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今日は、ラウンド中にテーマを持ってラウンドしていますか、という話をさせていただきます。
ラウンドするときに、必ずテーマを決めてラウンドしていただくといいです。
なぜテーマを決めてラウンドしていただくのがいいかと言いますと、
いろんなことがあるんですけれども、まず集中力をしっかりと保つことができます。
どうしてもラウンド後半でスコアが悪くなってしまいますと、
今日はいいや、なんて思ってしまいがちなんですけれども、
今日一日このテーマをしっかりやっていこうと決めたら、
それを最後までしっかりと守ってやっていただくことによって、
ラウンド終わるまで集中力を保ちやすくなります。
そして、決めたテーマが良かったかどうかというのが分かるようになります。
いろんなテーマを決めていただくと思うんですけれども、
そのことが果たして良いのか悪いのかというのが、
ラウンドを通してやることによって結果が出ます。
そのテーマはやらない方が良かったのか、やった方が良かったのかというのが分かります。
良かったことであれば、引き続き次回以降のラウンドでもやっていただくといいですし、
あまり良い結果が得られないのであれば、そのテーマはしばらくやめた方がいいです。
あとは、納得がいくということですね。諦めがつくと言いますが、
例えば、その日のテーマを5m以内のショートパッドは必ず40cmオーバーさせる。
必ずショートは絶対にしないと決めたとします。
そうした場合に打ちすぎてしまって、仮にスリーパッドをしてしまったとしても、
今日のテーマはショートはさせないということだから、オーバーしてスリーパッドをしてもしょうがないと思って自分で納得がいきます。
納得がいくと次のホールですぐに切り替えることができます。
ですけれども、自分でスリーパッドをしちゃったらもったいなかったな、
もうちょっと弱く打てばよかったなとか思いながら、
次のホールまで行ってしまうと、次のホールのティーショットが曲がってしまったりします。
ですので、テーマをしっかり決めておくことによって、諦めがつくというか、納得が今日になります。
ですので、気持ちの切り替えがすぐにできるようになります。
あとは、思い切りが良くなりますね。
もう今日はこれをしっかりやっていこうと思って決めたらですね、
それをあとは実行するだけですから、いろいろラウンド中に悩むことが減りますので、非常に思い切りが良くなります。
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そうすると、当然いいスコアでラウンドしやすくなります。
テーマはですね、何でもいいんですけれども、どのようなテーマがいいかと言いますと、
例としましては、先ほどもお話しさせていただいたように、
今日は絶対にショートパッドはショートしない。
40センチくらいオーバーする強さで必ず打つ。必ずオーバーさせる。
ということだったりとか、グリーンを狙うときにピンが立っている方の方向は狙わない。
グリーンの左側にピンが立っていたら、左に外してしまうとアプローチするのが難しくなってしまいますので、
ピンが立っている方向に外さないようにするとか、
左にピンが立っていたらグリーンの右の方を狙ってショートするとか、
あとはボールを打つ前のルーティンをしっかりといつも同じ手順で同じ時間でやるように意識してラウンドするとか、
あまり難しいことではなくて、できればなるべく簡単にできることを選んでいただくといいです。
例えば、絶対に今日はボギーを打たないようにラウンドしようとか、絶対に今日はパワープレイで回ろうとか、
そういうことをテーマにしてしまったら、なかなか実行するのが難しくなってしまいますので、
そんなに難しくないこと、簡単なこととか、ちょっと頑張ればできそうなことをテーマにしていただくと非常によくいいです。
ですので、今度のラウンドのときには、ぜひ今日は何かを徹底的に守る、何かを徹底的にやる。
テーマを決めたら、その日のラウンドは徹底的にそのテーマを実行するようにしてください。
ぜひ次回のラウンドではテーマを決めて実行してみてください。
それでは今日はこの辺で失礼します。
