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2023-05-01 40:13

【16-2】テレビからウェブへ。激動のEC業界でプロになるまで(第16回ゲスト・橋本拡正)

第16回のゲストは大手百貨店や大手ドラッグストアをはじめ、延べ200社を超える物販・通販事業者へコンサルティングを行ってきた、株式会社ボーダレス代表の橋本拡正(はしもとひろまさ)さん。インターネットの登場や決済の多様化など、変化の激しい通販・EC業界でプロになるまでの軌跡を伺いました。 【今回の内容】 ダイレクトに数字が見える通販番組制作に惹かれ入社 / 売上が上がらない30歳の苦悩 / 価格を5分の1に変えても利益が急増したわけ 【番組概要】 この番組は、型にハマらず自分の才能と個性を生かしたライフスタイルを送る方をお呼びし、その生き様に迫る番組です。 パーソナリティーを務めるのは、スモールビジネス経営者の渡辺孝祐と、クリエイティブディレクターの齋藤実帆。 感想は #ぼくスモ をつけてTwitterに投稿お願いします! 【SNSリンク】 ◯パーソナリティ 渡辺孝祐 ⁠⁠https://twitter.com/kosuke_coin⁠⁠ 齋藤実帆 ⁠⁠https://twitter.com/mihosaito_nsw⁠⁠ ◯番組 Twitter ⁠⁠https://twitter.com/oursmallbiz⁠⁠

経歴と就職活動
はい、それでは橋本さんゲスト2回目です。よろしくお願いしまーす。
前回ですね、株式会社ボーダレスのこと、通販のことについていろいろお伺いしてきました。今回ですね、企業に至るまでの過去のお話を聞いていきたいと思います。
よろしくお願いします。
なんか事前にあのプロフィールを拝見させていただいたら
なんて書いてあったっけ?
はい、こちらの。8社目?今の会社がっていうところで、結構いろんな会社さんに行っていらっしゃったみたいな。
そうそう、行ったっていうか、サラリーマン時代の会社は2社、3社ぐらいなんで、あとは独立してみたいな感じですね。
新卒で?
新卒で、頂上してるテレビ通販専門の広告代理店に営業で入った。
テレビ通販?
最初から通販。
テレビショッピングみたいなそういう系?
そうそう、十何年前でしょ?だからみんな見てたかわかんないけど、膝のグルコサミンがなんちゃらみたいな番組作ったりとか、番組のやつとか、青汁とか、圧力鍋とか、そういうののテレビ番組を作って、通販番組作って、この番組をテレビの媒体に流すっていう枠を買ってきて、テレビ局の枠を買ってきて。
放送まで持って行って、もっと言うとその後、あれ絶対電話で注文なんで、コールセンターでこう言って応対するんですよみたいなものを指導して、そこでの充電率とか受注率とかを管理しながら、全体の媒体のコントロールをするっていうのが営業の仕事で。そんなことやってた。
営業の仕事じゃない、全体。 まあ営業の仕事じゃないっすね。まあまあでも営業の仕事っすよ。
ちなみになんでその会社に入りたいと思ったかって。 これは大学の時に、僕出身、渡辺と同じ福岡なんで、福岡で過ごして、大学神戸に行ったんすよ。神戸に行って初めて県外に一人で出るわけじゃないですか。
で、一人暮らしをしますと。僕は当時ちょっとアホだったのかわかんないんですけど、福岡で食べてたラーメンは神戸でも食えるもんだと思ってたじゃん。 わかる。 わかるでしょ。
とか、福岡で食べてたあのなんちゃら屋さんの明太子は神戸のスーパーに並んでるものだと思ってたんですよ。で、買い物に行くわけじゃないですか。あれ明太子ってそもそもないの?みたいなとこから始まるわけですよ。
タラコ? タラコ?違う違う、からし明太子が食いたいんちゃうけど、みたいな。で、まずそこでそうか文化が違うんだみたいなことに気づくというか、うわってなるんすよね。
神戸で大学のゼミの友達とかね、いっぱいクラスの友達いるわけじゃないですか。に、福岡、僕関西だったんで、関西の人たちって基本的に関西に来たらお前も関西弁喋れみたいな、関西の皆さんがいたらマジで申し訳ないですけど言われるんすよ。
そうなんだ そうそうそう。で、僕はカタクナに博多弁で喋り続けるっていう カタクナそう そうそう。俺もお前の関西弁を理解するけん、お前も俺の博多弁を理解しろよみたいな、そういう感じだったんすよ。で、みんなに福岡来たことある?みたいな話をすると、結構来たことなくて。
そう、意外とないよね そうそう、九州行ったことないもんね ない、めっちゃいるよね お前舐めとつやん そう、え、なんで古言用かとか知らんと、みたいな、そんな感じになるやん。で、うわマジかってそこでもなって、じゃあ夏休みに俺実家に帰るから一緒に遊びに行こうみたいな、ついてきーみたいな、うちの実家泊まっていいけんみたいな。で、連れてったんすよ。
