今やられている部署立ち位置でしたり、何をされているところなのかみたいなところを
簡単に教えていただいてもよろしいですかね。
分かりました。まず農林水産省ですけれども、農林水産省の方は
私たちが生きていく上で欠かせない食料ですね、これを支えている役所でありまして
その食料生産の基盤となる農林水産業でありますとか、農産業村ですね
そういったところの振興になっている役所であります。
そうした中で私は平成の10年に農林水産省の方に入りまして
その後、食料関係とか農業関係とか経験をしてまいりまして
直近では令和3年度までですね、愛媛県庁の方に出向させていただいておりまして
地域の農業の発展を受けたお手伝いをさせていただいておりました。
その後、今の大臣官房の情報分析室というところに配属になりまして
取り組ませていただいております。
ありがとうございます。今、大臣官房の情報分析室というところ所属かと思われるんですけれども
主に広報回りとかそういうことをやられているんですかね。
そうですね。情報分析室の方では特に食料、農業、農村白書というものを作っておりまして
これをですね、毎年度国会の方に報告して国民の皆さんに公表させていただいております。
その中で質調というところで全体の統括を見ている立ち位置なのかなと思いますけれども
ポッドキャストを今、番組作られているかと思いますが、そのあたりもまるっと見られている感じなんですかね。
そうですね。白書についてちょっと簡単にご説明させていただきますと
食料、農業、農村基本法という法律に基づいて白書を我々作らせていただいているんですけれども
一般に本屋さんの中でお見かけするような分厚い白書があるかと思うんですけど
300ページ超える分量かと思いますけど
そういったもの以外にもですね、例えば英訳した英語版の白書でありますとか
あとお子様向けのジュニア白書とかですね、あと音声の白書なんかも作っておりまして
そういったいろんなバリエーションなんかも作らせていただいておりまして
その一環でポッドキャストの方もですね、今回取り組ませていただいております。
ありがとうございます。
ちなみにその白書を作ってその白書自体をいろんな人に知ってもらいたいというようなところが
一つの目的かなと思うんですけれども
ちょっとそもそものところのその白書の存在意義って言いますか
基本的にはその国民の人に先ほどの食料とか農業とか農村とかに
もっと関心を持って豊かな生活をしてもらいたいみたいなことが最終的な狙いになってくるんですかね
そうですね。今おっしゃっていただいたようにですね
できるだけ多くの方にこの食料、農業、農村の現状を知っていただいて
その中で食料だったり農業だったり農村への関心、理解ですね
それを深めていただきたいというのが我々としては考えております。
なるほどですね。白書を全部読むとなるとかなりのボリュームのところで
その辺りも先ほどそのジュニア向けとかっていうのもあると思うんですけれども
いろいろ要約して分かりやすいところで伝えていきたいという
思いがやっぱり強いところがあるんですかね
そうですね。300ページ超える分量がありますと
なかなか全て読んでいただくのも難しいところもありますし
関心のあるところだけでもですね見ていただきたいという思いもありますけども
その中で英文だったり音声だったりジュニア向けだったり
そういったバリエーションも作ってですね
広報の方をさせていただいております。
白書もそうなんですけれども情報を伝えたい相手となると
なんとなくその農業に関わられる方、農家の方だったり
農業食料の流通に関わられている方とかっていう
そういう方たちがメインになるようなイメージも持ってしまうんですけれども
だから本当に届けたい相手っていうとどういうところになるんですかね
おっしゃっていただいたようにまさに農家の方
あるいは食品事業者の方っていうのはいらっしゃるんですけども
やはり食料の場合どなたでも食べなければ生きていけませんので
全ての人に関わるものだというふうに思っておりまして
そういう意味では農家の方、食品事業者の方に関わらずですね
一般の方、消費者の方、学生の方、行政関係者の方含めてですね
できるだけ多くの方に呼んでいただきたいなという思いで作っております。
わかりました。で、その中でポッドキャストもやろうっていうふうなところで言うと
YouTubeとかブログとかはかなりだいぶ前から発展してきて
今メジャーな媒体にはなってきたなというところですけれども
またまたポッドキャストというと今だいぶ聞く人増えてきたなという印象はあるんですけれども
まだまだそういった動画メディアとかに比べると若干ニッチな存在かなと思うんですが
ポッドキャストでも配信しようと思われたきっかけみたいなものとかってあったんですかね
一つにはその世間の方でもですね
注目が高まっているっていうのはありまして
発信の方も増えてきているというふうにお聞きしておりましたので
そういった面はあったんですけども
それに加えて普段農業をされている方からですね
そういったポッドキャストを聞いている機会があると
で白書なんかもそういうとこで聞けるといいんだけどなというようなお話もいただきましたので
我々としてもそうした伝え方もあるのかなと思ってそこで初めて気づきました
確かにその農業系ポッドキャストみたいなのが
1ジャンルが出来上がってぐらい農家の方たち
発信もしてるし聞いてる人も多いっていう話は聞いてたんですけれども
じゃあそこをきっかけてみますか
