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みなさん、こんにちは。草のみきです。 宮武哲郎です。
オフトピックは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報を緩く深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、コンプレックスを持つ起業家を探すラックスキャピタルについて話していきたいと思います。
はい、今回はスタートアップVCシリーズ。 3回目。
今回は、そこまでスタートアップスタジオの話は実はしないんですけど、どちらかというと、このラックスキャピタルという会社の話をします。
その前に、もうすぐ9月ということで、今収録時点だとまだ8月なんですけど、イベントとかをやろうかなっていうのを準備してて、まだ情報は言えないんですけど、
今回のトピックと関係は少しあるんですけど、過去のエピソードに関係している人が来てくれるかも、みたいな感じですよね。
そうですね、まだいろいろ忙しい方なので、いろいろスケジュールを確定させるのが大変というところで。
でも、来てくれたら嬉しいですね。多分初日本来日だと思うんで。
ちょっとオフトピックのSNSとかノートとかメンバーシップで徐々に告知していきたいなと思うので、ウォッチしてもらえればっていう。
じゃあ、先週はファウンダーサウンドメインの話をして、彼らのインキュベーションプロジェクトについていろいろ話していったと思うんですけど、
今週に関しては、多分過去バイツでも少なくとも1回は話してましたよね、このラックスキャピタルについては。
2回ぐらいしたかもですね、どうだろう。
2回したかもしれないですよね。僕も2回した覚えがあるんですけど、少なくとも1回は完全フィーチャーしたかなっていう。
宇宙工場の話とか。
確かに、そこでもう1回メンションしてるかもしれないですよね。
ラックスキャピタルの回もしましたね、確かに。
そうですよね。バイツでは一度少しだけ話したことあるんですけど、このラックスキャピタルというVCファンドについて今日は話していきたいんですけど、実は結構ファウンダーサウンドとも共同投資をやってるところで、
先週話したバルダ、宇宙工場のバルダとかも、実はシードラウンドはファウンダーサウンドと一緒に共同リードで入ってましたし、ヘイドリアンとかはリードで入っていて、アンドリュールも投資もしてるので、
かなり近しい部分はあるからこそ今回選んでるっていう部分もあって、そこのラックスキャピタルのトップのジョッシュウォルフさんは結構メディアとかにも出てる。
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彼らのインキュベーションの話を少しするのと、後半はもうほとんどジョッシュウォルフさんの考え、彼らのメンタルモデルが個人的にもすごい気になっているので、そこについて話していきたいなと思います。
ラックスキャピタルに関しては、シードからA、Bあたりくらいまで投資しているところで、シリーズAとかに投資すると20%とか株式を獲得するんですけど、同時に自社でインキュベーションもしていて、
その時は高ければ50%くらいまで株式を取るケースもあるんですけど、それの一ついい事例が、キュリオンっていう会社なんですけど、実は日本では少し馴染みのある人がいるかもしれないんですけど、
元々汚染水の処理をする会社で、福島のあの件があった時に、実は唯一海外企業で汚染水の処理をするために呼ばれた会社で、
これは実はジョシュールさんが元と考えたビジョンの中で作られて、MITの人を採用して、社長として導入して、結果ラックスキャピタルは多分3割くらい持ってたんですけど、最終的に2016年に400ミリオンで買収されたので。
ど、どういうところに買収されるんですか。
フランスの汚染水とかの処理をする会社に実は買収されていて、400ミリオンで30%だったので、100、120ミリオンくらいのリターンが出たんですけど、これは元々100ミリオンのファンドから出資してたものなので、
それだけでファンドがリターンしたというところで、ラックスキャピタルに関してはインキュベーション用のプログラム、社内プログラムがあって、それがラックスラボっていうものなんですけど、結構ここの情報は実はあまり公開されてないので、僕もめちゃくちゃ情報を知ってるわけではないんですけど、何社かここから生まれてる会社があって、
一つがアエラセラピューティックスっていう会社で、クリスパーってあるじゃないですか、バイオテックでその遺伝子とか、いろいろ操作できるっていう言い方はすごい多分、すごい簡単に話してるだけなんですけど、そこをそのクリスパーという技術を作った人が、
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ゲロ編集みたいな。
そうですね。
が会社でしたり、あとオズモっていう、この話を多分バイツでしたと思うんですけど、匂いをデジタル化する。
確かにしましたね。
これもラックスキャピタルが共同創業して、
もともとグーグルブレインのディレクターのアレックさんと一緒に作った会社だったりするので、結構ラックスキャピタルは、その結構ディープテック系が強いってよく言われているんですけど、
AIかけるバイオテックとか、製造かける宇宙とか、科学ツールかける自動化とか、いろんな面白い掛け合わせをしてやってるファンドで。
直近今年かな、今年だと思うんですけど、1.1ビリオンぐらいの8号ファンドを立ち上げて、そこで基本的にアーリーステージの会社に出資すると。
大体40社から50社ぐらい出資すると。
1ビリオンのファンドとすると、そこまで多くないんですよね。
1社あたり20ミリオン突っ込むっていうところなので、アーリーステージからするともちろんフォローオンとかそういうのもあると思うんですけど、
そう考えるとちょっと高めかもしれないですけど、やっぱりディープテックだからこそちょっと高めにっていうところで、
その50社中だいたい多分5社から10社ぐらいが社内インキュベーションされるという話です。
なのでどちらかというともう少し多分ファウンダーズファンド的な形で、
毎年1社必ずやるとかそういう感じではないんですけど、投資しながら自社でもインキュベーションするという形になっていて、
ただファウンダーさんだとちょっと違うのは、どちらかというとジョシュウルフさんがメインで結構動くケースが多いので、
パートナーがもうずっとファウンダーとして残って、動きながら投資をするっていう感じではないっていう。
その組織的にはジョシュウルフさん一挙とか一番トップなんですか?
