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  2. 024. それは記憶を失うほどに
2022-05-30 1:37:53

024. それは記憶を失うほどに

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@kenjiokabe さん(mount inc. 所属)をお迎えして、学生だった自分に仕事を任せてくれた恩人の話、いまウェブのフロントエンドに従事している理由の話、自分で理解して作りたいから車輪の再発明もいとわない話、企画の段階にこそ最大の意識を傾ける話、仕事を預けられることの凄さの話、自分のなかで仕事というものをどう捉えているかなどについてお話しました。


* 現在に至るまでのキャリア・変遷の話

* 恩人である西田さん(@nishida_nirnor

* なぜウェブのフロントエンドを仕事にしている理由

* 5m 標高メッシュのデータを使った WebGL 実装

* カメラモーション編集ツールを作った話

* どうやって 3D の技術を身に着けてきたのか

* ライブラリを使わず車輪の再発明もいとわない気持ち

* 企画の段階で技術的な部分の成否を決める

* 仕事をまず他人に預けることのすごさ

* 仕事とプライベートのバランス感

* 写真というものとの距離感

* mount inc

* RAKU-GAKI


## show notes


* WebGL に興味を持った出発点

* 実際案件で WebGL 導入を意識するタイミング

* 写真と制作がどうリンクしているのか(あるいは逆にしていないのか)