で、みんながもうその時忘れもしないけど、おいしい豚骨ラーメンあるから食べに行こうよって連れて行かれたのが天一だったんすよ おや? おや?豚骨じゃねえぞみたいな、これを豚骨とお前は思ってんだなふーみたいな感じ。これこってりめっちゃ豚骨おいしいでしょ、いや違うしみたいなね。
あれはあれでね、天一という食べ物だからね、そういうものとしてはおいしいんだけど、豚骨ラーメンって言われたらそれは違うよみたいな感じでね。で、方はほら関西人の方だから、いやこれがお好み焼きだよって出したらブチ切れるわけじゃないですか、これがたこ焼きだよみたいな、一緒。
そう、そんで福岡に帰る時にみんなを連れて帰ったんすよ。で、僕が福岡のラーメン屋さんとか餅鍋食べに行ったりとかいろいろこうやってたら、結局その食べたことがなくて触れたことがなかったからその良さがわからなかっただけで、食べたらみんな好きになって
神戸にまたみんなで戻ってきた時に、箸次いつ行ける?みたいな感じになるわけですよ。じゃあ今回また冬に行くかみたいな、夏休みに行ったからってなるんですよね。で、そんな体験があって就職活動をする時に、なんか福岡のものをもっとたくさんの人に知ってほしいなみたいなとこからちょっともんやりと就職何にしようかな、自分が興味があることも含めて
広告だと、確かにいろんな人にこの商品の良さを伝えることができるかもと思って漠然と、広告代理店っていう括りの中で就職活動を始めたんですよ
なるほどね、そっちなんだ そう、でいっぱい面接行くじゃん、まあやれなんちゃらだ、やれなんちゃらだってウェブ系もあったり相互代理店も受けたりして、でも受けながら受験の面接の話とか課題とかグループワークとかで出てくるものがピンとこないんですよ
別に俺そんなこうすげえ尖ったかっこいい広告作りたいわけじゃないしな、みたいなねことがあって、でもしょうができなかったんですよ、これは広告代理店はでもこういう仕事なんだろうな、でも俺がやりたいことってそうじゃないしでもそれ実現するとどんな会社みたいな、よくわからない状態になって
で最後4年生のちょうど5月くらいに最後1個残ってたでっかい赤坂ビズタワーにある会社さんの最終面接で落ちたんですよ、で持ち玉がないってなって4年生だからどうしようかなもう1年やる、いやいやいやちょっと待ってそもそも俺浪人して大学行ってるしさすがに親に申し訳ないと
どっか受けなきゃなと思ってもう1回そこで当時残ってた広告代理店を探して見つけたというかエントリーシートをいっぱい送ってで見に行ったのが当時一社目に入った会社だったんですよ
テレビ通販
そこで面接会場というか最初の説明会に行った時に映像が流れててモニターにでっかいスクリーンにそこで通販番組の映像流れてたんですよ
当時その会社プロアクティブの通販番組やっててプロアクティブのやつがずっと流れてたの 僕夜中にテレビ見てたらずっと流れてたからこれ作ってる会社なんだみたいな感じになって
その時に結構ピッてマッチしたんですよねその通販番組ってダイレクトレスポンスって言って通販番組を流すとその場で電話が鳴って注文が入るんですよ
だからこの商品を届けようと思って作ったものがどれだけ反応があってどれだけ注文が入ってどれだけお客様の手元に届いて誰が喜ぶかってすぐ分かっちゃうんですよね
これが面白いのと思ってもうその会社一本で受けたっていう感じ なるほど普通の広告代理店だとテレビ放送を流しますでその結果が
結果が分からんっていう 確かに確かに なんか伝わったけどみたいな そうそう
面白い バズった そうそう
賞取ったみたいな感じ そうそう
でそこにある種絞って受けてったらポンポンポンって受かったっていう なるほどなるほど
そういう感じでしたよ一社目はね へえ
じゃあその会社はどういうビジネスモデルかっていうと商材はどっかから取ってくる 商材はクライアントさんがいっぱいいるので
クライアントがいて クライアントさんの例えばお水とか健康食品とか化粧品とかっていうものを売るためのまず番組を作るんですよ
作って でそれを広告代理店なんでいろんなテレビ局の枠を買ってきてここで流す
まあこれがビジネスモデルというか一番でかいと思う
まあその広告予算だけで月1億円使ってねえとか3億円使ってねえとかでも面白いのはやっぱりその1億円かけていただいたのであれば
売り上げとしていくらのレスポンスを取らなきゃいけないっていうこれがあるんですよ
でこれ取れなかったら予算が削るなくなっていくんですよね