2人で作った会社で、ジョシュさんが一番PR的な意味合いもあって一番前に出てる人ですね。
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ただちょっとネガティブ思考って彼も言いながら割とポジティブでいろいろPR上では話す人なんですけど、
もう一人の創業者のピーターさんの方がすごい楽天主義の人らしくて。
あえてジョシュさんを出すっていうのは面白いなって。
彼も結構ヘッジファンドとかそっち系の人でもあったので。
プロジェクトとしてはインキュベーション事業も2人とも関わってる感じなんですか?
関わってたり、それ以外のメンバーも関わってたりしますね。
結構でもジョシュさんの考えから生まれてきたりとか。
じゃあ本当に別に広告等みたいな一番前に出されてるけど、実質もジョシュウルさんもちゃんとやってるっていう。
そうですね。
すごいですね。
なんかいろんな面白いことを彼はやっているので。
そういうのをやれてる人って多分すごい面白い考えを持ってる人かなと思うので。
なので僕もいろいろ、ここ多分2,3年ずっとトラッキングしてて。
やっぱりいろんな彼の話を聞いていると考え方が面白いなっていうところで。
例えば一つは資本コストの考え方をすごい独特ではないんですけど、資本のコストが高いのか低いのかっていうのをすごい見ている人で。
いわゆる調達しやすいのかしにくいのかっていうところなんですけど、
資本コストが低いとき、いわゆる調達がしやすいときは、
未来のトラクタービームみたいなものっていう。
彼結構SFが好きなので、トラクタービームって結構SF的なSF映画とかで出てくるものですけど、
ある光の光線で、それで物を引き寄せられる。
なるほど。ググってわかったんですけど、UFOの下から出る光みたいなやつ。
そうですね。それで人が吸い取られるみたいな感じですよね。
車のトラクターかと思ったらUFOの光でした。
そうなんですよね。なので、そういうトラクタービーム的な効果があるっていうのを彼が言ってて。
いわゆる資本コストが低いと調達しやすいので、より未来起きるはずのプロジェクトが、より今起きると。
20年間かかるはずのプロジェクトが、より資金も出資できるので、20ヶ月かかったりとか。
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なるほど。
なので、より資本コストが低いと、よりいろんな実験ができますと。
ただ、今現在は違う時代にいますと。
資本コストが高くなっているので、より少ない、より調達できるプロジェクトは少ないんですけど、
ただ、少ないからこそ、より重要になっていくんじゃないかと。
なので、よりちゃんとそこに出資する人たちが必要になってきてます。
それをLUXがしっかりやるというのが一つ目で。
あとは、彼が言っているのが、今ある情報の100%は過去ベースのものですと。
でも、投資家だったり企業家の場合って100%の価値、価値の100%は将来で作られるものですと。
それは何に対して?
例えば会社の会社を作る価値とか、リターンを投資家が作る。
なので、ここで重要なのって、未来ってすごい100%のものはないので、
なので、リスクを考えるのが意外と企業家ってやってないケースが多くて。
企業家ってだいたい楽天主義の人が多いじゃないですか。
そもそも楽天主義じゃないとできない仕事でもあるんで、一部は。
楽天主義だけど、どっちも持ってる人が強いですよね。
長期的には楽天主義で、身近なことは悲観的な人がいいって言いますよね。
そうですよね。やっぱりどっちを持っているのが理想的であって、
場合によってはそれをチームで補うっていうパターンもあると思うんですけど、
ポジティブな考えだけは良くないっていうのがジョスさんの考えでもあって。
だからこそ彼もラックスキャプテルでよく言われている言葉が、
失敗は失敗を想像する失敗から生まれるっていう。
これは英語で彼はもちろん言ってるんですけど、
英語だと、Failure comes from a failure to imagine failure.
それ意外でした。最悪の失敗を想定している人も強いのかなと思ってたんですけど、
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失敗は失敗を想像することから来る?
失敗は失敗を想像していないから失敗するっていう。
なるほど。理解しました。逆言ってました。すみません。
楽天すぎるってことですね。
そうですね。
失敗なんかしないと。
失敗を想像しない人ってたまにいると思うんですけど。
そういうことか。
それってもちろん良い時ももちろんあって、
結局企業を買ってリスクテイクしないといけない人たちなので、
ある程度楽天主義じゃないといけないんですけど、
ただ、ジョシュールさん的にはリスクテイカーっていうのは実はそうではないんじゃないかと。
リスクテイクではなくてリスクキリングをしてるんじゃないかと。
リスクを殺す。
はい。
リスクを潰すっていうのが清香の求めやってることなんじゃないかなっていうところで、
ジョシュールさん曰く彼自身はすごいネガティブな人で、
だからこそリスク管理がすごい上手い人で、
共同操業者のピートさんがすごい楽天主義なので、
なんでその組み合わせがいいですと。
ジョシュールさんが言ってたのが、
周りから言われてるのはピートさんが飛行機を作りましたと。
でもジョシュールさんがパラシュートを作りましたと。
へー。
なんかそう見えないですね。
そうですよね。そう見えないんですよね。実は。
やっぱりさっきもありましたけど、ジョシュールさんが前に出てるから、
すごい攻めた面白いSFっぽいユニークな会社に投資してんなっていうイメージだったんですけど、
守りの人だった。守りというかどちらかというとチームの中ではそっち側なんですね。
らしいです。
僕もそこのやり取り見たことないので、
本当かどうかわかんないですけど、ジョシュールさん自身はそう言ってます。
へー。バランスですね。それはでもなんかいいバランスですね。
その毎回バランスを、それは企業家も持ってほしいっていうところで。
さらに言うと、その企業家とかを支援するときにもちろん、
どの企業家だったりどの会社が正直成功するかわかりませんと。
ただ彼らがわかるのは、どういう方向性に向かい始めるのか。
彼らが?
