイトルは朝顔というお話でございます。
源氏物語の中では様々な登場人物が出てきます。
特に女性の名前をですね、植物、花の名前で表すんですね。
それはいろんな理由がございます。
例えば植物、花の名前がついている部屋に住んでいるからその名前がついているとか、
あとは登場人物の間で交わした和歌があって、
その和歌の中にその花の名前が登場するとか、
そんないろんな理由があるんですね。
なので弁儀上登場人物はその花の名前で識別されたりするんですね。
今回のその20番目の話は朝顔。
これは朝、咲く朝顔でございます。
非常に素朴な花なんですけれど、どうなんでしょうね。
今あんまり朝顔っていうのはそこまで身近じゃないかもしれないですね。
かつては学校で育てる植物ナンバーワンだったかもしれませんけれども、
必ずしもそうではないかもしれませんね。
ただ非常に育てやすくて、身近な素朴な花な印象はあるかもしれません。
実際に本当にこれ朝顔といって、現代思い浮かべる朝顔と平安時代の朝顔が同じだったかどうかというとちょっと別の話なんですが、
そのあたりはとりあえず置いておきまして、朝顔という正談というか、
浄というか薪を読んでまいります。
この朝顔の正談、20番目の話ということなので、
これもほとんどね、源氏物語っていうのがすごく大きく分けて3つの内容に分けられるんですね。
その一番最初のまとまりっていうものが第1部、次が第2部、次が第3部と3つに大きく分けることもできるんです。
だいたい一般的によく知られているお話というか人気のあるお話は第1部なんですね。
なんかファーストシーズンって感じです。
ファーストシーズンのお話がよく知られているお話ですね。
セカンドシーズンとかサードシーズンも面白いっちゃ面白いんですけど、
やっぱり登場人物もだいぶ変わってきますし、内容もだいぶ変わってくるんですね。
なので結構こうやっぱりあるあるかもしれませんけど、
わりとファーストシーズンが一番面白いって言ったらちょっとあれかな。
でもなんかこう少なくともファーストシーズンは面白いじゃないですか。
それだけシリーズがね続いていくっていうことは。
現地物語でもやっぱりそのファーストシーズン第1部のところがかなりメインになってくるんですが、
そのファーストシーズンの最後ですね。ほとんど。
もう20番目って言うとですね。
ですのでもうなんかもうだいぶ本当エンディングに近いというか、
なんかこう結構クライマックスな感じも出てきているところなんですよ。
となるとですね、ちょっとその前の話の流れも少し振り返っておく必要がどうしても出てきますね。
まず主人公が光源寺という男性です。
この方は帝の子供です。
帝の子供なんですが、いわゆる皇太子にはならない人なんですね。
ただ帝の子供なので非常に大事にされている方です。
もういろんな魅力がある方だということなんですね。
その光源寺がいろんな女性を愛していくわけなんですけれども、
光源氏の恋の根源
その中で今回特にご紹介しておきたいのが紫の上という方、そして藤坪という方なんです。
まず紫の上という方は、この方は光源寺がある時非常に失意の中で小さな少女を見かけるんですね。
その小さな少女がですね、その時に恋をしていた相手とものすごくそっくりだったんですね。
ということもあって、その小さな女の子と縁を持ちたい、関わっていきたいということで関わっていくことになります。
それが後に光源寺の奥さんになるわけですね。
その段階で光源寺にはもう奥さんというのはいるんです。
性質という言い方もしますけれども、メインの一番中心になってくる奥さんがいます。
その奥さんは男の子を一人出産して亡くなってしまいます。
その後非常に大事にされていくのがその紫の上という奥さんなんですね。
その一方で光源寺が紫の上を最初に見つけた時に失意のどん底だったと。
じゃあなんで失意のどん底にあったかというと、非常にままならぬ恋に走ってしまったことがあったんですね。
というのも実は光源寺、自分のお父さんである帝の奥さんに恋をしてしまうんです。
お父さんの奥さん、お母さんではないんですよ。別な奥さんがいるのでね。
自分のお母さんとは別の奥さんに恋をしてしまうんですね。
その方が実は藤坪という方なんですよ。
その藤坪という方なので自分の光源寺のお父さんの奥さん、帝の奥さんなんですね。
ですから当然光源寺が恋をしてはいけない相手なんです。
なのに好きになってしまうんですね。
これまた好きになってしまう理由がありまして、それがなぜかというとですね。
これもいろんな理由があるんですが、一つには実はこの藤坪というのは光源寺のお母さんに似ているんですよ。
光源寺のお母さんは若くして亡くなってしまうんですね。
なので光源寺は自分のお母さんのことをそれほどわからないんですね。
それほどはわからない。
そのわからないお母さんとそっくりなのが帝の新しい奥さんである藤坪さんなんですね。
その藤坪さんに恋をしてしまう。
だけれどもその恋はままならぬ恋です。
自分のお父さんの奥さんですからね。
