アートワークの基本的な役割
オウンドポッドキャストの作り方
皆さんこんにちは、ポッドキャストを総合プロデュースするPitPaの鈴木です。
りょこちです。
オウンドポッドキャストの作り方。
この番組では、ポッドキャストを始めるための参考になる情報を発信していきます。
今回は、魅力的なアートワークの作り方について話していきます。
では、りょこちさんよろしくお願いします。
お願いします。
今回はアートワークについてということで、
そもそもアートワークって何?という話からですね。
確かにポッドキャスト以外ではあまり使いませんね、アートワークって。
そうなんですよね。
他のメディアとサムネとか、見出し画像とか、そういう感じで使われてるんですけど。
確かに。
ポッドキャストの場合、プラットフォームによって少し表現の仕方は違ったりするものの、
一般的にはアートワークとかっていうことが多いですかね。
いわゆる何ですか、アイコン?アイコンじゃないか。
何ですか、表紙画像みたいな感じですよね。
さっきおっしゃったサムネイルみたいな。
そうですね。サムネイル、ジャケット、なんかCDのジャケット的な存在というか。
分かりやすい、確かに。
音楽、スポッティファイみたいに音楽アプリと一緒に並んでると、CDのジャケット画像と一緒ですね。
そうですそうです。あの画像が今回テーマとして話すアートワークというものですね。
はいはい、なるほどです。
はい、では早速ちょっと伺いたいんですけど、
りょかちさんはポッドキャスト番組とか聞くときに、どんなアートワークがいいなって感じますか。
うーん、なんかちょっとまず、もしかしたらちょっと違うかもしれないんですけど、
なんか、絵とはいえ結構文字を読んでると言いますか、
こう、基本的にこうなんかタイトルの下にちょっとちらっと書いてあるタイトルとかってあんまり読まなくて、
このアートワークをそれこそ結構見てるんで、
まずタイトルの名前とかが読みやすいアートワークを選んでる気がします。
番組名の視認性の重要性
で、その文字でなんかどんな番組なのかを察してる、そのキャッチーさでなんかまず引き付けられて、
あとはなんか、あとは気分みたいな感じですかね、なんか。
うーん、ちょっと疲れてるときはやっぱりニュース番組とかカッチリした番組はちょっと聞きたくないまでは行かないけど、
ちょっと自分の今の気分にあてなくて、ちょっと柔らかい雰囲気の色とか、あの画像のものを選んでる気がします。
そのなんか番組の雰囲気みたいなのを今の自分の気分をマッチングさせるようなイメージで選んでる感じですかね。
ありがとうございます。まさにこれから僕が話したいことにすごくいいフリを作っていただけたのでよかったです。
よかった、はい。
ありがとうございます。そもそもアートワークがなんで大事なのかみたいなところから話していくと、
たとえば今、りょうかちさんが話してくれたみたいに、どの番組を聞こうかっていうのを考えるときにすごく大きなキーワードというか指標になるのがアートワークなんですよね。
そうですね。
たとえばたぶん自分が、自分自身が何か番組を新しく聞こうと思ったときのことを想像してほしいんですけど、
わざわざなんか少し、とりあえず全部片っ端から少しずつ聞いてみてとか、あんまりそういうことってしないと思うんですよ。
たぶんここの段階で指標になるのって番組のタイトル名、それからちょっとちゃんと見る人だったら番組の概要欄とか、
で、あとはアートワーク。基本的にやっぱりこのパッと見のところで基本的に皆さん判断するんですよね。
そうなるとやっぱりアートワークって一番情報量もある意味多くなる、テディストよりも情報量が多い部分だったりするし、
直感的に働きかけやすいんで、やっぱりアートワークによる印象っていうのは非常に大事です。
本当にポッドキャストの大変なところ、そこですね。
自分も個人でポッドキャストやってますけど、なんだろう、ツイッターとかだったらさっと見てとか、
なんかたまたまちょっとちらっと見えた投稿が面白かったらフォローしてもらうとかあるんですけど、
なかなかそのまず聞いてもらうっていうことが難しいから、
サムネイルというかアートワークとかタイトル付けめっちゃ大事ですよね。
ちなみに夜勝さんがやってるヤイヤイラジオのアートワークはどういうところを工夫されてますか?