ラックスキャピタルとかが。
で、そっちは逆にコントロールができるので。
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なるほど。
そっちは選んで実際リターンの違いを作れますと。
企業家は一部チャンスだったり運とかもあるので。
VCとしては、どの市場にベッドするかっていうのはすごい大きいっていうところで。
それこそ、2010年代の初めとかに、アメリカのVC業界ってクリンテックのブームが来たんですよね。
へー。20何?
2012年とかそのくらいですね。
で、その時にクライナーが、そこでクライナーがコケたんですけど。
そうなんですね。
これからも有名な話なので、ジョン・ドアさんがもうクリンテックの時代だっていうのを言って、めちゃくちゃ大きいファンドを立ち上げて、ほとんど失敗してるんですよ。
それでクライナーのレピテーションが一回落ちて、今もう一回上がってますけど。
そういう時期があった中で、やっぱりクライナーも動いてまして、いろんなVCがそこに入っていたので。
ほとんどの人がオルタナティブなエネルギー源とかを見ていたときに、ラックスが注目したのが原子力発電っていうところで。
もちろん原子力発電ってすごい意見が分かれたりすると思うんですけど。
それが未だに重要になってくるというところを彼らが思って。
そこで彼らが考えたのは、もっと原子力発電所を増やすっていう話ではなくて、原子力発電の課題ってなんだろうっていうのをすごい考えて。
それを解決するための会社を作ったのが、さっき冒頭で話したキュリオンだったんですよ。
なるほど。お先生にきれいにしてくれたりとか。
そうですね。これって実は市場がめちゃくちゃあるんじゃないかと。
そもそもアメリカ国内に104箇所の当時は原子力発電所があって、世界に440しかないので、実はそんなに多くはないんですけど、
ただ同時に防衛周りでの市場が大きいんじゃないかと。
しかもこの汚染水がどっかに行かないといけなかったりとかするのを考えると、当時2008年あたりだったと思うんですけど、その時に会社を設立して。
311の時に2011年に唯一のアメリカ企業としてその汚染水の処理として呼ばれたというところなんで、そのタイミングを読むっていうのがすごい上手い人たちなのかなっていうところが一つあるのと。
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さっき清香を選ぶのが選ぶより市場っていうところも言ってたんですけど、彼らもちろん清香を選ぶときは選ぶ基準があって、彼らが英語で言うとchips on shoulders puts chips in pocketsって呼んでるんですけど。
全然意味がわからなかったです。
chips on shouldersっていうのはいわゆるコンプレックス。
なんでそうなるんですか。
肩にチップがいっぱい積み重ねるといわゆる動きにくいじゃないですか。
チップってどういうことですか。
コインとかそういう。
面白い表現ですね。動きにくいから。
アメリカだとコンプレックス使わないんで逆に。
コンプレックスはコンプレックスって意味なんですか。
コンプレックスは英語で何て言うんですかね。なんか多分一番言われるのはchips on shouldersです。
コンプレックスって英語でどういう意味なんですか。
複雑。
そっかそっかなるほど。
なんかもしかしたらなんかコンプレックスっていう言葉もあるかもしれないですけど同じ意味の。
あんまり使われるのは見かけないですね。
そんな長い言葉になってしまうんですね。
しかもなんか言葉っていうよりもなんかフレーズですよね。
簡易多くですね。
でそのchips on shouldersのコンプレックスはput chips in pockets。
直訳すると。
ポケットにチップが入ってくると。いわゆるお金儲けできますと。
それはどういう。
これはラックスキャピタルからするとっていうことでしょ。
これはじゃあこの2つの言葉は。
彼らが掛け合わせている。
へー。
これは彼らのメンタルモデルって言ったらいいんですかね。
コンプレックスが金になるみたいな。
はい。
なるほど。
VCにとってね。
あーなるほど。面白い。
やっぱり器用化。
なんか彼らが好きな器用化はやっぱりそのchips on shouldersコンプレックスを持ってる人。
それはもしかしたら家庭かもしれないし家庭の問題かもしれないし。
もしかしたら子供の時に太っててそれで馬鹿にされたかもしれないですし。
例えば人種的な差別を受けた人かもしれないし。
なんか今私ちょっとだけググったんですけど、ちょっとだけ不満があるみたいなニュアンスが含まれてるんですかね。
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恨みがあるというか。
そうですね。
ちょっと挑戦的な態度をとっているみたいな。
それはすごいあります。
なんかじゃあ日本語の直訳、日本語で言うコンプレックスとはちょっと根がなんかちょっと消極的なイメージというよりなんかそれが今までの不満が溜まってるものみたいなイメージなんですかね。
そうですね。
何かしらその社会とか何かのシステムからなんかすごい拒絶を感じた人。
でもなんか自分はもっとできるようになっていうのを思ってる人。
あーなるほど。じゃあちょっとニュアンス違いますね。日本語のコンプレックス。
ちょっとなんか直接的な日本語がないのでとりあえずコンプレックスを使ってるんですけど。
面白いですね。
やっぱり何かなんか自分を証明したい気持ちを持ってる人たち。
いい表現ですね。これはでも面白い。
で、何か結局何かそういう人の方がモチベーション持ってたりするので、やり続けられる?
確かに。何か昔会った企業家の方で言われて嫌だったこととかなんか舐められて嫌だったことみたいなのをメモしてて。
でもそれってすごいなと思って。
いいですよね。
でも自分もその見返してやるぞみたいなのってモチベーション。
何かそれだけがモチベーションだとあれですけど、それってやっぱ大事ですよね。
いやめちゃくちゃ大事で、何か多分その草野さんが言った人も多分そうだと思うんですけど、
何か本当にチップス&ショルダー持ってる人たちってすごい面白いのが、何かどれだけお金儲けしてもどれだけ成功しても未だにそれを感じるんですよね。
何かそれがすごい面白い現象だなと思っていて。
何かよく考えると、何かすごい複雑だなって思うんですけど、何か個人としては何か良くないかもしれないなって思っちゃうんですよ。
そういう気持ちを持ってるのって。
マイナスな環境だからですか?
