Maple in Melbourne、こんばんは、Mapleです。
後ろ向きラジオさん、ありがとうございました。
ここからは、Maple in Melbourne、Mapleがお送りいたします。
この番組は、オーストラリア・メルボルン在住のMapleが、
見たり体験したり感じた言葉をゆるりと配信する番組なのですが、
ゲストをお呼びしてお話をする、Mapleの部屋というコーナーがあります。
今回のポッドキャストリレーでは、このMapleの部屋をお届けいたします。
皆様、こんにちは。Mapleの部屋でございます。
このMapleの部屋は、ゲストをお招きしてお話をするお部屋となっております。
本日のお客様は、月曜日のオノマトペ、平田純さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。月曜日のオノマトペの平田純と申します。
お邪魔いたします。
先ほど、月曜日のオノマトペの平田さんとご紹介させていただいたのですが、
平田さん、ポッドキャスト番組いくつかされていらっしゃいますよね。
そうなのよね。気づいたらね。
そうですよね。よかったら、このオノマトペの話と、
他の番組のご紹介をいただきたいなと思うのですが。
ありがとうございます。
月曜日のオノマトペというご紹介いただいた番組は、
同級生と2人でやっていて、毎週1つのテーマで2人が深掘りして考えて、
自分たちなりの答えを出していくというテーマでやっている番組ですね。
2年半ぐらいやっているのかな。
長いですね。今井さんとお2人で。
そうですね。今井達也という小学校の同級生とやってるんですよ。
30年ぐらい会ってないんじゃないかな。
会ってない。
不思議な関係でやってるんですけどね。
これが月曜日のオノマトペという番組でして、
他にも配信者の裏側を喋るみたいな番組をやってるんですね。
これがJAMという番組でして、
これはどっちかというとテーマの決め方とか、
お便りをもらうにはどうしたらいいかとか、
配信者の中の悩みとかを、
配信者3人が集まって喋ってるという感じの番組があります。
もう一つは、日曜から土曜日までの、
毎日19時に更新されるアフターセブンという番組がありまして、
日替わりで配信者さんが変わっていくんですね。
この中の火曜日を担当させていただいておりまして、
金曜日にはメイプルさんもここにいらっしゃるみたいな感じですね。
お近所さん。
そうですね。アフターセブンは一緒にやっていますけれども。
こんなにたくさんのポッドキャストの番組をされている平田さんですけれども、
日本ポッドキャスト協会の一人としても、
様々なことに関わっていらっしゃるということでしたけれども、
今回この日本ポッドキャスト協会が主催される、
ポッドキャスト20周年のセブンデイズ配信リレーというものに、
私も参加させていただいていて、
この配信リレーというのはですね、
ポッドキャストの誕生20周年ということで、
9月30日ですよね。
はい。
この日をお祝いしようということで、
今年は9月24日から7日間。
すごいですね。
リレーをするということで、
こちらに参加させていただくということで、
今このメイプリメルボルン、9月25日の配信ですけれども、
昨日の24日は平田さんの番組、
月曜日のものが配信されているんですよね。
そうなんですよ。
すいませんね、毎日毎日お邪魔しちゃってね。
この配信リレーでは、いくつかトークテーマがあったんですけれども、
その中に音声配信というのがあったので、
今回はぜひ平田さんに、
このメイプリの部屋にお越しいただいて、
お話伺おうと思いました。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
しゃべれるかしら。
早速なんですけど、
音声配信ということで、
平田さんのこのポッドキャストとの出会いっていうのは、
いつ頃なんですか?
ポッドキャストとの出会いは、
でも結構長いかもしれないですね。
それこそ20年近いのかな。
18年、17年ぐらいな感じですかね。
そうなんですね。
たまたま何か見つけてっていうことですか。
そうそう。もともとはラジオが好きだったんですよ。
ラジオが好きで聴いてて、
そのラジオ番組がポッドキャストをやるよっていうので、
そのポッドキャストとかもダウンロードして、
たまに聴いてたんですね。
最初はそんな熱心に聴いてなかったんですよ。
当時働いてたところの部下の子が、
ちょっと心が疲れちゃって、元気がなくなっちゃって、
毎日出社する前にその子の家に行って、
今日調子どうだい?みたいなことをやってたときがあったんですよ。
そのときに、そういえばポッドキャストっていうのがあって、
ラジオみたいなやつなんだけど、
そこそこ面白いから聴いてみたらみたいなので、
共通の話題作りじゃないですけど、
その子は聴いてて面白いやつを僕が聴いて、
僕が聴いて面白いやつをその子に共有してみたいなので、
ポッドキャストを結構聞くようになってて、
そこからずっといろんな番組を聴いてますね。
そうなんですね。
じゃあそれから、
寛太さん自身が配信しようとしたきっかけっていうのは何だったんですか?