だめだったから これが多分その会社の面白かったところ
めっちゃじゃあみんな真剣っすね まあある種真剣
1億円かけてもらったから1億5000万の売り上げにしなきゃいけないみたいなだからその反応気にするんですよね
うわ鳴った電話みたいな よかった確かに そうそうそう
一回も鳴らんかったらどうしようみたいな そうそう逆に鳴らんかったらマジでうわマジなんで鳴らんとみたいなこういう感じになる
1社目:CRMの経験
すごいなんか新卒からそんなに成果が一瞬で出るようなというかそのばっかりのようなものっていうのはいいですね
金額もでかいし 金額も大きいしすごく面白くて
じゃあそれでやっぱその最初から最後までの経験をある程度したのかな
そこでも普通だとできないような流れのことはやってたんですけど いやできないっすよね
配送とかまでは見てないけどまあそうだね広告を使って物が売れていく流れみたいなものは見てた
はあ面白っ
それが一社目 一社目それが一社目
何年くらい勤めたんですか 丸4年
丸4年結構そこ長くて そう丸4年いて最後の1年間がちょうどねそのかテレビ通販専門とはいえ
やっぱり時代的にweb ecとかがやっぱりちょっとずつ出始めてて
でテレビの売り上げがちょっと落ちてきたりしたんですよ
費用対効果が少し悪くなるこれがwebに行ってるのか別のクライアントに飛んでるのかわからないっていう
そういう状態の時でで当時先輩とやり始めたというか会社の中でやってたのか
それだけの媒体量を投下してお客様をどんどんどんどん囲ってたのでリストとしては
だからこのリストをうまく活用できないかみたいなことでここでリピートとかCRMの一つプロジェクト事業みたいなものを
ちょっと先輩と一緒にやりながら最後の1年間でCRMみたいなことをやった
そこがちょっと今僕の中では今に至る一つのきっかけだったりした
リストはあるけどリピーターっていう意味では活用できてなくて
そうそう結局そこであるお客さんのプロジェクトの案件があって
リストは20万人くらいのリストがあったけどこの会社一切何もやってなかったから
実は20万件のリストをクレンジングかけたら使えるリストが10万件なかったんだよね
つまりその半分以上のリストはもう使い物にならないリストなんです
例えばもう住所が違うとか もう例えば住所が違うとか
会社番号が違うとかメールアドレスが違うとかこういうやつ死にリストということ
で通販ビジネスって店舗のビジネスと何が大きく違うかっていうと
このリストがあるかないかっていうのは大きく違うんですよ
リスト商売なんであんだけの媒体量を投下してもちろん売り上げは取ったけど
財産とも言うべきその20万件の顧客リストを何も手をつけないことによって
たかだか数年間で半分以上死んでると なるほどね確かにね
これ大丈夫かみたいな やばいね
そうそうじゃあこの残った約10万件のリストから
新しい売り上げって作れないのかなみたいな発想があって
そこでここから売り上げを作りに行ったんですよ
そしたら作れちゃったっていう
2社目:ECコンサルティングの経験
そうそうそうそう ゼコしちゃったんですね 仮説検証したら
そうこの10万人の中でこのクラスの人たちにこういうDMを送ったら
売り上げ上がるんじゃないかなってやってみたら
いきなり6000万とか売り上げが上がったりとか イエーイ そうそう
規模があったんでとかっていう経験があって
なるほどこうやってお客様を活かし続けるっていうのって
すごい通販ビジネスにとっては大事なんだなみたいな
そこでそれを学んだっていうのが1社目の4年目の経験
なるほど そうそうそう
それ結構今に繋がってる 今に繋がる今に繋がる
CRMでそれでじゃあ次は2社目に
そう次はECコンサルの会社に
これはちょっとヘッドハンティングをしていただいたので移ったんですよ
でちょうど僕CRMを経験したっていうタイミングと
もう1個1社目の時に疑問を持ってたことがあって
それがやっぱり拭えなくて転職をするんですけど
何かというとテレビ通販もっと言うとマス通販
テレビ新聞ラジオみたいなマスを使った通販の
広告代理店なわけですね
ウェブとテレビの売り方の違い
である時お客さんからこの商品ちょっとテレビ通販でやって欲しいんだけどって
来るわけですよ相談が
どっからどう見てもテレビ向きじゃないと
ウェブじゃねこれみたいな商品があるわけですよね
どういう特徴なのか ちなみに何だったんですか
例えばテレビ通販って世代で言うと
当時ですよ当時40代以上の方々が基本的に購買層
どう見ても俺20代向けじゃんみたいなやつとか
若い者向けとか例えばね
のがあっても基本的にやっぱりそこの営業マンって
自分たちの成績とか売り上げってもちろん気にするじゃないですか
