00:04
スピーカー 1
あなたのリクエストとかけまして、子供の笑顔と説く。 その心はどちらもなくてはならないものだ。
スピーカー 2
始まりました、「大人の近代史」宜しくお願いします。 宜しくお願いしまーす。素晴らしいです!
これ、今、即興で考えたの? いや、日頃思いついたのをメモってる。
スピーカー 1
あ、何?メモ集から、これ今日行こうみたいな? いや、急遽。今本当にこれ、打ち合わせないから、寸前で今日リクエストだからって言われて、
スピーカー 2
今、とっさに今、僕のメモを見て言ったんだけどね。 すごいよね。俺言って、1分、2分後ぐらいに今それ出てきたわけじゃん。すごいなって思ってさ、
スピーカー 1
え、何それ?考えたの?みたいな。 いやーね、そうそうそう。ということで、今回も中丸、リクエストということで、どういったものでしょうか?
スピーカー 2
まずコメントから読みます。 ジョンさんから頂きました。 いつも楽しく聞かせていただいています。
ようやく追いついたので、毎週の更新が待ち遠しいです。 リクエストですが、変動の多い明治期の中で旧歴を新歴に切り替えた時の混乱ぶり?
を取り上げて頂いたら嬉しいなと思っています。 他にも様々な変革があったので、何でもいいんですけど笑い。
お二人の埼玉ネタには地元民としてクスッとしてます。 これからも応援してます。って頂きました。
おー、見た見た。そっか、同じ埼玉出身なんだね。 そう、なんで今日はあの埼玉ネタをちょっと取り上げたいなというところで。
スピーカー 1
あ、そうなの? そう、だからちょっと小片郎一個埼玉ネタ出してみてよ。 どういうこと?深谷ネギ?
スピーカー 2
そう、そんな感じ、そんな感じ。
そう、埼玉といえばみたいなのがあるわけじゃん。 はいはい。
そう、でね、まあいろいろあるじゃん。埼玉といえば、爽化せんべいとかさ、まあいろいろあるんだけど、さっき言った深谷ネギとか。
スピーカー 1
まあ、十万石饅頭は外せないでしょ。 ああ、はいはい。
スピーカー 2
うまい、うますぎるってやつね。 そんなキャッチフレーズだっけ?
そうでCMやってたんだよ。もうこれ埼玉の人しかわかんないからね、この辺は。
スピーカー 1
こんな感じで埼玉ネタはじゃあご勘弁していただけたらなというところで。 あ、そう、リクエストに答えたんか。俺なんで今埼玉ネタ言い始めたんだろうと思って。
いやだから地元民としてクスッとしてくれたらいいなと思ってちょっと答えましたと。 ああ、さすが。
スピーカー 2
はい、じゃあ本題に入ります。本題は明治の海歴やります。 はいはい。
まあ明治の海歴ってもうそのまんまなんだけどさ、日本ってさ、ずーっとさ明治時代に入るまではさ、いわゆる旧歴っていうものを使ってたんだよね。
で明治の海歴で、まあ年号で言うと1873年からなんだけど、そこからいわゆる新歴、今使っている小読みだよね。
03:03
スピーカー 2
に切り替えたんだよね。でもうちょっと正確なところで言うと1873年の1月1日から新歴、ただ新歴っていうのはあのちょっと旧歴に対しての新しいっていう意味で新歴っていう言葉だから
スピーカー 1
正確じゃなくて、これ正確な名前で言うとグレゴリオ歴って言うんだよね。 ああ、はいはい。
スピーカー 2
グレゴリオ歴に移行したのよ、日本は。はいはい。 じゃあグレゴリオ歴って何、そもそも何なのってとこなんだけど、これはローマ教皇のグレゴリウス13世っていう人がいて
でその人がそれまでユリウス歴っていうのを使ってたのよ。 うんうん。
でこれを改良したものがこれがね1582年から使われてるんだけど、まあ世界っていうかヨーロッパの方で。はい。
まあ要はこれに日本は合わせたってわけなんだよね明治の改歴で。 ああはいはい。
まあ一般的にさ西暦西暦って言ってるのはこのグレゴリオ歴のことを指すんだよね。 うんうん。
そうでまあちょっと細かいところだけどさあの西暦って言ってもさ ヨーロッパの人たちがみんなこのグレゴリオ歴を使ってるわけじゃなくてあの