* 子供が巣立ったあとの仕事との向き合い方


00:00
はい、始まりました。ノーマライズFMの今日は第24回ですかね。
前回の収録からまたちょっと間が空いたんですけれども、今日はですね
web のフロントエンドの方面からゲストに来ていただいて、ちょっと色々ねお話を聞いていこうかなと思ってるんですけれども、ちょっと先に自分自身の話をしちゃうと、
ちょっと今日はアレルギー体質が爆発してですね、くしゃみが止まらない事件がちょっと起こっていまして、この収録の最中もちょっと鼻すすったり、
くしゃみが出ちゃったりみたいなのがあるかもしれないんですけれども、ちょっとその辺は収録でした後にうまく編集とかやりながらやろうと思ってますのでね。
ちょっともしかするといつもよりお聞き苦しい雑音が多くなっちゃうかもしれないんですけれども、頑張って今日も収録していきたいと思います。
はい、今日のゲストなんですけれども、今日はですねweb のフロントエンドの界隈の方であればおそらく名前聞いたことあるという方が多いと思うんですけれども、
マウントの岡部さんに今日はゲストできていただいています。岡部さん今日はよろしくお願いします。
岡部です。よろしくお願いします。
はい、もうねマウントさんといえば絶対web のフロントエンドでねお仕事されていれば皆さんの名前を聞いたことあると思うんですけれども、
結構エブジェールの案件なんかも扱っていたりして、私もね普段よくウォッチしている会社さんでもありますし開発者さんでもありますので、
色々ね今日お話聞いていければと思っております。はいじゃあ早速始めていきたいと思います。
はいじゃあ岡部さんちょっといきなりで恐縮なんですけども、ちょっと簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
マウントというウェブサイトの企画制作をしている会社で、主にフロントエンドの実装とテクニカルディレクションをしています。
先ほどご紹介いただいた通り、ウェブJLの実績っていうのもあるんですけど、割と普通に手堅い企業サイトみたいなことも
割とまんべんなくやっているような会社です。今日はよろしくお願いします。はいよろしくお願いします。
はいあのちょっとね岡部さんと実はこれ会うのが、まあ会うというかまあ今オンラインでお互いに顔を見ながら話しているんですけれども、
こうやって口頭でやり取りするのが実は2回目という感じで、ほとんど直接ね会ったことも1回ぐらいしかないんですけれども、
03:05
あの結構ウェブJLの案件とか、あとはその昔も結構実験作的な感じでウェブJLを使った事例とかを、まあツイッターとかでね
発信されてたようなのを私は一方的に知ってはいたんで、ずっといろいろねこう話を聞いてみたい
候補のうちの一人だったんですけど今日晴れてお呼びすることができて、まあめちゃくちゃ私も嬉しいなという感じなんですけれども、はいあの
今はマウントに所属されているっていうことなんですけど、このここに至るまでの変遷と言いますか、どんな感じで現在に至ったかみたいなところもちょっと聞いていいですか?
そうですね、えっと、すごいあっさり話すと、 ああもうあっさりで大丈夫。そうですね、えっと大学からフラッシュを始めて、
えっとその時に、あのらくがき.comの西田さんに目をかけていただいて、
そこからフラッシュをやってたんですけど、でまあそこから
あんまりフラッシュではもう泣かず飛ばずというか、 泣かず飛ばずというか(笑)
西田さんの作品の実装者としてはやってたんですけど、別に僕自身の名が出るわけでもなく、
あのまあ細々とやってました。でそこからは大学卒業後、
4Digitっていう会社で、フラッシュからJSへの過渡期みたいなところを経験して、
ここでもインタラクティブだけじゃなくて、あの手堅くて結構割と込み入った仕様のサービスだったりコーポレートサイトだったりを多くやりました。
でその後また4Digitを辞めて西田さんと会社を作りました。それがNia Noirっていう会社で、
ただまあその時、このNia Noirではなんかほぼフリーみたいな感じで、フリーの実装者として活動してる感じで、
あんまり会社としてちゃんとできなかったなっていうのがまあ心残りではありつつ、
その後3年前ぐらいにイムさんから声をかけていただいて、マウントに入ったっていう経緯です。
うーん、なるほど。なんかちょっと不思議な感じですね。なんか一応企業メンバーみたいな感じだったんですか、そのNia Noirの時は。
あの家がたまたま偶然隣になって、西田さんと。近いからNia、Niaなんとかだねみたいな。
へー、面白い。そういう登れめちゃめちゃ面白エピソードじゃないですか。
06:02
だからNia Noirなんですか。
でそのNia Noir時代は企業メンバーではあったけども、フリーランスみたいな感じだったってことなんですか。
そうですね、あの全員あの自分で稼いだ分が自分の給料。
あーなるほど。なんかリウドっぽい感じの組織だったんですかね。
あーなるほどなるほど。へー、面白いな。
そのNia Noirの名前エピソードがめちゃくちゃ面白いですね。
なるほど、じゃあ結構西田さんが本当になんかずっと恩人でもあり友人でもあるみたいな感じですか。
ずっと、はい。
今でも結構お付き合いもあるみたいな感じですか。
あーはい。そのまあお隣だったんで、普通にコンビニに行く西田さんと会ったりとかそういう感じで。
でまあ今は西田さんがあの岡山の方に引っ越されて、先生をやってると、あの制作の二足のわらじをやられてるんですけど、
まあなのであんまり頻繁に会えるっていう感じではないんですけど、まあ基本的に心の中では師匠はっていう感じは変わらずですね。
なんかその一番最初の出会いはどういう出会いだったんですか。
あれです、あのミクシーです。
えー。
ミクシーに西田さんがいらっしゃって、僕は雑誌とかでもう何度も見てたんで、ちょいちょい見てたんですよね。
そしたらその足跡ですよね、あの足跡をたどって、僕がその頃、写真のアーカイブサイトみたいな、自分の写真のアーカイブサイトみたいなのをフラッシュで作ってて、
写真とフラッシュどっちもやってて、面白いねみたいなことで、
で、一度会うんですけど、一度会ってもう二回目にはもう仕事がポンと渡されて、
しかも、やっぱり今じゃ考えられないと思うんですけど、いきなり学生にいわゆる一部上場企業のサイトのフラッシュ実装ポンと渡されて、
それを真に物狂いでやってからのご縁ですね。
えー、すごい。なんかその辺ってなんで当時そういうふうにしてくれたんですか?みたいなお話題はご本人同士ではあったんですか?
いやー。
聞けない感じですか、それと。
なんか似たようなことは言ってくださったこともある気もするんですけど、
はいはい。
ディテールを忘れてしまったんですけど、でも信じられないですよね。
そうですね。普通になんかその話だけ聞くと、そんなことある?って言いたくなるような感じの話ではありますけどね。
09:07
なんかやっぱり感じるものがあったんですかね、なんか西田さんの中に。
そんなようなことは言ってました。
言ったような気もするし。
えー、すごいな。
なるほど。まあでも、そうですよね。なんかFlash前世紀ぐらいの頃ってまだまだちょっと今とはやっぱり全然違うから、
ジェネレーションギャップみたいなの埋めるのって結構難しいというか、
今だったらもうなんかその年齢関係なくTwitterでも、なんでもこう見れば、いろんな世代の人がいろんな世代なりの発信をしてるじゃないですか。
でも多分その当時ぐらいってまだ結構その世代によって分断があったとは思うので、なんかそういう中で、
今お話してくださったようなエピソードがあるっていうのはなんか、すごいですね、本当に。
ちょっと確かに考えられないというか、でも絶対なんかあったんじゃないですかね、その西田さんの中に感じるものがあったんじゃないかなって想像はしますよね。
なるほどなぁ。
ま、じゃあその頃から結構Flashでやっぱりインタラクティブなものを割と扱ってきたというか。
ま、でもそうですね。
でもその頃は本当、なんて言うんでしょう、変形、何かを変形させるのもスケールのXとYとローテーション、これを駆使して、なんか有機的なことをやってたぐらいで。
いやでもそれは全てのなんか基本というか。
まあ確かに基本ではありますよね。
だから結局そこの部分がどこまで行っても基本が結局大事だったりもするんで。
なんかその辺が今にもしかしたら生きてる部分も、生きてるというか繋がってる部分もあるのかもしれないですよね。
なるほどなぁ。
じゃあそうすると基本的にはそのウェブのフロントエンドにずっと関わってきたみたいな感じなんですね。
そう、それだけをやってますね。
いや、まあでも、なんかそのウェブのフロントエンドに対するこだわりみたいなのがあってそういう感じになってるのか、それともなんかこうなんとなくそういう感じになっちゃったのかというとどうなんですか。
えっと、悪い言い方をすれば消去法で、悪い、ちょっといい言い方をすると結構切実な思いを持ってやってるんですけど、
その僕がその自分の人間力みたいなものに限界というか、ダメだなぁと思って。
12:08
どういうことですかそれは。
その、なんか普通に、なんでしょ、例えば卓球便送るみたいな、そういうことがすごい苦手なんですよね。
なんか実務能力が著しく低いみたいな。
それはあくまでも自覚してるっていうだけですよね。自分でそういうふうに思ってるっていう。
自覚してるし、あとそのコミュ力に関しても、まあ今まだちょっとだけあの、喋れるようになったんですけど、
もう本当に学生時代とかは人前で喋ると、赤面して声が震えて、小さな声になっちゃってみたいな。
まあ今もあんま変わんないんですけど、とにかくそういう感じだったんで、これしかできないだろうなみたいなところがすごいあります。
まあじゃあ結構ちょっとこれが正しい表現かどうかちょっと迷いますけど、結構すがるではないけども、
そうです、すがってます。
そこにしがみついてきたみたいな感じですか。
あーなるほどな。でもそうですよね、なんか私も結構WebGLにしがみついてるところがありますからね。
いやいやいやいやいや。
WebGLにしがみついてきたタイプではあると思うんで、まあなんかそういう意味ではちょっとわかるような気もしますけどね。