だからまずテレビ通販当てるんですよ
結果が出なくてクライアントが逃げてくとか辞めてくってことはいっぱいあるんですけど
でもこのお金ってさっきの渡辺の1話目の時渡辺の10万じゃないけど
めっちゃ大事なお金 失敗したダメなお金を
テストで失敗したりとかするわけですよ
でもそれってテストする前からわかるじゃんみたいな
これがものすごい違和感があって
でもしょうがない部分もあると思うんですよさっき言ったみたいに
自分の成績ももちろんある会社の業績もある
やっぱり売り上げ取らなきゃいけないだからやる
これもそうなんだけどちょっと僕それやりたいあれじゃないなと思って
じゃあそういう時に今の僕は代替案を提案できないんですよ
テレビじゃないと思う
じゃあ何 そうテレビじゃないと思う
じゃあ何 いやウェブすかね
ウェブでどうやんの いやわかりませんみたいな
これはちょっとまずいと思って
ECコンサルティングの経験と感触
じゃあウェブ当時通販ECが登り始めてたから
じゃあEC勉強しようと
EC勉強する時もちろんヘッドアンティングを受けたっていうきっかけはあったけど
コンサルに行くって決めたのはコンサルに行くと
いろんな業態の案件を複数できる
だから手っ取り早く1,2年でいろんなものを経験できるってふんだ
でECコンサルの会社に行ったっていう
そういうストーリーがあってコンサルの会社に入ったっていう
そこではコンサルをやった
そこではコンサルをもうがっつり営業マンは別でいたので
営業が取ってきた案件をコンサルで回すっていう
そこでめっちゃくちゃやったって感じですかね
コンサルを
広告の集客から配送まで全部
そこも結構全領域でやる
全領域である種コンサルティングをしてた
けど今の僕が経験してる全領域から比べると
なるほどねっていう感じの
時代も違うしね
そう全然いいですけどね
副業や独立への意識
そこでECコンサルを約2年間くらいからやってます
じゃあまた次3社目
そこからがだいぶかぶったり複雑になったりしてて
ちょっとあれなんですけど
そこの会社やりながら卒業したタイミングで
法人1個作って
かつある広告会社の広告ベンダーの
ASPベンダーのところの直販営業部のところ
これも正社員雇用で入りながら別の会社やってて
この会社を辞めて自分の会社だけになったけど
そこを一緒に立ち上げてたメンバーに渡して
フリーランスになって
フリーランスが結構長くて
ついこの間会社作るみたいなそんな感じ
ここもだいぶ端折ったけど
でも結構昔から副業というか正社員やりながら
別の会社もやっていいよって感じだったんですね
やってよかったかどうかは定かではない
どうなんですか
定かではない
それでダメって言われたら
じゃあやめてこっちに行き回すくらいの感じだったかな
どっちかというか
元々そこもずっといる気がないので
その時が結局
1社目で感じてたことと同じことを感じるんですよ
2年経つと
ECのコンサルティングの会社だから
この商品どうやってもECに向かないだろうっていうやつを
やっぱりECに取っちゃうんですよね
で営業は取っちゃう
僕は営業マンじゃなかったんで
営業が取ってきたものをやるわけじゃないですか
取ってきたものの時点で
いやこれ絶対に売れないんだけどみたいなのがあるわけですよ
どうやって売るみたいな
コンサルしても
そうコンサルどうコンサルする
とりあえず金かけて広告費
いやいやそれ1社目でやったことと一緒だわみたいな
になるんですよ
でその時にやっぱりこう
自分の中ではある種確信になるというか
お客さんが
お客さんって
売りたいものはあると
自分たちがこんな商品やりたいというのもあると
これ前提、大前提そう
売りたいものがあるけど
売る手法をある程度定めた状態でしか
声かけて相談してこないはずなんですよ
でもこのある程度定めた状態が間違ってるケースが多いので
なるほどなるほど
ここの一時選択をするっていうタイミングで
僕が横にいたら面白いなって思ったんですよ
なるほどね
今までの話を聞くと
ウェブ
ウェブがいいテレビがいい
何がいいかなみたいな
これ面白いシンプルに
どうやって売ったらいいみたいな
そう聞いて欲しいわ
屋台かもしれない
そうそうそう
例えばね
ってなるにはやっぱり売り方の手法を
いっぱい知ってなきゃいけないし
もっと言うとそれをお勧めするだけじゃなくて
実行できなきゃ意味がないっていう
そこから結局提案する内容と
実行するってことがくっついてないと
本当のコンサルの意味がないなって
思い始めたのはやっぱりその辺からで
なるほど
そうそうそう
じゃあ法人で作った会社も
全体ではなかったって感じだったんでしょうか
法人で作った会社も
