でもファックスを推進してるんですよ。
ファックスってすごい死後だと思ってました。もう存在しない、何でか。
なんか全然日本とかちょっとまだDX化みたいなのはされてないからある気がするんですけど、
アメリカでもなんか結構ペーパーレスなイメージだったんですけど。
そうなんすよ。
意外だな、意外ですね。
実はセキュリティ面ではファックスってすごい良かったりするらしいんですけど、彼ら曰く。
ファックス側の人たち曰くは。
ファックス側の人たち。
ファックスの向こう側の人たちは。
でもやっぱりそのストライプのトレジャリーとかのサービスとかによって、
より簡単に銀行口座とか銀行口座に近しいものとか作れるようなことをやっていて。
これってでもすごい重要なのは、ストライプってやっぱり個人開発者とか中小企業とかスタートアップ向けにサービス提供してるので、
結構そういう会社こそこういうサービスが必要になったりとか。
このボトムアップ型の営業モデルって、どんどんアップマーケット、どんどん大きい会社を狙うっていう戦略もあれば、
実はもう一つ違う戦略があって、それがストライプでいうプラットフォームのプラットフォームになること。
プラットフォームのプラットフォームになる。
これで事例を話しますと、ショビファイってプラットフォームじゃないですか。
誰でも簡単にECブランドとかECサイトを作れます。
ショビファイって正直バンキングって何もやりたくないんですよ。
さわりたくないんですよ。
ただ、ECブランドは簡単にEC商品を売れることを徹したいんですよね。
じゃあどうするかというと、彼らはストライプに行って、ストライプってAPIがあるので、
そこをいわゆる経済のエキスパートの人たちのサービスを使いますと。
そうすると、ショビファイで登録した場合、マーチャントとして登録した場合に、
ショビファイ上で金融サービスを使えるんですよ。
それは実は裏方全部ストライプなんですけど、ストライプのサイトに行かなくてよくて、
全部ショビファイ上でできますと。
なので、ショビファイはプラットフォームで1万人以上のクライアントがいるんですけど、
そのプラットフォームのためのプラットフォームをストライプが作っていて。
もちろんショビファイ以外のプラットフォームっていっぱいあるので、サブスタックとかも同じくそうですし。
なので、例えばなんですけど、ショビファイでマーチャントとして登録すると、
法人カードを発行できるんですよ。
ショビファイ上で。
でもそれ全部裏方ストライプで。
なるほど。
だからこれがプラットフォームのプラットフォームっていう。
そういうことか。
直接ストライプと話してないんですけど、そのプラットフォームを通して、
他のプラットフォームのユーザーが、より多くのユーザーと接することができると。
これっていろんな意味で重要で、
ストライプもインターネットのGDBを拡大したいと話してますけど、
結局インターネットのGDBを拡大したいってなると、
いろんなインターネットユーザーとつながりを持たないといけないじゃないですか。
全員に一対一の関係性なんか持てないんですよね。
すごい大変なことなので。
なのでディストリビューションのやり方をすごい考えないといけないときに、
ストライプの一つの解決法がプラットフォームのプラットフォームになること。
それは他のサービスにも入り込むみたいなっていうことですか?
そうです。
特に企業家とかクリエイター向けのサービスを提供しているプラットフォームの裏方になることによって、
それでどんどんインターネットのGDBを拡大できるんじゃないか。
そういう人たちをサポートしているわけなので。
決済って深いですけど、すごい特化してるから強いですね。
めちゃくちゃ強いですよね。
アリエンとかも大手の顧客がいますけど、
でも結果インターネット上で今一番でかいプラットフォームってどこかっていうと、
例えばFacebookとかYouTubeとかAmazonとかAppleとかじゃないですか。
個人向けじゃないですか。
個人のクリエイターたちがいるプラットフォームじゃないですか、どちらかというと。
なので実は大手よりも大手でこういうプラットフォームなんですよね。
個人向けのプラットフォーム。
だからそのためのプラットフォームになれば、より多くのユーザーに影響を与えられると。
しかもすごいのが、このプラットフォームのプラットフォームっていう立ち位置だけではなくて、
ストライプのプラットフォームってすごい特殊で、
そのプラットフォームの太さっていう考え方があるんですけど、
すごい太いプラットフォームですと、自社で全部開発すると。
プラットフォームの商品とかを。
ストライプって太いプラットフォーム持ってないんですよ。
薄いプラットフォーム持ってるんですよ。
もちろん自社開発してるプロダクトもあるんですけど、
全部自社開発するのは間違いだっていうのを理解してるんですよね。
それの代表例って、ストライプって自社の銀行、自分たちで銀行をやってないんですよ。
でも多分そのオプションってあったわけじゃないですか。
でも自分たちの銀行をやってしまうと何が起きるかというと、
その銀行に入ってない顧客に対して対応ができなくなったりとか、
結局その全部ストライプのエコシステムに無理矢理でも入れさせないと、
ストライプのものが使えなくなっちゃうので。
ストライプがやってるベッドって、
もっとウーバーが出てくるっていうベッドなんですよ。
ウーバーが出てくる。
これってどういう意味かというと、
ウーバーってただタクシーをデジタル化しただけではなくて、
完全に新しい経済圏を作ったじゃないですか。
ギグエコノミーっていうぐらいの。
それにインターネットによって全く新しい経済圏を作れた。
いわゆるGDPを作れた。
そこにベッドしてるんですよ。
いわゆるこれからどんどん新しいインターネットネイティブな会社が出てくることによって、
今まで全く考えられなかった市場っていうのが生まれますと。
それを作るのが開発者だったり、クリエイターだったり、
いわゆる起業家ですよね。
アントレプレナエコノミーですね。
クリエイターエコノミーじゃなくて。
アントレプレナエコノミーに賭けてるストライプ。
だからこそストライプって彼ら向けからスタートして、
プラットフォームのプラットフォームをやってるのは、
そういう人たち向けのプラットフォームだからっていう。
今まではインターネットのGDPを拡大するっていうのは、
ただナラティブだと思ってたんですよね。会社としての。
でもそうではなくて、
決済プラットフォーム以上のものをストライプはやってて、
プラットフォームのプラットフォームだったり、顔なしプラットフォームだったりするんですけど、
根本的にパトリックとジョン・コリソンさんが考えてるのって、
インターネットの本来の力だり、これから生まれてくる、
今まで考えられなかったネイティブなサービスと、
そこから出てくる新しい経済圏が、今は制限されてます。
見てるところが違いすぎて、すごいですね。
そこの制限が、決済のサービスによって、そのドアが開けられますと。
言い方がかっこいいですね。
かっこよくしただけなんですけど。
それがストライプだと思うんですよ。
すごい。ただの決済サービスとは思えないですね。
もちろん決済サービスとしていろいろ戦わないといけないと思うんですけど、
やっぱり根本的に考えがすごい違うなっていうところがあって、
だからこそ今回話すのがすごい正しいなと思いましたし、
来週ストライプジャパンさんのオフィスに行くときも、
ここら辺の話とか聞いてみたいですよね。
確かに。今回の話は宮武さんの考察というか、分析なので、
そのフィードバックも気になりますね。
全く違うって言われたらどうしましょう。
それはそれで。