うーん、なるほどな。でもそれ自体を別にこうなんか後悔していたりとかあんまネガティブな感情があるわけではなくって、
単純に今のお仕事を充実してやられてるっていう感じではあるんですかね。
そうですね、結果的にはそういうことになりますかね。
なるほどね。いやいいじゃないですか。
結果的になんか、いややっぱいつまでたっても好きになれないっすねとかだったらやっぱちょっと、
あーそうですね。
いくらお金稼げててもなんかそれだとちょっと悲しい結末になっちゃいますけど、
まあなんだかんだ言うて、まあ好きですねっていう感じだったら全然いいのかなと思うんですけどね。
襲われたの最近ですね、もう。ここ1、2年というか。
ほうほう。なんかそこは心境の変化というか、何がそこの要因になったんですかね。
マウントが少ない会社なの、あの少ない人数の会社なので、
僕なんかも採用の面接に参加させてもらうんですけど、
そこでその20歳とか、20歳そこそこの人たちの、
15:05
まあ熱い思いだったり、そうでもない思いだったり、
まあいろんな気持ちとか状況とかを聞いたりしてくる中で、
自分がすごい恵まれてる部分もあるし、
まあなんだかんだweb好きなのかもしれないなって思い始めたっていうのが、
なんでみんなこんなめんどくさいwebの会社に応募してくるんだろうなっていうことを思って、
相手のことを考えた時に、じゃあ自分はどうなんだってことをすごい思う瞬間がいっぱいあって、
そういう時に、まあ消去法だけどなんだかんだこれだよなっていう思いがちょっと言語化されたり、
なんか認識できるようになってきたっていう感じですね。
なるほどな。
なるほど。じゃあ結構、こうなんか自分の中から湧き出してきたというよりは、
周囲のところから自分の置かれている状況を俯瞰してみた時にみたいな。
そうです。
そんな感じですかね。
すごいです。
なるほどな。
いやまあでも、結構なんか、ちょっと同じ土俵で話していいことかどうかちょっとわかんないんですけど、
言うたらもう我々日本に住んでる時点でかなり、その状況としては恵まれてるというか、
それこそ紛争とか戦争があるようなとこにね、たまたま生まれてしまう人だっているわけで、
なんかそういう中でこう日本にまず暮らしていることができているという時点で結構恵まれてるというか。
いや、ほんとそうですよね。
だから結局こういうことって言い出したらキリがないから、
その本人の努力とは全く無関係の巨大な力が、
運命という巨大な力が作用してしまっている部分は、あんま語っても仕方がない部分ではあるんですけど、
まあとはいえでも、なんかその、こういう状況にちゃんと感謝できるメンタルというか、
そういうところはやっぱ人間性が垣間見える部分かなとは思いますよね。
だからね、私も結構、その、恵まれてるなって思っちゃいます、自分のこと。
うーん。
やっぱり、なんていうんですかね、その今でこそWebGLの人みたいな感じでみんな言ってくれますけど、
なんかそれも別に自分一人でそこに到達できたわけじゃないというか、
うーん。
まあ私がやったことが出発点にはなってるんでしょうけど、結局周りが色々認めてくれたり、
18:00
言ってくれたりしているからやれてるんだなって思うし、
なんかそういう意味ではね、その今の岡部さんの話と、
まあちょっと同じことというわけではないんですけど、やっぱりその周りのおかげで、
自分自身の立ち位置がちゃんとこう定まってくるというか、
うーん。
なんかそういう感覚は確かにあるなって思いますね。
いや、でもこの間の、あの、
ディテールズのハットリさんの開いていただいた回でも、その、
ドクサスチルドレンたちがみんな、
ドクサスを囲んでて、
チルドレンたちが。
いやもうね、恥ずかしいんですよ、本当にこういう話をするの、本当に。
いやでもね、結構やっぱりその、もう台湾前からその言葉ってあるんですよ、実は。
ドクサスチルドレンっていう言葉は、かなり昔からあるんですよ。
私自身は言われたことが何回もあって、
まあすごい恥ずかしいんですけど、まあでも、やっぱりそのスクールとかやってるから、
どうしてもそういう表現になりがちというか、
そういうふうになりがちなんですけどね。
まあでも、私本人はあんまりなんかこう、
そんなにあがめてくれなくても全然普通の人なんでっていう感じの感覚はありますけどね。
いやー、なんかその、
いや、まあこう2回目ですけど、
そのドクサスさんの人柄とこの、
高い言語化能力っていうのが、そのWebGLの知識だけじゃないところで、
そのWebGLの知識、たらしめてるんだなーっていうのをすごい感じましたね。
なんかもっととっつきにくい方だと思ったんですよ、その。
それも結構よく言われますね。
そうですよね。
はい。
なんかすごいあの、ツイッターのアイコンがまず、なんかオラついてるから、
あのアイコンがまず威嚇してくるから、
なんかもっとあの、怖い人なのかと思ってましたっていうのはよく言われますね。
まあ大してなんかその、
なんでしょう、別にギャップを演出しようとしたりとかそういうことしてるわけではないんですけど、
なんかそういう感じはやっぱある、ありますっていうのはよく言われますね。
いやでもすごいいいギャップに感じましたね。
いやまあでもそういうふうに言っていただけると、
まあありがたいというか、よかったなって感じなんですけど。
最近なんかこのノーマライズFMのおかげでちょっとなんか人柄がより伝わりやすくなったんじゃないかなと思ってるんですけど、
結構声だけでもね、なんか話し方とか、
そういうところで意外と人間性が、
21:01
想像しやすくなってるんじゃないかなと思うんですけど。
それはありますね。
なんかどうしてもやっぱ、
UPJLのすごい人みたいな感じになってしまうことが多いんで、
なんかちょっとでもその、
少しでもこう自分を柔らかく見せたい欲求っていうのがあるんですよね。
まあ別にそう無理に作ってるわけでもなくって、
割とナチュラルに話したりしてるだけなんですけど、
まあとはいえなんか、
なんでしょうね、なんでそんななんか怖そうな人とか、
そういうイメージがどこから来るのかちょっとわかんないんですけど、
アイコンがいけないのかなやっぱりな。
アイコンもあるし、あれだけ、
なんかモーラ的に、
野郎っていう人が、
変わった人なんだろうなって勝手に思ってたんですよね。
いやそれはその通りだと思います。
それはその通りだと思います。まあ普通の人はやらないですよ。
それはその通りですね。
なるほどな。
でも、あの、まあ岡部さんを私が初めて認識した、
時の話をちょっとしたいなと思ったんですけど、
まあ私こういう感じの人間なもんで、そのTwitterで、
ずっとWebGLというキーワードでこうフィルターしたタイムラインとかを、
黙々と眺めているっていうのが結構日常的によくある場面なんですけど、
まあそんな中で、
だいたいだからWebGLっていうキーワードが入った言葉をつぶやいた瞬間に、
必ず私の目を通ってるんですよ、大体の場合。
そこに気に留める留めないはもちろんあるんですけど、
だいたいこう、目には1回入ってるんですよね。
で、その中で、やっぱ岡部さんの一番最初に岡部さんを認識した時が、
あの地図の、地図というか、
あれ、メインの内容はどんな内容なのかと思ったんですけど、
なんか地図系のやつだったなっていうことははっきり覚えてるんですけど。
地図系っていう理解で全然いいんですけど、
あの国土地理院が出してる、
あの5m標高メッシュっていうのがあって、
あの、ある地点の標高が集まってるデータで、
それが5mの単位で刻まれてるデータなんですね。
5m、10m先の違いすら表せるようなすごい精細なデータで、
で、それを、あの、日本、全部引っこ抜いてきて、
FGLで可視化するっていうのがあのサイトで、
なんかああいう地形の形のモデリングデータがあるんじゃなくて、
24:01
そういった数値的なデータからあの盛り上がりを作ってるっていう、
どっちかというとデータビジュアライズよりのものなんですけど、
まあ個人的にその地形ってものがすごい好きで、
特にあの微地形って言われる分野が、分野というか、
ちょっとした坂道みたいなものとかに意味を見出したり、
単純に、なんか良さを見出したりとか、
まあそういう特殊な思考を持った人たちがいて、
で、そういう時に、あの地図があれば、
まあ視覚的に、あの、どこ、見たい場所どこでも、
その、行かなくても微地形が楽しめるっていう、
まあマニアックな、そういう、なんですね。
いや、あれ、あの、あの手のやつ実際にやったことある人だったら分かると思うんですけど、
5メートルって相当細かいメッシュなんで、
そうなんです、そうなんです。
だからそういうデータがまずあるっていうだけで興奮しちゃいますよね、
それはなんだか分からない気がします。
あのやっぱ天気とか地図とかの、ああいうデータって、
もう、25メートルとか50メートルぐらいがまあ普通というか、
5メートルクラスになるともうデータ容量も半端じゃなくデカくなっちゃうし、
結構その気軽に扱えるデータではないというか、
まあ結構もうデータそのものの性質が結構マニアックな感じですよね、5メートルメッシュっていうと。
なのでそれを使って、
あのWebGL実装は結構ネイティブで書いたやつなんですか、あれって。
あ、そこは、
水実とかを使って書いたんですか。
僕は、ドクサさんには申し訳ないんですけど、
生GLを諦めた人間。
いや、あの当時のやつは俺見て、すげえと思ったのは覚えてるんですよね。
まあでもなんかその、他の皆さんの事例を見るときもそうなんですけど、なんかわざわざソースコードまでは見ないんですよ。
それはちょっとなんていうんだろう、野暮というか、
そんな俺別に偉い人じゃないし、批評かけるつもりもないしと思って、あんまりソースまでは見ないんです。
でも、あれ初めて見たときは、やっぱその私は結構地図とか天気系のデータとか、ああいうの扱ったことがあるんで、あれを見たときにすげえってなったんですよね。
だからなんか、結構はっきり覚えてますね、なんか初めて見つけたときのこと。
この人一体何者だってなりましたね、あれ初めて見たとき。
はい、なんかその当時はもう全然岡部さんのこと知らなかったので、申し訳ないんですけど存じ上げていなかったので、
27:03
この人一体なんだこの人っていうふうになったんですよね。