自己研鑽とフリーランス時代
全体っちゃ全体ではありましたね
けど当時はやっぱり振り返ると
僕の経験不足もいっぱいあったし
まだまだクライアントさんに価値提供を
かっちりできるレベルではなかったんだと思うんですよ
なんでいっぱいご面倒もおかけしたこともあるし
振り返ると多分そんな感じだと思うんですね
僕の甘さがいっぱいあったなっていう感じです
そこからじゃあフリーランスになったのは
甘さを埋めるためみたいな
そうフリーランスになったのは
結局自分のレベルアップをまずしないと
ちょっとまずいなみたいなのもあって
それでちょっとフリーランスになって
自分一人でいろんなことを打開できるように
とりあえずなろうみたいな感じですね
なんかストイックっすね
いやいや全然ストイックだったら
こんな風に太ってないですよ
バリアスを取ったもんね
まあそんな感じですね
なるほどでフリーランスから起業したのは
もう気が熟したみたいな感じだったの
これは今の役員と出会ったのが
一番大きなきっかけです
僕はパートナーと出会ってしまった
っていうやつですね
なんかもともとさっき
フリーランスでずっとやってて
全然そのフリーランスとしては
かなりありがたいお仕事をいっぱい
いただいてたわけですよ
もちろん橋本さんにお願いをしたい
みたいなバイネームでいただくことも
いっぱいあったので
ありがたい環境が整ってて
なんだけどさっきちょっと
一回目のところで話したように
ずっとやっぱり通販業界である
縦割りの仕組みみたいなものの
壁に阻まれることがいっぱいあって
これをどうにかしないと
なんか本当にクライアントさんは
喜ばないなってずっと思いながら
仕事をしてましたけど
じゃあ一方でそれを
一緒に同じ課題観と
同じ目線で
別の専門領域から
起業のきっかけ
やってくれる人が
いっぱいいたかというとそういうものでもなかったわけですよ
結局みんな自分の会社とかのものもあるし
そんな時に
共通のお客さんが
いたんですけどね
僕のお客さんが
橋に会わせたい人がいて
面白い掛け算になると思うから
一回会ってみてよって
会ったメンバーが今のうちの役員なんですけど
当時別の会社の
役員をやってて
物流系とかそっち系の
会った時は
そこまでの話はしてないんですけど
なんか盛り上がって
その後
一週間後くらいに飲みに行った時に
もうなんか一緒に
会社いつやりますみたいな話になってたっていう
凄い!
運命!
結局彼も
僕と同じ課題観を持って
なんで縦割りなんだろうみたいな
彼は物流領域なので
結局物流領域って
悲しいから
叩き合いなんですよお金の
そうなんですね
倉庫代配送代
1配送あたり500円を490円にできますか
うち475円で
80円できます
うち475円でできますみたいな
叩き合いなんですよ
でもこれ僕ら側から見ると
価格競争と品質維持
何かっていうと
叩けば叩くほどクオリティ下がるんですよね
倉庫もクオリティが
倉庫のクオリティとか
倉庫のクオリティって何かっていうと
人のクオリティとか保管のクオリティなんですよ
これすっごい
本当に申し訳ない話をすると
めちゃくちゃクオリティの悪い配送業者とかって
蹴って荷物を送るとか
ザラなんですよね
投げるとか
何が起きるかっていうと中の破損だけではなくて
これ最悪の事態ですけど
外の外装の箱が凹むとか
あるじゃないですか
皆さんが通販で物を買って
物が届くときって
ワクワクしません
だって物を買って
その場でもらえない物を1週間待つわけですよ
今日来ると
僕も今日
自分が買った洋服が来たんですけど
今日来ると思って届くじゃないですか
その瞬間に箱ボコボコだったら
ちょっと悲しいじゃないですか
でこれって
受け取った人は
配送業者が悪いっていう風な
認識をあまり持たないんですよ
結局買って届くまでの
サービスが悪かったりなるから
なんか別に
その事業者のせいじゃないのは
分かってるんだけど
なんか印象悪くなるじゃないですか
こういうことが価格を叩きまくると
起きるんですよ
中に入ってくる同婚物がぐちゃぐちゃになってるとか
商品が
端に寄ってるとかいっぱいあるんですよ
でなんで
本当は下げちゃダメなんですよね
けどそこだけの領域で
戦ってると下げなきゃいけないんですよ
だって部分最適上絶対
下げなきゃいけないじゃないですか
けどこれを僕みたいな人間がフォローすることによって
これを下げると
クオリティが下がると
クオリティが下がると何に影響するか
分かりますかと
それはリピートしなくなったりするんですよ
この10円をけちるのと
リピーターの5000円の売上けちるの
どっちがいいですかみたいな話をすると
削らないんですよね
