2020-07-21 24:18

【GMV 191】HSPは克服するべきものではない

繊細であるのはいいこと
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おはようございます。グッドモーニングバイブスです。
今、久しぶりにリテイク中なんですが、暑かったんですよ。
すごい暑くなりまして、なんかこれが現実に教えてもらうということだなと思いました。
毎日ここにこの時間で撮れば、計画通りに行くとか思ってもダメなんですよね。
かつて、これまだ190回ぐらいなんで、一度も夏を迎えたことがなかった、そういえば。
冬の頃から録音していて、トータルのポッドキャストは前からやってたのがあるんで、それは夏でもあるんですけど、
うちの方は初祭でクーラーかかってた時にやってたんで、
換気扇とかクーラーとか、僕も極力気にはして止めてるんですけど、正直完全にそこまでするつもりはないんですよね。
そこまであらゆる人に聞いていただきたい。聞いていただく以上はなるべく良い環境とは思うんですけども、
ここから先踏み込むと結構大変な割に、そこまでするようなものでもないなっていうのがあるので。
編集とかも一切してないですしね。実は編集された音声って好きじゃなくて、
間飛ぶじゃないですか。もう喋ってる人間がいけないんですけれども、ここで考え込むとかは、この放送内容においては結構大事だと思っているんで、
一切カットとかもしたくないんですよね。自動でカットできるやつは私も持ってるんです。やろうと思えばできるんで、
しろよっていう風に思われるかもしれないんですけど、倍速で聞いていただくとか聞く時には聞く人の全部自由だと思うんですけど、
自分としてはこれはこのまんまじゃないともう一つ意味ないなと。 これがタスクシュートの使い方とかならもうバンバン切って、
ひたすら情報を売ってるのでいいと思うんですけど、ケースバイケースだなと思うんです。 今日はこういう話では若干関係あるかな。でも基本的には違う話で、
HSPというテーマでいこうと思うんですね。
であれ、HSPではわからんという方もいらっしゃると思うんですが、ハイセンシティブパーソナリティかなと言えばわかるかな。
繊細すぎる人たちという、 病気ではないんですよ。ここのどこにもディスオーダーとかないですね。
パーソナリティは性格、人格なんで、性格の特殊性っていうこと。 これgoodvibes いつも聞いてる人は
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よくご存知の通りパーソナリティは 格別問題視しない方がいいということで、
本人は困ってるんで、その 繊細さんという本も今すごい売れてるんですよ。
で 僕も読んだんですけれども
その この問題って
ハマるとハマっちゃうんですよね。そういう意味でちょっとこう 脅迫神経症と似てるなと思うところが僕なんかにもあるんですが、
あの手を洗うのがやめられないとか。 私あれ、ちなみにですね、鍵をかけるのが気になってしょうがないが一番
世の中では、どうかな、コロナだから手を洗うのをやめられない人も多そうですけどね。
まああれはパーソナリティではないんですよね。 オブセッションはパーソナリティとは言わないからやっぱり
病気という定義付けのコンセンサスが少なくとも心理学の世界では広く受け入れられている。
HSP に関しては病気とは言えないんじゃないだろうかっていうのが今のところの
あのみんなの感覚ですね。 まあこれも変わることもあるんですけどね。
で、この話、一番
長々と前振りから喋ってるとすぐ20分超えるということがわかったんで、先に結論からやっぱり行くのがいいと思うんですけど、
僕が思うにですね、この克服しようとしないことがまず必要かなと思って思います。
多分、気にしすぎだっていうことを何とかしようとしちゃうと思うんですね。
本人も辛いですからね。もっとこう、ずぶとい人になれればいいのにみたいに思う人が結構いると思うんですよ。
で、これをやめることがまず先決かなと思うんですよね。
えーと、感度っていう問題で考えた時に
今の車って擦りそうになるとセンサーがピーピー言うの。
まあ大概の人は経験していると思うんですけど、うちの車も言うんですね。 あれ、ある程度以上運転ができる人間にしてみると実に鬱陶しいものじゃないかと思うんです。
私もそうなんですけど、こんなところ擦らんよっていうところでピーピー言い出すわけですよ。
で、ピーピー言われると気にならざるを得ないじゃないですか。
気にするんだけど、やっぱりどう考えても擦るような位置関係じゃないよなと。 たまには助かるんですよね。気づかなかったことがあったりするんで。
でも、ピーピー言いすぎるんで、トイペットとか行って直してもらえばいいんですけれども、