多分一生満足しないっていう話でもあるので。
何で、だからこそいろんな人、例えば瞑想したりとか、何かいろんな形でそれを解決するんですけど、でも実は社会にとってはすごい良いことで。
何か一見悪そうに見えるんですけど、実はイノベーション生まれるのってそういう瞬間とかから生まれるので。
何ていうか、良い風に消化したらそうかもですね。
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それをプラスに変えるというか、それで世の中を良くしようってしてるのが本当にすごいですよね。
でも多分その元々のモチベーションがないとなかなかできないことだったりするので、
何で実はそういう気持ちを持っていること自体って実はそんなに社会としては悪くないのかもなっていう。
何か全員平和に暮らすとイノベーションが生まれてこない可能性が出てくるかなと思うのは、
何かそういうコンプレックスとかチェプサン症状の人が少なくなると、何か新しいイノベーションって生まれにくくなるのかなっていうのを思いました。
たしかにそれは本当そうですね。
何か変えてやるぞっていう覚悟って、何か別に今のままでも幸せだなって思う人にはあんまり思ってない。
そうですね。そういう気持ちにならないですよね。
なってもやっぱ行動に移せない。何かこれやったらこれ楽なのになあ、私の仕事楽になるのになあって思ってるんじゃなくて、
何でこれこっちの方が絶対効率的じゃん、何でやんないのみたいな。意味わかんないんだけど、やんなきゃダメだみたいな、それぐらいのもっと何ていうか不満の感情があると思うんですけど、
何かこれやったらみんな幸せになるのにって思う人が動けますよね、たしかに。
だと思うんですよね。何で、草野さんが言った、何かいろんな言葉を書いてる人とかはそうですけど、何か科学者でピーター・ミッチェルさんっていう方がいて、
多分60年代か70年代にノーベル賞を受賞した人なんですけど、ATP構成の電気化学勾配メカニズムっていう、僕は何の話か全くわかんないですけど、とりあえずノーベル賞を受賞した人で、
ただやっぱり受賞するまでは、周りはすごい彼をバカにしてて、彼の研究を。で、ノーベル賞を受賞するんですけど、まあ彼が正しかったっていう証明じゃないですか、そのときのノーベル賞受賞したときのスピーチがすごい面白くて、ある図を出すんですよ、彼が。
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で、そこで、もちろん彼の研究の結果とかいろいろ話してるんですけど、同時にある図を出して、彼の元々同僚だったり、何かいろんな科学者の名前が左側にあって、右側には年が出てて、どのタイミングで意見を変えたかっていうのを表して。
おだしょー それはチェピサーの衝動だなって思いましたね。
大平 究極ですね、ちょっとそれは。そこまでやっちゃうとちょっと、面白いですね。でも、みんな何ていうか、企業家の人とかでも絶対思いますよね。売れた芸能人の方とか、お前は絶対売れないとか、断られた人のことを思い出す、どうだって思いますよね。
おだしょー そうですよね。
大平 で、みんなきっと手のひら返されて、すごいですねって言うから、はーってなるのは、確かにそうだよなって思っちゃいますね。
おだしょー そこで、なかなかざまあみろって言えないですけど、この科学者は明らかに出しましたと。
大平 すごいな。
おだしょー 僕はバスケ好きなんで、バスケとかだとよく恋のってあるんですけど、ある2009年の、それこそNBAですとドラフトされるので、大学とかヨーロッパから選手が。
そのドラフトを選ぶ基準の一部に、スカウトっていう存在がいるんですよね。いろんな選手を、この選手はイケてる、イケてない、イケてないっていう評価をする。
大平 2009年にあるドラフトのスカウトレポートが、その当時だとネットにも上がってるので、ネットで見れるんですけど、190センチで83キロぐらいの、ちょっと小柄の選手。
で、運動神経は平均以下で、中でフィニッシュするのがちょっと弱くて、ボールハンドリングもそんなよくないっていうレポートだったんです。
なんで、めちゃくちゃ悪いレポートではなかったんですけど、ちょっと難しいかなみたいな、この人がスターになるには。っていうのが、今だとリーグを代表するカリーなんですけど。
なんで、そういう事例もあったり。たぶん一番このチップスオンショルダーをバスケ業界で代表する人は、たぶんマイケル・ジョーダンなんで。
彼の一つのすごいスキルは、もちろんめちゃくちゃ努力家だったのはあるんですけど、モチベーション作りがすごい上手い人だなと思っていて。
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チップスオンショルダーの状況を作るのが上手い。
これは2020年ですかね、ラストダンスっていうドキュメンタリーでもいろいろ出てくるんですけど。
1993年にある試合があって、ジョーダンはブルースでプレーしてたんですけど、あるあんまり知られてない選手、無名な選手と戦った時に、その選手がたまたますごい調子良かった日だったんですよ。
NBAの選手なんで、みんなそういう日ってあるので、彼はその日37得点取ったんですよ。ジョーダンは逆にあんまり上手くプレーしてなくて、27回シュートして9回しか入らなかった。
でも勝ったんですよ、ブルースは。その試合の後にジョーダンが言ったのが、無名な選手が彼の元に来て、ナイスゲームマイクって言ったらしいんですよ。
いいゲームだったよ、みたいな。
でもそれは皮肉な感じで言ったと。
うまく言ってないこと分かってて。
で、たまたまそのチームとは、その次の日もたまたま試合があったんですよ、ブルースが。
はい。
で、ジョーダンが試合が始まる前にチームメイトに言ったのは、あの選手が昨日37点取ったけど、前半で取ってやるって。
へー。
で、結果37点はいかなかったんですよ、36点は取って、前半で。で、結果47点で終わってもちろん勝ったんですけど、その話のすごいところは、その無名な選手がナイスゲームマイクって言わなかったらしいんですよ。
へー。
ジョーダン勝手に作った話なんですよ。
怖っ。すごいけど、その選手からしたら怖っ。
勝手に作るなよっていう話ですけど。
勝手になんか恨まれてたってことですよね。
そう。はい。
わー、すごいでも、心の声が聞こえたんですよね。
ジョーダンの話を聞くとそういう話ばっかで、ある試合の前の日にレストランで食べてたら、相手のコーチが座ってて、そのコーチがジョーダンの席を横通ったんですけど、挨拶しなくて、それで怒るっていう。
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実はしてたみたいなパターンですか?