農家の方確かに相性がいいなというところでやってみようという形になったんですかね
ちなみにこれポッドキャストリリースしたのは今年が初めてになりますかね
そうです今年が初めてになります
いつぐらいからやってみようかなとかっていうふうに思われて検討始まった感じなんですかね
先ほど農家の方からですねお話しいただいたのが今年の春でしたので
その後白書がですね5月の末に今年度の公表いたしまして
その公表したものをですね
それではこうポッドキャストで一度やってみてはどうかというのを
夏からですね取り組んできたという流れですね
じゃあもう今年の頭ぐらいに決まって
白書が出る時点では特に決まってなかったけれども
出た後からやってみようかというような感じだったんですかね
そうですね
ポッドキャストは牧野瀬さん自体は普段聞かれたりとかされます
そうですね
どちらかというと聞いたことがある程度のものでして
全くそちらの面には詳しくない側の人間でした
実際聞いてみてで言うとどんな情報を伝えればいいなとか
どんなメディアにしたいなとかスタートはどんなふうに思われましたかね
もともとですね音声の関係の白書っていうのを従来から取り組んでおりまして
普段こう文字情報だと情報を得られない方
視覚障害をお持ちの方とかですね
そうした方向けに触れればなということでこれまで取り組んできたんですけども
ポッドキャストに関して言えば農家の方からのお話があって
取り組んでみようということだったんですけども
もともとその白書自体がですね
分量もございますし多岐にわたる分野ということもありまして
なかなかこう面白く聞いていただける分野から
ちょっと離れているのかなという思いもありまして
そうした中でどれだけこの媒体を使ってですね
できるのかなという思いは当時はありましたね
じゃあ下地としてもともとその視覚障害者の方向けなどに
音声で版の白書みたいなのも出されてたっていうのは過去あったんですか
そうですね専用のCDなんかを作らせていただいたりとか
じゃああれですかね基本読み上げみたいな形のものになってるんですかね
過去のCD出してるのは
そうですね読書で説明していくようなスタイルのCDになっておりました
そこから今全3話で出されているかなと思いますが
反響だったり実際に作ってみてどのように今思われますかね
作ってみて我々もやはり初めての試みでしたので不安な目もですねありましたし
聞いていただいた方はどんな反応かなというのはすごく関心があったんですけども
面白そうとかですねこういうのを作ってもらって嬉しいとか
そういった感想がまずいただけましたので
そういった面ではまず取り組んだ甲斐があったなというのはありました
分かりました農林水産省さんの方では結構SNSソーシャルメディアかなり活用されていて
ガイドラインみたいなのも作りつつYouTubeだったり
XQ Twitterだったりインスタグラムだったり
かなり幅広く情報発信されているなというふうな印象がありますけれども
どのメディアだったらどんなものを発信していこうとか
そういう方向性とかっていうのはあったりするんですか
そうですね農林水産省の場合もいろんな部署がありますので
それぞれの政策部署でですねYouTubeがいいとかですね
Xがいいとかそこはそれぞれ判断しながらですね
やってると思います
なるほどそれぞれのメディアではそれぞれの部署ごとにやっているっていう
そういう感じなんですかね
そうですねあとはマズマフという農水省の方のメディアもありまして
そこを広報室の方ではやっておりますので
そういう中心的な部署もございます
今おっしゃっていただいたように
白書という文書の性格上ですね
専門的な言葉もありますし難解な言葉
漢字の難しい言葉も出てきますので
それをできるだけ分かりやすい形でですね
言葉に変えてそういった工夫はまず一つしたのとですね
要は言葉としては一般的でも
実際話したときに違和感があるようなやつとかもあると思いますので
同意語とか外来語なんかもそうかもしれないですけど
そういう悩ましい言葉がありましたので
そういうところは原稿を見返したりとかですね
言葉の精査を行ったりして作っていったというような経緯ですね
言葉の原稿作るところも
省内の方部内の方室内の方でやられてたっていう感じですかね
そうですね
実際話す出演者はプロの専門の読む方っていうんですかね
外部の方に依頼したという感じですかね
そうですね
他の野類生産書さんのYouTubeとかインスタとか見てると
結構省内の方が出てて楽しそうに収録している風景とかもあったんですけれども
省内の方が話すとかっていうそういう案はあったりしたんですか
そうですね今年についてはそこは出なかったですね
確かにそういう省内でっていうのもやり方としてはあると思いますので
またそこは検討課題と一つかなと思います
他の野類生産書さんのバズマフとかミサシディザインの時とかも
省内の方が出られているのでかなり親近感っていうんですかね
さらに情報をちゃんと知りたいなっていうところっていうのがすごい沸き上がってきたので
そのあたりとか今後の発展のところは期待したいなと思っております
ありがとうございます
ちなみにこのPodcastを制作する上で今年が初めてっていうところもあったかなと思うんですけれども
このあたりはこだわったみたいなポイントとかってありましたかね
そうですねかぶるかもしれないですけど
まずシナリオ作りについては従来の本文を一方的に内容を説明するというやつから
対話形式でですね会話のキャッチボールができるように見直したっていうのがまず一つですね