そうですね、なんかまずそもそもこれ2代目のアートワークで、
もともとは顔が2人の顔が並んでる感じのところに文字入れしたような番組アートワークだったんですけど、
なんかもうちょっと自分たち感を出さない方がいいなって私たちの場合は思って、
なんでまぁちょっとイラストにしようというところと、
なんかとはいえ楽しい感じなんだけど、
キャピキャピしすぎないように。
ちょっと大人、楽しいんだけどちょっと落ち着いたというかの感じにしようかなっていうのと、
あとは私とリーチャーさんっていう相方の好きなものを載せてます。
コーヒーとか本とか私だったらスマホとかそういう好きなものをイラストの中に入れて、
なんか好きなものが伝わるようにはしてるかもしれないです。
素晴らしいですね。
なんか多分そこまで考えられてるアートワークってどれぐらいあるんだろうと思いつつ、
今ちょっと話聞いてました。
本当ですか。
みんなでもなんかやっぱり、
多分上位だけ見てるからだと思うんですけど、
なんか上位のポッドキャストはやっぱみんなすごいおしゃれですよね。
おしゃれだし、結構わかりやすい。
だからこそやっぱり上位に入るだろうな。
もちろんそれがすべてではないけれども、
ある意味全然ダメダメなアートワークで上位に入るのは難しいかもしれないですね。
ていうかなんかその、タワレコみたいなもんですもんね。
なんか視聴期がないと。
そうですね、確かに確かに。
なんかタワレコは視聴期あるけど、視聴期がないかったら、
それでしかも今みたいにサブスクがなかったら、
ホストの個性と番組コンセプト
マジでジャケ買いするか音楽番組に出てたぐらいしか露出がないから、
そんな感じで選ばなきゃいけないから、やっぱり見えるもの大事ですよね。
うん、本当に大事。
なんでちょっと結構考えて作ったりしています。
ヤイヤイラジも一応。
素晴らしい。
ありがとうございます。
はい、じゃあちょっとセンスながら僕からはもうちょっとアートワークを作るときのポイントを3つちょっと案内したいなと思ってて。
で、よかったらそれこそ皆さん聞いてる方、
使っているプラットフォームのランキングとかそれぞれあると思うので、
そういうランキング一覧とかでわーっといろんな番組のアートワーク見ながら話を聞いていただけると、
結構こういう感じねとかこういうパターンねって分かりやすいかなと思うので、
ぜひ試してみていただければと思います。
まず一つ目のポイント、これまさにさっきるかじさんもおっしゃってた、
番組名の視認性をいかに上げるかという話です。
大事だ。
はい、結局やっぱり番組名なんですよね、覚えてもらえることって。
で、やっぱりパッと見でどういう番組名なのかっていうのが分かりやすくあることっていうのは非常に大事で、
これが例えばすごく小さなフォントで入っているとか、
おしゃれすぎて読めないとか、
なんならそもそも入っていないとか、
ここってパッと見のビジュアルの印象はなんとなく持たれるかもしれないけど、
そこと番組の名前というのがひもつかなくなっちゃうんですよね。
だからやっぱりアートワークでちゃんと番組名をしっかり視認性を上げるということは非常に大事です。
大事。そこで私も選んでいる。
で、二つ目。
二つ目が、これまさにさっきるかじさんが話してたことの、
選ぶかどうかっていうところなんですが、
ホストの個性というか存在感というのをしっかり打ち出したいかどうか。
もししっかり出したい場合は、
それこそ顔写真とかイラストとか、
そういうのをしっかりと大きく出す。
逆にそういうホストの存在感をなるべく薄めたい場合は、
そういうのを意図的に入れないようにする。
これも非常に大事なポイントです。
これで番組の色はかなり変わってきたりします。
なんかスポッティファイのランキングだとやっぱり芸能人が上に多いから、
芸能人はやっぱりなしてますね、顔を。
ある意味、その人が出ているっていうことが筆になるんですよね。
だからやっぱりそうすると、もちろん写真、イラスト入れないと損。
逆にニュースコネクトさんとかはニュースの番組だからだし、
持ち回りでもあるからなのか、イラストだし、
そうですね。
コテンラジオもそうですね。
私もみんなコテンとかそういうものに惹かれて聞き始めるから、
内容的にもコンテンツが前に出てる感じしますもんね。
分かりやすい。
そうなんですよね。
コテンラジオさんとかもどっちかっていうと、
それを聞いていく中で最終的に出てる皆さんのことが好きになって愛着湧いたりしていくけど、
入り口はそこではないじゃないですか。
あくまでコンテンツの中身っていう部分なんで、
特に初見の人に対してどういう印象を持たせたいかっていうところで、