そりゃそうだわ
そうすると配送の質を
下げることなく
配送業をこなすことができて
かつこっちはその良さを
持った状態でリピーターさんを
取りに行く活動ができるわけじゃないですか
でもこれって両方知ってないと
そんな話ができないですよ
で彼はずっとそんなことを
挫折と再起の物語
考えながらもうこの叩き合いの
世界だけで生きていくのはやっぱり
どうしてもおかしいと
って言ってでもかといってじゃあ誰でも彼でも
こんな発想持ってるわけじゃないし
組める相手がいるわけでも
なかったんでとりあえずその会社で
役員になってたけどなんか出会っちゃったんで
やりますかみたいな話になった
そうそうそう
僕その年で会社を作ろうとも思ってなかったし
何ならもうちょっと
会社作んなくてもいいかなぐらいの感じだったんですけど
もうピンゲンギンで
そうそうもうピンゲンギンでいこうかなと思ってたんですけど
すごーい運命 そうそうそう
っていう感じです
彼がいなかったら僕はもう一回会社を
作ろうみたいなことは思ってなかったですね
やっぱ独立して
めっちゃ大変だったところって
最初の独立の時は
やっぱりさっきも言った
僕もかなり未熟だったので
やっぱり売上上がんないとか
お客様にご迷惑かけてクレームが起きるとか
いっぱいあったし
30歳ぐらいだよね
ちょうど30歳ぐらいそうそうそうそう
その当時で言うと
僕27で結婚してるんで
結婚して
まだ子供はいなかったけど
まあまあね
家計的にはしんどいわけですよ
そうなるとねそういうクレームとかが起きたり
売上取れなかったりするとね
そういう辛さもあったし
けどねじゃあ
コンサルティング業界での逆転劇
どこにも行かずに過ごしてて
売上取れるかって言われてもそんなわけないじゃん
出なきゃいけないっていう
そういうね
時間的なものもあるし
しんどいねそれは しんどいよね
やれどやれども売上がんない
やれどやれどもみたいな
まあ本当にやり方も間違ってれば
自分がやってたサービスの
レベル感とか
お客様に言ってることと
実際提供してるレベル感が違ったりとか
まあそんなこともいっぱいあったと思うし
振り返ればそのそういうこう
反省と勉強しなきゃいけないことがいっぱいあるんだけど
当時はそれも分からずに
とりあえずガムシャラにやってたとか
そんな感じでやれどもやれども
全然売上と数字に繋がらないみたいな
すごい体験
そんな体験なかなかしないよ
普通の人
そうそうそうありましたよ
30歳ちょっとくらい
とりあえず独立すると
落ちるやつ
まず落ちるやつ一回
落ちるやつ
もうちょっと楽っていうか
もうちょっと幸せな未来だったはずだけど
なんかしんどいなみたいな
あれスタバに行けない
そうそうそう
本当にそんな感じっすね
まあしんどいっすよね
まあじゃあその経験あって
うん
一回また会社員に戻りながらみたいな
そこは会社員に戻りはしなかった
戻ってなかった
戻ってない一回戻ってない
チヘド履きながら
チヘド履きながら
フリーランス化をして
チヘド履きながらって感じ
じゃあフリーランスでチヘド履きながら
だんだん成長していったっていうのは
なんとなく自分の中であったんですか
ありましたありました
本当にやり方を変えたんですよ
へえ
露骨にやり方を変えて
シンプルに言っちゃうと今もそのやり方やってるんですけど
コンサルティング
家庭教師
いわゆるビジネスコンサルティングって
単価いくらぐらいですかって聞くと
いくらぐらいって答えます月額
めっちゃ高そう
なんか月1000万とか高い
それはめちゃくちゃ高いな
アクセンチュアとかそのレベルのあれだけど
そうなんだ
150とかじゃない
そんなもんでしょ月50万とか月70万とか
月100万とかこんな世界が
コンサルティングなんですよ
この意思決定を
自分がクライアント側だとすると
求められたときって
結構悩むんですね
50万のコンサルティング
フィーをしかも
6ヶ月縛りとか12ヶ月縛りで契約しなきゃいけない
わけじゃないですか
そうすると半年で
300万ぐらい吐き出すわけですよ
300万吐き出して
売り上げなんぼ上がんねんとか
300万あったら広告費300万
使ったらこれぐらい売り上げ上がるわな
みたいな比較対象になるんですね
であと月50万円かける
6ヶ月の決済って多分部長レベルだと
取れないんですよ
でもさっき言ったみたいに
事業会社さんの
ECとか通販部門のヒエラルキーって
低いわけじゃないですか
この部長にその予算
予算の決済権限がなく
上に上げても
その300万使うぐらいだったらこっちにやれよ
ってなるわけですよ
だから難しいんですよこの決済取るのって
かつこれって
僕らにとっても