なのでそうしているうちに出会ったのがその藤坪とすごく似ている少女。
それが紫の上なんですね。
ですから実はこの3人はつながっているんです。
光源寺のお母さんにそっくりなのが藤坪の宮。
藤坪とそっくりなのが紫の上なんです。
紫の上の心情
なんていうような縁もありまして、光源寺はこの藤坪の宮、そして紫の上という方に非常に心を動かされるんですね。
そんなところをちょっと紹介したところで、実際の朝顔という部分を読んでいきたいと思います。
この朝顔の部分ではですね、光源寺が朝顔の君、朝顔の姫宮という言い方もしますが、
朝顔の君に恋をしてしまうんです。
この方はですね、光源寺のいとこにあたる方なんですけれども、その方に恋をしてしまうんですね。
その時に紫の上はもちろん奥さんなんです。
そうすると紫の上からすると、えーって思うわけですよね。
なんかこう、本当にこれは朝顔の君のことを好きなんだろうかとかね、思ってちょっとザワザワするわけですよ。
なのでその朝顔の君というライバル。
ちなみに朝顔の君は全然相手にしないんです、光源寺を。
全然相手にしないんだけれども、光源寺ね、そういうパターン多いんですけど、
それで光源寺は朝顔の君に必要にアプローチをしていくんですね。
で、そのことを紫の上が知って嘆いている場面をご紹介したいと思います。
では本文を読みいたしますね。
まめまめしくおぼしなるらんことを、つれなくとわぶれにいいなしたまいけんよ。
と、
おなじすじにはものしたまえど、おぼえことに。
むかしよりやんことなくきこえたもんも、
みこころなどうすりなばはしたなくもあんべいかな。
としごろのおんもてなしなどはたちならぶかたなく、
さすがにならいてひとにおしけたれんことなどひとしれずおぼしなげかる。
まず、まめまめしくおぼしなるらんこと、
まめまめしいっていうのはこれは真面目だとか、なんかこう誠実な様子なんですね。
ここでは本気だってことなんですよ。
紫の上はなんか本気なのかしらってまず思ってる。
で、つづきに、つれなくとわぶれにいいなしたまいけんよ。
と、なんかつれなくとわぶれだと、
なんか冗談のように言っていましたけれどねっていう言い方をしています。
これどういうことかっていうと、紫の上がですね、
あら朝顔の君のことって本気なのかしらと。
私に対してはちょっと冗談のように言っていたけれども、
もしかして本気なんじゃないかしらというふうに心配になっている場面なんですね。
で、そこではっと考えるわけです。
同じ筋にはものしたまえど、
同じ筋というのは同じだって言うんです。
これは朝顔の君も私も同じだって言うんですね。
これは2人ともある程度有所正しい家柄だっていうことは同じだけれどもって言うんです。
同じだけれども、覚え事に。
昔よりやんごとなく聞こえたもんをと。
で、これはなんかもう世間の覚え、覚えっていうのは世間の評判とかですね、
評判も非常にことにっていうのはすごく特に良くって、
また昔よりやんごとなく聞こえたもん。
やんごとなくっていうのは何か格別だとか高貴だとかそういう意味なんですが、
ここでは非常に光る源氏がもう素晴らしいと思っていた方であると。
だから2人とも同じような身分、家柄の立場にあるけれども、
この実はその朝顔の君の方が比較的表舞台で非常に大事にされてきたんですね。
紫のはどちらかというとちょっと隠されてというか、
そういうところで出てきた方なんですね。
ですからちょっと朝顔の君と戦うってなった時には負けてしまうんじゃないかってところがあると。
で、さらに年頃の大もてなしなどは立ち並ぶ方なくと。
ここでは自分自身のことを言ってるんですけれども、
年頃のっていうのは長年の。
長年の恩もてなしというのは長年の光る源氏が私に対してのもてなし。
つまり私に対しての非常に長愛と言ってもいいでしょう。
愛情ですね。
長年の私に対しての愛情っていうのは立ち並ぶ方なく。
立ち並ぶっていう並ぶものっていうのですね。
並ぶものがない。
ですからこの紫の上という方は本当に少女時代からずっとこの光る源氏に大事にされてきたんですね。
だから他の人たちとは全然もう格別に自分は愛されているということはあるはずなんです。
あるんだけれどもさすがに習いて、
さすがにっていうのはそうは言ってもやっぱりって意味なんですけれども、
本当は自分自身にはすごく自信があるんだけれども、
そうは言ってもこの朝顔の君っていう存在が出てきたことによって人に惜しけたれんことと、
その朝顔の君に消されてしまうようだって言うんですね。
要するにこの今になって朝顔の君にこんな思いをさせられることになろうとはと、
胸をざわつかせられることになろうとはっていうふうに嘆かれてしまうという内容なんですね。
複雑な人間関係
なんていうふうに非常にこの紫の上の心中穏やかでない状況が触ってくる場面なんですね。
非常にこの源氏物語は難しいんです。
古文の中でも特に難しいところなんですけれども、
書いてある内容は非常になんていうか、面白いというかですね、
心理描写がもうすごく細やかで面白いんですよね。