これが、コロナ禍にポッドキャスト番組始めた方いっぱいいると思うんですけど、
僕もその中の一人でして、コロナ禍に始めたんですよ。
その当時僕海外に住んでて、
観光国で観光業の仕事をやってたんですけど、
国がロックダウンしちゃって、
もう何もやることがないみたいな感じになっちゃって、
会社に来たのはいいけど仕事がないみたいな状況になっちゃって、
どうしようかな、暇だなって思ってたら、
さっき言ったね、月曜日のオノマトペの相棒今井達也が、
なんか面白いことしたいんだよねみたいな感じで連絡を取ってきてくれて、
Facebookだったかな。
それまでは今井さんとはSNSではやり取りはあったんですか?
もう全然全然全然全然。
そのタイミングで急に連絡があったんですか?
そうなんですよ。
久しぶりっていうことで、急になんかやろうよっていうお誘い?
はい。
すごい。
その当時はお笑いをやろうって言い出したんですよ。
もう35とかですよ、その時。
35、6で急にお笑いやろうって言い出したけど、
なんだこの人はと思って、やっぱ変な人じゃないですか。
びっくりしますね。
からなんか興味湧いちゃって、
お笑いは無理だと思うけど、なんか面白そうなことやるのはいいよねって言ってて、
当時はYouTubeとかにもズームでコントを撮って、
それを載っけてる人とか結構いたんですね。
みんなこう密な状態にはなれないから、
ズームでお互いの部屋で台本だけあって、
それにも役をやっていくっていう、
ズームコントっていうのが結構YouTubeに上がってて、
それをやってみたいんだと。
今井達也くんが言い始めまして、
いきなりすごいとこ行くねと。
かなりのハードルの高さだけど、
やりたいってなったらやってみるかって言って、
そっから台本作ったりやら、設定考えたりとかね、
二人でいろいろして、
このズームコントみたいなのも作ってYouTubeに上げてみたんですけど、
まあこれが滑る滑る。
誰も笑わない。上げてる本人たちが笑わないんですから。
今井達也くんがこれで心が折れてしまって、
もう僕は人の前に出るのが怖いですみたいになっちゃって。
言い出しっぺだったのに。
じゃあちょっと一旦ズームコントはやめましょうと。
そんな苦しい思いしながらやってもしょうがないからっていうので。
ちなみにいくつぐらい作ったんですか?
20本ぐらいは作ったんじゃないですかね。
すごいすごい。
なんか一つか二つかと思ってたのに。
アイデアはたくさんあったんですね。
そうそうそうそう。
なので、それで作ったのは作ったけど、
まあ面白くないっていうので心が折れてしまって。
じゃあ分かった、ズームコントのネタを探しつつも、
なんか面白い設定とかコントの設定とかそういうのも出てくるかもしれないから、
ポッドキャストっていうのだったら無料で始められると。
だからポッドキャストでも一緒にやってみるかいっていうので、
始めたのがきっかけですね。
ポッドキャストって言ったのは平田さんです?
そうですそうです。
そのとき今井さんはどんな反応でした?
今井くんはですね、とりあえず自己承認欲求がすごく高いので、
どっか褒めてくれる場所があればどこにでも行く子なんですね。
なのでその時もうまい言い回しで、
あそこに行ったら今井くんのこと褒めてくれる人がいるかもしれないよ、
みたいな感じで行って、
じゃあ行く行く行くみたいな感じだったと思いますね。
それがスタートで。
そうですそうです。
はじめから月曜日のオノマトペとして始めたんですか?
そうです。月曜日のオノマトペが1本目ですね。1個目の番組。
そうなんですね。
じゃあそれから2年以上も続いているということで。
そうですね。
そう思っていただけると嬉しいですけどね。
平田さんこれだけ長くされてたりすると、
質問だったりとか相談なんかもよく受けたりしますか?