いやいや、それは実際に起きたことなんですけど。
それはリアルな話?
そうですね。毎回確認しないといけないですよ。これはリアルに起きたことです。
へー。
ジョーダンはそういうことかってなったらしくて。
あー、そうくるのねみたいな。
はい。
わー、ちょっと、でもなんかそれってすごく敵に回したら怖いっていうプレッシャーにもなりますね、相手からしたら。
そうですね。でも、架空で作られてもコントロールしようがないですよね。
確かにちょっと無茶とか、なんていうか、精神的に大丈夫かなっていうのもちょっと心配になりましたね。
でもやっぱり、ジョーダンも言ってますけど、勝ち続けるってすごいモチベーション的に難しくて。
うん。
なんでやっぱり、何があってもモチベーションを作らないといけないっていう感覚だったらしいですね。
モチベーション、なんかプレッシャーに、というか、どっちに。
怒りかもしれないですよね。
あー。
なんかそれこそ、ボストンセルティックスって僕も一般したチームですけど、そこでプレイオフ中にセルティックスと試合をブルーズがしてた時に、
だいたい試合の前の日に起きる、毎回起きるんですよ、こういうのって。
試合の前にたまたま、セルティックスのダニエインジって、後々GMになる人ですけど、ダニエインジがジョーダンとゴルフしたんですよ。
ダニエインジが勝ったらしくて。
はい。
そこで後々、これはちょっと後悔したっていうのを言ってたんですけど、トラッシュトークって言うんですけど、ちょっと悪口を言って。
ダニエインさんが?
ダニエインさんがジョーダンに。
ジョーダンが帰り側に覚えとけよと。
って言って、その次の日に63点取るんですけど。
へー。
その63点は未だにプレイオフ史上だと1試合で最も点を取った試合で、1人が、1人の選手が。
へー。
その試合ですごい有名な発言をある選手がするんですけど、ラリーバードってセルティックスの当時のスターですけど、彼がジョーダンのパフォーマンスは神様がジョーダンとして仮装してプレイしてたと。
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へー。そんなに。
そんなにすごいプレイをしてたっていうところなんですけど、とりあえずジョーダンを怒らせるなっていうのが全体のNBAのルールになって。
結構若手が来ると。
ルール。
若手がジョーダンと試合すると、勝ちたい気分になるので結構トラッシュトークし始めるらしいんですけど。
結構そのチームのベテランの選手が止めにかかるらしいです。
へー。
ジョーダンに、いやいやこいつは若手だから知らないんだよと。
同じチームの先輩が。
怒るなと。怒ったら負けるから、うちらがすごい点取られちゃうから。
それすごいですね。
それぐらいやっぱりジョーダンってそういうモチベーション作りがすごい分かったのかなと思いますし、
なんか起業家でももちろんそういうのがすごいあるかなと思ってて。
なんか結構その起業家の中ですと、スタートアップエコシステムとかですと、なんかドロップアウトの話って多いじゃないですか。大学を中退した人って。
なんか実はそこよりも、なんかもっと重要なのって、なんかその、どっかのために拒絶されたかっていうところなんじゃないかなっていうところを考えたあるニューヨーク大学の教授がいて、
はい。
これについて論文を書いたんですけど、
実はなんか、仕事場で評価されなかったときの方が起業するモチベーションになるんじゃないかと。
何と比べてですか?
何と比べてっていうのはあんまりないんですけど、よりなんかその成功につながったりとか、そのモチベーションが出てくるんじゃないかなっていうところで、
なんか、例えばスティーブショップスってなんかリード大学を中退したって有名ですけど、
はい。
でも、リード大学を中退したからアップルを始めたのか、それともHPに応募して落ちたのが、落ちたほうが原因だったんじゃないかとか。
なんかその、組織とか集団とか、社会に順応できなかったみたいなのを大きく捉えるとそうなんですかね。
だと思いますね。
で、特になんかその、自分が入りたい会社に落とされたとかは、結構大きなモチベーションになるかなっていうのを思いましたね。
なるほど。
WhatsAppの創業者もそうですね。確かTwitterとFacebookどっちも落ちてますから。
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挫折みたいなことなんですかね。
そこのなんかチェップ・サン・ショードルをどう作るかっていうのがすごい重要になって、
まあちょっと冗談的なことはあんまおすすめはしないですけど、周りに被害もあってちゃうんで。
確かに。何かしょうがないかって思わないで、落としたやつよりもっと優秀になってやるという会社に採用すればよかったって思わせたいみたいな。
もっと成功するぞって気持ちなんですかね。
ただそれは個人としてはあんまり健康的にはあんま良くないと思うんですよ。
でも社会としては良い結果が生まれる可能性があるっていう。
あります?そういう体験。
そうですね。そういうのはもちろんありますよ。
わかりました。
草野さんとかないですか?