リアリティがある場面なんですね。
ではもう一度この本文をご紹介しておきましょう。
まめまめしくおぼしなるらんことを
つれなくたわぶれにいなしたまいけんよ。と
同じすじにはものしたまえど
おぼえことに
むかしよりやんごとなくきこえたもんを
みこころなどうつりなばはしたなくも
あんべいかな
としごろのおんもてなしなどは
たちならぶかたなく
さすがにならいて
ひとにおしけたれんこと
などひとしれずおぼしなげかる。
なんていうふうに紫の上はもう心地穏やかでない状況です。
そんな紫の上に対して光源氏は
紫の上はいや違うんだよ、お前が一番だよっていうことを
言うわけなんですね。
またね、それを言うときに
違う女の話をし始めるんですよ。
他にもね、この
このお屋敷には他にもいろんな
女房というか、この奥さんのような存在がいる
世話をしている女性がいると
あの女性はこんな感じだ
あの女性はこんな感じだって言っていくわけですね。
そういうことを言うことでね
いやでもそうは言ってもやっぱり紫の上はあなたが
一番ですよってことを言いたかったのかもしれませんけれども
まあね、ちょっと言われる方としては
なんか違う女性の話をされるのって
藤坪の宮の紹介
あんまりいい気分しないんじゃないかなと思うんですけれどもね。
どうなんでしょうね。
その話の流れで
藤坪の話をし始めるんですね。
藤坪っていう女性は素晴らしい方だったとか言うわけですよ、今度ね。
結構ね、好きなんですよ。
藤坪の宮は本当に好きなんです。
光源氏は。
すごくそのお父さんの奥さんですね。
その子とすごく好きなので
その話をね、なんかまあ生き生きとしちゃうんですよ。
で、そうしたらですね
光源氏の元にですね
幽霊、幽霊って言うんですけどね
まあ夢の中にですね
夢の中、まあ夢、現の中に
藤坪の宮が現れるんですね。
ちょっと簡単に少し紹介しておきましょう。
こんな場面です。
まあちょっと簡単に申し上げると
これ実はですね、その藤坪の幽霊のような存在が
人前で私の話をするなんて最低ねってこと言うわけですよ。
もうあなたも恨みますわって言うわけですね。
まあそんなね、ちょっと藤坪との仲っていうのは結構こうシークレットなんですよ。
まあそれはそうですよね。
自分のお父さんの奥さんですから
藤坪の宮からしても絶対これはシークレットだっていう内容なんだけれど
そのことをなんか紫の上のところで話題に出して
ちょっとやめてよっていうことが出てくるっていう場面でございます。
で、まあもちろんその藤坪の宮というのは紫の上と縁がありまして
古典文学の魅力
先ほどもそっくりだって言ったんですが
実は血縁者なんですね。
メインなんです。
藤坪の宮のメインが紫の上なんですね。
まあそういうこともあるんですけれども
まあそんな場面というのがこの朝顔という商談
朝顔という女王な、女王牧なんですね。
でもそう見ると実は朝顔の君っていう存在がメインに来るかと思いきや
もちろん前半はやりとりで出てくるんですが
朝顔の君はもう全然キッカルゲンジを受け付けないんですね。
なのでそこがメインにはなかなかなってこないというか
むしろその後半の紫の上に対して
いろんな女性の話をする場面なんかが面白い場面でございます。
こちら今読んだのが出典、出典というかね
これ文章とか引用によっていろんなものでちょっとずつ変わってくるんですが
もしもうちょっと読みたいという方はですね
こちらは門川ソフィア文庫のビジナーズクラシックス
日本の古典のゲンジ物語からご紹介しておりました。
もし興味がありましたらこんな感じでご紹介してますので
放送会も他の通常会も聞いていただければと思います。
正直ゲンジ物語は比較的難しいです。
ただなんかその全部を完璧理解するっていうよりは
なんかちょっとほんのりとですね
なんか面白さの端っこだけでもつかんでいただけたら
なんかこう古典の見え方とか
ある種の恋愛についての考え方とか
いろんなものがまた豊かになっていくんじゃないかなと思っております。
ということでポッドキャスト配信リレーのDay4の一番最初は
吉村ジョナーさんの高校古典講義がお送りいたしました。
これからまだたっぷり時間いろんな番組ありますので
ぜひ聴いていただければと思います。
長い時間になりますけれども
こうねながら劇でいろんなものをね聞いていただくもよし
なんかちょっとこう勉強のつもりで
じっくり聞いてみるもよしですので
お楽しみいただければと思います。
ぜひこちらの私の方のチャンネルというんですかね
番組の方もチェックしていただければと思います。
あとは実は他にもいろんなポッドキャスト
個人の番組やっておりますので
そちらもよろしければ
吉村ジョナーさんで検索いただけると
公式ホームページがございますので
そちらからリンクがありますので
ぜひ聞いていただければと思います。
では引き続きお楽しみください。
続きでの番組はクスケンラジオさんです。
どうぞ!
29:30

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