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自分では感度をある程度以上、ある程度は大きくしたり小さくしたりできるんですけど、はっきり言って感度を良くする方向はほとんどありえないほど、若葉の人でもこれでは意味ないだろうっていうぐらい感度良くはできるんですけど、感度悪くはなかなか大してできなくて、
もう少なくとも1メートル弱は感度悪くしたいというのが本当のところなんですけれども、まあそのままになっているからいちいち尺入れのたびにピーピーピーピーピーピーって言い続けられるわけですが、これつまりHSPなんですよね。
で、自分の中でピ音が鳴りすぎるとうるさいということがあるので、当然これを感度悪くしたいわけなんですけれども、私たちは車じゃないんで、トイペットの代わりに精神分析を受けたからといって感度が悪くなるとは限らないですよ、当然。
で、まあそんなことを期待するわけにもいかないだろうから、多分気にしすぎないようにしましょうみたいなものが昔は書いてあったんだろうけど、さすがにそれでは何の意味もないので、最近は違うことがいろいろ書いてありますよね。
でも、突き詰めて言うと話が自己肯定感になってみたり、様々他の人にも言っておくとかそういう話になるんですけど、そんなに魔法のようなライフハックはこの際ないので、そこでみんな悩むと思うんですけど、
このピ音ですがしかし、やっぱりですね、私周りが気をつけるというのも多分リアル、リアリティないなって思うんですね。私自身はどちらかというと無神経な人間なんで、非常に簡単にピ音鳴らしていると思うんですけれども、それは申し訳ないとは思いますが、直せるとは思わないんですよね。
なぜなら見る世界違うんで、ここがかなり大事なところだと思うんですよ。人によって見る世界は違うから、同じHSPだからといって同じ感度なわけじゃないんですよね。実は感度は全員違うはずで、しかも車じゃないんで、こういう音はダメだな、そういう音はいいとか、こういうどなり声はダメだな、女の人なら大丈夫とか、すごいあると思うんですね、その辺。
で、これはですね、全てそれには意味があると思うんです。この点では先生さん向けの本とか言っていることとそう違わないんですけれども、もっとですね、本はどうしても一般論によらざるを得ないんで、もっとこう、具体的に自分がそうだということで特に悩んでいるならば、対処しないといけないと思うんですよ。
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具体的というのはつまり、自分はどういう感度を持っているのかということを、もっともっと詳細に詰めていくということですね。
例えば、自分じゃない人が怒られていても気になる、自分が怒られたような気がするっていうのがよく出てくるんですけど、
それは大変抽象的ですよね。 誰なのかっていうのはすごく大事なことだと思うんですね。
例えば、自分じゃない人が怒られているといったときに、 例えばですよ。
自分ではない、自分は関係ない痴漢が、 関係ないですよね。電車でたまたま
鉄道警察官に怒られているというのを見て、とても心が痛むのかと。 これとですね、自分とすっごい仲のいい同僚が
例えばこの先生さんが女性だったとして、いつも一緒にいるぐらい 親友のような友達の女性が
すごいパワハラの上司に怒られている。 これも自分が怒られているわけじゃないのに気になるってケースですよね。
これとさっきの痴漢が鉄道警察員に怒られているのが同じように感度鋭く響くのかどうかとかですね。
抽象的じゃダメだと思うんですよ。話が抽象的だというのは、自分じゃない人が怒られていてもとても気になるんです。
そういうあなたは優しい人ですっていう話じゃ不十分だどうか思うんですね。 その通りなんだけど、優しいと言ってもいろいろですよね、やっぱりね。
痴漢が怒られていてもすごく心が痛むって言うほど優しいのか、 それだったらもっと警察厳しく取り締まれよとか思うのか、すごく僕は違うと思いますね。
光とかもそうなんですよね。 激しい光とか強い光が苦手ですと。
なんかすごい怪しげなことをしている時にいきなりババババッとスポットライト浴びたりするドラマとかアニメとかあるじゃないですか。
ああいう時の光はかなりずぶとい人でも苦手だと思うんですよ。 光が苦手というのはどういうことなのかと。
何色だったら苦手なのかと。 私のですね知り合いにまたかなり変わった人がいて
寝る時あのオレンジ色のやつあるじゃないですか。 あれがついてないと寝られないっていう人がいたんですよ。
これは行動心理学だろうなと思う。条件づけだなと思ったんですけど。
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例えば真っ暗だと眠れなくなるんですよね。 心臓高まって。