いや、なんか具体的にないですか?そういうの。
最近あんまり言いたくないですよね。
そうですね。じゃあ私もありますが言わないでおきます。
わかりました。
そういうコンプレックスとかZEPPさんの書類を持つっていうところも重要ですし、
あとはどういうところで企業家とか投資家として優位性っていうかアドバンテージを作れるかっていうところをジョシュウルさんが話していたときがあって、
3つのアドバンテージのソースがあると。
はい。
1つは情報。いわゆる他の人が持ってない情報にアクセスできる。
うーん。
これは今の世界だとすごい難しいですと。
インターネット上にいろいろあるので難しくなってきてますと。
2つ目が分析ですと。
はい。
同じ情報をもらうんですけど違う形で分析すると。
これも実はアドバンテージとして作りにくくて。
なぜかというと世の中にいっぱいすごい人たちがいるので。
うーん。
なかなかできなくて。
唯一一番アドバンテージとして長持ちできるのが多分最後のやつで行動っていうところで。
行動っていうのもすごい重要なところで。
一部情報とか分析とかもつながるんですけど。
重要なのはどこに集団が向かっているのかを見極める能力。
史上画とかってことですか。
史上画もそうですし、ユーザーの好みがどこに行っているかとか。
で、この集団っていうことが多分大事だと思っていて。
それに対してアドバンテージとしては、
集団っていうことが多分大事だと思っていて。
それに対して逆張りをするか、そこに乗るかっていう。
最終的には。
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これがまさにたぶんゼロツーワンとかでピーター・ティルさんが言うスタートアップに秘密を持つのが大事だっていう話だと思うんですけど。
秘密を持つ。
周りが知らなくて自分たちだけが知っている情報って何?
なるほど、それは秘密っていうんですね。
それがたぶんすごい重要っていうのが一つあるのと。
あとは助手さんが話してて個人的にすごい面白いなって思ったのが、時間のアービトラージ。
はい。
より長期的に他の人に考えられるかどうか。
特にラックスキャピタルってディープテック系に投資してるのは、やっぱりより長い時間で考えてるからできることで。
時間が長ければ長いほど、今現在は競争がそこまで多くない。
だから実はそこに入れる余地があると。
この時間のアービトラージの考え方もそうですけど、もっと時間について考えるのってすごい大事だなっていうのはここ数ヶ月前からすごい感じてることで。
はい。
シリアルトークとかでもすごい話は一部してると思いますし、最近登壇したイベントとかでも話してるんですけど。
時間をコントロールしてカルチャーモーメントを作りに行ったりとかするマーケティングの手法もあれば、助手ウォルフさん的に新しい投資を見つける方法もあれば。
リードホフマンさんとかも昔言ってたことで、交渉とかで時間っていうところをより考えた方がいいっていう話をしてる。
ほとんどの人はエコノミックスの話しか考えないんですけど、交渉の話では。
ただ時間をどうレバレッジするか。
どういうことですか。
例えば、交渉によっては相手は1週間以内に期限があったり、場合によって1ヶ月間の猶予があったりするじゃないですか。
それによって時間を自分のアドバンテージとか、場合によってはアドバンテージに使えないときが。
アドバンテージに使えないとき。
期限が迫ってるときは、相手が期限が迫ってる場合は、より自分が有意的な交渉ができるんですよね。
相手が期限決まってると。
相手が期限が迫ってた場合。
なるほど、確かに。
それをもっと考える必要があるっていうのをリードホフマンさんが言ってて。
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リンクトイン創業者。
リンクトイン創業者。
そうですね、リンクトイン創業者が。
それは確かに。もう決定しなくてはいけないっていうのが決まってますもんね、向こうからしたら。
確かに。
それを実は考える人ってそんなにいなくて。
へー。
なので、全体的にジョッシュさんの話を聞いてて、時間っていう軸をもっと気にするべきだなっていうのは思いました。
どう?
交渉の時とか。
交渉の時もそうですし、投資の場合ですと長期的に見れるかっていうところもありますし、
マーケティングとかだとカルチャーモーメントを作り方とか、時間の操作をするって意外と重要だったりするので、今は。
そういう意味で、いろんな軸から時間っていう要素が含まれているんですけど、実はあまり今まで気づかなかったなっていうところですね。
ていうのがあったり、あとはテクノロジーの半減期っていうコンセプトをジョッシュさんが考えていて、
時間に応じてテクノロジーってより人間に親密になるっていう。
へー。
より愛人と、愛人って言うとなんか変ですけど、恋人って言ってもなんか変ですけど、より親密な関係性になるっていうところで、
5、60年前にエニアックっていう電子計算機っていうめちゃくちゃ大きな機械があったんですけど、それがいわゆるコンピューターの始まりとかになるんですけど、
その時は自ら自分が立ってその機械の元に行って、そこでいろんなレバーとか引いたりとかボタン押したりとかしないといけなくて、そっからデスクトップパソコンって出てきたんですけど、
デスクトップパソコンでそことの人間の関係性って、キーボード触ったりとかマウスをなぞったりとか、より指を使ったりとかしていて、
その後パソコンっていうものが出てくるんですけど、パソコンって自分の太ももに置くものじゃないですか。
どんどん近づいてるんですよね。テクノロジーが自分に。
おー、なるほど。
で、次にスマホが出てくるんですけど、スマホも一番最初と最後に触るもので、1日の。で、だいたいもう16時間、月っきり。
1日のほとんど、確かに。寝てる以外は。
そうですね、寝てる以外は。で、その後にスマートウォッチとかウェアラブルとか出てくるんですけど、これだともう場合によっては1日18時間、20時間。
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しかももうダイレクトに肌に触ってるっていうところで、どんどんそういう流れがあるっていうのを見たラックスキャピタルは、
だいぶ前にコントロールラブスっていう会社に投資して、ここは最終的にメタに買収される会社なんですけど、