いわゆるサポート側にとってはそういうデメリットがあるんですけど
クライアント側にも実はその
デメリットってあって何かというと
自分の会社で
物事がうまく進まない
課題がいっぱいある
何やったらいいかわかんない売上げ上がんないみたいな
悩みがあるからコンサルを
検討するわけですよね
でもこの検討期間が
えげつなく長くなると
その間この会社何も
着手できないんですよ
つまり改善が1ミリも起きない
状態が3ヶ月
とか4ヶ月とか続くんですね
これめちゃくちゃ無駄で
スピードが速いECの中で4ヶ月放置って
マジで無駄なんですよ
コンサルティングビジネスの改善
だからだったら
壁打ちがちょっとできて
なんかわかんないことをさっと教えてくれて
難しいことはいらんと
これってどうなんすかね
それやめたほうがいいっすよとか
これってどうなんすかねこの業者紹介しますよ
ぐらいのレベルでいいから
サクッと始められて明日から改善ができるほうが
僕はいいなと思ったんですよ
なのでもともと最初の時に
やってたコンサルって
ミニマムでも30万取って
上アッパーは70万とかっていう設定をしてたんですけど
それは自分の工数とか
そういったものを
換算してそうやってたんですけど
それやめて
月10万とか15万のコンサルに変えたんですよ
その代わり
実務はやりませんとか
壁打ちと週に1回のミーティングと
こういうノウハウ提供だけやりますみたいな
ことで下げたんすよ
そしたら入れ食い状態になる
わー
すごーい これなかなかのノウハウじゃない
めっちゃすごいかっけー
けどたぶんコースオーバーしてるんですよ
絶対
絶対コースオーバーしてる自分のコースが
10万とか15万のコースより絶対オーバーしますよ
でもこれ結局
数こなせばこなすほど
効率が上がるんですよね
1社2社だと僕コースオーバーなんですけど
15社やったら全然コース見合うんすよ
うーん
だから同じことができちゃうから
はいはい そうそう横展開できるようになって
この話この間も違う会社でやったわみたいな
そうそうしたなーみたいなこの資料作ったもの出したけど
別の会社でもできるなみたいな感じになるじゃないですか
やればやるほど効率化していくっていう
あーなるほどなるほど
2社とかだったら確実に赤字っすね
あとは意思決定が早く済むんで
さっき言ったみたいに50万のコンサル
だったら
意思決定に3ヶ月4ヶ月かかるものが
1、2回の商談で終わっちゃうんですよね
だから僕も営業コースいらないじゃないですか
確かに確かに
コンサルは自分一人でコンサルやって
営業してるっていうことは
営業コース少なくしないと
コンサルティングでお金を生み続ける
時間がないんですよ
だから営業契約取れるかどうかを
3ヶ月4ヶ月待たなきゃいけない
つらい
ダメでしたとか
アドバイスしてることがお金を生み出すのに
営業してることはお金を生み出さないので
だからその時間がものすごく短くなったことは
僕にとってはめちゃくちゃメリットで
50万とかのコンサルを営業すると
めっちゃコースがかかる
1週間に1回訪問して
どうですかねどうですかねって追って
この間こう説明したあれですけどみたいな
おいでにしてとか
これがいらなくなるんで
10万円ってとりあえずやってみようみたいな
そうそうそう
入り込んだら何がまた起きるかっていうと
入り込んだら向こうの事情が色々分かるので
違うことが提案できるようになったりとか
ここって困ってるから
とりあえず今の
現契約の半年間は
今のままやっといて
その間にずっと関係性作って
ここでアップグレードしてもらおうとか
こういうのが立てれるじゃないですか
だからそれもなんかある種
CRMというか
確かに自分がね
そうそうそう
ずっと続く様子
面白い
っていう風にちょっと切り替えたんですよね
切り替えたら
すごい良くなったってことです
僕にとってはね
他の人は違うやり方で上手くいってる人いっぱいいるので
僕の知り合いの人でも
月5、60万のコンサルを
3つ4つやってて
パンパンな人もいるし
でもそれはそれで良いんですよ
その人はそういう売り方をしてるので
僕には向かなかったっていう
しかもなんか
修行期間っぽい意味では
良かったんですかね
スパーリングみたいな
スパーリングみたいな
すんげー戦いまくって
そのやっぱ
B2Bのビジネスをずっとやってたから
向こうの決済権みたいな
そういう発想があるのは
あるからできたのかな
それはそうかもしれないですね
そうそう
俺あんまB2Bの営業とかあんまやったことなかったから
そもそも予算があって
そういう会社の利益が
分かってないから
なるほどなってすごい思う
それはそうかもしれない