だからその後、あんまり細かくではないですけど、ちょいちょいWebGLの事例を岡部さんが出されるのを見るにつけ、
やっぱりこの人ただものじゃなかったんだな感がどんどん私の中で積み上がっていったっていうのがありましたね、イメージとして。
でもあそこを見ていただいてたのはすごい嬉しいです。
いやもうね、WebGLって入れてツイートしてくれれば絶対見てますから。
でもその中でもやっぱり、この人ちょっと違うかもっていうのはすぐわかるつもりなんですよね。
結構いっぱい見てきたつもりなので、この人はただものではないっていうのが私はわかるつもりで見てはいるんですけど、
ただまあなんかそのやっぱり批評をかぶるというか偉そうに言うつもりはないので、あくまでも個人の感想というか、自分がすごいと思ったっていう以上の意味はないんですけどね。
でもやっぱり岡部さんのやつは見たときちょっとびっくりしたなーっていうのは今でも結構覚えてますね。
ありがとうございます。
でその後また、なんか私の中で次に記憶に残ってるのが、カメラワークを自分でツールを作って、
カメラのモーションを自分でツールを作って、
そのツールでモーションをこうGYで操作できるようにしてみたいなのをやってたのがあったなって覚えて、ちょっと案件の名称とかは覚えてない?
カラテの展示のサイトで。
はいはいはい。あれもすげーなって思っちゃいましたね。ツール作るとこからやるんだこの人と思って。
いやー今、今だったらBlenderあるからいらないなって思っちゃいましたね。
今だったらBlenderでやっちゃうけど、当時はBlenderをまだ全然使ってなかったみたいな感じなんですか?
当時はもう全然あるとも知らず、なさそうだから作るしかなかったみたいな。
なんかあの細かいディティール私も覚えてないんですけど、
はいはい。
カメラの座標と向いている方向、両方向なんかGYで操作できるみたいなやつでしたっけ?
ああそうです。なんか宝石が3D空間に一気にまめられていて、そこをカメラが動いていくんですけど、
そのカメラの軌跡とそれぞれの向きを、あのウェブ上のツールでいじるみたいな。
で、まあ作ったのは、
あのADの米道君っていうのがいるんですけど、
彼にやってもらおうと思って、そのために作ったみたいな。
なるほどなるほど。自分じゃなくって他の人が作業に参加できるようにツール化したってことなんですね。
30:06
はい。
あーなるほどなるほど。
でもなんかそのタイムライン、自分でタイムラインを作ることを想像すると結構やっぱりちゃんと保管とかしなきゃいけなかったりとか、
結構大変だったんじゃないかなっていう想像なんですけど。
いやーすごい勉強になりました。
なんかもうその場で、その場でなんかなんていうんだろう、そういうことをこれまでに色々経験してきたっていうよりはその場で考えて実装したみたいな感じだったんですか?
いやもう、あのー、そうです。
あのー、これはなんか感覚を省くつもりは全くないんですけど、その本当に数学の素養とかがないんで、
なんかこうやりたいから調べて、で、数式が出てくるじゃないですか。
で、もしFlashだったりWebGLがなかったら、その数式がいいのか悪いのかする判断つかないんですけど、
とりあえずそれをぶち込めば、なんか結果が見えるみたいな状況があるんで、
もうあんまり理屈をわからなくても、その時調べて、つりはぎでなんとかなる、してきた、っていうのがまあ、ずっとこれまでで。
体系的に勉強をしようと思ったことはあるんですけど、何度も挫折をして、やっぱり困らないと覚えないなーって思って。
なるほど。いやまあそれでもまあ、真理ですよね。
案件でやるしかなくなる、逃げ道がないみたいな状態になったら、やるしかないってなるから、
それが一気にスキルを伸ばす原動力になるってのは、まあよくある話かなと思うんですけど。
でも今の岡部さんの話は、私もすごいわかりますね。
これもしかしたら前にどこかの回で同じようなこと喋ってるかもしれないんですけど、
私も結構数学ダメなんですよ。
そんなはずはない。
結構ね、本人の意識だけで言うとあんまりやっぱり得意ではない、苦手意識があるんですね。
例えばなんか、まあ多分通じると思って喋っちゃうんですけど、そのシェーダーとかで、
ライトがこっちから光を投影しているから、ライトベクトルはこうなっていて、とかって、まあやるわけじゃないですか。
で、そういうのって、もう今でこそ説明はできるんですけど、
33:04
初めてWebGLやり始めたぐらいの頃って、コピペですよね、完全に。
そう、海外のよくわからない個人ブログとかから、適当にコピペしてきて、
わかんないけどとりあえず貼って、なんかそれっぽい絵が出たぞみたいな感じで、やってましたよ、やっぱ私も。
で、そのなんか、よくわかんないけど、ベクトルの内積とか外積を使って何かをしているようだぞとかっていうぐらいの、
なぜそれを使うのかもわかんないし、それを使ってどういう原理でそれが起こっているのかもわかんないし、
でもなんかライトが当たってるみたいに、とりあえず見えてるからいいやみたいな感じの、
感じでやってました、その最初の頃ね、最初の頃はそんな感じでやってましたね。だから、本当に今の話すごいよくわかるというか、
結構行き当たりばったりで、なんていうんだろう、別にそこに危機感も持ってなかったというか、
その、やっぱ当時は別になんかこう、自分が教える側になるとかっていうことを当時から思い描いてたわけではないですよね。
だから本当に、なんか個人ブログにかき殴ってるような、真理状態でやってるから、
あの、本当に別にもうそれっぽく見えたからいいやみたいな感じの、ノリでやってました、当時やっぱり。
質問なんですけど、先に自分の話をすると、その場、その場、その場しのぎでやってきたんですけど、
僕の場合、Flashだったり、生のJSだったり、WebGLだったり、最近で言うとちょっとHoudini触ってみたりとか、
Blenderやってみたりとか、なんかいろんなツールを通じて、なんかだんだん理解が進んできた側面もあって、
その独卒さんはWebGLだけでどんどん理解していった感じなんですか?
えっと、いや、まぁでも、実際に起こってた様子を第三者的に見てたらそういうふうに見えると思いますね。
なんか当時じゃあ別のものをやってたかって言うと、やったりはしてなかったんで、
そうですね、なんか一個だけでやってきたかもしれないです。なんか思い返してみると。
で、なんか途中で別に3JSやってみようとかもなかったんですよね。存在は知ってましたけど、
なんかネイティブなGLだけでやってました。なぜかはちょっと自分でもわかんないけど。
36:03
なんでなんですかね。なんかそれが別に自分にとっては自然だったというか、それで平気だったっていう感じですかね。
WebGLの申しごく感が半端じゃないですかね。
いや、なんかだから多分何も背負ってなかったからだと思いますね。
いや、私は当時はWebの人じゃなかったっすよね。普通に工場とかで働いてたんで、何も背負ってないんですよ。
やらなきゃいけない理由っていうのがないんですよね。だからその好きでやってるっていう以外の理由がなかったんですよね、多分。
だからなんかこう、もっと仕事で役に立つことを覚えなきゃとか、業務で生かすためにはこういうこともできなきゃみたいなのが一切なかったんですよね。
なかったから別に焦りもないし、ただなんとなく、せっかくやるからには、人の役に立てばいいなみたいなのはあったんですよね。
せっかく自分が勉強したんだから、こう、
後続というか、やりたいなって思った人の助けになればいいなみたいな気持ちはあったので、
こう、なんかサイトにアップロードしたりとか記事を書いたりみたいなのはしてたんですけど、
ただなんかそれで別にこう、WebGLスクールをやっていくっていくぞみたいなのがあったかっていうと別にないし。
だからなんか変なプレッシャーみたいなのはなくって、
自分がもしかしたら人の役に立っているかもなーぐらいの緩い動機しかなかったんですよね。
だから大丈夫だったのかもしれないです、もしかしたら。
いやーやっぱりでも、心底をマッチしてるんですよね。
いやーわかんないです、わかんないです。
なんか、背負ってるものなかったら逆に別のツールでもなんでも浮気しちゃいそうになんのかなとも思うし。
なんかどうなんすかね、もしかしたら関係ないのかもしれないんですけど、
結構私その、一つのことをずっと継続できるタイプなんですよね。
なんかあんまり飽きないというか、いや飽きないわけじゃないんですけど、
そののめり込みレベルが一定以上になると、ずっとそれだけでできるというか。
へー。
なんかそういうのは性格的なものかもしんないですね。
例えばなんかその、あのツイッターのアイコン、あれ自分で落書きしたやつなんですけど、
昔は絵を描くのがすごい好きだったんですよね。
その子供の時とか。
はいはい。
で毎日毎日こう、別に言われるわけでも求められるわけでもないのに、
まあ絵を描いてるっすよね。なんかノートに描いたり、教科書の余白に描いたり、
39:04
チラシの裏のあの白い部分に描いたりとか、まあしていて。
なんかその、絵を描くことができるんで、他の遊びは別にいらないというか、
割とそれだけでこう、時を過ごせる感じの子供だったんですよね。
それの際ぐらいまでそういう感じだったんですかね。
多分中学生ぐらいですかね。
なんかやっぱりその頃は本当に漫画家とかになれたらいいなとか、
そういうなんかこう、ありがちな夢を普通に持ってたし、
まあ自分が他の人よりは絵が上手いなっていうのはわかってたんで、
なんかそういうふうに思っていたんですけど、
まあでもやっぱ中学生とか高校生になると、
井の中の川図からこう、だんだん世界の広さを知るじゃないですか。
それでこう、自分のレベルなんて全然大したことないだなっていうのがわかってしまったりもするし、
あとは単純にこう、高校ぐらいになるとやっぱ部活動とかもあったりしたんで、
あんまりその絵を描くことだけをやってればいいわけでもなくなってきたりする中で、
今はもうほとんど描くことなくなっちゃったんですけど、
まあちっちゃい頃とかは本当に絵よく描いてましたね。
だからそれと同じで、なんかこう一定以上ののめり込み具合まで持って行っちゃった時に、