いや、これがねありがたいことにね、
誰も僕のこと信頼してないんでしょうね。
誰も相談とかしてきてくれないんですよね。
あら、ほんとですか?意外です。
やっぱりポッドキャストを始めた当初とかは特にそうだったと思うんですけど、
インターネットでポッドキャストのことについて調べようと思っても、
いろんな情報が個人の方がいっぱい発信されてるんだけれども、
画一的な正解みたいなのってあまり出されていないじゃないですか。
例えばマイクの種類とかもそうですし、
編集のソフトとか編集のやり方とか、
っていうのも画一的なものが出されてないから、
やっぱり配信者さん同士で会ったときは、
うちはこうやってんだけど、オタクはどうやってんの?っていう、
この最適解を自分たちの近くにいる配信者さんたちで埋めていこうとしてる感じはありますよね。
平田さんがこのポッドキャストをしているという話をしていて、
リスナーさんだったりとか周りにいる人が聞き始めて、
じゃあ私もやってみようと思って、そういう相談とかもないですか?
やってみたいな、みたいな。
ちょこちょこやっぱりいただくことはありますかね?
DMとかでどうやって始めたらいいですかね?とか、
あとはなんかね、不気味な単語が多いんですよね、やっぱり。
日常生活に根差さない単語と言いますか。
例えば、RSSっていう単語とか。
よくわかんないじゃないですか、正体が。
そうだよ。RRRじゃないのか。
RRRじゃなくて、RSS?
あとはオーディオインターフェースとかね。
あー、聞いたことある。
もう何を言ってるのかさっぱりわからないよっていう感じじゃないですか。
そうですね。
だからこういう不気味な単語がどうしても出てくるから、
これってどういう意味だか教えてもらってもいいですか?みたいなので、
ご相談いただくこととかはあったりとかしますね。
あー、そうなんですね。
結構ね、やり始めようと思ったら一つ一つわからないと、
一つ一つググっていっちゃって、何を調べてたのかわからなくなっちゃったりします。
そうそう、こんなことがしたくて私はポッドキャスト始めたわけじゃないぞっていうね。
ちょっとね、でも昔に比べるとやりやすくなったってね、
皆さん昔からされてる方もおっしゃってますけれどもね、
アプリでできるからっていうね。
昔はそれこそブログに音声を貼り付けてたのは始まりだったらしいんですよ。
そうなんですね。
だから今みたいにスポティファイ開けばいろんな番組が出てくるみたいな便利なシステムじゃなくて、
あの人ポッドキャストやってるらしいから、あの人のブログ見に行ってみようとか。
あー、そうなんですね。
っていう感じだったらしいんですよね。
音声配信だけが聞けるリストになっているようなものが前はなかったんですね。
それでね、上級者の人はそれこそそこからRSS発行して、
自分のRSSリーダーのアプリにそれを読み込まして音声だけ抽出してみたいな、
なんか難しいことをやってたりする方もいらっしゃったみたいなんですけど。
あー、そうか。
いろいろとね、会話ができて、手がつけやすくなりましたよね。
そうですね。もう本当にそれこそアンカーっていうね、アプリ。
今はSpotify for Podcastersっていうアプリですけど、
こういうのが出てきてから本当気軽に話せるようになりましたからね。
そうですよね。私もそこから始めたので、
いろいろと分からなくてもこのアプリでね、
何かを入れたらどこかに一緒に行かれるということ。
よく分からない中で。
いや、本当ですよね。
この不気味な単語たちに触れなくても勝手にやってくれるっていうのがね、ありがたいですよね。
本当にそう思ってます。
そんなね、ポッドキャストをいろいろと経て、現在も続けてらっしゃいますけれども、
このポッドキャストを配信していて、何か良かったことありますか?
あー、良かったこと。
もしくは困ったことなんかもあれば聞きたいなと思いますけど。
困ったことはね、
うちの相棒が2年半経ってもいまだにこう面白くならないのは本当どうしたもんかなーと思って、
毎週困ってはいるところですけどね。たまに夢で見ますからね。
え、どんな夢?
もうなんか、うちの相棒がステージの上で喋ってるんですけど、それが一つも面白くなくて、
僕が何か花瓶を手に取って投げつけようとするところで、はーって目が覚めるっていう。
えー、今井さんファン多いし、みなさん楽しく聞いてるのに、
平田さんが心配で心配してしまうから。
良かったことは、やっぱりリスナーさんと出会えたっていうのは一番分かりやすく良かったことで、
それだけでこれ面白かったって言っていただける方もいらっしゃいますし、
中には、ここってこうなんじゃないのっていうのを教えていただける機会も増えたんで、
あーそれは確かにそうだよなーと思って。
えー、どんなところですか?機材的な、音的なことだけじゃなくても、配信内容とかそういうことですか?