ホストを出すかどうかっていう部分がまず出てきます。
なるほどです。
あとは3点目が、これも全部旅立ちさんに先に言っていただいてるんですけれども、
言ってた。
デザインと番組コンセプトをちゃんと整合性を持たせるということ。
例えばさっきちょっと疲れてあんまり頭を使いたくないときは、
あんまりカッチリした真面目な番組よりももう少し柔らかいのが聞きたいって話だったと思うんですけど、
じゃあ実際にこのアートワークはちょっと柔らかい、ちょっと雑談っぽい感じのものかなと思って、
いざ聞いてみたらめっちゃくちゃ硬い話してるとかだと裏切られた気分になっちゃうんですよね。
そうですね。すぐもうダメになっちゃうかも。
実際こうやって話すともちろんそれはそうでしょって話なんですけど、
実際結構今までの事例見てると、いざアートワーク作る段になるとちょっとオシャレにしたくなっちゃうとか、
ちょっとカッコつけたくなっちゃうとか、
逆に番組のテストとは違ってあくまでも自分のデザインとしての趣味に走っちゃうとか、
やっぱりいろんな形でこのコンセプトからかけ離れたデザインにしてしまうことって結構あったりします。
いやーこれはそもそも自分の番組にコンセプトがちゃんと作ってないとできないし、
それをまたデザインに落とし込むのも結構難しいから、大事っていうか慎重にやらないとダメですね。
そうですね。そのコンセプト作りっていうところは第6話ですかね、話したことでありますが、
もちろんめちゃくちゃ作り込まなきゃいけないってわけじゃないにしても、
ある程度ポイントを抑えてちゃんとこういう番組のコンセプトだよってことが作れば、
結構そこから自然にじゃあこういう感じのアートワークかなっていうのを、
さっきの岡田さんが話されてたみたいに、じゃあ結構趣味のものを入れていくとか、
ちょっとイラストタッチにしていくとか、そういう感じにもしていけるので、
そこはある程度は方針を決めてやれば、めちゃくちゃすごい作り込まれたではないにしても、
まず整合性を取るっていうところは十分にクリアできるんじゃないかなと思っています。
デザイナーに依頼する方法
なので作るときのポイントとしては改めて言うと、番組名の視認性を上げること。
ホストを打ち出すかどうか、打ち出す場合は顔写真とかイラストをしっかり入れていくということ。
3つ目がデザインと番組コンセプトの整合性を取っていくということ。
この3つが作るときのポイントになってきます。
じゃあ実際どう作ればいいのっていう話で、もちろんやり方は全然千差万別だと思うので、
皆さん一番やりやすいような形でやっていただければと思うんですけれども、
その中でも今割と主流なやり方いくつかご紹介できればと思います。
まず1つがデザイナーさんに依頼するということ。
もちろんこれが多分クオリティとしては一番高く仕上がると思うし、
例えばさっき話したコンセプトとか、そういうところもしっかりと話し合いながら作りやすいというところで、
もちろん一番お勧めです。
結構今そういうポッドキャストのアートワークにすごく強みを持っているデザイナーさんとか、
それこそ弊社アピトパーでも何人かそういう方と付き合いがあるので、
そういう形で依頼させていただいたりもしていますし、
そういうグラフィックデザイン的なものだとは思うので、
もちろん今までアートワークやったことないよみたいな方でも、
例えばさっき話したポイントを一緒に共有しながら作るということも全然できると思います。
なるほどです。
ただやっぱりデザイナーさんに依頼するとその分制作費がかかったりするので、
そこはまずところと相談しながらいいところはあるのかなと思っています。
テンプレートを使う方法
2つ目がちょっとそこまではできないので、
自分でやりますよというパターンのときに、
例えばキャンバーとか見られとか、
そういうので今そういうテンプレみたいなのがだいぶ充実してきているんですよね。
なのである程度自分のイメージに近いようなテンプレを探しながら、
それを使って作っていくというのも一つのやり方です。
キャンバー本当に便利。
そう、キャンバーはマジで便利ですよね。
活用させていただいてます、記事に関しても。
アートワークもきっとすぐに作れそう。
僕もたまに見ているとやっぱりアートワークのテンプレも結構増えているなという印象があるので、
多分ここからさらに充実していくと思いますね。
なるほど。
とはいえ中には全くそういうデザインセンスないです。
もう自分はそういうのは全くできないんですという方も中にはいると思います。
そういう方の場合、一応最終的には選択肢として、
多分今後さらに選択肢として広がってくるだろうなと思っているのが、
AIを利用する方法