食料農業農村分野というと結構難解な分野もあったりしますので
それを詳しい方とそうではない2人を登場させてやりとりの中で理解を深めていってもらうと
そういった形を取ったっていうのが一つありますね
あとは現在の食料農業の今を伝える上で
ここは欠かせないというところはですね必ず盛り込むようにしまして
そこを聞いていただいたときに理解していただけるようにということで作ったというのもこだわったところかもしれないですね
じゃあもうギュッと凝縮した内容を伝えるというところの構成だったり内容の精査というところがやっぱり一番こだわったという部分になってくるんですかね
そうですね
わかりました
その多分構成のところかなり大変だったかなと思いますけれども
それ以外でも番組制作一回投資で作ってみて
多分上がってきたものを聞いてとかいろいろやったかなと思うんですけれども
大変だったなみたいなものとかってありましたか
いろいろやっぱり初めて取り組んだっていうのもありましたので
そういった面ではいろいろあったかなと思うんですけども
普段うちの室で白書の執筆業務を担当しているものが取り組んでおりますので
そういった媒体なかなか不慣れというところもありますし
そういう中でポッドキャストの勉強を一からしていただいてですね
やってもらったというところがありますので
そういうところが難しさがまず一つあったところかなと思いますし
あとその洗礼になるようなものがなかなかない中で作ってましたので
ここまでいけば確実にいい品質のものができるというのが
なかなかわれわれもわからない中で作っておりましたので
そういう中の難しさといいますか葛藤みたいなのは確かにあったかなと思います
そもそもポッドキャストの配信の仕方といいますか
やっぱり個人でやられてる方も実はポッドキャスト多いんですけれども
情報分析室の中でポッドキャストをやってる人っていうのは
特にいなくてっていう感じだったんですかね
そうですね
じゃあもう一番初めきっかけが農家の方からポッドキャストであればよなというところから始まって
じゃあどうやって配信するのかとか
編集収録は誰に頼んでとかそういうところとかを調べて
っていうこの1年だったというような感じなんですかね
そうですね
ちなみに何も手探りの状態でわからない時に
企業さんでもそういう方すごい多いかなと思うんですけれども
何から手をつけられたっていうのって記憶にあったりします
そうですね
従来音声白書っていうのを作っておりましたので
まずそこをベースにしたっていうのはあるかなと思います
全くゼロというわけでもないところがありましたので
一旦音声にして伝えていくっていうプロセスでは同じところかなと思いますので
そのベースがあったのが一つ今回の中では役に立ったのかなと思います
その音声のもともと作られていた製作会社さんと今回も一緒に作った感じなんですかね
ポッドキャスト番組のリンクも貼っておりますので
皆様ちょっともしよろしければ見ていただければなと思います
来年もこの更新楽しみにしております
ありがとうございます
今日はすいません長々とお時間いただきありがとうございました
ありがとうございました
オウンドポッドキャストインタビュー
ということでいかがだったでしょうか
のりすいさん賞さん
今年の白書が出たのが5月でそこから検討し始めて
夏からで制作が出来上がってきたのが11月というところで
かなり急ピッチで作られたのかなというふうに思うんですけれども
そこの春先にですね
農家の方からポッドキャストでもあればいいなというところの
市場といいますか届けたいリスナーがそこにいるというところが分かってから
まずはやってみるという体制姿勢っていうんですかね
本当素晴らしいなというふうに思いました
ポッドキャストもですねやっぱり候補の一環ではありますので
やらないよりはやった方がいいっていうのは確実に言えることではありますので
そこをどうやって運営をしていくのかというところ
一歩を踏み出すっていうのがなかなかおっくなところではあるんですけれども
そこを乗り越えて出したというところはかなり素晴らしい成果かなと思っています
その中でどういうふうにやっていけばいいのかというところで言うと
過去その白書自体の全部読み上げみたいなものはやっていたというところで
そこの何とか知見を生かして何とか出してみようという
この辺のですね創意工夫といいますか
過去を取った決め塚で次の手を打っていくみたいなところっていうのも
本当見習いたいところではないかなというふうに思います
まだまだ出したばかりで今も計3本で
一旦今年の白書の解説は終了しているというような感じなんですけれども
今後もですねこの辺りいろいろ挑戦していきたいみたいな
お言葉もありましたのでこの後の発展するところっていうのは
期待したいところかなと思います
我々もですねこの番組を企画させていただいていろいろ改善点といいますか
もっと面白くできるなというところが考えはあったりはしますので
もしよければ農林水産省さんの次のところ
何かしらお手伝いできればなというところもちょっと考えたりはしたんですけれども
ご縁があればぜひまたお話聞きたいなというふうに思います
それではエンディングです
この番組は企業がブランディングや採用などを目的として運営するポッドキャスト番組
ゴンドポッドキャストの作り方に焦点を当てていく番組です
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