感覚わかんないですね、今聞いても。
ね、なんかいちいち全部相談しちゃうみたいな。
結構それ近づいてきた感じですか、茂木さん。
いや、私はまぁ、いちいち話が長くなるので、
もうそれだけで、喋ってただけで何時間取られるんだってことになるので、
あんまりそこまで相談はしないけど、
頼れるところは頼ってるよ、やっぱり。
これは子供に相談されたりとか、宿題これわかんないって言われたりとかしたときに、
じゃあ、おばあちゃんのところに行ってきてくださいというのを言ったりだとか、
じゃあそれはおばあちゃんに聞いておいで、おじいちゃんに聞いておいでと振るという
感じはある。
間に入って相談すると話が、私の時間が取られちゃうっていうね。
直接、子供が直接聞いてきて欲しいっていうのがあるから。
なるほど。
いいですよね、その分自分のね、他の子も見れるしね。
本当にイタリアのことだからちょっとわかんないから、
そういうときはどうやって返事をすればいいのか、
みたいな話になって、ちょっと聞いてきてって。
あとで教えてって言う。
私が逆に教えてもらってる。
でもなんかそれはいい関係、大変なことも多いんだろうけど。
いい関係なんだけど、そしたらだんだん本当に自立って必要なんだろうかって、
だんだんそういう気になってきて、今度は。
自立って何なんだろうって最近なんかよく思う。
最初に言い忘れましたけど、うち夫が香港人なので、
中華系なので、やっぱり親頼る感じです。
親兄弟、頼っていいみたいなのはすごいありますね。
うちの夫も次男なので。
基本甘えた気質だからっていうのもあるけど、
親兄弟は基本頼っていいみたいな感じに思うことはすごいありますね。
だからって言ったらあれだけど、なんかちょっと自立してほしいって思うことはすごいありますけど。
住んでないじゃないですか、今香港に住んでないし、
私たちだけで育ってもって、オーストラリアに住んでるんだから、
あなたちゃんとしてもらわないと困るよみたいなことはすごいあるんで、
それを息子が見て育ったらやばいなって思ってることとかいっぱいあるんですけど。
でもそれはもしかしたら日本人の感覚なのかもしれない。
でもオーストラリア人もどうかっていろんな家庭があるので一概に言えないけど、
でもどうかな、割と早くから、大学から家出てるとかも全然よく聞く。
大学からどころじゃないや、高校?中学とかからボーディングスクールとか、
出てたりする家はもうそこからもう親元離れてたりするから、
早い子は本当そういう時点でも、親と一緒に住まないでやっていってるような子もいっぱいいる。
お手伝いさんを雇う文化ではないので、
香港は完全にお手伝いさんに家事をやらせるのがごく普通だから、
家事はできないまま大人になってもいいんですよ。
そういう感覚なんですよ。
でもオーストラリアはそういう人を雇うとすごいお金がかかるので、
基本自分たちで何でもやるっていう。
車の修理でも、この間うちやったんですけど、
新しい家に引っ越してカーテンのレールを全部自分たちで取り付けるとかやったし、
そういう人に頼むとめちゃくちゃお金かかるんですよね。
だから自分たちで何でもできるようになった方が、
お金がかからないってことは、どこでも暮らしていけるから、
そういう意味でやっぱり自立させた方がいいなって私すごい思ってるんですけど。
でもそれ思いすぎるとちょっとハードルなんだろう、
お育てのハードルじゃないけど、自分の気持ちのハードルみたいなのが上がっちゃうかもなと思いました。
ピリピリ度が上がっちゃう。
治したりするのは治す人いますよ、イタリアも。
自分で治したり。
でもなんかなんだろう、心がいちいち相談したりだとか。
でもそうね、いちいち、子供生まれた時とか、
やっぱりよくお母さんに相談しようとしてますよね。
それで言ってくることがないって思ったりとか、よくあったから。
イタリアの女の子側の親がよくそばにいて、
お母さんが子育てを結構手伝う家が多いなっていうのは、
子供の送り迎えとか小学校になっても、
おじいちゃんおばあちゃんが来てる家とかもあるし。
それは全然ありますね、オプラリアも。