もうずーっとそれだけやっちゃうみたいなのが結構あるかもしれないですね。
結構なんか、なんだろう、ゲームとかやってても、
一つのゲームをずーっとやっちゃうんですよね。
なんかドラクエ3世代なんですけど、私の世代的には。
ドラクエ3やり始めたらもう、すべてのパーティーメンバー、すべてのレベルが99になるまでやめられないんですよね。
ずーっとやっちゃうんですよ。
それを何回もやってるってことですか?
それを何回もやってますね。
勇者一人でゾウマを倒して、その後仲間を一人ずつ加えていって、順番にレベル99にしていって、とかやるんですよ。
そういうくだらないことを黙々とできる。
だからなんかWebGLもそんな感じでずーっとWebGLが好きだったというか、
別にやめたくならなかったっていうんですかね。
なんか絵とかもやめたくならなかったですけど、環境が変わっちゃってやめちゃったりしたんで、
外的要因がない限りはずーっとやっちゃうような感じのところがあるのかもしれないですね。
42:01
だからまあ、多分いろんなこと犠牲にしてると思うんですよね。
例えばですけど、皆さんがWebGLをやろうって思ったときに、
その学習コスト半端じゃねえみたいなことを思うわけじゃないですか。
その学習コストは半端じゃねえ、しかもそれをじゃあ習得した後に一体どんなメリットがみたいなことをやっぱり天秤にかけると思うんですよ。
そう考えると、大抵の場合はメリットよりデメリットの方が大きくないってなると思うんですよね、大抵の場合って。
こんだけ苦労して勉強して、いや仕事ないかもしれないじゃんっていうふうに見える人もいると思うんですよ。
このWebのフロントエンドを遠巻きに見ていてそう感じる人もいるだろうし、実際に中で働いていて、
いやこんな覚えても割に合わないでしょって普通に思う人もいると思うんですよね。
それは別にそれぞれの意見で間違ってないと思うし、いいんですけど、でもそう考えるとやっぱりWebGLにこだわることって何かを犠牲にしてると思うんですよ。
WebGLじゃなくてもいいんですけど、何かのものにこだわるってことは他の可能性を潰してるわけじゃないですか。
それにずっと投資している限り、他のものに投資できたかもしれない時間がなくなってるってことなんで、
多分何かを犠牲にしてると思うんですよね。
もしかしたらそれこそBlenderの技術だったり知識だったりがあった未来とかもあったのかもしれないじゃないですか、もしかしたら。
でも何かそれはできなかったんですよね。本とか持ってたりはするんですよ、何かBlenderの本とか。
それこそFoodieの本も持ってるし、書籍を見て読んでみてやってみてとかは一通りやったりはするんですけど、何かやっぱり興味が持てないですよね。
で、もしかしたら時代が変わればというか、もしかしたら将来はそれに興味を持つ瞬間はあるのかもしれないんですけど、
今現時点では何かWebGLが楽しいんですよね。
うーん。
だから分かんないんですけど。今はずっとWebGLをやってますね、だから。
いやーでも、手に入れてるものの方が多いって思っちゃいますね。
いやーだから、なんですかね。
偉そうに言えることではないんですけど、まず第一人者っていうのは圧倒的に強いなって思いますし。
いや、まあ第一人者かどうかは分かんないじゃないですか、それは。もしかしたら第三人者ぐらいかもしれない。
第五人者ぐらいかもしれないです、もしかしたら。
でも、なことに加えて、僕は基本的にライブラリーは絶対使いたくないタイプなんですよね。
45:07
ただ3GSだけは使ってるっていう。
本来なら生GLをやりたかったんですけど、諦めたって。
そういう目からすると、やっぱり一番ネイティブに近いっていう意味での低レベルなところをやるっていうのは基本だろうし、間違ってないとは思うんですよね。
うんうんうん。
知っててやるのか知らないでやるのかはあれですけど、そのシャリンの再発明って言葉があると思うんですけど、僕はどんどんやっていきたいなって思ってるんですよ。
いや、わかりますわかります。
すでにあるものを自分で理解して作りたいから、そういう意味では生GLに当たれるなら僕もやりたいなって思ってるんで、そこはもう是非自信を持っていただきたいところだったんです。
ありがとうございます。
なんかそのライブラリを使わずにやりたいっていうのはやっぱり自分の理解の理由度を上げておきたいからっていうところなんですか?
もうそうですし、あと単純にライブラリじゃできないことを途中でやる必要が出てくる時もありますし、
なんかライブラリ側のバグだったりとか、そういった拡張とバグっていう時に結局そのライブラリの中身を見ないといけなくなるみたいな。
それがまあ、やっぱりめんどくさすぎるし、そういうことって往々にして土壇場で起こりがちだと思うんですよね。
だからまあ、初めからもうそういうのをあんまり当てにしないみたいな。
当然なんか作るときは他の参考にはしてみるけど、一旦自分の解釈に落としてやるっていうのがいいのかなっていうふうには思いますね。
なるほどな。
いや私も便乗するわけじゃないんですけど、ライブラリ使いたくないタイプですね。
多分これNPMで叩いたらあるんだろうなって思いながら自分で作ります。
これ絶対NPMのどっかに落ちてんだろうなって思いながら自分で作りますね。
でも一方でそういうのを組み合わせで軽やかに作っていく人いますよね。
それはそれでやっぱりすごい、結果だけ見ればそっちの方が圧倒的に早くできてるので、
48:02
どっちがいい悪いではなくって、やっぱり時と場合によって使い分けられるっていうのが本当は一番いいんだと思うんですけど、
でもなんかわかりますね。
結局そのライブラリの中を見なきゃいけなくなる、しかもどたんばでっていうのは多分みんな経験あるんじゃないですかね。
あると思いますね。
なんか私も最近結構案件だと3GS案件が多くなってるんですけど、本当にそれですよ。
もう絶対にソースコードを読まずには終わらないですもんね。
ソースコード読まずに終わったことはないです、やっぱり。
絶対中を調べることになるんで。
そういう意味ではやっぱりそうですね。
だから結構そのWebGLスクールとかでもよく言ってるんですけど、
なんでこんなネイティブのWebGLの難しい話を歯を食いしばってやらなきゃいけないのかっていう気持ちに絶対みんななると思うんですよね。
でもそこを超えてるかどうかって多分めちゃくちゃでっかくて、
そこを超えてないとたどり着けないところってあるなっていうのは思うんですよね、やっぱり。
だからまあその、青岡部さんもそう、私の中では今分類しているグループに属しているのかなって思うんですけど、
その一定のレベルを超えちゃってる人たちはやっぱりそのネイティブなGLに対する理解だったりとか、なんか分かんないなりに数学をちゃんと向き合っている人とかがやっぱ多いのかなっていう感じはしますよね。
私も含めてちゃんとした数学の専門家ではないから、
物理とか数学の難しい話を学校と同じように説明できるわけじゃないんだけども、
まあでもなんかこうプログラムに落とし込める程度には、そのただのコピペではなくって、少なくとも自分なりの理解で書ける程度にはやっぱみんなある程度はね勉強されてるのかなって思うし、
やっぱ継ぎ接ぎで作れるものとそうじゃないものっていうのがあって、
多分そのマウントさんの事例もほとんどがね継ぎ接ぎで作れるようなものじゃないと思うんですよね。
なんでそこは自信を持ってないんですか。絶対そうだと思いますよ。
[音楽]
なんかその案件やってる時は、
はい。
どうなんですか。結構WebGLの案件って特にそうだと思うんですけど、これできますねって断言できない、ちょっとチャレンジングなものだったりするケースって結構あると思うんですよ。
51:11
デザイナーさんだったり、あるいはクライアントだったりが示してきた、こういうものにできますかねって言われた時に、
自分の中でこうこれできるかなどうだろうってちょっと悩むような表現だったりって結構あることなんじゃないかなと思うんですけど、
そういう時ってどういう風な考えを巡らしますか。なんかやれるだけやってみようみたいな感じになるのか、
なんかそのできるかわかんないんですけどみたいな感じの、ちょっと当たり障りのないところを狙っていくのか、人によっていろいろあると思うんですけど。
でもそれがマウントでの動き方なんですけど、
全案件そうっていうわけではないんですけど、特にややこしい実装が必要そうな案件に関しては、
企画の段階から僕とかも関わらせてもらうんで、そこでこれは絶対無理は絶対無理って言いますし、
頑張ればいけるかもみたいなものはその企画の時点ですごいものすごい検証をしますね。
なんかもう実際に作ってみるレベルまでプロトタイプでやってみてって感じですか。
やっぱり実装の段階でできないってわかることほど怖いと思ってないと思うんです。
そうですね。
フリーの実装者だった頃はそういう案件が実装のタイミングで来ても要は断ればいいだけだったんですけど、
マウントっていう会社だと基本的には企画からまるっとやるっていう会社なので、
自分たちがやるって言ったことが結果できないってなることの怖さってめちゃくちゃあって、
だから僕はもう一番その企画段階にエネルギーを注いでますね。
あーなるほど。じゃあもう後は作るだけっていうところまで企画の段階でしっかり持っていくってことなんですね。
そうですね。
なるほど。それができるのは確かに組織だからなのかもしれないですね。
個人のやっぱりその二重計三重計のフリーランスっていう形だと、そういうふうにはやっぱりできないですもんね。
だから、マウントさんだけじゃなくて他のウェブの制作会社さんももしかしたらそうなのかもしれないですけど、
54:00
しっかりそこに開発者が入っていくっていうのが大事なことなのかもしれないですね。
なるほどなー。いやー羨ましいなー。なんか、羨ましく感じちゃいます。
私は結構なんか本当に一匹オオカミみたいな感じだから、すげー羨ましいなーって思っちゃいますね。
いやーでも僕もほぼフリー時代があったんで、その苦労はすごいわかりますというか、だから続けてらっしゃる方たちが本当すごいなーって思いますね。
なんかちょっとイメージ全然わからないので、本当に無邪気に聞いちゃうんですけど、
はい。