今でもその欧州の中でもさあの ローマ教皇の影響が弱い国、弱い国っていうか要は別の宗教の国とかはあの
ユリウス歴使ってたりするんだよね。 ああそうなんだ。そうそうだから全世界がこれに統一してるわけじゃないっていう。
まああの他にもさイスラムの国、イスラムとかだってそうだしさあの 世界中がじゃあこのグレゴリオ歴を使ってるわけじゃないんだよね。
はいはい。 まあとりあえず日本はこの明治の改歴によってグレゴリオ歴まあのいわゆる西暦に移行したんだよ。
うんうん。 そうでこのグレゴリオ歴っていうのはいわゆる太陽歴って呼ばれるものなんだよね。
はいはい。 要は太陽を基準にして1年っていうサイクルを作っているものを太陽歴って言うんだけど
うんうん。 地球がさ1年で一周するっていうのはみんな知ってることじゃんもう。
はいはい。 この1年っていう概念を要は太陽を一周するっていうところから1年という概念を作ってそこから
暦を作成したのがこの太陽歴なんだよね。 うんうん。
で1年を365日としてそれを12ヶ月に分けたんだよね。 はいはい。
そうまあこれがうちらがよく知っているあの今の暦だよね。 うん。
スピーカー 1
たださ365日ってさっき言ったけどこれ正確に言うと1年は365日じゃないのよ。 ああそうなの。
スピーカー 2
うん。365.242...ぐらいな感じでこう続いていくわけよ。要は小数点があるわけよ。
スピーカー 1
あー2月? うん?
スピーカー 2
いや2月で合わせてんじゃんいつも。 あーウル年でしょ。 ウル年。
そうそうだからウル年があるんだよ。 だからさ小数点の分がさ常にはみ出るわけじゃん。
はいはい。 でさ0.242ぐらいがさはみ出たとしてさそれがさ
×4するとだいたい1になるでしょ。 うんうん。
スピーカー 1
だから4年で1日ウル日を作ってるんだよ。 あーなるほど。
スピーカー 2
そう太陽歴はそんな感じまあうちらがよく知っている暦なんでまあそんなに細かく説明する必要もないと思うけど
06:01
スピーカー 2
まあこれがいわゆる太陽歴っていうもので、で太陽歴っていうのは太陽を元にしてるじゃん。
うんうん。 これに対応するわけじゃないけど帯印歴っていうのがあるんだよね。
あーはい。 帯印歴はこれは月の満ち欠けを周期の周期を元にした暦なんだよね。
はいはい。 月ってさ地球をこう一周するのにだいたい29まあ30日弱ぐらいかかってるのよ。
スピーカー 1
一周するのに。 あーそうなんだ。
スピーカー 2
そうでそれによってさ月ってさあのまあ自分がいる場所からさ月を見るとさ
スピーカー 1
日数が経つごとにこう月が満ち欠けするじゃん。 はいはい。
要はその月の満ち欠けの周期を暦にしたんだよね。 へー。
スピーカー 2
で新月が1日であの満月は15日であのまた15日からだんだんだんだんこう月が欠けてって最後はまた新月に戻ってっていうこのサイクル。
はいはい。 でこれがさだいたい30日弱ぐらいになるんだけど一周するのに地球を。
うんうん。 そうするとこれ計算すると12ヶ月は約354日になるのよ。
はいはい。 そうするとささっき太陽暦、まあ太陽暦っていうか今の暦って365日でしょ1年って。
はいはい。 そうで対する単位暦は354日なんだよ。
うん。 だから11日ずれてんだよね。単位暦の方が短いんだよ。
うんうん。 だから単位暦を採用している国っていうのはだんだん太陽暦と同じ日付を言っててもなんか季節感がずれてるみたいなそんな感じになってくるんだよね。
はいはい。 1年で11日じゃん。だから2年だったら22日って感じでどんどんずれてっちゃうからね。
うんうん。 でまあ3年経つと1ヶ月の差になってこれ33年経つとだいたいまた元に戻るって言われてるんだよ。
スピーカー 1
まあ元に戻るって言われてるっていうか元に戻るんだよ計算上。 そういうことかはい。
スピーカー 2
