で、あとは、
次行きますね。
年金受給者の税負担を軽減したんですよ。
年金をもらってる高齢者、
おじいちゃんおばあちゃんたちに
所得税っていうのがピュってかかってたんですけど、
それをちょっと下げた。
おじいちゃんおばあちゃんが増えてるから、
当時から既に増えてるから、
おじいちゃんおばあちゃんちょっとお金使ってくださいね、
っていうことをやったわけですね。
ほんとにあれやね、
前回やった通りですけど、
個人にお金が必要っていうのが特徴として出てるんですね。
民主党政権というか、
非自民政権の特徴というか、
こう考えてるのかどうかわからないですけど、
基本的に人間を信じてるって思っていただいていいんじゃないか。
まるで自民党政権が人間信じてる。
そういうことじゃない。
あのー、
今まずいこと言いましたね。
今だいぶまずいこと言いましたね。
そういうわけじゃないんですよ、もちろん。
やねんけど、個人がお金をもらった時に、
経済観念として、
お金もらったら使うよねって信じている傾向があるっていうこと。
正しく言うと。ごめんなさい。
自民党さんはそれを企業に対して思ってるってことです。
なるほど。
利益が出たら、ちょっとぐらい賃金に反映させてくれるよねって信じてるってことなんですね。
何を信じるか問題ね。
そう、何を信じるか問題。
じゃあ要はさ、逆の現象が起こってるかどうかは知らんけど、
要は、企業が儲かっても給料なんか払わんやんけって思ってたら、
ちょっと民主党寄りになるし、
個人にお金配っても結局みんな貯金するやんけって思ったら、
自民党は。
経済政策だけ考えるとこういう特徴がある。
そういうことです。
だから経営者が、前回言ってたね。
経営者は自民党を投票しやすいし、
労働者の方は、この時は特にね、民主党。
もちろん外交政策とか色々あるんで、一概には言えないんですよ。
一概には言えないんやけど、そういう傾向がありますよ。
風が吹いたらとかっていうのは、やっぱりそういう部分がある。
個人の方々がピキってきた時に風が吹くんですよね。
そういう意味では、個人の財布の紐の緩め具合を信じている政党に入りやすいかな。
なるほどね。
ということになります。
他には個人向けにやってる内容ってまだまだあるんですか?
後期高齢者医療制度の見直しとかもありました。
もともと自民党政権の時に、これが一番の原因になったかもしれないです。
政権交代の。
自民党が負けて、民主党が勝った理由。
後期高齢者医療制度っていうのを、その前の安倍大臣内閣、安倍さん2回やってるからね。
民主党政権を挟んで。
その前でやったか、小泉さんやったか、ちょっと忘れたんですけど、
この辺りで後期高齢者医療制度っていうのができたんですよ。
なんですか?
おじいちゃんおばあちゃんがどんどん増えていくから、
それまでって、医療費負担っていうのがほとんどなかったんですよ。
60歳かな?65歳かな?
ちょっと具体的なことはね、僕も若すぎてわかんないんですけど。
医療費負担がないっていうのは、
病院行ってお金払わなくていいってこと?
そうそうそうそう。
ゼロではないんやけどね。
もちろんもちろん。
やったんやけど、後期高齢者医療制度って言って作って、
ちょっと負担してもらいますよっていう。
プラス、その代わり国費からも入れますからね。
税金からも入れますからね。
高齢者の方々だけじゃなくて、
若い人たちも含め、みんなで負担しますから、
ちょっと負担増をお願いしますねっていう制度をやったっていうイメージ。
正確ではないので、外で言ったら怒られるかもしれないです。
ガチでいる人には。
かもしれないですけど、調べてください、ちゃんとっていう感じですけど。
そこに対して、やっぱり高齢者の方々、
おじいちゃんおばあちゃんちょっとピキって聞いてたわけですよね。
なるほどね。
ちょっとピキって。
言い方がおもろい。
ありがとうございます。
そう、ピキって聞いてたのが、
民主党さんは後期高齢者医療制度を見直して、
医療費をもっと軽減します。
なるほど。
っていうところで、
おじいちゃんおばあちゃんの医療費が下がるから、
これも一緒ですよね。
医療費が下がって、いつも病院毎日毎日行ってて、
お薬代とか、お薬代はどうやったっけな。
でも少なくとも、
診察料金ね。
診察料金がちょっと下がって、
月になったらちょっと1万5千2万円になるわけじゃないですか。
なけなしの年金から2万円浮いたら、
その2万円ちょっと使ってくれへんかな。
まあね。
なるほど。
はい。
理解はできる。
ありがとうございます。
全然わかる。
単純に、単純にじゃない。
全然関係ないかもしれへん。
ああ、はいはい。
さっき治療はっていう文脈言ってたじゃないですか。
はいはいはい。
医療業界の人たち。
ああ、はいはいはい。
で、どっちとかあるんですか。
医療業界の人たちはね、
自民党さんの方が比較的支持してはるかなっていうのはあります。
文脈ってやっぱ違うんの?