かといって薄ぼんやりでも蛍光灯の白いのだと眠れない。 めんどくさいなという感じなんですけど。
えっと これ多分ですね何かあったんだと思うんですよ。
つまりピーオンは人間の場合は機械じゃないんで 機械的になるわけじゃないんですよね。
アルバート坊やっていう悪名高い心理学の実験がありますよね。 アルバート坊やという多分実名なんじゃないかわかんないけど
白衣の女の人が怖くなる。 恐怖症を植え付けるんですよね。
ワトソンという古典的な行動科学者。 で白いウサギを見せた時にもガンガンガンってすごい怖い音を鳴らすとその坊やは白いもの全体に
対して恐怖症を感じると。 悪名高そうな実験ですよね。
これはただ人間の能力で繁華というものを明快に示したし 恐怖症とそれを結びつけたので非常に
高く評価もされているんですけどそうは言ってもワトソンがやったのはどう考えても倫理的にあれだろうっていう
まして赤ちゃんですからねアルバート坊や
ということがあったんですけど私たちは繁華ということをしますね。 例えば赤いトマトを食べて
赤いトマトを食べて腐っててお腹を壊したと 以来赤いものが食べられなくなる。
おかしい本当はね。 でも黄色いトマトなら食べられますとか言うんじゃない?一層おかしいですけれど
繁華ってそういう面があります。 つまり一般化しちゃうわけですよね。
ある種のものとある種のものを結びつけて。 さっきの白いウサギと白いの
看護婦さん、何の関係もないんだけどその坊やは白が ダメになったと。
その子その後どうするんだよって話もあるんですけどその後 白いのを見ても大丈夫なように行動科学は条件づけを
上書きできるって理論を持っているんで 上書きは確かにできるんですけれども
大変問題のある実験多分ねなんかその後 成人になって白いものを見て急に怖くなるっていうことが起こりうるんじゃないかと
思うんですよ。 でそれは
えーと
すっかり忘れていればその子にとってはその子 あるいは自分をHSPだと考えるかもしれませんね。
HSPだと自分を持っている方が この種の行動科学の条件づけをかつて受けたことがないことを証明することは
ほぼ不可能だと思います。 もちろん全て条件付けだというふうには今では考えないです。
一時1970年ぐらいは心理学では全て条件付けだと考えてた時代もあったんですよ。
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だからこのHSPなどというのは絶対条件付けで説明されるだろうなと思うんですけど 今はさすがにそうはしません。
そうはしませんが条件付けが含まれているという可能性は私はかなり高いだろうとは思うんです。
で 私のさっきの説明の仕方はどっちかっていうとこうフロイト的で
何が正しいかってことに私たちは敏感だってことをむしろ感じるんですけれども
つまりこの人が怒られるのは正しいことなのかって考えている可能性が繊細な人の考え方の中には少なからずあると思う。
それがいけないという話ではないですよ。むしろ当然そう考えるだろうってことです。
つまり本当に刺激に反応しているのか、もしかするとそこには正義感のようなもので反応している可能性って少なからずあるはずなんですよ。
その時期に私たちがいつも、私が特に感じるのは僕らは
すごく反応の仕方が個別具体的にいちいちものすごく違うので
例えばすごくですね繊細だという人が実はすごくただ正義感が強いのかもしれないわけですね。
正義感が強いと言ったって
世界中取り締まりに走っていくというよりはどっちかというとさっきのようにやっぱりですね
ごく小さな世界で起こる出来事に関してそれは良くない、それは構わないっていうジャッジをしているわけですよね。
このジャッジはグットバイブスの言葉を借りるまでもなくですね、このジャッジは多くの場合身付けなわけですね。
しょうがないんですよ。身付けで僕らがジャッジしてしまうというのは。
今の文脈で言えばしょうがない。グットバイブスでこれを取り除くみたいな話を始めると違う話になっちゃうんで
今日は繊細という話で
いきたいんですけど、つまり自分の繊細さを
センサーをですね、反応させないとダメなんじゃないかと。 ここが逆になりやすいですよね。
本で逆を推奨されているという話ではないですよ。 ただ逆になりやすいと思うんです。もっと無神経になろうとか。
これはですね、気がつかない人に気づかせようというのと同じで無理なものですよね。
無理な上にきっとその望んだ結末、結果を得られないと思います。
センサーを発揮させてみるしかないと思うんですよ。 発揮させないと自分のそのセンサーがどのような条件でどのように敏感に働くのかが
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さっぱりわからなくて、 しかも自分は繊細だという