そうそう。ただこれだとさちょっと太陽暦採用している国と太陰暦採用している国ってなかなかこうやり取りがしづらいじゃん。
うんうん。 だから太陰太陽暦っていうのが生まれたのよ。
はいはい。 まあ言いとこ取りってわけじゃないんだけどいわゆる日本で旧暦旧暦って言ってるのはこの太陰太陽暦のことなのね。
はい。 そうだから明治以前の日本で使われてたのはこの太陰太陽暦なんだけど
うんうん。 これは太陰暦がまず元になっているのよ。考え方のベースは太陰暦にある。
はい。 ただ太陽の動きで季節感がずれないようにするには太陰暦を使ってるとさ11日ずつずれちゃうじゃん1年で。
うんうん。 だからさ変な話さ1月って冬じゃん。
うん。 今の感覚で言うとで冬なんだけどこれが年が経つごとに1月がだんだん暑くなってきちゃうのよ。
あー。 15年ぐらい経つとなんか冬だったはずの1月が夏になってんだよね太陰暦だけ採用していると。
なるほど季節感がバラバラに。 そうそうだからおかしいじゃんおかしいじゃんっていうかなんかおかしくはないんだけど
なんか感覚としてはちょっとやっぱえってなっちゃうじゃん。 うんうん。 だからこれを解消するために太陰暦と太陽暦のずれを修正しましょうっていうことで
09:04
スピーカー 2
3年に1ヶ月の差ができるからじゃあ3年に1回うるう月入れればいいやっていうのがこの太陰太陽暦なんだよ。
はいはい。 まあうるう月っていうのはもうそのまんまだから要はうるう日と一緒2月の29日を作ったじゃん。
作ってるじゃん4年に1度今太陽暦では。 うんうん。 太陰太陽暦は3年に1度うるう月っていうのを作ってだいたいなんか3月とか4月とかその
辺にこうぶっ込むのよ。 だから1年が13月になるのその3年に1度。はいはい。 っていうものが明治の開暦まで日本で使われていた
暦なわけよ。 えーそうだったんだ。 そうそう。じゃあ明治の開暦ってじゃあそもそもなんで行われたのっていうところなんだけど
スピーカー 1
はいはい。 江戸時代までの日本を考えてほしいんだけど。うん。 鎖国をしてたよね。はいはい。
そうでそもそもねその前の時代とかもさ普通に対外貿易とか一応やってたじゃん。 うんうん。
スピーカー 2
たださ今ほどさその隣の国だったりさそのまあ隣じゃなくてもいい諸外国とさ 親密にやり取りをするっていうことはなかったわけよそんなに頻繁に。
うん。 だからさ暦の感覚がずれていることにはそんなに違和感がなかったというか大した問題じゃ
なかったわけよ。はいはい。 だって今だって別にさ例えば通貨だって言葉だってさ文化だって違うけどさやり取りは
できるわけじゃん。 うんうん。 だから暦の問題ぐらい別にそんな大したことなかったんだけど
ただこれが開国して日本が鎖国辞めてね開国してさ どうしてもその向こうが言う日付みたいなのが日本で言う日付と違ってくるわけじゃん。
はいはい。 だいたい1ヶ月半とかそこら変わってきちゃうわけよ。退院対応歴使ってると。 うんうん。
だから外交するにあたってそのズレがちょっとこうだんだん不都合が大きくなってっちゃったわけよ。
なんかめんどくさいなぁとかなんかやりづらいなぁみたいな。 だから日本は明治の改歴にこう踏み切るようなこう流れになっていくんだけど。
うん。 でまぁあとはやっぱり太陽の動きに合わせるためにさなんか3年に1度うるう月が入るって結構めんどくさそうじゃん。
はいはい。 月が1個増えるからね。1日増えるじゃなくて1月増えるからさ。
はいはい。 何かとちょっと不便もあったっていうのもあるしであとは極めつけがいわゆる対応歴
スピーカー 1
これは誤差がめちゃめちゃ少ないのよ。 あーそうなんだ。
スピーカー 2
そう4年に1回さうるう日入れると3200年ぐらいで約1日の誤差って言われてんだよね。
へー。 だからさ結局うるう日入れても多少小数点残るわけよ。
はいはい。 でもその小数点をこう足していっても3200年ぐらい経ってやっと1日分ぐらいになりますよみたいなそんな感じ?