何曜日とか時間とかいろいろな配信。
例えばこういう言い方をすると傷ついちゃう人もいますよーとかっていうのを優しく教えてね、いただいたりとかして、
やっぱりもう小学校の頃、中学校の頃ぐらいからかな、
同じコミュニティの中に何十人も詰め込まれることってなくなるじゃないですか。
一つの教室の中に30人40人とかっていう、あの状況ってちょっと今で考えると失数で、
会社員の方でも同じ部署の中で話すことはあるかもしれないけど、
そこまで大人数の人と関わり合うっていうのが、やっぱり大人になると減ってくる。
考え方とかも固まってきちゃうんですよね。
その社会の中で適応していけばいいんで。
リスナーさんとかといろんな方と会うとこのコミュニティが広がっていくので、
新しい考え方とかもこう摂取できて、ああそっか、それ面白いねとか、
ああそっか、それはちょっと反省しなきゃいけないなーとか、
なんかこう新しい刺激がねやっぱり多いんで、
それは良かったことですね。
実際に会うとなると自分の生活圏の中での人ですけど、
ポッドキャストだとどこに住んでいても、私も今オーストラリアにいますけど、
海外からでも聞けますし、どこにいても聞けるから、
会うはずがない方と出会って話ができる機会なんかにもつながりますよね。
そうなんですよね。
あとは声を知ってるっていうだけで妙に親近感が湧くというかね。
それはありますね。
いつも話してた友達みたいな感覚になってくれるんで。
初めましてでもかなり心の距離の近づき方は早いと思いますね。
それはありますね。
平田さん配信者として活躍されてますけど、
ポッドキャストもたくさん聞かれますか?
ポッドキャスト聞きますね、結構ね。
そうなんですね。だいたいどのぐらい聞いたりとか、時間とかどのぐらい?
どのぐらいなんだろうな。
本当これ失礼かもしれないんですけど、僕は長ら劇をすることが多くて、
例えばパソコン作業してる時に横で流しておいてるとか、
あとはジム行ってトレーニングしてる時に聞いてたりとかしてるんで、
1日で言うと結構6時間、7時間とか聞いてるかと。
すごいですね、それはね。
でもね本当に手が空くのでね、何かしながらとかっていうのは本当にいいですよね、ポッドキャストって。
最近文字起こしサービスとかも出てきたじゃないですか。
はい。
例えばリッスンさんっていうサイトだったら、
ポッドキャスト登録しておけばAIが自動で文字出してくれるみたいな。
流し聞きしてて、今の単語よくわかんないぞと思って、
その画面見てみるとそこに文字で出てたりとかもするんで、
それはそれでまた新しいポッドキャストの使い方なのかなっていう気もしてますね。
そうですね、検索なんかするとポッドキャストのことが出てきたりしますもんね。
そうそうそうそう。
この配信者としてもリスナーとしてもかなりヘビー級な平田さんですけど、
これからのポッドキャストというような感じで、
例えば配信者として個人的にどんなことをしていきたいかとか、
これからポッドキャストどうなっていくかとか、そんなことって考えたりしたことありますか?
ポッドキャストでいうと、それこそ音声配信っていう今回テーマがあるので、
ポッドキャストだけに関わらず、
いろんな音声配信の人と今後もっといろいろ遊んでいきたいなって思ってますね。
月曜日のオノマトペに関しては、
常に65点を狙っている番組なんですよ。
そうなんですか?
100点を目指さないっていう。
これ失礼なことでもあるんですけど、聞いていただいている方にとっては。
100点を作っちゃうと、
あの時面白かったのに今回こうだったらダメだねとか、
今回ダメだったけど今回良かったねとかっていう風になると、
面白くない回が続いちゃったりすると、離れていっちゃう方も多くなっちゃうと思ってて。
でもそれはちょっと寂しいなと思ってて。
僕は聞いていただいた方たちと、なるべくだったらお友達になっていきたいと考えてるので、
友達と遊んでて、今日こいつ面白くねえなとかあんま思いたくないじゃないですか。
思われたくもないじゃないですか。
そうですね。
こいつはいつもこういう感じだよねとか。
こいつってこうだよねっていう存在になっていければいいなと思って、
65点を常に目指していければなと思ってますね。
なるほど。