その企業に対してと、
個人に対してっていう文脈でさっきまでやってたじゃないですか。
医療業界っていうのは企業という扱いになってんの?
ああ。
また第三勢力みたいな感じなの?
ちょっと文脈が違うかもしれないですね。
それで言うとね。
保険で払ってもらう側なだけやから。
で、医療って基本的に料金決められてるわけですよ。
そうやね。
そう。
点数で。
そう、点数で。
自費診療を。
そうそうそうそう。
で、その点数をじゃあどうするかっていうところで。
はいはい。
やっぱり、非自民政権の考え方って比較的ですよ。
一概には言えないし、
地方の医療業界でもいろんな団体というか考え方があるんで。
一概にはもちろん言えない上で。
点数に対して、やっぱり国民一人一人の出す人の負担軽減を考えるから。
やっぱり点数低くしがちなんですよ。
そうね。
そしたら、医療関係者さんたちの給料っていうのは下がりがちだから。
やっぱり、それなりにリスクがある中で、人の健康や命に関わる仕事をやっていながら点数下げる。
なるんじゃない?
感情としてね、なるかなっていうところはあって。
で、自民党の方が比較的そこは、最近ちょっと違うんですけど、岸田政権以降かな。
岸田政権か菅さんのときかちょっと忘れたんですけど、
歯医者さんに対して保険の点数のうんぬんかんぬんをいじろうかみたいなところで、
ちょっと歯医者さんたちの負担を高めようかっていうのがあったんですけど、
基本的に自民党さんは、医療業界に対しては優しい。
なるほどね。ありがとうございます。
話取れちゃったんで、本当に戻ってもらいまして。
あと、あった経済政策ってまだあります?
金融緩和ね、日銀さんなんで。
はいはいはい。
正確に言うと民主党とか日本政府っていう文明で語れるのかどうかっていうところがあるんですけど、同時に日銀さんとも連携はしてるからね。
そうやね。
じゃあお話。
最強、ザクッとでも。
はいはいはい。
民主党政権の時の日銀のトップ、日銀の社長みたいなもんですね。正確に言うと総裁。
総裁ね。今は上田さん?
今は上田さん。
当時はしらかわさんっていう方がやっておられて、よく叩かれがちなんですよ。
名前よく聞きますね。
禁縮したってよく言われるんですけど、世間のイメージは、これはね、経済オタクとしてちょっと一言だけお伝えしようかな。
俺もしたい。どうぞ。
しらかわさんこそマジのガチの金融緩和をしました。
平成以降で一番金融緩和した日銀総裁だと思う?
腰を据えてというか、粘り強くというか、一番本気やった。
どういう、なんでそう言えるんですか?
あの、まず量的、異次元金融緩和って黒田さんがやったじゃないですか。
前回のね、名前は出てきませんでしたけど。
アベノミクス時代の。
アベノミクス時代の、そう、金融緩和ね。異次元の金融緩和。
あれをやる下地を全部整えてくれたのがしらかわさんなんですよ。
あれ、しらかわさんがいなかったら異次元の金融緩和できなかったんですよ。
しらかわさんってどれくらいの任期やってたんですか?
えーとね、3年、4年か。
ほぼ。
ちょっと短かった。でもほぼ一期。
ほぼこの前かぶり?
そうそうそうそう。ほぼ前かぶりと、ちょっと安倍さんの時期もかぶってたっていうような時期にやってはったんですけど。
なるほど。じゃあこの民主党政権下には、しらかわさん以外の日銀の総裁いなかったの?
基本的にはいなかったと思っていただいて良いと思います。
で、えーと、例えばね、インフレ目標の導入と。
インフレを1%目指すって、しらかわさんの時代なんですよ。
インフレ1%目指すってことは、物の値段が1%毎年上がっていく。
毎年上がっていくっていうのを、初めて目標として。
日銀の目標として設定したのがしらかわさん。
それは今までなかったんや。
それは今までなかったし、あったとしても一時的なものというか、ものすごく一時的なものに留まってたのが、
その後ね、安倍のミクスで黒田総裁の時代に2%に引き上げられて。
でもそんな設定してもってめちゃくちゃ怒られたんですよ。
それ今ニュースで出てくるインフレターゲットってやつ?