あーはいはい。 だからめちゃめちゃ誤差が少ない結構まぁほぼほぼ完璧な小読みなんだよね対応歴は。
っていうところもあって明治の改歴にこう流れは行くんだよね日本は。
はいはい。 でリクエストにもあったさちょっと改歴の混乱のところにもちょっとこう触れたいんだけど
12:00
スピーカー 2
うん。 まずちょっと改歴の流れはこれ結構急に決まったのよ。
はいはい。 なんか計画的にさいやいついつなんか国会開設は10年後とかさそういうレベルの話じゃなくて
1872年の11月の初旬ぐらいに当時の打錠官の塚本さんという人がいたんだけど
うん。 この方がいやもう日本は対応歴にしましょうってこう進言するわけよ
はいはい。 でそこからめちゃめちゃ意思決定から採用まで実現するまでがもうめちゃめちゃスピーディーに行われた改歴なんだよねこれ
はい。 1872年の11月に進言してこれをやりましょうみたいな感じで進言してこの年の1872年の12月2日が旧歴の最後の日になったのよ
はいはい。 めちゃめちゃ早いよね1ヶ月ぐらいだよ。 すごいよね。 すごいよねこれ何がすごいってさ1872年の12月2日が旧歴の最後なんだよ
うん。 翌日から新歴に変えますって言って翌日は1873年1月1日なのよ あの日付のズレがあるからね
はいはい。 だから要するにさ1872年の12月2日で次明日はお正月なんだよ
すごいねその。 そうだからさ大晦日とかさそういうなんか暮れとかさなんかそういうイベントもあったわけ
もちろん日本当時から。 うん。 でもそういうの全部すっ飛ばしてもう明けましておめでとうございますになっちゃったわけ
あーはいはい。 で一応これって事前に国民に告知はしてたのよ
うん。 でもさ当時の情報門なんてたかが知れてるから結構知らない人も多かったんだよね
そもそもこの戒歴があるっていうことを。 うん。 であと戒歴っていう概念すらよくわかってない国民も多くて
うんうん。 えっ何それみたいな正確にだから理解できてなくて12月2日の次は12月3日だろうなんで1月1日に
なんだよみたいな人もやっぱ多かったらしくて。 はいはい。 そうなんでまだ大晦日はやってないじゃんみたいなさ
なんでお正月なんでおかしいだろみたいなさなんかそういう感じで結構日本中に動揺が広がったんだよね
うんうん。 でまぁ混乱っていろいろあるんだけどちょっといくつか取り上げるね
うん。 例えばね家賃問題なんてのもあるのよ。 はいはい。 家賃ってあの家を借りてる人のあれね
うん。 家賃ねそのまんまだけど当時長屋とかが主流だったんだけど
はい。 その長屋とかの家賃って結構年末にあのその年分のものをまとめて払うみたいな習わしが多かったのね
当時は。 うんうん。 でもさ12月2日でさまだ1ヶ月本当は払わなくていいのに1ヶ月すっ飛ばしたじゃん
うん。 だから1ヶ月早くなんかこうまとめてお金を請求されるような形になっちゃって
えー。 そうだから払えない人属質みたいな感じで結構
大屋さんとその小読みも全然浸透してないからすごい大揉めになったっていうこともあったらしいのよね。 はいはい。
まあこんな感じでちょっと家賃問題みたいなのもあったりとかあとはカレンダー問題
15:02
スピーカー 2
うん。 まあこれはさ今もあるじゃんカレンダー問題って旧暦からさ新暦にこう突然変わったわけじゃん
はい。 そう事前告知も大してされないままだからさもう翌年のカレンダーみたいなものはさ旧暦で作られちゃってたりとかさ
うんうん。 するわけだよ。 うん。 でもちろんそれ全部使えないわけじゃん
はいはい。 そうっていう感じでやっぱり混乱があってでもちろんさっきも言ったけどこれやっぱり現代でもこういうことってあってさ
なんか突如祝日が増えたがためにさ翌年のカレンダーにさその日赤いさこう祝日マーク作れないとかさ
うん。 あとは天皇の代替わりとかでもさ似たような事象っていうのは結構起こってだから平成もさ
もっとこう続くと思って考えてたけれども令和になっちゃったよみたいなそんな感じ? はいはい。
まあ今でも起こり得る問題は当然ながらこの時も起きたっていうね。 うん。
であとね次のやつ結構大きかったらしいんだけど農家が結構問題だったらしいのよ。 はい。
なんか農家って旧暦の間隔で種まきからあのこう作物の収穫までを行ってたわけね。 はいはい。
でそれがさ新暦に変わったことでなんかこう間隔がずれちゃうわけよ。 うん。
まあちょっと例えばだからちょっと全然違うと思うけど1月に種をまいて10月に収穫しますみたいなのがさ
小読みがさこうずれるわけじゃん。 うんうん。
だからあれ1月だけど種まかなきゃって思ったら今の1月は本当は2月だみたいなさなんかそんな感じ?