ハンディを抱えているかのような感覚になってしまって、 辛いだけなんじゃないかと思うんですね。
ではなくて
反応させてみることによって、 なんていうのかな、生かし方がわかるような気がするんですよね。
だってセンサーが反応するというのは基本いいことではないですか。
これが反応しないんだったらですね、世の中においしいものがいくらあっても味がしないし、
コロナの話みたいですけど、 匂いもしない。
センサーってそういうことですよね、究極的には。 ビビるとは限らないわけですよ。
ビビるのはビビる必要があるからビビるんですけど、例えば厚切るものを
飲んだら猫舌の人が痛みを即座に感じるように感じるんですけど、とはいえこれ感じなかったら
熱いものを食べても冷たいものを食べても同じになっちゃいますよね。 原則としてセンサーが働かない方がいいってことはないと思うんですよ。
これだけの努力を脳が払ってセンサーを成立させているわけなので、
気づかないのに比べれば気づく方が本当はいいわけですけれども、
HSPの話になるとそれが逆転しちゃうんですよ。 せいぜい優しいというかなり抽象的な固定的なワードが出てくるだけで、
優しいだけじゃないと僕は思うわけですね、さっきの鉄道警察官の話をしても思うのは。
もっとこういろいろあるはずで、 そこにですね自分らしさっていうものが
出ると思うんです。全部HSPでくくってしまうとはもったいないですよね。 かなり多くの人が
センサーのAビンであるということで悩むぐらいならば、 そもそもこのトヨタの私の今の車だってわざわざ取り付けた機能じゃないですかこれ。
もともとこんな機能はなかったわけですよ。 P音鳴ったりしませんでした。擦りそうになって、いや擦ったってね。
ガリガリとか突然言うだけでしたよね。 いいことなわけですよこれは。まあ僕はうるさいとは思ってますけども、
基本的には。 で、いいことだというふうに捉えた場合に、
車のP音はネガティブな事態を防ぐための意味しかありませんけど、 人間の感覚はそうではないので、
きっと何かそれはですね、 最終的には役割って話になって、だからみんな違っているっていうことを途中で
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言ったのは、そのみんな違っているのが大事って言ったのはそういうことなんですけど、
ズレがあるわけですよ。 でややもすると、これもGood Vibesでも頻繁に言われていることですが、ややもすると
ズレは悪だってことになりやすいんですよね、私たちの社会は。 どうしても
あいつはズレてるって言われると、これ悪口ですよね、完全に。 でもみんなズレてるわけで、ズレてることはいいことなんですよ。
どう考えても。 ところが、
本当にそれが何を意味するかはあまり検討されず、 あの人ズレてるよねっていう時には、
ズレを排除さえすれば世の中は良くなるような、 なんかこう結構怖いイリュージョンがですね、
私たちの社会には、なんかね、これは決して日本の特徴とかじゃないと思うんですよ。 世界中にこういう現象があるんですよね。
ズレを排除したいというね、 除去したいとか除去したいとかになるとかなり穏やかじゃないんですけどね。
そこには密かに殺すってことを必ず含んでたりしますからね。
で、 結局その無神経てのも同じで、つまりズレてるってことなんだけど、
ズレてるんですよね、みんな。 ズレてるに決まってるわけです。
生身なんで。 で、ズレてなきゃいけないんだと思うんですよ、やっぱり。
そう考えてみると、
繊細な人は繊細な人の中で すでにズレてると思うんですね。
それが私が今回言いたかったことなんだけど。 このズレを単にズレてるだけでなく、
単に過ぎる、なんとかトゥーマッチとかいう話だけじゃなくて、 どうズレてるのかが大事なんだろうと。
どうどのくらいっていうことですよね。そういうのは全部、 全てが自分だけのものなので、
その実体というのかな、実体とか正体というものに 迫っていくというところにですね、
究極的には自分の好きなものがあるんじゃないかなぁと 思うんですよね。
好きってズレじゃないですか。 好きなものについてそうでもない人に向かって
むやみに説明しても大体相手は何の反応も 示してくれないですよね。それぐらい自分の中では
好きというのは強烈だから、なぜ理解されないんだろうって 思うぐらいじゃないですか。
このぐらい違うんですよね。 かなり理解し合える関係であったとしても。
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そういうことが、今の先生さんの売れてる本を読んでみて、
もっと言われてもいいんじゃないかなというふうに 思ったわけです。
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