岡部さん自身は結構演出方法とかもこんなやり方があるんじゃないですかみたいなところもその企画の段階で言っていったりする感じですか?
あ、割とそうですね。
もう3Dでやるならこういう見せ方もいいんじゃないですかとかこうアイデアをどんどん出していくような感じですか?
そうですね。まあでも本当に案件にはよりますけど、今公開を控えてるやつとかは本当にその
エディのアートディレクターの米道くんっていうのがいるんですけど、彼と1ヶ月2ヶ月とかずっと何を作るのかっていう検証と
アイデア出しをもうひたすらやるみたいな苦しい時期があって、
そこに関わることは後々のリスク回避って意味でも意味はありますし、
よりいいものを作るって意味でも企画に影響を与えていいものを作るって意味でも
やらないといけないことであるんですけど、僕は苦しいなと思ってやってますね。
想像するの難しいけど、なんかどういう感じなんですか?
そのキービジュアル的なものだけ決まってるけどみたいな感じですかね。
なんか全然想像が難しいんだけど。
分かりやすいので言うと、そのポーラさんの案件とかこれまで3回やってるんですけど、
あれは普段マウントだと結果的にやっぱりアートディレクターが中心となって
企画やら何やら進むことが多いんですけど、
ポーラさんに関してはなぜかエンジニアの僕が企画からデザインも口を出して
実装をしてみたいな。その一発目がそういう座組になっちゃったんで、
ずっとそういう座組でやってるんですけど、だから最近やった「母の日」のサイトとかも
57:06
3Dでやってみようっていうところから始まって、
ごめんなさい、それは嘘なんですけど。
はいはい。 なんか、花の道をカメラが動いてったら面白いかなみたいな。
ごめんなさい、あれに関してはその新聞広告がありました。
1枚の花束のメインビジュアルとボディコピーがある1枚。
これをサイトにしてくださいだけなんですよね。
そこからどうすればこのコピーを読んでもらえるかっていうところで、
たくさん話したり考えたりして、最終的なアイディアとして、
花束が一旦花の道になって、そこを3D的なカメラワークがあって、
最終ブワーって花が舞い上がってまた花束になったらいいかもねみたいな。
で、そこで3Dでやってみようっていう流れですかね。
いやーすごい、なんかその、
もう今の場面に自分が置かれたらって思ったらちょっと背筋がちょっと寒い感じになりました。
すげー大変そうだなって思っちゃいました。
大変だと思います。もう本当に大変だと思います。
大変だったってことですよね。
記憶がないぐらいなんですよね。
なんかそこら辺は、まずアイディアをお互いに、
お互いにというか複数人で相談したり話し合ったりしながら、
こういう方向で行ってみようかってなったらまたそこでプロトタイプを作って、
実際に見てみてとかっていうことを繰り返すような感じなんですか。
そうですね。
でも要所要所でマウントの場合は代表のイムのチェックが入るんですけど、
そこでいいか悪いかズバッと言われるんで。
いやー、ちょっとイムさんも直接の面識はないんですけど、
なんか本当に勝手なイメージなんですけど、その辺の切り込みがすごそうだなっていうイメージはなんとなくありますね。
こだわりがちゃんとしっかりあるんだろうなっていうのが。
単純に怖いっていうのもあるんですけど、とにかく的確なことをいつも言ってくださるので。
その「母の日」の案件とかも、
1:00:05
CDの原野さんにお見せする4日ぐらい前にイムさんに見せて、
そこで全然ダメだねって。
でもあそこで言われた一言一言がすごい刺さって、
で、これが足りないんだったらこうしようっていうのがすごい、
まあ一晩経ってのことですけど、具体的に浮かんで結果ああいうものができたんで、
すごい本当に的確だなっていう。
それなんかちょっと不思議なのは、それでもちゃんとまずは預けてくれるっていうのがなんかすごいですよね。
まずみんなでやってみろって、バトンをまず渡してくれるってことですよね。
で、その上で、結果だけ言うと突然出てきて言う人になってるけど、
でもちゃんとそれ見越して、たぶんバトン渡してるんだと思って、
なんかもっとすごく広い視点でいろんなものがたぶん見えてるんだろうなっていう話聞いててもそんな感じがしますけどね。
たぶんなんか私結構その一人で今やってますけど、
その人を雇ったりできないのがたぶんそのバトン渡すのができないですよね、怖くて。
いやーそれはすごいわかります。今すごい僕も思いました。
なんかその、人に任せるって自分でやるのよりも何倍も難しいことだから、
まず信じなきゃいけないじゃないですか、仲間を信じなきゃいけないって。
わかんないですよ、直接ご本人に聞いたらなんかいろんなお考えあるのを聞かせてくれるんでしょうけど、
でも想像で考えてもまず預けられるっていうのがすごいなって思っちゃうし、
で、その上でやっぱりちゃんと言うべきことは言ってくれるっていうのもまたすごいじゃないですか。
普通やっぱ人間だから自分が嫌われないようにとか思っちゃうじゃないですか、絶対。
なんか私なんかほんと特に、人を傷つけた自分に傷ついちゃうっていうか、
そうなんか人に悲しい思いさせたらすっげえ辛くなっちゃうんですよ。
なんかそのほんとにちょっとしたことでも。
みんなからどう見えてるかわかんないんですけど、結構メンタルがほんと豆腐並みで、
ちょっと人を傷つけるともういてもたってもいられなくなっちゃうんですよね。
だから結果そういうものがあまりにも怖いからそもそも任せらんないんですよ。
1:03:00
やっぱ知らず知らず傷つけてしまうことが怖いから、
そんなにそんたくしちゃうというか、当たり障りのないこと言っちゃったりやっちゃったりしちゃう自分もわかるんですよね、自分自身で。
だからなんかこう、今はやっぱり一人でやるのが今は正解かなと思って、人雇ったりはできずにいるんですけど。
だから本当に世の中の、いわゆる起業している創業者の皆さんたちが、
少人数でもチームを作って事業を動かしてるっていうことに対する、その意負というか、尊敬の気持ちがもうすごいありますね。
なんか今の話もなんかもう、すごいありがたいお話としてもう、すげえ来ました、もう心に。
いやすごいなあ、なるほどなあ。だから本当預けてくれるっていうのがすごいですよね。
で、それにちゃんと応えられるっていうのもやっぱりすごいと思うし。
いやあ、いやあ、でも元々最初の西田さんもそうだし、4Digit時代の先輩方もそうだし、みんなよく預けてくれたなって話すからね。
そうですね、いやだから、何ですかね、なんかちょっとあの、しんみりしちゃいましたけど、でも本当に、
預けるって俺本当にすごいスキルだと思いますもんね。
なんか、例えば、例えばですけど、預けて、自分が迷惑こう思っちゃった、だったらいいんですよ別に。
それはなんか自分が我慢すればいいことだから。
なんかそれによって本人が傷ついちゃったりとかしたら、もうそっちの方がなんかもう、もう預けた俺のせいだみたいに思っちゃいそうやつもね。
だからやっぱりその信頼関係とか、ね、築き上げてきたものとか、そういうのがやっぱり違うんだろうなあ。
だからすごい憧れるというか、本当尊敬しちゃいますね。
[音楽]
なるほどなあ、じゃああの母の日のやつは本当に、ああいうなんかこう、なんだろうその、技術的に細かいことはいろいろあるんですけど、
でもそれ以外のその、まずこういう見せ方をしたいよねみたいなところから、ね、開発者が関わってるっていうのはすごいですね。
本当に見てるとわかんないですから、その完成したものだけ見てたらそこのとこってやっぱわかんないんで。
1:06:03
いや本当に、今後ももしかしたら、そういう機会がまだまだあるかもしれないですもんね。
はい。
おかびさんの場合は。
怖い。
怖いです。
でもやりがいでもあるんじゃないですか、そこのところが。
いやあ、こういうのって楽しみになってくるんですかね。
結構プレッシャーの方がやっぱ大きいですか?
プレッシャーしかないんですよね。
ああ、なるほどなあ。
どうなんでしょうね、やっぱ人によるんですかね。
そういう追い込まれてる自分を客観的に見て燃える人とかもいるという噂も聞くんですけど。
噂も聞きますよね。
実際どっちが多いのかちょっとわかんないですけどね。
いやあたしはどっちだろうなあ。
でも結構逃げ出したくなっちゃいますね、やっぱり。
いやあ、そりゃそうだね。
逃げ出したくなっちゃうなあ、仕事って思ったら逃げ出したくなっちゃうなあ。
なんかこれが家族のこととかだったらまあ、死んでも逃げ出さないんですけど、仕事だしなあって思っちゃうね。
そういうか。
所詮仕事だしなあって思っちゃいます。
極端なこと言えば、ほんとこれ別に望んでるわけじゃなくて、ほんと極端な例で話しますけど、
WebGLがなくなったって別に死にはしないんですよね。
私のキャリア、この開発者としてのキャリアが全て吹き飛んだとしても、死にはしないんですよ。
なんとかたぶん生きていくんですよね。
プログラミング能力が一切なくなったとしても。
だからなんか自分の中で仕事っていうものはそんなになんか大きくないというか、
まああの、一生懸命やるし、仕事でだんだんうつになってくるぐらいつらい時とかはあるんですよ。あるんですけど、
なんかその変なこだわりというか、そういうのは結構ないですね。パッと諦められる。
羨ましいですね。
もちろんたぶんでも岡部さんみたいに、その企画の段階からしっかり入ってとか、
みんなでいいものを作っていこうよっていうところではたぶん相当踏ん張ると思いますけどね、私も。
ただまあ、例えば自分のこう自我が崩壊するレベルになったらもうたぶんサッといなくなりますね。
いいか悪いかちょっと違いには言えないんですけど。
いやーでもそこで身を引ける人の方が心を止まずにやれると思うんですよね。
でもどうなんですか、その実際ちょっとまた違う話になっちゃうかもしれないんですけど、
1:09:01
結構仕事とプライベートの切り分けとかってうまくできる方ですか?
難しい質問なんですけど、僕は完全に職業エンジニアだなっていう自覚があって、
好きで休みの日にコードを書くみたいな人いるじゃないですか。
全然そういうタイプではないんですよね。
土日にパソコンを開かないかっていうとそういうわけでもないんですけど、
それはあくまで仕事だからやってるし、仕事じゃなかったら絶対やってないから、
例えばいろんな映画とか見てるのも、