なんかよくちょっと言っててよくわかんなかったけど今。なんかとにかくずれちゃってたわけよ。 うん。
でなかなかこう検討がつかなくって結構問題になったっていうこともあったらしいのね。 はいはい。
でちょっと余談だけどさ旧暦の1月から3月って春なんだよね。 うん。
季節としては。 うんうん。
今さ1月から3月って言うとさめっちゃ寒いじゃん。 はいはい。
まあ春というよりは冬だよねどっちかっていうと。 うん。
そうそんな感じでさ旧暦と新暦ってやっぱこう季節その月と季節になんか差があるのよね。 うんうん。
そうでさ例えばさ歴史的な事柄で言うとさ大阪夏の陣冬の陣ってあるじゃん。
徳川家康が豊臣家をこうと戦った大阪冬の陣夏の陣。 うん。
あれってちょっと冬の陣の方で例とるけど大阪冬の陣って10月12日から開始されたのよ。 はいはい。
10月12日って冬じゃないよね今の感覚で言うと。 そうだね。
でもね旧暦は10月から12月が冬なのよ。 はいはい。
そうだから大阪冬の陣って言うんだよね。 普通だったら大阪秋の陣って言いそうじゃん。 はいはい。
そうそんな感じでやっぱり旧暦と新暦の季節のずれっていうのは常にあるっていうかあって
農家としてもやっぱりそれが旧暦の感覚でいてでも実際はカレンダー見た時にあれ全然ずれてるんだっていうのに気づかないで感覚がずれちゃってるっていう現象が起きちゃったって言われてるんだよね。
はいはい。 まあこういう事態を国民が結構やっぱりこう明治の改暦で混乱をきたしたわけよ。
スピーカー 2
で福沢諭吉っているじゃん。 福沢諭吉はもともと改暦推進派というか改暦に賛成派の人だったからなんだろう小読みのこともまあそれなりに詳しかったわけよ。
18:09
スピーカー 2
はいはい。 で福沢諭吉が立ち上がって改暦弁っていうまあ本雑誌専門書みたいなものを作るんだよね。
でこれは太陽暦って何かとかさその改暦の解説書なんだよね簡単に言うと。
はいはい。 で改暦弁っていうこの改暦の解説書をさあの作ってなんだろうこれが結構売れるのよやっぱり。
はいはい。 みんな改暦って何だろうってそもそも改暦って何なのってところからだからさ。
うん。 そうでこの福沢諭吉の改暦弁っていうのが結構こうベストセラーになるみたいな現象も起きるんだよね。
はいはい。 でそもそもこんなことになっちゃったのは政府が全然広報活動できてなかったことなんだよね。
あーはい。 でスピーディーにさ改暦をしたはいいものの広報活動は全然してないわ。
そもそものあの新しい小読みすら用意できてなかったんだよね。 うんうん。
まあ用意できてなかったって言うと合併あるけど用意はできてたかもしれないけど提供がちゃんとできてなかったわけよ。
はいはい。 だからそのまま旧暦をこう使ってる人も結構多かったわけね。
あの実態としては。はいはい。 切り替えますって言ったけどなんか旧暦でずっとこうだから並行期間がずっと長引いちゃったんだよね結局。
うんうん。 で2,3年ぐらいでなんとかこううまく切り替わるってこう思ってたんだよね当初は。
うん。 でも全然2,3年じゃ済まなくてやっぱり結構長い月日が経たないとまあ国民の感覚も新暦にはこう移行できなかったんだよね。
はいはい。 そうで混乱の部分にちょっとまだ続くんだけど。
うん。 これ今でもたまにあるんだけど歴史的事柄その明治より前の明治以前の。
うん。 例えばさ何々は何月何日に行ったとかさ起きたとかそういうのあるじゃん。
うんうん。 この日付ってさ結構旧暦のままだったりするわけよ。
はい。 だからなんかこう読んでると違和感が出てきちゃうことって結構あったりするわけね。
うん。 有名なやつだと1個中心倉あるじゃん。
はい。 中心倉ってさなんか雪の降り積もる日にまあ行われてるんだけど。