そうそうそうそう。いわゆるインフレターゲット。
これを設定したのがしらかわさんだったり。
あと当時ね、めちゃくちゃ円高やったんですよ。円高。
今は円安って言われてるじゃないですか。日本円の価値がどんどん下がっている。
今は150前後くらい?
はい、150前後。145から152、3みたいなところにいるんですけれども。
その時はどれくらいだった?
80円。
おー、あったあったあった。ありましたね。
90円。
ありましたね。
今は海外旅行行かずに、いつ行くねん。って言って、
いや僕国内旅行組なんすよねって言ったら、
ほんまもったいないよって言われてた時代。
だからちょっと前の円安で160円くらい行ってたよね。
160円行ってました。
だから倍?
そうそう、倍倍倍。
逆に来る人からしたら半額?
半額。そうそうそう。そういう時代があったんです。
そりゃ海外行くよね、当時ね。
そりゃ向こうから今は来るよね。
っていうのを極度な円高すぎると、輸出企業さんがちょっと困るんですよね。
大変ですわな。
なぜかというと円高になると、
こっちでの原価とか売り値とかは変わってないのに、
円の価値が高くなるから、海外の人からすると、
値段が上がっちゃうっていうのが円高なので。
それで輸出企業さんが業績がちょっと落ちてっていうところがありまして。
めっちゃ端的に言うと、日本商品買いにくくなるってことでしょ?
2倍やから今に比べたら。
そうなるとですね、当然業績が悪化して利益が減るってことで出せる人件減るわけじゃないですか。
特に当時はもっとなんですけど、基本的に輸出によって持ってる国。
たぶん小学校の時にもしかしたら習ったかもしれないですけど、
輸入し、材料輸入し。
加工貿易の国。
加工貿易の国って、やっぱり未だにそれはあるんで。
ある程度、円高すぎるとちょっとしんどい。
買わせ買入したんですよね。
2回も。
ガチのやつ。
それでこう変わったんですか?
ちょっと上向くんですよ。
そこが民主党政権だから。
みんな民主党政権で円高不況円高不況って言ってたんやけど、
でも転換させたのもこの白川時代。
アベノミクスもあったんですよ。
アベノミクスがそれを追い風にしっかりフォローさせたっていうのがあるんですけれども、
そのちょっと手前でちゃんと買わせ買入はしてましたよねっていうところがあるんで。
ちょっと聞きたいのが、アベノミクスの話出たんで。
前回はアベノミクスという安倍内閣側の提唱した
インフレとかデフレとかに対する金融政策の話を内閣側の話してたじゃないですか。
今は民主党政権の話で聞いてると、
これは日銀なんでって分けたような言い方。
鋭いなー。
民主党側にはなかったの?っていう。
基本的にちょっと専門的な話するとさせてもらいますね。
政府と日本銀行は別物なんですよ。
それはもちろんそう。
別物。別物なんですけど、
安倍政権時代は、これをね、
安倍さんがもう公言してた。
日本銀行は政府の子会社だって言ってたんですよ。
結構踏み込んだ発言者あったんですよ。
これ賛美両論ある。いまだに賛美ある。
政治経済の教科書を習う中では、
もう結構やってはいけないというか。
僕的には、踏み込んだ発言やなって表現をさせてください。
独立機関じゃないとダメじゃん。
っていうのが歴史の教訓なんでね。
歴史の教訓なので、なぜ歴史の教訓かっていうと、
政府は通貨を擦りたいのは当たり前なんですよ。
だって政府が通貨に完全に介入できたらさ、
それこそ一時大戦、二次大戦間のドイツの。
そうそうそう。
ヒトラーが全部の権限を持った時にやった。
でもその前か。
ちょっと前後はあるが。
政府と中央銀行が一体化してしまうと、
誰も通貨価値を安定させるストッパーになることができないから、
中央銀行は独立した存在である方がいいよねっていうのは、
これ歴史の教訓なんで、全世界一応そうなってる。
世の中、平成以降で、
二人だけ独立してないって言った人がいるんです。
一人が安倍さん。
二人目がトランプさん。
日本じゃなくて。
世界中で見てる。
トランプさんは公言してた。
民主党はその規律は守ってました。
なので協調で介入とか協議してっていう。
あくまで日銀さんの判断の上でっていうところは、
ずっと他の総理もやってる。
語弊はあるけど言い方としては、
協議をして、それぞれに権力というかプライオリティというかパワーバランスがあって、
するところを、
要は安倍政権はある意味で言うと命令方式を取ったってこと。
黒田さんは命令されてないって言うと思うんですよ。
周りからは実質的にそうじゃないのって見られていたっていうのはあります。
要は指示を出してたような、指示系統のような見え方というか。
なるほどね。
分かりました。
あとは民主党政権の特徴。
行財政改革による無駄の削減。
どういうこと?