これはインプットなのか本当に見たいのかどうなんだろうみたいなことをすごい思っちゃって、
それであんまりそういうので気にやむこともあったんですけど、
休日に仕事の連絡が来ることとか、
それはフリーの時にもう分けなくなってから多少気が楽になったところがあって、
仕事しなきゃいけなかったらもう僕じゃないと思うんで、
それは土日だろうがやっぱりある程度は仕事のことも考えないといけないし、
だからといって家族を見てないわけではないんですけど、
今子供と遊んでるのも、エンジニアやってるお父さんとして接してるみたいな、
そういうニュアンスなんですよ。
なんかちょっと不思議だなって思うのが、
休みの日別に趣味プログラミングするわけでもない、
でもああいうものを生み出せる能力があるっていうところの、
その現実がなんかすごいなって思っちゃいますね。
なんか私なんかは結構、もうずっとプログラミングしてられるんですよね、結構。
してられるというかしてるんですよね。ずっと仕事してるんですよ。
別にそれができちゃう、できちゃうというか、
仕事がもしなかったら趣味のプログラムを書き始めると思うんですね、多分。
だからその、そういうことは自分で自然にイメージできるんですけど、
そうじゃないのにあくまでも仕事と割り切ってプログラムを書いてるのに、
あのクオリティのものが出てくるんだっていうのが、
ちょっとなんか自分と違うところがあって、すごい面白いなって思いました、単純に。
1:12:03
でも仕事だからも常にインプットもするし、
仕事だから、あの地図とかも仕事につながるかなと思ってる打算的なところもあって、
なんか自分の沸き上がる好きとかだけじゃないと思うんですよね。
FGLの勉強になるかなとか、そういう気持ちもあるだろうし。
だから仕事がなかったらやってないっていうのはそういうことなんですけど。
へー、面白いな、面白いですね。
いやこれ別にバカにしてるわけではなくって、
単純に自分の中で結構今新しいものを見つけた感じがしてちょっと興奮しちゃってるんですけど、
面白いですね、なんか。
もしそうだとすると、
じゃあ例えば岡部さんが働かなくて良くなったら何をしたいんですか、そういう時って。
結構俺だったら、働かなくていいんだったらずーっと趣味のプログラミングをしたり、
例えばゲームしたりとか、
あとなんだろうな、どうしようもないことやると思うんですよ。
しょうもない人生送っていくと思うんですけど。
でも多分やっぱりなんかデジタルだったり、ITだったり、
なんかしらこうやっぱり電子的なものに、
プログラミングに通ずる何かみたいなものをやっぱ好きなのかなって思うんですよね、私は。
でもそうじゃないとしたら、仕事だからプログラムを書いてますとか、
仕事だから表現につながりそうなインプットを意識して取ってますとかっていうことだとすると、
それがパッてなくなったら、
じゃあ純粋に自分がやりたいこととかしたい、ありたい自分ってどういうものなんですか、そうなると。
なんか休日にやってることなのかなって思ったんですけど、
子供と遊ぶ、お酒を飲む、散歩する、映画を見る。
で、このうち映画を見るは、おそらくこの仕事のインプットみたいな目的があるんじゃないかなと思って、
純粋に楽しんでない気もして、
そう思うと、子供がいつか育ったら、
お酒を飲んで散歩するしかなくなってくるんですよね。
それだけ残っちゃうとちょっとなんか嫌な感じになりますね。
っていうぐらいやっぱりあんまり空っぽに近いんですよね。
なんか本当なんか不思議な感じがするな。
別にその良い悪いではなくて、
なんかすごい不思議な感じがします。
本当にアウトプットされている内容を見ると、
すげえプログラムバリバリ書いてますみたいなものをイメージしちゃうというか。
1:15:03
でも実際に会って話したりしてみると、そういうタイプではないなっていうのはすぐわかる。
めっちゃ理系のディスプレイにかじりついてるみたいなタイプではないなっていうのはすぐわかるんですけど、
それにしてもなんかその温度感ちょっと不思議な感じもしますね。
なんか結構、これも私の勝手な一緒なんですけど、
岡部さんって結構写真のイメージがあって、
で、ちょっと小ノートに書いてくださった内容の中にも、
写真の専門学校に行かれたとかっていうのがあると思うんですけど、
なんかそこら辺は別にその生涯の趣味みたいなところではないんですか、写真は。
これは違いましたね。
違うんですね。
いや、めっちゃあの、これもしかしたら、
見たことある人は想像つくと思うんですけど、
岡部さんのその写真が結構サイト上とかに掲載されているのを見ると、
もうめちゃくちゃ、俺は好きなんですよね。
やっぱり家族の感じとかがすごい伝わってくる写真で、
いわゆるなんか素人がちょっと、
その撮ってみましたっていうのとは明らかに違うなっていうのがもう、
見てわかるレベルで違うと思うんですけど、
そこはじゃあなんか違うんですね。
違いますね。最近全然撮ってないですけど。
不思議な感じだな。
じゃあ写真はどういうものなんですか、その岡部さんにとっては。
あーでも、一種の修行のツールではあったと思います。
その根を磨く、磨いてもらった部分はあると思うんですけど。
なるほど。なんかその、仕事にやっぱりつながってる部分があるんですか、そうすると。
その写真を始めたきっかけも、その落書きの西田さんが、
雑誌で一眼レフを構えてたんですよね。
それ見て、デザイナーは写真を撮るのかと思って、
そこからあいに写真を始めたんですよね。
で、まぁそこから写真はいちいちすごい好きで撮ってて、
ウェブをやめて写真をやろうかぐらいに、
追って専門学校行ったんですけど、
写真を撮ることって、個人的に撮ってる分にはいいと思うんですけど、
仕事にしようと思ったら、その場を作る能力が全てだなと思って、
その、ただシャッター切る人、シャッター切るのって別に誰でもいいはずで、
そこまでに至るいろんな人と物のアレンジだったり、
現場の空気作りみたいな、人間性が大事だなと思って、
1:18:04
僕はちょっと向いてないなっていうのがすごい思ったんですよね。
そこからウェブに戻るんですけど、
写真は、でも確かに写真は、暇になったら撮るかもしんないですね。
言われてみたら気づきますけど。
今までは結構なんか、その、岡部さんの中では仕事だからに近い感覚というか。
もう半分あったと思ってたんですけど、確かに、
時間があったら撮るかもしれないなと思いました。
いや、なんかそこ、今気づくってなんか面白いですね。
いや、めちゃくちゃあんないい写真撮れるんだったら、
日常的にバシャバシャ撮ってるのかなって思ってましたけど、
そういうわけにはいないんですね。
いや、カメラ重いし、子供と遊ぶのは本当に楽しいんで、
そこにすごい邪魔なんですよね、カメラが。
あー、なるほどね。
で、なんかカメラ持ち出したら、
絵になる瞬間を探したり作ろうとしたりして、
なんか、絵描きじゃなくなりそうだなっていうところもあって、
なんか僕は、そんな、
なんか、湧き上がる思いでシャッターを切るんじゃなくて、
絵的になんか、綺麗みたいなこととかを狙って撮るタイプだったんで、
邪念まみれだったんですけど、だから、
そういう意味ではやっぱり、あんまり楽しくはないのかもしれないですね。
なんかすごい今日はいろんな不思議な感覚が、
いい意味ですよ、いい意味ですごいいろんな不思議な感覚が自分の中に湧き上がってくる回だな。
いやなんか普通に考えたら、あんな風に写真撮れるんだったら、
子供のこととか撮りまくりたいんじゃないかなと思っちゃいますもんね、普通に考えると。
いや、奥さんとかも撮れよって言いますね。
撮れよって言うの?
いや、絶対そうですよね、なんか、
残しとける能力があるんだったら、
俺だったら撮りまくるんじゃないかなって思っちゃいますけど、
なんかそこの捉え方が不思議というか、
でもわかるんですよ、逆に荷物としてデカすぎるというか、物理的にもデカいし、
持っていることによってそっちに意識が行ってしまうっていうのも、言われればまあわかるんですよね。
それよりも自分のこのフィジカルな体験だったり、
目の前にいる子供を見ている自分の感情だったりを大事にしているんだって言われると、
なるほどってなるんですけど、
でもなんかパッと、ああいう写真が撮れるスキルがあるってなったら、やっぱ撮っちゃうんじゃないかなって思っちゃうんですけど、
1:21:07
そうじゃないんだなっていうのが、
なんかすごい不思議な感じがします。
だから本当にこれ変な意味じゃないんですけど、だいぶ変わってんなっていうのが、
岡部さんだいぶこれ普通じゃないなっていうのが徐々に明らかになってきてますね、私の中で。
変な意味じゃなくていい意味なんですけど、すげえなって思ってますね、今。
じゃあ結構、俺の中で結構その写真めっちゃ好き、めっちゃ普段から撮りまーすみたいな感じだったら、
なんかそういうところがどうウェブ制作につながるんですかみたいな話とかも聞いてみようかなっていうのがあったんですけど、
なんか全然そういうものじゃないんだなっていうのが、逆に面白かったです、あの話は。
いや私写真とか本当できないというか、
そういう勉強も全然したことないし、なんか日常的にもそんなにカメラ、スマートフォンのカメラとかも別にそんな使わないっすよ。
例えば最近早起きして朝散歩するようにしてるんですけど、
別になんかめっちゃいい天気で川の光とかキラキラ反射してて綺麗だなって思うけど、それ写真に撮りたいとは思わないですよね、別に。
なんかそのまま歩いていくんですよ、ただ淡々と。
だからなんかその写真を撮る人たちの思考回路ってどんなんなのかなっていうのは単純に興味があったんですけど、
なんか岡部さんみたいな人もいるんだなと思って、面白いなと思っちゃいました、単純に。
うーん、全部たさんでやってたっていうことが自分でも話してて。
でもわかんないですよ、本当にね、なんかお子さんたちがいつかはやっぱり育っていくわけじゃないですか。
そこでもしかしたらね、再び脚光を浴びるかもしれない、そのね、自分の中で写真というスキルが。
超憧れちゃいますけどね、なんかいい写真撮れる、なんか本当に、
なんかすげー小学生みたいな感想いきなり言っちゃいますけど、なんか写真撮れるってもうかっこいいなって思っちゃいますけどね。
羨ましいけどな。