うん。 日付を見ると12月14日なのよ。
あーはいはい。 12月14日に江戸で雪ってあんまり降らない気がするよなーみたいな感覚あるじゃん。
うん。 でもこれ旧暦なんだよこの12月14日っていうのは。
はいはい。 新暦にすると1月30日なわけね。
うんうん。 1月30日ってまあ結構東京ってさどっちかというと年明けの方が雪降るじゃん。
東京っていうか当時は江戸だけど。っていう感じでさなんか旧暦の月日がさそのまんま使われてるようなものも結構多くって未だにね。
はいはい。 だからやっぱり今のだから月の感覚とその旧暦の月の感覚がこうやっぱずれてるからちょっと違和感をこう覚えるみたいなことも未だにあるんだよね。
はいはい。 とはいえ今なんかさこうパソコンとかでさ結構さもう一発で旧暦新暦変換できたりするからもうそういうのもなくなってきてはいるんだけど
21:00
スピーカー 2
ただやっぱり当時はそんなもんないからさ一発でさ何百年前の何月何日はじゃあ今の新暦で言うと何月何日なんて出せないわけよ。
はいはい。 だからやっぱりそこにちょっとこう歴史的事柄のなんか違和感っていうのはずっと残ってたらしいのね。
はいはい。 でえっと最後になるけどこれが一番発端なんじゃないかって言われている問題なんだけど。
はい。 役人の給料問題があったのよ。
うん。 ちょっとまず問題のところから話すけど
1872年の12月2日が旧暦の最後で12月3日を拘りで1月1日になるじゃん1873年の。
はいはい。 で12月はさたった2日で消滅したよね。
うん。 で当時ってちょうどね年報制から月付制になっちゃうんだよあの今の給料と同じ月払い制になってたわけ。
はいはい。 でえ2日で給料払うのみたいなどうなのみたいな。
うんうん。 結論から言うとこれは払わなかったわけよ。
はいはい。 でだからここでまず騒動になるわけね。
うん。 まあこれはなんとなく騒動になりそうだしさまあ2日間とはいえ12月あったじゃんっていう感じなんだけどまあ逆に言うと2日間しかないじゃんだし。
うん。 でそもそもなんだけどじゃあなんでこの買い歴を行ったかの発端って実はこの給料問題に結構関わってくるって言われてて。
はいはい。 明治維新後にさっき年報制から月払いの制度にこう変えたって言ったけど
給歴ってさ売る月があるって言ったよね。 うん。
3年に1回ぐらいさあの13ヶ月になるんだよ。 はいはい。
1年がね。だからさその年だけ1月多く給料払わなきゃいけないんだよね。
あーはいはい。 そうだから人件費がなんかその年だけ跳ね上がるんだよやっぱり。
うん。 1月分だって余分まあ余分じゃないんだけどさ給料を多く払うわけじゃん。
あーまあでその分働くんでしょ。 いやいやだって働いてる日と変わんないわけじゃん。
何だろうな。だから1年っていう単位をちょっとごめん1年で単位で言うとちょっと語弊がある。
そっか1年はもう今の1年か。 そう。3年で要は12ヶ月12ヶ月13ヶ月になってるわけよ給歴って。
スピーカー 1
あーそうなんだ。給歴って何1ヶ月何日ぐらいなんだろう。
だから月と一緒だから約30日。 あー30日はいはい。
スピーカー 2
29点いくつなんだけど正確に言うとまあ29日で1年で11日ずれるわけよ。
うんうん。 で3年で約30日になるから売る月を設けてるっていうね。
はいはい。 そうだからとにかくさその同じ1年の出費を考えた時に12ヶ月で払ってた給料が13ヶ月分になる年が来るのよ。
はい。 でそうなるとなんか損した気分になるじゃん。
まあ損した気分っていうか実際だからなんだろうな会計とかさその財務状況とかさいろいろ考えた時にさ
いろいろやりづらさがあったわけね。 だから買い歴をしたなんていう話もあるんだよね。