確かに確かに
ずっとC向けやってて
お客さんをB2Bに変えますってなったら
最初そこ一番分かんないよね
確かにね
今に繋がってる感がやばい
まあそう今に繋がってる感がやばいとか
今に繋げて喋ってるだけなんですよ
そこは
今10年以上
通販事業にかかってきてるわけですけど
なんかこう
通販・EC業界の変化
EC業界通販業界
すごい変わったなーっていう
タイミングとか
変わったなーは
まあ一個は
通販始めた時は
まだまだマスのテレビ通販とか
強くて
今はECが
馴染みが出てきて
っていうそのなんかチャンネルの変更
みたいなところが一個
大きな流れはあったし
あとはまあ例えば
うちのおふくろとか母親とか
66、56ぐらいだけど
その年の人でも通販やる
やるよね
だから通販っていう
その仕方に対するハードルが下がった
なんか昔だと
通販で売ってるものって
通販業界の変化
大丈夫なみたいな
その信用度のなさみたいな
ものがあったけど
今って別にそれはないじゃない
だから通販で売ってるものに
まあまだ騙されるものも
もちろんいっぱいあるけど
昔よりは圧倒的に減ったかなっていう
ところは
通販というものに対する人の見方が変わったな
っていうところですかね
変わったなと思うし
あとはまあ
決済が増えたって感じじゃないですか
ペイペイだろ何だろ
そう
現金商売じゃなくて
カードでもなく
アマゾンペイみたいなものが出たり
そんな違う決済方法が出たりとか
まあこれは決済方法が
どんどん世の中的に出れば出るほど
変わってくるんじゃないですかね
確かに確かに
コロナはどうでした
まあ僕らの業界にとっては
かなり追い風だった
時もある
まあ今は結局収まりつつあるわけじゃないですか
そう今はね
どうなる戻るのかな
そのまあ外に行けなかった分
ネットで買い物してた
っていうのがまあ外行けるようになったから
買い物できるようになってきたっていうのは
あるけどやっぱ一部その
まあ
ネットでもそのまま
買い続ける人もいるだろうし
そういうのが楽しいかもしれない
なるほど結局その
コロナになった時って
まあ全世界的に全世の中的に
外出をして
店舗で物を買えないっていう状況になったので
ネットに物が
出てさえすればある種ショッピングができた
わけですよ
だからいろんな会社とか店がこぞって
ネット通販をやり始めました
とりあえずネットに
とりあえずやろうと売り上げを落ちてても
ゼロよりいいじゃんみたいな感じで
やり始めましたこれで結局プレイヤーがめちゃくちゃ増えました
でも今
店舗に行って物が買えたりとか
当然するわけですよ
で要はここで
ガーンって新しく参入してきた
会社が
結局本業
があったりとかして店舗に戻ると
ガラガラになるんですよね
要は避ける時間が
ECとかって
勝手に売れないよってさっき言ったと思うんですけど
要は力かけなかったら売れないんですよ
だから力かけれなくなるので
この店ってどんどん
遅れてくるんですよね
そんな店はいらねえよってなるので
こういう店は店舗に客が戻る
けど例えばその時に
新しい発見をして店舗が
再開した時は
店舗はこういうお客さんで売り上げ立てよう
でECはこういう別部隊にしよう
って言って頑張ってる会社も
いっぱいあるんですよこういうところは残る
だからいらないお店が
淘汰されるってだけだと
商売の総量としては
EC業界と店舗業界の融合
下がりはしないと思います
けど淘汰されるだけだと
なるほどね
面白いわ やっぱり
日本っていうところでいくと
人が物を買う
オール総量はそんな変わらないですよね
財布の
懐事情なんて変わんないわけだから
だから今不況だ
とか言われてる状態の中で
給料上がんなかったりするとやっぱ総量は変わらないし
だからその
さっきのコインの話じゃないけど
全日本人口のお財布のパイを取り合うみたいな
だから
そこでダメだと思う企業が
越境ECとかって言って
中国に乗り出したりするわけじゃないですか
違うマーケットを攻めにいくわけじゃないですか
全然大きさが違うもんね 大きさが違うから
そんな感じに
いらないものがなくなるんじゃないかなって感じ
エンジニアとしてのキャリア
なるほど
本当に良いものは残ると思うし
これはどんな時でもそうだと思いますけど
確かにそうですね
真理だわ
ではそろそろお時間ということで
今回は企業に至るまでの
過去のお話を聞いてまいりました
次回は橋本さんの人生を振り返って
今の価値観だったり
これからやっていきたいことを聞いていきたいと思います
はい
では今日もありがとうございました
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