いやー、気軽に撮ってる分には本当いいんですよね。
多分なんか考えちゃうんでしょうね、一生懸命。
こう撮んなきゃいけないんじゃないかみたいなこと。
それがやっぱどっちかっていうとストレスというか重荷になっちゃうというか。
まさにまさに。
その感覚味わったことないです。
1:24:00
なるほどなー。
でもいいですね、なんか子供と遊ぶのが楽しいっていうのはすごいいいことだと思いますけどね。
独卒さんは子供が小さい頃ってどういう接し方だったんですか?
いやもう普通になんか仮面ライダーの怪人役とかやってましたよ。
あとはうちの場合はもうお金がとにかくなかったんで、
本当になんていうのかな、なんか物買ってやるとかはできなかったんですよ。
親の立場で何か子供のために買ってあげるみたいなことが本当にできなかった、家計的に。
なので、じいさんばあさんというか妻のご両親がたまにお泊まりに行って何か買ってもらって帰ってくるっていうことでしか物欲を満たしてあげることはできなかったんですね、うちの場合は。
だから自分がやってあげられるのって体験の方しかなかったんですよね。
何か物を与えたり、あるいは例えば旅行に連れてってあげたりとかってお金がかかるアクティビティはもうできなかったですよね、基本的に。
だから本当に一緒に遊んであげるとか、そういうことしかね、やってあげられることがなかったですよね。
だからまあ本当にできるだけ一日中付き合ってあげてましたよ。
当時はプログラマーでもなかったから、日曜日とか土曜日、日曜日とかはもう遊んであげる、ひたすらっていう感じでしたね。
まあそれもあのやっぱり一定の年齢までですけどね、その子供の方も別に親と遊びたいっていう感覚じゃなくなってくる世代にやっぱなってくるじゃないですか、だんだん。
そうなってきたら話は別なんですけど、それこそ6歳ぐらいの時とかはもうずーっと遊んでましたね。
そのぽっかり開いた穴はどう、埋めたというか、埋めた感覚ってあるんですかね?
いや、埋めた感覚別にないかな。
うちはちょっと特殊かもしれないですね、やっぱりあまりにも腹の板上な感じの人生というか、ちょっとここでは言えないけど、いろいろなことがありすぎて。
いや、本当正直に言えば、もう子供のことを見ている余裕もないっていうか、それはなんかすごく申し訳ないかったなっていうのもあるし、
今思い返してみるとですね、当時はもう必死でしたけど、あとは私自身が若かったですよね。
自分が20代前半とかで小学生くらいの子供とかがいて、ほとんど兄弟ぐらいのレベルなんですよ。
1:27:04
歳の差的には、親と子っていうよりは兄弟に近いんですよね。
だから遊んでる時も別に自然に遊んでられるというか、お兄ちゃんと弟が遊んでる感覚なんですよ。
体ももう全然若いから、もうバキバキに鍛えられてるから、もう全然減っちゃらなわけですよね、子供と遊んでると。
だからまあ、そういう意味ではなんかすごくいろいろ遊んであげたりはしたんですけど、
まあでもやっぱり自分が若いから、その人としてまず成績してないというか、トラブルをいろんなとこで起こして。
本当に恥ずかしい人間というか、本当に誇れるような人生じゃないんですよね。
だからそういう意味ではすごくかわいそうだったなという面もなくはないというか、
ちゃんと、だからいわゆる普通のお父さんと子供みたいな感じの関係とはちょっと違うかもしれませんね、うちの場合は。
自分がめちゃくちゃやってたから、そのせいで。
もういつかすごい聞きたいですね。
いや、そこはね、ちょっと電波に乗せてしまうとまずいですね、そこは。
まあまあまあ、ギリギリ警察沙汰にはなってないぐらいの感じですよ。
本当に。
だからなんか、その岡部さんがおっしゃったような、穴が開いたみたいな感覚はあんまりない。
その、いや自分も必死だったので、あんまり覚えてないですね、正直。
だから今も、別になんか親子の関係として破綻してるわけではないと思うんですけど、
まあいわゆる普通の男親と息子の感じですよね。
別に特に話すことはないっていうか、なんかその、お互い別に言うこともない。
だからその、妻またはお母さんを介してやりとりしている感じですよね。
あんたお父さんに何々言って、言うわよみたいな感じの。
だから直接はお互いになんか言わないんだけど、こう、間にいる人がなんかいろいろやるみたいな感じですよね。
まあだから、ちょっとなんか、そうですね、なんか岡部さんの質問の答えになってないのかもしれないですけど。
そんな感じですね、うちは。
聞いてみたいな、いつか。
そう、だから結構なんか、結構このノーマライズFMのゲストの皆さんもそうなんですけど、みんな子育て真っ最中なんですよね、大体。
1:30:04
でも私もう終わっちゃってるんですよ、すべてが。
だから結構視点的にはもう人生をいかに終わらせるかに向いてるんですよね、目が。自分の視点が。
本当に老後、老後って言うとちょっとおかしいんですけど、もうあとは自分がどう生きていくかなんですよね、結構。
みんな多分、同世代の人たちはみんなこう、子供とか奥さんとかね、その家族のことを含めていろいろ考えてると思うんですけど、結構もう私は自分が後はどう死ぬかってことだけしか考えてないっていうか。
っていう感じがあって、そこの温度差みたいなのはやっぱり、これも別に変な悪い意味ではないんですけど、ちょっとみんなとは違うんですよね、なんか感覚が。
なんか例えば、最近その、この今配信してるのも家から配信してるんですけど、この家は普通にマンションを買ったんですけど、
これもなんか、自分が万が一死んじゃっても家が残るなとかそういう感じで買ってるんですよね。
その、路頭に迷わずに住むなっていうか、残された家族が。
でもうちは結構、歳の差、夫婦なんで、私が今41とかで、もう10個以上離れてるんですよ。
だから、これ大げさじゃなくて本当にマジで老後になってきてるんですよね、年代的に。
だから、もし俺がここで今死んじゃったら、もう働けないですよ、歳的に。
昔みたいにバリバリ働くっていうのができない世代に入りつつあって。
これ家買っとけば、万が一死んじゃっても保険でその残済がなくなるような契約にしておけば、家がまるっと残るんですよね、仮に俺がいなくなったとしても。
そしたらまあ、住む場所がなくならないじゃないですか、最低限。
とか、なんかそういう感じのことを考えたんですよ。
だから、たぶんみんなとそのステージがちょっと違うというか、視点が違うんですよね。
たぶん岡部さんくらいの世代で、しかもお子さんがまだ小学校とか幼稚園、保育園とかだったりすると、
教育にこれぐらいお金必要だよねとかっていうのを、まあ2人で考えたりすると思うんですけど、
そういうのが、はるか昔のこと過ぎても、ちょっと感覚が違いますね、みんなと。
なんかそういうフェーズに入ったときに、このウェブにどう向き合ってるのかなっていうのを聞きたいと思ったんですけど、
1:33:06
さっき、変質的にこだわるっていう、そのドクサスさんの性質を聞いて、
参考にならない部分もありそうだなと。
なんか他の状況があって、ウェブJLへの思いが変わることはない人なんじゃないかなと思って。
なんか僕の場合、例えば子供とかが張り合いになったりとか、
多少なりとそこでお金を稼ぐ必要があるからやってると思うんですけど、
ドクサスさんの場合、お金が発生しなくてもやってるってことなんで、
どんな状況でもやってるんでしょうね。
まあそうかもしれないですね。
[音楽]
はい、今日もすごくいろんなお話を聞いてですね、私も。
なんかすごいいろんな発見があって、いろんなところを刺激されたような回になったんですけども、
時間もいい感じになってきましたので、いろいろ話したいことはまだまだあるんですけども、
今日はこのあたりで締めていきたいと思います。
じゃあ、あと岡部さんの方からお知らせなどありましたらお願いします。
せっかくなのでちょっと言わせていただきたいんですけど、
マウントではエンジニアとディレクター、TMを募集中です。
ぜひ、あのサイトとかツイッターとか見ていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
これはなんかどういうルートでご連絡させてあげればいいですか?興味がある方は。
サイトにも募集の情報ありますし、ツイッターでも固定ツイートにあるので、
ぜひ、どこからでも、ポンテッドリーとかに出てるとおもいます。
その辺とかから、普通に連絡すればいい感じですね。
今日、マウントの中でどんな感じでやってるかっていう話もしていただいたので、
多分これ聞いてる人たちの中でも興味を持たれた方いるかもしれないんで、
ぜひ、多分その面接には岡部さんがいるってことですもんね。
はい。いるときもあれば。
いるときもあれば。
俺が若かったらな、もっとピュアだったら、ピュアな私がいたらちょっとウケたいぐらいなんですけど。
1:36:04
本当に今日は会社の中の話とかもすごくラフな感じで話してくれて、
すごい面白い話題をいろいろ提供していただいてありがとうございました。
本当に上手に、上手に、いや、何ですかね、引き出していただいてというか、
うまく転がしていただいて助かりました。
いやいやいやいや、もう。
ありがとうございます。
ちょっとあんまりおしゃべりするの得意じゃないとかっていう人も中にはいると思うんで、
そういう中でこうやって出てくれるだけでもめっちゃありがたいなって思ってますので。
またこれからもWebGL案件とか多分やられることあると思うんで、
また私もちょいちょいウォッチしていこうかなと思っております。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
では最後にノーマライズFMのいつものお知らせになりますけども、
ノーマライズFMでは#のノーマライズFMというそのまんまのハッシュタグで、
ご意見ご感想などを随時募集しておりますので、
何か感じたこととか、感想とか本当に気軽につぶやいていただけましたらありがたいです。
じゃあ今日はこれで終わりにしたいと思います。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
(♪ BGM)
……。
01:37:53

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