はいはい。 でこれ多分ねこの話は結構ねリアリティがあって買い歴ってスピーディーに行われたじゃん。
24:01
スピーカー 2
うん。 これ何でかっていうと給歴の1873年に当たる年は売る月のあった年なんだよ。
あーそうなんだ。 そうで霧がよく1873年の1月1日から始めるにはもう急ぐしかなかったんだよね。
はいはい。 1ヶ月ぐらいでもうパーって決めてやんなきゃいけなかったのよ。
うん。 でそれによってまあちょっと財政的にちょっとこうキュッと絞ろうって思ったんじゃないかなっていうところも結構言われてるんだよね。
はいはい。 で最後まとめの部分に入るんだけど
急なその明治の買い歴によってさまあいろんな混乱っていうのはあったわけでやっぱり今ちょっと話してたみたいに他にも全然いっぱいあるんだけど混乱自体は。
はい。 たださ今ではさもうそんなさ退院対応歴のさまあいわゆる給歴のさ頭で考えてる人っていうのは多分ほぼほぼいなくて対応歴のさ脳みそで計算してるわけじゃんうちらも。
例えばさこの収録してる日はさ6月だけどさなんか今は給歴で言ったら何月だとかって多分パッて言える人逆にいないわけじゃん。
そうそんな感じでもうなんかうちらの生活の中に完全にこの対応歴としての暦っていうのは植え付けられたんだけれどもただとはいっても給歴の名残っていまだにいっぱい残ってんだよね。
はいはい。 例えばさまあ一番有名なのはやっぱりお正月1月1日を迎える時にさ年賀の挨拶をするじゃん。
あの時にさ芸春とかさっていう春って言葉使うじゃん。
はいはい。 でちょっと前にも言ったけどさ1月って春っていう感じはしないわけよ普通の今の感覚で言うと。
芸冬ならわかるけどさ芸春じゃないでしょみたいな。でこれはあの1月から3月が給歴の春だったから1月1日はの年賀の挨拶っていうのは芸春っていまだに使われてんだよね。
はいはい。 そうそんな感じでまあ給歴の名残っていうのもまだまだ多く残ってて。
まああとはあの二十四節記なんかもそうだよね。 芸春とか芸詩とかさ修文とか春文とかああいうのもさ
もともと農民がさその単位印曆使ってた時に暦と季節のずれがこうあるからそれを補うために二十四節記っていう対応の動きを元にした暦に近いものをこう使ってたっていうところでさ
スピーカー 1
いまだにカレンダーにさ芸春って文字があったりするわけじゃん。 ああそういうことね。
スピーカー 2
そうそうだからこういう感じで今もなおその給歴の名残っていうのはあの実はいっぱい残ってるんだよっていう感じでちょっと今日のテーマは以上になるんだけれども最後ちょっと小ヶ太郎の感想を聞かせていただけますでしょうか。
スピーカー 1
はいいやあのなんか改めて新歴とか給歴ってうちら結構そのなんだろう大人の近代史やってても月とか言ったりするじゃん。
そうそうでもそれは給歴なのか新歴なのかっていうそこまであんま詳しく厳密にさ言ってなかったこともあったりするし。
うんそうだよね。 そうなんかねあのこれもさ
ひじかためぐみさんあの先祖がひじかたとしぞうさんの人がボイシーで言ってたんだけどあの人はさ
27:06
スピーカー 2
まあひじかたとしぞうさんの命日をさ5月11日なんだよ命日が。
スピーカー 1
でも今も5月11日にお墓参りとかなんかそういうもう命日として認識してるのは給歴として認識してるんだよね。
ああそうなんだ。 やっぱひじかたとしぞうが過ごしたのは5月11日なわけだし。
うん。 もあるしやっぱ新歴に直すと若干ズレが生じるっていうのが言ってたね。
スピーカー 2
ああー。 ダメだこれ。
いやいいじゃん。それでいいじゃん。 そうだよねあのやっぱりさなんだろうな