人間の脳内の電波っていうか、シグナルをモニタリングして、それでいろんなものをコントロールできる。
そうですね、ノウハウの。メタバース企画でリストバンド的なデバイスだったじゃないですか。
あれはコントロールラブスとかの一部の技術を活用したりとかしてるんですけど、そこのファウンダーは元々MITに17歳の時にいろいろMITとか通ってたんですけど、
ビル・ゲイツが彼を見つけて、自ら採用して、その人は1990年に採用されるんですけど、その4年後に一人でインターネットエクスプローラーを作るんですよ。
天才だ。
33歳になって、また大学行きたいと。で、大学に行って、そこでラテン語とかいろいろ勉強するんですけど、その次の8年間、ニューロサイエンス、脳科学の勉強をして、
フェイスブックの入力科学の研究のトップになるんですけど、その間にコントロールラブスという会社を立ち上げて、そこでRAXと一緒に、RAXがそこに投資してたっていうところなんで。
でもその流れをしっかり理解してるからこそ、RAXがそういうところを見つけられたりしていて。
あと、このRAX CAPITALITYとやっぱりこのSF志向。
SF、なんか英語だとSFって言わないので。
サイエンスフィクション。
サイエンスフィクション、省略するとSci-Fiって呼ぶんですけど、
ジョシュウォルさんがすごい意識してるのは、そのSFとSci-Fact、これもSFになっちゃうんですけど、のギャップがどこまで縮んでるかっていう。
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現実のテクノロジー、世界とフィクションがってことですか、ファクト。
そうですね、ファクトとフィクションが。
で、やっぱり未来を予測するときの重要な要素って、それを自らそれを想像する。
で、やっぱりその多くの起業家、直近はわからないですけど、やっぱり1世代前の起業家にどこからインスピレーションを受けたのかっていうと、結構SF映画とかが出てくるんですよね。
で、やっぱりエンジニアになった理由とか科学者になった理由は、そういう子供の時に見た映画の世界を作りたかったから。
そうですね、確かに。
で、やっぱりこのギャップを見るのが大事で、ジョッシュさんが言ってて、結局例えばスタートレックとかは実は携帯とかにつながったり、その時からiPadっていう概念があったり、スペースオディシーとかもフェイスタイムがあったり、ターミネーターもそこから多分Google Glassっていうものが生まれてきたりとか。
いろんなところでSF技術を活用して、それを現実にする。
パラドンっていうSFの作品があるんですけど、そこから匂いの匂いを把握するっていう考えがあって、そこからOsmoっていうラックスキャピタルが共同創業した会社が生まれてくるんですけど。
パソコン、コンピューターっていろんなものを見れますし、聞くこともできるんですけど、それができた瞬間、社会って大幅に変わってるんでしょうね。
匂いも同じなんじゃないかと。
おー、面白い。
癌って匂いがあるんですよ。匂いがあるらしいんですよ。
何がですか?
がん。病気の。
へー、そうなんですか。
コロナって匂いがあるらしいんですよ。
本当ですか?
わかんないです。これはジョスさんが言ってることです。
へー。
でも、それが可視化されてないだけで、だから匂いをデジタル化するのって重要だっていうところで。
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で、それを可視化するといろんな新しい技術が生まれるっていうところで。
例えば色とか、RGBで色のマッピングするじゃないですか。
それによってどういうふうに目が、目がどういうふうに物事を見ているのかを理解するためのすごい重要なフレームワークだったり。
カメラを作るときにすごい重要な発想だったり、このRGBっていうものが。
なんで、例えば音とかだとヘルツによってマイクを作る、作れるようになったりとか。
なんかその理解がないと、そもそもマイクって作りにくいと思うので。
そう考えたら本当に匂いって結構まだ未知なんですね。
そうなんですよ。
なんでなんかそこはやっぱり、だからこそそういうところにラックスキャピタルも投資したいというところで。
結構そういうぶっ飛んだアイディアをいろいろ出してくる人なんで、ジョーシー・ウォルフさんとかも。
それこそバイツでもこの話はしましたけど、ある投資家がラックスキャピタルのLP向けのミーティングのときに、
人と犬が話せる時代の話をしてたらしくて。
で、やっぱり今投資家人もすごい驚くんですけど、でもやっぱりそういう、でもそれってSFの世界だとあるじゃないですか。
だからそういうのを見て、そういうものを作ろうと思うっていうのがすごい重要だと。
思うのがすごいですよね。
思う人って多いと思うんですよ。
やるのがすごいなと思って。
そうですね。やるのはやっぱ。
やろうって思うのがすごいなっていう。
そうですね。それが少ないから、だからラックスキャピタルは成功するっていう。
それも技術的にできてるんですか。
なんで常にそういうのを探してるってことですね。
なるほど。
で、場合によっては自ら作ると。
それで作れるから面白いですね。
まあもちろんなんかタイミングっていうのはすごい重要になってくるので、このタイミングじゃずっとできないってなるんですけど。
なるほど。
でもなんかこのSci-FiとSci-Factっていうなんか発想ってすごい個人的に面白いなと思っていて。
なんかVCの方よく特にUS、SF好きな方が多いんですよね。
めちゃくちゃ多いです。
逆にVC側も結構そこからインスピレーションを受ける人も多いので。
でもなんか、企業家とかスタートアップの世界ですとやっぱり、なんか彼らが想像してる世界って最初はフィクションじゃないですか。
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やっぱ最初のピッチってストーリーテリングなのか、
フィクションなんですよね。こういう世界を作りたいですって。
それをファクトにするのが企業家の仕事でもあって。
確かに。
だからなんか特に今の社会の中で少し嫌なのが、特にメディアがその、例えばセラノスとかWeWorkもそうかもしれないですけど、
Fake it till you make itっていうシリコンバレーではよくある、なんか最初はちょっと嘘をついて。
成功するまで。
でスタートすると。
騙すというか。