いわゆる生成AIとかでアートワークを作っていくこと。
出た、AIだ。便利だ。
例えばアドビとかだと、アドビでアートワークを生成するみたいな、
そういう機能も結構搭載されたりしてるんですよね。
すごい。
なのでちゃんとそこをまずAIをうまく操りながら、
さっき話したポイントをうまくクリアできるようにはしなきゃいけないんですけど、
そこはちゃんとできれば、こういうのをやれば本当にパパッとかなり手軽に作れるんじゃないかなと。
これは多分今だからこそできるやり方なのかなと思っています。
素晴らしいですね。
一応ちょっと今日の話の最後のもう一つだけ話しておきたい部分が、
さっきそのアートワーク冒頭で、アートワークっていうのはある意味CDのジャケットのような形で、
その番組を代表するビジュアルとしてあるっていう話をさせてもらったんですけれども、
とはいえ実際多分プラットフォームとかで見ていると、
エピソードごとにもそれぞれアートワークが表示されてるっていうのは多分あると思うんですよね。
うん、確かに。結構バラバラの番組もある。
そう、エピソードごとにバラバラな番組も結構あったりして、
これをどこまでやるかっていうのは正直好きなようにやればいいのかなと思っています。
必ずしもエピソードごとに全部一回一回作り直すっていうのはできれば理想だと思うし、
でも別にそれをやらなきゃっていうのでめちゃくちゃハードル高くなっちゃったりとか、
なんか大変になっちゃったりするぐらいだったら、僕は全然固定でいいと思っています。
実際この番組とかも基本固定でやってますしね。
なんか結構最近Spotifyさんとかだと、
番組、映画とかに合わせてポッドキャスト作ってるみたいなのもあったりして、
それだと呼んでるゲストに合わせて作ったりしてますね。
なんかSpotifyアニゾンとかだと、
ゲストのイラストを毎回作ったりしたりしてます。
あとはいろんな番組をいろんなアニメごとにやっぱりわかりやすく、
それも一目でわかるように作ってる感じがします。
これもまさにさっきのポイントの話にもつながってることで、
例えばホストだけじゃなくて呼んでるゲストの引きがあるのであれば、
そのゲストごとにそのゲストのイラストとか写真が入ったエピソードごとのアートワークを作るってことは、
やっぱりメリットがあるんですよね。
なるほど。
それこそよくあるのだと、映画レビュー系の番組とかだと、
やっぱり各エピソードごとにそれぞれ映画を取り上げてるじゃないですか。
そうするとその映画のポスターの写真とか、
そういうのを入れておくとか、
そもそも映画名自体を文字として入れておくとか、
それをすることもやっぱりそもそも視認性であったり、
コンセプトとの整合性、引きにつながってくるので。
なのでそういう場合は確かに、
多分そんなにすごく手間かけなくてもいいと思うんですけど、
そういうのを入れるっていうのは一つかなりありのやり方ですね。
そのコンテンツに引きがある場合って感じですよね。
その毎回の。
なんか、やっぱ迷います。
アートワークをコロコロ変えたほうがいいのか、
なんか自分は結構やっぱり文字を読まないから、
やっぱ手癖でアイコンで知ってるやつを押して聞き始めるから、
あんまりコロコロ変えてもわかんないなって思うんですよね。
そうですよね。やっぱり定着しなくなっちゃうから。
定着しなくなるんじゃないかと思うので、
なのでアートワークにするほどキャッチーな何かがあったら変えてもいいって感じですよね、多分。
そうですね。
なるほどです。
多分ポッドキャストたくさん聞いてる人ほど、
使ってるプラットフォームのフォロー欄ってバーってすごいたくさんあると思うんですよ。
多分そのたくさんある中で今聞きたい番組を探すときって、
多分番組名のテキスト情報じゃなくて、
アートワークをザーって流しながら聞きたいやつを探してるはずなんですよね。
そうすると確かにコロコロ変わると探しづらいっていうのはおっしゃる通りかもしれないですね。
いつもアートワーク悩んでます。
大人だからこそ。
なので正直ここは全然正解はないなと思ってて、
本当にいろんな形をトライすればいいと思いますし、
なんかやってダメなことはないと思うんで、やりつつ。
でもかといってその絶対やんなきゃいけないとか、
毎回毎回作らなきゃいけないっていう、
なんかそこの恐怖感だけはなくして楽しく気楽にやっていただければなっていうのが、
今日最終的にお伝えしたいことです。
はい。
さて、この番組では感想や質問、リクエストなどお待ちしております。
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それではまたお会いしましょう。さようなら。
さようなら。