まあどっちに合わせるかは大事だと思うんだけど。 やっぱりねこう給歴で生きた人をさ新歴の日付に合わせていいのかどうかっていうのもさなんか難しい問題だよね。
スピーカー 1
それ絶対ある。例えばさ子供が自分の子供が生まれたさ年がまあ例えば5月1日とかだったらさやっぱり新歴になってもさその人たちは5月1日を意識したんじゃないかなって思っちゃうけどね。
スピーカー 2
そうそうだから多分本当にそのタイミングっていうかさ給歴で誕生日誕生日生まれた人が新歴に切り替わった時に果たして誕生日をどう祝うのかみたいな
だから給歴の本当の日付に換算して祝うのか新歴のそのまあさっき言った5月1日の新歴の5月1日に祝うのかどうかってところだよね。
そうだよね。 感覚としてはやっぱりカレンダー通りに祝うとしたら祝いたいじゃんって思うけどね。
いや確かにねいやそれこそ混乱だね本当に。 うんまあこんなほんと細々したところでそういう混乱はずっと残ってたみたいだけどね。
ああはいはいあれこれって給歴がさっき1年で350いくつとか言ってたじゃん。 354
スピーカー 1
で今365じゃん大体。 そうするとさ1年働いている日数やっぱり今のが多いってことそういうわけでもないのか。
関係ない関係ないあの年月は一緒だから。 あ年月は一緒だから。
スピーカー 2
1年の単位で考えちゃうと11日少ないけど給歴は3年3年スパンで考えたら1ヶ月多くしてるからそこで長尻合わせてるわけよ。
そういうことかだから急に大きくなる年が来るからか。 そうただ3年の給料のさっきの給料の話で言うとさ3年の給料で考えると
さっきも言ったじゃん12ヶ月12ヶ月13ヶ月だとさ合計24の37か37ヶ月分あの給歴だと給料払うのよその3年間に。
スピーカー 1
でも新歴だとさ12かける3だから36でしょ。 1ヶ月多いじゃん給歴って。
だからその分が3年に1回常に多いのよ。 なるほど。
スピーカー 2
でその1年に該当する予算は常に跳ね上がるわけよその人件費1ヶ月分。 だからこれは嫌でしょってなって切り替えたっていうのが結構通説としてよく言われてるんだよね。
30:11
スピーカー 1
なんかちょっとそういうのお金関係じゃない聞いてたからさ。 いやなんか今回具体的にそういうの聞けて勉強になったね。
スピーカー 2
いやーまあ小片郎はね周知のことだったかもしれないけど。 いやいや周知じゃないだろどう考えても。
いやでもこのリクエストした人も今喜んでると思うよ。 いやいやそんなん知ってるよみたいな感じかもしれないけどね。
スピーカー 1
なんでだよ。 じゃあということで今回のテーマは明治の怪力でした。
はい。 ちょっといろんなプラットフォームで配信をしているんですが、ちょっと先日ね始まったボイシーはおそらく配信者の中でもっとも再生されてない番組としてギネス登録されるみたいです。
スピーカー 2
歴史カテゴリーだと多分再開。
スピーカー 1
それは別にさ今みんなさんがスポーティファイとかアップルで聞いてれば別にまあそれはそれで望むものはないんだけども、もしよかったらちょっと覗いてみてください。
ちょっと再生数を増やしていただけると嬉しいです。 極端にねやっぱりねなんかプラットフォームによって全然違うんだよね。
スピーカー 2
スタイフもボイシーもそんなに再生正直されないっていうのが。
まあランキングとかに乗ってこないとねもうそれこそ目にもつかないからね。
スピーカー 1
はいまあということでちょっといろんなところで配信はしてますのでよかったら応援よろしくお願いします。
はいよろしくお願いします。 それでは最後まで聞いていただいてありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。