はい。っていうなんか文化をすごい批判したタイミングがあって。
でも、そもそもそれがないと企業家ってワークしませんかっていう。しないんじゃないですかっていうところもあるので、なんかこの、
なんか永久にフィクションのままだと意味ないですけど、なんかフィクションからスタートしてそれをどうファクトに寄せられるかっていう、そこのギャップを見るっていう考えってすごい重要だなっていうのを思いましたね。
バランス。
なんで。
そうですね。
なんかSFの役割ってそういうところにあるかなって思ってて。
一番怖いのがそのSFとかがもっと生まれてこないと、次の世代に夢が与えられないのかなっていうところで。
でSFってよくそのディストピア系のものがあると思うんですけど、なんか逆になんかユートピアは別に欲しいわけじゃないんですよ。
ただ欲しいのは希望が欲しいんですよ。
ほう。
なんかもう何でもかんでもなんかテクノロジーが解決するっていう話ではなくて、こういう新しいことができるかもしれないっていうのを見せて欲しいんですよね。
なるほど。
確かに。
なんでSFの一番重要な役割っていうのは、こういう新しいことができるかもしれないっていうのを見せて欲しいんですよね。
だからすごいインパクトを与えるもの。
確かに。なんかブラックミラーとかも結末ダークだったり悲しかったりしますけど、なんかこういうテクノロジーあったらいいなみたいなのは思えますよね。
出てくる作中のものとかも。
ブラックミラーの時って思いますかね。
でもなんか。
ほんまに思わないですけどね。
なんかあの目につけて仮想世界に行けるみたいなのとか見たことないですか。
あーそうですね。
なんか今ない技術の中で、なんか目閉じただけでゲームの世界に入れるなんて意味がないですよね。
そうですよね。
なんかそういうの見たことないですけどね。
結末残念だったりとかしますけど、でもなんかあったらいい、面白いだろうなっていう技術とかはある気がします。
そうですね。
こういうの見たことあるかなと思ったんですけど、
なんかこれなんか教育とかで、学校とかでやってほしいですよね。
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なに、どういうこと、SFですかね。
SFですか?
未来を、未来を創造する授業。
うーん。
なんか、場合によってそっちの方が役に立つかもしれないなと思ったんで。
教育機関でやったほうがってことですか?
はい、学校とかで。
確かに。
そういう思考を与えるのってすごい大事だなと思うんで。
なんかでも、本当に企業でSF思考講座みたいなのとかやってたりしますけど、
なんか、子供もそうかもしれないですけど、
今生きてたら目の前のことを改善することにいっぱいなって、
なんかこういうことできたらいいのになみたいなの考えるのって面白いですよね。
うん、めちゃくちゃ重要だと思います。
で、やっぱスタートレックってすごいインスピレーションになったなっていうのは思いますね。
そういう意味だと。
結構スタートレックって出てくるので、いろんな教育家と話すとどっからインスピレーション受けたかって。
スタートレックってやっぱみんな男女問わず大人気なんですか?
いや、どちらかというと多分男性のほうが。
で、えっと、僕はそんなスタートレック見てないんですけど、スターウォーズとスタートレック派ってだいたいお互い嫌いなんで。
何が嫌いなんですか?
うちのほうがいいみたいな話になっちゃう。
なるほど。
僕は別にスタートレックを批判する思いは全くないんで、あれなんですけど。
でもなんか、もっとそういう作品は出て欲しいなっていうのは思いましたね。
なんで、これでこのスタートアップスタジオ、結局今日ほぼスタジオの話してないですけど、
インキュベーションの話してないですけど、
ハンナさんのラックスキャピタルもファンドファーストでインキュベーションするケーパビリティを持ってる?
やっぱりそのファンドファーストっていうのがすごい大事だなと思って、
こういう仮説を持っていて、そういう起用家を探すんですけど、いなければ自分たちで自ら作る。
だからこそ、より逆張り的な投資をやってるのはそういうところにあるのかなと思っていて。
そもそもその起用家が見つかんないからインキュベーションするっていうことは、誰もそれをやってないってことなんで。
確かに、逆張りですね。
完全逆張りでしかできないので。
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めっちゃ難しいか。
すごい難しいことだなっていうのは思うんですけど、それをこの2社はちゃんとやってるのがすごいなと思います。
投資しながらそれやってるのがすごいですね、本当に。
でもやっぱりその投資スタイルがそうだからこそ、だからできることかなっていう。
会社の立ち上げとか創業メンバー差が近いかもしれないですけど、投資とまた違うじゃないですか。
それがなんかどっちもスキル持ってて、
しかも全体の話で言うと前回の話とかだと、立ち上げ職人みたいな人とかVCの人とかいて、それは唯一無二その人のスキルだなって思いますよね。
なかなかいない。
なかなかいないのは確かです。
特に今のVC業界でなかなかいない人材なので、だからこそリターンを出せるかなっていうところですね。
そういうことをやっていて、そのスキルセットを持ってる人材だからこそ。
すごい。
なんか、それこそ去年メンタルモデルのエピソードとかやりましたけど、
いろんな、そこで複数のメンタルモデルを持って、自分の肩に小さい、例えばマーク・アンドリーセンとかピーター・ティルが乗っていて、
彼らがどう思う、この自分の判断をどう思うかっていう中で、この中ですとやっぱりピーター・ティルさんとかマーク・アンドリーセンさんとかいろんな人が。
で、業界によっては変えたりとかもいろいろいるんですけど、
なんか最近、最近っていうかここ1年半ぐらいは、やっぱラックスキャプテンのジョッシュ・ウォルフさんも結構入ってきてるのかなっていう。
宮武さんの中に。
僕の肩に小さいジョッシュさんがいる時もあるかなと思うので。
そういう意味で今回ちょっといろいろ紹介したかったなっていうところですね。
なるほど。はい、じゃあそんな感じで、今回も聞いていただきありがとうございました。
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それではまた次回お会いしましょう。さよなら。
さよなら。