今まで公共事業、さっき言った公共事業にも当たるんですけれども、
予算を組むときに、
いろんな団体とかに、いろんな省庁、財務省だとか経済産業省だとか、
当時ちょっと名前違うやつもありますよ。
消防庁だとか警察庁だとかいろんな省庁がありますよね。
に対して予算出してもらって、
その省庁が言う通りプラス財務省、大蔵省ですね。
大蔵省や財務省、お金を司る企業で言うと経理部とか。
経理部とか財務部の人たちが首を縦に振ったら、
じゃあそのまま出しましょうか。
いう予算組みだったんですけど、
無駄遣いしてへんかと。
いうことで、行政仕分けっていう。
なんかあったな、それ。
蓮舫さんが。
未だにインターネットとかではちょっと使われるのかな。
仕分けな。
2位じゃダメなんですか?
なんかありますね。
名台詞的な。
あれをやったのが民主党政権。
無駄を徹底的に省くことによって、埋蔵金があるから。
埋蔵金っていうのは、無駄がね。
それまで無駄になっていたものを、それをやめたらそのお金浮くでしょ。
その浮いたお金で、例えばさっきの子供手当て。
それを財源にしましょう。
それを財源にしましょうっていうことをやりました。
でもさっきの子供手当ては半額だったんだろう?
埋蔵金なかったってこと?
鋭い。
鋭いな。
話的には。
1年目は出てきたんですよ。
ある程度出てきた。
何割とかまでは分かる。
行政、効率化したってこと?
効率化は、いろんな論があるんですよね。
何をって効率化かって難しいもんね。
必要なとこまで削ったんちゃうかってよく言われます。
一番有名な話が、
それまで麻生さんの時代まで、
スーパー堤防構想っていうのがあったんですよ。
スーパー堤防構想。
堤防ね。
堤防って何?
堤防ね。
川から海からの波守る堤防ね。
そうそう、波守る堤防っていうのを、
めちゃくちゃ強い堤防を張り巡らすことによって、
首都圏を守ろうとか、この街を守ろうみたいな構想があったんですよ。
で、これを無駄やっつって。
その時代はやめです。
何かの比喩でスーパー堤防構想って言ってるんじゃなくて、
本当に物理的に東京とかの海岸線沿いに堤防を作るっていう。
そうそうそうそう。
なるほど。
でもそれ無駄やって言わざるをえんくない?
だってさ、スローガンコンクリートから人やろ?
そこコンクリート。
そうそうそうそう。
でもね、その何年後かちょっと忘れちゃったんですけど、
民主党政権が終わった後に、
そこの計画していた堤防壊れちゃって、
マジで水浸しになったんですよ。
そうなんや。
それは地震関係なく?
地震関係なく。大雨かな?
ちょっとごめんなさい、具体的事例は忘れたんですけど、
その時にスーパー堤防構想をやっとったら、
この貴重な命は守られたのにっていう。
あれやね、何て言うんやっけ、ブラックスワンやっけ。
そうそうそうそう。
セキュリティーコストは誰もかけられない。
そうそうそうそう。そうなんすよね。
っていうところを、ちょっとどう考えるかっていうところで。
そう、かけたら無駄やって言われるし、
怒ったら、実際に会ったら怒られる。
そうそうそうそう。
語彙も何年やってた。
ちょっと怒っちゃってっていうところで、
ちょっと批判の対象にも今なってた。
もしくは未だに批判する方がおられる。
そこまでやったのに、やっぱり1年目しか出てこなかったんですよね。
2年目以降はやっぱりさ、そんな言うてもさ、
削れるとこ、だって1年目に削ってんから、
2年目以降削れるって言ったら、
脂肪めっちゃつきまくってるときに、
ダイエットして脂肪落としましたって言って、
じゃあもう次どこ削るねんって言ったら、
筋肉削るしかないわけじゃないですか。
100キロの人がダイエットするのと、
70キロの人がダイエットするのと、
全然違うからねっていうところが。
極めて短期的な財源にしかならず、
例えば子ども手当を継続するだとか、